JP2010501580A - Hcv融合ポリペプチド - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、2006年8月25日に出願された米国特許出願第60/840,162号の利益を主張し、米国特許出願第60/840,162号は、その全体が参照として本明細書中に援用される。
NH2−C−E1−E2−p7−NS2−NS3−NS4a−NS4b−NS5a−NS5b−COOH。ポリタンパク質の最初の切断は、3つの構造タンパク質、N末端ヌクレオカプシドタンパク質(「コア」と名付けられる)ならびに2つのエンベロープ糖タンパク質、「E1」(Eとしても公知)および「E2」(E2/NS1としても公知)、ならびにウイルス酵素を含む非構造(NS)タンパク質を遊離させる宿主プロテアーゼによって、触媒される。NS領域はNS2、NS3、NS4およびNS5と名付けられる。NS2はタンパク質分解活性を有する膜内在性タンパク質であり、NS3と組み合わせて、NS2−NS3シスル結合を切断し、次に、NS3 N末端を生成し、セリンプロテアーゼ活性およびRNAヘリカーゼ活性の両方を含む大きなポリタンパク質を放出する。NS3プロテアーゼは、NS3プロテアーゼは、残りのポリタンパク質をプロセシングする役目を果たす。これらの反応において、NS3は、NS3補因子(NS4a)、2つのタンパク質(NS4bおよびNS5a)、およびRNA依存性RNAポリメラーゼ(NS5b)を遊離させる。ポリタンパク質成熟の完了は、NS3セリンプロテアーゼによって触媒されるNS3−NS4a接合部での自己触媒的切断によって開始される。
HCVポリペプチドのエピトープを認識するT細胞を準備刺激することおよび/または活性化すること等のHCVに対する細胞性免疫応答等の免疫応答を刺激するための試薬および方法を提供することが、本発明の目的である。HCV感染の予防および/または治療のための組成物を提供することもまた、本発明の目的である。生物学的試料中のHCVの存在を検出するための診断アッセイにおける使用のための試薬および方法を提供することもまた、本発明の目的である。
(a)上述のようなHCV融合ポリペプチドの1つ以上をコードするポリヌクレオチド、ならびに
(b)ポリヌクレオチドに作動可能に連結され、それによって宿主細胞中でコード配列が転写および翻訳されることができる、少なくとも1つの調節因子
を含む、組換えベクターを対象とする。
アラニン:Ala(A) アルギニン:Arg(R)
アスパラギン:Asn(N) アスパラギン酸:Asp(D)
システイン:Cys(C) グルタミン:Gln(Q)
グルタミン酸:Glu(E) グリシン:Gly(G)
ヒスチジン:His(H) イソロイシン:Ile(I)
ロイシン:Leu(L) リジン:Lys(K)
メチオニン:Met(M) フェニルアラニン:Phe(F)
プロリン:Pro(P) セリン:Ser(S)
スレオニン:Thr(T) トリプトファン:Trp(W)
チロシン:Tyr(Y) バリン:Val(V)
(I.定義)
本発明を記載する際に、以下の用語が使用され、以下に示されるように定義されることが意図される。
本発明を詳細に記載する前に、本発明は、もちろん、特定の製剤も処理パラメーターも変動し得るので、特定の製剤にも処理パラメーターにも限定されないことが理解されるべきである。本明細書中で用いられる用語は、本発明の特定の実施形態を記載する目的のためでしかなく、限定することは意図されないこともまた、理解されるべきである。
HCV株のゲノムは、およそ9,000〜12,000ヌクレオチドの単一のオープンリーディングフレームを含み、これは、ポリタンパク質に転写される。図1および表1に示されるように、HCVポリタンパク質は、切断の際に、
NH2−Core−E1−E2−p7−NS2−NS3−NS4a−NS4b−NS5a−NS5b−COOHの順序で、少なくとも10個の異なる産物を生成する。コアポリペプチドは、HCV−1に関して番号付けされた、1〜191位に存在する(HCV−1ゲノムについては、Chooら(1991)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 88:2451−2455を参照のこと)。このポリペプチドは、さらにプロセシングされて、およそアミノ酸1〜173のHCVポリペプチドを生成する。エンベロープポリペプチド、E1およびE2は、それぞれ、約192〜383位および約384〜746位に存在する。P7ドメインは、約747〜809位に見出される。NS2は、タンパク質分解活性を有する内在性膜タンパク質であり、ポリタンパク質の約810〜1026位に見出される。NS2は、NS3(約1027〜1657位に見出される)と組み合わせて、NS2−NS3シスル結合を切断し、次に、NS3 N末端を生成し、セリンプロテアーゼ活性およびRNAヘリカーゼ活性の両方を含む大きなポリタンパク質を遊離させる。約1027〜1207位に見出されるNS3プロテアーゼは、残りのポリタンパク質をプロセシングする働きをする。ヘリカーゼ活性は、約1193〜1657位に見出される。NS3は、NS3補因子(約1658〜1711位に見出されるNS4a)、2個のタンパク質(約1712〜1972位に見出されるNS4b、および約1973〜2420位に見出されるNS5a)、およびRNA依存性RNAポリメラーゼ(約2421〜3011位に見出されるNS5b)を遊離させる。ポリタンパク質の成熟の完了は、NS3セリンプロテアーゼによって触媒される、NS3−NS4a連結部での自己触媒による切断よって開始される。
Gly−Ser−Ala−Ala−Arg−Thr−Thr−Ser−Gly−Phe−Val−Ser−Leu−Phe−Ala−Pro−Gly−Ala−Lys−Gln−Asn等の、この領域由来のコンセンサス配列を含むものである。E1およびE2のさらなるエピトープは、公知であり、例えば、Chienら、国際公開第93/00365号に記載されている。
ポリヌクレオチドは、全体より少ないHCVゲノムを含むか、または、上述のようにC末端の切断されたNS5を有するポリタンパク質全体の配列を含んでもよい。ポリヌクレオチドは、RNAまたは一本鎖DNAもしくは二本鎖DNAであってもよい。好ましくは、ポリヌクレオチドは、タンパク質および脂質等の他の成分を含まずに単離される。ポリヌクレオチドは、上述の融合タンパク質をコードし、したがって、NS5t、およびNS2、p7、E1、E2、NS3、NS4、コア等に由来するポリペプチド等のHCVポリタンパク質の異なる領域由来の少なくとも1つの他のHCVポリペプチドのコード配列を含む。ポリヌクレオチドは、好ましくは、E2NS2NS3*NS4NS5core、E2NS2NS3*NS4NS5tcore、NS2NS3*NS4NS5coreまたはNS2NS3*NS4NS5tcoreを含むか、またはこれらからなる、HCV融合ポリペプチドをコードする。本発明のポリヌクレオチドはまた、リンカーの配列、シグナル配列等の他のヌクレオチド配列、またはグルタチオン−S−トランスフェラーゼおよびスタフィロコッカスプロテインA等のタンパク質精製において有用なリガンドを含んでもよい。
