JP2010284245A - 安否確認システム - Google Patents
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Abstract
【課題】バイタルセンサを用いて複数の患者の安否状態を監視するシステムにおいて、モニターにバイタルセンサに基づく安否状態を表示するとともに、該表示に対応する患者の病室の位置を迅速に認識できるように構成する。
【解決手段】モニター1aの安否確認画面7に、各病室の配列状態を病室番号とともに部屋割り状に表示する部屋割り表示部7aを設け、部屋割り表示部7aにおいて割り付けられた病室に、該病室に接続されるバイタルセンサ6からの安否情報を表示する表示枠8を設ける構成とする。
【選択図】図3
【解決手段】モニター1aの安否確認画面7に、各病室の配列状態を病室番号とともに部屋割り状に表示する部屋割り表示部7aを設け、部屋割り表示部7aにおいて割り付けられた病室に、該病室に接続されるバイタルセンサ6からの安否情報を表示する表示枠8を設ける構成とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、病院や介護施設等の医療機関で患者の安否をモニターして、患者の異常に伴い迅速な対応をするための安否確認システムの技術分野に関するものである。
一般に、病院や介護施設等の医療機関においては、病室に入院する患者に対し、看護者が常に対応できるシステムが要求されている。その一つの手段として、患者のベッドサイドに設けた子機と、ナースステーション等の集中管理室に設けた親機とにより構成し、子機からの呼び出しがあった場合に、看護者が親機を用いて対応できるようにしたナースコールシステムが知られている。このようなナースコールシステムのなかには、待ち受け画面において、病棟平面図として病室単位で区切り、これら区切られた表示部に、患者名、性別等の患者管理データ等を一覧表示するようにして、各患者の基本情報を容易に把握、確認できるようにしたものが提唱されている。
ところで、患者のなかには重篤な病状の場合があり、この場合では、自ら子機を用いて看護者に看護要求をするようなことはできない。そこで、このような患者に対しては二十四時間の監視が必要になり、患者にバイタルセンサ等、各種医療機器を装着し、これら医療機器からの検知データに基づいて患者の安否状態を集中管理室側のモニターにおいて監視するシステムが提唱されており、これによって、複数の重篤な患者を同時に監視することが可能となるようにしている。この場合に、集中管理室側では、複数の患者のデータを監視することになるため、複数の患者の状態変化を一覧できることが要求されるとともに、緊急の看護が必要な患者が発生したとき、前記患者を特定して、該患者の病室に迅速に駆けつけられるようにすることが要求されるが、このような要求に対応できる監視システムについての提唱はなく、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、複数の患者の生体情報をそれぞれ個別に検出する複数のバイタルセンサを、それぞれの患者が収容される病室内に配設された接続部を介して集中管理室に設けられるコンピュータに接続し、各バイタルセンサのデータに基づいて対応する患者の安否状態を個別に判断し、これら個別の安否情報をコンピュータのモニターに集中表示する安否確認システムにおいて、前記モニターは、各病室の配列状態を病室番号とともに部屋割り状に表示し、これら割り付けられた病室に、該病室に接続されるバイタルセンサからの安否情報を表示する表示枠を設けたことを特徴とする安否確認システムである。
請求項2の発明において、表示枠は、色彩変化に基づいて患者の安否状態の状態変化を表示できるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の安否確認システムである。
請求項2の発明において、表示枠は、色彩変化に基づいて患者の安否状態の状態変化を表示できるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の安否確認システムである。
請求項1の発明とすることにより、複数の患者に対しバイタルセンサのデータに基づく個別の安否情報を一覧が可能となるうえ、患者の安否情報を示す表示枠が、部屋割り状に区画された病室に表示されて、病室の場所を視覚的に、迅速に認識できて、緊急の対応を円滑に行える。
