JP2010502637A - 積層触媒床を使用するアルキル化触媒の失活の減少法 - Google Patents

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Abstract

本明細書ではアルキル化触媒の再生を最少化するアルキル化システムおよび方法が考察されている。該アルキル化システムは一般的に、アルキル芳香族炭化水素を含む投入ストリームを受け入れ、該投入ストリームを、その中に配置された第1の予備的アルキル化触媒と接触させて第1の排出ストリームを形成するようになっている予備的アルキル化システムを含む。第1の予備的アルキル化触媒は一般的に、Yゼオライトを含む。該システムは更に、第1の排出ストリームを受け入れ、該第1の排出ストリームを、その中に配置された第1のアルキル化触媒およびアルキル化剤と接触させて第2の排出ストリームを形成するようになっている第1のアルキル化システムを含む。

Description

本発明の実施形態は一般的に、芳香族化合物のアルキル化に関する。とりわけ、本発明の実施形態は一般的に、アルキル化触媒の失活の減少に関する。
アルキル化反応は一般的に、第1の芳香族化合物をアルキル化触媒と接触させて第2の芳香族化合物を形成する方法を伴う。不幸にも、アルキル化触媒は一般的に、再生または置き換えのいずれかを要する失活を経験する。幾らかの失活はアルキル化システムへの投入ストリーム中に存在する毒からもたらされる。従って、アルキル化触媒の失活を減少させることができるアルキル化システムを開発する必要がある。
本発明の実施形態はアルキル化システムを含む。アルキル化システムは一般的に、アルキル芳香族炭化水素を含む投入ストリームを受け入れ、そして該投入ストリームを、その中に配置された第1の予備的アルキル化触媒と接触させて第1の排出ストリームを形成するようになっている予備的アルキル化システムを含む。第1の予備的アルキル化触媒は一般的にYゼオライトを含む。該システムは更に、第1の排出ストリームを受け入れ、そして第1の排出ストリームを、その中に配置された第1のアルキル化触媒およびアルキル化剤と接触させて第2の排出ストリームを形成するようになっている第1のアルキル化システムを含む。
1つの実施形態において、アルキル化システムは更に、第2の予備的アルキル化触媒を含む。
実施形態は更に、アルキル化触媒の再生を最少化する方法を含む。このような方法は一般的に、アルキル芳香族炭化水素およびアルキル化剤を、その中にアルキル化触媒を配置されているアルキル化システムに実質的に連続的に導入し、そして投入ストリームをアルキル化触媒と接触させて排出ストリームを形成する工程を含む。該方法は更に、アルキル化触媒の寿命に実質的に等しい期間にわたり、アルキル化システムから排出ストリームを引き出す工程を含む。更に、該方法は一般的に、アルキル化触媒と接触する前に、投入ストリームを第1の予備的アルキル化触媒と、そして次に第2の予備的アルキル化触媒と接触させる工程を含み、ここで第2の予備的アルキル化触媒がYゼオライトを含み、そしてここでアルキル化触媒の寿命が、複数の予備的アルキル化触媒と接触させない場合の、同様なアルキル化触媒の寿命より長い。
アルキル化システムの1実施形態を表す。 分離システムの1実施形態を表す。 予備的アルキル化システムの1実施形態を表す。
詳細な説明
序説および定義
ここで詳細な説明をする。添付の請求項はそれぞれ、別々の発明を規定し、それらは侵害の目的上、請求項中に明記された種々の要素または制約に対する同等物を含むものと認められる。文脈に応じて、以下に「本発明」と言及されるものはすべて、場合により、特定の実施形態のみを表すことができる。他の場合には、「本発明」の言及は1項または複数の、しかし必ずしもすべてではない請求項に引用された主題を表すであろう。次に、特
定の実施形態、バージョンおよび実施例を含む本発明をそれぞれ、以下に、より詳細に説明するが、本発明は、これらの実施形態、バージョンまたは実施例に限定はされず、本特許中の情報を利用可能な情報および技術と組み合わせると、当業者に本発明を製造、そして利用させ得るために含まれる。
