JP2010285957A - エンジンの吸気制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気制御の精度を向上させることができるエンジンの吸気制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン2の吸気管5に設けられたインテークスロットルバルブ4と、吸気管5に排気管3を連通させるためのEGR管6に設けられたEGRバルブ7とにより前記エンジン2の吸気制御を行い、その吸気制御における吸気酸素濃度あるいはEGR率を少なくとも前記エンジン2の体積効率を基に決定すると共に、その体積効率を、前記エンジン2の運転状態ごとの体積効率が予め記憶された体積効率テーブルから読み取るようにしたエンジン2の吸気制御装置1であって、前記EGR管6に設けられ該EGR管6を通るガスの流量を検出するEGR流量検出手段8と、前記エンジンの運転状態が定常状態のときに、前記EGR流量検出手段8の検出値に基づいて前記体積効率テーブルの体積効率を学習補正する学習補正手段9とを備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気ガスの一部を吸気系に還流にするためのEGR管を備えたエンジンの吸気制御を行うエンジンの吸気制御装置に関するものである。
ディーゼルエンジンにおけるEGR量の制御は、EGR量を何らかの手段で検出しコントロールしているのではなく、吸入空気量(吸入空気流量、MAF、Mafともいう)を制御することによって間接的にEGR量を制御しているのが一般的である。
従来、吸気管に搭載した吸入空気量センサ(MAFセンサ)を利用し、目標吸入空気量とMAFセンサ出力値が一致するようにEGRバルブやインテークスロットルバルブを制御してEGR量を調整している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−166445号公報 特開平11−159404号公報
近年の排ガス規制強化に対応するには、EGR率あるいは吸気酸素濃度を精度良く制御する必要がある。そのため、従来行われてきたMAFセンサを利用した吸入空気量制御では対応が困難である。
過渡時においてはEGRガスの還流遅れによりMAFセンサで計測される吸入空気とシリンダ内あるいはインテークマニホールド内の吸気酸素濃度の挙動が変わることがあげられる。また、吸気圧力や吸気温度の変化を受けてガスの密度が変化しシリンダ内に取り込まれる酸素濃度が変化してしまう。
そこで、従来型のMAF制御においては、過渡時にエンジン回転数や燃料噴射量の変化量からその量に応じて目標吸入空気量を補正することで応答性を改善する場合がある。また、吸気圧力や吸気温度による補正テーブル(補正マップ)を設けて対応することが行われている。
EGR量の制御を吸入空気量(MAFセンサで検出)で間接的に制御するのではなく、吸気酸素濃度やEGR率を目標値とするような制御が提案されてきている(特許文献2参照)。
この特許文献2では、吸気酸素濃度やEGR率は、計算によって求められ(あるいはセンサにより検出することも可能である)、そして、あらかじめ定められた目標値に従ってフィードバック制御される。
しかし、体積効率は、排気圧力、雰囲気温度などにより変化するため吸気制御の精度が悪化してしまうという問題がある。
また、近年EGRガス流量を直接計測する流量センサが提案されてきており、それを利用すればシリンダ吸入ガス量を得ることなくEGR率、あるいは吸気酸素濃度を得ることが出来るため体積効率のバラツキの影響はない。
EGRガス流量を直接計測するセンサとしては、熱線流量計を利用することができる。MAFセンサの技術を流用して実現可能であるが、耐環境性、温度依存特性改善のための対処により高応答の実現が困難である。