請求項2の発明とすることにより、安否状態を把握しやすく、監視作業が容易になる。
請求項2の発明とすることにより、安否状態を把握しやすく、監視作業が容易になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は安否確認システムを説明するブロック図であって、該ブロック図において、1は、病院内の例えばナースステーション等の集中管理室に設けられる集中管理用のコンピュータであって、該コンピュータ1は、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、モニター1a、キーボード、マウス等を備えた汎用のものが用いられている。
そして、コンピュータ1には、各入院患者の病室番号、IDとともに、氏名、性別、年齢、介護度等の個人情報が予め基本データとして登録されている。さらに、コンピュータ1には、本発明が実施された安否確認システムを実施するための安否確認プログラムが組込まれている。
図1は安否確認システムを説明するブロック図であって、該ブロック図において、1は、病院内の例えばナースステーション等の集中管理室に設けられる集中管理用のコンピュータであって、該コンピュータ1は、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、モニター1a、キーボード、マウス等を備えた汎用のものが用いられている。
そして、コンピュータ1には、各入院患者の病室番号、IDとともに、氏名、性別、年齢、介護度等の個人情報が予め基本データとして登録されている。さらに、コンピュータ1には、本発明が実施された安否確認システムを実施するための安否確認プログラムが組込まれている。
ここで、本発明が実施されている病院において、入院病棟は二階、三階に設けられており、各階にそれぞれ適宜区画された病室が複数設けられており、集中管理用のコンピュータ1は、二階の集中管理室に設けられている。2F2、2F3は、前記コンピュータ1との間をLAN通信により接続される二階、三階用ハブであって、これら二階、三階用ハブ2F2、2F3には、二階、三階用の情報処理装置としての二階、三階用シーケンサ3F2、3F3がそれぞれLAN通信により接続されている。そして、二階、三階用シーケンサ3F2、3F3には、複数のCompoNet通信用の回線が分岐配線されており、これら各配線が、対応する階の各病室に配線され、病室壁面に固定されるコネクタ受け部4に接続されている。
一方、各病室には、図2に示すように、それぞれベッド5が配設されており、前記ベッド5上には、患者が横臥(着床)した時に患者の生体情報を検知することができる圧力検知型バイタルセンサ6(以後、バイタルセンサ6と記載)が設けられている。前記バイタルセンサ6は、ベッド5上に着床する患者の上半身の下に位置して敷かれるマット6aと、該マット6aが受ける圧力変化を検知信号として出力するセンサユニット6bと、センサユニット6bが出力した検知信号を外部に接続するためのコネクタ6cとを備えて構成されている。ここで、本実施の形態のバイタルセンサ6は、患者が呼吸することにより生じるマット6aの圧力の変化を検知し、該検知データをセンサユニット6bを介して出力し、該検知データに基づいて患者の呼吸数を検出するように構成されている。
そして、前記コネクタ6cを、病室壁面に設けられている前記コネクタ受け部4に接続することにより、センサユニット6bと集中管理用のコンピュータ1との接続がなされ、各病室に設けられるバイタルセンサ6からの検知信号(データ)は、各階のセンサユニット6bから対応する二階、三階用シーケンサ3F2、3F3にそれぞれ入力され、これら二階、三階用シーケンサ3F2、3F3により後述する手順に基づいて個別に処理されるように構成されており、前記個別に処理されたデータが、二階、三階用ハブ3F2、3F3を介して集中管理用のコンピュータ1にそれぞれ入力されるように構成されている。
そして、コンピュータ1に入力された処理データは、安否確認システムのプログラムに基づいて、モニター1aに患者の着床、離床、異常等の呼吸数に基づく安否情報を表示して、患者の安否確認が判断できるように構成されている。
