JP2010287182A - 無線タグの動作確認装置、無線タグの動作確認方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】RF−ID等の無線タグの出荷時における読み書き処理の動作確認を効率良く実行することができる無線タグの動作確認装置、無線タグの動作確認方法及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】データを記憶するメモリ部及びデータを送受信するアンテナ部を有する無線タグと、該無線タグのメモリ部へデータを書き込む又はメモリ部からデータを読み出すリーダ/ライタと、該リーダ/ライタとデータ送受信することが可能に接続してある。リーダ/ライタを介して、無線タグのメモリ部に記憶されている全データを読み出し、読み出したデータをビット反転する。リーダ/ライタを介して、ビット反転したデータを無線タグのメモリ部に書き込み、再度読み出す。再度読み出したデータが、ビット反転したデータと一致するか否かを判断し、一致する場合、無線タグは正常であると判断する。
【選択図】図6

Description

本発明は、RF−ID(Radio Frequency Identification)等の無線タグの出荷時における読み書き処理の動作確認を効率良く実行することができる無線タグの動作確認装置、無線タグの動作確認方法及びコンピュータプログラムに関する。
RF−ID等の無線タグは、様々なアプリケーションに用いられている。例えば無線タグのメモリに商品を識別する識別IDを書き込むことができ、記憶してある識別IDをリーダ/ライタが非接触で読み取ることにより、無線タグが付与されている商品を識別することができる。
無線タグを製造して出荷する場合、信頼性を確認するべく、データをメモリに正しく読み書きすることができるか否かを検査する必要がある。無線タグを出荷する場合、無線タグを識別するための識別IDをメモリに書き込んであるので、通常は新たな識別IDをリーダ/ライタを介してメモリに書き込み、識別IDをリーダ/ライタで読み出し、新たに書き込んだ識別IDと照合することにより、データの読み書きが正常に行われているか否かを判断していた。
例えば特許文献1では、非接触タグを用いた偽造品判別システムが開示されている。特許文献1では、非接触タグに搭載してあるメモリは3つの書き込み領域を備えており、それぞれの書き込み領域にIDが書き込まれた状態で出荷される。このような非接触タグのメモリが正常に動作しているか否かの確認は、例えば書き込まれているIDと異なるIDをメモリの書き込み領域に新たに書き込み、新たに書き込まれたIDを正しく読み取ることができるか否かにより判断されることが多い。
特開2000−148950号公報
しかし、上述した非接触タグの動作を確認する方法では、例えば出荷時にメモリの書き込み領域に書き込まれたIDの所定のビットが‘0’である場合、新たに書き込まれたIDについても同じビットが‘0’であるときには、該ビットについては書き込みに失敗した場合であっても成功した場合であっても状態が変化せず、書き込み領域に障害が発生しているか否かを判断することができないという問題があった。同様に、出荷時にメモリの書き込み領域に書き込まれたIDの所定のビットが‘1’である場合、新たに書き込まれたIDについても同じビットが‘1’であるときには、該ビットについては書き込みに失敗した場合であっても成功した場合であっても状態が変化せず、書き込み領域に障害が発生しているか否かを判断することができないという問題があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、RF−ID等の無線タグの出荷時における読み書き処理の動作確認を効率良く実行することができる無線タグの動作確認装置、無線タグの動作確認方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係る無線タグの動作確認装置は、データを記憶するメモリ部及びデータを送受信するアンテナ部を有する無線タグと、該無線タグのメモリ部へデータを書き込む又はメモリ部からデータを読み出すリーダ/ライタと、該リーダ/ライタとデータ送受信することが可能に接続してある無線タグの動作確認装置において、前記リーダ/ライタを介して、前記無線タグのメモリ部に記憶されている全データを読み出すデータ読み出し手段と、読み出したデータをビット反転するビット反転手段と、前記リーダ/ライタを介して、ビット反転したデータを前記無線タグのメモリ部に書き込むデータ書き込み手段と、前記リーダ/ライタを介して、前記無線タグのメモリ部に記憶されている全データを再度読み出すデータ再読み出し手段と、再度読み出したデータが、ビット反転したデータと一致するか否かを判断する判断手段とを備え、該判断手段で一致すると判断した場合、前記無線タグは正常であると判断するようにしてあることを特徴とする。
