JP2010284885A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

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智之 石井
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Abstract

【課題】臭気の問題を解決しつつ、適切な画像形成が可能である画像形成方法および画像形成装置を提供する。
【解決手段】印刷媒体Pにラジカル重合性紫外線硬化インクである画像形成用インクで画像100を形成し、紫外線を照射して画像100を形成した画像形成用インクを硬化させる工程と画像にカチオン重合性紫外線硬化インクであるコーティング用インクによりコーティング層101を形成し、紫外線を照射してコーティング層101を形成したコーティング用インクを硬化させる工程とを備えた。
【選択図】図6

Description

本発明は、紫外線硬化インクである画像形成用インクで画像を形成し、紫外線を照射して前記画像を硬化させる画像形成方法及び画像形成装置に関する。
紫外線硬化インクを用いた画像形成技術は、適用可能な印刷媒体の多様性、速乾性などの点で優れており、近年注目されている。紫外線硬化インクを用いた画像形成技術として、例えば、特許文献1に示すように、ラジカル重合開始剤とラジカル重合性化合物を含有したラジカル重合性紫外線硬化インクを用いたものが有る。ラジカル重合性紫外線硬化インクにより画像を形成した後に紫外線を照射することにより、ラジカル重合開始剤がラジカル化し、ラジカル重合性化合物に対してアタックすることにより、ラジカル重合が開始されラジカル重合性化合物がポリマー化して、ラジカル重合性紫外線硬化インクが硬化(乾燥)される。このラジカル重合性紫外線硬化インクは、色材などの素材の選択性が広く設計の容易性とコスト面で有利であり、広く適用されている。
特開2003−159791号公報
上述のラジカル重合性紫外線硬化インクは、一般的に、重合開始剤として芳香族ケトンなどの臭気の強い化合物を用いており、印刷物からの臭気が問題となる場合があった。さらに、ラジカル重合の場合には、一般的に反応種の寿命が短く、印刷終了後に未反応のラジカル重合性化合物が存在する場合があり、この場合には、さらに未反応のラジカル重合性化合物の臭気が問題となる。
上述のラジカル重合性紫外線硬化インクの臭気の問題を解決する方法として、カチオン重合性の紫外線硬化インクがある。このカチオン重合性紫外線硬化インクは、ラジカル重合性紫外線硬化インクと比較して臭気が少ない。また、カチオン重合の場合にはラジカル重合の場合と比較して、一般的に反応種の寿命が長く後硬化性があり、たとえ、印刷終了時に未反応のカチオン重合性化合物が存在したとしても紫外線照射後も硬化が進むことで臭気をほとんど発しない。
しかしながら、カチオン重合性紫外線硬化インクは、色材などの素材の選択性が狭く必ずしも適切な画像形成ができない場合があり、またコスト面でもラジカル重合性紫外線硬化インクと比べて不利であるという問題がある。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、上述の臭気の問題を解決しつつ、適切な画像形成が可能である画像形成方法および画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成方法は、印刷媒体にラジカル重合性紫外線硬化インクである画像形成用インクで画像を形成し、紫外線を照射して前記画像を形成した画像形成用インクを硬化させる工程と、前記画像にカチオン重合性紫外線硬化インクであるコーティング用インクによりコーティング層を形成し、紫外線を照射して前記コーティング層を形成したコーティング用インクを硬化させる工程とを備えた点にある。
上述の構成によれば、画像形成用インクとしてラジカル重合性紫外線硬化インクを用いるので、色材などの素材の選択性が広く適切に画像を形成することができる。また、形成された画像に、カチオン重合性紫外線硬化インクであるコーティング用インクを硬化させてコーティング層を形成する。このカチオン重合性紫外線硬化インクは、ラジカル重合性紫外線硬化インクと比較して臭気が少ない。また、カチオン重合の場合にはラジカル重合の場合と比較して、一般的に反応種の寿命が長く後硬化性があり、たとえ、未反応のカチオン重合性化合物が存在したとしても紫外線照射後も硬化が進むことで臭気をほとんど発しない。このように、ラジカル重合性紫外線硬化インクで形成された画像が、ほとんど臭気を発しないカチオン重合性紫外線硬化インクで形成されたコーティング層で覆われることとなる。このため、コーティング層が、ラジカル重合性紫外線硬化インクの臭気が外部に拡散するのを防止する防臭層として機能して、上述のラジカル重合性紫外線硬化インクの臭気の問題を解決することができる。