そこで、本発明の目的は、前記課題を解決し、吸気制御の精度を向上させることができるエンジンの吸気制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明は、エンジンの吸気管に設けられたインテークスロットルバルブと、前記吸気管に前記エンジンの排気管を連通させるためのEGR管に設けられたEGRバルブとにより前記エンジンの吸気制御を行い、その吸気制御における吸気酸素濃度あるいはEGR率を少なくとも前記エンジンの体積効率を基に決定すると共に、その体積効率を、前記エンジンの運転状態ごとの体積効率が予め記憶された体積効率テーブルから読み取るようにしたエンジンの吸気制御装置であって、前記EGR管に設けられ該EGR管を通るガスの流量を検出するEGR流量検出手段と、前記エンジンの運転状態が定常状態のときに、前記EGR流量検出手段の検出値に基づいて前記体積効率テーブルの体積効率を学習補正する学習補正手段とを備えたものである。
好ましくは、過給機上流の前記吸気管を流れる吸気の流量を検出するための吸入空気量検出手段と、前記吸気管の下流端部に設けられた吸気マニホールド内の温度を検出するための吸気温度検出手段と、前記吸気マニホールド内の圧力を検出するための吸気圧力検出手段とを備え、前記学習補正手段は、前記吸気温度検出手段と前記吸気圧力検出手段と前記吸入空気量検出手段と前記EGR流量検出手段との検出値を基に前記定常状態における体積効率を算出し、その算出した体積効率で前記体積効率テーブルの体積効率を補正するものである。
好ましくは、前記エンジンの運転状態を基に前記体積効率テーブルから体積効率を求め、その求めた体積効率を基に吸気酸素濃度またはEGR濃度を求め、目標とする吸気酸素濃度またはEGR濃度に、算出された吸気酸素濃度またはEGR濃度を一致させるべく前記インテークスロットルバルブと前記EGRバルブとを制御する制御手段を備えたものである。
前記エンジンの運転状態を基に前記体積効率テーブルから体積効率を求め、その求めた体積効率を基に、目標とする吸気酸素濃度を目標とする吸入空気量に変換し、その変換した目標吸入空気量に、実際の吸入空気量を一致させるべく前記インテークスロットルバルブと前記EGRバルブとを制御する制御手段を備えたものでもよい。
本発明によれば、吸気制御の精度を向上させることができるという優れた効果を発揮するものである。
図1は、本発明に係る一実施形態による吸気制御装置の概略構成図である。 図2は、体積効率テーブルの一例を示す図である。 図3は、過渡モデルを説明するための図である。 図4は、吸気酸素濃度フィードバック制御のブロック図である。 図5は、MAF制御と吸気酸素濃度制御の比較を説明するための図であり、実験結果を示す。 図6は、体積効率学習に係る制御を行うための制御フローチャートの一例である。 図7は、体積効率テーブル学習条件に係る制御を行うための制御フローチャートの一例である。 図8は、MAF置換型吸気酸素濃度制御のブロック図である。 図9は、EGRバルブ操作量算出に係る制御を行うための制御フローチャートの一例である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
本実施形態のエンジンの吸気制御装置(以下、吸気制御装置という)は、例えば車両に搭載されたディーゼルエンジンを対象とする。
図1に基づき吸気制御装置およびエンジンの概略構造を説明する。
図1に示すように、吸気制御装置1は、エンジン2の吸気管5に設けられたインテークスロットルバルブ4と、吸気管5にエンジン2の排気管3を連通させるためのEGR管6に設けられたEGRバルブ7とによりエンジン2の吸気制御を行い、その吸気制御における吸気酸素濃度あるいはEGR率を少なくともエンジン2の体積効率を基に決定すると共に、その体積効率を、エンジン2の運転状態ごとの体積効率が予め記憶された体積効率テーブルから読み取るようにしたものであり、EGR管6に設けられ該EGR管6を通るガスの流量を検出するEGR流量センサ8と、EGR流量センサ8の検出値に基づいて体積効率テーブルの体積効率を学習補正する学習補正手段をなすエンジン制御ユニット(以下、ECUという)9とを備える。
