JP2010283862A - セルの隣接状態およびセルオペレーションを管理する基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】分散無線セルラーネットワーク、又は、基地局の個数又はロケーションが大きく変化する無線セルラーネットワークにおいて、隣接セルを決定する簡単な分散型方法(distributed method)を可能にする方法及びデバイスを提供する。
【解決手段】第1の基地局によって管理される第1のセルが第2の基地局によって管理される第2のセルに隣接しているかどうかを判断するため、無線セルラーネットワークは、基地局間で情報の転送を可能にする電気通信ネットワークを備える。第1の基地局は、第1の基地局と第2の基地局との間で電気通信ネットワークを通じて転送される情報の量を監視し、第1の基地局と第2の基地局との間で電気通信ネットワークを通じて転送される監視された情報の量に従って、第2の基地局によって管理される第2のセルが第1の基地局によって管理される第1のセルに隣接しているかどうかを判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、包括的には、第1の基地局によって管理される無線セルラーネットワークの第1のセルが、第2の基地局によって管理される無線セルラーネットワークの第2のセルに隣接しているかどうかを判断する分野に関する。
現在の無線セルラーネットワークは、集中化アーキテクチャに基づいている。基地局コントローラが複数の基地局を制御し、基地局は所与のセルをカバーすることを目的とする。セルラー無線移動ネットワークの運営者(operator)が、セルをそのネットワークに追加したい場合、運営者は、通常、以下のオペレーションを行う。まず、運営者は、現場に基地局を設置して、その基地局を受け持つ基地局コントローラに当該基地局を物理的に接続する。次に、運営者は、基地局コントローラが、基地局の運営(operation)に使用される周波数、タイムスロット、又は符号等の基地局のオペレーションドメイン(operation domain)で基地局を構成するように、基地局コントローラを構成する。
加えて、基地局コントローラは、新たに追加されたセルから既存の隣接セルへの、又は既存の隣接セルから新たに追加されたセルへの移動端末のハンドオーバ手順もハンドリングして、このようなセルが受け持つエリアを動き回る移動端末が、或るセルから別のセルへ移動している間、それら移動端末の通信をシームレスに継続できるようにする。
ハンドオーバ手順を可能にするには、基地局コントローラが、新たに追加されたセルと既存のセルとの間の隣接状況を知っていなければならない。通常、このような隣接状況の判断は、無線ネットワーク計画技法に従って規定される。
無線ネットワーク計画は、従来、シミュレーション方法によって決定されていた。所与のサイトに基地局を設置する前に、この新たに導入されたセルの隣接セルとなるセルが決定される。このようなシミュレーション方法には、通常、各セルを動作させるのに使用されるアンテナのタイプ、位置、及びステアリングの精細な知識に加えて、セルの近傍における電波の伝播に関係した情報も必要とされる。
このような技法は、集中化無線セルラーネットワーク、又は、時間と共に大きくは変化しない無線セルラーネットワークに適合されている。追加しなければならない基地局の個数がかなり重要である場合、又は、メンテナンスの目的のように、1つ又は数個の基地局を或るロケーションから別のロケーションに移動する必要がある場合、若しくは、いくつかの基地局の電源が定期的にオフにされる場合、このような技法は効率的ではない。
英国特許出願公開第2331892号明細書(第2頁17行〜第3頁13行、第13頁20行〜第15頁12行) 米国特許第5864764号明細書(第3欄24行〜38行、第5欄17行〜31行、第6欄57行〜第7欄34行、第10欄59行〜第11欄7行、第3図)
したがって、本発明の目的は、分散無線セルラーネットワーク、又は、基地局の個数又はロケーションが大きく変化する無線セルラーネットワークにおいて、隣接セルを決定する簡単な分散型方法(distributed method)を可能にする方法及びデバイスを提案することである。
また、本発明は、分散無線セルラーネットワークにおいて、1つの基地局によって管理される1つ又は複数のセルのセルオペレーションドメインを決定することを可能にする方法及びデバイスを提案することも目的とする。
その目的のために、本発明は、第1の基地局によって管理される第1のセルが第2の基地局によって管理される第2のセルに隣接しているかどうかを判断するための方法であって、当該2つのセルは無線セルラーネットワークのセルであり、無線セルラーネットワークは、基地局間で情報の転送を可能にする電気通信ネットワークを備え、当該方法は、第1の基地局によって実行される複数のステップである、
第1の基地局と第2の基地局との間で電気通信ネットワークを通じて転送される情報の量を監視するステップと、
第1の基地局と第2の基地局との間で電気通信ネットワークを通じて転送される監視された情報の量に従って、第2の基地局によって管理される第2のセルが第1の基地局によって管理される第1のセルに隣接しているかどうかを判断するステップと
を含むことを特徴とする方法に関する。
本発明はまた、第1の基地局によって管理される第1のセルが第2の基地局によって管理される第2のセルに隣接しているかどうかを判断するためのデバイスであって、当該2つのセルは無線セルラーネットワークのセルであり、無線セルラーネットワークは、基地局間で情報の転送を可能にする電気通信ネットワークを備え、当該デバイスは、第1の基地局に含まれ、且つ、
当該デバイスは、第1の基地局と第2の基地局との間で電気通信ネットワークを通じて転送される情報の量を監視するための手段と、
第1の基地局と第2の基地局との間で電気通信ネットワークを通じて転送される監視された情報の量に従って、第2の基地局によって管理される第2のセルが第1の基地局によって管理される第1のセルに隣接しているかどうかを判断するための手段と
を備えることを特徴とするデバイスに関する。
したがって、第2の基地局によって管理される第2のセルが、第1の基地局によって管理される第1のセルに隣接しているかどうかの判断は分散化される。基地局のセルが隣接しているかどうかを判断するために、事前に計算された隣接状況を無線セルラーネットワークのどの基地局コントローラにも記憶する必要はもはやない。監視された情報の量に従ってセルが隣接しているかどうかを判断することによって、この判断に使用されるデータは、シミュレーションデータよりも信頼できる現実の状況から得られる。
セルが受け持つエリアを動き回る移動端末は、別の隣接基地局のセルが、移動端末が位置するセルに隣接していない場合には、ハンドオーバの準備を行う必要はなく、その基地局によって制御されるセルの無線測定を行う必要はない。
特定の特徴によれば、監視された情報の量は、移動端末が第1のセルから第2のセルへ、及びその逆に移動する移動端末のハンドオーバ手順の確立に関係した情報の量である。
したがって、第1のセルから第2のセルへ、及びその逆に移動する移動端末のハンドオーバ手順に関係した情報の量を監視することによって、隣接セルの判断に使用されるデータは信頼できるものとなる。
