JP2010287514A - 電源装置及びこれを備える車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスダクトとガスパイプの連結を安全弁作動時のガス排出から保護する。
【解決手段】安全弁15を備える複数の角形電池セル11と、電池セル11同士の間に介在されて、これらを絶縁するためのセパレータ6とを積層した2以上の電池ブロック10と、電池ブロック10同士が、電池セル11の積層方向に並べて配置された状態で、各電池セル11の安全弁15と各々気密に連結され、安全弁15から放出されるガスを案内するための直線状のガスダクト41と、ガスダクト41と気密に連結され、ガスをガス排出口49に案内するためのガスパイプ50とを備える電源装置であって、ガスダクト41は、ガスパイプ50と連結するためのダクト連結穴42を開口しており、ダクト連結穴42は、電池セル11の安全弁15のいずれとも異なる軸上に配置されている。
【選択図】図10

Description

本発明は、安全弁を設けた電池セルを有する電源装置及びこれを備える車両に関し、特に安全弁の作動時に電池内部のガスを確実に排出できる電源装置及びこれを備える車両に関する。
複数の電池セルを備える電源装置は、ハイブリッド自動車や電気自動車など車両用の電源装置などに利用されている。電源装置の出力を高めるため、多数の電池セルをセパレータを介して積層した電池ブロックとすると共に、さらに電池ブロックを複数並べて使用する。このような電池セルは、連続充放電や周囲温度の影響等で高温になった際など、何らかの原因で内圧が上昇することがある。このような場合に、電池セル内部のガスを外部に排出して減圧するよう、電池セルの外装缶上面には安全弁が設けられる。また安全弁から排出されるガスを安全に誘導して外部に排出するため、安全弁はガスダクトに連通されている。ガスダクトは積層された電池セルの上面に配置されている。またガスダクトはさらに、ガスパイプに連結されて、ガスパイプによって外部に誘導、排出される。さらにガスダクトと安全弁との連結部分では、ガス漏れを防止すべく、シール部材により気密にシールされている(例えば特許文献1参照)。同様にガスダクトとガスパイプの間も、気密にシールされている。
特開2007−157633号公報
しかしながら、ガス排出時は高圧のガスが勢いよく噴出されるため、高い負荷がシール構造に加わる結果、充分なシール構造を維持できないことも考えられる。特に安全弁が作動するときは電池セル内が極めて高圧であるため、排出されるガス圧も瞬間的に極めて高くなる。また排出ガスは高熱であるため、ガスダクトとガスパイプの連結構造に樹脂製の部材を用いている場合は、ガスの熱によって樹脂製連結部材が溶融される虞もある。ガスダクトとガスパイプの連結構造が損傷を受けると、この連結部分の気密性が失われ、隙間からガスが意図しない部位に漏れてしまう虞がある。
本発明は、従来のこのような問題点を解決すべくなされたものである。本発明の主な目的は、ガスダクトとガスパイプの連結を保護し、安全弁作動時のガス漏れを確実に阻止可能な電源装置及びこれを備える車両を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明に係る第1の電源装置によれば、内圧上昇時に開弁して内部のガスを放出するための安全弁を封口板に備える複数の角形電池セルと、前記角形電池セル同士の間に介在されて、これらを絶縁するためのセパレータと、を積層した2以上の電池ブロックと、前記電池ブロック同士が、電池セルの積層方向に並べて配置された状態で、各電池セルの安全弁と各々気密に連結され、安全弁から放出されるガスを案内するための一方向に延長されたガスダクトと、前記ガスダクトと気密に連結され、ガスをガス排出口に案内するためのガスパイプと、を備える電源装置であって、前記ガスダクトは、一方の面に、前記ガスパイプと連結するためのダクト連結穴を開口しており、かつ他方の面に、前記安全弁と各々連結するための複数の弁連結穴を開口しており、前記ダクト連結穴は、前記弁連結穴のいずれとも異なる軸上に配置できる。これにより、ガスダクトとガスパイプの連結を、安全弁の軸上と偏心させて配置することで、安全弁から排出される高圧ガスが連結部分を直撃して破損する事態を回避でき、ガスの排出構造の信頼性を高めることができる。
