JP2010500212A - 航空機用の組立部品及び該組立部品を備えた航空機 - Google Patents

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Abstract

本発明は、乗客用の少なくとも1つの座席(28、30)及び/又はフット・レスト(40)を備える航空機用の組立部品であって、その航空機用の組立部品が、少なくとも1つの座席の2つの側の一方に沿って延びていて、長手方向のサイズがその少なくとも1つの座席の長手方向のサイズに少なくとも等しく、鉛直方向のサイズすなわち高さがその少なくとも1つの座席の鉛直方向のサイズすなわち高さよりも大きい隔離パネル(38)も備えているため、前記パネルの裏側に、その少なくとも1つの座席を占める乗客の少なくとも一部が隠れることと、前記隔離パネルが、その少なくとも1つの座席の2つの側の一方に沿って、高さ方向に垂直に、横方向の曲線部と呼ぶ曲線部を有することを特徴とする航空機用の組立部品に関する。

Description

本発明は、航空機の乗客用の座席又はフット・レストを備える航空機用の組立部品に関する。
商業飛行の航空機では、特に上級と呼ばれるクラス(ファースト・クラス、「ビジネス」クラスなど)の乗客が、航空機製造会社の側が特に注目する対象となっている。
航空機製造会社は、上級クラスの乗客の快適さを向上させるため、特に、「エコノミー」と呼ばれるクラスの乗客に対するよりも多くのスペースを用意するとともに、一般にますます多くのサービスを提供している。
したがって上級クラスの乗客は、自分の座席をほぼ水平な状態に傾けることができ、時には自分の座席を寝台に変換することさえできる。なぜなら前後に位置する座席は十分に離れているからである。
より多くのスペースを乗客に提供するため、座席は横方向にも互いに離れている。
しかしこれら上級クラスの乗客の居住スペースの整備にあらゆる注意が払われているにもかかわらず、このクラスの乗客同士が、面識のない人であることがしばしばある他の乗客から隔離されて、より親しくなりたい欲求を感じることが時にある。
彼らは、このような欲求を満たそうとすると、トイレや航空機の他の場所(例えば他の乗客から離れるために特別に設けられた場所)に行かざるをえない。
しかしこのような特別な場所があると、乗客用座席を設置するのに利用できるスペースが少なくなる。
さらに、このような乗客同士は、横になって眠ることを望む場合、ある種の親密な状態になることも求めるが、残念ながら現在の航空機ではそのような目的のためには何も用意されていない。
本発明では、上記の欠点のうちの少なくとも1つをなくすことを目的として、乗客用の少なくとも1つの座席及び/又はフット・レストを備える航空機用の組立部品であって、その航空機用の組立部品が、少なくとも1つの座席の2つの側の一方に沿って延びていて、長手方向のサイズがその少なくとも1つの座席の長手方向のサイズに少なくとも等しく、鉛直方向のサイズすなわち高さがその少なくとも1つの座席の鉛直方向のサイズすなわち高さよりも大きい隔離パネルも備えているため、パネルの裏側に、その少なくとも1つの座席を占める乗客の少なくとも一部が隠れることと、隔離パネルが、その少なくとも1つの座席の2つの側の一方に沿って、高さ方向に垂直に、横方向の曲線部と呼ぶ曲線部を有することを特徴とする航空機用の組立部品を提案する。
乗客同士が親しくすることに結局のところ限度はあるが、このような組立部品により、他の座席から離す場合よりも乗客同士が親しくできるようになる。
隔離パネルは、組立部品の座席を占める乗客を、この組立部品が設置されている航空機の客室の他の座席を占める他の乗客の目から確実に隠すことができる。
したがって本発明の組立部品の中にいる乗客は、視線を避けるのに自分の座席を外す必要がない。
曲がった隔離パネルが乗客用座席に沿ってその座席の前部を超えることなく配置されていると、座席の前に位置するスペースにはみ出すことも、その座席の斜め前方に位置するスペースにはみ出すこともない。
そのため隔離パネルを座席の横に付加しても、その座席に近づくための周囲の空きスペースが制限されることはない。
さらに、パネルはその乗客用座席を他の乗客用座席と物理的に分離しているだけでありながら、1つのモジュールの中にその乗客用座席が閉じ込められることはない。