より具体的には、エンジン2は、複数のシリンダ16を有するエンジン本体11と、そのエンジン本体11のシリンダ16に吸気を供給するための吸気管5と、シリンダ16からの排気ガスを排出するための排気管3と、その排気管3から排気ガスの一部を取り出して吸気管5に戻して還流する排気還流装置(EGR装置)12と、シリンダ16に供給される吸気(新気)を加圧、圧縮するためのターボチャージャ13と、エンジン2を制御するためのECU9とを備える。
エンジン本体11は、各シリンダ16に燃料を噴射、供給するインジェクタ18を有する。それらインジェクタ18は、ECU9により燃料の噴射量や噴射時期が制御される。図例ではインジェクタ18に、コモンレール17内に貯留された高圧燃料が供給される。また、エンジン本体11にはクランクセンサ21とカムセンサ22とが設けられる。それらセンサ21、22はエンジン回転数を検出するための検出手段をなしており、センサ21(または22)の検出値がECU9に送信され、そのECU9が検出値を基にエンジン回転数を算出する。
吸気管5には、上流側から順に、MAFセンサ(吸入空気量センサ)26と、インタークーラ27と、ターボチャージャ13のコンプレッサ28と、インテークスロットルバルブ4とが設けられる。
MAFセンサ26は、吸気管5内を流れる吸気の流量(質量流量)を検出し、その検出値をECU9に送信する。インテークスロットルバルブ4は、吸気管5を通る吸気の流量を調整するためのものであり、その弁開度がECU9により連続的に制御される。
吸気管5の下流端には、エンジン本体11の各シリンダ16に連通する吸気マニホールド29が設けられる。その吸気マニホールド29には吸気温度検出手段をなす温度センサ(以下、吸気温度センサという)31と吸気圧力検出手段をなす圧力センサ(以下、吸気圧力センサという)32とが設けられる。吸気温度センサ31が吸気マニホールド29内の温度(ガス温度)を検出し、吸気圧力センサ32が吸気マニホールド29内の圧力(ガス圧力)を検出し、それらセンサ31、32の検出値がECU9に送信される。
排気管3は、その上流端に排気マニホールド36が設けられ、その排気マニホールド36の下流に、上流側から順に、排気絞りバルブ37と、ターボチャージャ13のタービン38と、排気ガスを浄化するための後処理装置39とが設けられる。
EGR装置12は、EGR管6と、EGRバルブ7と、EGR管6に設けられたEGRクーラとを有する。
EGR管6は、一端(上流端)が排気マニホールド36と排気絞りバルブ37との間の排気管3に接続され、他端(下流端)が吸気管5とインテークスロットルバルブ4との間の吸気管5に接続される。このEGR管6を通り排気管3の排気ガスが吸気管5に流入して新気に混合され、その混合されたガスがエンジン本体11のシリンダ16に吸入される。
EGRバルブ7は、EGR管6を通る排気ガス(EGRガス)の流量を調整するためのものであり、その弁開度がECU9により連続的に制御される。
そのEGRバルブ7よりも下流側のEGR管6には、EGR流量センサ8が設けられる。EGR流量センサ8は、EGR管6を流れるEGRガスの流量を検出し、その検出値をECU9に送信する。このEGR流量センサ8と前述したMAFセンサ26とは、例えば熱線流量計からなる。
ECU9には、前述したセンサ類8、21−22、26、31−32と、アクチュエータ類4、7、18、37とが通信可能に接続される。ECU9は、各種データやプログラムを記憶するための記憶手段(以下、ECUメモリという)42を有する。そのECUメモリ42に、前述した体積効率テーブルなどが記憶される。