また第2の電源装置によれば、前記ダクト連結穴は、前記ガスダクトの延長方向の略中央に位置するよう開口できる。これにより、電池ブロックを電池セルの積層方向に偶数個並べた際、電池ブロック同士の間で安全弁が位置しない部分にダクト連結穴を配置することができるので、ダクト連結穴の接続部分を高温高圧のガスから効果的に保護できる。
さらに第3の電源装置によれば、前記ガスダクトは、対向する二面に各々ダクト連結穴と弁連結穴を設けており、前記ダクト連結穴と対向する位置には、前記弁連結穴を設けないことができる。これにより、ダクト連結穴と対向する面に安全弁が位置しないため、安全弁の位置とダクト連結穴の位置を有効に離間させることができ、接続部分を高温高圧のガスから効果的に保護できる。
さらにまた第4の電源装置によれば、前記ダクト連結穴は、前記電池ブロック上に配置した際、前記電池ブロック同士の間に位置するよう配置できる。これにより、電池ブロックを複数並べて使用する構造を利用して、安全弁の位置とダクト連結穴の位置を有効に離間させることができ、接続部分を高温高圧のガスから効果的に保護できる。
さらにまた第5の電源装置によれば、前記ダクト連結穴は、前記電池ブロック上に配置した際、前記電池ブロックの上方であって、いずれの安全弁とも異なる軸上に配置することができる。これにより、電池ブロック同士の間にダクト連結穴を構造上配置できない場合であっても、効果的にガスダクトとガスパイプの連結部分を高温高圧ガスの直撃から保護することができる。
さらにまた第6の電源装置によれば、前記ガスパイプを金属製の部材で構成できる。これにより、十分な耐熱性と強度をガスパイプに備えさせ、高温高圧のガスを安全弁から受けると共に、安定的にガスパイプに案内できる。
さらにまた第7の電源装置によれば、前記ダクト連結穴を、前記ガスパイプと樹脂製の連結部材で連結することができる。これにより、樹脂製の連結部材を用いて安価で簡素な連結としつつ、この部分が高温高圧のガスで破損されるリスクを、連結部分と安全弁の位置をオフセットさせることで効果的に低減できる。
さらに上記の電源装置を備えた車両としても好適に利用できる。
実施の形態1に係る電源装置の外観を示す斜視図である。 図1から外ケースを外した状態を示す分解斜視図である。 図2でガスダクトと電池ブロックの連結状態を示す斜視図である。 図3のガスパイプとガスダクトを電池ブロックから分離した分解斜視図である。 ガスダクトの斜視図である。 図5のガスダクトを底面から見た斜視図である。 ダクト連結穴におけるガスパイプとの連結構造を示す断面図である。 図3の電池ブロックの電池セルとセパレータを分解した状態を示す分解斜視図である。 図1の電源装置の平面図である。 図9のX−X線における断面図である。 図9のXI−XI線における断面図である。 冷却気体で電池ブロックを冷却する様子を示す模式図である。 実施の形態2に係る電源装置の外ケースを外した状態を示す分解斜視図である。 図13でガスダクトと電池ブロックの連結状態を示す斜視図である。 図14のガスパイプとガスダクトを電池ブロックから分離した分解斜視図である。 図13の電源装置の平面図である。 図16のXVII−XVII線における断面図である。 図16のXVIII−XVIII線における断面図である。 電源装置を搭載した車両の一例を示す模式断面図である。 電源装置を搭載した車両の他の例を示す模式断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための電源装置及びこれを備える車両を例示するものであって、本発明は電源装置及びこれを備える車両を以下のものに特定しない。また特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。
(実施の形態1)
