JP2010286691A - プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】手間をかけずに容易に光学補償素子を調整することが可能なプロジェクターを提供する。
【解決手段】本発明のプロジェクターは、光源と、光源から射出された光を変調する液晶パネル25aと、光源から射出された光の光軸L上に設けられた光学補償素子26aと、光学補償素子26aの光軸Lと直交する面内における回転角、又は、光学補償素子26aの法線と光軸Lとの成す角である煽り角を調整する調整手段と、光源、液晶パネル25a、及び光学補償素子26aを内部に収容する筐体38と、を有し、調整手段の一部が筐体38の外部に配置され、外部に配置された調整手段の一部を用いて光学補償素子26aの回転角又は煽り角を調整可能に構成されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、プロジェクターに関するものである。
従来、液晶プロジェクター等の投射型表示装置(プロジェクター)が知られている。従来、液晶プロジェクターにおいては、液晶パネルに対する位相差板(液晶分子の複屈折を補償する光学補償素子)の配置を調整し、最もコントラストが高くなる配置を見つけた後、その配置を保持した状態で出荷されている(例えば、特許文献1参照)。
液晶パネルに対する光学補償素子の配置を調整する技術として、例えば特許文献1では、液晶パネルと偏光板との間に配置された光学補償素子が、光軸に対して傾斜調整自在、かつ、光軸に直交する面内にて回動調整自在に構成されている。これにより、光軸方向から見た光学補償素子内の液晶分子の遅相軸を液晶パネルの液晶分子の配向方向と略平行に設定し、液晶パネル内の液晶分子の光軸方向の遅相軸に対して光学補償素子の見かけ上の遅相軸を一致させることで、コントラストが鮮明で、かつ、均一な画像を写し出すことができるようになっている。
特開2006−39087号公報
しかしながら、出荷後に、例えば外部から物理的な衝撃を受けた場合、長期間の使用による保持部材や接着剤の劣化が生じた場合、液晶パネルや光学補償素子の劣化が生じた場合などの影響により、液晶パネルに対する光学補償素子の配置が最適な配置からずれる可能性がある。液晶パネルに対する光学補償素子の配置が最適な配置からずれると、プロジェクターにより投射される画像の品質が低下してしまう。ここで、プロジェクターを構成する光学補償素子などの構成部品は全て筐体の内部に収容されている。このため、光学補償素子の配置が最適な配置からずれた場合、プロジェクターを分解して筐体内部の光学補償素子の配置を調整することは困難であり手間がかかる。
一方、特許文献1の技術にあっては、光学補償素子が光軸に対して傾斜調整自在、かつ、光軸に直交する面内にて回動調整自在に構成されることで、コントラストが鮮明で、かつ、均一な画像を写し出すことができる技術が開示されているが、筐体の外部から光学補償素子を調整する技術については全く記載されていない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、手間をかけずに容易に光学補償素子を調整することが可能なプロジェクターを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明のプロジェクターは、光源と、前記光源から射出された光を変調する液晶パネルと、前記光源から射出された光の光軸上に設けられた光学補償素子と、前記光学補償素子の前記光軸と直交する面内における回転角、又は、前記光学補償素子の法線と前記光軸との成す角である煽り角を調整する調整手段と、前記光源、前記液晶パネル、及び前記光学補償素子を内部に収容する筐体と、を有し、前記調整手段の一部が前記筐体の外部に配置され、該外部に配置された前記調整手段の一部を用いて前記光学補償素子の前記回転角又は前記煽り角を調整可能に構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、調整手段の一部が筐体の外部に配置されているので、筐体の外部に配置された調整手段の一部を用いて光学補償素子の光軸と直交する面内における回転角、又は、光学補償素子の法線と光軸との成す角である煽り角の調整を行うことができる。このため、従来のように光学補償素子の配置が最適な配置からずれた場合でも、プロジェクターを分解することなく光学補償素子の配置を調整できる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子を調整することが可能なプロジェクターが提供できる。
また、上記プロジェクターにおいては、前記光学補償素子は、前記光軸と直交する面内において回転調整自在に構成され又は前記光軸に対して傾斜調整自在に構成されたホルダーに保持されており、前記調整手段は、前記ホルダーを前記光軸と直交する面内において回転調整し又は前記光軸に対して傾斜調整することにより、前記光学補償素子の前記回転角又は前記煽り角を調整することが望ましい。
この構成によれば、光学補償素子がホルダーに保持されている場合、ホルダーの回転調整又は傾斜調整を行うことにより、光学補償素子の回転角又は煽り角の調整を行うことができる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子を調整することが可能なプロジェクターが提供できる。
また、上記プロジェクターにおいては、前記ホルダーは、前記光学補償素子の外周を保持する第1枠体と、前記第1枠体の主面と平行な面内において前記第1枠体を回転可能に支持する支持部材と、を有し、前記調整手段は、前記第1枠体の前記支持部材上での回転角を調整することにより、前記光学補償素子の前記回転角を調整することが望ましい。
この構成によれば、ホルダーが第1枠体と支持部材とを有する場合、第1枠体の支持部材上での回転角を調整することにより、光学補償素子の回転角の調整を行うことができる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子を調整することが可能なプロジェクターが提供できる。
また、上記プロジェクターにおいては、前記第1枠体と前記支持部材との間に、前記第1枠体の主面と平行な面内において弾性変形することにより前記第1枠体を前記支持部材上で回転させる弾性部材が設けられ、前記調整手段は、前記弾性部材の弾性変形量を調整することにより前記第1枠体の回転角を調整し、これにより、前記光学補償素子の前記回転角を調整することが望ましい。
この構成によれば、第1枠体と支持部材との間に弾性部材が設けられている場合、弾性部材の弾性変形量を調整して第1枠体の回転角を調整することにより、光学補償素子の回転角の調整を行うことができる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子を調整することが可能なプロジェクターが提供できる。
また、上記プロジェクターにおいては、前記調整手段はネジ部材であり、前記ネジ部材の一方の端部は前記第1枠体に設けられた突起部に当接し、前記ネジ部材の他方の端部は前記筐体の外部に配置されており、前記ネジ部材の他方の端部を締め付けることにより前記弾性部材の弾性変形量が調整され、これにより、前記光学補償素子の前記回転角が調整されることが望ましい。