詳しくは後述するが、ECU9は、エンジン2の運転状態が定常状態のときに、吸気温度センサ31と吸気圧力センサ32とMAFセンサ26とEGR流量センサ8との検出値を基に定常状態における体積効率を算出し、その算出した体積効率で体積効率テーブルの体積効率を補正する。
また、ECU9は、エンジン2の運転状態を基に体積効率テーブルから体積効率を求め、その求めた体積効率を基に吸気酸素濃度(またはEGR濃度)を求め、目標とする吸気酸素濃度(またはEGR濃度)に、その算出された吸気酸素濃度(またはEGR濃度)を一致させるべくインテークスロットルバルブ4とEGRバルブ7とを制御(例えばフィードバック制御)する制御手段をなす。
ここで、本実施形態の吸気制御装置1は、EGR流量センサ8を定常運転時に体積効率テーブルの学習補正に利用し、過渡時においては後述する簡易吸気モデルによる制御を行うことで、体積効率のバラツキの影響とEGR流量センサ8の応答性の課題を解決する。
吸気酸素濃度の計算は、MAFセンサ26、吸気圧力センサ32、および吸気温度センサ31の検出値と、燃料噴射量とから計算される。燃料噴射量はECU9からインジェクタ18への指示値(指示噴射量)とインジェクタ18が実際に噴射する実値(実噴射量)とが一致している必要があるが、経年変化などによるバラツキが懸念される場合には、排気管3に設けられた排気O2センサ(図示せず)からあらかじめ補正しておくことが望ましい。
過渡時においては、吸排気を単なる容積とみなし、一次遅れで近似することにより表現する。シリンダ吸入ガス量はスピードデンシティ方式をベースとした状態方程式で記述され、あらかじめ実験的に得られる体積効率テーブルを初期値としてECU9に保存しておき、EGR流量センサ8の情報などから算出される体積効率で逐次学習する。
これらの点について以下に詳述する。
1.定常データ適合
1.1 吸気酸素濃度計算式
エンジン2が定常状態であると仮定し、1気筒、1行程あたりの質量で吸気酸素濃度を計算する。
シリンダ16の吸入ガス流量MCYLを式1で算出する。この式1は、ガソリンエンジンの制御で利用されている。
体積効率ηVOLは、吸気圧力とエンジン回転数のテーブルデータとする。あるいは吸気と排気の圧力比でもよい。
定常状態なのでEGRガス質量MEGRは、
となる。
排気マニホールド36内の空気の割合を求める。燃焼により、燃料量の理論空燃比倍の空気量が消費されたと考えると、排気ガスの空気の割合AREXHは、
となる。
ここで、EGRを含めた系への入力を考えると、
となる。
吸気マニホールド29内の空気の割合ARINMは、
となる。
吸気酸素濃度O2INMは、
となる。
これらの計算式1−6により、定常での吸気酸素濃度が算出できる。
1.2 指示噴射量と実噴射量の修正
前述の「1.1 吸気酸素濃度計算式」では指示噴射量と実噴射量が一致していることが前提である。しかし、実際には製品バラツキ、経時変化により指示噴射量と実噴射量は変化する。実機で利用するにはその補正が必要である。
上式4を利用し、吸入空気量と排気酸素濃度(AREXH)から実噴射量を算出できる。
実機上で燃料噴射量の補正を行うには排気管3に搭載した排気O2センサ(図示せず)を利用する。排気O2センサは、本制御のために搭載しても良いし、後処理制御のために搭載されることもあるので流用可能である。エンジン2の運転状態が定常か否かを判定し、定常になったら式7により燃料噴射量を算出し、指示噴射量と実噴射量の補正を行う。
インジェクタ18(噴射弁)の特性はコモンレール17内の圧力(コモンレール圧力)に依存し、個体差、経年変化もそれに依存する。噴射系メーカーからはインジェクタ18毎の特性データが提示されECU9に組み込まれる。しかし、式7により実機上での燃料噴射量を算出し、出荷前に適合しても良い。
市場に出荷後は、エンジン定常状態時に算出する噴射量推定値を、指示噴射量、コモンレール圧力のテーブルで学習を行い補正テーブルを更新する。
