JP2010502077A - 流体屈折超音波モダリティを包含する装置 - Google Patents
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Abstract
本願は、音響装置を開示する。当該音響装置は、2つの別個の流体媒体間において境界を有する可変屈折音響流体インターフェイス、該インターフェイス上へと音波を配向する手段、及び、流体媒体の一方において位置付けられる音響発生器又はトランスデューサを有し、該音響発生器は、信号損失及び反射を最低限に抑えるよう、流体媒体の一方と実質的に同等であるインピーダンスを有する。
Description
本発明は、音響装置に係り、当該音響装置は、2つの別個の流体媒体間において境界を有する可変的に屈折する音響流体インターフェイス(a variably refracting acoustic fluid interface)、該インターフェイス上へと音波を配向する(方向付ける)手段、及び、信号損失及び反射を最小限に抑えるよう流体媒体の一方において位置付けられる音響発生器又はトランスデューサを有する。
音波は、医学的診断、機械部分の非破壊制御、及び水中撮像等である多くの科学又は技術分野において有用である。音波は、電磁波を通さない媒体において進行することができるため、光学観測に対して補完的である診断又は制御を可能にする。
2005年12月22日公開、PCT国際公開番号WO2005/122139 A2(特許文献1)は、可変集束音響流体レンズと下部壁筐体において流体レンズの外部に位置付けられる超音波発生器とを有する音響装置を開示する。1993年8月31日に特許査定を受けた米国特許第5,240,005号(特許文献2)は、超音波衝撃波を可変的に集束する流体レンズと、保持アームを用いて装置構造へと一体にされる超音波トランスデューサとを有する、音響集束装置を開示する。
しかしながら、超音波発生器又はトランスデューサから発される超音波は、僅かな内部反射を有して患者へと結合されるべきであり、それによって超音波信号に対する複数の戻り経路の交絡効果(confounding effect)及び信号損失を最低限に抑える。実際には、これは、レンズによって引き起こされる損失を最低限に抑える、ことを示唆する。
これらの及び他のニーズは、本願の音響装置を有して満たされる。
これらの及び他のニーズは、本願の音響装置を有して満たされる。
本願によれば、音響装置は、2つの別個の流体媒体間において境界を有する可変屈折(例えば集束(focusing)又は偏向)音響流体インターフェイス、該インターフェイス上へと音波を配向する手段(例えばレンズ)、及び、信号損失及び反射を最小限に抑えるよう流体媒体の一方において位置付けられる音響発生器又はトランスデューサ、を有する。
本発明は具体的に、音波を可変的に屈折させることができる音響インターフェイス、該インターフェイス上へと音波を配向する手段、及び音響発生器を有する、信号損失及び反射を最低限に抑える音響装置を与える、ことを目的とする。音響インターフェイスは、音波が異なる音のスピードを有する2つの別個の流体媒体、該媒体間における境界、及び、該境界の少なくとも一部分の移動を選択的に誘発するよう、流体媒体の一方の少なくとも一部分上へと直接力を印加する手段、を有する。音響発生器は、流体媒体の一方において位置決めされ、流体媒体の一方と実質的に同等であるインピーダンスを有する。音波配向手段(acoustic wave directing means)は、発生器と音響インターフェイスとの間に位置決めされる。音波は、発生器によって作られ、当該装置の外側に位置決めされる物体に向かって音響インターフェイス境界と第2の流体媒体を通過する。
本発明の他の目的は、音波を可変的に集束させる(variably focusing)ことができる音響インターフェイスを有する音響装置を与える、ことである。
本発明の他の目的は、音波を可変的に偏向させることができる音響インターフェイスを有する音響装置を与える、ことである。