本発明はまた、融合タンパク質またはポリヌクレオチドを含む免疫原性組成物を提供する。上記で定義されたように、組成物を使用して、免疫学的応答を刺激することができる。組成物は、融合物の1つが本明細書中に記載されているようなC末端の切断されたNS5ドメインを含む限りは、1つ以上の融合物を含んでもよい。好ましくは、組成物は、NS2、NS3(特に、修飾されたNS3)、NS4、NS5tおよびコアの部分を含む、またはこれらからなる、HCV融合ポリペプチドを含む。より好ましくは、組成物は、E2、NS2、NS3(特に、修飾されたNS3)、NS4、NS5tおよびコアの部分を含む、またはこれらからなる、HCV融合ポリペプチドを含む。本発明の組成物はまた、薬学的に許容され得る担体を含んでもよい。担体は、それ自体が宿主に対して有害な抗体の産生を誘導するべきではない。薬学的に許容され得る担体は、当業者に周知である。かかる担体としては、タンパク質、ラテックス官能化セファロース、アガロース、セルロース、セルロースビーズ等のような多糖類、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリグルタミン酸、ポリリシン等のような多量体アミノ酸、アミノ酸コポリマー、および不活性型ウイルス粒子等の、大型のゆっくりと代謝される高分子が挙げられるが、これらに限定されない。
(1)水酸化アルミニウム、リン酸アルミニウム、硫酸アルミニウム等のようなアルミニウム塩(ミョウバン);(2)例えば(a)モデル110Yマイクロフルイダイザー(Microfluidics、Newton、MA)等のマイクロフルイダイザーを用いてサブミクロン粒子に製剤化される、(場合により種々の量のMTP−PEを含む)5%スクアレン、0.5%TWEEN 80、および0.5%SPAN 85を含むMF59(PCT国際公開第90/14837号)、(b)サブミクロンエマルジョンにマイクロ流動化されるか、またはボルテックスしてより大きな粒子サイズのエマルジョンが作製されるかのいずれかの、10%スクアレン、0.4%TWEEN 80、5%プルロニックブロックポリマーL121およびthr−MDP(下記を参照のこと)を含むSAF、ならびに(c)2%スクアレンと、0.2%TWEEN 80と、モノホスホリピドA(MPL)、トレハロースジミコレート(TDM)、および細胞壁骨格(CWS)からなる群由来の1つ以上の細菌細胞壁成分、好ましくはMPL+CWS(DetoxTM)とを含むRibiTMアジュバント系(RAS)(Ribi Immunochem、Hamilton、MT)等の、水中油型エマルジョン製剤(ムラミルペプチド(下記を参照のこと)または細菌細胞壁成分等の他の特定の免疫刺激剤ありまたはなし);(3)QS21またはStimulonTM(Cambridge Bioscience、Worcester、MA)等のサポニンアジュバントを使用してもよく、またはこれから作製されるISCOM(免疫刺激複合体)等の粒子であって、このISCOMは、さらなる界面活性剤を有さなくてもよい(例えば、国際公開第00/07621号を参照のこと);(4)フロイント完全アジュバント(CFA)およびフロイント不完全アジュバント(IFA);(5)IL−1、IL−2、IL−4、IL−5、IL−6、IL−7、IL−12等のようなインターロイキン等のサイトカイン(例えば、国際公開第99/44636号を参照のこと)、γインターフェロン等のインターフェロン、マクロファージコロニー刺激因子(M−CSF)、腫瘍壊死因子(TNF)等;(6)コレラ毒素(CT)、百日咳毒素(PT)または大腸菌(E.coli)易熱性毒素(LT)等の細菌性ADPリボシル化毒素の無毒化変異体、特にLT−K63(ここで、63位の野生型アミノ酸がリシンで置換されている)、LT−R72(ここで、72位の野生型アミノ酸がアルギニンで置換されている)、CT−S109(ここで、109位の野生型アミノ酸がセリンで置換されている)、およびPT−K9/G129(ここで、9位の野生型アミノ酸がリシンで、129位の野生型アミノ酸がグリシンで置換されている)(例えば、国際公開第93/13202号および第92/19265号を参照のこと);(7)場合によりミョウバンの実質的非存在下にあるモノホスホリルリピドA(MPL)または3−O−脱アシル化MPL(3dMPL)(例えば、GB2220221;EPA0689454を参照のこと)、(例えば、国際公開第00/56358号を参照のこと);(8)3dMPLと、例えばQS21および/または水中油型エミュレーションとの組み合わせ(例えば、EPA 0835318;EPA 0735898;EPA 0761231を参照のこと);(9)ポリエキシエチレンエーテルまたはポリオキシエチレンエステル(例えば、国際公開第99/52549号を参照のこと);(10)CpGオリゴヌクレオチド等の免疫刺激性オリゴヌクレオチド、またはサポニンおよびCpGオリゴヌクレオチド等の免疫刺激性オリゴヌクレオチド(例えば、国際公開第00/62800号を参照のこと);(11)免疫刺激剤および金属塩の粒子(例えば、国際公開第00/23105号を参照のこと);(12)サポニンおよび水中油型エマルジョン(例えば、国際公開第99/11241号を参照のこと;(13)サポニン(例えば、QS21)+3dMPL+IL−12(場合により+ステロール)(例えば、国際公開第98/57659号を参照のこと);(14)MPL誘導体RC529;ならびに(15)免疫刺激剤として作用し、組成物の有効性を促進する他の物質が挙げられるが、これらに限定されない。ミョウバンおよびMF59が、好ましい。
本発明におけるアジュバントとしての使用のために適した無機物含有組成物としては、アルミニウム塩およびカルシウム塩等の無機物塩が挙げられる。本発明は、水酸化物(例えば、オキシ水酸化物)、リン酸塩(例えば、ヒドロキシリン酸塩、オルトリン酸塩)、硫酸塩等のような無機物塩(例えば、Vaccine Design(1995)PowellおよびNewman編の第8章および第9章、ISBN:030644867X、Plenumを参照のこと)、または異なる無機化合物の混合物(例えば、場合によりリン酸塩が過剰な、リン酸塩および水酸化物アジュバントの混合物)を含み、化合物は任意の適した形態をとり(例えば、ゲル、結晶、不定形等)、塩(複数可)への吸着が好ましい。無機物含有組成物はまた、金属塩の粒子として製剤化してもよい(PCT国際公開第00/23105号)。
組成物でのアジュバントとしての使用に適した油エマルジョン組成物としては、スクアレン−水エマルジョンが挙げられる。特に好ましいアジュバントは、サブミクロン水中油型エマルジョンである。本明細書中での使用のための好ましいサブミクロン水中油型エマルジョンは、4〜5%w/vスクアレン、0.25〜1.0%w/v Tween 80TM(ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート)、および/または0.25〜1.0% Span 85TM(ソルビタントリオレエート)、ならびに、場合により、N−アセチルムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミニル−L−アラニン−2−(1’−2’−ジパルミトイル−sn−グリセロ−3−ヒドロキシホスホホリルオキ)−エチルアミン(MTP−PE)を含むサブミクロン水中油型エマルジョン等の、場合により種々の量のMTP−PEを含むスクアレン/水エマルジョン、例えば、「MF59」として公知のサブミクロン水中油型エマルジョンである(国際公開第90/14837号;米国特許第6,299,884号および第6,451,325号、ならびにVaccine Design:The Subunit and Adjuvant Approach(Powell,M.F.およびNewman,M.J.