1.3 体積効率テーブルデータの作成
定常データを利用し体積効率(初期値)を算出する。エンジン回転数、燃焼噴射量(エンジン出力)を変化させ、様々な状態での体積効率の定常データを計測する。
図2に、エンジン2の定常運転時に計測したデータ(体積効率)の一例を示す。体積効率はエンジン回転数、吸気圧力に対して整理する。吸気圧力のかわりに吸気圧と排気圧の圧力比でもよい。図2の丸印が実験データである。
体積効率テーブルデータの格子は適当な間隔で設定する。テーブルデータのサイズに応じてその中間値は線形補完している。線形補完ではなく高次の補完でも良い。
2.過渡モデル
図3は、吸気または排気系(システム)45を模式的に示したものである。以下の式8−15を基に、吸気系と排気系を一次遅れ+無駄時間の簡易的なモデルで表す。
エネルギー保存則から、熱の移動が無い場合、図3で示したシステム45の容積の収支は以下の式8で示すことができる(一般的な式)。式8は、
となる。Vを一定とし、温度Tが一定の場合、h1=h2=cpTとして、
吸気マニホールド29の容積は一定であるので、
となり、式(2)とから、κ=cp/cνであるので、
となる。
ここで、単位時間当たりのシリンダ吸入ガス量は、エンジン回転数Ne、体積効率η、ガス定数Rとすると、以下の式12で表せる。体積効率ηは、前述した体積効率テーブルのデータである。
よって、
次式14のような、一次の微分方程式に帰着する。
よって、この系の時定数Tは、T=1/aであるから、
となる。
ここで、吸気系容積VinmをVに代入しTinmを算出する。前述の「1.1 吸気酸素濃度計算式」の吸入空気量(Maf)に時定数Tinmの一次遅れフィルタを追加する。また、排気系+EGR系容積VexmをVに代入し、時定数Texmの一次遅れフィルタを算出し、前述の排気ガスの空気質量割合FrAirExhに時定数Texmの一次遅れフィルタを追加する。
3.体積効率テーブルの学習
体積効率ηVOL_Mを1気筒、1行程あたりの質量で計算する。前述の式1、式2を利用する。これら式1、式2から体積効率ηVOL_Mは以下の式16となる。
ここで、吸気マニホールド29の温度TINM、吸気マニホールド29の圧力PINM、吸入空気量MAIR、EGR流量MEGRに各センサ8、26、31、32で計測された値を与えれば、体積効率ηVOL_Mが算出される。
前述の「1.3 体積効率テーブルデータの作成」であらかじめ実験的に得られている体積効率をηVOLとすると、その誤差eVOLは以下の式17あるいは式18のようになる。
あるいは、
で示してもよい。
所定の学習条件になったら、あらかじめ用意したECUメモリ42に誤差eVOLを保存する。誤差eVOLはECUメモリ42内に補正係数のテーブルとして記憶される。
以下の表1にそのテーブルを示す。
表1に示すように、補正係数eVOLの初期値は1.0である。テーブルは以下の式19の形態が考えられる。式19に示すように、補正係数eVOLのテーブルは、エンジン回転数Neと燃料噴射量QFINのテーブル、あるいは吸気マニホールド圧力PINMとのテーブルであり、排気圧力センサが利用できれば吸排気圧力比PINM/PEXMで参照してもよい。
つまり、補正係数eVOLのテーブルのパラメータとしては、エンジン回転数Neと燃料噴射量QFINとの組み合わせ、あるいはエンジン回転数Neと吸気マニホールド圧力PINMとの組み合わせ、あるいはエンジン回転数Neと排吸排気圧力比PINM/PEXMとの組み合わせが考えられる。ECU9は、補正係数のテーブルから読み取った補正係数を基に式17あるいは式18により体積効率テーブルの体積効率を補正する。
次に、本実施形態の吸気制御装置1による作用を説明する。