本発明の他の目的は、2つの流体媒体が実質的に同等の密度を有する音響装置を与える、ことである。
本発明の他の目的は、流体媒体の一方における音波速度が他方の流体媒体における音波速度とは少なくとも5%異なる音響装置を与える、ことである。
本発明の他の目的は、2つの流体媒体が夫々水及びシリコンオイルに基づく音響装置を与える、ことである。
本発明の他の目的は、2つの流体媒体が互いに対して混和性ではなく、境界が2つの流体媒体間における接触メニスカスである、音響装置を与える、ことである。
本発明の他の目的は、音響インターフェイスがフレスネル型のレンズである音響装置を与える、ことである。
本発明の他の目的は、境界が弾性フィルムを有する音響装置を与える、ことである。
本発明の他の目的は、他の弾性フィルムを更に有する音響装置を与える、ことであり、弾性フィルムは、音波の経路(パス)の夫々2つの位置において2つの流体媒体の一方を保持するよう配置される。
本発明の他の目的は、2つの流体媒体の一方が極性又は導電性液体物質を有し、2つの流体媒体の第2の媒体が無極性又は電気絶縁性液体物質を有し、また、力印加手段(force applying means)が第1の流体媒体の少なくとも一部分上へと電気力を印加するよう配置される電極を有する、音響装置を与える、ことである。
本発明の他の目的は、電極が境界に近接する第1の流体媒体の一部分上において電気力を印加するよう配置される、音響装置を与える、ことである。
本発明の他の目的は、力印加手段が流体媒体の一部分に接触する可動体(movable body)を有する音響装置を与える、ことである。
本発明の他の目的は、可動体が流体媒体の一部分を包含する(containing)容器の壁を有する音響装置を与える、ことである。
本発明の他の目的は、音響インターフェイスが超音波波長帯において作動する音響装置を与える、ことである。
本発明のこれらの及び他の態様は、以下の実施例及び図面を参照してより詳細に説明される。
図1及び2は、本開示に従った、2005年12月22日公開のPCT国際公開番号WO2005/122139 A2(前出の特許文献1)における図1及び2の修正である。かかる図面において、同一の参照符号は、同様の要素又は同様の機能を有する要素を示す。更には、提示される要素の寸法は、明確性を目的として実際の要素の寸法に対応しない。
本願に開示される発明によれば、音響装置は、音波の反射及び信号損失を最低限に抑えるよう与えられる。これは、前出の特許文献1において開示される音響装置を適切に修正することによって達成され、超音波トランスデューサ又は発生器は、音波を可変的に屈折させることができる、例えばレンズである音響インターフェイスの流体媒体の一方において位置付けられる。音波の屈折はまた、制限的ではなく、音波の集束及び偏向を有する。
理想的には、本願において全体的に参照として組み込まれる前出の特許文献1において開示される装置は、流体可変集束レンズ等である音響インターフェイスのオイル側(oil−side)等である流体媒体の一方にトランスデューサを配置することによって修正される。基材(バッキング材料)、4分の1波長マッチング板、及びトランスデューサの表面上における他のマッチング層コーティングの適切な選択によって、トランスデューサとオイルとの間の優れた音響インピーダンスマッチングは、獲得され得る。言い換えれば、音響発生器又はトランスデューサの音響インピーダンスは、発生器が位置付けられる流体媒体(例えばオイルにおいて)の音響インピーダンスと実質的に同等である。人体は、水の音響インピーダンスに近い音響インピーダンスを有するため、この設計は、(構造によって、by construction)人体に対する装置の水側(water−side)等である第2の流体媒体に結合する際に低い損失及び低い信号反射を有し、流体レンズを介する身体への効率的な信号伝達を確証する。トランスデューサが液体レンズの内部にあるため、装置は、上方壁を除いて完全に密封され得る。これは、超音波に対して透過性のままであるべきである一方、レンズにおける水の層に対して不透過性のままである。当然のことながら、トランスデューサ及び流体レンズを駆動するための電気リードは、装置から出るべきであるが、かかる接触は、液密であり得、超音波を通す必要はない。超音波に上方壁を通過させるよう、装置の機能性に対して求められる通り、上方壁は、正確なトランスデューサ周波数範囲に対して透過性であるべきである。これは、水及び人間の組織の音響インピーダンスに近い音響インピーダンスを有するプラスチックの範囲の適切な選択によって達成され得る。