また、第2発明に係る無線タグの動作確認装置は、第1発明において、前記ビット反転手段は、読み出したデータの1の補数を算出するようにしてあることを特徴とする。
また、第3発明に係る無線タグの動作確認装置は、第1又は第2発明において、前記無線タグは、前記リーダ/ライタから受信した信号により誘導起電力が生じるようにしてあることを特徴とする。
上記目的を達成するために第4発明に係る無線タグの動作確認方法は、データを記憶するメモリ部及びデータを送受信するアンテナ部を有する無線タグと、該無線タグのメモリ部へデータを書き込む又はメモリ部からデータを読み出すリーダ/ライタと、該リーダ/ライタとデータ送受信することが可能に接続してある動作確認装置で実行することが可能な無線タグの動作確認方法において、前記動作確認装置は、前記リーダ/ライタを介して、前記無線タグのメモリ部に記憶されている全データを読み出し、読み出したデータをビット反転し、前記リーダ/ライタを介して、ビット反転したデータを前記無線タグのメモリ部に書き込み、前記リーダ/ライタを介して、前記無線タグのメモリ部に記憶されている全データを再度読み出し、再度読み出したデータが、ビット反転したデータと一致するか否かを判断し、一致すると判断した場合、前記無線タグは正常であると判断することを特徴とする。
また、第5発明に係る無線タグの動作確認方法は、第4発明において、読み出したデータの1の補数を算出することを特徴とする。
上記目的を達成するために第6発明に係るコンピュータプログラムは、データを記憶するメモリ部及びデータを送受信するアンテナ部を有する無線タグと、該無線タグのメモリ部へデータを書き込む又はメモリ部からデータを読み出すリーダ/ライタと、該リーダ/ライタとデータ送受信することが可能に接続してある無線タグの動作確認装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、動作確認装置を、前記リーダ/ライタを介して、前記無線タグのメモリ部に記憶されている全データを読み出すデータ読み出し手段、読み出したデータをビット反転するビット反転手段、前記リーダ/ライタを介して、ビット反転したデータを前記無線タグのメモリ部に書き込むデータ書き込み手段、前記リーダ/ライタを介して、前記無線タグのメモリ部に記憶されている全データを再度読み出すデータ再読み出し手段、及び再度読み出したデータが、ビット反転したデータと一致するか否かを判断する判断手段として機能させ、該判断手段で一致すると判断した場合、前記無線タグは正常であると判断するようにしてあることを特徴とする。
第1発明、第4発明及び第6発明では、リーダ/ライタを介して、無線タグのメモリ部に記憶されている全データを読み出し、読み出したデータをビット反転する。リーダ/ライタを介して、ビット反転したデータを無線タグのメモリ部に書き込むことにより、メモリ部の全データをビット反転したデータが上書きされる。リーダ/ライタを介して、無線タグのメモリ部に書き込まれた全データを再度読み出し、再度読み出したデータが、ビット反転したデータと一致するか否かを判断する。両者が一致すると判断した場合、メモリ部の全記憶領域にてデータの読み出し、書き込みが正常に行われていると判断することができるので、無線タグが正常に稼動していることを確認することができる。なお、「全データ」とは、無線タグに内蔵されているメモリ部の全記憶領域のデータを意味しており、ヌル(null)コードも含まれる。
第2発明及び第5発明では、読み出したデータの1の補数を算出することにより、データの全てのビットに対して確実に反転することが可能となる。
第3発明では、無線タグは、リーダ/ライタから受信した信号により誘導起電力が生じるので、無線タグ内に電源を設ける必要がなく、安価な無線タグを提供することができる。
上記構成により、再度読み出したデータが、ビット反転したデータと一致すると判断した場合、メモリ部の全記憶領域にてデータの読み出し、書き込みが正常に行われていると判断することができるので、無線タグが正常に稼動していることを確認することができる。
本発明の実施の形態に係る無線タグの動作確認システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る無線タグの構成を模式的に示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る無線タグの構成を模式的に示す図2のA−A断面図である。 本発明の実施の形態に係る動作確認装置をCPUを有するコンピュータとして具現化した場合の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る動作確認装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る動作確認装置のCPUの処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る無線タグの動作確認システムの構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態に係る無線タグの動作確認システムは、無線タグ1と、無線タグ1と無線でデータ通信することが可能なリーダ/ライタ2と、リーダ/ライタ2とデータ通信することが可能な動作確認装置3とで構成されている。