編)中のOttら、「MF59−−Design and Evaluation of a Safe and Potent Adjuvant for Human Vaccines」、Plenum Press、New York、1995、pp.277−296)。MF59は、4〜5%w/vのスクアレン(例えば、4.3%)、0.25〜0.5%w/vのTween 80TM、および0.5%w/vのSpan 85TMを含み、場合により、モデル110Yマイクロフルイダイザー(Microfluidics、Newton、MA)のようなマイクロフルイダイザーを用いてサブミクロン粒子に製剤化された、種々の量のMTP−PEを含む。例えば、MTP−PEは、約0〜500μg/用量、より好ましくは0〜250μg/用量、最も好ましくは0〜100μg/用量の量で存在させることができる。本明細書中で使用される場合、用語「MF59−0」は、MTP−PEを欠く、上記のサブミクロン水中油型エマルジョンをいうが、用語MF59−MTPは、MTP−PEを含む製剤を意味する。例えば、「MF59−100」は、1用量あたり100μgのMTP−PEを含む、等である。本明細書での使用のための別のサブミクロン水中油型エマルジョンであるMF69は、4.3%w/vのスクアレン、0.25%w/vのTween 80TM、および0.75%w/vのSpan 85TM、ならびに場合によりMTP−PEを含む。さらに別のサブミクロン水中油型エマルジョンは、SAFとしても公知のMF75であり、10%スクアレン、0.4%Tween 80TM、5%プルロニックブロック多量体L121、およびthr−MDPを含み、また、マイクロ流動化されてサブミクロンエマルジョンになる。MF75−MTPは、1用量あたり100〜400μgのMTP−PE等のMTPを含むMF75製剤を意味する。
サポニン製剤もまた、組成物中でのアジュバントとして使用され得る。サポニンは、広範な植物種の樹皮、葉、茎、根および花にも見られるステロール配糖体およびトリテルペノイド配糖体の不均質なグループである。キラヤ・サポニア・モリナの木の樹皮から単離されたサポニンは、アジュバントとして広く研究されてきた。サポニンはまた、スライマックス・オルナタ(Smilax ornata)(サルサパリラ)、ジプソフィラ・パニキュラータ(Gypsophilla paniculata)(ブライズベール)、およびサポナリア・オフィチナーリス(Saponaria officianalis)(ソープルート)からも商業的に得られ得る。サポニンアジュバント製剤としては、QS21等の精製された製剤、ならびにISCOM等の脂質製剤が挙げられる。
ビロソームおよびウイルス様粒子(VLP)もまた、本発明でアジュバントとして使用され得る。これらの構造体は一般に、場合によりリン脂質と混合または製剤化されている、ウイルスに由来する1つ以上のタンパク質を含む。これらは一般に、非病原性、非複製性であり、一般に、天然のウイルスゲノムのいずれも含まない。ウイルスタンパク質は組み換え生成され得るか、またはウイルス全体から単離され得る。ビロソームまたはVLPにおける使用に適した、これらウイルスタンパク質としては、インフルエンザウイルス(HAまたはNA等)、B型肝炎ウイルス(コアまたはキャプシドタンパク質等)、E型肝炎ウイルス、麻疹ウイルス、シンドビスウイルス、ロタウイルス、口蹄疫ウイルス、レトロウイルス、ノーウォークウイルス、ヒトパピローマウイルス、HIV、RNAファージ、Qβファージ(コートタンパク質等)、GAファージ、frファージ、AP205ファージ、およびTy(レトロトランスポゾンTyタンパク質p1等)に由来するタンパク質が挙げられる。VLPは、さらに国際公開第03/024480号、国際公開第03/024481号、およびNiikuraら、「Chimeric Recombinant Hepatitis E Virus−Like Particles as an Oral Vaccine Vehicle Presenting Foreign Epitopes」、Virology(2002)293:273−280;Lenzら、「Papillomavirus−Like Particles Induce Acute Activation of Dendritic Cells」、Journal of Immunology(2001)5246−5355;Pintoら、「Cellular Immune Responses to Human Papillomavirus(HPV)−16L1 Healthy Volunteers Immunized with Recombinant HPV−16L1 Virus−Like Particles」、Journal of Infectious Diseases(2003)188:327−338;およびGerberら、「Human Papillomavirus Virus−Like Particles Are Efficient Oral Immunogens when Coadministered with Escherichia coli Heat−Labile Entertoxin Mutant R192G or CpG」、Journal of Virology(2001)75(10):4752−4760で考察されている。ビロソームは、さらに、例えば、Gluckら、「New Technology Platforms in the Development of Vaccines for the Future」、Vaccine(2002)20:B10−B16で考察されている。免疫増強性再構成インフルエンザビロソーム(IRIV)は、鼻腔内の3価のINFLEXALTM生成物{MischlerおよびMetcalfe(2002)Vaccine 20、補遺5:B17−23}およびINFLUVAC PLUSTM生成物においてサブユニット抗原送達系として使用されている。
本組成物における使用に適したアジュバントとしては、以下のような細菌性または微生物性の誘導体が挙げられる。
かかる誘導体としては、モノホスホリルリピドA(MPL)および3−O−脱アシル化MPL(3dMPL)が挙げられる。3dMPLは、4、5または6個のアシル化鎖を有する3脱−O−アシル化モノホスホリルリピドAの混合物である。好ましい「小粒子」形態の3脱−O−アシル化モノホスホリルリピドAは、EP0689454に開示されている。かかる3dMPLの「小粒子」は、0.22ミクロン膜で濾過して滅菌できるほど小さい(EP0689454を参照のこと)。他の非毒性LPS誘導体としては、リン酸アミノアルキルグルコサミニド誘導体等の、モノホスホリルリピドAの模倣物、例えばRC−529が挙げられる。Johnsonら(1999)Bioorg Med Chem Lett 9:2273−2278を参照のこと。
リピドA誘導体としては、OM−174等の、大腸菌(Escherichia coli)に由来するリピドAの誘導体が挙げられる。OM−174は、例えば、Meraldiら、「OM−174,a New Adjuvant with a Potential for Human Use,Induces a Protective Response with Administered with the Synthetic C−Terminal Fragment 242−310 from the circumsporozoite protein of Plasmodium berghei」、Vaccine(2003)21:2485−2491;およびPajakら、「The Adjuvant OM−174 induces both the migration and maturation of murine dendritic cells in vivo」、Vaccine(2003)21:836−842に記載されている。