前出の特許文献1は、可変焦点距離を有する音響レンズ、及び該レンズ上へと入来音波を配向する手段を有する音響装置を開示する。発明によれば、音響レンズは、音波が異なる速度を有する2つの流体媒体、該媒体間の境界、及び該境界の少なくとも一部分の移動を選択的に誘発するよう、流体媒体の一方の少なくとも一部分上へと直接力を印加する手段、を有する。境界の少なくとも一部分の移動は、境界の位置又は形状における変化を有する。結果として、音響インターフェイス又はレンズの焦点距離は、より急速に変えられ得る。
本発明に従った装置の他の利点は、音響インターフェイス又はレンズの2つの流体媒体間における境界の形状をもたらす、ことである。当然のことながら、境界の形状は、おおよそ平面の一部又は半球の一部であり得る。また、レンズの撮像収差(imaging aberrations)は、周知であり、また追加的な固定焦点非球面音響レンズを有して補正され得る。故に、レンズの集束品質は、大変優れている。
望ましくは、2つの流体媒体は、実質的に同等の密度(densities)を有する。続いて、境界の一部分の移動は、重力に依存せず、故に音響装置の向きに依存しない。
有利には、音響インターフェイス又はレンズにおける流体物質は、流体媒体の一方における音波速度が他方の流体媒体の音波速度とは少なくとも5%異なるよう、選択され得る。続いて、重要な屈折効果は、2つの流体媒体間における境界において発生する。焦点距離に関連される、音響レンズの倍率は、高い値に調節され得る。これは、境界を交差する際に、音波の輻輳(vergence)の重要な変化をもたらす。例えば、2つの流体媒体は、夫々水及びシリコンオイルに基づかれ得る。水における音の速度は、約1,490m/sであり、シリコンオイルにおける音の速度は、約790m/sであり、1.9倍低い。
本願において組み込まれる前出のPCT出願において開示される通り、本発明の第1の実施例において、2つの流体媒体は、互いに対して混和性ではなく、境界線は、2つの流体媒体間の接触メニスカスである。この場合、両流体媒体間において壁が配置されず、レンズの移動性部分の全質量における更なる低減をもたらす。
本発明の第2の実施例において、境界は、弾性フィルムを有する。かかるフィルムは、両流体媒体が互いに混合することを防ぎ、比較的小さな力によって伸張され得る。レンズはまた、他の弾性フィルムを有し、2つの弾性フィルムは、音波の経路の2つの夫々の位置において2つの流体媒体の一方を保持するよう与えられる。故に、レンズのより高い度数値は達成され得る。
流体媒体の一方の少なくとも一部分上へと直接力を印加する手段は、複数の種類を有し得る。第1の種類によれば、2つの流体媒体の第1の流体媒体は、極性及び/又は導電性液体物質を有し、力印加手段は、第1の流体媒体の少なくとも一部分において電気力を印加するよう配置される電極を有する。かかる手段は、境界の移動を電気的に制御するよう適合される。故に、音響レンズの焦点距離の急速な変化は得られ得る。電気力は、境界に近接する第1の流体媒体の一部分において有利に印加される。続いて、第1の流体媒体の全量は低減され得、装置の質量及び寸法における低減が可能となる。
第2の種類によれば、力印加手段は、前出の流体媒体の一部に接触する可動体を有する。この種類の最善の実施例において、可動体は、流体媒体の該一部を包含する容器の壁を有する。