このようなモジュールは、その乗客を客室の残りの部分から完全に隔離する効果を有するゆえ、まさにそのことによってその乗客に閉塞感を与え、したがって空きスペースが少なくなった印象を与える可能性がある。
本発明のおかげで乗客は閉塞感を持つことがない。
さらに、乗客用座席の周囲にモジュールを設置したとすると、一般に、そのモジュールが設置される航空機の客室全体の中の空きスペースが少なくなるであろう。したがって客室の中を歩き回る乗客は、一般に閉じ込められているという不快な印象を持つであろう。
さらに、客室の換気設備の設計を見直す必要があろう。というのも、モジュールを構成する壁は、従来の設備から出てくる空気流を乱す可能性があるからである。
乗客用座席に隣接して分離パネルを配置するというのは簡単な1つの解決法であり、実現するのに付帯設備を必要とせず、航空機の中にそのための特別な場所を確保する必要もない。
さらに、パネルを付け加えても航空機の負荷が異常に増大することはない。
この点に関し、蜂の巣構造(ハニカム)のような軽い材料を特に用いることができる。
横方向の曲線部は、パネルをより堅固にするのに寄与する。この曲線部は、パネルが航空機の客室の床に設置されたとき、そのパネルに、まっすぐなパネルよりも大きな安定性も与える。
通路に立った状態で他の座った乗客と話をしている乗客がパネルにもたれるとき、とりわけパネルで座席に沿った部分にもたれるとき、これが有用であることがわかる。
本発明による曲がったパネルは、孤立した1つの座席の2つの側の一方に沿って配置すること、又はフット・レストが座席の後ろに位置する座席−フット・レストユニットの2つの側の一方に沿って配置することができる。
1つの特徴によれば、横方向の曲線部は、パネルの高さ全体にわたって延びている。
1つの特徴によれば、曲線部は、少なくとも1つの座席の方を向いた凹状部を有する。
そのためパネルの凸部は組立部品の外側を向く。その結果、客室の中を歩き回っていてパネルの横を通る乗客のほか、カートや荷物の移動が容易になる。
さらに、このような人たちがパネルに接触しても、パネルは滑らかで膨らんだ外面を有するため、怪我をする危険性も少なくなる。
さらに、凹部が座席の方に向いているため、座っている乗客の横に、まっすぐなパネルよりも多くの空きスペースが提供される。
パネルの横方向の曲線部は、パネルの外面の接するベクトルが、座席の前部に位置するパネルの前端と、座席の少なくとも背もたれに位置するパネルの後端との間、あるいはフット・レストが座席の後ろに配置されている場合にはその位置を超えさえするパネルの後端との間を移動するときの幾何学的方向の変化によって定義される。
1つの特徴によれば、パネルが横に配置される座席の少なくとも一方の側も曲がっていて、パネルと座席の曲線部は互いに適合し、例えば一致するか少なくとも似ている。
1つの特徴によれば、隔離パネルの全体的な形状は瓦である。
1つの特徴によれば、隔離パネルは、下部に、航空機の客室の床に固定されることになる土台を備えている。
この土台により、パネルを確実に固定することが容易になるとともに、パネルの堅固さと安定性が増大する。
1つの特徴によれば、隔離パネルは、パネルの長手方向と鉛直方向を含む面に投影したとき、上部に凸型の曲線部を有する。
このような形状により、鋭角になった直線状の上縁部と比べて怪我の危険性を少なくするとともに、座った乗客が横を見渡すことができるようになる。
1つの特徴によれば、航空機用の組立部品は、乗客用座席の後ろに、隔離パネルの長手方向の延長線に揃えて配置されたフット・レストをさらに備えていて、その隔離パネルは、この長手方向に沿って、そのフット・レストの2つの側の一方の横にも延びている。
1つの特徴によれば、隔離パネルは、乗客用座席又はフット・レストの後ろ側で、長手方向にほぼ垂直な方向にL字型壁部を形成している。
1つの特徴によれば、隔離パネルは、乗客用座席の2つの側の一方から、その座席の後ろ側を通って他方の側まで延びている。
1つの特徴によれば、航空機用の組立部品は互いに平行に配置された2つの乗客用座席を備えていて、隔離パネルが、第1の座席の2つの側の一方から、これら2つの座席の後ろ側を通って第2の座席の2つの側の一方まで延びているため、これら座席の前方に向かって開かれた一種のアルコーブを形成する。