この構成によれば、調整手段がネジ部材であり、ネジ部材の他方の端部が筐体の外部に配置されている場合、筐体の外部からネジ部材の頭部(他方の端部)を締め付けることにより、光学補償素子の回転角の調整を行うことができる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子を調整することが可能なプロジェクターが提供できる。
また、上記プロジェクターにおいては、前記調整手段は、駆動手段と、前記駆動手段と前記第1枠体との間に設けられ、前記第1枠体に対して前記第1枠体の主面と平行な面内における回転力を付与する歯車機構と、前記駆動手段を操作する操作装置と、を有し、前記操作装置が前記筐体の外部に設けられ、前記操作装置を用いて前記光学補償素子の前記回転角が調整されることが望ましい。
この構成によれば、調整手段が駆動手段と歯車機構と操作装置とを有し、操作装置が筐体の外部に設けられている場合、筐体の外部から操作装置を用いて駆動手段に駆動信号を伝達することにより、光学補償素子の回転角の調整を行うことができる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子を調整することが可能なプロジェクターが提供できる。
また、上記プロジェクターにおいては、前記ホルダーは、前記光学補償素子の外周を保持し、前記光学補償素子の主面と平行な方向に延びる回転軸を中心として回転可能に構成された第2枠体を有し、前記調整手段は、前記第2枠体の前記回転軸を中心とした回転量を調整することにより、前記光学補償素子の前記煽り角を調整することが望ましい。
この構成によれば、ホルダーが回転軸を中心として回転可能に構成された第2枠体を有する場合、第2枠体の回転軸を中心とした回転量を調整することにより、光学補償素子の煽り角の調整を行うことができる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子を調整することが可能なプロジェクターが提供できる。
また、上記プロジェクターにおいては、前記ホルダーは、前記第2枠体を前記回転軸を中心として回転可能に支持する軸部材を有し、前記調整手段はネジ部材であり、前記ネジ部材の一方の端部は前記軸部材に設けられた突起部と当接し、前記ネジ部材の他方の端部は前記筐体の外部に配置されており、前記ネジ部材の他方の端部を締め付けることにより前記軸部材の前記回転軸を中心とした回転量が調整され、これにより、前記光学補償素子の前記煽り角が調整されることが望ましい。
この構成によれば、調整手段がネジ部材であり、ネジ部材の他方の端部が筐体の外部に配置されている場合、筐体の外部からネジ部材の頭部(他方の端部)を締め付けることにより、光学補償素子の煽り角の調整を行うことができる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子を調整することが可能なプロジェクターが提供できる。
また、上記プロジェクターにおいては、前記調整手段は、駆動手段と、前記駆動手段と前記第2枠体との間に設けられ前記第2枠体に前記回転軸を中心とした回転力を付与する歯車機構と、前記駆動手段を操作する操作装置と、を有し、前記操作装置が前記筐体の外部に設けられ、前記操作装置を用いて前記光学補償素子の前記煽り角が調整されることが望ましい。
この構成によれば、調整手段が駆動手段と歯車機構と操作装置とを有し、操作装置が筐体の外部に設けられている場合、筐体の外部から操作装置を用いて駆動手段に駆動信号を伝達することで、光学補償素子の煽り角の調整を行うことができる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子を調整することが可能なプロジェクターが提供できる。
本発明のプロジェクターを示す模式図である。 液晶ライトバルブ周囲の拡大平面図である。 第1実施形態に係る調整手段における光学補償素子の回転機構を示す図である。 第1実施形態に係る第1枠体を示す斜視図である。 第2実施形態に係る調整手段における光学補償素子の回転機構を示す図である。 図5のA−A線に沿った断面図である。 図5のB−B線に沿った断面図である。 第3実施形態に係る調整手段における光学補償素子の回転機構を示す図である。 第4実施形態に係る調整手段における光学補償素子の回転機構を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。かかる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等が異なっている。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係るプロジェクター1の概略構成を示す模式図である。図1に示すように、プロジェクター1は、光源装置21と、色分離光学系23と、光変調部25と、調整手段36a,36b,36cと、クロスダイクロイックプリズム27と、投射レンズ29と、筐体38(図3参照)と、を具備して構成されている。
光源装置21は、光を射出する光源21aと、一対のフライアイ光学系21b,21cと、偏光変換部材21dと、重畳レンズ21eと、を備えて構成されている。
光源21aは、例えば高圧水銀ランプと、高圧水銀ランプから射出された光を反射させるリフレクターと、を備えて構成されている。高圧水銀ランプは、種々の色の色光を含む白色光を射出するランプである。つまり、光源21aは、赤色光(以下「R光」と称す)と緑色光(以下「G光」と称す)と青色光(以下「B光」と称す)とを含む白色光を射出するものである。
一対のフライアイ光学系21b,21cは、光源21aから光が射出される側から、第1フライアイ光学系21b、第2フライアイ光学系21cの順に配置されている。第1フライアイ光学系21bは、光源21aから光が射出される側から見て矩形状の輪郭を有する小レンズがマトリクス状に配列された構成を有する。第2フライアイ光学系21cは、第1フライアイ光学系21bと同様な構成を有する光学系であり、小レンズがマトリクス状に配列された構成を有する。これら第1フライアイ光学系21b、第2フライアイ光学系21cは、光源21aから射出された光の輝度分布を均一化させる機能を有する。
偏光変換部材21dは、第1フライアイ光学系21b、第2フライアイ光学系21cにより均一化された不定偏光状態の光を特定の偏光方向の光に変換する機能を有する。偏光変換部材21dは、例えばPBSアレイ(偏光ビームスプリッタアレイ)と、1/2波長板とで構成され、ランダム偏光を特定の直線偏光に変換することができる。
重畳レンズ21eは、偏光変換部材21dを経た光を全体として適宜収束させて、各液晶ライトバルブ(液晶パネル)25a,25b,25cに対する重畳照明を可能にする。つまり、一対のフライアイ光学系21b,21cと重畳レンズ21eとを経た光は、色分離光学系23を経て、各液晶ライトバルブ25a,25b,25cを均一に重畳照明する。