当該装置は、当該装置において有される音波が超音波であるよう、適合され得る。また、装置は、高精度撮像又は遠隔音響出力運搬(remote acoustic power delivery)等である超音波を有する既知の用途に対して使用され得る。
当該装置は、装置外に位置付けられる物体を撮像するよう設計され得る。また、当該装置は、音響検出器を更に有し得る。入来音波をレンズ上へと配向する手段は、装置の音波入口において配置される結合クッション(coupling cushion)を有し得る。画像は、音波が物体から検出器まで進行する際に得られる。音響レンズは、検出器と装置の音波入口との間において配置され、物体の選択された部分上への集束を与える。焦点距離を変えることは、撮像装置の前方の多種の距離において位置付けられる物体の異なる部分の撮像を可能にする。故に、物体のより完全な視覚化は、可能である。更には、撮像装置が小型であり、既存ものものより単純且つより面倒ではないため、撮像装置を動かすことはより容易である。かかる音響撮像装置は、非破壊視覚化方方法を与えるため、多くの用途に対して有用である。該装置は、例えば物体が亀裂を有していないかどうかを確認するために、医療上の目的又は材料管理に対して有用である。超音波型の音波を使用することは更に、短波長が有されるため、より高い解像度を与える。あるいは装置は、装置外に位置付けられる物体に対して音波を伝達するよう設計され得る。また、装置は更に、流体の1つ(例えばオイルベースの流体)において位置付けられる音響発生器又はトランスデューサを有する。音響レンズは、発生器と装置の音波出口との間において配置され、物体の選択された部分上へと伝達された音波の集束を与えるようにする。レンズ上へと入来音波を配向する手段は、音響発生器とレンズとの間において位置付けられる。かかる手段は、例えば、発生器及びレンズの両方に接触する結合流体媒体に存在し得る。かかる装置は、例えば砕石術の用途において使用され得る。
図1中に示される超音波プローブは、電気絶縁材料を有して作られる筐体10を有する。筐体10は、側壁8を有し、例えば円筒形状であり得る。筐体は、開放上端部及び閉鎖下端部を有する。他の一実施例において、上端部は、音波を通す固定壁4によって閉鎖される。ポリエチレンのフィルムは、例えば、壁4を形成し得る。音響発生器31は、下端部の近くにおいて、筐体10内部に配置される。発生器31は、技術的に周知である種類の音波を有する。発生器31の出力面は、上方向、即ち筐体10の上端部に向かって、方向付けられる。
結合クッション12は、筐体10の上端部に対して適合され、筐体10と共に、筐体10の下端部とクッション12との間における密封体積Vを画定するようにする。体積Vは例えば、直径が約3cmであり、筐体10の軸に沿った高さが約1.5cmである。結合クッション12は、水等である液体物質で充填される可撓性の密封ポケットを有して作られる。該クッションは、人体等である身体に対して押付けられる際に大きな接触面積を展開するよう設計される。
体積Vは、夫々2つの液体媒体1及び2で充填される。液体媒体1は、望ましくは主として水で構成される。それは例えば、電気的極性作用(electrically polar behavior)を有するよう、あるいは導電性であるよう、十分に高いイオン含有量を有する食塩水である。液体媒体1は、いずれも例えば1リットルあたり1モルの濃度を有するカリウム及び塩化物イオンを包含し得る。あるいは、それは、水とエチルアルコールの混合物であり得る。液体媒体2は例えば、電界に無反応であり、無極性であるか、あるいは電気絶縁性である、シリコンオイルを有して作られる。
液体媒体1及び2は、互いに対して混和性ではない。故に、それらは常に、体積Vにおいて別個の液相のままである。液体媒体1及び2間の分離は、固形の部分を有さずに境界を画定する接触表面又はメニスカスである。
望ましくは液体1における体積V内において、電極5が位置付けられる。該電極は、筐体10の内径と略同等である外径を有する中心部の開口を有する円筒形リングの形状を有し得る。電極5は、液体媒体1から電気的に絶縁され得る。続いて、電極は、液体媒体1に容量的に結合される。他の実施例において、電極5は、液体媒体1に接触し得る。