特定の特徴によれば、無線セルラーネットワークは、電気通信ネットワークにリンクされたサーバをさらに備え、第1の基地局は、電気通信ネットワークにおいて少なくとも1つの第2の基地局を識別する情報をサーバから受信し、電気通信ネットワークにおいて1つの第2の基地局又は各第2の基地局を識別する情報を使用して、第1の基地局と1つの第2の基地局又は各第2の基地局との間で電気通信ネットワークを通じて接続を確立し、監視される情報の量は、確立された接続を通じて転送された情報の量である。
したがって、第1の基地局は、各第2の基地局を知っており、各第2の基地局と通信することができる。第1の基地局は、さらに、各第2の基地局のセルが第1のセルに隣接しているかどうかを試験的にチェックすることができる。
さらに、サーバによって提供される隣接関係の正確度は、従来の基地局コントローラに通常記憶されている隣接関係の正確度と比較して低減されている。
特定の特徴によれば、基地局のそれぞれは、少なくとも1つのアクセスポートであって、これを通じて接続が確立されるアクセスポートを備え、第1の基地局は、
第1の基地局のアクセスポートのそれぞれの識別子をサーバへ転送し、
各第2の基地局の利用可能な1つのアクセスポートの少なくとも1つの識別子をサーバから受信し、
第1の基地局の利用可能なアクセスポート及び少なくとも1つの第2の基地局の利用可能なアクセスポートを使用して、少なくとも1つの第2の基地局との接続を確立する。
したがって、複数の第2の基地局が、同じ1つの第1の基地局に接続されている場合、第1の基地局の異なるアクセスポートが、各第2の基地局との接続に使用される。各接続におけるシグナリングは、他の接続のシグナリングとうまく分離することができ、第1の基地局とシグナリングを交換する第2の基地局間でのアクセス衝突を回避することができる。
特定の特徴によれば、第1の基地局は、第2の基地局との接続のために第1の基地局によって使用されるアクセスポートの識別子を第2の基地局へ転送する。
したがって、第2の基地局も、自身を第1の基地局に接続することができる。
特定の特徴によれば、第1の基地局は、第2の基地局との接続のために第1の基地局によって使用されるアクセスポートの識別子と、第1の基地局との接続のために第2の基地局によって使用されるアクセスポートの識別子とをサーバへ転送する。
したがって、サーバは、第1の基地局又は第2の基地局への接続を別の第1の基地局が試みる時に、これらのアクセスポートを使用するようにその別の第1の基地局に指示することを回避することができる。
特定の特徴によれば、第1の基地局は、
第1の基地局と第2の基地局との間で接続を通じて転送される監視された情報の量が、所定のしきい値よりも少ないかどうかをチェックし、
第1の基地局と第2の基地局との間で接続を通じて転送される監視された情報の量が、所定のしきい値よりも少ない場合に、第2の基地局との接続を解放し、
解放される接続に利用されていた、第1の基地局のアクセスポート及び第2の基地局のアクセスポートが利用可能であることを通知するメッセージをサーバへ転送する。
したがって、アクセスポートは、さらに別の接続に使用することができる。
特定の特徴によれば、第1の基地局は、少なくとも1つの第2のセルのオペレーションドメインを表す情報を第2の基地局から受信し、少なくとも1つの第2のセルのオペレーションドメインを表す情報に従って、第1のセルのオペレーションドメインを決定する。
したがって、本無線セルラーネットワークでは基地局コントローラは必要ではない。各基地局は、自身のオペレーションドメインを自身で決定することができる。さらに、隣接基地局のセルのオペレーションドメインから自身のオペレーションドメインを決定することによって、基地局は、オペレーションドメイン間で起こり得るあらゆる衝突を回避する。
特定の特徴によれば、第1の基地局は、電気通信ネットワークにおいて第2の基地局を識別する情報をサーバから受信する前に、第1の基地局のロケーションに関係した情報をサーバへ転送する。
したがって、サーバは、第1の基地局のロケーションを知っている。
さらに別の態様によれば、本発明は、第1のセルが、少なくとも第2の基地局によって管理される第2のセルに隣接しているかどうかの、第1のセルを管理する第1の基地局による判断を可能にするための方法であって、上記2つのセルは無線セルラーネットワークのセルであり、無線セルラーネットワークは、サーバと、基地局間及び少なくとも第1の基地局とサーバとの間で情報の転送を可能にする電気通信ネットワークとを備える、方法に関する。当該サーバは、
第1の基地局のロケーションに関係した情報を第1の基地局から受信し、
第1の基地局のロケーションに関係した情報に従って、第1の基地局に近接して(in the vicinity of)配置された少なくとも第2の基地局を決定し、
電気通信ネットワークにおいて少なくとも第2の基地局を識別する情報を第1の基地局へ転送する。
本発明はまた、第1のセルが、少なくとも第2の基地局によって管理される少なくとも第2のセルに隣接しているかどうかの、第1のセルを管理する第1の基地局による判断を可能にするためのサーバであって、上記2つのセルは無線セルラーネットワークのセルであり、無線セルラーネットワークは、基地局間及び少なくとも第1の基地局とサーバとの間で情報の転送を可能にする電気通信ネットワークを備える、サーバに関する。当該サーバは、
第1の基地局のロケーションに関係した情報を第1の基地局から受信するための手段と、
第1の基地局のロケーションに関係した情報に従って、第1の基地局に近接して配置された少なくとも第2の基地局を決定するための手段と、
電気通信ネットワークにおいて少なくとも第2の基地局を識別する情報を第1の基地局へ転送するための手段と
を備える。
したがって、第2の基地局によって管理される第2のセルが、第1の基地局によって管理される第1のセルに隣接しているかどうかの判断は分散化される。無線セルラーネットワークにおける基地局のロケーションを知っているサーバは、第1の基地局に隣接した基地局を定義することができる。2つの基地局が地理的に隣接したものであるということは、一方のセルに位置する移動端末が、ハンドオーバ手順をトリガできる第2のセルの無線状況を測定する可能性があるという意味で、それら2つの基地局が管理しているセルが隣接している可能性があることを含む。
さらに、隣接基地局の識別子を転送することによって、第1の基地局のタスクは簡単化される。
本発明は、2つのセルが隣接したものであるかどうかを2つのステップで判断する。第1のステップは、サーバによって行われ、基地局のロケーションである第1の基準に基づいて隣接基地局を判断することにある。第2のステップは、基地局によって行われ、基地局間で転送された監視された情報の量である第2の基準に基づいて隣接基地局の隣接セルを判断することにある。
特定の特徴によれば、複数の第2の基地局が決定され、少なくとも決定された各第2の基地局を識別する情報が第1の基地局へ転送され、電気通信ネットワークにおいて少なくとも決定された第2の基地局のそれぞれを識別する情報は、第2の基地局の識別子、及び、第2の基地局の利用可能なアクセスポートの少なくとも1つの識別子である。
したがって、サーバは、第2の基地局との接続用に残された利用可能なアクセスポートがない場合、第2の基地局に接続するように第1の基地局に通知することを回避することができる。第1の基地局は、第2の基地局との競合のない直接接続の確立を目的として専用化された利用可能なアクセスポートがある場合には、そのような直接接続を常に確立することができる。
さらに別の態様によれば、本発明は、プログラマブルデバイスに直接ロード可能とすることができるコンピュータプログラムであって、当該コンピュータプログラムがプログラマブルデバイスで実行されると、本発明による方法のステップを実施するための命令又はコード部を含む、コンピュータプログラムに関する。