色分離光学系23は、第1ダイクロイックミラー23aと、第2ダイクロイックミラー23bと、3つのフィールドレンズ23f,23g,23hと、反射ミラー23i,23j,23kと、を備えている。第1ダイクロイックミラー23aは、光源21aから射出されたR光、G光及びB光の3色のうち、R光を反射させ、G光及びB光を透過させる。第2ダイクロイックミラー23bは、G光及びB光の2色のうちG光を反射させ、B光を透過させる。
光源21aから射出された光のうちR光は、第1ダイクロイックミラー23aにおいて光路が90度折り曲げられ、反射ミラー23iに入射する。そして、R光は、反射ミラー23iにより光路が90度折り曲げられ、入射角度を調節するためのフィールドレンズ23fに入射する。
また、光源21aから射出された光のうちG光は、第1ダイクロイックミラー23aを透過し、第2ダイクロイックミラー23bにおいて光路が90度折り曲げられる。そして、G光は入射角度を調節するためのフィールドレンズ23gに入射する。
また、光源21aから射出された光のうちB光は、第1ダイクロイックミラー23a及び第2ダイクロイックミラー23bを透過し、光路差を補償するためのリレーレンズ24aを経由して反射ミラー23jに入射する。反射ミラー23jに入射したB光は、光路が90度折り曲げられ、リレーレンズ24bを経由して反射ミラー23kに入射する。反射ミラー23kに入射したB光は、光路が90度折り曲げられ、入射角度を調節するためのフィールドレンズ23hに入射する。
光変調部25は、それぞれが光変調装置である3つの液晶ライトバルブ25a,25b,25cと、各液晶ライトバルブ25a,25b,25cの入射側にそれぞれ配置される3つの第1偏光板31a,31b,31cと、各液晶ライトバルブ25a,25b,25cの出射側にそれぞれ配置される3つの第2偏光板32a,32b,32cと、各液晶ライトバルブ25a,25b,25cと第2偏光板32a,32b,32cとの間にそれぞれ配置される3つの光学補償素子26a,26b,26cと、を備えている。
フィールドレンズ23fを経由したR光は、液晶ライトバルブ25aに入射してこの液晶ライトバルブ25aを照明する。フィールドレンズ23gを経由したG光は、液晶ライトバルブ25bに入射してこの液晶ライトバルブ25bを照明する。フィールドレンズ23hを経由したB光は、液晶ライトバルブ25cに入射してこの液晶ライトバルブ25cを照明する。
各液晶ライトバルブ25a,25b,25cは、入射した光の空間的強度分布を変調する非発光型の光変調装置である。各液晶ライトバルブ25a,25b,25cにそれぞれ入射した3色の光は、各液晶ライトバルブ25a,25b,25cに電気信号として入力された駆動信号または画像信号に応じて変調される。
その際、第1偏光板31a,31b,31cによって、各液晶ライトバルブ25a,25b,25cに入射する光の偏光方向が調整される。また、第2偏光板32a,32b,32cによって、各液晶ライトバルブ25a,25b,25cから射出される変調光(表示画像光)から所定の偏光方向の表示画像光が取り出される。
光学補償素子26a,26b,26cは、例えば2軸位相差板であり、それぞれ各液晶ライトバルブ25a,25b,25cから表示画像光が射出される方向の屈折率をnz、光学補償素子26a,26b,26cの平面内の方位角方向の屈折率をnx、nyとしたときのnx、ny、nzの関係がnx>ny>nzの関係となっている。黒表示状態における各液晶ライトバルブ25a,25b,25cの液晶層に残る位相差を、光学補償素子26a,26b,26cの有する位相差がちょうど打ち消しあうときに最も暗い状態となって高いコントラストが得られる。
調整手段36a,36b,36cは、それぞれ光学補償素子26a,26b,26cの近傍に配置されている。各調整手段36a,36b,36cは、それぞれ各光学補償素子26a,26b,26cの姿勢を調整する機能を有する。なお、調整手段36a,36b,36cの詳細については後述する(図2及び図3参照)。
クロスダイクロイックプリズム27は、光合成部材であり、2つの誘電体多層膜27a,27bがX字型に直交して配置された構成となっている。誘電体多層膜27aは、R光を反射させ、G光、B光を透過させる。また、誘電体多層膜27bは、B光を反射させ、R光、G光を透過させる。このように、クロスダイクロイックプリズム27は、上記各液晶ライトバルブ25a,25b,25cのそれぞれにおいて変調されたR光、G光及びB光を合成する。
投射レンズ29は、クロスダイクロイックプリズム27により合成された合成光をスクリーン(図示略)に投射する機能を有する。クロスダイクロイックプリズム27で合成された合成光は、投射レンズ29を介してスクリーン上に拡大投射される。
これら光源装置21、色分離光学系23、光変調部25、クロスダイクロイックプリズム27、投射レンズ29、は不図示の筐体38(図3参照)の内部に収容されている。以下、筐体38の内部に対して、光源装置21、色分離光学系23、光変調部25、クロスダイクロイックプリズム27、投射レンズ29が設けられた側と反対側の部分を、筐体38の外部という。
図2は、液晶ライトバルブ25a周囲の拡大平面図である。なお、液晶ライトバルブ25b,25c周囲についても液晶ライトバルブ25a周囲と同様の構成となっており、便宜上図示を省略する。
図2に示すように、液晶ライトバルブ25aの入射側には第1偏光板31aが配置され、液晶ライトバルブ25aの出射側には第2偏光板32aが配置されている。光学補償素子26aは、光源21aから射出された光の光軸L上に設けられ、液晶ライトバルブ25aと第2偏光板32aとの間に配置されている。調整手段36aは、光学補償素子26aの近傍に設けられている。この調整手段36aは、光学補償素子26aの光軸Lと直交する面内における回転角を調整する。
なお、調整手段36aの一部は筐体38(図3参照)の外部に配置されている。そして、筐体38の外部に配置された調整手段36aの一部を用いて光学補償素子26aの回転角または煽り角の調整を行うことが可能となっている。このため、従来のように光学補償素子の配置が最適な配置からずれた場合でも、プロジェクターを分解することなく光学補償素子の配置を調整できる。
図3は、本実施形態に係る調整手段36aの一部を用いて光学補償素子26aの回転角を調整する機構を示した図である。図3(a)は、調整手段36aにおける機構を示す図である。図3(b)は、調整手段36aにおける機構を示す斜視図である。なお、図3(b)においては、便宜上筐体38の図示を省略する。また、調整手段36b,36cの一部を用いて光学補償素子26b,26cの回転角を調整する機構についても調整手段36aにおける機構と同様の構成となっており、便宜上図示を省略する。
図3(a)に示すように、本実施形態の調整手段36aはネジ部材からなっている。そして、このネジ部材36aの頭部(他方の端部)36a1は、筐体38の外部に配置されている。これにより、観察者は、例えば筐体38の外部からドライバーを用いて、ネジ部材36aを締めたり緩めたりすることができる。