本発明は、上に簡単に説明した組立部品に合致していて客室の床に設置される少なくとも1つの航空機用の組立部品を備える航空機も目的とする。
1つの特徴によれば、上記の少なくとも1つの航空機用の組立部品は客室の床に固定される。
1つの特徴によれば、上記の少なくとも1つの航空機用の組立部品の隔離パネルと少なくとも1つの座席は、互いに機械部品として独立である。
このようにすると、乗客のために少なくとも1つのパネルを1つ又は複数の座席又はフット・レストに容易に取り付けることができるが、その座席/フット・レストの設計を再検討する必要はない。
乗客用座席の横にパネルを設置するのはこのように容易であり、取り外しも同様である。
組立部品は単一のブロックを構成していないため、その組立部品の要素を1つずつ航空機の中に導入することができる。そのため運搬と設置の作業が容易になる。
1つの特徴によれば、隔離パネルは航空機の客室の高さよりも低くされていて、しかもその隔離パネルは、そのパネルの裏側に、上記の少なくとも1つの座席を占める乗客の身体の少なくとも一部を他の座った乗客から隠すのに十分な高さである。
その一方で、パネルの高さは、客室内の換気のためと、客室空間ができるだけ開かれた状態を維持するために制限されている。そのため閉じ込められた感覚が避けられる。
1つの特徴によれば、航空機は、客室の床の上に設けられた複数の航空機用の組立部品を備えている。
1つの特徴によれば、組立部品のそれぞれの乗客用座席は客室の通路に沿って配置されていて、それぞれの隔離パネルは、対応する通路とその各座席の間に位置する。
1つの特徴によれば、通路の両側に配置された航空機用の組立部品は、互いにずらして設置されている。
このように、通路に沿って組立部品を互いにずらすことで、乗客同士がより親しい行動を取ることができる。
1つの特徴によれば、航空機の組立部品の各隔離パネルは凸型の広い面を持ち、通路の両側に配置された隔離パネルのその凸型の面が通路の方を向いている。
本発明の組立部品が設置された航空機の客室の全体概略図である。 図1と同様の客室の全体概略図であり、図1に示した組立部品の一部の設置状態だけを示してある。 図2に示した組立部品の一部の正面図である。 組立部品に関して図3に示した部分の側面図である。 本発明による組立部品の中に収まった乗客を示す全体図である。 図5を上から見た図である。 別の組立部品の内部を示す全体図であり、その中で乗客が横になっている。 2つの組立部品に関し、それぞれの組立部品の一部が航空機の客室の床に固定された状態の全体を示す斜視図である。 組立部品の図8に示した部分を乗客用の座席又はフット・レストとともに上から見た全体概略図である。 図9に示した組立部品を斜めから見た全体概略図である。 航空機の客室の中に設けられた本発明による航空機用の組立部品を示す斜視図である。
他の特徴と利点は、添付の図面を参照して行なう例示としての以下の説明に現われるであろう。
図1に航空機の客室の一部を図示し、その全体を参照番号10で示してある。この客室は、床12と、側壁(一方の側壁14だけを窓16とともに示してある)と、天井(図を見やすくするために省略してある)を備えている。
この図には、いろいろな客室設備が図示されている。それは特に、乗客用の座席又はフット・レストと、1つ又は複数の隔離パネルとを備える本発明の航空機用の組立部品である。
この図には異なる複数のタイプの航空機用の組立部品が示してあるため、本発明をいろいろなやり方で実現できることがわかる。
異なる各タイプの組立部品の全体を、それぞれ参照番号18、20、22、24、26で示してある。
この客室には、乗客用のさまざまな座席又はフット・レストが設置されている。それは例えば、客室の側壁14に沿って配置された座席28である。客室の中央部には、座席30がペアにして設けられている。同一のペアの2つの座席30は、中央の仕切り部32によって互いに隔てられている。中央の仕切り部32は、複数のペア式座席の間を長手方向に延びていて、例えば乗客の荷物を収容するのに役立つ。
これらの座席30はカップルで旅行する乗客に特に利用され、座席28は、一人旅の人に利用される。
なお、座席28と座席30は、長手方向の通路のそれぞれの側に位置している。この客室には、乗客と乗務員が通行するための2本の通路34と36が設けられている。