アジュバントとしての使用に適した免疫刺激オリゴヌクレオチドとしては、CpGモチーフ(非メチル化シトシンとそれに続くグアノシンを含み、リン酸結合によって連結された配列)を含むヌクレオチド配列が挙げられる。パリンドローム配列またはポリ(dG)配列を含む、細菌の2本鎖RNAまたはオリゴヌクレオチドもまた、免疫刺激性であることが示されている。
細菌性ADPリボシル化毒素およびそれらの無毒化された誘導体は、組成物中でアジュバントとして使用することができる。好ましくは、タンパク質は、大腸菌(すなわち、大腸菌易熱性エンテロトキシン「LT」)、コレラ(「CT」)、または百日咳(「PT」)に由来する。粘膜アジュバントとしての無毒化ADPリボシル化毒素の使用は、国際公開第95/17211号に記載されており、非経口アジュバントとしては国際公開第98/42375号に記載されている。好ましくは、アジュバントは、LT−K63、LT−R72、およびLTR192G等の無毒化LT変異体である。ADPリボシル化毒素およびそれらの無毒化された誘導体、特にLT−K63およびLT−R72の、アジュバントとしての使用は、以下の参考文献に見出され得る。Beignonら、「The LTR72 Mutant of Heat−Labile Enterotoxin of Escherichia coli Enhances the Ability of Peptide Antigens to Elicit CD4+ T Cells and Secrete Gamma Interferon after Coapplication onto Bare Skin」、Infection and Immunity(2002)70(6):3012−3019;Pizzaら、「Mucosal vaccines:non toxic derivatives of LT and CT as mucosal adjuvants」、Vaccine(2001)19:2534−2541;Pizzaら、「LTK63 and LTR72,two mucosal adjuvants ready for clinical trials」Int.J.Med.Microbiol(2000)290(4−5):455−461;Scharton−Kerstenら、「Transcutaneous Immunization with Bacterial ADP−Ribosylating Exotoxins,Subunits and Unrelated Adjuvants」、Infection and Immunity(2000)68(9):5306−5313;Ryanら、「Mutants of Escherichia coli Heat−Labile Toxin Act as Effective Mucosal Adjuvants for Nasal Delivery of an Acellular Pertussis Vaccine:Differential Effects of the Nontoxic AB Complex and Enzyme Activity on Th1 and Th2 Cells」Infection and Immunity(1999)67(12):6270−6280;Partidosら、「Heat−labile enterotoxin of Escherichia coli and its site−directed mutant LTK63 enhance the proliferative and cytotoxic T−cell responses to intranasally co−immunized synthetic peptides」、Immunol.Lett.(1999)67(3):209−216;Peppoloniら、「Mutants of the Escherichia coli heat−labile enterotoxin as safe and strong adjuvants for intranasal delivery of vaccines」、Vaccines(2003)2(2):285−293;およびPineら、(2002)「Intranasal immunization with influenza vaccine and a detoxified mutant of heat labile enterotoxin from Escherichia coli(LTK63)」J.Control Release(2002)85(1−3):263−270。アミノ酸置換の数的な参照は、好ましくは、Domenighiniら、Mol.Microbiol(1995)15(6):1165−1167に示されているADPリボシル化毒素のAおよびBサブユニットのアラインメントに基づく。
生体接着剤および粘膜接着剤もまた、本組成物中でアジュバントとして使用することができる。適した生体接着剤としては、エステル化されたヒアルロン酸ミクロスフィア(Singhら(2001)J.Cont.Rele.70:267−276)、またはポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、多糖類およびカルボキシメチルセルロースの架橋誘導体等の粘膜接着剤が挙げられる。キトサン、およびその誘導体もまた、本組成物中でアジュバントして使用できる。例えば、国際公開第99/27960号を参照のこと。
微粒子もまた、組成物中のアジュバントとして使用され得る。ポリ(ラクチド−コ−グリコリド)を用いて、生分解性で無毒性の物質(例えば、ポリ(α−ヒドロキシ酸)、ポリヒドロキシ酪酸、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリカプロラクトン等)から形成される微粒子(すなわち、直径約100nm〜約150μm、より好ましくは直径約200nm〜約30μm、および最も好ましくは直径約500nm〜約10μmの粒子)が好ましく、場合により、(例えば、SDSによって)負に帯電した表面、または(例えば、CTAB等の陽イオン性界面活性剤によって)正に帯電した表面を有するように処理される。
アジュバントとしての使用に適したリポソーム製剤の例は、米国特許第6,090,406号、米国特許第5,916,588号、およびEP0626169に記載されている。
組成物中での使用に適したアジュバントとしては、ポリオキシエチレンエーテルおよびポリオキシエチレンエステルが挙げられる。例えば、国際公開第99/52549号を参照のこと。かかる製剤はさらに、オクトキシノールと組み合わせたポリオキシエチレンソルビタンエステル界面活性剤(国際公開第01/21657号)、ならびに、例えば、オクトキシノール等の少なくとも1つのさらなる非イオン性界面活性剤と組み合わせたポリオキシエチレンアルキルエーテルまたはエステル界面活性剤(国際公開第01/21152号)を含む。好ましいポリオキシエチレンエーテルは、以下の群から選択される:ポリオキシエチレン−9−ラウリルエーテル(laureth 9)、ポリオキシエチレン−9−ステオリルエーテル、ポリオキシエチレン−8−ステオリルエーテル、ポリオキシエチレン−4−ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン−35−ラウリルエーテル、およびポリオキシエチレン−23−ラウリルエーテル。