無線タグ1は、ICが搭載してあるRF−IC11及びデータを送受信するアンテナ部12を含んで構成されており、RF−IC11は、アンテナ部12と接続してあるデータ送受信回路13、演算を実行するICで構成される制御部14、及びデータを記憶するメモリ部15を備えている。図2は、本発明の実施の形態に係る無線タグ1の構成を模式的に示す平面図である。
図2に示すように、PETフィルム等で形成された基材16上の略中央部分にRF−IC11を載置してあり、RF−IC11の両側に所定のパターン形状を有するアンテナ部12、12を設けてある。図3は、本発明の実施の形態に係る無線タグ1の構成を模式的に示す図2のA−A断面図である。
図3に示すように、基材16の表面には、Ag等の導電ペーストで形成されたアンテナ部12が形成されており、RF−IC11と電気的に接続している。RF−IC11の端子電極には半円球状のはんだバンプ17を形成しておき、RF−IC11をアンテナ部12と向かい合わせた状態ではんだバンプ17を溶融させることにより、RF−IC11とアンテナ部12とを電気的に接続している。
アンテナ部12は、いわゆるダイポールアンテナであり、2本の電極で構成されている。2本の電極の長さは、無線による通信で使用する周波数帯域における波長の略2分の1となるように設計されている。
図4は、本発明の実施の形態に係る動作確認装置3をCPUを有するコンピュータとして具現化した場合の構成例を示すブロック図である。本発明の実施の形態に係る動作確認装置3は、少なくともCPU(中央演算装置)31、メモリ32、記憶装置33、I/Oインタフェース34、通信インタフェース35、ビデオインタフェース36、可搬型ディスクドライブ37及び上述したハードウェアを接続する内部バス38で構成されている。
CPU31は、内部バス38を介して動作確認装置3の上述したようなハードウェア各部と接続されており、上述したハードウェア各部の動作を制御するとともに、記憶装置33に記憶されているコンピュータプログラム100に従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。メモリ32は、SRAM、SDRAM等の揮発性メモリで構成され、コンピュータプログラム100の実行時にロードモジュールが展開され、コンピュータプログラム100の実行時に発生する一時的なデータ等を記憶する。
記憶装置33は、内蔵される固定型記憶装置(ハードディスク)、ROM等で構成されている。記憶装置33に記憶されているコンピュータプログラム100は、プログラム及びデータ等の情報を記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体90から、可搬型ディスクドライブ37によりダウンロードされ、実行時には記憶装置33からメモリ32へ展開して実行される。もちろん、通信インタフェース35を介して例えば外部のネットワークに接続されている外部のコンピュータからダウンロードされたコンピュータプログラムであっても良い。
通信インタフェース35は内部バス38に接続されており、インターネット、LAN、WAN等の外部のネットワークに接続されることにより、外部のコンピュータ等とデータ送受信を行うことが可能となっている。また、リーダ/ライタ2ともUSBケーブル等によりデータ通信することが可能に接続されており、無線タグ1から読み出したデータの受信、又は無線タグ1へ書き込むデータの送信に使用する。
I/Oインタフェース34は、キーボード41、マウス42等のデータ入力媒体と接続され、データの入力を受け付ける。また、ビデオインタフェース36は、CRTモニタ、LCD等の表示装置43と接続され、所定の画像を表示する。
図5は、本発明の実施の形態に係る動作確認装置3の機能ブロック図である。本発明の実施の形態に係る動作確認装置3は、無線タグ1とデータ通信を行うリーダ/ライタ2を介して、無線タグ1のメモリ部15からのデータ読み出し及びメモリ部15へのデータ書き込みを行う。
データ読み出し部301は、リーダ/ライタ2を介して、無線タグ1のメモリ部15の全データを読み出す。ここで、「全データ」とは無線タグ1のメモリ部15の全記憶領域のデータを意味する。ビット反転部302は、読み出したデータをビット反転する。具体的には読み出したデータの1の補数を算出することで、読み出したデータの各ビットの値を反転させる。