なお、本発明による航空機用設備又は組立部品は、その組立部品の隔離パネルによって生じる見えなくする効果を大きくするため、それぞれの通路の両側に互いにずらして配置されている。
なお、本発明によるそれぞれの航空機用の組立部品は、客室の床12に取り付けられる。これについては図8と図9を参照してあとで説明する。
本発明によるそれぞれの航空機用の組立部品は、1つの座席又はフット・レスト、それどころか1つの座席とフット・レスト、又は2つの座席を備えるとともに、1つ又は複数の不透明な隔離パネルも備えている。パネルは、そのパネルの背後で対応する座席又はフット・レストを占めている乗客の全体又は一部を見えなくできるサイズにされている。
このような組立部品を占める2人の乗客がより親しい行動を取りやすいようにするこの効果は、パネルの存在と、座席及び/又はフット・レストに対するパネルの位置と、パネルのサイズによって得られる。
図2は、航空機の客室の床12を示しているが、本発明による航空機用の組立部品の隔離パネル以外のあらゆる装備又は設備が取り除かれている。
したがってこの図には、さまざまなタイプの航空機用の組立部品18、20、22、24、26の隔離パネルの設置状態が見られる。
このような表示法により、パネルの存在によって客室の設備が過度の負担になることはなく、客室の通路が塞がれることはないため、乗客と乗務員の移動が妨げられないことがわかる。
さらに、図1から確認できるように、パネルの設置によって乗客用の座席又はフット・レストの周囲の空きスペースが狭くなることはないため、特に、乗客がこれらの座席又はフット・レストにアクセスする妨げにはならない。
図3と図4に、図1と図2に示した航空機用の組立部品18の2つの隔離パネル38を示してある。
パネル38は、図3では、通路に座ったとすれば見えるであろう正面図として示してある。そのためこのパネルの背後に位置する座席及び/又はフット・レストが、見る人の目から隠される。あるいは少なくとも背もたれと、その背もたれのうちで乗客の上半身によって占められる部分が、見る人の目から隠される。
なお、このパネルは、設置された対応する組立部品の横を延びる通路と、この組立部品の一部である乗客用の座席及び/又はフット・レストとの間に配置される。
鉛直状態のパネル38を示す図3と図4からわかるように、このパネルは、高さ方向に垂直な横方向に曲線部を持つため、ここでは全体的な形状が瓦のようになっている。
パネルの横方向の曲線部は、少なくとも、パネルで座席に沿った部分、すなわち座席の肘掛けがある2つの側の一方に沿った部分に存在している。この曲線部は、パネルの部分のうちで座席の前部に位置する前端から始まり、少なくとも座席の背もたれの位置まで延びている(図1の座席28に沿ったパネル68)が、さらに後ろまで延びて例えば座席40を取り囲むことさえある(図6)。
この曲線部はさらに、パネルの高さの大部分にわたって延びていて、パネルの高さ全体に延びることさえある。
なお、乗客用座席が少なくとも部分的に確実に隠れるサイズであれば、他の膨らんだ形態又は曲がった形態のパネルも採用できる。
したがって曲がったパネルは、裏表に2つの広い面を有する。すなわち内側の凹面38aと、それとは反対側の外側の凸面38bである。
このようなパネルが乗客用の座席及び/又はフット・レストに接して設置されると(図1と図6)、内側の凹面38aがその座席及び/又はフット・レストの方を向く。そのためそのパネルの凸面がその座席及び/又はフット・レストにいる乗客の方に被さっている場合には、その乗客はさらに隠される。
さらに、図1と図2に示してあるように、隔離パネルの広い凸面38bは、場合に応じて通路34又は36の方を向いている。
この構成により、乗客と乗務員が客室を移動しやすくなる。なぜなら乗客と乗務員は、通路を歩き回るとき、膨らんでいて滑らかな凸面としか接触できないため、怪我をする危険性が少なくなるからである。
実際、これらのパネルがないと、通路を歩き回る人は、乗客用座席(特に肘掛け)にぶつかる可能性がある。
さらに、隔離パネル38は、図3に示したように、鉛直面に投影したときに例えば丸い上縁部38cの形態にされた凸状曲線部を上部に有する。
この曲線部は、鉛直方向の曲線部と呼ぶことができる。
パネルの反対側の下部38dのほうは、まっすぐな縁部の形態にされていて、航空機の客室の床12に固定されることになる。
図5から図7に、座った乗客と横になった乗客が航空機用の組立部品18を利用する方法を示してある。