PCPP製剤は、例えば、Andrianovら、「Preparation of hydrogel microspheres by coacervation of aqueous polyphosphazene solutions」、Biomaterials(1998)19(1−3):109−115およびPayneら、「Protein Release from Polyphosphazene Matrices」、Adv.Drug.Delivery Review(1998)31(3):185−196に記載されている。
アジュバントとしての使用に適したムラミルペプチドの例としては、N−アセチル−ムラミル−L−スレオニル−D−イソグルタミン(thr−MDP)、N−アセチル−ノルムラミル−l−アラニル−d−イソグルタミン(nor−MDP)、およびN−アセチルムラミル−l−アラニル−d−イソグルタミニル−l−アラニン−2−(1’−2’−ジパルミトイル−sn−グリセロ−3−ヒドロキシホスホリルオキシ)−エチルアミンMTP−PE)が挙げられる。
組成物中でのアジュバントとしての使用に適したイミダゾキノリン化合物の例としては、イミキモド、およびそのアナログが挙げられ、Stanley、「Imiquimod and the imidazoquinolines:mechanism of action and therapeutic potential」Clin Exp Dermatol(2002)27(7)571−577;Jones、「Resiquimod 3M」、Curr Opin Investig Drugs(2003)4(2):214−218;ならびに米国特許第4,689,338号、第5,389,640号、第5,268,376号、第4,929,624号、第5,266,575号、第5,352,784号、第5,494,916号、第5,482,936号、第5,346,905号、第5,395,937号、第5,238,944号、および第5,525,612号にさらに記載されている。
チオセミカルバゾン化合物の例、ならびに、すべて組成物中でのアジュバントとしての使用に適した化合物を製剤化、製造、およびスクリーニングする方法としては、国際公開第04/60308号に記載されているものが挙げられる。チオセミカルバゾンは、TNF−α等のサイトカインの生成のためのヒト末梢血単核細胞の刺激において特に有効である。
トリプタントリン化合物の例、ならびに、すべて組成物中でのアジュバントとしての使用に適した化合物を製剤化、製造、およびスクリーニングする方法としては、国際公開第04/64759号に記載されているものが挙げられる。トリプタントリン化合物は、TNF−α等のサイトカインの生成のためのヒト末梢血単核細胞の刺激において特に有効である。
組成物中でのアジュバントとしての使用に適したヒト免疫調節因子としては、インターロイキン(例えば、IL−1、IL−2、IL−4、IL−5、IL−6、IL−7、IL−12等)、インターフェロン(例えば、インターフェロン−γ)、マクロファージコロニー刺激因子、および腫瘍壊死因子等のサイトカインが挙げられる。
(1)サポニンおよび水中油型エマルジョン(国際公開第99/11241号);
(2)サポニン(例えば、QS21)+無毒性LPS誘導体(例えば、3dMPL)(国際公開第94/00153号を参照のこと);
(3)サポニン(例えば、QS21)+無毒性LPS誘導体(例えば、3dMPL)+コレステロール;
(4)サポニン(例えば、QS21)+3dMPL+IL−12(場合により+ステロール)(国際公開第98/57659号)
(5)3dMPLと、例えば、QS21および/または水中油型エマルジョンとの組み合わせ(欧州特許出願第0835318号、第0735898号および第0761231号を参照のこと);
(6)10%スクアレン、0.4%Tween 80、5%プルロニックブロックポリマーL121、およびthr−MDPを含むSAFであって、マイクロ流動化されてサブミクロンエマルジョンになっているか、またはボルテックスされて粒子サイズのより大きいエマルジョンになったもの。
(7)2%スクアレン、0.2%Tween 80、ならびに、モノホスホリリピドA(MPL)、ジミコール酸トレハロース(TDM)、および細胞壁骨格(CWS)からなる群由来の1つ以上の細菌細胞壁成分、好ましくはMPL+CWS(DetoxTM)を含むRibiTMアジュバントシステム(RAS)、(Ribi Immunochem);ならびに
(8)1つ以上の無機物塩(アルミニウム塩等)+LPSの無毒性誘導体(3dPML等)。
(9)1つ以上の無機物塩(アルミニウム塩等)+免疫刺激オリゴヌクレオチド(CpGモチーフを含むヌクレオチド配列等)。
HCV融合ポリペプチドを、HCV特異的ポリクローナル抗体およびHCV特異的モノクローナル抗体を生成するために使用してもよい。HCV特異的ポリクローナル抗体およびHCV特異的モノクローナル抗体は、HCV抗原に特異的に結合する。ポリクローナル抗体は、マウス、ウサギ、ヤギ、またはウマ等の哺乳動物に融合タンパク質を投与することによって、生成され得る。免疫化された動物由来の血清が収集され、抗体は、例えば、硫酸アンモニウムを用いる沈殿、その後のクロマトグラフィー、好ましくはアフィニティクロマトグラフィーによって、血漿から精製される。ポリクローナル抗血清を生成および処理するための技術は、当該分野で公知である。
インビボまたはインビトロで発現される、コアポリペプチドを含むかまたは含まないNS2NS3*NS4NS5t融合タンパク質またはE2NS2NS3*NS4NS5t融合タンパク質、ならびに本明細書中に記載されている他の種々の融合物のいずれかを含む、上述の融合物によって活性化されるHCV特異的T細胞は、好ましくは、これらのペプチドのうちの1つ以上と、コアポリペプチドを含むかまたは含まないNS5tとの融合物のエピトープを含む、NS2、p7、E1、E2、NS3、NS4、NS5a、またはNS5bポリペプチド等のHCVポリペプチドのエピトープを認識する。HCV特異的T細胞は、CD8+またはCD4+であり得る。他の実施形態において、NS5部分は切断されていなくてもよい。
HCV特異的CD8+T細胞は、細胞傷害性Tリンパ球(CTL)であり得、これは、MHCクラスI分子と複合体形成したこれらのエピトープのうちのいずれかを提示するHCV感染細胞を死滅させ得る。HCV特異的CD8+T細胞は、例えば、51Cr放出アッセイ(実施例を参照のこと)によって検出され得る。51Cr放出アッセイは、HCV特異的CD8+T細胞が、これらのエピトープのうちの1つ以上を提示している標的細胞を溶解する能力を測定する。IFN−γ等の抗ウイルス物質を発現するHCV特異的CD8+T細胞もまた、本明細書中で企図され、これはまた、免疫学的方法によって、好ましくは、限定されないがE2、NS3、NS4、NS5a、またはNS5bポリペプチド等のHCVポリペプチドのうちの1つ以上でのインビトロ刺激の後、IFN−γまたは同様のサイトカインについての細胞内染色によって、検出され得る(実施例を参照のこと)。
HCV融合ポリペプチドまたはポリヌクレオチドは、インビトロまたはインビボのいずれかでHCV特異的T細胞を活性化するために使用され得る。HCV特異的T細胞の活性化は、特に、HCVに対するCTL応答を最適化するモデル系を提供するため、およびHCV感染に対する予防処置または治療処置を提供するために、使用され得る。インビトロ活性化について、タンパク質は、上述のように、アデノウイルスベクター等の、プラスミドまたはウイルスベクターを介して、好ましくはT細胞に供給される。