本明細書に使用される種々用語が以下に示される。請求項中に使用される用語が以下に規定されない程度に対しては、当業者が該用語を刊行物および公開特許中に表されるものとして与えてきたもっとも広義な規定を与えられるべきである。更に、本明細書に記載されるすべての化合物は他に特記されない限り、置換されても未置換でもよく、化合物のリストはそれらの誘導体を含む。
用語「活性(activity)」は1組の標準の条件における反応時間当りに工程中に使用される触媒の重量当たりに生成される生成物の重量(例えば、生成物のグラム/触媒のグラム/時間)を表す。
用語「アルキル化」は他の分子に対するアルキル基の添加を表す。
用語「失活触媒」は特定の工程においてもはや有効ではないほど十分に触媒活性を喪失した触媒を表す。このような有効性は個々の工程パラメーターにより決定される。例えば、失活触媒は最初の触媒活性より約10%〜約95%、または約15%〜約90%、または約20%〜約85%、または約25%〜約80%、または約30%〜約75%低い活性をもつ可能性がある。更に、システムへの触媒の導入から、触媒が失活触媒になる時点までの時間は一般的に触媒寿命(または触媒の寿命)と呼ばれる。
用語「処理(processing)」は、限定的でなく、本明細書ではすべて互換性に使用される、撹拌、混合、粉砕、ブレンドおよびそれらの組み合わせを含む。別記されない限り、処理は1個以上の容器内で起ることができ、このような容器は当業者に知られている。
用語「再循環」はシステムの排出物を、工程内の同一システムまたは他のシステムのいずれかに投入物として復帰させる工程を表す。排出物は例えば、排出物を投入ストリームと合わせるか、またはシステム中に排出物を直接供給することにより、当業者に知られたいずれかの方法でシステムに再循環させることができる。更に、当業者に知られたどんな方法でも、複数の投入ストリーム/再循環ストリームをシステムに供給してもよい。
用語「再生(regeneration)」は、その活性が許容され得ないレベル/無効なレベルに到達した後に、触媒活性を再生させそして/または触媒を再使用可能にさせる工程を表す。このような再生の例は、例えば、触媒床上に蒸気を通過させる、または炭素残留物を焼き去る工程を含むことができる。
図1はアルキル化/アルキル交換工程100の1実施形態のスキームブロック図を表す。本図には示されていないが、工程のストリームの流れは、改変が、請求項により規定される本発明の精神に従う限り、ユニットの最適化に基づき改変することができる。例えば、いずれかの頭上留分の少なくとも一部を工程内のいずれかの他のシステムに投入物として再循環してもよく、そして/またはいずれかの工程ストリームを複数の工程ストリーム投入物に分割してもよい。更に、熱交換機のような更なる工程装置を本明細書に記載の工程に使用してもよく、このような使用は一般的に当業者に知られている。更に、以下に、主要な構成部品に関して説明されているが、以下に記載のストリームは当業者に知られたあらゆる更なる構成部品を含んでもよい。
図1Aに示される工程100は一般的に、アルキル化システム104(例えば、第1のアルキル化システム)に投入ストリーム102(例えば、第1の投入ストリーム)を供給する工程を含む。アルキル化システム104は一般的に、投入ストリーム102をアルキル化触媒と接触させてアルキル化排出ストリーム106(例えば、第1の排出ストリーム)を形成するようになっている。投入ストリーム102に加えて、アルキル化剤のような更なる投入物を、ライン103を介してアルキル化システム104に供給してもよい。
アルキル化排出ストリーム106の少なくとも一部は分離システム107(図1Bを参照されたい)に通す。分離システム107は一般的に複数の容器を含み、このような容器は排出ストリーム106の成分を分割するようになっている。図1Bに示されるように、以下に更に詳述される分離システム排出物120の少なくとも一部が、分離システム107から第2のアルキル化システム121(例えば、アルキル交換システム)に、アルキル交換投入物120として通される。