組立部品18の隔離パネル38は、乗客用座席28とフット・レスト40に接して設けられる。
このフット・レストは、設置された組立部品18の横を延びる通路36の長手方向に沿って座席に揃うように配置される。
図5から図7に示してあるように、隔離パネル38は、乗客用座席28の2つの側28aと28bの一方に沿って長手方向に延びており、それがさらに延長されて、乗客用フット・レスト40の2つの側40a、40bの一方に沿って延びている。
図6に示してあるように、パネルは、フット・レスト40の後端40cを少し超えた位置まで延ばすことさえ可能だが、一般に、パネルの長さすなわち長手方向のサイズは、隠す座席及び/又はフット・レストの長さとほぼ等しい。
このようにパネル38は、乗客用の座席とフット・レストの周囲の空きスペース、その中でも特に各座席と各フット・レストの前に位置する前方空きスペース42にはみ出さないようにして、座席28とフット・レスト40を合わせた部分の2つの側の一方だけ(座席の一方の側28aとフット・レストの一方の側40a)を覆っている(図5と図6)。
したがって座っている乗客は、ぶしつけな視線から保護された状態で自由に動くことができる。
さらに、例えば脚を広げたり、自分の座席又はフット・レストを離れたり、自分の座席又はフット・レストに再び着いたりすることを望む場合に自分の動きが妨げられることがない。
実際、隣り合った2つのパネル38の間に隔壁を設けてこれらのパネルに挟まれたスペースを閉じた状態にすることはないため、座席28に接するパネル38は、この座席の前端28cを超えて延びることはない(図6)。
言い換えるならば、隔離パネルは、いずれにせよ、誰の邪魔にもならない場所、特に座った乗客の邪魔にならない場所に位置する。
なお、パネルの曲線部は、座席の側部とフット・レストの側部の曲線部に沿っている(図6)。したがってパネルと座席及びフット・レストとの間に無駄になるスペースがないため、客室内で利用可能なスペースが最適化される。
さらに、パネルと座席及びフット・レストとの間が同様の曲線部、それどころか同じ曲線部になっていることで、組立部品がよりコンパクト、より均一になる。
図5と図7に示してあるように、乗客は、座った状態(図5と、図7の左側)であれ、座席28がフット・レスト40の助けを借りて寝台に変換された場合に横になった状態(図7の右側)であれ、パネル38の背後に身体の一部が隠れる。
なお、フット・レスト40は、座席28に座っている乗客と向かい合って座る別の乗客が占めることができるため、パネル38の存在によって保証されるある種の親しい状態を楽しめる。
すでに指摘したように、パネルの長手方向のサイズは、座席とフット・レストへのアクセスを制限することなく、乗客の動きを邪魔することもない状態でその座席とフット・レストの側部をカバーするのに十分である。パネルはさらに、座席又はフット・レストの十分近くに位置していてしかも十分に薄いため、人や、乗務員が押すカートが行き交う通路の空きスペースが過度に狭くはならない。
さらに、パネル38は、鉛直方向にも、座席28又はフット・レスト40に座っている乗客の少なくとも一部を隠すことのできる高さにわたって延びている。ただし非常に背の高い乗客の頭部の上部は別である。
一般に、パネルの高さは、座席又はフット・レストよりも高くなければならず、その座席又はフット・レストを占める乗客を、客室の他の場所に座っている他の乗客、その中でも特に通路の反対側に座っている乗客から隠すのに十分でなければならない。
パネルの高さは、客室の換気システムから来る空気流を乱さないようにするため、航空機の客室の天井よりも低くなっている必要もある(図11において、天井41に対するパネル38の高さを参照のこと)。
1.30メートルという高さが、こうした制約を満たすパネルの高さの一例である。しかし高さがこの値に限定されることはない。
さらに、パネルは、座席及び/又はフット・レストとは機械部品として独立である。
このように、パネルは、客室の最初の構成に予定されていない場合でさえ、航空機の客室にあらかじめ設置された座席の横に付加することができる。
しかしパネルを座席及び/又はフット・レストに機械部品を用いて接続するには、その座席及び/又はフット・レストの設計を見直し、その結果として得られた航空機用の組立部品に関して新しい認証G16を取得する必要があろう。