以下、電源装置の実施の形態1として車両用電源装置に適用した例を、図1〜図12に基づいて説明する。これらの図において、図1は電源装置の外観斜視図、図2は図1から外ケースを外した状態を示す分解斜視図、図3は図2でガスダクトと電池ブロックの連結状態を示す斜視図、図4は図3のガスパイプとガスダクトを電池ブロックから分離した分解斜視図、図5はガスダクトの斜視図、図6は図5のガスダクトを底面から見た斜視図、図7はダクト連結穴におけるガスパイプとの連結構造を示す断面図、図8は図3の電池ブロックの電池セルとセパレータを分解した状態を示す分解斜視図、図9は図1の電源装置の平面図、図10は図9のX−X線における断面図、図11はXI−XI線における断面図、図12は冷却気体で電池ブロックを冷却する様子を示す模式図を、それぞれ示している。これらの図に示す電源装置100は、断面コ字状の外ケース1と、外ケース1の端面部分を覆う端面カバー2と、内部に収納される複数の電池セル11をセパレータ6を介して積層した電池ブロック10と、電池セルから放出されるガスを外部に排出するためのガス排出経路を構成するガスダクト41と、ガスパイプを備えている。
(電池装置100)
電池装置100の外観は、図1の斜視図に示すように、上面を長方形状とする箱形である。この電源装置100は図2の分解斜視図に示すように、断面コ字状の外ケース1で電池ブロック10を被覆すると共に、外ケース1の両端縁を端面カバー2で各々被覆している。また車載時に固定しやすいよう、外ケース1の長手方向の側面には垂直に突出したフランジ3が設けられている。フランジ3にはねじ穴を開口しており、ねじ穴を利用したねじ止めを容易にしている。また短手方向の端面には、電池セル11を冷却するための冷却ガス用ガスダクトの流入用と流出用の冷却ガス用スリット4が開口されている。この例では、冷却ガスを電池ブロック10の側面に流して、隣接する電池セル11間に設けられた送風隙間21を冷却ガスが通じるようにして電池セル11表面の温度を吸熱させている。
電池ブロック10を構成する電池セル11同士の間には、セパレータ6により送風隙間21が形成される。送風隙間21には、図12に示すように強制送風機構9によって冷却気体が強制送風され、これにより電池セル11が冷却される。さらに複数の電池セル11の内、いくつかにはサーミスタなどの温度センサ31が熱結合されており、電池セル11の温度を温度センサ31で検出することにより、電池ブロック10全体の温度を推測する。温度制御回路5は、電池ブロック10の温度に基づいて、冷却能力を制御し、あるいは充放電電流を制御する。
この電源装置は図3の斜視図に示すように、電池ブロック10を電池セル11の積層方向に2つ並べて一連の電池ブロック体10Aとし、さらに電池ブロック体10Aを2本平行に配置して、計4つの電池ブロック10を一の外ケース1内に収納している。さらに図4に示すように、各電池セル11の上面に設けられた安全弁15と重なるように、棒状のガスダクト41が配置されている。ガスダクト41は電池ブロック体10A毎に設けられており、1本で2つの電池ブロック10に跨るよう、電池ブロック2つ分に対応した長さに設計される。さらに各ガスダクト41には、ガスパイプと連結するためのダクト連結穴42を設けており、ダクト連結穴42を介してガスパイプと各々接続される。ガスパイプは各ガスダクト41と連結するため部分的に折曲されたパイプ状であり、一端を分岐して各々のガスダクト41とダクト連結穴42を介して接続されており、他端を端面カバー2に開口されたガス排出口49と連結している。
また図2の分解斜視図に示すように、電池ブロック10の上面には、電池セル11の充放電制御や温度検出を行う電子部品を実装した基板ユニット27を配置している。この例では、充電制御用の基板ユニット27と、放電制御用の基板ユニット27に分けて、2枚の基板ユニット27を各電池ブロック体10Aの上面に配置している。各基板ユニット27のハーネスは適宜纏められ、この内電源出力端子は端面カバー2から正負一対のコネクタ28として表出される。
(電池ブロック10)
電池ブロック10は、図8の分解斜視図に示すように、複数枚の電池セル11を、絶縁性のセパレータ6を介して積層し、側面をエンドプレート7で被覆したブロック体である。エンドプレート7はバインドバー8で連結されて、電池ブロック10を固定している。バインドバー8は、電池ブロック10の両側面に配設されて、その両端部を内側に折曲して折曲部をエンドプレート7に止ネジ16で固定している。図示しないが、バインドバーはエンドプレートの外側面に止ネジで固定することもできる。このエンドプレートは、外側面に雌ねじ孔を設けて、バインドバーを貫通する止ネジをねじ込んで固定する。エンドプレートの外側面に固定されるバインドバーは、折曲部を設けることなく、直線状としてエンドプレートに固定される。