コンピュータプログラムに関係した機能及び利点は、本発明による方法及びデバイスに関係して上記で述べた機能及び利点と同じであるので、ここでは繰り返さないことにする。
本発明の特徴は、一例の実施の形態の以下の説明を読むことによってより明らかになる。以下の説明は、添付図面に関して作成されたものである。
本発明による無線セルラーネットワークのアーキテクチャを表す図である。 本発明によるサーバのアーキテクチャを表す図である。 本発明による基地局のアーキテクチャを表す図である。 本発明による、基地局が無線セルラーネットワークに設置された時に基地局によって実行されるアルゴリズムである。 本発明による、基地局が無線セルラーネットワークに設置された時にサーバによって実行されるアルゴリズムである。 本発明による、無線セルラーネットワークに設置される基地局の隣接基地局によって実行されるアルゴリズムである。
図1は、本発明による無線セルラーネットワークのアーキテクチャを表す図である。
図1の無線セルラーネットワークでは、いくつかの基地局10a、10b、10c、及び10dが、電気通信ネットワーク50を通じて互いにリンクされている。これらの基地局10a〜10dは、同じ電気通信ネットワーク50を通じて、サーバ20が提供するサービスにアクセスする。
各基地局10a〜10dは、少なくとも1つのセル15を担当する。このセル15では、そのセル15内に位置する移動端末30は、セル15を管理する基地局10を通じてパイロット信号を検出することができ、いくつかの通信を確立又は受信することができる
図1では、基地局10a、10b、及び10dのそれぞれについて、それぞれ1つのセル15a、15b、及び15dしか示されていないが、より重要な数のセルが本発明で基地局10によって管理されることが理解できる。
セル15は、地理的ロケーションの集合として定義することができるが、この地理的ロケーションとは、所与の基地局10が、他の隣接セル15のパイロット信号の中で、そのセル15に含まれる移動端末30により受信される最高品質のパイロット信号を提供する地理的ロケーションである。
簡単にするために、基地局10cによって管理されるセルは、図1には示していない。
図1では、4つの基地局10a〜10dしか示されていないが、より重要な多数の基地局10を本発明で使用できることが理解できる。同様に、1つのサーバ20しか示されていないが、より重要な多数のサーバを本発明で使用できることが理解できる。
サーバ20は、電気通信ネットワーク50にリンクされているすべての基地局10a〜10dについての情報を記憶する。これらの情報は、異なる基地局10a〜10dの地理的ロケーションを表す情報、基地局10のそれぞれの国際ベース加入者識別子(International Base Subscriber Identifier)を表す情報である。このような情報を用いると、サーバ20は、基地局10a〜10dのどの所与の基地局10が、所与の基地局10に地理的に隣接しているかを決定することができる。
電気通信ネットワーク50は、専用有線ネットワーク、又は、公衆交換ネットワークのような公衆ネットワーク、又は、IPベースネットワーク、又は、無線ネットワーク、又は、上記列挙したネットワークを組み合わせたものである。
電気通信ネットワーク50は、本発明に従って、基地局10及びサーバ20を互いに接続し、基地局10間のメッセージの転送、及び、各基地局10とサーバ20との間のメッセージの転送を可能にする。
各基地局10は、少なくとも1つのリンクを通じて電気通信ネットワーク50に接続されている。好ましくは、各基地局10は、少なくとも2つのリンクを通じて電気通信ネットワーク50に接続されている。
このようなリンクは、より好ましくは、物理アクセスポート又は論理アクセスポートである。アクセスポートによって、2つの基地局10aと10bとの間で情報の転送が可能になる。
基地局10aは、P10a1及びP10a2で示される2つのアクセスポートを有し、基地局10bは、P10b1及びP10b2で示される2つのアクセスポートを有し、基地局10cは、P10c1及びP10c2で示される2つのアクセスポートを有し、基地局10dは、P10d1及びP10d2で示される2つのアクセスポートを有する。
簡単にするために、図1には、基地局10a〜10dのそれぞれについて、2つのアクセスポートしか示されていないが、より重要な数のアクセスポートが本発明で使用されることが理解できる。
本発明の一般原理は、無線電気通信ネットワークが、相互接続された基地局10から構築され、これらの基地局が、複数のセル15を個別に受け持つことができるということである。新たな基地局10、一例として基地局10bが、無線電気通信ネットワークに追加されると、このような基地局10bは、自身をサーバ20に接続し、他の基地局10とのさらに別の通信に使用されるアクセスポートP10b1及びP10b2のリストをサーバ20に宣言する。
このような新たに追加された基地局10bについて、サーバ20は、第1の基準に従って、基地局10bに隣接したものと仮定される隣接基地局10の大きなリストを決定する。このような第1の基準は、一例として、基地局10を隔てる距離に基づいている。より正確に言えば、或る基地局10と別の基地局10とを隔てる距離が所定の距離よりも小さい場合、或る基地局10は、別の基地局10に隣接している。2つの基地局10が隣接したものである場合、それら基地局10がそれぞれ管理しているセル15は、潜在的な隣接セルとみなすことができる。
隣接基地局10のこのようなリストは、各隣接基地局10のアドレス及び少なくとも1つのアクセスポート識別子と共に、基地局10bへ返信される。
サーバ20は、第1の基準による隣接基地局10a及び10dのアドレス及びアクセスポート番号を含むリストを基地局10bへ送信する。
その後、基地局10bは、自身の隣接基地局10a及び10dとの或る恒久的な物理接続又は論理接続を確立する。
基地局10aと10bとの間の接続は、図1ではCo1と示され、リンクP10a1及びP10b1を通じて作成される。
基地局10bと10cとの間の接続は、図1ではCo2と示され、リンクP10b2及びP10d2を通じて作成される。
基地局10間の接続の準備ができるとすぐに、基地局10bは、周波数、タイムスロット、符号等、隣接基地局10によって管理される関与した隣接セルにより使用されるオペレーションドメインに関係した或る情報を取り出す。
この情報から、基地局10bは、自身のセル15bの受け付け可能なオペレーションドメインを自身で決定し、次いで、選択したオペレーションドメインで自身の無線セル15bのオペレーションを開始することを自身の隣接基地局10a及び10dに通知する。基地局10a及び10dは、その後、それぞれのブロードキャスト用の隣接セルリストにこの新たなセル15bを追加し、必要ならば新たに追加されたセル15bとのハンドオーバ手順に進むために、基地局10a及び10dの各セル15a及び15dが受け持つ移動端末30が、新たに追加されたセル15bの信号を測定できるようにする。新たに追加されたセル15bの側では、基地局10bが、同じ理由で、自身のセル15bにおいて、セル15bの隣接セルリストのブロードキャストを開始する。