以下は、本発明を行うための特定の実施形態の実施例である。実施例は、例示的な目的のためだけに提供され、いかなる方法においても本発明の範囲を限定することを意図するものではない。当業者は、本開示の教示が与えられれば、発明が種々の方法で実施され得ることを容易に理解するであろう。
(HCV融合ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドのクローニング)
アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、アミノ酸1018〜1026由来のNS2のカルボキシ末端、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜2990または3011、および場合によりコアのアミノ酸1〜121をコードし、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、存在する場合、コア配列のアミノ酸9がアルギニンであり、コア配列のアミノ酸11がスレオニンであり、場合によりアミノ酸384〜アミノ酸715由来のE2配列を含む、合成核酸配列を、一般的な方法および下記に概説されるものに従って構築した。HCV−1配列に関するアミノ酸番号付けで、種々の構築物を図11に図式的に表す。標準的な組換えクローニング技術ならびに特にこれまでにUS2006−0088819−A1、国際公開第01/38360号および国際公開第2004/005473号に記載されている方法を利用することによって、核酸配列をプラスミドベクターにクローニングし、融合ポリペプチドをコードするコードするDNA挿入を含むプラスミドベクターで形質転換した宿主細胞から、融合ポリペプチドを発現させた。
アミノ末端からカルボキシ末端の方向でメチオニン、E2のアミノ酸384〜715、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜2990およびコアのアミノ酸1〜121からなり、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がアルギニンであり、コア配列のアミノ酸11がスレオニンである、HCV融合ポリペプチドをコードするように、合成HCV1a核酸を構築した。この核酸配列によってコードされる融合タンパク質を、HCV−1配列に関するアミノ酸番号付けで、図7で図式的に表し、これは本明細書中で「e2ns3mns5tr.c121」、「e2.ns3m−ns5tr.core121」、または「E2NS3*NS4NS5tr.core121」もしくは「E2NS2NS3*NS4NS5tr.core121」と呼ばれる。
Δns3ns5core121またはΔNS3−NS5.core121(NS3のaa1242〜aa1657、NS4のaa1658〜aa1972、NS5のaa1973〜aa2990およびコアのaa1〜aa121);
ns3m.ns5−coreまたはNS3m−NS5(NS2のaa1018〜aa1026、NS3のaa1027〜aa1657、NS4のaa1658〜aa1972およびNS5のaa1973〜aa3011);
ns3m.ns5tr−coreまたはNS3m−NS5tr(NS2のaa1018〜aa1026、NS3のaa1027〜aa1657、NS4のaa1658〜aa1972およびNS5のaa1973〜aa2990);
ns3m.ns5+core121またはNS3m−NS5.core121(NS2のaa1018〜aa1026、NS3のaa1027〜aa1657、NS4のaa1658〜aa1972、NS5のaa1973〜aa3011およびコアのaa1〜aa121);
ns3m.ns5tr+coreまたはNS3m−NS5tr.core121(NS2のaa1018〜aa1026、NS3のaa1027〜aa1657、NS4のaa1658〜aa1972、NS5のaa1973〜aa2990およびコアのaa1〜aa121);
e2.ns3m.ns5−coreまたはE2.NS3m−NS5(メチオニン、E2のaa384〜aa715、NS2のaa1018〜aa1026、NS3のaa1027〜aa1657、NS4のaa1658〜aa1972およびNS5のaa1973〜aa3011);
e2.ns3m.ns5tr−coreまたはE2.NS3m−NS5tr(メチオニン、E2のaa384〜aa715、NS2のaa1018〜aa1026、NS3のaa1027〜aa1657、NS4のaa1658〜aa1972およびNS5の1973〜aa2990);ならびに
e2.ns3m.ns5+coreまたはE2.NS3m−NS5.core121(メチオニン、E2のaa384〜aa715、NS2のaa1018〜aa1026、NS3のaa1027〜aa1657、NS4のaa1658〜aa1972、NS5のaa1973〜aa3011およびコアのaa1〜aa121)である。
図10a〜10dに示されるように、上述の種々の構築物を有する発現プラスミドを酵母に形質転換し、発現させた。
レーンST、分子量標準
レーンC、pAB24プラスミドベクター対照;
レーン1、ns3m−ns5(219.3kD)、コロニーA;
レーン2、ns3m−ns5(219.3kD)、コロニーB;
レーン3、ns3m−ns5tr(217.0kD)、コロニーA;
レーン4、ns3m−ns5tr(217.0kD)、コロニーB;
レーン5、ns3m−ns5.core121(233.6kD)、コロニーA;
レーン6、ns3m−ns5.core121(233.6kD)、コロニーB;
レーン7、ns3m−ns5tr.core121(230.3kD)、コロニーA;
レーン8、ns3m−ns5tr.core121(230.3kD)、コロニーB;
レーン9、Δns3−ns5.core121(208.0kD)、コロニーA;
レーン10、Δns3−ns5.core121(208.0kD)、コロニーB
である。
レーンC、pAB24プラスミドベクター対照;
レーンST、分子量標準;
レーン1、e2.ns3m−ns5(256.0kD)、コロニーA;
レーン2、e2.ns3m−ns5(256.0kD)、コロニーB;
レーン3、e2.ns3m−ns5tr(253.6kD)、コロニーA;
レーン4、e2.ns3m−ns5tr(253.6kD)、コロニーB;
レーン5、e2.ns3m−ns5.core121(269.2kD)、コロニーA;
レーン6、e2.ns3m−ns5.core121(269.2kD)、コロニーB;
レーン7、e2.ns3m−ns5tr.core121(266.3kD)、コロニーA;
レーン8、e2.ns3m−ns5tr.core121(266.3kD)、コロニーB;
レーン9、Δns3m−ns5.core121(208.0kD)、コロニーA;
レーン10、Δns3m−ns5.core121(208.0kD)、コロニーB
である。
レーンST、分子量標準;
レーンC、pAB24プラスミドベクター対照;
レーン1、ns3m−ns5(219.3kD)、凍結ストックA;
レーン2、ns3m−ns5(219.3kD)、凍結ストックB;
レーン3、ns3m−ns5tr.core121(230.3kD)、凍結ストックA;
レーン4、ns3m−ns5tr.core121(230.3kD)、凍結ストックB;
レーン5、e2.ns3m−ns5(256.0kD)、凍結ストックA;