図8のエンドプレート7は、本体部7Aの外側に金属プレート7Bを積層して補強している。エンドプレート7の本体部7Aは、プラスチックや金属で製作される。ただし、エンドプレートは、全体を金属で製作し、あるいはプラスチックで製作することもできる。図のエンドプレート7は、金属プレート7Bの外側表面の四隅部に4個のねじ穴を設けている。バインドバー8は、折曲部を貫通する止ネジ16をねじ穴にねじ込んで、エンドプレート7に固定される。止ネジ16は、金属プレート7Bの内面、又は本体部の内面に固定しているナット(図示せず)にねじ込まれて、バインドバー8をエンドプレート7に固定している。図示しないが、全体を金属プレートとするエンドプレートは、これに雌ネジ孔のねじ穴を設けて、ここに止ネジをねじ込んでバインドバーを固定することができる。
(電池セル11)
電池セル11は、その厚さを上辺の横幅よりも薄くした薄型の外装缶12を利用している。この外装缶12は、両側を湾曲面として、外装缶12の四隅のコーナ部を面取りした略箱形形状としている。この形状の外装缶12は、丸形電池に対する角形電池とも呼ばれる。また外装缶12の上面で外装缶12を封止する封口板13には、正負一対の電極端子14を突出させると共に、電極端子14の間に安全弁15を設けている。安全弁15は、外装缶12の内圧が所定値以上に上昇した際に開弁して、内部のガスを放出できるように構成される。安全弁15の開弁により、外装缶12の内圧上昇を抑制、阻止することができる。
電池セル11を構成する素電池は、リチウムイオン電池、ニッケル−水素電池、ニッケル−カドミウム電池等の充電可能な二次電池である。特に薄型電池にリチウムイオン電池を使用すると、パック電池全体の容量に対する充電容量を大きくできる特長がある。
角形電池からなる図8の電池セル11は、所定の厚さを有する四角形で、上面の両端部には正負の電極端子14を斜め方向に突出して設けており、上面の中央部には安全弁15の開口部を設けている。積層される電池セル11は、隣接する正負の電極端子14をバスバー17で連結して互いに直列に接続している。隣接する電池セル11を互いに直列に接続するバッテリシステムは、出力電圧を高くして出力を大きくできる。ただバッテリシステムは、隣接する電池セルを並列に接続することもできる。
電池セル11は、金属製の外装缶12で製作している。この電池セル11は、隣接する電池セル11の外装缶12のショートを防止するために絶縁材のセパレータ6を挟着している。なお電池セルの外装缶は、プラスチックなどの絶縁材で製作することもできる。この場合、電池セルは外装缶を絶縁して積層する必要がないので、セパレータを金属製とすることもできる。
(セパレータ6)
セパレータ6は、電池セル11同士を電気的、熱的に絶縁して積層するスペーサである。このセパレータ6はプラスチック等の絶縁材で製作して、隣接する電池セル11を絶縁している。セパレータ6は、図8に示すように、電池セル11を冷却するために、電池セル11との間に、空気などの冷却気体を通過させる送風隙間21を設けている。図8のセパレータ6は、電池セル11との対向面に、両側縁まで延びる溝2Aを設けて、電池セル11との間に送風隙間21を設けている。図のセパレータ6は、複数の溝2Aを、互いに平行に所定の間隔で設けている。図8のセパレータ6は、両面に溝2Aを設けており、互いに隣接する電池セル11とセパレータ6との間に送風隙間21を設けている。この構造は、セパレータ6の両側に形成される送風隙間21で、両側の電池セル11を効果的に冷却できる特長がある。ただ、セパレータは、片面にのみ溝を設けて、電池セルとセパレータとの間に送風隙間を設けることもできる。図の送風隙間21は、電池ブロック10の左右に開口するように水平方向に設けている。さらに、図8のセパレータ6は、両側に切欠部2Bを設けている。このセパレータ6は、両側に設けた切欠部2Bにおいて、隣接する電池セル11の対向面の間隔を広くして、冷却気体の通過抵抗を少なくできる。このため、冷却気体を切欠部2Bからセパレータ6と電池セル11との間の送風隙間21にスムーズに送風して、電池セル11を効果的に冷却できる。以上のように、送風隙間21に強制送風される空気は、電池セル11の外装缶12を直接に効率よく冷却する。この構造は、電池セル11の熱暴走を有効に阻止しながら、電池セル11を効率よく冷却できる特徴がある。なおセパレータは、両面に電池セルを嵌着構造で連結することもできる。電池セルに嵌着構造で連結されるセパレータを介在させることで、隣接する電池セルの位置ずれを阻止して積層できる。