或る所与の時間の後、基地局10bは、自身の隣接基地局10a及び10dのセル15a、15dが、第2の基準に従って、自身のセル15bに隣接したものであるかどうかをチェックする。この第2の基準は、第1の基準とは異なるものである。このような第2の基準は、一例として、基地局10bのセル15bと潜在的な隣接セル15a又は15dとの間でハンドオーバを確立するのに使用される接続Co1及びCo2のそれぞれを通じて転送された情報の量を表す。
基地局10bは、接続Co1にわたって観測されるような、セル15a及び15bを横切るハンドオーバに関する情報の量が、基地局10bのアクティビティに対してわずか(marginal)であると判断すると、所与のセル15aが、もはや自身のセル15bに隣接したものでないと決定する。このような場合に、基地局10bは、セル15bにおいてブロードキャストされる隣接セルリストを再構成して、セル15bに位置する移動端末30が、もはや、ハンドオーバを準備するために、セル15aに関する測定を行わないようにする。
同様に、このような場合には、基地局10aは、自身のセル15aのいずれかの隣接セルリストからいずれかのセル15bを除去することを自発的に決定することができる。
基地局10bは、ある基地局10との接続のアクティビティが、自身のアクティビティに対してわずかであると判断すると、隣接する基地局10a及び10dの一方との基地局接続解除手順を開始する。このような場合、基地局10bは、基地局10との接続を停止する。その基地局10が基地局10dである場合、接続Co2が解放され、関連したアクセスポートが、他のいくつかの基地局10とのさらに別の接続用に、基地局10b及び10dの双方で利用可能になる。そのために、解放した基地局10bは、自身のアクセスポートP10b2が現在利用可能であること、及び、アクセスポートP10b2が、もはやアクセスポートP10d2を介して基地局10dに接続されていないことをサーバ20に通知する。
基地局10b及び10dのセルの隣接セルリストは、それに応じて更新される。
その後、隣接セルリストは、限られた個数が隣接したものに収束する。
ハンドオーバ手順の場合、移動端末30の通信コンテキストは、接続Co1を介して基地局10aと10bとの間、接続Co2を介して基地局10bと10dとの間で交換される。
ここで、本発明の一般原理は、各基地局10が1つのセル15を管理する一例で開示されることに留意しなければならない。基地局10が複数のセル15を管理する場合、基地局10によって管理されるセル15のそれぞれについて、同じプロセスが実行される。
図2は、本発明によるサーバのアーキテクチャを表す図である。
サーバ20は、たとえば、バス201によって相互接続されるコンポーネント、及び、図5に開示するようなプログラムによって制御されるプロセッサ200に基づくアーキテクチャを有する。
バス201は、読み出し専用メモリROM202、ランダムアクセスメモリRAM203、電気通信ネットワークインターフェース206、及びデータベース204にプロセッサ200をリンクする。
メモリ203は、変数、及び、図5に開示するようなアルゴリズムに関係するプログラムの命令を収容することを目的とするレジスタを含む。
プロセッサ200は、図5に開示するようなアルゴリズムを実行する。
読み出し専用メモリ202は、図5に開示するようなアルゴリズムに関係するプログラムの命令を含む。これらの命令は、サーバ20の電源が投入された時にランダムアクセスメモリ203へ転送される。
サーバ20は、ネットワークインターフェース206を通じて電気通信ネットワーク50に接続されている。例として、ネットワークインターフェース206は、DSL(デジタル加入者線)モデム、又は、ISDN(サービス総合デジタル網)インターフェース、又は、PLC(電力線通信)インターフェース、又は、無線インターフェース等である。このようなインターフェースを通じて、サーバ20は、図5に関して開示されるように、基地局10へ情報を転送する。
データベース204は、基地局10の地理的ロケーションと、基地局10のそれぞれの国際ベース加入者識別子と、基地局10の利用可能なアクセスポートとを表す情報のような、基地局10に関係したすべての情報を含む。
図3は、本発明による基地局のアーキテクチャを表す図である。
基地局10は、たとえば、バス301によって相互接続されるコンポーネント、並びに、図4及び図6に開示するようなプログラムによって制御されるプロセッサ300に基づくアーキテクチャを有する。
バス301は、読み出し専用メモリROM302、ランダムアクセスメモリRAM303、ネットワークインターフェース304、及び無線インターフェース306にプロセッサ300をリンクする。
メモリ303は、変数と、隣接基地局のリストと、基地局10のセル15の隣接セルリストと、隣接セル15のそれぞれのオペレーションドメインと、図4及び図6で開示したようなアルゴリズムに関係したプログラムの命令とを収容することを目的としたレジスタを含む。
プロセッサ300は、ネットワークインターフェース304及び無線インターフェース306のオペレーションを制御する。
読み出し専用メモリ302は、図4及び図6に開示するようなアルゴリズムに関係するプログラムの命令を含む。これらの命令は、基地局10の電源が投入された時にランダムアクセスメモリ303へ転送される。
基地局10は、ネットワークインターフェース304を通じて電気通信ネットワーク50に接続されている。例として、ネットワークインターフェース304は、DSL(デジタル加入者線)モデム、又は、ISDN(サービス総合デジタル網)インターフェース、又は、PLC(電力線通信)インターフェース、又は、無線インターフェース等である。このようなインターフェースを通じて、基地局10は、サーバ20と情報を交換し、また、潜在的な隣接セル15を管理する隣接基地局10と情報を交換する。
ネットワークインターフェース304は、いくつかのアクセスポートを備える。各アクセスポートは、少なくとも1つの隣接セル15を管理する1つの基地局10との専用接続に使用される。ここで、1つの共通アクセスポートを、接続のために後に使用される所与のアクセスポートの未知の基地局との交渉用に専用化できることに留意しなければならない。別の特定のアクセスポートをサーバ20とのシグナリング用に専用化することができる。
無線インターフェース306は、基地局10のセル15に存在する移動端末30と通信することを可能にする。無線インターフェース306は、1つの無線アンテナ又は複数の無線アンテナを含み、各無線アンテナは、基地局10の所与の1つのセル15を受け持つ。
図4は、本発明による、基地局が無線セルラーネットワークに設置された時に基地局によって実行されるアルゴリズムである。
このようなアルゴリズムは、例として、基地局10が設置されて電気通信ネットワーク50に接続される時、又は、基地局10の電源が投入された時、又は、基地局10が或るロケーションから別のロケーションへ移動された時に、基地局10のプロセッサ300によって実行される。
ステップS400において、プロセッサ300は、基地局10のロケーションを表す情報を取得する。このような情報は、限定ではなく例として、図3に図示しないマンマシンインターフェースを通じて基地局10を設置した者から取得されるか、又は、基地局10内に含まれるか若しくは基地局10に接続される全地球測位システム(GPS)デバイスを通じて取得される。基地局10のロケーションを表す情報は、限定ではなく例として、基地局10が配置される建物の住所、基地局10が配置された建物内の電話線に割り当てられた電話番号、若しくは、基地局10bが配置される建物の住所を取り出すことを可能にする他のあらゆるネットワークアドレス、又は、基地局10のGPS座標、すなわち基地局10の位置の緯度、経度、及び高度である。