筐体38のネジ部材36aの配置される部位は凹部38aをなしており、ネジ部材36aの頭部36a1が凹部38a内に確実に収まるようになっている。この凹部38aの凹形状は、ネジ部材36aの頭部36a1の寸法とネジ部材36aの調整代とを考慮して設定されている。これにより、ネジ部材36aの頭部36a1が筐体38の外面38bよりも外側にはみ出さないようになっている。なお、ネジ部材36aの頭部36a1は、ネジ部材36aを締めたり緩めたりすることができるように、凹部38aの所定の位置に配置されている。また、凹部38aには必要に応じて見栄え上の観点から取り外し可能な保護部材(図示略)が嵌め込まれてもよい。
光学補償素子26aは、光軸Lと直交する面内において回転調整自在に構成された第1ホルダー40に保持されている。ネジ部材36aは、第1ホルダー40を光軸Lと直交する面内において回転調整することにより、光学補償素子26aの回転角を調整するようになっている。
第1ホルダー40は、光学補償素子26aの外周を保持する第1枠体41と、第1枠体41の主面と平行な面内において第1枠体を回転可能に支持する支持部材42と、を有している。第1枠体41は、光学補償素子26aを固定するとともに、光学補償素子26aと同時に回動するものである。支持部材42は、筐体38に固定されている。ネジ部材36aは、第1枠体41の支持部材42上での回転角を調整することにより、光学補償素子26aの回転角を調整するようになっている。
第1枠体41と支持部材42との間には、第1枠体の主面と平行な面内において弾性変形することにより第1枠体41を支持部材42上で回転させる第1弾性部材43が設けられている。ネジ部材36aは、第1弾性部材43の弾性変形量を調整することにより第1枠体41の回転角を調整し、これにより、光学補償素子26aの回転角を調整するようになっている。
第1枠体41には、ネジ部材36aの先端部(一方の端部)36a2が当接されるとともに、第1弾性部材43の一端43aが接続される突起部41aが設けられている。支持部材42には、突起部41aと対向する位置に支持部42cが突出して設けられている。この支持部42cには、第1弾性部材の他端43bが接続されている。第1弾性部材43は、例えばスプリングからなっている。ネジ部材36aを締めたり緩めたりすることにより、第1弾性部材43の弾性変形量が調整され、これにより、光学補償素子26aの回転角を調整するようになっている。
図3(b)に示すように、支持部材42は、第1枠体41を嵌め込む第1部材42aと、第1枠体41を第1部材42aとの間に挟み込んで固定する第2部材42bと、第2部材42bから突出して設けられた支持部42cと、を具備して構成されている。第1部材42aは、上側部材42a1と、下側部材42a2と、により構成されている。上側部材42a1は光学補償素子26aの位置よりも上側に設けられ、下側部材42a2は光学補償素子26aの位置よりも下側に設けられている。このような構成により、光学補償素子26aの表面が外部に露出するようになっている。また、上側部材42a1と第2部材42bとの間には、光軸Lに対して直交する方向に延在する開口部44が形成されている。この開口部44の延在する方向に沿って、第1弾性部材43が伸縮され、突起部41aが回動するようになっている。
図4は、本実施形態の第1枠体41と第2部材42bとを示す斜視図である。第1枠体41には、突起部41aと、光学補償素子26aが嵌め込まれる嵌合部41bが形成されている。嵌合部41bには、光学補償素子26aの厚さ(光軸L方向の長さ)に対応して段差が形成されている。これにより、光学補償素子26aが第1枠体41に確実に固定されるようになっている。
第2部材42bには、第1枠体41が収容される収容部42b4が形成されている。収容部42b4には段差が形成され、収容部42b4の段差の深さ(光軸L方向の長さ)Dは第1枠体41の厚さ(光軸L方向の長さ)T以上になっている(D≧T)。これにより、第1枠体41は、収容部42b4内に確実に収容されるとともに確実に回動される。また、収容部42b4の幅W1は突起部41aの幅W2よりも大きくなっている(W1>W2)。収容部42b4の幅W1の寸法は、第1枠体41の回動範囲、つまり光学補償素子26aの調整範囲を考慮して所定の値に設定される。
また、第2部材42bは、上側部材42a1が固定される面42b1、下側部材42a2が固定される面42b2、支持部42cが固定される面42b3を有している。なお、第2部材42bの各面42b1、42b2、42b3には、必要に応じて上側部材42a1、下側部材42a2、支持部42cを固定するための止め孔(図示略)が形成されていてもよい。
このような構成により、光学補償素子26aは、ネジ部材36aを締めて突起部41aが回動するよう第1弾性部材43の弾性力よりも大きい力で筐体38の内部に向かって移動させることで光軸Lと直交する面内において光軸Lの回りの一方の方向(図3(b)の左回り)に回転される。また、光学補償素子26aは、ネジ部材36aを緩めて筐体38の外部に向かって移動させることで第1弾性部材43の復元力により光軸Lと直交する面内において光軸Lの回りの他方の方向(図3(b)の右回り)に回転される。これにより、観察者は、例えば筐体38の外部からドライバーを用いて、ネジ部材36aを締めたり緩めたりすることで、光学補償素子26aの光軸Lと直交する面内における回転角が所望の角度となるように適宜調整することができる。
具体的には、例えば観察者がドライバーを用いてネジ部材36aを締めると、ネジ部材36aはその軸に沿って筐体38の内部に向かって移動する。ネジ部材36aが筐体38の内部に向かって移動すると、ネジ部材36aの先端36a2が当接される突起部41aが、光軸Lを中心として支持部42cから離れる方向(図3(b)の左回り)に回転する。突起部41aが左回りに回転すると、つまり、第1枠体41が左回りに回転すると、第1枠体41に固定された光学補償素子26aが光軸Lと直交する面内において第1枠体41と同時に左回りに回転する。
また、例えば観察者がドライバーを用いてネジ部材36aを緩めると、ネジ部材36aはその軸に沿って筐体38の外部に向かって移動する。ネジ部材36aが筐体38の外部に向かって移動すると、ネジ部材36aの先端36a2が当接される突起部41aが、第1弾性部材43の復元力により、光軸Lを中心として支持部42cに近づく方向(図3(b)の右回り)に回転する。突起部41aが右回りに回転すると、つまり、第1枠体41が右回りに回転すると、第1枠体41に固定された光学補償素子26aが光軸Lと直交する面内において第1枠体41と同時に右回りに回転する。
本実施形態のプロジェクター1によれば、調整手段36a,36b,36cの一部が筐体38の外部に配置されているので、筐体38の外部に配置された調整手段36a,36b,36cの一部を用いて光学補償素子26a,26b,26cの光軸Lと直交する面内における回転角の調整を行うことができる。このため、従来のように光学補償素子の配置が最適な配置からずれた場合でも、プロジェクターを分解することなく光学補償素子の配置を調整できる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子26a,26b,26cを調整することが可能なプロジェクター1が提供できる。