(ガス排出経路)
二次電池は、大電流での充放電によって内部のガス圧が上昇することがある。このため二次電池を内蔵する電源装置には、安全弁15を開弁してガスを放出した際に、このガスが意図しない部位から漏れ出さないよう、所定の経路に案内するためのガス排出路が設けられる。このため電池ブロック10の上面には、ガスダクト41が配置される。ガスダクト41は、高圧、高温のガスが排出された際に破壊されない十分な強度に設計され、好ましくは耐熱性、剛性に優れたアルミニウムやステンレスなどの金属製とする。図3、図4等に示す例では、ガスダクト41は中空の箱形に形成され、ガスパイプ50と気密に連通されており、ガスパイプ50に案内されて安全に車外に排出される。このように安全弁15とガスダクト41、ガスパイプ50を連結して、ガスを車外に排出するためのガス排出経路を構成する。
(ガスダクト41)
ガスダクト41は図5及び図6の斜視図に示すように、外観を直線状に延長された角パイプ状とし、内部を中空としてガス排出経路の一を構成する。図5に示すように、上面の中央部分にはガスパイプ50と連結するためのダクト連結穴42を設けている。また図6に示すように下面には安全弁15と各々連結するための弁連結穴43が複数設けられている。弁連結穴43は、図3、図4に示すように、ガスダクト41を電池ブロック10上に配置した際、各ダクト連結穴42がそれぞれ安全弁15に位置するよう設計される。また弁連結穴43を安全弁15に気密に連通するために、シール部材が設けられている。
このガスダクト41は、図4、図10等に示すように2つの電池ブロック10を電池セル積層方向に並べて連結した電池ブロック体10Aに合致する長さに設計されている。このため、電池ブロック同士の間には弁連結穴43が設けられない。そしてこの部分がほぼガスダクト41の長さ方向の中央となるため、この部分の反対面側にダクト連結穴42を設けることで、ダクト連結穴42と弁連結穴43を離間させることができ、安全弁15開弁時に高温高圧のガスが直接ダクト連結穴42に吹き付けられて、連結部分にダメージを与える事態を回避できる。このように、ダクト連結穴42の配置位置を、電池ブロックの配置関係を利用して好適に設計できる利点が得られる。
なお、電池ブロックを偶数個連結して電池ブロック体10Aを構成する場合は、上述のようにガスダクト41の長さ方向の中央にダクト連結穴42を設けることで、安全弁15の位置とダクト連結穴42の位置を離間させることができる。ただ、ダクト連結穴42を設ける位置は正確に中央とする必要はなく、実際の電池ブロック等の配置状態に応じて、適宜調整できることは言うまでもない。また、電池ブロックを奇数個使用する場合は、ダクト連結穴42は中央でなく電池ブロック同士の間となる位置に変更することが望ましい。例えば電池ブロックを3個連結した電池ブロック体とする場合は、電池ブロック3個分の長さのガスダクトを使用して、長さの約1/3の位置にダクト連結穴を設ける。このように、現実の電池ブロックの位置関係に応じてダクト連結穴の位置を調整することで、電池ブロック同士の接続部分を利用してガスダクトとガスパイプの接続部分を高温高圧のガスから効果的に保護できる。
すなわち、安全弁とダクト連結穴とが同軸であれば、安全弁から吹き出した高圧ガスがガスダクトで圧力を弱めることなくダイレクトにガスパイプ側に吹き付けられることとなる。この結果、ガスパイプに上向きの強い圧力が加わり、ガスパイプの抜けや気密性の破壊といったダメージを与える虞があった。これに対して、安全弁とダクト連結穴との中心軸をずらすことで、高圧ガスの直撃を回避して間接的なガス圧とすることができ、連結部への機械的負担を低減できる効果が得られる。
(ガスパイプ50)