アルキル交換投入物120に加えて、更なる芳香族化合物のような更なる投入物を、ライン122を介して、代りにアルキル交換システムと呼ぶことができる第2のアルキル化システム121に供給して、その中に配置されたアルキル交換触媒と接触させ、アルキル交換排出物124を形成することができる。
投入ストリーム102は一般的に、第1の芳香族化合物を含む。芳香族化合物は置換または未置換芳香族化合物を含んでよい。芳香族化合物上の置換基が存在する場合は、例えばアルキル、アリール、アルカリール、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキル、ハロゲン化物および/または、アルキル化反応を妨げない他の基から、独立に選択することができる。置換芳香族化合物の例は一般的に、トルエン、キシレン、イソプロピルベンゼン、直鎖プロピルベンゼン、アルファ−メチルナフタレン、エチルベンゼン、メシチレン、ジュレン、シメン、ブチルベンゼン、プソイドクメン、o−ジエチルベンゼン、m−ジエチルベンゼン、p−ジエチルベンゼン、イソアミルベンゼン、イソヘキシルベンゼン、ペンタエチルベンゼン、ペンタメチルベンゼン、1,2,3,4−テトラエチルベンゼン、1,2,3,5−テトラメチルベンゼン、1,2,4−トリエチルベンゼン、1,2,3−トリメチルベンゼン、m−ブチルトルエン、p−ブチルトルエン、3,5−ジエチルトルエン、o−エチルトルエン、p−エチルトルエン、m−プロピルトルエン、4−エチル−m−キシレン、ジメチルナフタレン、エチルナフタレン、2,3−ジメチルアントラセン、9−エチルアントラセン、2−メチルアントラセン、o−メチルアントラセン、9,10−ジメチルフェナントレンおよび3−メチル−フェナントレンを含む。芳香族化合物の更なる例は、ヘキシルベンゼン、ノニルベンゼン、ドデシルベンゼン、ペンタデシルベンゼン、ヘキシルトルエン、ノニルトルエン、ドデシルトルエンおよびペンタデシルトルエンを含む。
1つの実施形態において、芳香族化合物は例えば、ベンゼン、ナフタレン、アントラセン、ナフタセン、ペリレン、コロネンおよびフェナントレンのような1種又は複数の炭化水素を含む。他の実施形態において、第1の芳香族化合物はベンゼンを含む。ベンゼンは例えば、新鮮なベンゼン源および/または種々の再利用源のような種々の原料から供給することができる。本明細書で使用される用語「新鮮なベンゼン原料」は例えば、少なくとも約95重量%のベンゼン、少なくとも約98重量%のベンゼン、または少なくとも約99重量%のベンゼンを含む原料を表す。
アルキル化剤は例えば、オレフィン(例えば、エチレン、プロピレン、ブテンおよびペンテン)、アルコール(例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールおよびペンタノール)、アルデヒド(例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒドおよびn−バレルアルデヒド)並びに/またはアル
キルハロゲン化物(例えば、塩化メチル、塩化エチル、塩化プロピル、塩化ブチルおよび塩化ペンチル)を含むことができる。1つの実施形態において、アルキル化剤は例えば、エチレン、プロピレン、ブテンおよび/またはぺンテンの混合物のような軽質オレフィンの混合物を含む。他の実施形態において、アルキル化剤はエチレンを含む。
第1の芳香族化合物およびアルキル化剤に加えて、投入ストリーム102および/またはライン103は更に、例えば、C脂肪族化合物および/または非芳香族化合物のような少量の他の化合物(例えば、時々、毒または失活化合物と呼ばれる)を含んでもよい。1つの実施形態において、投入ストリーム102は、例えば約3%未満の、または約1%未満の(例えば、約100ppb以下、または約80ppb以下、または約50ppb以下の)このような化合物を含む。
アルキル化システム104は一般的に、1種又は複数の反応容器を含む。反応容器は例えば、連続流動反応装置(例えば、固定床、スラーリ床または流動床)を含むことができる。1つの実施形態において、アルキル化システム104は複数の多段階反応容器(図示されていない)を含む。複数の多段階反応容器は、例えば、アルキル化触媒を含む操作可能に接続された複数の触媒床(図示されていない)を含むことができる。触媒床の数は一般に、個々の工程パラメーターにより決定されるが、例えば2〜20の触媒床、または3〜10の触媒床を含むことができる。