上述の結果、臭気の問題を解決しつつ、適切な画像形成が可能である画像形成方法を提供することができる。
上述の画像形成方法において、少なくとも画像が形成された領域にコーティング層を形成すれば良い。しかしながら、前記コーティング層が、前記画像が形成された領域よりも広い領域に対して形成されると好適である。
上述の構成により、ラジカル重合性紫外線硬化インクにより形成された画像がコーティング層により、確実に覆われることなり、防臭効果を一層高めることができる。
また、本発明にかかる画像形成装置は、ノズル部からラジカル重合性紫外線硬化インクである画像形成用インクを吐出して画像を形成する画像形成部と、ノズル部からカチオン重合性紫外線硬化インクであるコーティング用インクを吐出してコーティング層を形成するコーティング層形成部と、前記画像及び前記コーティング層に紫外線を照射する紫外線照射部とを備えた点にある。
この画像形成装置によれば、上述の画像形成方法を適切に実施することができる。
プリント装置の主要構成を示す縦断側面図 プリントヘッドの作動系を示す平面図 キャリッジ・プリントヘッドの斜視図 キャリッジ・プリントヘッドの側面図 センサユニットを示す斜視図 本発明に係る画像形成方法を説明する断面図 本発明に係る画像形成方法を説明する上面図
以下に本発明による最良の実施形態について図面を参照しながら説明する。
〔画像形成装置〕
図1に示す画像形成装置の一例としてのインクジェットプリンタは、記録媒体としてのロール状のプリントペーパRPから引き出したプリントペーパPを搬送機構Aによってプリント部Bに供給して、画像情報をプリントし、プリントされた画像に紫外線を照射して硬化させる。画像が形成されたプリントペーパPをコーティング層形成部Cに供給して、画像上にコーティング層を形成し、形成されたコーティング層に紫外線を照射して硬化させる。搬送機構Aによってこのインクジェットプリンタは、プリントを完了したプリントペーパPの部位を切り離す切断部D、巻癖を矯正するデカール部Eを経て、筐体1の外部の排出トレイ2に排出する搬送系を備える。筐体1の内部には他に制御ユニットFとインク貯留部Gなどを備えている。
搬送機構Aは、搬送方向でプリント部Bの上流側と下流側とに配置された圧着型の搬送ローラ4、5を備えている。この搬送機構Aは筐体1の外部の手差しトレイ6にセットしたカットペーパを圧着型の供給ローラ7によって取込んでプリント部Bに供給することもできる。
プリント部Bは、図1〜図4に示すように、主走査方向(X軸方向)に往復作動するプリントヘッドHと、プリントペーパPの搬送経路を挟んで対向する位置に配置した吸引ユニット状のペーパガイド12とを備えている。
プリントヘッドHは、キャリッジ10と、このキャリッジ10に連結されプリントペーパPに画像形成用インクを吐出して画像を形成するインク吐出ユニット11とを有すると共に、キャリッジ10の上方を覆うキャリッジカバー16を有している。また、吸引ユニット状のペーパガイド12は、ケース状のユニット上面に形成された多数の開口から空気を吸引し、下方に送り出す電動ファン(図示せず)を内蔵している。また、プリントヘッドHの吐出ユニット11よりもプリントペーパPの搬送方向下流側には、紫外線照射部50aが、プリントヘッドHと一体的に設けられている。
コーティング層形成部Cについても、プリント部Bと同様に、図1〜図4に示すように、主走査方向(X軸方向)に往復作動するプリントヘッドHと、プリントペーパPの搬送経路を挟んで対向する位置に配置した吸引ユニット状のペーパガイド12とを備えている。プリントヘッドHは、プリントペーパPにコーティング用インクを吐出して画像上にコーティング層を形成するインク吐出ユニット11を有する。また、プリントヘッドHの吐出ユニット11よりもプリントペーパPの搬送方向下流側には、紫外線照射部50bが、プリントヘッドHと一体的に設けられている。
切断部Dは、プリントペーパPを圧着状態で搬送する搬送ローラ21と、プリントペーパPを切断する円盤状カッター22と、この円盤状カッターを主走査方向Xに往復移動させる作動機構23とを備えている。
デカール部EはプリントペーパPの巻癖を矯正するために、プリントペーパPを、ロール状のプリントペーパRPの巻方向と逆方向に湾曲させて搬送するように1つの搬送ローラ25と、この搬送ローラ25に対向する位置に配置された1つの矯正ローラ26と、複数のガイド板27とを備えている。図面には示していないが、このデカール部Eは搬送ローラ25を駆動する電動モータを備え、搬送ローラ25と矯正ローラ26とでプリントペーパPを圧着して搬送する際に巻癖を矯正する。
インク貯留部Gには、画像形成用インクとして、例えば、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック・ホワイトのラジカル重合性紫外線硬化インクのインクカートリッジ(図示せず)がセットされる。このインク貯留部Gから送られる画像形成用インクはチューブを介してプリント部BのプリントヘッドHに供給される。