そして、コンピュータ1に入力された処理データは、安否確認システムのプログラムに基づいて、モニター1aに患者の着床、離床、異常等の呼吸数に基づく安否情報を表示して、患者の安否確認が判断できるように構成されている。
つぎに、安否確認システムの二階、三階用シーケンサ3F2、3F2におけるデータ処理の手順について概略を説明する。
まず、センサユニット6bの電源が投入され、マット6aによる圧力検知が可能な状態となると、対応するセンサユニット6bが接続されるシーケンサ3F2、または、3F3は、検知信号の入力の有無に基づいて、患者がマット3a上に着床しているか否かを判断し、患者が着床しており、検知信号の入力がある場合では処理データとして着床信号を出力するように設定されている。一方、患者が離床しており、検知信号の入力がない場合では処理データとして離床信号を出力するように設定されている。また、シーケンサ3F2、または3F3は、着床信号を出力する状態から二十秒の待機時間が経過すると、処理データとして計測信号を出力するとともに、二十秒毎の呼吸数をカウントするように設定されている。そして、シーケンサ3F2、または3F3は、二十秒間の呼吸数が、予め設定される上限値、および、下限値であって、後述する安否確認プログラムにおいて設定される上、下限値の範囲から逸脱する場合、即ち、上限値よりも大きくなる、または、下限値よりも小さくなった場合に、処理データとして異常信号を出力するように設定されている。
尚、各シーケンサ3F2、3F3は、二十秒間毎の呼吸数のカウント値を処理データとして出力することができるように設定されているとともに、6分毎の呼吸数を二十四時間前まで記憶し、該記憶したデータを出力することができるように設定されている。
まず、センサユニット6bの電源が投入され、マット6aによる圧力検知が可能な状態となると、対応するセンサユニット6bが接続されるシーケンサ3F2、または、3F3は、検知信号の入力の有無に基づいて、患者がマット3a上に着床しているか否かを判断し、患者が着床しており、検知信号の入力がある場合では処理データとして着床信号を出力するように設定されている。一方、患者が離床しており、検知信号の入力がない場合では処理データとして離床信号を出力するように設定されている。また、シーケンサ3F2、または3F3は、着床信号を出力する状態から二十秒の待機時間が経過すると、処理データとして計測信号を出力するとともに、二十秒毎の呼吸数をカウントするように設定されている。そして、シーケンサ3F2、または3F3は、二十秒間の呼吸数が、予め設定される上限値、および、下限値であって、後述する安否確認プログラムにおいて設定される上、下限値の範囲から逸脱する場合、即ち、上限値よりも大きくなる、または、下限値よりも小さくなった場合に、処理データとして異常信号を出力するように設定されている。
尚、各シーケンサ3F2、3F3は、二十秒間毎の呼吸数のカウント値を処理データとして出力することができるように設定されているとともに、6分毎の呼吸数を二十四時間前まで記憶し、該記憶したデータを出力することができるように設定されている。
一方、コンピュータ1において、起動状態として安否確認プログラムを呼び出すと、モニター1aには、図3に示す安否確認画面7が表示されるように設定されている。
前記安否確認画面7には、画面上方に三階の概略平面図、画面中央に二階の概略平面図として、それぞれの階の病室の配列状態が病室単位に割り付けられて(区切られて)、病室番号とともに部屋割り状に表示された部屋割り表示部7aが設けられている。そして、部屋割り表示部7aにおいてそれぞれ病室単位に割り付けられたスペースに、該病室に接続されているバイタルセンサ6、つまり、該病室に収容される患者専用のバイタルセンサ6の検知状態を表示する四角形状の表示枠8がそれぞれ表示されている。そして、これら表示枠8は、二階、三階用シーケンサ3F2、3F3から二階、三階用ハブ2F2、2F3を経由してコンピュータ1に入力される個別の処理データに対応してそれぞれ個別に色彩変化して表示されるように設定されており、該色彩により患者の安否状態を確認することができるように構成されている。