このような反応容器は、対応する相、すなわち、例えば芳香族化合物の相中でアルキル化反応を維持するために十分な反応装置の温度および圧力で操作される、液相、蒸気相、超臨界相または混合相の反応装置であることができる。このような温度および圧力は一般的に、個々の工程パラメーターにより決定される。1つの実施形態において、反応容器中の複数の段階を同一または異なる触媒で、そして同一または異なる温度および空間速度で操作することができる。このような温度および圧力は一般的に、個々の工程パラメーターにより決定される。しかし、液相反応は例えば、約160℃〜約270℃の温度で、そして約400psig〜約700psigの圧力で起ることができる。蒸気相反応は例えば、約350℃〜約500℃の温度、そして約200psig〜約355psigの圧力で起ることができる。
アルキル化触媒は分子ふるい触媒を含むことができる。このような分子ふるい触媒は例えば、ゼオライトベータ、ゼオライトY、25M−5、ゼオライトMCM−22、ゼオライトMCM−36、ゼオライトMCM−49またはゼオライトMCM−56を含むことができる。1つの実施形態において、触媒は例えば、約5〜約200または約20〜約100のシリカ対アルミナモル比(SiO/Al比として表される)を有するゼオライトベータである。1つの実施形態において、ゼオライトベータは、例えば、NaOとして表される約0.2重量%未満、または約0.02重量%未満の低いナトリウム含量を有することができる。ナトリウム含量は例えばイオン交換によるような、当業者に知られたどんな方法によっても減少させることができる[本明細書に参照することにより引用されている、米国特許第3,308,069号および第4,642,226号明細書(ゼオライトベータの形成)、米国特許第4,185,040号(ゼオライトYの形成)、米国特許第4,992,606号(MCM−22の形成)、第5,258,565号明細書(MCM−36の形成)、国際公開出願第94/29245号パンフレット(MCM−49の形成)および米国特許第5,453,554号明細書(MCM−56の形成)を参照されたい]。
1つの特定の実施形態において、アルキル化触媒はセリウム促進ゼオライト触媒のような稀土改質触媒を含む。1つの実施形態において、セリウム促進ゼオライト触媒はセリウム促進ゼオライトベータ触媒である。セリウム促進ゼオライトベータ(例えば、セリウム
ベータ)触媒は当業者に知られたあらゆるゼオライト触媒から形成することができる。例えば、セリウムベータ触媒はセリウムの封入により改質されたゼオライトベータを含むことができる。セリウムでゼオライトベータ触媒を改質するあらゆる方法を使用することができる。例えば、1つの実施形態において、ゼオライトベータは例えば、反応混合物を結晶化し、そしてゼオライトベータを形成するのに十分な時間(例えば、熱水温浸(hydrothermal digestion)により約1日〜数カ月)、アルキル金属ハロゲン化物および有機鋳型形成剤(例えば、ゼオライト構造を形成するために使用される材料)を含む反応混合物を緩和に撹拌することにより形成することができる。アルキル金属ハロゲン化物は例えば、シリカ、アルミナ、ナトリウムまたは他のアルキル金属酸化物を含むことができる。熱水温浸は、例えば、大気圧で水の沸点より僅かに低い温度〜関与温度における水の蒸気圧以上の圧力で約170℃までの温度で起ることができる。
セリウム促進ゼオライトベータは例えば、約10〜約200、または約50〜100のシリカ対アルミナモル比(SiO/Al比として表される)をもつことができる。
アルキル化触媒は場合により、どんな支持物質にも結合し、その上に支持され、またはそれとともに押し出されることができる。例えば、アルキル化触媒は支持体に結合されて、触媒強度および分解に対する摩耗抵抗を増加させることができる。支持物質は例えば、アルミナ、シリカ、アルミノシリケート、チタンおよび/または粘土を含むことができる。