レーン6、e2.ns3m−ns5(256.0kD)、凍結ストックB;
レーン7、e2.ns3m−ns5tr.core121(266.3kD)、凍結ストックA;
レーン8、e2.ns3m−ns5tr.core121(266.3kD)、凍結ストックB;
レーン9、e2.ns3m−ns5tr.core121(266.3kD)、凍結ストックC;
レーン10、Δns3−ns5.core121(208.0kD)、コロニー
である。
レーンST、分子量標準;
レーンC、pAB24プラスミドベクター対照;
レーン1、ns3m−ns5(219.3kD)、液体培養物A;
レーン2、ns3m−ns5(219.3kD)、液体培養物B;
レーン3、ns3m−ns5tr.core121(230.3kD)、液体培養物A;
レーン4、ns3m−ns5tr.core121(230.3kD)、液体培養物B;
レーン5、e2.ns3m−ns5(256.0kD)、液体培養物A;
レーン6、e2.ns3m−ns5(256.0kD)、液体培養物B;
レーン7、e2.ns3m−ns5tr.core121(266.3kD)、液体培養物A;
レーン8、e2.ns3m−ns5tr.core121(266.3kD)、液体培養物B
である。
上述のように生成された、E2NS2NS3*NS4NS5core121融合タンパク質、またはe2.ns3m−ns5tr.core121を用いて、HCV融合−ISCOMを次のように生成した。融合タンパク質を、イオン相互作用を利用して融合タンパク質とアジュバントとの間の関連を最大化して、予め形成されたISCOMATRIX(ISCOMを使用する)と混合することによって、融合−ISCOM製剤を調製した。ISCOMATRIXは、本質的に、Coulterら(1998)Vaccine 16:1243に記載されているように調製される。HCV融合ポリペプチド+ISCOMの生成のためのさらなる方法は、本明細書中に記載されている。融合−ISCOM製剤はまた、本明細書中で、「IMX/ポリ」または「IMX−ポリ」と呼ばれる。一実施形態において、CpGを製剤に添加し、完全な製剤を「IMX/ポリ/CpG」と名付けた。
(融合ポリペプチドワクチン製剤がT細胞応答を準備刺激する能力)
(免疫化)
以下の研究を行って、CpGありまたはなしで、E2NS3*NS4NS5core121/ISCOM、またはIMX/ポリがHCV特異的免疫応答、特にT細胞応答を準備刺激する能力を判定した。また、IMX/ポリでの一次免疫と、それに続く、野生型NS345をコードするアルファウイルスレプリコン(「α−NS345」)での追加免疫またはその逆(α−NS345で準備刺激して、融合−ISCOM製剤で追加免疫する)を、HCV特異的T細胞応答に対するそれらの効果について試験した。結果を図8(CD4+T細胞応答)および図9(CD8+T細胞応答)に示す。
脾臓細胞(1E6)を、表3に示される10μg/mlのペプチドまたはタンパク質で、抗CD28抗体(1μg/ml)(BD Biosciences、San Jose、CA)およびブレフェルジンA(BD Biosciences、San Jose、CA)の存在下で、37℃で6時間刺激し、次いで、CD4(抗CD4アロフィコシアニン結合体、クローンSK3、Becton Dickinson、San Jose、CA)およびCD8(抗CD8α PerCP結合体、クローンSK1、Becton Dickinson)に対する抗体で染色し、Cytofix/Cytoperm(Pharmingen)、およびIFN−γ(クローン4S.B3、フィコエリトリン結合体、Pharmingen)で透過処理した。染色された細胞を、FACSCaliburTMフローサイトメーター(Becton Dickinson)で分析した。サイトカイン陽性細胞の平均頻度を、2つ組の各対について計算した。刺激されていない平均頻度(ペプチドなし)を刺激された平均頻度(HCVペプチドで、表3)と比較することによって、抗原特異的頻度を判定し、t検定によって、p<0.05を、統計的に有意であると見なす。
(対応するNSエピトープを発現するアルファウイルス)
アルファウイルスレプリコン粒子、例えば、SINCR(DC+)およびSINCR(LP)を、Poloら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA(1999)96:4598−4603に記載されているように調製した。アルファウイルスレプリコンは、本明細書中に記載されている免疫原性HCV融合ポリペプチド組成物のアミノ酸と比較して、さらなるHCVエピトープの全てもしくは一部分を含む。実施例2において使用されたα−NS345レプリコンは、NS3、4および5の完全な配列(NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜3011)を含んでおり、NS3に変異はなかった。実施例2に示されるように、準備刺激追加免疫化戦略の一部として、かかるアルファウイルス粒子を、本発明のHCV融合ポリペプチドと組み合わせて使用してもよい。
(修飾されたE2NS2NS3*NS4NS5tおよびE2NS2NS3*NS4NS5tCoreポリヌクレオチドおよびポリペプチドの生成)
以下の実施例におけるE2は、全長HCV−1ポリタンパク質に関して番号付けされたアミノ酸384〜715を含む、C末端の切断されたE2分子を表す。一実施形態におけるE2核酸を、NS2タンパク質のアミノ酸1018〜1026をコードする核酸に融合させたが、これは、ポリタンパク質のコア121アミノ酸をコードする核酸に融合した、ポリタンパク質のアミノ酸1027〜3011または2990をコードする核酸に融合している。
Claims (16)
- (1)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、メチオニン、E2のアミノ酸384〜715、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜2990およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がリシンであり、コア配列のアミノ酸11がアスパラギンである;
(2)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、メチオニン、E2のアミノ酸384〜715、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜3011およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がリシンであり、コア配列のアミノ酸11がアスパラギンである;
(3)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜2990およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がリシンであり、コア配列のアミノ酸11がアスパラギンである;ならびに
(4)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜3011およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がリシンであり、コア配列のアミノ酸11がアスパラギンである;