前記安否確認画面7には、画面上方に三階の概略平面図、画面中央に二階の概略平面図として、それぞれの階の病室の配列状態が病室単位に割り付けられて(区切られて)、病室番号とともに部屋割り状に表示された部屋割り表示部7aが設けられている。そして、部屋割り表示部7aにおいてそれぞれ病室単位に割り付けられたスペースに、該病室に接続されているバイタルセンサ6、つまり、該病室に収容される患者専用のバイタルセンサ6の検知状態を表示する四角形状の表示枠8がそれぞれ表示されている。そして、これら表示枠8は、二階、三階用シーケンサ3F2、3F3から二階、三階用ハブ2F2、2F3を経由してコンピュータ1に入力される個別の処理データに対応してそれぞれ個別に色彩変化して表示されるように設定されており、該色彩により患者の安否状態を確認することができるように構成されている。
つまり、バイタルセンサ6が病室のコネクタ受け4に接続されていない場合では、対応する病室の表示枠8は彩色されない状態(図3においてブランク表示)に表示されるように設定されている。また、バイタルセンサ6が接続された(起動した)が、患者が着床されていない状態であって、対応するシーケンサ3F2または3F3からの処理データとして離床信号が入力された場合では、表示枠8が例えば灰色に彩色(図3において斜線表示)された表示となるように設定されている。また、患者がマット6a上に着床して着床信号が出力されて、呼吸数をカウントするべく待機状態となると、表示枠8は例えば緑色に彩色(図3においてドット表示)された表示となり、待機時間が経過して計測が開始されて計測信号が入力されると、表示枠8は青色に彩色(図3において交斜線表示)された表示となるように設定されている。そして、患者の二十秒間の呼吸数が、予め設定される上、下限値により設定される範囲を逸脱する状態であって、対応するシーケンサ3F2または3F3からの処理データとして異常信号が入力された場合では、表示枠8は例えば赤色に彩色(図3において黒色表示)された表示となるように設定されている。さらに、異常信号を入力した場合に、警報音が発音するようにしてもよく、このようにすることにより、モニター1aを監視していない状態であっても、周囲の看護者に注意喚起することができて、患者の異常を確実に周知することが可能となる。そして、任意の患者が異常状態となった場合に、モニター1aには前記任意の患者の病室内の表示枠8が赤色表示されることになるが、この場合に、病室は、部屋番号とともに部屋割り状に表示されるため、看護者が、赤色表示される表示枠8に対応する患者の病室の場所を直ちに認識して、迅速に駆けつける等の対処をすることができるように構成されている。
さらに、安否確認画面7の下方には、重点監視モニター表示部7bが設けられており、部屋割り表示部7aの二階、三階の各病室に配列されている表示枠8のうち、任意の病室の表示枠8(図3において、病室番号211の表示枠8であって、○印部分)をクリックした場合に、前記任意の病室(病室番号211)に収容される特定された患者の基本データと、該特定された患者の予め設定される呼吸数の上、下限値、さらには、バイタルセンサ6により検知される最新の二十秒間の呼吸数等の特有のデータが表示されるように構成されている。
ここで、重点監視モニター表示部7bに表示される呼吸数の「上、下限値」表示は、「変更」表示をクリックすることにより、数値を任意に設定することができるように構成されており、後述するように、前記特定された患者にバイタルセンサ6の使用を開始する場合に、予め患者の状態に合わせて適宜設定するものである。
また、重点監視モニター表示部7bに表示される「24Hログ」表示は、該部位をクリックすることにより、「24Hログ」表示の下方に設けられた「呼吸タイミングモニター」表示部に、病室番号211の患者の二十四時間前までの6分毎の呼吸数のチャートが表示されるように設定されており、これによって、特定の患者の基本データとともに、詳細な安否情報(呼吸状態)を確認することができるように構成されている。
ここで、重点監視モニター表示部7bに表示される呼吸数の「上、下限値」表示は、「変更」表示をクリックすることにより、数値を任意に設定することができるように構成されており、後述するように、前記特定された患者にバイタルセンサ6の使用を開始する場合に、予め患者の状態に合わせて適宜設定するものである。
また、重点監視モニター表示部7bに表示される「24Hログ」表示は、該部位をクリックすることにより、「24Hログ」表示の下方に設けられた「呼吸タイミングモニター」表示部に、病室番号211の患者の二十四時間前までの6分毎の呼吸数のチャートが表示されるように設定されており、これによって、特定の患者の基本データとともに、詳細な安否情報(呼吸状態)を確認することができるように構成されている。