アルキル化排出物106は一般的に、例えば、アルキル化触媒の存在下で、第1の芳香族化合物とアルキル化剤の反応から形成される第2の芳香族化合物を含む。特定の実施形態において、第2の芳香族化合物はエチルベンゼンを含む。
アルキル交換システム121は一般的に、その中にアルキル交換触媒を配置されている1個又は複数の反応容器を含む。反応容器は当業者に知られたあらゆる反応容器、反応容器の組み合わせ物および/または反応容器の数(並列または直列のいずれでも)を含むことができる。このような温度および圧力は一般的に、個々の工程パラメーターにより決定される。しかし、液相反応は例えば、約65℃〜約290℃の温度(例えば、第1の芳香族化合物の臨界温度)そして約800psig以下の圧力で起ることができる。蒸気相反応は例えば、約350℃〜約500℃の温度で、約200psig〜約500psigの圧力で起ることができる。
アルキル交換排出物124は一般に、例えば第2の芳香族化合物を含む。以前に記載したようにアルキル交換排出物124のような工程ストリームはいずれも、あらゆる適当な目的に使用してもよく、または、例えば分離システム107のようなシステム100の他の部分への投入物として再循環して戻すことができる。
アルキル交換触媒は分子ふるい触媒を含むことができ、例えばアルキル化触媒と同様な触媒でも異なる触媒でもよい。このような分子ふるい触媒は例えば、ゼオライトベータ、ゼオライトY、ゼオライトMCM−22、ゼオライトMCM−36、ゼオライトMCM−49またはゼオライトMCM−56を含むことができる。
特定の実施形態において、第1の芳香族化合物はベンゼンを含み、第1のアルキル化剤はエチレンを含む。1つの実施形態において、アルキル化システム104に投入するベンゼン対エチレンのモル比は例えば、約1:1〜約30:1、または約1:1〜約20:1、または約5:1〜約15:1、であってもよく、そして空間速度は例えば、約2〜約10であってもよい。
特定の実施形態において、分離システム(または生成物回収)107は当業者に知られた条件で操作される3種の分離区域(図1Bに示される)を含む。第1の分離区域108は芳香族化合物の分離のための、当業者に知られたどんな方法または方法の組み合わせ物をも含むことができる。例えば、第1の分離区域108は直列または並列のいずれかの、1個または複数の蒸留管(図示されていない)を含むことができる。このような管の数は、例えばそこを通過するアルキル化排出物106の容量に左右されることができる。
第1の管108からの頭上留分110は一般的に、例えばベンゼンのような第1の芳香族化合物を含む。第1の分離区域108からの底部留分112は一般的に、例えば、エチルベンゼンのような第2の芳香族化合物を含む。底部留分112は更に、更なる成分を含み、それが、以下に更に考察される第2の分離区域114および第3の分離区域115において更なる分離を受けることができる。
第2の分離区域114は、当業者に知られたあらゆる工程、例えば直列または並列のいずれかの、1個または複数の蒸留管(図示されていない)を含むことができる。第2の分離区域114からの頭上留分116は一般的に、例えばスチレンの生産のような、あらゆる適当な目的のために回収され、使用されることができる、エチルベンゼンのような第2の芳香族化合物を含む。第2の分離区域114からの底部留分118は一般的に、例えばポリエチルベンゼン、クメンおよび/またはブチルベンゼンのような、より重質の芳香族化合物を含み、それは第3の分離区域115において更なる分離を受けることができる。
第3の分離区域115は一般的に、当業者に知られたあらゆる方法、例えば、直列または並列のいずれかの、1個または複数の蒸留管(図示されていない)を含む。特定の実施形態においては、第3の分離区域115からの頭上留分120は、例えばジエチルベンゼンおよび液相のトリエチルベンゼンを含むことができる。底部留分119(例えば、重質の成分)は更なる処理および回収(図示されていない)のために第3の分離区域115から回収することができる。
残念なことには、アルキル化およびアルキル交換触媒は一般的に、投入ストリームと接触すると、失活を経験する。失活は多数の因子から起る。これらの因子の1つは、天然に存在するかまたは以前の処理の結果のいずれかの、不純物を含む窒素、硫黄および/または酸素のような投入ストリーム102中に存在する毒が、アルキル化触媒の活性を減少させる可能性がある点である。