他の実施例において、壁4は、親水性コーティングでコーティングされ得、液体媒体1を電極5の近くにおいて保持するようにする。故に、液体媒体1及び2の夫々の位置は、プローブを上下反対に動かしても、変わらないままにされる。両液体は、重力、及びプローブの向きには依存せずに液体媒体1及び2間においてインターフェイスを作るよう、実質的に同等の密度を有する。
クッション12,液体媒体1及び2、及び壁4は、クッション12から離れて筐体10の外側においてプローブの軸上に位置付けられる点Sに向かって進行する、発生器31から発する音波Wに対するガイドを形成する。クッション12は、波Wに対してプローブに対する出口を形成し、波Wは、プローブから物体Sに向かって発生器31から進行する。
第2の電極6は、筐体10の側壁8において位置付けられる。電極6は、円筒形状を有し得、体積Vを取り囲む。電極6は、電極5及び液体媒体1から電気的に絶縁される。電極5及び6は、調整可能な電圧供給源7の2つ出力(アウトプット)に対して接続される。
源7によって供給される電圧がゼロである際、液体媒体1及び2間の接触表面は、メニスカスM1である。既知の方途において、メニスカスの形状は、筐体10の側壁の内側側部の表面特性によって定められる。その形状は、特に両液体媒体1及び2の密度が同等である場合に対して、球体の略一部分である。音波Wが液体媒体1及び2において異なる伝播速度を有するため、液体媒体1及び2で充填される体積Vは、音波Wにおいて収束(convergent)レンズ100として作用する。プローブを出る音波Wの収束は、液体媒体1及び2間の接触表面を交差し且つ物体点Sまで進行する際に、強められる。
源7によって供給される電圧が、正又は負の値に設定される際、電極5及び6間の電界により、メニスカスの形状は変えられ得る。特には、力は、液体媒体1及び2間における接触表面に近接する液体媒体1の一部分上に印加される。液体媒体1の極性作用により、それは電極6に対してより近くに動く傾向があり、液体媒体1及び2間の接触表面は、平坦になる。図中、M2は、電圧がゼロではない値に設定される際の接触表面の形状を示す。かかる接触表面の形状における電気的に制御された変更は、エレクトロウェッティングと称される。液体媒体1が導電性である場合、電圧が印加される際の液体媒体1及び2間の接触表面の形状における変更は、前述されたものと同一である。
接触平面の平坦化により、レンズ100の焦点距離は、電圧がゼロではない際に増大される。例えば、源7によって供給される電圧が約100ボルトに設定される際、焦点距離は約20cmである。
前述されたプローブは、有利には、同一の装置内のレンズのオイルベースの液体部分において位置付けられる超音波発生器と組み合わされる。したがって、検出される音波は、クッション12と接触する外部体(external body)に対して発生器によって伝達される超音波の反射された一部分である。既知の方途において、装置と連動して使用される検出器によって供給される検出信号は、音速度、密度、硬度、ドップラー効果を介する液体媒体のスピード等である材料特性と共に、焦点Sにおいて位置付けられる材料の種類の識別を可能にする。
一般的な撮像原理によれば、撮像システムの解像度は、音波を伝達する要素の寸法が増大する際に増大される。したがって、前述された超音波撮像装置の解像度は、より大きな直径を有する可変焦点距離を有するレンズを使用することによって、増大され得る。しかしながら、液体媒体間の接触表面が広すぎる際、安定性の問題が発生する。可変レンズの直径を増大させるための解決策は、フレスネル型レンズを使用することである。フレスネル型レンズは、複数の部分へと分割され、各部分は、通常のレンズの対応する部分として同一の屈折効果を有するが、厚さは低減される。エレクトロウェッティングは、フレスネル型レンズの各部分において、2つの液体媒体間の接触表面の形状を制御するよう使用され得る。故に、可変焦点距離を有するフレスネル型レンズは得られる。