図8と図9に、航空機の客室の床12に隔離パネルが固定された状態、より一般には本発明による航空機用の組立部品が固定された状態を示してある。
図8には、通常は乗客用座席と他の装備を客室の床に固定するための長手方向の2本のレール50、52を示してある。
この図では、本発明による航空機用の組立部品の隔離パネル54の設置を容易にするため、そのパネルをこれまでの図のパネル38と比べてわずかに変更し、下部に土台56を付加してある。
土台56は、パネルの曲がった下側縁部38dから、このパネルの高さ方向に垂直に延びている。
土台56は、パネルの高さ方向に垂直な面(図9の水平面)に投影したとき、曲がったパネル54によって区画される凹型スペースを閉じさせている。
土台が存在することで、パネル54の堅固さと、その鉛直方向の安定性が強化される。
さらに、土台が存在することで、パネルをレール50に取り付けやすくなる。
実際、このような土台があると、レール50の内側に固定するのにその土台の厚さを貫通する固定手段(例えばネジ)を用意するだけでよい。
そのような固定手段58、60、62を図8から図10に示してある。
座席28とフット・レスト40のほうは、従来のようにして別のレール52に固定される。それを図9と図10に示してある。
図9には、曲がった隔離パネル54の外面に接するベクトルを参照符号Dで示してある。
このベクトルがパネルの外面に沿って移動するときに順番に取る方向は、パネルの前端54aから後端54bに延びるこの外面の凸形状を規定する。
このベクトルが、このベクトルを表示してある前端54aにおいて取る方向は、航空機の長手方向X(レールと客室の通路の長手方向)に対してほぼ+25°に等しい角度αをなす。
この角度は、座席の曲線部を大きく超える大きすぎる値を取ってはならない。なぜなら、そうなっているとその2つの曲線部(座席とパネル)が互いに違いすぎるからである。
さらに、前端54aは、座席の前に戻ってきて乗客の前方スペースを制限してはならない。
角度αの値が+25°よりも大きすぎるとこのスペースが閉じてしまう危険性があろう。
接線ベクトルが外側の凸面をパネルの後端54bから前端54aまでたどると、角度αは、方向Xに対して約−10°から+25°の間で変化する。
なお、上級と呼ばれるクラスで用いられる座席(例えば乗客用座席28)には、座席の構造を複雑にしていて、特にモーターの助けを借りる必要のあるいくつかの装備が設けられている。
したがってこれらの座席の内部構造は、一般に外装によって保護されるため、内部のメカニズムと電気回路が外部から隠される。
本発明による航空機用の組立部品では、隔離パネルを乗客用座席の横に設けることで、特別な外装なしに座席の内部にあるいくつかの要素を隠すことができる。これは特に有利な点であることがわかる。
図1と図2に示してあるように、本発明による航空機の第2のタイプの組立部品又は装備が、ユニット20の形態で表わされている。
この組立部品は、乗客用座席28と、その座席の2つの側の一方の横を長手方向と鉛直方向に沿って延びるパネル68を備えている。
パネルの長手方向と鉛直方向のサイズは、座席28に座っている乗客を、客室の他の座席に座っている他の乗客の目から隠すのに十分である。
もちろん、本発明による他の航空機用の組立部品とまったく同様、パネルは座席よりも高いため、乗客のプライバシーを確実に保護し、したがってその乗客の私的な空間が確保される。
しかしこの組立部品は、乗客用座席の後ろに位置するフット・レストを備えていないため、パネル68は、長手方向のサイズがパネル38よりも短い。
パネル68の形状も曲がっているため、このパネルは、上から見ると(高さ方向に垂直な平面に投影すると)半円形の輪郭を有する。
組立部品20のパネル68の長手方向のサイズは、例えば隔離パネル38のサイズの半分に対応する。
図11に示した変形例によれば、組立部品21は、座席28の一方の側に沿って延びた後にこの座席の背後に回ってL字型壁部を形成する隔離パネル69を備えている。この壁部は、通路34又は36に沿って延びる長手方向にほぼ垂直である。
この変形例では、パネルは、客室の前方に位置するパネル68と38よりも高い。
別のタイプの航空機用の組立部品24は、フット・レスト40と、上記の隔離パネルと同じ隔離パネルとを備えている。