従って、本発明の実施形態は一般的に、投入ストリーム102を予備的アルキル化触媒と接触させる工程を含む。1つの特定の実施形態において、予備的アルキル化触媒はYゼオライトアルキル化触媒を含んだ。
このような接触は当業者に知られたどんな方法でも起ることができる。例えば、投入ストリーム102は1個または複数の反応区域で予備的アルキル化触媒と接触することができる。複数の反応区域が使用される場合は、少なくともアルキル化システムに近位の反応区域がYゼオライトアルキル化触媒を含む。更に、複数の反応区域は例えば、約2〜約20個、または約3〜約15、または約4〜約10個の反応区域を含むことができる。
1つの特定の実施形態において、アルキル化システム/アルキル交換システム100は更に予備的アルキル化システム200を含む。予備的アルキル化投入ストリーム202は、例えば、投入ストリーム102中の毒のレベルを減少させるために、アルキル化システム104中に投入する前に、予備的アルキル化システム200を通すことができる。1つの実施形態において、毒のレベルは例えば、少なくとも10%だけ、または少なくとも2
0%、または少なくとも30%、または少なくとも40%、または少なくとも50%だけ減少される。
予備的アルキル化システム200は例えば外界条件またはアルキル化条件に維持することができる。例えば、予備的アルキル化システム200は液相および/または蒸気相条件下で操作することができる。例えば、予備的アルキル化システム200は約20℃〜約270℃の温度、そして約675kPa〜約8300kPaの圧力で操作することができる。
予備的アルキル化システム200は一般的に、その中に配置された予備的アルキル化触媒を含む。アルキル化触媒、アルキル交換触媒および/または予備的触媒は同一でも異なってもよい。
予備的アルキル化投入物202中に存在する毒のレベルの結果として、予備的アルキル化システム200中の予備的触媒は典型的には急速に失活したので、頻回の再生および/または交換を必要とする。例えば、予備的触媒はアルキル化触媒より急速に失活を経験する可能性がある(例えば、約2倍〜約1.5倍頻回に)。以前のシステムは一般的に、犠牲的システムとして予備的アルキル化システム200を使用し、それによりアルキル化システム104中でアルキル化触媒と接触する毒の量を減少させた。
1つの実施形態において、予備的アルキル化システム200はその中にYゼオライト触媒を配置されている単一の反応区域を含む。しかし、本発明の1種又は複数の実施形態はその中に配置された複数の予備的アルキル化触媒を含むことができる。例えば、予備的アルキル化システムは、各反応区域がその中に予備的アルキル化触媒を配置されている複数の反応区域を含むことができる。図2を参照されたい。
複数の反応区域は一般的に、少なくとも第1の反応区域Aおよび第2の反応区域Bを含む。第1の反応区域Aは第1の予備的アルキル化触媒を含む。第1の予備的アルキル化触媒は当業者に知られたあらゆる予備的アルキル化触媒を含む。例えば、第1の予備的アルキル化触媒は例えば、MCM−22、PSH−3、SSZ−25、ERB−1、ITQ−1、ITQ−2、MCM−36、MCM−49、MCM−56またはそれらの組み合わせ物のような分子ふるいを含むことができる。
あるいはまた、第1の予備的アルキル化触媒は例えば、ZSM−5、ZSM−11、ZSM−12、ZSM−22、ZSM−23、ZSM−35およびZSM−48を含む約2〜約12の拘束インデックス(Constraint Index)(米国特許第4,016,218号明細書に規定されたような)を有する中程度の孔の分子ふるい触媒を含むことができる。
第2の反応区域Bは第2の予備的アルキル化触媒を含む。第2の予備的アルキル化触媒はYゼオライトアルキル化触媒を含む。1つの限定はしない実施形態において、Yゼオライトアルキル化触媒は例えば、約500m/g〜約700m/g、または約550m/g〜約650m/gの表面積を有するYゼオライトを含む。Yゼオライトアルキル化触媒は更に、例えば、約23Å〜約26Å、または約23Å〜約24Åの平均単位格子サイズをもつことができる。