また、この構成によれば、光学補償素子26a,26b,26cが第1ホルダー40に保持されている。この場合、第1ホルダー40の回転調整を行うことにより、光学補償素子26a,26b,26cの回転角の調整を行うことができる。
また、この構成によれば、第1ホルダー40が第1枠体41と支持部材42とを有する。この場合、第1枠体41の支持部材42上での回転角を調整することにより、光学補償素子26a,26b,26cの回転角の調整を行うことができる。
また、この構成によれば、第1枠体41と支持部材42との間に第1弾性部材43が設けられている。この場合、第1弾性部材43の弾性変形量を調整して第1枠体41の回転角を調整することにより、光学補償素子26a,26b,26cの回転角の調整を行うことができる。
また、この構成によれば、調整手段36a,36b,36cがネジ部材であり、ネジ部材36a,36b,36cの頭部(他方の端部)36a1,36b1,36c1が筐体38の外部に配置されている。この場合、筐体38の外部からネジ部材の頭部36a1,36b1,36c1を締め付けることにより、光学補償素子26a,26b,26cの回転角の調整を行うことができる。このような構成により、手間をかけずに容易に光学補償素子26a,26b,26cを調整することが可能なプロジェクター1が提供できる。
なお、本実施形態のプロジェクター1では、各光学補償素子26a,26b,26cは、それぞれ各液晶ライトバルブ25a,25b,25cと各第2偏光板32a,32b,32cとの間に配置されているが、これに限らない。例えば、光学補償素子は、液晶ライトバルブと第1偏光板との間に配置されていてもよい。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係るプロジェクター2の調整手段37aの一部を用いて光学補償素子26aの煽り角を調整する機構を示した図である。図6は、図5のA−A線に沿った断面図である。図7は、図5のB−B線に沿った断面図である。
図5は図3(a)に対応した、光学補償素子26aの煽り角を調整する機構を示した図である。図5に示すように、本実施形態に係るプロジェクター2の光学補償素子26aの煽り角を調整する調整機構は、上述の第1枠体41に替えて、第2枠体51が用いられている点、第2枠体51を支持する支持部材52が設けられている点、で上述の第1実施形態に係るプロジェクター1の光学補償素子26aの回転角を調整する調整機構と異なっている。その他の点は上述の構成と同様であるので、図3(a)と同様の要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
なお、光学補償素子26bに対応する調整手段37b、光学補償素子26cに対応する調整手段37c、の一部を用いて光学補償素子26b,26cの煽り角を調整する機構についても、図5に示す光学補償素子26aに対応する調整手段37aにおける機構と同様の構成となっており、便宜上図示を省略する。
図5に示すように、本実施形態の調整手段37aは上述の調整手段36aと同様にネジ部材からなっている。そして、このネジ部材37aの頭部(一端)37a1は、筐体38の外部に配置されている。これにより、観察者は、例えば筐体38の外部からドライバーを用いて、ネジ部材37aを締めたり緩めたりすることができる。
筐体38のネジ部材37aの配置される部位は凹部38cをなしており、ネジ部材37aの頭部37a1が凹部38c内に確実に収まるようになっている。この凹部38cの凹形状は、ネジ部材37aの頭部37a1の寸法とネジ部材37aの調整代とを考慮して設定されている。これにより、ネジ部材37aの頭部37a1が筐体38の外面38dよりも外側にはみ出さないようになっている。なお、ネジ部材37aの頭部37a1は、ネジ部材37aを締めたり緩めたりすることができるように、凹部38cの所定の位置に配置されている。また、凹部38cには必要に応じて見栄え上の観点から取り外し可能な保護部材(図示略)が嵌め込まれてもよい。
光学補償素子26aは、光軸Lに対して傾斜調整自在に構成された第2ホルダー50に保持されている。ネジ部材37aは、第2ホルダー50を光軸Lに対して傾斜調整することにより、光学補償素子26aの煽り角を調整するようになっている。
第2ホルダー50は、光学補償素子26aの外周を保持し、光学補償素子26aの主面と平行な方向に延びる回転軸51a2を中心として回転可能に構成された第2枠体51を有している。第2枠体51は、光学補償素子26aを固定するとともに、光学補償素子26aと同時に回動するものである。第2枠体51は、支持部材52に支持されている。支持部材52は、筐体38に固定されている。支持部材52の内部には、回転軸51a2が回動可能なように収容されている。ネジ部材37aは、第2枠体51の回転軸51a2を中心とした回転量を調整することにより、光学補償素子26aの煽り角を調整するようになっている。
また、第2ホルダー50は、第2枠体51を光学補償素子26aの主面と平行な方向に延びる回転軸51a2を中心として回転可能に支持する軸部材51aを有している。軸部材51aと支持部材52との間には、第2枠体51の主面と直交する面内において弾性変形することにより、第2枠体51を回転軸51a2を中心として回転させる第2弾性部材53が設けられている。第2弾性部材53は、上述の第1弾性部材43と同様に例えばスプリングからなっている。ネジ部材37aを締めたり緩めたりすることにより、第2弾性部材43の弾性変形量が調整され、これにより、光学補償素子26aの煽り角を調整するようになっている。
軸部材51aには、ネジ部材37aの先端部(一方の端部)37a2が当接されるとともに、第2弾性部材53(図6参照)の一端53aが接続される突起部51a1が設けられている。軸部材51aは、突起部51a1と回転軸51a2とにより構成されている。支持部材52には、突起部51a1が回転軸51a2を中心として回動可能なように、回転軸51a2に直交する長孔52aが設けられている。ネジ部材37aを締めたり緩めたりすることにより、軸部材51aの回転軸51a2を中心とした回転量が調整され、これにより、光学補償素子26aの煽り角を調整するようになっている。
図6に示すように、支持部材52には、突起部51a1と対向する位置に支持部52cが突出して設けられている。この支持部52cには、第2弾性部材53の他端53bが接続されている。支持部材52に設けられた長孔52aの延在方向の長さHは、突起部51a1の直径Kよりも大きくなっている(H>K)。長孔52aの延在方向の長さHの寸法は、突起部51a1の回動範囲、つまり光学補償素子26aの調整範囲を考慮して所定の値に設定される。
図7に示すように、第2枠体51には、光学補償素子26aが嵌め込まれる嵌合部51bが形成されている。嵌合部51bには、光学補償素子26aの厚さ(光軸L方向の長さ)に対応して段差が形成されている。これにより、光学補償素子26aが第2枠体51に確実に固定されるようになっている。
また、第2枠体51には、回転軸51a2が嵌め込まれる嵌合部51cが形成されている。第2枠体51の嵌合部51cで回転軸51a2の一方の端部が固定され、回転軸51a2の回転、つまり軸部材51aの回転と同時に第2枠体51が回転するようになっている。