ガスパイプ50は、ガスダクト41のダクト連結穴42と気密に連結され、排出ガスをガス排出口49に案内する。ガスパイプ50は、ガス排出経路をガス排出口49に連結するため部分的に折曲させる必要があることから、可撓性及びコスト面で優れたゴム製のパイプが好適に利用できる。ただ、耐熱性、機械的強度及び放熱性に優れたアルミニウムやステンレスなどの金属製パイプを利用することも好ましい。
ガスパイプ50は、長さの異なる複数のガスパイプをジョイントパイプで連結して、ガスダクト41とガス排出口49とを連通する。図4の例では、左側のガスダクト41のダクト連結穴42からL型ジョイントパイプ46を介して連結された第一ガスパイプ51は、上向きにほぼ直線状に最短距離で三又ジョイントパイプ47と接続される。また右側のガスダクト41のダクト連結穴42からL型ジョイントパイプ46を介して連結された第二ガスパイプ52は、第一ガスパイプよりも長い距離を緩やかに湾曲されて三又ジョイントパイプ47と接続される。さらに三又ジョイントパイプ47から伸びる第三ガスパイプ53は、L字状に折曲されて端面カバー2のガス排出口49まで案内される。これにより、第二ガスパイプ52及び第1ガスパイプ51からU字状に折り返されて、ガスがガス排出口49まで搬送される。このように、長さの異なる3本のガスパイプ50をジョイントパイプで連結して、各ガスダクト41からガス排出口49までのガス排出経路が構築される。
また図2に示すように、三又ジョイントパイプ47はボルトなどで電源装置に固定されている。さらにガスパイプ50の長さに応じて、中間部分を支持するパイプ支持台48を適宜設けてガスパイプ50を固定する。このようにガスパイプ50を固定することで、平時にガスパイプ50が暴れないよう規制すると共に、高圧ガスの通過時にガスパイプ50の歪みや膨張を抑制する効果も得られる。
(ジョイントパイプ)
ガスパイプ50とダクト連結穴42とを連結するジョイントパイプは、上面に開口されたダクト連結穴42を、水平方向に開口されたガスパイプ50と連通するために、L字型に折曲された中空構造のものが使用される。ジョイントパイプをL字型とすることで、ダクト連結穴42からガスパイプ50内に案内されるガスは上向きから水平方向にガス流の方向を転換されるため、圧力損失が生じ、そのまま上方にガスを流す場合に比べてガス圧を低減できる効果が得られる。
ジョイントパイプは、耐熱性と機械的な強度が求められることから金属製とすることが望ましい。ただ、コスト面と成型のし易さなどから樹脂製のジョイントパイプも利用できる。樹脂製のジョイントパイプは熱に弱いが、上述の通りダクト連結穴42が安全弁15と同軸にならないようオフセット配置させることで、高熱のガスの直撃を避けることができ、十分な耐性を維持できる。
ダクト連結穴42とガスパイプ50の連結構造は、図7に示すようにOリング44を用いて気密性を維持した状態で、側面をクランプ45で狭持して固定される。この構造の連結構造は、長期にわたって気密性を維持でき、また高温高圧のガスを通過させる際にも十分な機械的強度を発揮できる。
(実施の形態2)
以上の実施の形態1では、ダクト連結穴42をガスダクト41のほぼ中央に設けることで、電池ブロックの配置上、ダクト連結穴42の対向面に弁連結穴43が存在しない構成を実現している。ただ、この構成に限られず、ダクト連結穴は同軸上に弁連結穴が合致しない限り、任意の位置に設けることができる。例えば、構造上ダクト連結穴を中央に配置できない場合、中央から偏心した位置であって、弁連結穴と同軸に載らない位置にダクト連結穴を設けることができる。
なお、ダクト連結穴が弁連結穴と同軸に載らないとは、ダクト連結穴の開口中心と弁連結穴の開口中心が合致しないという意味であって、ダクト連結穴の開口面積と弁連結穴の開口面積が部分的に重複する位置関係をすべて排除するものでない。寧ろ、これらの開口面積が部分的に重複していても、中心をずらすことで高温高圧のガスにダイレクトに晒される事態を回避できる効果が得られる。ただ、中心軸を離間させる程、このようなガスの影響を低減する効果が高くなるので、可能な限り離間させる配置が望ましい。