図2を参照すると、超音波源がこれより説明される。参照符号10は依然として、閉鎖下端部及び開放上端部を有する筐体を示す。上端部は、前述されたものと同様の結合クッション12でカバーされる。
超音波発生器31は、レンズのオイルベース流体内において、筐体10に位置付けられる。参照符号Vは、筐体10内でクッション12の下方における体積を示す。クッション12は、発生器31によって作られる超音波Wに対する源の出口を形成する。
体積Vは、上方部分及び下方部分へと固定壁20で分割される。壁20は、筐体10の内側肩部に対して間に密封リング22を有して保持される剛性なディスク21を有する。ディスク21は、直径約4−5cmである中央部分における円形開口を有する。開口は、例えばゴムフィルムである弾性フィルム23を有して閉鎖される。残りの構造において、フィルム23は、実質的に平らである。クッション12と壁20との間の体積Vの上方部分は、液体媒体2で充填される。
可動壁24は、固定壁20と発生器31との間において、体積Vの下方部分において配置される。壁24は、剛性ディスク25を有する。ディスク25は、筐体10の内径より小さい周囲直径を有し、上下に、即ち筐体10の軸に対して平行である方向に沿って、動き得る。ディスク25は、その中心部において、ディスク21の開口の直径と略同等である直径を有する円形開口を有する。ディスク25の開口は、フィルム23と同一であり得るフィルム26を有して閉鎖される。周囲ベローズ27は、両ディスク21及び25に接続し、体積Vの下方部分において壁20及び24と共に密封容器を画定する。4つの圧電アクチュエータ等である複数のアクチュエータ28は、筐体10の下端部とディスク25との間において配置される。アクチュエータ28は、コントローラ29に対して接続され、可動壁24の位置を制御するようにする。
ベローズ27と共に壁20及び24によって画定される容器は、液体媒体1を包含する。液体媒体2はまた、発生器31によって出力される音波をレンズ上へと配向するよう、発生器31と可動壁24との間におけるギャップを充填する。該ギャップにおいて位置付けられる液体媒体2の一部分は、固定壁20の上方に位置付けられる液体媒体2の一部分と静力学的に結合される(hydrostatically coupled)。この結合は、例えばベローズ27の外側においてディスク21に孔を与えることによって達成され得る。液体媒体1及び2は、超音波が各液体媒体において異なる伝播速度を有するよう、選択される。前述された通り、液体媒体1は水に基づき得、液体媒体2はシリコンオイルに基づき得る。
可動壁24が静止位置、即ち下方位置にある際、両フィルム23及び26は平らであり(図2中のM2)、発生器31によって作られる超音波Wの輻輳は、液体媒体1を包含する容器を介して進行する際に、変えられない。
可動壁24がアクチュエータ28によって上方向に押し上げられる際、液体媒体1が非圧縮性であるため、液体媒体1で満たされる体積は一定のままである。液体媒体1における圧力は、液体媒体2における圧力より高くなり、両弾性フィルム23及び26は、液体媒体1によって外方向に伸張される。フィルム23及び25の夫々の形状は、球形部分(図2中のM1)になる。故にレンズ100は得られる。発生器31は、平面超音波Wを作る。2つのフィルム23及び26に交差した後、超音波Wは、フィルム23及び25の曲率に依存する距離において、源の外に位置付けられる焦点Sを有して、収束する。コントローラ29を有して可動壁24の位置を調整することは、フィルムの曲率の変化をもたらし、故に源の焦点距離における変化をもたらす。
源は2つの弾性フィルムを有して説明されてきたが、単一の弾性フィルムは、可変の焦点距離を有するレンズを形成するよう十分である。
また、前述された第1及び第2の実施例において形成される通り、夫々得られるレンズ効果を2つの液体媒体間における境界に組み合わせることは、可能である。他の多くの修正は、境界の形状を変えるよう液体媒体の少なくとも一方上へと直接作用する概念から逸脱することなく、実行され得る。追加的に、光モダリティは、本願に記載される装置における超音波モダリティと一体にされ得る。