第1および第2の各触媒の配列よび工程ストリームの流れの方向は、工程のストリーム中の物質が第2の触媒の前に第1の触媒と接触するようなものである。
他の実施形態において、複数の反応区域は一般的に、少なくとも3種の反応区域(A1
、A2およびB)を含む。このような実施形態において、区域A1および区域Bは第2の予備的アルキル化触媒を含み、他方区域A2は第1の予備的アルキル化触媒を含む。
このような実施形態において、第2の触媒の総量は例えば、区域A1と区域B間に等分することができる。他の実施形態において、第2の触媒の量は区域A1と区域Bが種々の量の第2の触媒を含むように分割することができる。例えば、区域A1は第2の触媒の1/3を含み、他方区域Bは第2の触媒の2/3を含むことができ、または区域A1は第2の触媒の1/4を含み、他方区域Bは第2の触媒の3/4を含むことができる(または反対も可能)。
本明細書には単一種類の第2の触媒に関して説明されたが、複数の同一または異なるYゼオライト触媒を複数の反応区域内に使用することができることが推定される。
1つの実施形態において、第1の触媒は例えば、予備的アルキル化システム200中に存在する触媒物質の約50重量%〜95重量%、または約55重量%〜約90重量%、または約60重量%〜約85重量%、または約65重量%〜約80重量%、または約70重量%〜約75重量%を含んでなることができる。積層床中に使用される第1の触媒の正確な量は因子数に左右されるであろう。例えば、投入ストリームが比較的高レベルの触媒毒を含み、そして/または重質成分のレベルが高すぎる時は、触媒物質の大部分が第1の触媒である予備的アルキル化システムを設計することが望ましいかも知れない。
あるいはまた、本発明の実施形態はアルキル化システム100内で、投入ストリーム102を第2の予備的アルキル化触媒と接触させる工程を含むことができる。
予期せぬことには、本明細書に記載の実施形態が増加したアルキル化触媒活性をもたらすことが発見された。
しかし、再生は当業者に知られたどんな再生法を含んでもよいが、システム内のあらゆる触媒の再生が望ましい時には、該再生処理は一般的に、高温における失活触媒を処理する工程を含む。
反応装置をオフラインにするとその中に配置された触媒をパージすることができる。オフストリームの反応装置のパージは、オフラインの反応装置中の触媒を、例えば、いずれかの適当な不活性ガス(例えば、窒素)を含んでもよいパージストリームと接触させることにより実施することができる。オフストリームの反応装置のパージ条件は一般に、個々の工程パラメーターにより決定され、一般的に当業者に知られている。
次に触媒を再生させることができる。再生条件は、触媒を少なくとも一部再活性化させるために有効などんな条件でもよく、一般的に当業者に知られている。例えば、再生は例えばパージ温度または反応温度より約50℃〜約400℃高い再生温度のような一定の温度または一連の温度に触媒を加熱する工程を含んでもよい。
1つの、特定の、限定はしない実施形態において、アルキル化触媒は、約0.5%の酸素含量を有する排出ストリームを提供するのに十分な時間、例えば、窒素および約2%の酸素を含むガスとともに第1の温度[例えば、700°F(371℃)]に加熱される。次に触媒を約2.0%の酸素を含む排出ストリームを提供するのに十分な時間、第2の温度に加熱することができる。第2の温度は例えば第1の温度より約50°F(10℃)高いことができる。第2の温度は一般的に、例えば、約950°F(510℃)以下である。触媒を更に例えば、一定の期間、第2の温度に、または第2の温度より上の第3の温度に維持することができる。
1つの実施形態において、第1の反応区域A1は一般的に、触媒再生中に第2の触媒区域A2を保護するようになっている。
次に、触媒の再生時に、触媒を例えばアルキル化およびアルキル交換のために再使用することができる。
以上は本発明の実施形態を対象にしているが、本発明の他の、更なる実施形態をその基本的範囲から逸脱せずに改変することができ、その範囲は以下の請求項により決定される。

Claims (19)