図1に示されているように、組立部品24の2つの隔離パネル68は、そのパネル68と接続するためにほぼ丸くなるようにして配置された他の隔壁と組み合わされる。
航空機用の組立部品22は、乗客用フット・レスト40と隔離パネル70を組み合わせた別のタイプの組立部品も備えている。隔離パネル70は、乗客のフット・レストの一方の側に沿って通路に平行に長手方向に延びた後、フット・レストの後ろ側でこの長手方向とほぼ垂直なL字型壁部を形成している。
隔離パネル70の高さは他の組立部品のパネルと同じだが、異なる組立部品のパネルを互いに異なる高さにすることが可能である。
このようにすると、空調システムから来る空気をよりよく循環させることができるとともに、安全確認のための見通しがきく。
例えばパネル70は、他のパネルよりも低くすることができる。
なお、パネルのサイズが異なっていると、乗客にとって空間の見え方が変わる可能性がある。例えばパネルの高さを客室の前方から後方に向かって高くなるようにし、広い空間であるという印象を与えることができる。
図11に示した客室の内部にはこの特徴が示されており、客室の奥に位置するパネル69と73は、前景に位置するパネル38と68よりも高くなっている。
図1には、参照番号26で特定される本発明による別のタイプの航空機用の組立部品を示してある。
この組立部品は、互いに平行に配置されていて、中央の仕切り部32によって隔てられた2つの乗客用座席30を含んでいる。
横並びに配置されていながら互いに横方向に離れたこれらの座席を占める乗客は、一般にカップルであり、より一般には、一緒に旅行する人たちである。
ここでは、航空機用の組立部品26は、これらの人たちをこの組立部品の外部からのぶしつけな視線から保護する隔離パネルを備えている。
例えばこの組立部品の隔離パネル72は、第1の座席30の2つの側の一方(すなわち通路34に隣接する側)から、第2の座席30の2つの側の一方(すなわち2つの座席の後ろ側を通る壁部を挟んで通路36に隣接する側)へと延びている。
このようなパネルは、座席30の一部を取り囲むことで、この座席の前方に向かって開いた一種のアルコーブを形成する。
この構成では、パネル72の各側部の曲線部は、レールの長手方向に垂直でパネルの外面に接するベクトルがこの外面となす角度がゼロである(座席30の後ろ側の)面から、パネルの外面に接するベクトルがこの外面と上記の面に対してほぼ115°に等しい角度をなす(座席30の一方の側に沿った)パネルの前端まで延びている。
この角度を超えると、パネルは乗客の前のスペースを閉じてしまうことになろう。
経済性と最適化のため、組立部品は、パネル68のタイプの2つの部材をまっすぐな1つのパネルを用いて接続して構成することができる。
しかし組立部品26を2つのパネル68だけで構成し、それぞれを、2つある座席30の横に取り付けることも考えられる。
図11に示した一変形例では、図1と図2の組立部品26の隔離パネル72は、座席の背後に位置する部分が座席30の鉛直方向にはるか上方へと延びてパネル73を形成している。
それに対してこれらの座席の両側では、パネル73はパネル72の高さを超えない。
なお、これまで述べてきたことすべてにおいて、本発明によるそれぞれのタイプの航空機用の組立部品に関して1つだけの隔離パネルを問題にしたが、さまざまな理由により、このパネルを複数のパネルで構成しても本発明の原理に変わりはない。
さらに、本発明による航空機用の組立部品のパネルは一種のついたてを構成し、その裏側に座った乗客の少なくとも一部を隠す。

Claims (18)

  1. 乗客用の少なくとも1つの座席(28、30)及び/又はフット・レスト(40)を備える航空機用の組立部品であって、該航空機用の組立部品が、前記少なくとも1つの座席の2つの側の一方に沿って延びており、長手方向のサイズが前記少なくとも1つの座席の長手方向のサイズに少なくとも等しく、鉛直方向のサイズすなわち高さが前記少なくとも1つの座席の鉛直方向のサイズすなわち高さよりも大きい隔離パネル(38)も備えているため、該隔離パネルの裏側に、前記少なくとも1つの座席を占める乗客の少なくとも一部が隠れることと、前記隔離パネルが、前記少なくとも1つの座席の2つの側の一方に沿って高さ方向に垂直に横方向の曲線部と呼ぶ曲線部を有することを特徴とする航空機用の組立部品。
