JP2010501942A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. プロセッサと、
   メモリと、
   を備えているコンピュータ実施データ記憶システムにおいて、
   前記メモリは、データ記憶装置を提供するように前記システムを構成する一つ又は複数のコンピュータ実行可能ロジックコンポーネントを備え、
   前記コンピュータ実行可能ロジックコンポーネントは、
   リング接続構成を形成する複数のデータセンタに及び前記複数のデータセンタ内の複数のホストに複数のデータセットを記憶するための分担をマッピングするように構成されたマッピングロジックと、
   前記複数のデータセンタの第１のサブセット内の前記複数のホストの第１のサブセットに、前記複数のデータセットのうちの一つであるデータセットの第１の複数のコピーを書き込むように構成されたデータセット複製ロジックであって、前記複数のデータセンタの前記第１のサブセットは、前記リング接続構成上における所定の位置により識別される、データセット複製ロジックと、
   前記複数のデータセンタの第２のサブセット内の前記複数のホストの第２のサブセットで、前記データセットの第２の複数のコピーを読み出すように構成されたデータセット検索ロジックと、
   前記データセットの前記第２の複数のコピー間の因果関係を評価するように構成されたデータセット比較ロジックと、
   を備えていることを特徴とするコンピュータ実施データ記憶システム。
2. 前記マッピングロジックは、ハッシュ関数に基づいてハッシュ値を生成するように構成されたロジックを含み、個々の前記データセンタが、前記ハッシュ範囲の複数の異なる部分にある前記複数のデータセットのサブセットを記憶する分担を有するように、前記複数のデータセンタのそれぞれは、前記ハッシュ関数のハッシュ範囲内にある複数の位置を有することを特徴とする請求項１に記載のシステム。
3. 前記ハッシュ値は第１のハッシュ値であり、前記ハッシュ関数は第１のハッシュ関数であり、前記ハッシュ範囲は第１のハッシュ範囲であり、前記マッピングロジックは、第２のハッシュ範囲における第２のハッシュ関数に基づいて第２のハッシュ値を生成するように構成されたロジックを含むことを特徴とする請求項２に記載のシステム。
4. 個々の前記データセンタが、前記第２のハッシュ範囲の複数の異なる部分にある前記複数のデータセットのサブセットを記憶する分担を有するように、前記データセンタのそれぞれは、前記第２のハッシュ範囲内にある複数の位置を有することを特徴とする請求項３に記載のシステム。
5. データ貸出の終了後に前記データセットの他のコピーを更新するように構成されている貸出ロジックをさらに備えていることを特徴とする請求項１に記載のシステム。
6. 前記データセット検索ロジックは、前記データセットの前記第２の複数のコピーをプリフェッチするように構成されていることを特徴とする請求項１に記載のシステム。
7. 前記データセット比較ロジックは、前記データセットの前記第２の複数のコピーのそれぞれに関連して記憶されたバージョン履歴に基づいて前記因果関係を評価するように構成されており、前記バージョン履歴は、それぞれのハッシュ履歴及びそれぞれのベクトルクロックのうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項１に記載のシステム。
8. リング接続構成を形成する複数のデータセンタに複数のデータセットを記憶するための分担をマッピングするステップと、
   データセットのコピーのそれぞれについてのバージョン履歴の書込を含めて、前記複数のデータセンタのサブセットに、前記複数のデータセンタの前記サブセットの所定の位置に基づいて前記データセットの前記コピーを記憶するステップと、
   を含み、
   前記バージョン履歴は、それぞれのハッシュ履歴及びそれぞれのベクトルクロックのうちの少なくとも一方を含む、
   ことを特徴とする、
   各ステップをプロセッサに実行させるためのコンピュータ実施データ処理方法。
9. 前記書込は、前記複数のデータセンタの前記サブセットの優先リストに従って実行され、前記優先リストは、ハッシュ関数に基づくものであることを特徴とする請求項８に記載の方法。
10. ハッシュキー及び前記ハッシュ関数に基づいてハッシュ値を生成するステップをさらに含み、前記ハッシュキーは、前記データセットに関連するものであり、前記ハッシュ関数に入力として適用され、前記ハッシュ関数は、前記複数のデータセットを記憶するための分担をマッピングし、前記複数のデータセンタの前記サブセットは、前記ハッシュ値に基づいて、及び、他のデータセンタが利用不可能であるか否かに基づいて、前記データセットを記憶するために選択されることを特徴とする請求項９に記載の方法。
11. 個々の前記データセンタが、前記リング接続構成内にある複数の位置に対応する前記ハッシュ範囲の複数の異なる部分にある前記複数のデータセットのサブセットを記憶する分担を有するように、前記データセンタのそれぞれは、前記ハッシュ範囲内にある前記ハッシュ値に基づく所定の位置を有することを特徴とする請求項１０に記載の方法。
12. 前記記憶は、優先リストに従って実行され、前記優先リストは、前記データセットのコピーが記憶されるべきデータセンタの順位を規定し、予め割り当てられた値が、書込が実行されることとなる、前記優先リスト内にあるデータセンタの数を決定し、
    前記方法は、前記データセットのコピーのうちの一つを第１のデータセンタから第２のデータセンタへ、前記第２のデータセンタが利用可能になった後に移動するステップをさらに含み、前記第２のデータセンタは、前記優先リストにおいて前記第１のデータセンタよりも上位にあることを特徴とする請求項８に記載の方法。
13. 前記複数のデータセンタは、ネットワークを通じてユーザがアクセス可能なネットワークサービスシステムを実現し、前記ネットワークサービスシステムは、ユーザがアクセス可能なウェブサイトを提供することを特徴とする請求項８に記載の方法。
14. 前記ウェブサイトは、商業ウェブサイトであり、前記データセットは、ユーザのうちの一人のためのショッピングカートについてのショッピングカートデータを含むことを特徴とする請求項１３に記載の方法。
15. 前記データセットの第２のコピーがコンフリクトするコピーを含むか否かの判定を一部分として行うことによって、前記データセットの前記第２のコピー間の因果関係を評価するステップをさらに含むことを特徴とする請求項８に記載の方法。