まず、図4に、算出された吸気酸素濃度を基に吸気酸素濃度フィードバック制御の事例を示す。フィードバックコントローラは、例えばPID制御によって実現できる。この吸気酸素濃度フィードバック制御はECU9により実行される。
図4に示すように、ECU9は、クランクセンサ21またはカムセンサ22の検出値から算出したエンジン回転数と、算出した燃料噴射量(例えば前述の噴射量推定値)と、図示しない水温センサにより検出された水温とを基に、ECUメモリ42に予め記憶された目標吸気酸素濃度マップから目標吸気酸素濃度を読み取る。
また、ECU9は、エンジン回転数と燃料噴射量と、吸気圧力センサ32により検出された吸気圧力と、吸気温度センサ31により検出された吸気温度と、MAFセンサ26により検出された吸入空気量とを基に、前述の式1−6により吸気酸素濃度を算出する。
次に、ECU9は、目標吸気酸素濃度と算出された吸気酸素濃度との差を算出し、その差を基に、インテークスロットルバルブ4とEGRバルブ7との目標開度を各々求める。さらに、ECU9は、求めた目標開度となるようにインテークスロットルバルブ4とEGRバルブ7に制御信号を出力する。このように、ECU9は、吸気酸素濃度をフィードバック制御するフィードバックコントローラとして機能する。
図5に吸入空気量制御(MAF制御)と吸気酸素濃度制御の比較を示す。この図5では、ディーゼル予混合燃焼(低酸素濃度)から従来燃焼を経て再びディーゼル予混合燃焼(低酸素濃度)と切り替わったときの吸気の挙動を例として示す。
図5は、横軸が時間であり、上段の縦軸が吸気酸素濃度、下段の縦軸が吸入空気量(MAF)である。図5において、MAF制御時の挙動を点線M、吸気酸素濃度制御時の挙動を太実線Cで示す。また、吸気酸素濃度の目標値を細実線T1、MAFの目標値を細実線T2で示す。
MAF制御時には点線Mで示すように、目標MAFには早く収束し、制御されているが、EGRの還流遅れなどの影響により、吸気酸素濃度の挙動は遅れる。
一方、吸気酸素濃度制御時の挙動は、実線Cで示すように、目標吸気酸素濃度には実線Cが早く収束することができ、MAF制御時に比べ切り替え時の不適切な燃焼状態の期間を低減できる。そのときのMAFの状態を見てみると、オーバーシュートおよびアンダーシュートが発生している。MAF制御で見ればオーバーシュートおよびアンダーシュートが発生しているので良い制御とはいえないが、実際の燃焼に寄与する吸気酸素濃度で見れば目標値に早く収束できている。
次に、図6および図7に基づき制御フローチャートの一例を説明する。
図6に基づき体積効率学習の制御フローチャートについて説明する。この制御フローチャートは、ECU9により実行され、エンジン2の始動後に一定時間周期で呼び出される。
ステップS71では、「1.3 体積効率テーブルの作成」で得た体積効率テーブルから、そのときの運転条件のエンジン回転数、吸気マニホールド圧力で参照して体積効率を得る。
ステップS72では、体積効率ηVOL_Mを式16から算出する。
ステップS73では、ステップS71で得られた体積効率ηVOLとステップS72で算出した体積効率ηVOL_Mとを基に誤差計算(図例では式17を用いる)を行う。
ステップS74では、別ルーチン(後述する体積効率テーブル学習条件)で算出された学習条件フラグが1(学習有効)の場合には、ステップS73で得られた誤差eVOLを、学習テーブル(補正係数のテーブル)に反映させる(ステップS75)。そのときの運転条件(エンジン回転数、吸気圧力)の格子の部分の値を更新する。学習中は逐次更新してもよいし、ECU9の別のバッファメモリ(図示せず)に保存しておき統計処理(平均など)を行ってもよい。
図7に基づき体積効率テーブル学習条件の制御フローチャートについて説明する。この制御フローチャートもECU9により実行され、エンジン2の始動後に一定時間周期で呼び出される。
ステップS81では、EGR制御オンフラグが1か否かを判定する。1の場合(EGR制御有効)、ステップS82に進む。フラグ=1となる条件は、エンジン回転数、燃料噴射量、水温などから判定する。