支持部材52には、内部に回転軸51a2が回動可能なように収容される収容孔52bが設けられている。収容孔52bの直径は、回転軸51a2の直径を考慮して設定され、回転軸51a2が支持部材52内で確実に回動されるようになっている。なお、支持部材52の内部には、回転軸51a2がその中心軸に沿って移動しないように支持部材52と回転軸51a2とを連結する止め具(図示略)を設けるのがよい。これにより、回転軸51a2を中心として回動する突起部51a1の回動範囲が、回転軸51a2の回りの回動のみに固定される。
このような構成により、光学補償素子26aは、ネジ部材37aを締めて軸部材51aが回動するよう第2弾性部材53の弾性力よりも大きい力で筐体38の内部に向かって移動させることで回転軸51a2の回りの一方の方向に回転される。また、光学補償素子26aは、ネジ部材37aを緩めて筐体38の外部に向かって移動させることで第2弾性部材53の復元力により回転軸51a2の回りの他方の方向に回転される。これにより、観察者は、例えば筐体38の外部からドライバーを用いて、ネジ部材37aを締めたり緩めたりすることで、光学補償素子26aの法線と光軸Lとの成す角である煽り角が所望の角度となるように適宜調整することができる。
具体的には、例えば観察者がドライバーを用いてネジ部材37aを締めると、ネジ部材37aはその軸に沿って筐体38の内部に向かって移動する。ネジ部材37aが筐体38の内部に向かって移動すると、ネジ部材37aの先端37a2が当接される突起部51a1が、回転軸51a2を中心として支持部52cから離れる方向(図6の左回り)に回転する。突起部51a1が左回りに回転すると、つまり、第2枠体51が左回りに回転すると、第2枠体51に固定された光学補償素子26aが第2枠体51と同時に回転軸51a2を中心として左回りに回転する。
また、例えば観察者がドライバーを用いてネジ部材37aを緩めると、ネジ部材37aはその軸に沿って筐体38の外部に向かって移動する。ネジ部材37aが筐体38の外部に向かって移動すると、ネジ部材37aの先端37a2が当接される突起部51a1が、第2弾性部材53の復元力により、回転軸51a2を中心として支持部52cに近づく方向(図6の右回り)に回転する。突起部51a1が右回りに回転すると、つまり、第2枠体51が右回りに回転すると、第2枠体51に固定された光学補償素子26aが第1枠体41と同時に回転軸51a2を中心として右回りに回転する。
本実施形態のプロジェクター2によれば、光学補償素子26a,26b,26cが第2ホルダー50に保持されている場合、第2ホルダー50の傾斜調整を行うことにより、光学補償素子26a,26b,26cの煽り角の調整を行うことができる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子26a,26b,26cを調整することが可能なプロジェクター2が提供できる。
また、この構成によれば、第2ホルダー50が回転軸51a2を中心として回転可能に構成された第2枠体51を有する場合、第2枠体51の回転軸51a2を中心とした回転量を調整することにより、光学補償素子26a,26b,26cの煽り角の調整を行うことができる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子26a,26b,26cを調整することが可能なプロジェクター2が提供できる。
また、この構成によれば、調整手段37a,37b,37cがネジ部材であり、ネジ部材37a,37b,37cの頭部(他方の端部)37a1,37b1,37c1が筐体38の外部に配置されている場合、筐体38の外部からドライバーを用いてネジ部材37a,37b,37cの頭部(他方の端部)37a1,37b1,37c1を締め付けることにより、光学補償素子26a,26b,26cの煽り角の調整を行うことができる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子26a,26b,26cを調整することが可能なプロジェクター2が提供できる。
なお、本実施形態ではネジ部材37aの一部を用いて、光学補償素子26aの煽り角を調整する構造となっているが、これに限らない。例えば、図5に示すように、第2枠体51に上述の突起部41aに相当する突起部51dを設けることにより、光学補償素子26aの回転角を調整する構造となっていてもよい。
(第3実施形態)
図8は、本発明の第3実施形態に係るプロジェクター3の調整手段63aの一部を用いて光学補償素子26aの回転角を調整する機構を示した図である。
図8は図3(a)に対応した、光学補償素子26aの回転角を調整する機構を示した図である。図8に示すように、本実施形態に係るプロジェクター3の光学補償素子26aの回転角を調整する調整機構は、上述のネジ部材36aに替えて、調整手段63aが電動モーター(駆動手段)63a3と電動モーター63a3を操作する操作装置63a1,63a2とからなる点、上述の第1枠体41に替えて、第3枠体61が用いられている点、第3枠体61に動力を伝達する第1歯車機構62が設けられている点、で上述の第1実施形態に係るプロジェクター1の光学補償素子26aの回転角を調整する調整機構と異なっている。その他の点は上述の構成と同様であるので、図3(a)と同様の要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
なお、光学補償素子26bに対応する調整手段63b、光学補償素子26cに対応する調整手段63c、の一部を用いて光軸Lの回りの光学補償素子26b,26cの角度を調整する機構についても、図8に示す光学補償素子26aに対応する調整手段63aにおける機構と同様の構成となっており、便宜上図示を省略する。
図8に示すように、本実施形態の調整手段63aは、電動モーター63a3と電動モーター63a3を操作する操作装置63a1,63a2とからなっている。そして、電動モーター63a3は筐体39の内部に配置され、操作装置63a1,63a2は筐体39の外部に配置されている。操作装置63a1,63a2は、例えばボタン式のものであり、光学補償素子26aを光軸Lの回りの一方の方向(R5方向)に回転させる駆動信号を伝達する第1操作ボタン63a1と、光学補償素子26aを光軸Lの回りの他方の方向(R6方向)に回転させる駆動信号を伝達する第2操作ボタン63a2と、からなっている。これにより、観察者は、例えば筐体39の外部に配置された第1操作ボタン63a1,第2操作ボタン63a2を用いて、電動モーター63a3に駆動信号を伝達することができる。
本実施形態に係る筐体39の第1操作ボタン63a1,第2操作ボタン63a2の配置される部位は上述のように凹部となっておらず、平らになっている。なお、筐体39の第1操作ボタン63a1,第2操作ボタン63a2の配置される部位には必要に応じて誤作動防止、見栄え上の観点から取り外し可能な保護部材(図示略)が設けられていてもよい。
光学補償素子26aは、第3枠体61に固定されている。第3枠体61は、光学補償素子26aを固定するとともに、光学補償素子26aと同時に回動するものである。なお、本実施形態の第3枠体61は、歯車形状となっている。