また、インク貯留部Gには、コーティング用インクとして、透明性を有するカチオン重合性紫外線硬化インクのカートリッジがセットされる。このインク貯留部Gから送られるコーティング用インクはチューブを介してコーティング層形成部CのプリントヘッドHに供給される。
制御ユニットFは、プリントを行う画像や文字等の情報を取得し、搬送機構Aを制御し、リニアエンコーダLEからの信号に基づいて駆動モータMを制御し、この駆動モータMの駆動と同期してインク吐出ユニット11に内蔵された駆動機構を制御することによりノズル面の吐出ノズルからインクを吐出して情報がプリントされる。
また、このプリント時にはプリントヘッドHがホームポジションHPを基準にしたリニアエンコーダLEからの情報によってプリントヘッドHの主走査方向での位置が特定される。更に、この制御ユニットFは、切断部Dの作動機構23を制御し、デカール部Eを制御する。
〔プリント部及びコーティング層形成部の詳細〕
プリント部B及びコーティング層形成部Cには、断面が円形の一対のガイドロッド13が主走査方向に平行姿勢で配置されている。この一対のガイドロッド13に対してスライド移動自在にキャリッジ10が支持され、このキャリッジ10の下面側にインク吐出ユニット11が連結されている。インク吐出ユニット11の下面には多数の吐出ノズルが形成されたノズル面を備えている。
プリント部Bのキャリッジ10の下面側でインク吐出ユニット11よりもプリントペーパPの搬送方向下流側の部分に紫外線照射部50aが連結されている。紫外線照射部50aは、UVランプやLEDなどの紫外線照射ユニットを備える。紫外線照射部50aから照射する紫外線の波長は、画像形成用インクの種類によって異なるが、概ね250〜370nm程度である。
また、コーティング層形成部のキャリッジ10の下面側でインク吐出ユニット11よりもプリントペーパPの搬送方向下流側の部分に紫外線照射部50bが連結されている。紫外線照射部50bは、UVランプやLEDなどの紫外線照射ユニットを備える。紫外線照射部50aから照射する紫外線の波長は、コーティング用インクの種類によって異なるが、概ね200nm程度である。
キャリッジ10の副走査方向での一方の側面には一方のガイドロッド13に外嵌するように円形の孔部が形成された一対のスライドガイド14を備え、他方の側面には他方のガイドロッド13に係合する凹部が形成されたスライドブロック15を備えている。また、このキャリッジ10は上部にキャリッジカバー16を備えている。
駆動プーリ17とアイドルプーリ18とに巻回するタイミングベルト型の駆動ベルト19がキャリッジの側部で主走査方向に沿って配置されている。この駆動ベルト19とキャリッジ10が連結し、駆動プーリ17には駆動モータMから回転駆動力が伝えられる。
主走査方向でのプリントヘッドHの位置を取得するリニアエンコーダLEとして、主走査方向と平行姿勢でプリントヘッドHの近傍位置に帯状のリニアストリップ31が筐体1に固設され、このリニアストリップ31のスケール情報を光学的に取得するセンサユニット32が基板33を介してプリントヘッドHのキャリッジ10に支持されている。
図5に示すように、リニアストリップ31は帯状で透明の樹脂等の部材に対して所定間隔でバーコード状のスケール情報31aがプリントされた構造を有している。基板33にはリニアストリップ31に対して厚み方向(副走査方向と一致する)の表裏両面に近接するように突設した一対の壁体34を備え、この壁体34の部位にセンサユニット32が固定されている。センサユニット32は、光源モジュール32aとフォトセンサモジュール32bとを対向する位置に配置したフォトインタラプタ型に構成されている。
リニアエンコーダLEは、プリントヘッドHの移動時にスケール情報31aをカウントすることによりプリントヘッドHの主走査方向での位置を特定するインクリメンタル型に構成されている。また、駆動プーリ17、アイドルプーリ18、駆動ベルト19、駆動モータMなどによってプリントヘッドHの移動機構が構成されている。
〔プリント処理形態〕
プリントを行う場合には、搬送機構AによってプリントペーパPの先端部をプリント部Bの下部位置に送り込んで停止する。この状態で吸引ユニット状のペーパガイド12からの負圧をプリントペーパPの裏面側に作用させることで、ペーパガイド12の上面にプリントペーパPを吸着して平滑な状態に維持する。このような状態においてプリントヘッドHを主走査方向(X軸方向)に往復作動させながらインク吐出ユニット11からプリントペーパPに画像形成用インクを吐出して画像100(図6を参照)を形成する。