ステップS82では、エンジン回転数がある閾値の範囲内に含まれるか否か判断し、閾値の範囲である場合にはステップS83へ進む。
ステップS83では、燃料噴射量がある閾値の範囲内に含まれるか否か判断し、閾値の範囲である場合にはステップS84へ進む。
ステップS84では、燃料噴射量の変化率の絶対値があるか閾値以下であるか否か判断し、閾値以下である場合にはステップS85へ進む。ここでは、エンジン回転数やアクセル開度の変化率を算出し、それらから判定してもよい。
これらステップS82−S84により、エンジン2の運転状態が定常状態か否かが判断され、定常状態のときにステップS85へ進むことになる。
ステップS85では、学習条件フラグを1にする。この学習条件フラグは、前述した体積効率の学習制御(図6のステップ74)にて参照される。学習条件フラグが1のときは学習制御が行われることになる。
他方、ステップS82−S84でエンジン2が過渡状態(例えば、エンジン高負荷時やエンジン高回転数時や車両の加速時など)であると判断された場合、ステップS86で学習条件フラグが0に設定され、体積効率の学習制御が無効となる。
以上のように本実施形態によれば、EGR流量センサ8で体積効率テーブルを学習することにより、体積効率のバラツキを補正することができる。その結果、吸気制御の精度を向上させることができる。
また、EGR流量センサ8の応答性の低さは定常のみで使うことにより影響を及ぼさない。また、簡単な方法で吸気酸素濃度を推定する計算式を実現できる。
別の形態として、目標吸気酸素濃度に対して推定計算結果の吸気酸素濃度をフィードバック制御するのではなく、目標吸気酸素濃度から目標MAF値に置換する構成も考えられる。
他の実施形態を図8および図9に基づき説明する。
本実施形態は、計算式とその適合は基本的には前述の実施形態の構成と同じであり、計算の構成を変えただけであるが、従来技術のMAFフィードバックコントローラをそのまま利用できると言うメリットがある。
本実施形態の吸気制御装置は、目標吸気酸素濃度を目標MAFに置換して吸気制御を実施する。すなわち、ECU9は、エンジン2の運転状態を基に体積効率テーブルから体積効率を求め、その求めた体積効率を基に、目標とする吸気酸素濃度を目標とする吸入空気量に変換し、その変換した目標吸入空気量に、実際の吸入空気量を一致させるべくインテークスロットルバルブ4とEGRバルブ7とを制御(例えばフィードバック制御)する制御手段をなす。
まず、目標吸気酸素濃度から目標MAFへの変換について説明する。
目標MAFを以下の式20のように導出する。上式2、5、6とから、これらの式2、5、6を整理すると以下の式20となる。
ここで、O2INMに目標吸気酸素濃度(O2SETP)を代入し、O2EXMには式3から計算される排気酸素濃度を、MCYLには式1から算出されるシリンダ吸入ガス量を代入すれば、その目標吸気酸素濃度にするために必要な吸入空気量(MAIRSETP)が算出される(式21)。式3から計算されるO2EXMは、遅れ要素を適用した値を代入する。
次に、本実施形態の吸気制御装置の作用について説明する。
図8に示すように、ECU9は、前述の実施形態と同様に、エンジン回転数、燃料噴射量および水温を基に目標吸気酸素濃度マップから目標吸気酸素濃度を読み取る。
本実施形態のECU9は、さらに、読み取った目標吸気酸素濃度を、エンジン回転数、燃料噴射量、吸気圧力、吸気温度および吸入空気量を基に上式21により目標MAFに変換する。ECU9は、変換した目標MAFに、MAFセンサ26の検出値が一致するように、インテークスロットルバルブ4とEGRバルブ7とをフィードバック制御する。
次に、図9に基づき、EGRバルブ操作量算出の制御フローチャートの一例を説明する。この制御フローチャートもECU9により実行され、エンジン2の始動後に一定時間周期で呼び出される。