図4に示すユーザー設定画面9は、安否確認画面7の下方に設けられた「ユーザー設定」表示をクリックすることにより表示される画面であって、該ユーザー設定画面9は、「2F」、「3F」表示を押し分けることにより二階用と三階用画面とに切換えられるように構成されており、二階用、三階用の各画面には、各階において用いられるバイタルセンサ6のセンサユニット6bに附されたユニット番号欄と、該センサユニット6bを使用する使用者のID番号欄と、患者名欄とを設定する第一表図表示部9aと、病室番号欄と該病室に収容される患者のID番号欄とを設定する第二表図表示部9bとが表示されるように設定されている。さらに、ユーザー設定画面9の右上方には、第一、第二表図表示部9a、9bに基づいて、センサユニット6bと患者、および、病室とを特定するための設定作業部9cが表示されるように設定されている。
つぎに、前記安否確認システムの使用手順について説明する。
まず、基本データをコンピュータ1に登録する。このとき、入院患者のID番号、病室番号とともに、氏名、性別、年齢、介護度等の個人情報を登録する。
続いて、前記患者に用いるセンサユニット6bを特定する。この場合に、安否確認プログラムのユーザー設定画面9を呼び出し、患者の入院する病棟階に基づいて対応する階の第一表図表示部9aにおいて、前記特定されたセンサユニット6bのユニット番号をクリックすると、ユーザー設定画面9に第二表図表示部9bと設定作業部9cとが表示され、前記特定されたセンサユニット6bを接続する病室番号を第二表図表示部9bにおいてクリックすることにより、設定作業部9cにセンサユニット6bのユニット番号と病室番号との両者とともに、患者のID、氏名が表示され、この状態において、設定作業部9cの「設定」表示をクリックすると、センサユニット6bを用いる患者、および、病室とを特定することができる。
因みに、センサユニット6bの使用を停止する場合では、前記設定作業部9cにおいてセンサユニット6bのユニット番号と病室番号(患者)とを特定した後、「解除」表示をクリックすることで、これらの特定状態を解除することができる。
まず、基本データをコンピュータ1に登録する。このとき、入院患者のID番号、病室番号とともに、氏名、性別、年齢、介護度等の個人情報を登録する。
続いて、前記患者に用いるセンサユニット6bを特定する。この場合に、安否確認プログラムのユーザー設定画面9を呼び出し、患者の入院する病棟階に基づいて対応する階の第一表図表示部9aにおいて、前記特定されたセンサユニット6bのユニット番号をクリックすると、ユーザー設定画面9に第二表図表示部9bと設定作業部9cとが表示され、前記特定されたセンサユニット6bを接続する病室番号を第二表図表示部9bにおいてクリックすることにより、設定作業部9cにセンサユニット6bのユニット番号と病室番号との両者とともに、患者のID、氏名が表示され、この状態において、設定作業部9cの「設定」表示をクリックすると、センサユニット6bを用いる患者、および、病室とを特定することができる。
因みに、センサユニット6bの使用を停止する場合では、前記設定作業部9cにおいてセンサユニット6bのユニット番号と病室番号(患者)とを特定した後、「解除」表示をクリックすることで、これらの特定状態を解除することができる。
このように、センサユニット6bのユニット番号と患者、および、病室とを特定した後、前記病室番号の病室において、ベッド5にマット6aを設置するとともに、マット6aに、前記特定されたセンサユニット6bを接続し、センサユニット6bから引出されるコネクタ6cを、病室に配設されるコネクタ受け4に接続する。この状態において、マット6aが正常作動であるか否かについては、センサユニットに設けられる表示ランプ(LED)により確認する。
続いて、安否確認プログラムの安否確認画面7を呼び出して、該当する表示枠8が離床信号に基づく灰色に彩色されているか否かを確認して、センサユニット6bが正常に作動しているか否かを確認する。そして、ベッド5に患者を着床させた後、患者の呼吸状態を重点監視モニター表示部7aにより監視して、適切な上、下限値を決定し、重点監視モニター表示部7aにおいて上、下限値を設定することにより安否確認システムが実行可能となる。