ダクト連結穴を、電池セルの安全弁のいずれとも異なる軸上に配置した例を実施の形態2として、図13〜図18に示す。すなわち図13は電源装置の外ケースを外した状態を示す分解斜視図、図14は図13でガスダクトと電池ブロックの連結状態を示す斜視図、図15は図14のガスパイプとガスダクトを電池ブロックから分離した分解斜視図、図16は図1の電源装置の平面図、図17は図16のXVII−XVII線における断面図、図18はXVIII−XVIII線における断面図を、それぞれ示している。これらの図に示す電源装置は、実施の形態1と同じ部材については同じ符号を付して、詳細説明を省略する。
実施の形態2に係る電源装置200は、図13〜図15に示すように、ダクト連結穴42をガスダクト41の中央でなく、上方側に配置している。またガスパイプ50Bもこれに応じて、下方のガス排出口49に最短距離で連結するよう、L型ジョイントパイプ46を下向きに開口させて、U字状でなくS字状にガス排出経路を構成する。具体的には、左側のガスダクト41のダクト連結穴42からL型ジョイントパイプ46を介して連結された第一ガスパイプ51Bは、下向きにほぼ直線状に最短距離で三又ジョイントパイプ47と接続され、また右側のガスダクト41のダクト連結穴42からL型ジョイントパイプ46を介して連結された第二ガスパイプ52Bは、第一ガスパイプよりも長い距離を緩やかに湾曲されて三又ジョイントパイプ47と接続される。さらに三又ジョイントパイプ47から伸びる第三ガスパイプ53Bは、L字状に折曲されて端面カバー2のガス排出口49まで案内される。
この電源装置200は、図17に示すようにガスダクト41の中央付近に基板ユニット27の端部が位置しているため、この部分が抵触してダクト連結穴を設けることができない。このため、ダクト連結穴42を左側の電池ブロック10の上方で、ダクト連結穴42の中心軸が安全弁15の中心軸と一致しない位置、好ましくは2つの安全弁15の中心軸同士の中間付近となるように配置する。この配置によって、電池ブロックの上面であっても、各安全弁から排出される高温高圧ガスがダクト連結穴に直接吹き込まれる状態を避けることができ、特に圧力面で高圧に直接晒されないため、ダクト連結穴とジョイントパイプとの連結構造の保護効果が得られる。
またこのガスダクト41は、図2等に示す実施の形態1と比較して、ダクト連結穴42からガスを送出する方向と、ガス排出口49から排出されるガスの方向を一致させている上、ガス排出経路の全長も短いため、ガスの排出をよりスムーズに行える利点が得られる。またガスの圧力損失が少ないため、ガスパイプ50Bなどガス排出経路への負荷も小さくなり、ガス排出経路の強度面や信頼性においても優れるという特長がある。
このように、構造上ダクト連結穴を電池ブロック同士の間に配置できない場合であっても、ガスダクトとガスパイプの連結を安全弁の軸上と偏心させて配置することで、安全弁から排出される高圧ガスが連結部分を直撃して破損する事態を回避でき、ガスの排出構造の信頼性を高めることができる。
以上の電源装置は、車載用のバッテリシステムとして利用できる。電源装置を搭載する車両としては、エンジンとモータの両方で走行するハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカー、あるいはモータのみで走行する電気自動車などの電動車両が利用でき、これらの車両の電源として使用される。
図19に、エンジンとモータの両方で走行するハイブリッドカーに電源装置を搭載する例を示す。この図に示す電源装置を搭載した車両HVは、車両HVを走行させるエンジン96及び走行用のモータ93と、モータ93に電力を供給するバッテリシステム100Bと、バッテリシステム100Bの電池を充電する発電機94とを備えている。バッテリシステム100Bは、DC/ACインバータ95を介してモータ93と発電機94に接続している。車両HVは、バッテリシステム100Bの電池を充放電しながらモータ93とエンジン96の両方で走行する。モータ93は、エンジン効率の悪い領域、たとえば加速時や低速走行時に駆動されて車両を走行させる。モータ93は、バッテリシステム100Bから電力が供給されて駆動する。発電機94は、エンジン96で駆動され、あるいは車両にブレーキをかけるときの回生制動で駆動されて、バッテリシステム100Bの電池を充電する。