  2. 前記横方向の曲線部が前記隔離パネルの高さ全体にわたって延びていることを特徴とする、請求項1に記載の航空機用の組立部品。
  3. 前記前記横方向の曲線部が、前記少なくとも1つの座席の方を向いた凹状部を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の航空機用の組立部品。
  4. 前記隔離パネルの全体的な形状が瓦状であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の航空機用の組立部品。
  5. 前記隔離パネルが、下部に、航空機の客室の床に固定される土台(56)を備えることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の航空機用の組立部品。
  6. 前記隔離パネルが、該隔離パネルの長手方向と鉛直方向とを含む面に投影したとき、上部に凸型の曲線部を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の航空機用の組立部品。
  7. 前記少なくとも1つの座席の後ろに、前記隔離パネルの長手方向の延長線に揃えて配置されたフット・レスト(40)をさらに備えていて、前記隔離パネルが、その長手方向に沿って、前記フット・レストの2つの側の一方の横にも延びていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の航空機用の組立部品。
  8. 前記隔離パネルが、前記少なくとも1つの座席又はフット・レストの後ろ側で、前記長手方向にほぼ垂直な方向にL字型壁部を形成していることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載の航空機用の組立部品。
  9. 前記隔離パネルが、前記少なくとも1つの座席の2つの側の一方から、該座席の後ろ側を通って他方の側まで延びていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の航空機用の組立部品。
  10. 互いに平行に配置された2つの乗客用座席を備え、前記隔離パネルが、第1の座席の2つの側の一方から、これら2つの座席の後ろ側を通って第2の座席の2つの側の一方まで延びているため、これら座席の前方に向かって開かれた一種のアルコーブを形成することを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の航空機用の組立部品。
  11. 客室の床に設置された少なくとも1つの航空機用の組立部品を備える航空機であって、前記少なくとも1つの航空機用の組立部品が請求項1から10のいずれか1項に合致していることを特徴とする航空機。
  12. 前記少なくとも1つの航空機用の組立部品が客室の床に固定されることを特徴とする、請求項11に記載の航空機。
  13. 前記少なくとも1つの航空機用の組立部品の前記隔離パネルと前記少なくとも1つの座席が、互いに機械部品として独立であることを特徴とする、請求項11又は12に記載の航空機。
  14. 前記隔離パネルが航空機の客室の高さよりも低くされていて、しかもその隔離パネルは、該隔離パネルの裏側に、前記少なくとも1つの座席を占める乗客の身体の少なくとも一部を他の座った乗客から隠すのに十分な高さであることを特徴とする、請求項11から13のいずれか1項に記載の航空機。
  15. 客室の床の上に設けられた複数の前記航空機用の組立部品を備えることを特徴とする、請求項11から14のいずれか1項に記載の航空機。
  16. 前記複数の航空機用の組立部品のそれぞれの乗客用座席が客室の通路に沿って配置されていて、それぞれの隔離パネルが、対応する通路とその各座席の間に位置することを特徴とする、請求項15に記載の航空機。
  17. 通路の両側に配置された前記航空機用の組立部品が互いにずらして設置されていることを特徴とする、請求項16に記載の航空機。
  18. 前記航空機用の組立部品の前記各隔離パネルが凸型の広い面を持ち、通路の両側に配置された隔離パネルのその凸型の面が通路の方を向いていることを特徴とする、請求項16又は17に記載の航空機。
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