他の選択肢は、2つの液体媒体の少なくとも一方に接触する可動部分を有する第1の実施例における通り、システムを2つの液体媒体間における直接接触表面と組み合わせる、ことである。可動部分との接触はまた、第2の実施例における通り配置される電極と組み合わされ得る。
本発明は、具体的な実施例に対して説明されてきたが、当業者は、多くの修正、強化、及び/又は変更が本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく達成され得る、ことを認識する。したがって、本発明は、請求項の範囲及びそれと同等のものによってのみ制限される、ことが明らかに意図される。
Claims (15)
- 音波を可変的に屈折させることができる音響インターフェイスと、該インターフェイス上へと音波を配向する手段と、音響発生器とを有する、信号損失及び反射を最低限に抑える音響装置であって、
前記音響インターフェイスは:
前記音波が異なる音のスピードを有する2つの別個の流体媒体と;
前記媒体間における境界と、該境界の少なくとも一部分の移動を選択的に誘発するよう、前記流体媒体の一方の少なくとも一部分上へと直接力を印加する手段と、
を有し、
前記音響発生器は、前記流体媒体の一方において位置決めされ、前記音響発生器は、前記流体媒体の一方と実質的に同等であるインピーダンスを有し、前記音波配向手段は、前記発生器と前記音響インターフェイスとの間に位置決めされ、
前記音波は、前記発生器によって作られ、当該装置の外側に位置決めされる物体に向かって前記音響インターフェイス境界と第2の流体媒体を通過する、
音響装置。 - 音波を可変的に集束させることができる音響インターフェイスを有する、
請求項1記載の音響装置。 - 音波を可変的に偏向させることができる音響インターフェイスを有する、
請求項1記載の音響装置。 - 前記2つの流体媒体は、実質的に同等の密度を有する、
請求項1記載の音響装置。 - 前記流体媒体の一方における音波速度は、他方の流体媒体における音波速度とは少なくとも5%異なる、
請求項1又は2記載の音響装置。 - 前記2つの流体媒体は、互いに対して混和性ではなく、
前記境界は、前記2つの流体媒体間における接触メニスカスである、
請求項1乃至5のうちいずれか一項記載の音響装置。 - 前記2つの流体媒体は、夫々、水及びシリコンオイルに基づく、
請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の音響装置。 - 前記音響インターフェイスは、フレスネル型のレンズである、
請求項6記載の音響装置。 - 前記境界は、弾性フィルムを有する、
請求項1乃至8のうちいずれか一項記載の音響装置。 - 他の弾性フィルムを更に有し、
弾性フィルムは、前記音波の経路の夫々2つの位置において前記2つの流体媒体の一方を保持するよう配置される、
請求項9記載の音響装置。 - 前記2つの流体媒体の一方は、極性又は導電性液体物質を有し、前記2つの流体媒体の第2の媒体は、無極性又は電気絶縁性液体物質を有し、
前記力印加手段は、前記第1の流体媒体の少なくとも一部分上へと電気力を印加するよう配置される電極を有する、
請求項1乃至10のうちいずれか一項記載の音響装置。 - 前記電極は、前記境界に近接する前記第1の流体媒体の一部分上において前記電気力を印加するよう配置される、
請求項11記載の音響装置。 - 前記力印加手段は、前記流体媒体の前記一部分に接触する可動体を有する、
請求項1乃至10のうちいずれか一項記載の音響装置。 - 前記可動体は、前記流体媒体の前記一部分を包含する容器の壁を有する、
請求項13記載の音響装置。 - 前記音響インターフェイスは、超音波波長帯において作動する、
請求項1乃至14のうちいずれか一項記載の音響装置。
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