からなるポリペプチドの群から選択されるポリペプチドからなる単離されたHCV融合ポリペプチドを含む、免疫学的組成物。 - (1)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、メチオニン、E2のアミノ酸384〜715、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜2990およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がアルギニンであり、コア配列のアミノ酸11がスレオニンである;
(2)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、メチオニン、E2のアミノ酸384〜715、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜3011およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がアルギニンであり、コア配列のアミノ酸11がスレオニンである;
(3)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜2990およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がアルギニンであり、コア配列のアミノ酸11がスレオニンである;ならびに
(4)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜3011およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がアルギニンであり、コア配列のアミノ酸11がスレオニンである;
からなるポリペプチドの群から選択されるポリペプチドからなる単離されたHCV融合ポリペプチドを含む、免疫学的組成物。 - さらなるHCV免疫原性ポリペプチドをさらに含む、請求項1または請求項2に記載の組成物。
- さらなるHCV免疫原性ポリペプチドがE1E2複合体を含む、請求項3に記載の組成物。
- アジュバントをさらに含む、請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
- 免疫刺激分子をさらに含む、請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
- 前記免疫刺激分子がCpGである、請求項6に記載の組成物。
- 被験体に治療有効量の請求項1〜7のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、脊椎動物被験体において細胞性免疫応答を刺激する方法。
- 脊椎動物被験体において細胞性免疫応答を刺激する方法における、請求項1〜7のいずれかに記載の組成物の使用。
- 被験体において細胞性免疫応答を刺激するための医薬品の製造における、請求項1〜7のいずれかに記載の組成物の使用。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の組成物を薬学的に許容され得る賦形剤と組み合わせることを含む、組成物を生成するための方法。
- (1)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、メチオニン、E2のアミノ酸384〜715、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜2990およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がリシンであり、コア配列のアミノ酸11がアスパラギンである;
(2)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、メチオニン、E2のアミノ酸384〜715、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜3011およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がリシンであり、コア配列のアミノ酸11がアスパラギンである;
(3)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜2990およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がリシンであり、コア配列のアミノ酸11がアスパラギンである;ならびに
(4)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜3011およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がリシンであり、コア配列のアミノ酸11がアスパラギンである;
からなるポリペプチドの群から選択されるポリペプチドからなるHCV融合ポリペプチドをコードするコード配列を含むポリヌクレオチド。 - (1)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、メチオニン、E2のアミノ酸384〜715、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜2990およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がアルギニンであり、コア配列のアミノ酸11がスレオニンである;
(2)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、メチオニン、E2のアミノ酸384〜715、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜3011およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がアルギニンであり、コア配列のアミノ酸11がスレオニンである;
(3)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜2990およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がアルギニンであり、コア配列のアミノ酸11がスレオニンである;ならびに
(4)アミノ末端からカルボキシ末端の方向で、NS2のアミノ酸1018〜1026、NS3のアミノ酸1027〜1657、NS4のアミノ酸1658〜1972、NS5のアミノ酸1973〜3011およびコアのアミノ酸1〜121、ここでNS3配列の1165位のセリンがアラニンで置換されており、コア配列のアミノ酸9がアルギニンであり、コア配列のアミノ酸11がスレオニンである;
からなるポリペプチドの群から選択されるポリペプチドからなるHCV融合ポリペプチドをコードするコード配列を含むポリヌクレオチド。 - (a)請求項12または請求項13に記載のポリヌクレオチド;ならびに
(b)該ポリヌクレオチドに作動可能に連結され、それによって宿主細胞中でコード配列が転写および翻訳される、少なくとも1つの制御因子
をコードする、単離された核酸 - 請求項14に記載の核酸で形質転換された、宿主細胞。
- HCV融合ポリペプチドを生成するための方法であって、前記ポリペプチドを生成するための条件下で請求項15に記載の宿主細胞の集団を培養することを含む、方法。
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