ビット反転したデータを記憶装置33に記憶した後、データ書き込み部303は、リーダ/ライタ2を介して、無線タグ1のメモリ部15へビット反転したデータを書き込むことによって上書きする。これにより、無線タグ1のメモリ部15に記憶されているデータは、各ビットにおいて‘0’が‘1’に、‘1’が‘0’にすべて更新されるので、メモリ部15の全記憶領域においてデータ更新が行われる。例えば無線タグ1のメモリ部15に記憶されているデータが‘001010110・・・’である場合、上書きされるデータは‘110101001・・・’となる。
データ再読み出し部304は、リーダ/ライタ2を介して、無線タグ1のメモリ部15の全データを再度読み出す。すなわち、メモリ部15の全記憶領域において更新されたデータを再度読み出す。
判断部305は、記憶装置33に記憶してあるビット反転したデータと、再度読み出したデータとが一致しているか否かを判断する。両者が一致している場合、無線タグ1のメモリ部15の全記憶領域についてデータの読み書きが正常に実行されたと判断することができるので、無線タグ1が正常に稼動していることを確認することができる。1ビットでも一致していないと判断した場合には、データ送受信回路13での送受信損失、制御部14での読み書き制御のソフトウェア障害、メモリ部15の記憶素子のハードウェア障害等が存在する可能性があると判断することができる。
結果出力部306は、無線タグ1が正常であるか否かを示す情報を出力する。例えば表示装置43の表示画面に、「IDXXXXの無線タグは正常です。」等のメッセージを表示する。情報の出力方法はメッセージ出力に限定されるものではなく、結果を確認することができる方法であれば何でも良い。
図6は、本発明の実施の形態に係る動作確認装置3のCPU31の処理手順を示すフローチャートである。動作確認装置3のCPU31は、リーダ/ライタ2を介して、無線タグ1のメモリ部15の全データを読み出し(ステップS601)、読み出したデータをビット反転するために、読み出したデータの1の補数を算出する(ステップS602)。これにより、例えば読み出したデータが‘1011011・・・’である場合には、‘0100100・・・’にビット反転される。
CPU31は、算出した1の補数を記憶装置33に記憶し(ステップS603)、リーダ/ライタ2を介して、無線タグ1のメモリ部15へ算出した1の補数を書き込む(ステップS604)。無線タグ1のメモリ部15には、当初‘1011011・・・’が記憶されている。それに対して、すべてのビットについてビット反転したデータ‘0100100・・・’を上書きすることにより、無線タグ1のメモリ部15の全記憶領域において‘0’が‘1’に、‘1’が‘0’にすべて更新される。
CPU31は、リーダ/ライタ2を介して、無線タグ1のメモリ部15の全データを再度読み出す(ステップS605)。すなわち、メモリ部15の全記憶領域において更新されたデータを再度読み出す。CPU31は、記憶装置33に記憶してある、算出した1の補数と、再度読み出したデータとが一致するか否かを判断する(ステップS606)。すなわち、再度読み出したデータが、記憶装置33に記憶してあるデータ‘0100100・・・’に一致するか否かにより、無線タグ1が正常であるか否かを判断する。
CPU31が、両者が一致すると判断した場合(ステップS606:YES)、CPU31は、無線タグ1のメモリ部15の全記憶領域についてデータの読み書きが正常に実行されたと判断することができ、無線タグ1が正常である旨を示す情報を出力する(ステップS607)。例えば表示装置43の表示画面に、「IDXXXXの無線タグは正常です。」等のメッセージを表示する。
CPU31が、両者が一致しないと判断した場合(ステップS606:NO)、CPU31は、無線タグ1のメモリ部15のいずれかの記憶領域についてデータの読み書きが正常に実行されていないと判断することができ、無線タグ1が異常である旨を示す情報を出力する(ステップS608)。例えば表示装置43の表示画面に、「IDXXXXの無線タグに障害が発生しています。」等のメッセージを表示する。
無線タグ1が正常である旨を示す情報を出力する方法、又は異常である旨を示す情報を出力する方法は、特にメッセージ出力に限定されるものではなく、結果を確認することができる方法であれば何でも良い。
以上のように本実施の形態によれば、無線タグ1のメモリ部15の全記憶領域についてデータの読み出し及び書き込みを正常に実行することができるか否かを判断することができ、無線タグ1が正常に稼動していることを確認することができる。