第1歯車機構62は、第3枠体61と電動モーター63a3との間に設けられている。この第1歯車機構62は、第3枠体61に対して第3枠体61の主面と平行な面内における回転力を付与する機能を有する。第1歯車機構62は、例えば複数の歯車を組み合わせてなるものであり、第1歯車62a、第2歯車62bからなっている。第1歯車62aは、電動モーター63a3の回転軸の一端に接続されている。第2歯車62bは、第1歯車62aと第3枠体61との間に配置されている。
このような構成により、光学補償素子26aは、筐体39の外部に配置された第1操作ボタン63a1,第2操作ボタン63a2からの駆動信号によって電動モーター63a3を駆動させることにより、第1歯車機構62を介して、光軸Lと直交する面内において、光軸Lの回りの一方の方向と、光軸Lの回りの他方の方向と、のいずれか一方の方向に回転される。これにより、観察者は、例えば筐体39の外部に配置された第1操作ボタン63a1,第2操作ボタン63a2を用いて、電動モーター63a3に駆動信号を伝達することで、光学補償素子26aの光軸Lと直交する面内における回転角が所望の角度となるように適宜調整することができる。
具体的には、例えば観察者が第1操作ボタン63a1を押すと、第1操作ボタン63a1からの駆動信号により電動モーター63a3が作動し、電動モーター63a3の回転軸の一端に接続された第1歯車62aがその中心軸に対してR1方向に回転する。第1歯車62aがR1方向に回転すると、第2歯車62bがその中心軸に対してR4方向に回転する。第2歯車62bがR4方向に回転すると、第3枠体61が光軸Lに対してR5方向に回転する。すると、第3枠体61に固定された光学補償素子26aが第3枠体61と同時に光軸Lと直交する面内において光軸Lに対してR5方向に回転する。
また、例えば観察者が第2操作ボタン63a2を押すと、第2操作ボタン63a2からの駆動信号により電動モーター63a3が作動し、電動モーター63a3の回転軸の一端に接続された第1歯車62aがその中心軸に対してR2方向に回転する。第1歯車62aがR2方向に回転すると、第2歯車62bがその中心軸に対してR3方向に回転する。第2歯車62bがR3方向に回転すると、第3枠体61が光軸Lに対してR6方向に回転する。すると、第3枠体61に固定された光学補償素子26aが第3枠体61と同時に光軸Lと直交する面内において光軸Lに対してR6方向に回転する。
本実施形態のプロジェクター3によれば、調整手段63a,63b,63cが電動モーター63a3と第1歯車機構62と操作ボタン63a1,63a2とを有し、操作ボタン63a1,63a2が筐体39の外部に設けられている場合、筐体39の外部から操作ボタン63a1,63a2を用いて電動モーター63a3に駆動信号を伝達することにより、光学補償素子26a,26b,26cの回転角の調整を行うことができる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子26a,26b,26cを調整することが可能なプロジェクター3が提供できる。
なお、本実施形態では、電動モーター63a3を操作する操作装置として筐体39の外部に配置された操作ボタンを用いているがこれに限らない。例えば、電動モーター63a3を操作する操作装置として筐体39の外部に配置された遠隔操作が可能なリモコンを用いてもよい。これにより、観察者は、筐体39の外部に配置されたリモコンを用いて、電動モーター63a3に駆動信号を伝達することにより、光学補償素子26a,26b,26cの光軸Lと直交する面内における回転角が所望の角度となるように適宜調整することができる。
(第4実施形態)
図9は、本発明の第4実施形態に係るプロジェクター4の調整手段73aの一部を用いて光学補償素子26aの煽り角を調整する機構を示した図である。
図9は図8に対応した、光学補償素子26aの煽り角を調整する機構を示した図である。図9に示すように、本実施形態に係るプロジェクター4の光学補償素子26aの煽り角を調整する調整機構は、上述の第3枠体61に替えて、第4枠体71が用いられている点、第4枠体71に動力を伝達する第2歯車機構72が設けられている点、で上述の第3実施形態に係るプロジェクター3の光学補償素子26aの回転角を調整する調整機構と異なっている。その他の点は上述の構成と同様であるので、図8と同様の要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
なお、光学補償素子26bに対応する調整手段73b、光学補償素子26cに対応する調整手段73c、の一部を用いて光学補償素子26b,26cの煽り角を調整する機構についても、図9に示す光学補償素子26aに対応する調整手段73aにおける機構と同様の構成となっており、便宜上図示を省略する。
図9に示すように、本実施形態の調整手段73aは、電動モーター73a3と電動モーター73a3を操作する操作装置73a1,73a2とからなっている。そして、電動モーター73a3は筐体39の内部に配置され、操作装置73a1,73a2は筐体39の外部に配置されている。操作装置73a1,73a2は、例えばボタン式のものであり、光学補償素子26aを光学補償素子26aの主面と平行な方向に延びる回転軸71bの回りの一方の方向(S5方向)に回転させる駆動信号を伝達する第1操作ボタン73a1と、光学補償素子26aを回転軸71bの回りの他方の方向(S6方向)に回転させる駆動信号を伝達する第2操作ボタン73a2と、からなっている。これにより、観察者は、例えば筐体39の外部に配置された第1操作ボタン73a1,第2操作ボタン73a2を用いて、電動モーター73a3に駆動信号を伝達することができる。
光学補償素子26aは、第4枠体71に固定されている。第4枠体71は、光学補償素子26aを固定するとともに、光学補償素子26aと同時に回動するものである。なお、本実施形態の第4枠体71には、第4枠体71と同時に回動する歯車部材71a、歯車部材71aの中心軸となる回転軸71bが設けられている。
第2歯車機構72は、第4枠体71に回転軸71bを中心とした回転力を付与する機能を有する。第2歯車機構72は、例えば複数の歯車を組み合わせてなるものであり、第1歯車72a、第2歯車72bからなっている。第1歯車72aは、電動モーター73a3の回転軸の一端に接続されている。第2歯車72bは、第1歯車72aと歯車部材71aとの間に配置されている。
このような構成により、光学補償素子26aは、筐体39の外部に配置された第1操作ボタン73a1,第2操作ボタン73a2からの駆動信号によって電動モーター73a3を駆動させることにより、第2歯車機構72を介して、回転軸71bの回りの一方の方向と、回転軸71bの回りの他方の方向と、のいずれか一方の方向に回転される。これにより、観察者は、例えば筐体39の外部に配置された第1操作ボタン73a1,第2操作ボタン73a2を用いて、電動モーター73a3に駆動信号を伝達することで、光学補償素子26aの法線と光軸Lとの成す角である煽り角が所望の角度となるように適宜調整することができる。