また図20に、モータのみで走行する電気自動車に電源装置を搭載する例を示す。この図に示す電源装置を搭載した車両EVは、車両EVを走行させる走行用のモータ93と、このモータ93に電力を供給するバッテリシステム100Cと、このバッテリシステム100Cの電池を充電する発電機94とを備えている。モータ93は、バッテリシステム100Cから電力が供給されて駆動する。発電機94は、車両EVを回生制動する時のエネルギーで駆動されて、バッテリシステム100Cの電池を充電する。
本発明に係る電源装置及びこれを備える車両は、電気自動車やハイブリッド自動車の車載用バッテリシステムとして好適に利用できる。また車載用以外の電源装置としても、好適に利用できる。
100、200…電源装置
100B、100C…バッテリシステム
1…外ケース
2A…溝
2B…切欠部
2…端面カバー
3…フランジ
4…強制送風機構
5…温度制御回路
6…セパレータ
7…エンドプレート
7A…本体部
7B…金属プレート
8…バインドバー
9…強制送風機構
10A…電池ブロック体
10…電池ブロック
11…電池セル
12…外装缶
13…封口板
14…電極端子
15…安全弁
16…止ネジ
17…バスバー
21…送風隙間
27…基板ユニット
28…コネクタ
31…温度センサ
41…ガスダクト
42…ダクト連結穴
43…弁連結穴
44…Oリング
45…クランプ
46…L型ジョイントパイプ
47…三又ジョイントパイプ
48…パイプ支持台
49…ガス排出口
50、50B…ガスパイプ
51、51B…第一ガスパイプ
52、52B…第二ガスパイプ
53、53B…第三ガスパイプ
93…モータ
94…発電機
95…インバータ
96…エンジン
HV、EV…車両

Claims (8)

  1. 内圧上昇時に開弁して内部のガスを放出するための安全弁を封口板に備える複数の角形電池セルと、
    前記角形電池セル同士の間に介在されて、これらを絶縁するためのセパレータと、
    を積層した2以上の電池ブロックと、
    前記電池ブロック同士が、電池セルの積層方向に並べて配置された状態で、各電池セルの安全弁と各々気密に連結され、安全弁から放出されるガスを案内するための一方向に延長されたガスダクトと、
    前記ガスダクトと気密に連結され、ガスをガス排出口に案内するためのガスパイプと、
    を備える電源装置であって、
    前記ガスダクトは、
    一方の面に、前記ガスパイプと連結するためのダクト連結穴を開口しており、
    かつ他方の面に、前記安全弁と各々連結するための複数の弁連結穴を開口しており、
    前記ダクト連結穴は、前記弁連結穴のいずれとも異なる軸上に配置されてなることを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置であって、
    前記ダクト連結穴は、前記ガスダクトの延長方向の略中央に位置するよう開口されてなることを特徴とする電源装置。
  3. 請求項2に記載の電源装置であって、
    前記ガスダクトは、対向する二面に各々ダクト連結穴と弁連結穴を設けており、
    前記ダクト連結穴と対向する位置には、前記弁連結穴を設けないことを特徴とする電源装置。
  4. 請求項3に記載の電源装置であって、
    前記ダクト連結穴は、前記電池ブロック上に配置した際、前記電池ブロック同士の間に位置するよう配置されてなることを特徴とする電源装置。
  5. 請求項1に記載の電源装置であって、
    前記ダクト連結穴は、前記電池ブロック上に配置した際、前記電池ブロックの上方であって、いずれの安全弁とも異なる軸上に配置されてなることを特徴とする電源装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一に記載の電源装置であって、
    前記ガスパイプが金属製の部材で構成されてなることを特徴とする電源装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一に記載の電源装置であって、
    前記ダクト連結穴は、前記ガスパイプと樹脂製の連結部材で連結されてなることを特徴とする電源装置。
  8. 請求項1から5のいずれか一に記載の電源装置を備える車両。
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