なお、上記実施の形態では、無線タグとして、誘導起電力を利用して電源を備えていない、いわゆるパッシブ型の無線タグを例に挙げて説明している。パッシブ型の無線タグの方が構成が簡単であり安価ではあるが、特にパッシブ型に限定されるものではなく、電源を内蔵している、いわゆるアクティブ型の無線タグであっても同様の効果が期待できる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内であれば多種の変形、置換等が可能であることは言うまでもない。例えばRF−IC11とアンテナ部12とを絶縁性を有する接着剤で接着し、両者を電磁界結合させる構成であっても良い。また、通信用周波数をアンテナ部12で決定するのではなく、別個に共振回路を備え、該共振回路を備えた回路基板をRF−IC11とアンテナ部12との間に介在させる構成であっても良い。
1 無線タグ
2 リーダ/ライタ
3 動作確認装置
11 RF−IC
12 アンテナ部
13 データ送受信回路
14 制御部
15 メモリ部
16 基材
17 はんだバンプ
31 CPU
43 表示装置
90 可搬型記録媒体
100 コンピュータプログラム

Claims (6)

  1. データを記憶するメモリ部及びデータを送受信するアンテナ部を有する無線タグと、
    該無線タグのメモリ部へデータを書き込む又はメモリ部からデータを読み出すリーダ/ライタと、
    該リーダ/ライタとデータ送受信することが可能に接続してある無線タグの動作確認装置において、
    前記リーダ/ライタを介して、前記無線タグのメモリ部に記憶されている全データを読み出すデータ読み出し手段と、
    読み出したデータをビット反転するビット反転手段と、
    前記リーダ/ライタを介して、ビット反転したデータを前記無線タグのメモリ部に書き込むデータ書き込み手段と、
    前記リーダ/ライタを介して、前記無線タグのメモリ部に記憶されている全データを再度読み出すデータ再読み出し手段と、
    再度読み出したデータが、ビット反転したデータと一致するか否かを判断する判断手段と
    を備え、
    該判断手段で一致すると判断した場合、前記無線タグは正常であると判断するようにしてあることを特徴とする無線タグの動作確認装置。
  2. 前記ビット反転手段は、読み出したデータの1の補数を算出するようにしてあることを特徴とする請求項1記載の無線タグの動作確認装置。
  3. 前記無線タグは、前記リーダ/ライタから受信した信号により誘導起電力が生じるようにしてあることを特徴とする請求項1又は2記載の無線タグの動作確認装置。
  4. データを記憶するメモリ部及びデータを送受信するアンテナ部を有する無線タグと、
    該無線タグのメモリ部へデータを書き込む又はメモリ部からデータを読み出すリーダ/ライタと、
    該リーダ/ライタとデータ送受信することが可能に接続してある動作確認装置で実行することが可能な無線タグの動作確認方法において、
    前記動作確認装置は、
    前記リーダ/ライタを介して、前記無線タグのメモリ部に記憶されている全データを読み出し、
    読み出したデータをビット反転し、
    前記リーダ/ライタを介して、ビット反転したデータを前記無線タグのメモリ部に書き込み、
    前記リーダ/ライタを介して、前記無線タグのメモリ部に記憶されている全データを再度読み出し、
    再度読み出したデータが、ビット反転したデータと一致するか否かを判断し、
    一致すると判断した場合、前記無線タグは正常であると判断することを特徴とする無線タグの動作確認方法。
  5. 読み出したデータの1の補数を算出することを特徴とする請求項4記載の無線タグの動作確認方法。
  6. データを記憶するメモリ部及びデータを送受信するアンテナ部を有する無線タグと、
    該無線タグのメモリ部へデータを書き込む又はメモリ部からデータを読み出すリーダ/ライタと、
    該リーダ/ライタとデータ送受信することが可能に接続してある無線タグの動作確認装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、
    動作確認装置を、
    前記リーダ/ライタを介して、前記無線タグのメモリ部に記憶されている全データを読み出すデータ読み出し手段、
    読み出したデータをビット反転するビット反転手段、
    前記リーダ/ライタを介して、ビット反転したデータを前記無線タグのメモリ部に書き込むデータ書き込み手段、
    前記リーダ/ライタを介して、前記無線タグのメモリ部に記憶されている全データを再度読み出すデータ再読み出し手段、及び
    再度読み出したデータが、ビット反転したデータと一致するか否かを判断する判断手段
    として機能させ、
    該判断手段で一致すると判断した場合、前記無線タグは正常であると判断するようにしてあることを特徴とするコンピュータプログラム。
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