この図9ではEGRバルブ7での吸気酸素濃度制御を事例に示す。なおEGRバルブ7だけではなくインテークスロットルバルブ4や過給器(例えば可変ターボチャージャのノズルベーン)の制御も同時に行う場合もある。
ステップS101では、上式21から目標MAFを算出する。
ステップS102では、ステップS101で算出した目標MAF(Maf_target_calc)とMAFセンサ26で計測された吸入空気量(Maf)の差を算出する。
ステップS103では、ステップS102で算出した差を基に目標EGRバルブ開度をPID制御により算出する。
より詳細には、ステップS102で算出した差をeとし、KPを比例ゲインとし、KIを積分ゲインとし、KDを微分ゲインとすると、目標EGRバルブ開度EGRVPOSは、
となる。この算出された目標EGRバルブ開度に従って、EGR制御が有効の場合には、EGRバルブ7の図示しないモータの位置制御を行う。
本実施形態でも前述の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明はこれらの実施形態に限定されず、様々な変形例や応用例が考えられるものである。
1 吸気制御装置
2 エンジン
3 排気管
4 インテークスロットルバルブ
5 吸気管
6 EGR管
7 EGRバルブ
8 EGR流量センサ(EGR流量検出手段)
9 ECU(学習補正手段、制御手段)

Claims (4)

  1. エンジンの吸気管に設けられたインテークスロットルバルブと、前記吸気管に前記エンジンの排気管を連通させるためのEGR管に設けられたEGRバルブとにより前記エンジンの吸気制御を行い、その吸気制御における吸気酸素濃度あるいはEGR率を少なくとも前記エンジンの体積効率を基に決定すると共に、その体積効率を、前記エンジンの運転状態ごとの体積効率が予め記憶された体積効率テーブルから読み取るようにしたエンジンの吸気制御装置であって、
    前記EGR管に設けられ該EGR管を通るガスの流量を検出するEGR流量検出手段と、
    前記エンジンの運転状態が定常状態のときに、前記EGR流量検出手段の検出値に基づいて前記体積効率テーブルの体積効率を学習補正する学習補正手段とを備えたことを特徴するエンジンの吸気制御装置。
  2. 前記吸気管を流れる吸気の流量を検出するための吸入空気量検出手段と、
    前記吸気管の下流端部に設けられた吸気マニホールド内の温度を検出するための吸気温度検出手段と、
    前記吸気マニホールド内の圧力を検出するための吸気圧力検出手段とを備え、
    前記学習補正手段は、前記吸気温度検出手段と前記吸気圧力検出手段と前記吸入空気量検出手段と前記EGR流量検出手段との検出値を基に前記定常状態における体積効率を算出し、その算出した体積効率で前記体積効率テーブルの体積効率を補正する請求項1記載のエンジンの吸気制御装置。
  3. 前記エンジンの運転状態を基に前記体積効率テーブルから体積効率を求め、その求めた体積効率を基に吸気酸素濃度またはEGR濃度を求め、目標とする吸気酸素濃度またはEGR濃度に、算出された吸気酸素濃度またはEGR濃度を一致させるべく前記インテークスロットルバルブと前記EGRバルブとを制御する制御手段を備えた請求項1または2記載のエンジンの吸気制御装置。
  4. 前記エンジンの運転状態を基に前記体積効率テーブルから体積効率を求め、その求めた体積効率を基に、目標とする吸気酸素濃度を目標とする吸入空気量に変換し、その変換した吸入空気量に、実際の吸入空気量を一致させるべく前記インテークスロットルバルブと前記EGRバルブとを制御する制御手段を備えた請求項1または2記載のエンジンの吸気制御装置。
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