また、基地局10のロケーションを表す情報は、信号の振幅及びその信号に含まれる基地局10の識別子とすることもできる。これらの信号は、基地局10の各セル15内において一部の基地局10により送信され、基地局10又は基地局10に接続されるデバイスによって受信される。
ステップS401において、プロセッサ300は、サーバ20への登録メッセージの転送を命令する。この登録メッセージは、事前に取得された基地局10のロケーションと、基地局10の電気通信ネットワークアドレスと、基地局10のアクセスポートのそれぞれの識別子とを表す情報を含む。例として、基地局10が基地局10bである場合、プロセッサ300は、基地局10bのネットワークアドレス及び基地局10bのアクセスポートP10b1及びP10b2の識別子の転送を命令する。実現の一変形では、基地局10bは、他のいくつかの基地局10とのさらに別の接続の交渉又はさらに別の接続の初期化に使用しなければならないアクセスポートP10b1又はP10b2の識別子のみを転送する。実現の別の変形では、基地局10bは、サーバ20との通信に専用化された1つのアクセスポートP10b1又はP10b2の識別子も転送する。
次のステップS402において、プロセッサ300は、電気通信ネットワーク50を通じてサーバ20から応答メッセージを受信する。この応答メッセージは、第1の基準に従ってサーバ20により決定された隣接基地局10のリストを含む。この隣接基地局10のリストは、第1の基準に従って基地局10bに隣接したものである基地局10の、電気通信ネットワーク50内におけるアドレスを含む。図1の例によれば、このリストは、基地局10a及び10dのアドレスを含む。
より正確に言えば、隣接基地局10のリストは、基地局10bの隣接したものである基地局10a及び10dのそれぞれについて、今後の接続に利用可能な少なくとも1つのアクセスポートの識別子も含む。
次のステップS403において、プロセッサ300は、隣接基地局のリストに含まれる基地局10の少なくとも一部との接続を確立する。
より正確に言えば、基地局10bの利用可能なアクセスポートの個数が、隣接基地局のリストに含まれる基地局10の個数よりも少ない場合、プロセッサ300は、基地局10bの隣接基地局10のサブセットとの接続を確立し、RAMメモリ303に残りの部分を記憶する。
基地局10のそれぞれのアクセスポートを1つ予約して、これらを通して恒久的なシグナリング論理接続が2つの基地局10間で確立されることによって、2つの基地局10間で電気通信ネットワーク50を通じて接続が確立される。このようなアクセスポートの予約は、一変形では、アクセスポートの交渉に専用化された共通アクセスポートを通じての交渉フェーズ中に行うことができる。好ましくは、2つの基地局10が、たとえそれら基地局のセル15の3つ以上の間で隣接状態を伴う場合があっても、それら2つの基地局10間には、最大で1つの接続しか確立されない。
論理接続は、限定ではなく例として、IPシグナリング上で使用されるTCP(伝送制御プロトコル)プロトコル又はUDP(ユーザデータグラムプロトコル)プロトコルと互換性を有することができる。
各基地局10は、各接続に一意の識別子を割り当てる。このような識別子は、アクセスポートの識別子又はアクセスポート番号である。さらに、アクセスポート番号と基地局10のIPアドレスとを組み合わせたものは、一意のソケットを形成する。IPアドレスは、基地局10を識別するのに使用され、アクセスポート番号は、接続自体を識別する。
したがって、基地局10bが、別の基地局10、例として基地局10aと双方向シグナリング接続を確立すると、基地局10bは、自身のメッセージを、自身のIPアドレスと、基地局10aのIPアドレスと、基地局10bがその接続用に予約していたアクセスポートの識別子と、基地局10aにおいてまだ利用可能であるアクセスポートの識別子と共に送信する。同様に、基地局10aは、基地局10bのIPアドレスと、基地局10bから受信したアクセスポート識別子とで基地局10bをアドレス指定する。
本発明の別の実施モードでは、すべての基地局10は、基地局10間の共通シグナリングの目的で固定された同じ単一のアクセスポートを使用する。そのアクセスポートによって基地局10間で交換される信号は、発信側基地局10の識別情報を運ぶが、後に、交渉されたアクセスポートを通じて接続が確立される。
その後、基地局10bと基地局10aとの間には、Co1で示された第1の接続が、それら基地局の各アクセスポートP10b1及びP10a1を通じて確立される。さらに、基地局10bと基地局10dとの間には、Co2で示された第2の接続が、それら基地局の各アクセスポートP10b2及びP10d2を通じて確立される。
同じステップにおいて、プロセッサ300は、メッセージをサーバ20へ転送して、成功した各接続のアクセスポートが現在利用可能でないことをサーバ20に通知する。
ステップS404において、確立された各接続Co1及びCo2を通じて、プロセッサ300は、基地局10bの隣接基地局10a及び10dによって管理されるセル15a及び15dのリストと、隣接基地局10a及び10dによって管理されるセル15a及び15dのオペレーションドメインとを取得してRAMメモリ303に記憶する。
基地局10によって管理されるセル15のオペレーションドメインには、限定ではなく例として、基地局10のセル15において基地局10によって使用される周波数、及び/又は、基地局10のセル15において基地局10によって使用されるタイムスロット、及び/又は、基地局10のセル15において基地局10によって使用される符号が含まれる。
各隣接基地局10は、基地局10bとの確立された接続を通じて、自身のセル15のオペレーションドメインを転送する。
ステップS405において、プロセッサ300は、基地局10bのセル15bのオペレーションドメインを決定する。
そのために、プロセッサ300は、ステップS404でRAMメモリ303に記憶された隣接基地局10のセル15における、ステップS404で受信してRAMメモリ303に記憶したオペレーションドメインの、使用の出現数テーブル(occurrence table of usage)を構築する。
プロセッサ300は、自身のセル15bについて、自身の隣接基地局10のセル15の中で観測された出現数が最小のオペレーションドメインの中からオペレーションドメインを選択する。基地局10bが2つ以上のセル15bを制御する場合、このテーブルは、基地局10bのセル15bのオペレーションドメインも含む。オペレーションドメインが1つのセル15bについて選ばれるごとに、オペレーションドメインの使用のテーブルは更新される。次いで、後続のセル15bのオペレーションドメインが、出現数が最小であって、且つ、他のセル15bについてまだ選択されていないオペレーションドメインの中から選択される。
好ましくは、プロセッサ300は、基地局10bのセル15bについて、セル15bに隣接する基地局10bの隣接基地局10のセル15のみの中で観測された出現数が最小のオペレーションドメインの中からオペレーションドメインを選択する。
さらに別の好ましい実施の形態では、セル15bの隣接セル15aのオペレーションドメインの選択確率は、ステップS407で収集される、セル15aとセル15bとの間の隣接関係を定量化する監視情報の減衰関数(decaying function)である。