具体的には、例えば観察者が第1操作ボタン73a1を押すと、第1操作ボタン73a1からの駆動信号により電動モーター73a3が作動し、電動モーター73a3の回転軸の一端に接続された第1歯車72aがその中心軸を中心としてS1方向に回転する。第1歯車72aがS1方向に回転すると、第2歯車72bがその中心軸を中心としてS4方向に回転する。第2歯車72bがS4方向に回転すると、歯車部材71aが回転軸71bを中心としてS5方向に回転する。つまり、第4枠体71が回転軸71bを中心としてS5方向に回転する。すると、第4枠体71に固定された光学補償素子26aが第4枠体71と同時に回転軸71bを中心としてS5方向に回転する。
また、例えば観察者が第2操作ボタン73a2を押すと、第2操作ボタン73a2からの駆動信号により電動モーター73a3が作動し、電動モーター73a3の回転軸の一端に接続された第1歯車72aがその中心軸を中心としてS2方向に回転する。第1歯車72aがS2方向に回転すると、第2歯車72bがその中心軸を中心としてS3方向に回転する。第2歯車72bがS3方向に回転すると、歯車部材71aが回転軸71bを中心としてS6方向に回転する。つまり、第4枠体71が回転軸71bを中心としてS6方向に回転する。すると、第4枠体71に固定された光学補償素子26aが第4枠体71と同時に回転軸71bを中心としてS6方向に回転する。
本実施形態のプロジェクター4によれば、調整手段73a,73b,73cが電動モーター73a3と第2歯車機構72と操作ボタン73a1,73a2とを有し、操作ボタン73a1,73a2が筐体39の外部に設けられている場合、筐体39の外部から操作ボタン73a1,73a2を用いて電動モーター73a3に駆動信号を伝達することにより、光学補償素子26a,26b,26cの煽り角の調整を行うことができる。したがって、手間をかけずに容易に光学補償素子26a,26b,26cを調整することが可能なプロジェクター4が提供できる。
1,2,3,4…プロジェクター、21a…光源、25a,25b,25c…液晶ライトバルブ(液晶パネル)、26a,26b,26c…光学補償素子、31a,31b,31c…第1偏光板、32a,32b,32c…第2偏光板、36a,36b,36c,37a,37b,37c…ネジ部材(調整手段)、36a1,37a1…ネジ部材の頭部(他方の端部)、36a2,37a2…ネジ部材の先端(一方の端部)、38,39…筐体、40…第1ホルダー、41…第1枠体、41a…突起部、42…支持部材、43…第1弾性部材、50…第2ホルダー、51…第2枠体、51a…軸部材、51a1…突起部、51a2…回転軸、52…支持部材、52a…長孔、53…第2弾性部材、62…第1歯車機構、63a,63b,63c,73a,73b,73c…調整手段、63a1,73a1…第1操作ボタン(操作装置)、63a2,73a2…第2操作ボタン(操作装置)、63a3,73a3…電動モーター(駆動手段)、72…第2歯車機構、L…光軸

Claims (9)

  1. 光源と、
    前記光源から射出された光を変調する液晶パネルと、
    前記光源から射出された光の光軸上に設けられた光学補償素子と、
    前記光学補償素子の前記光軸と直交する面内における回転角、又は、前記光学補償素子の法線と前記光軸との成す角である煽り角を調整する調整手段と、
    前記光源、前記液晶パネル、及び前記光学補償素子を内部に収容する筐体と、を有し、
    前記調整手段の一部が前記筐体の外部に配置され、該外部に配置された前記調整手段の一部を用いて前記光学補償素子の前記回転角又は前記煽り角を調整可能に構成されていることを特徴とするプロジェクター。
  2. 前記光学補償素子は、前記光軸と直交する面内において回転調整自在に構成され又は前記光軸に対して傾斜調整自在に構成されたホルダーに保持されており、
    前記調整手段は、前記ホルダーを前記光軸と直交する面内において回転調整し又は前記光軸に対して傾斜調整することにより、前記光学補償素子の前記回転角又は前記煽り角を調整することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記ホルダーは、前記光学補償素子の外周を保持する第1枠体と、前記第1枠体の主面と平行な面内において前記第1枠体を回転可能に支持する支持部材と、を有し、
    前記調整手段は、前記第1枠体の前記支持部材上での回転角を調整することにより、前記光学補償素子の前記回転角を調整することを特徴とする請求項2に記載のプロジェクター。
  4. 前記第1枠体と前記支持部材との間に、前記第1枠体の主面と平行な面内において弾性変形することにより前記第1枠体を前記支持部材上で回転させる弾性部材が設けられ、
    前記調整手段は、前記弾性部材の弾性変形量を調整することにより前記第1枠体の回転角を調整し、これにより、前記光学補償素子の前記回転角を調整することを特徴とする請求項3に記載のプロジェクター。
  5. 前記調整手段はネジ部材であり、前記ネジ部材の一方の端部は前記第1枠体に設けられた突起部に当接し、前記ネジ部材の他方の端部は前記筐体の外部に配置されており、
    前記ネジ部材の他方の端部を締め付けることにより前記弾性部材の弾性変形量が調整され、これにより、前記光学補償素子の前記回転角が調整されることを特徴とする請求項4に記載のプロジェクター。
  6. 前記調整手段は、駆動手段と、前記駆動手段と前記第1枠体との間に設けられ、前記第1枠体に対して前記第1枠体の主面と平行な面内における回転力を付与する歯車機構と、前記駆動手段を操作する操作装置と、を有し、
    前記操作装置が前記筐体の外部に設けられ、前記操作装置を用いて前記光学補償素子の前記回転角が調整されることを特徴とする請求項4に記載のプロジェクター。
  7. 前記ホルダーは、前記光学補償素子の外周を保持し、前記光学補償素子の主面と平行な方向に延びる回転軸を中心として回転可能に構成された第2枠体を有し、
    前記調整手段は、前記第2枠体の前記回転軸を中心とした回転量を調整することにより、前記光学補償素子の前記煽り角を調整することを特徴とする請求項2に記載のプロジェクター。
  8. 前記ホルダーは、前記第2枠体を前記回転軸を中心として回転可能に支持する軸部材を有し、
    前記調整手段はネジ部材であり、前記ネジ部材の一方の端部は前記軸部材に設けられた突起部と当接し、前記ネジ部材の他方の端部は前記筐体の外部に配置されており、
    前記ネジ部材の他方の端部を締め付けることにより前記軸部材の前記回転軸を中心とした回転量が調整され、これにより、前記光学補償素子の前記煽り角が調整されることを特徴とする請求項7に記載のプロジェクター。
  9. 前記調整手段は、駆動手段と、前記駆動手段と前記第2枠体との間に設けられ前記第2枠体に前記回転軸を中心とした回転力を付与する歯車機構と、前記駆動手段を操作する操作装置と、を有し、
    前記操作装置が前記筐体の外部に設けられ、前記操作装置を用いて前記光学補償素子の前記煽り角が調整されることを特徴とする請求項8に記載のプロジェクター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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