具体的に説明すると、プリントヘッドHをホームポジションHPから折り返し点TPに向かって主走査方向Xに移動させながら、インク吐出ユニット11からインクを吐出してプリントを行う。プリントヘッドHが折り返し点TPに達すると、搬送機構AによりプリントペーパPを副走査方向(Y軸方向)に所定量だけ搬送する。この搬送の後に、プリントヘッドHを主走査方向の他方に(折り返し点TPからホームポジションHPに)移動させ、インク吐出ユニット11から画像形成用インクを吐出しながらプリントペーパPに画像100を形成することになる。また、紫外線照射部50aから画像100を形成した画像形成用インクに紫外線が照射され、画像形成用インクが硬化される(図6(a)を参照)。
画像100が形成され硬化されたプリントペーパPが、コーティング層形成部Cに搬送された場合、ペーパガイド12の上面にプリントペーパPを吸着して平滑な状態に維持する。このような状態においてコーティング層形成部CのプリントヘッドHを主走査方向(X軸方向)に往復作動させながらインク吐出ユニット11からプリントペーパPにコーティング用インクを吐出してコーティング層101を形成することになる。また、紫外線照射部50bから紫外線が照射され、コーティング層101を形成したーティング層用インクが硬化される(図6(b)を参照)。この際、図7に示すように、プリントペーパPの画像100を形成した領域よりも広い領域に対してコーティング層101が形成される。
その後、プリントペーパPが、切断部Dに搬送された場合、このプリントペーパPの切断位置が円盤状カッター22の切断位置に達した時点で搬送を停止する。この停止状態において作動機構23が円盤状カッター22を主走査方向に移動させることによりプリントペーパPがプリントサイズに切断される。
〔画像形成用インク及びコーティング用インク〕
画像形成用インクとしては、ラジカル重合性化合物、ラジカル重合開始剤を含有したラジカル重合性紫外線硬化インクが用いられる。また、画像形成用インクは、例えば、シアン・マゼンタ・イエロー・白・黒などインクの色に応じた色材を含有する。
ラジカル重合性化合物としては、特に限定はされないが、例えばイソボルニルアクリレート、フェノキシアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ウレタンアクリレートなどのアクリル化合物を用いることができる。重合開始剤としては、特に限定はされないが、ベンゾフェノン、フェニルフォスフィンオキシドなどの芳香族ケトン類を用いることができる。
コーティング用インクとしては、カチオン重合性化合物、カチオン重合開始剤を含有したカチオン重合性紫外線硬化インクが用いられる。
カチオン重合性化合物としては、重合時に透明性を有するものであれば特に限定はされないが、例えばエポキシ化合物、ビニルエーテル化合物、オキセタノン化合物などを用いることができる。また、カチオン重合開始剤としては、トリアリルスルフォニウム塩、ヨードニウム塩などを用いることができる。
〔別実施形態〕
(1)上述の実施形態においては、紫外線照射部50a,50bをプリントヘッドHと一体に設ける場合を例に説明したが、紫外線照射部50a,50bとプリントヘッドHとを別体で設けてもよい。この場合、紫外線照射部50a,50bは、プリントヘッドHと同様に、主走査方向(X軸方向)に往復作動可能に設けてもよいし、プリントペーパPの主走査方向(X軸方向)における全印刷領域に紫外線を照射可能な紫外線照射部50a,50bを固定的に設けてもよい。
(2)また、上述の実施形態では、プリントペーパPの画像100を形成した領域よりも広い領域に対してコーティング層101を形成する例を示したが、プリントペーパPの画像100を形成した領域と同じ領域にコーティング層101を形成しても良い。
本発明は、本発明は、紫外線硬化インクである画像形成用インクで画像を形成し、紫外線を照射して前記画像を硬化させる画像形成方法及び画像形成装置に適用可能である。
50a 紫外線照射部
50b 紫外線照射部
100 画像
101 コーティング層
B プリント部
C コーティング層形成部

Claims (3)

  1. 印刷媒体にラジカル重合性紫外線硬化インクである画像形成用インクで画像を形成し、紫外線を照射して前記画像を形成した画像形成用インクを硬化させる工程と、
    前記画像にカチオン重合性紫外線硬化インクであるコーティング用インクによりコーティング層を形成し、紫外線を照射して前記コーティング層を形成したコーティング用インクを硬化させる工程とを備えた画像形成方法。
  2. 前記コーティング層が、前記画像が形成された領域よりも広い領域に対して形成される請求項1に記載の画像形成方法。
  3. ノズル部からラジカル重合性紫外線硬化インクである画像形成用インクを吐出して画像を形成する画像形成部と、ノズル部からカチオン重合性紫外線硬化透明インクであるコーティング用インクを吐出してコーティング層を形成するコーティング層形成部と、前記画像及び前記コーティング層に紫外線を照射する紫外線照射部とを備えた画像形成装置。
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