次のステップS406において、プロセッサ300は、各接続Co1及びCo2を通じて、セル15bのオペレーションドメインを自身の隣接基地局10a及び10dへ返信し、それら隣接基地局10a及び10dが、それら自身のオペレーションドメインの使用の出現数テーブルを維持できるようにする。
次のステップS407において、プロセッサ300は、ステップS403で確立された接続Co1及びCo2を通じて転送される情報の監視を起動する。
監視される情報は、例として、それぞれの各セル15に含まれる移動端末30のハンドオーバ手順に関係した、隣接基地局10aへ転送されるメッセージ及び/又は隣接基地局10aから受信されるメッセージである。
ハンドオーバ手順は、移動端末30が、最初のセル15bにおいて所与の基地局10bを通じて別の電気通信デバイスと通信しており、隣接基地局10aのセル15aに移動する時に行われる。ハンドオーバ手順の期間中に、所与の基地局10bは、移動端末30を受け持つことを停止しなければならず、隣接基地局10aは、移動端末30を受け持つことを開始しなければならず、それによって、通信の継続が可能になる。ソフトハンドオーバ手順の期間中には、隣接基地局10aは、移動端末30を受け持つことを開始しなければならない一方、所与の基地局10bは、移動端末30を受け持ち続け、それによって、マクロダイバーシティ及び複数のセルにわたる通信の同時継続が可能になる。
ハンドオーバ手順が移動端末30によって作動される場合、それは、移動端末30が、最初のセル15bにまだ位置している間に、セル15bのパイロット信号の電力強度よりも高い電力強度でセル15aからパイロット信号を受信することを意味し、セル15aが基地局10bのセル15bの有効な隣接セルであることを意味する。2つの基地局10間のハンドオーバ手順が実現される時、いくつかの特定のシグナリングメッセージが、2つの基地局10間で交換される。
2つ以上の移動端末30を伴う多数の連続したハンドオーバ手順又は並行したハンドオーバ手順にわたってこれらの情報を使用すると、基地局10bは、隣接基地局10のセル15の中で、どれが自身のセル15bのそれぞれの隣接セルであるかを判断することが可能である。
限定ではなく例として、セル15bから基地局10aによって管理されるセル15aへのハンドオーバ手順/基地局10aによって管理されるセル15aからセル15bへのハンドオーバ手順に関係したメッセージが、接続Co1を通じて転送されるごとに、プロセッサ300は、セル15bと基地局10aのセル15aとの間の隣接関係に関連したカウンタを増加させる。セル15bから基地局10dによって管理されるセル15dへのハンドオーバ手順/基地局10dによって管理されるセル15dからセル15bへのハンドオーバ手順に関係したメッセージが、接続Co2を通じて転送されるごとに、プロセッサ300は、基地局10aのセル15bと基地局10dのセル15dとの間の隣接関係に関連したカウンタを増加させる。
別の例として、ハンドオーバ手順に関係したメッセージが、接続Co1を通じて転送されるごとに、プロセッサ300は、接続Co1に関連したカウンタを増加させる。ハンドオーバ手順に関係したメッセージが、接続Co2を通じて転送されるごとに、プロセッサ300は、接続Co2に関連したカウンタを増加させる。
次のステップS408において、プロセッサ300は、自身の隣接基地局10のセル15が、第2の基準に従って自身のセルの隣接セルであるかどうかをチェックしなければならないかどうかを判断する。
限定ではなく例として、基地局10bのオペレーションの所定の時間後に、且つ/又は、定期的に、且つ/又は、接続Co1及びCo2を通じて転送された情報の量が所定の量に達した時に、プロセッサ300は、自身の隣接基地局10のセル15が、第2の基準に従って自身のセルの隣接セルであるかどうかをチェックしなければならないと判断する。
プロセッサ300が、自身の隣接基地局10のセル15が第2の基準に従って自身のセルの隣接セルであるかどうかをチェックしなければならない場合、プロセッサ300は、ステップS409に移動する。そうでない場合、プロセッサ300は、ステップS420に移動する。
ステップS420において、プロセッサ300は、隣接基地局10が自身との接続を抑制することを自身に通知するメッセージを隣接基地局10から受信したかどうかをチェックする。
メッセージが受信されない場合、プロセッサ300は、ステップS408に戻る。
このようなメッセージが受信された場合、プロセッサ300は、ステップS421に移動する。
ステップS421において、プロセッサ300は、メッセージを送信した基地局10を隣接基地局のリストから削除する。また、プロセッサ300は、メッセージを送信した基地局10が受け持つ1つ又は複数のセル15を、自身が受け持つセル15bの隣接セルリストから削除し、その基地局10が受け持つ1つ又は複数のセル15のオペレーションドメインをオペレーションドメインの使用のテーブルから削除する。
次のステップS422において、プロセッサ300は、基地局10bとステップS408でメッセージを送信した他の基地局10との間の接続が切断されたこと、及び、その接続のアクセスポートがさらに別のアクセスに現在利用可能であることをサーバ20に通知するメッセージをサーバ20へ転送する。
プロセッサ300は、次に、自身のセル15の新たなオペレーションドメインを定義するためにステップS405に戻る。セルのオペレーションドメインが、隣接セルのオペレーションドメインに従って、且つ/又は、ステップS407で収集された、監視された情報に従って定義される限り、プロセッサ300のセルのオペレーションドメインの新たな決定を行うことは興味深いことである(interesting)。
ここで、プロセッサ300が、ステップS403で自身の隣接基地局10のサブセットとの接続を確立している場合には、プロセッサ300はステップS403に移動し、RAMメモリ303に記憶された基地局10のうち残りの部分の基地局10を検討し、本アルゴリズムを継続することに留意しなければならない。
ステップS409において、プロセッサ300は、自身の隣接基地局10の可能性のあるものの1つとの第1の接続を検討する。例として、プロセッサ300は、接続Co1を検討する。
次のステップS410において、プロセッサ300は、その接続において何かアクティビティがあるかどうかをチェックし、監視された情報に従って、セルの隣接状況を更新する。
そのために、本発明の一実現モードでは、プロセッサ300は、処理中の接続に関連したカウンタの値を読み出す。カウンタの値が所定のしきい値よりも大きい場合、プロセッサ300は、その接続において何らかのアクティビティがあったものと判定し、ステップS411に移動する。逆の場合には、プロセッサ300は、ステップS413に移動する。
ここで、実現の一変形では、プロセッサ300は、接続Co1及びCo2に関連したカウンタのそれぞれの値の合計を計算して、処理中の接続に関連したカウンタの値を、計算した合計で除算し、それを所定のしきい値と比較することに留意しなければならない。
本発明の別の実現モードでは、プロセッサ300は、基地局10bの各セル15bと、離れた基地局10aの各セル15aとの間の隣接関係に関連したカウンタの値を読み出す。カウンタの値が、第1の所定のしきい値よりも大きく、且つ、そのセル15aが、まだ、セル15bの隣接セルリストの一部でない場合、セル15aは、セル15bの隣接セルリストに追加される。カウンタの値が、第2の所定のしきい値よりも小さく、且つ、そのセル15aが、セル15bの隣接セルリストの一部である場合、セル15aは、セル15bの隣接セルリストから削除される。これが、すべてのセル15b及び15aについて行われると、プロセッサ300は、セル15bの更新された隣接セルリストのブロードキャストを開始するように無線インターフェース306に通知する。