続いて、安否確認プログラムの安否確認画面7を呼び出して、該当する表示枠8が離床信号に基づく灰色に彩色されているか否かを確認して、センサユニット6bが正常に作動しているか否かを確認する。そして、ベッド5に患者を着床させた後、患者の呼吸状態を重点監視モニター表示部7aにより監視して、適切な上、下限値を決定し、重点監視モニター表示部7aにおいて上、下限値を設定することにより安否確認システムが実行可能となる。
叙述の如く構成された本形態において、患者の安否情報を検知する安否確認システムは、集中管理室に設けたコンピュータ1のモニター1aに表示される安否確認画面7に、各階の病棟の概略平面図として病室の配列状態が部屋番号とともに部屋割り状に表示された部屋割り表示部7aが設けられ、これら病室毎に区切られたスペースに表示枠8が表示され、該表示枠8に、前記病室に接続されるバイタルセンサ6に基づく安否情報が表示されている。この結果、部屋割り表示部7aにより、複数の患者に対しバイタルセンサ6のデータに基づく個別の安否情報を一覧することができて、各患者の個別の安否情報を容易に把握、かつ、確認することができる。そのうえ、患者の安否情報となる表示枠8は、病棟の概略平面図として部屋割り状に区画された病室に表示されているので、任意の患者に異常が発生した場合に、モニター1aに異常を知らせるべく表示される表示枠8と、該表示枠8に対応する患者の病室の場所(位置)を視覚的に、しかも、迅速に認識することができて、緊急の対応を一層円滑に行うことができる。
このように、本発明が実施されたものにあっては、部屋割り状に区画された病室に、該病室の患者専用のバイタルセンサ6の表示枠8が表示されて、表示枠8に対応する患者の病室の場所を視覚的に認識できるものであるが、さらに、このものでは、表示枠8を、患者の安否状態に基づいて色彩変化するようにしたので、看護者にとって患者の安否状態を表示枠8の色彩によって判断することができて、安否状態を把握しやすく、監視作業が容易になる。
本発明は、病院や介護士性等において、患者の安否を集中的に監視するようなシステムに利用することができる。
1 コンピュータ
1a モニター
2F2 二階用ハブ
2F3 三階用ハブ
3F2 二階用シーケンサ
3F3 三階用シーケンサ
4 コネクタ受け部
5 ベッド
6 バイタルセンサ
6a マット
6b センサユニット
6c コネクタ
7 安否確認画面
7a 部屋割り表示部
7b 重点監視モニター表示部
8 表示枠
9 ユーザー設定画面
1a モニター
2F2 二階用ハブ
2F3 三階用ハブ
3F2 二階用シーケンサ
3F3 三階用シーケンサ
4 コネクタ受け部
5 ベッド
6 バイタルセンサ
6a マット
6b センサユニット
6c コネクタ
7 安否確認画面
7a 部屋割り表示部
7b 重点監視モニター表示部
8 表示枠
9 ユーザー設定画面
Claims (2)
- 複数の患者の生体情報をそれぞれ個別に検出する複数のバイタルセンサを、それぞれの患者が収容される病室内に配設された接続部を介して集中管理室に設けられるコンピュータに接続し、各バイタルセンサのデータに基づいて対応する患者の安否状態を個別に判断し、これら個別の安否情報をコンピュータのモニターに集中表示する安否確認システムにおいて、前記モニターは、各病室の配列状態を病室番号とともに部屋割り状に表示し、これら割り付けられた病室に、該病室に接続されるバイタルセンサからの安否情報を表示する表示枠を設けたことを特徴とする安否確認システム。
- 表示枠は、色彩変化に基づいて患者の安否状態の状態変化を表示できるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の安否確認システム。
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---|---|---|---|
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- 2009-06-10 JP JP2009138954A patent/JP2010284245A/ja active Pending
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