  1. 投入ストリームを受けいれ、該投入ストリームを、その中に配置されたゼオライトYを含んでなる第1の予備的アルキル化触媒と接触させて第1の排出ストリームを形成するようになっており、ここで該投入ストリームがアルキル芳香族炭化水素を含んでなる、予備的アルキル化システム並びに
    第1の排出ストリームを受け入れ、該第1の排出ストリームを、その中に配置された第1のアルキル化触媒およびアルキル化剤と接触させて第2の排出ストリームを形成するようになっている第1のアルキル化システム、
    を含んでなるアルキル化システム。
  2. 予備的アルキル化システムが更に第2の予備的アルキル化触媒を含んでなる、請求項1のシステム。
  3. 投入ストリームが、第1のアルキル化触媒と接触している投入ストリームの近位のYゼオライトと接触するように、第1および第2の予備的アルキル化触媒が予備的アルキル化システム内に配列されている、請求項2のシステム。
  4. アルキル芳香族炭化水素がベンゼンを含んでなる、請求項1のシステム。
  5. アルキル化剤がエチレンを含んでなり、そして第2の排出ストリームがエチルベンゼンを含んでなる、請求項4のシステム。
  6. 第1の排出ストリームが約100ppb以下の触媒毒を含んでなる、請求項1のシステム。
  7. 第1の排出ストリームが約50ppb以下の触媒毒を含んでなる、請求項1のシステム。
  8. 第1の排出ストリームが第2のレベルの触媒毒を含んでなり、投入ストリームが第1のレベルの触媒毒を含んでなり、そして第2のレベルが第1のレベルより低い、請求項1のシステム。
  9. 第2のレベルが第1のレベルより少なくとも20%低い、請求項8のシステム。
  10. 第1のアルキル化触媒がセリウム促進ゼオライトベータ触媒を含んでなる、請求項1のシステム。
  11. アルキル芳香族炭化水素を含んでなる投入ストリームを受け入れ、該投入ストリームを、第2の予備的アルキル化触媒と接触させる前に第1の予備的アルキル化触媒と接触させて第1の排出ストリームを形成するようになっており、ここで第2の予備的アルキル化触媒がYゼオライトを含んでなる、予備的アルキル化システム並びに
    第1の排出ストリームを受け入れ、該第1の排出ストリームを、その中に配置された第1のアルキル化触媒およびアルキル化剤と接触させて第2の排出ストリームを形成するようになっている第1のアルキル化システム、
    を含んでなるアルキル化システム。
  12. 第1の予備的アルキル化触媒がMCM−22、MCM−49およびそれらの組み合わせ物から選択される、請求項11のアルキル化システム。
  13. 予備的アルキル化システムが、第1の予備的アルキル化触媒との接触の前に、更に、投入ストリームを第2の予備的アルキル化触媒と接触させるようになっている、請求項12のアルキル化システム。
  14. アルキル芳香族炭化水素がベンゼンを含んでなる、請求項11のシステム。
  15. アルキル化剤がエチレンを含んでなり、そして第2の排出ストリームがエチルベンゼンを含んでなる、請求項14のシステム。
  16. 第1の排出ストリームが約100ppb以下の触媒毒を含んでなる、請求項11のシステム。
  17. 第1の排出ストリームが約50ppb以下の触媒毒を含んでなる、請求項11のシステム。
  18. 第1のアルキル化触媒がセリウム促進ゼオライトベータ触媒を含んでなる、請求項11のシステム。
  19. アルキル化触媒との接触の前に、アルキル芳香族炭化水素を、第1の予備的アルキル化触媒、次にYゼオライトを含んでなる第2の予備的アルキル化触媒と接触させ、
    アルキル化剤の存在下でアルキル芳香族炭化水素をアルキル化触媒と実質的に連続的に接触させて排出ストリームを形成し、そして
    アルキル化触媒の寿命に実質的に等しい期間にわたりアルキル化システムから排出ストリームを引き出す(ここで、アルキル化触媒の寿命は第1および第2の予備的アルキル化触媒と接触しない場合の同様なアルキル化触媒の寿命より長い)工程、
    を含んでなる、アルキル化触媒の再生を最少化する方法。
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