ここで、実現の一変形では、プロセッサ300は、カウンタのそれぞれの値の合計を計算して、処理中の接続に関連したカウンタのそれぞれの値を、計算した合計で除算し、それを所定のしきい値と比較することに留意しなければならない。
ステップS411において、プロセッサ300は、アクティビティがチェックされていない他の接続があるかどうかをチェックする。
アクティビティがチェックされていない少なくとも1つの接続がある場合、プロセッサ300は、ステップS412に移動して、別の接続を検討し、ステップS410に戻る。
アクティビティがチェックされていない接続がもはやない場合、プロセッサ300は、ステップS408に戻る。
ステップS413において、プロセッサ300は、処理中の接続を通じて自身が接続されている基地局10を隣接基地局のリストから削除する。また、プロセッサ300は、処理中の接続を通じて自身が接続されている基地局10が受け持つセルを、自身が受け持つセル15の隣接セルリストから削除し、その基地局10が受け持つセルのオペレーションドメインを、オペレーションドメインの使用のテーブルから削除する。
2つの基地局のセル間のハンドオーバの量が限られているか、又は、ゼロである限り、それは、基地局10が隣接したものであるにもかかわらず、それら基地局10の各セル15を第2の基準に従って隣接したものとみなすことができないことを意味する。
次のステップS414において、プロセッサ300は、処理中の接続を通じて自身がリンクされている基地局10へ、その接続が抑制されることを基地局10に通知するメッセージを送信し、その接続のアクセスポートを解放する。
次のステップS415において、プロセッサ300は、その接続のアクセスポートが現在利用可能であることをサーバ20に通知するメッセージをサーバ20へ転送する。好ましくは、プロセッサ300は、その接続に使用された隣接基地局10のアクセスポートが現在利用可能であることもサーバに通知する。
プロセッサ300は、次に、自身のセル15の新たなオペレーションドメインを定義するためにステップS405に戻る。
ここで、プロセッサ300が、ステップS403で、自身の隣接基地局10の可能性のあるもののサブセットとの接続を確立している場合に、プロセッサ300は、ステップS403に移動し、RAMメモリ303に記憶された基地局のうち残りの部分の基地局10を検討し、すでに説明したのと同様にこのアルゴリズムを実行することに留意しなければならない。
図5は、本発明による、基地局が無線セルラーネットワークに設置された時にサーバによって実行されるアルゴリズムである。
本アルゴリズムは、サーバ20のプロセッサ200によって実行される。
ステップS500において、プロセッサ200は、メッセージがネットワークインターフェース206から受信されたかどうかをチェックする。メッセージが受信されない限り、プロセッサ200は、ステップS500によって構成されるループを実行する。
メッセージがネットワークインターフェース206から受信されると、プロセッサ200は、そのメッセージの内容をRAMメモリ203に記憶し、ステップS503に移動する。
ステップS503において、プロセッサ200は、メッセージを送信した基地局10が、サーバ20にすでにアクセスしたかどうかをチェックする。そのために、プロセッサ200は、隣接基地局のリストがその基地局10について作成されたかどうか、又は、データベース204がその基地局10の利用可能なアクセスポートのリストを含むかどうかをチェックする。
メッセージを送信した基地局10が、サーバ20にすでにアクセスしていた場合、プロセッサ200は、ステップS504に移動する。そうでない場合、プロセッサ200は、ステップS507に移動する。
ステップS507において、プロセッサ200は、或る第1の判定基準に従って、メッセージを送信した基地局10の隣接基地局10を決定する。
この第1の判定基準は、好ましくは、基地局の地理的ロケーション間の距離である。
ステップS500でRAM203に記憶された受信メッセージに含まれていた基地局10の地理的ロケーションを表す情報から、プロセッサ200は、データベース204を調べ、所定の距離判定基準、又は、所与の個数の隣接基地局10を見つけるように選ばれた距離判定基準で、そのロケーションに近接する基地局10の集合を決定する。
メッセージを送信した基地局10のロケーションを表す情報が、その基地局10が配置される建物の住所である場合、プロセッサ200は、その住所から、基地局10の緯度、経度、及び高度を求め、そのロケーションに近接する基地局10の集合を決定する。
メッセージを送信した基地局10のロケーションを表す情報が、その基地局10が配置された建物内の電話線に割り当てられた電話番号である場合、プロセッサ200は、その電話番号から住所を求め、次いで、基地局10bの緯度、経度、及び高度を求め、そのロケーションに近接する基地局10の集合を決定する。
メッセージを送信した基地局10のロケーションを表す情報が、その基地局10のGPS座標、すなわち基地局10の位置の緯度、経度、及び高度である場合、プロセッサ200は、そのロケーションに近接する基地局10の集合を決定する。
基地局10のロケーションを表す情報が、メッセージを送信した基地局10によって測定された信号の振幅及び識別子である場合、プロセッサ200は、このような識別された信号から、その基地局10の緯度、経度、及び高度の見積もりを求め、その見積もったロケーションに隣接する基地局10の集合を決定する。
次のステップS508において、プロセッサ200は、メッセージを送信した基地局10に近接した各基地局10について、電気通信ネットワーク50内におけるそのアドレス及び少なくとも1つの利用可能なアクセスポートの識別子をデータベース204から取り出す。プロセッサ200は、次に、受信したメッセージに含まれていた基地局10の地理的ロケーションと、隣接基地局10のアドレスを有する決定された隣接基地局のリストと、決定されたリストに含まれる各基地局10の選択された利用可能なアクセスポートとを表す情報をデータベース204に追加する。次のステップS509において、プロセッサ200は、メッセージを送信した基地局10へ、電気通信ネットワーク50を通じて、隣接基地局10のリストを含む応答メッセージを転送することを命令する。
隣接基地局10のリストは、メッセージを送信した基地局10のアドレスと、メッセージを送信した基地局10に近接した各基地局10のアドレスと、メッセージを送信した基地局10に近接した各基地局10の利用可能なアクセスポートの識別子とを含む。
メッセージが転送されると、プロセッサ200は、ステップS500に戻り、処理されるべき新たなメッセージの受信を待つ。
ステップS503において、プロセッサ20が、メッセージを送信した基地局10がサーバ20にすでにアクセスしていたと判断した場合、プロセッサ200は、ステップS504に移動する。
そのステップにおいて、プロセッサ200は、ステップS500でRAM203に記憶された、受信したメッセージが、基地局10のアクセスポートの利用可能ステータスを表しているかどうかをチェックする。このようなメッセージは、図4のアルゴリズムのステップS415又はS422で転送されたメッセージと同様のものである。
受信したメッセージが、基地局10のアクセスポートの利用可能ステータスを表している場合、プロセッサ200は、ステップS505に移動し、データベース204において、メッセージを送信した基地局10のアクセスポートのリストにおけるアクセスポートステータスを更新する。この更新は、そのアクセスポートが利用可能であることを利用可能ステータスが示す場合にそのアクセスポートを利用可能であるとマーク付けすることによるか、又は、そのアクセスポートが利用不可であることを利用可能ステータスが示す場合にそのアクセスポートを利用不可であるとマーク付けすることにより行われる。アクセスポートが利用不可であるとしてマーク付けされている場合、プロセッサ200は、メッセージを送信した基地局にそのリンクを通じて接続されていた基地局10を、メッセージを送信した基地局10の隣接基地局のリストから削除する。
プロセッサ200は、ステップS500に戻って、処理されるべき新たなメッセージの受信を待つ。
受信したメッセージが、基地局10のアクセスポートの利用可能ステータスを表していない場合、プロセッサ200は、すでに説明したステップS507に移動して、メッセージの処理を継続する。
図6は、本発明による、無線セルラーネットワークに設置される基地局の隣接基地局によって実行されるアルゴリズムである。
ステップS600において、例として基地局10aのプロセッサ300は、メッセージがネットワークインターフェース304から受信されたかどうかをチェックする。メッセージが受信されない限り、プロセッサ300は、ステップS600によって構成されるループを実行する。
メッセージが、ネットワークインターフェース304から、例として基地局10bから受信されると、プロセッサ300は、そのメッセージをRAM203に記憶し、ステップS603に移動する。
ステップS603において、プロセッサ300は、メッセージを送信した基地局10がプロセッサ300によって知られているかどうかをチェックする。そのために、プロセッサ300は、そのメッセージが、すでに確立された接続から受信されたかどうかをチェックする。
メッセージを送信した基地局10が知られている場合、プロセッサ300は、ステップS606に移動する。そうでない場合、プロセッサ300は、ステップS604に移動する。
ステップS604において、プロセッサ300は、図4のステップS403で開示したような接続確立に応答して接続確立に進む。
同じステップにおいて、実現の一変形では、プロセッサ300は、その接続のアクセスポートが現在利用不可であることをサーバ20に通知するメッセージをサーバ20へ転送する。
次のステップS605において、プロセッサ300は、自身のセル15のオペレーションドメインを、メッセージを送信した基地局10へ転送する。次に、プロセッサ300は、ステップS600に戻る。
ステップS606において、プロセッサ300は、受信したメッセージが、基地局10とメッセージを送信した基地局10との間の接続が解放されたことを基地局10に通知するメッセージであるかどうかをチェックする。
メッセージが接続解放メッセージでない場合、ステップS600でRAM203に記憶されたメッセージは、メッセージを送信した基地局10の1つ又は複数のセルのオペレーションドメインを含む。プロセッサ300は、次に、ステップS607に移動し、自身の隣接基地局10のセル15のオペレーションドメインの使用の出現数テーブルを更新する。
その後、プロセッサ300は、後に開示するステップS611に移動する。
メッセージが接続解放メッセージである場合、プロセッサ300は、ステップS608に移動する。
そのステップS608において、プロセッサ300は、メッセージを送信した基地局10を隣接基地局のリストから削除し、メッセージを送信した基地局10が受け持つセルを、オペレーションドメインの使用の出現数テーブルから削除し、その基地局10のセルのオペレーションドメインを、オペレーションドメインの使用のテーブルから削除し、そのセルを隣接セルリストから削除する。基地局10が受け持っている各セルについて、プロセッサ300は、更新された隣接セルリストのブロードキャストを開始するように無線インターフェース306に指示する。
ステップS609において、プロセッサ300は、メッセージを送信した基地局10との接続を解放する。
実現の一変形では、プロセッサ300は、ステップS610で、解放される接続に使用されていたアクセスポートが現在利用可能であることをサーバ20に通知するメッセージをサーバ20へ転送する。プロセッサ300は、次に、ステップS611に移動する。
次のステップS611において、プロセッサ300は、変更されたオペレーションドメインの使用のテーブルを使用して、自身のセル15のオペレーションドメインを決定する。
プロセッサ300は、自身のセル15について、自身の隣接基地局10のセルの中で観測された出現数が最小のオペレーションドメインの中からオペレーションドメインを選択する。基地局10が2つ以上のセルを制御する場合、このテーブルは、自身のセル15のすべてのオペレーションドメインも含む。オペレーションドメインが1つのセル15について選ばれるごとに、オペレーションドメインの使用のテーブルは更新される。次に、後続のセル15のオペレーションドメインが、出現数が最小であって、且つ、他のセル15についてまだ選択されていないオペレーションドメインの中から選択される。
好ましい一実施の形態では、プロセッサ300は、自身の基地局10のセル15について、自身の基地局10のセル15に隣接する隣接基地局10のセル15の中でのみ観測された出現数が最小のオペレーションドメインの中からオペレーションドメインを選択する。
次のステップS612において、プロセッサ300は、自身のセル15の決定したオペレーションドメインを、各接続を通じて自身のすべての隣接基地局10へ転送する。次に、プロセッサ300は、ステップS600に戻る。
当然ながら、本発明の範囲から逸脱することなく、上述した本発明の実施の形態に多くの変更を行うことができる。

Claims (1)

  1. セルの隣接状態およびセルオペレーションを管理する基地局であって、
    前記セルは無線セルラーネットワークのセルであり、
    前記無線セルラーネットワークは、前記基地局と第2の基地局との間で情報の転送を可能にする電気通信ネットワークを備え、
    前記無線セルラーネットワークは、前記電気通信ネットワークにリンクされたサーバを備える
    基地局において、
    前記基地局は、
    前記基地局および前記第2の基地局の間の接続を確立するために用いられ、前記電気通信ネットワークにおいて前記第2の基地局を識別する情報を、前記基地局において前記サーバから受信するように構成された第1のユニットと、
    前記電気通信ネットワークを通じて前記基地局および前記第2の基地局の間の接続を確立するように構成された第2のユニットと、
    前記第2の基地局によって管理される第2のセルのオペレーションドメインを表す情報を前記基地局において受信するように構成された第3のユニットと、
    前記基地局において、前記第2のセルの前記オペレーションドメインを表す前記情報に従って、前記基地局によって管理される第1のセルのオペレーションドメインを決定するように構成された第4のユニットと、
    前記第2の基地局との前記接続を解放するように構成された第5のユニットと
    を備える、基地局。
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