JP2010281718A - 魚群探知機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の魚群探知機は、送信信号生成部、送受波器、周波数変換部、送受切替部、A/D変換部、信号処理部を備える。送受波器は、音波を水中に送信し、水中からの音波のエコーを受信する。周波数変換部は、エコーの周波数を低周波に変換して、低周波エコーを生成する。A/D変換部は、低周波エコーをデジタル信号に変換し、デジタルエコー信号を生成する。信号処理部は、デジタルエコー信号を信号処理することで、水中の状況を画面表示できる信号に変換する。周波数変換部は、第1変換手段と第2変換手段とを備える。第1変換手段は、所定の周波数での利得が大きくなるような周波数特性を持つアンプ機能と、エコーの周波数を高くするミキサー機能とを有する。第2変換手段は、第1変換手段の出力の周波数を所定の周波数よりも低くする。
【選択図】図2
Description
図6は、インダクタンスを含む利得調整回路の例を示す図である。図7に、利得調整回路171をギルバート回路143の利得調整端子1434に接続した場合の、ギルバート回路143のアンプ機能部1438の利得の周波数特性の概要を示す。利得調整回路171は、抵抗1711とインダクタ1712が直列に配置されている。このような回路を用いれば、アンプ機能部1438の利得の周波数特性は高周波領域で小さくなる。そして、抵抗1711とインダクタ1712の値を適宜設計することにより、エコーの周波数finでの利得を大きくし、周波数3flocal±foutなどの高調波近傍の周波数での利得を小さくできる。
図8は、抵抗とインダクタとコンデンサの直列回路で構成された利得調整回路の例を示す図である。図9に、利得調整回路172をギルバート回路143の利得調整端子1434に接続した場合の、ギルバート回路143のアンプ機能部1438の利得の周波数特性の概要を示す。利得調整回路172は、抵抗1721、インダクタ1722、コンデンサ1723が直列に配置されている。このような回路を用いれば、利得のピークを作ることができる。そして、抵抗1721、インダクタ1722、コンデンサ1723の値を適宜設計することにより、利得のピークをエコーの周波数finに設定できる。そして、周波数3flocal±foutなどの高調波近傍の周波数での利得を小さくできる。
利得調整回路172の場合、利得のピークが1つであった。この例ではピークを複数にした利得調整回路について説明する。図10は、複数の利得のピークを設定するための利得調整回路の構成例を示す図である。図11に、利得調整回路173をギルバート回路143の利得調整端子1434に接続した場合の、ギルバート回路143のアンプ機能部1438の利得の周波数特性の概要を示す。利得調整回路173は、抵抗1721n、インダクタ1722n、コンデンサ1723nの直列回路がN個存在し(Nは1以上の整数、nは1以上N以下の整数)、直列回路同士は並列に接続されている。このような回路を用いれば、複数の利得のピークを作ることができる。そして、抵抗1721n、インダクタ1722n、コンデンサ1723nの値を適宜設計することにより、利得のピークをエコーの周波数finnに設定できる。そして、周波数3flocal±foutnなどの高調波近傍の周波数での利得を小さくできる。
この例ではピークに幅がある利得調整回路について説明する。図12は、利得のピークに幅を持たせるための利得調整回路の構成例を示す図である。図13に、利得調整回路174をギルバート回路143の利得調整端子1434に接続した場合の、ギルバート回路143のアンプ機能部1438の利得の周波数特性の概要を示す。利得調整回路174は、インダクタ17421、コンデンサ17431の直列回路と、インダクタ17422、コンデンサ17432の直列回路が並列に接続されている。そして、それぞれのインダクタとコンデンサとの接続点同士を抵抗1741で接続している。このような回路を用いれば、利得のピークに幅を作ることができる。そして、抵抗1741、インダクタ17421、17422、コンデンサ17431、17432の値を適宜設計することにより、利得のピークに幅を持たせることができ、すべてのエコーの周波数での利得を大きくできる。そして、高調波近傍の周波数での利得を小さくできる。例えば、インダクタ17421、コンデンサ17431の直列回路は、利得を高くしたい周波数帯の最低周波数で利得がピークとなるように設計する。そして、インダクタ17422、コンデンサ17432の直列回路は、利得を高くしたい周波数帯の最高周波数で利得がピークとなるように設計すればよい。
この例では、さらにピークの幅を広げるための利得調整回路について説明する。図14は、利得のピークに広い幅を持たせるための利得調整回路の構成例を示す図である。図15に、利得調整回路175をギルバート回路143の利得調整端子1434に接続した場合の、ギルバート回路143のアンプ機能部1438の利得の周波数特性の概要を示す。利得調整回路175は、インダクタ17421、コンデンサ17431の直列回路と、インダクタ17422、コンデンサ17432の直列回路と、インダクタ17423、コンデンサ17433の直列回路が並列に接続されている。そして、それぞれのインダクタとコンデンサとの接続点同士を抵抗17411、17412、17413で接続している。
141 第1変換手段 142 局部発振回路
143 ギルバート回路 149 第2変換手段
150、950 A/D変換部
171、172、173、174、175 利得調整回路
910 送信信号生成部 920 送受波器
930 送受切替部 960 信号処理部
1431 エコー入力端子 1433 出力端子
1434 利得調整端子 1435 バイアス端子
1437 定電流回路部 1438 アンプ機能部
1439 ミキサー機能部
Claims (7)
- 所定の周波数の送信信号を生成する送信信号生成部と、
前記送信信号に対応した音波を水中に送信し、水中からの前記音波のエコーを受信する送受波器と、
前記エコーの周波数を低周波に変換して、低周波エコーを生成する周波数変換部と、
前記送信信号を前記送信信号生成部から受け取り前記送受波器に伝達するとともに、前記エコーを前記送受波器から受け取り前記周波数変換部に伝達する送受切替部と、
前記低周波エコーをデジタル信号に変換し、デジタルエコー信号を生成するA/D変換部と、
前記デジタルエコー信号を信号処理することで、水中の状況を画面表示できる信号に変換する信号処理部と
を備え、
前記周波数変換部は、
前記所定の周波数での利得が大きくなるような周波数特性を持つアンプ機能と、前記エコーの周波数を高くするミキサー機能とを有する第1変換手段と、
前記第1変換手段の出力の周波数を前記所定の周波数よりも低くする第2変換手段を有する
ことを特徴とする魚群探知機。 - 請求項1記載の魚群探知機であって、
前記第1変換手段は、
局部発振回路と、
インダクタンスを含む利得調整回路によって利得に周波数特性が与えられたギルバート回路により構成されている
ことを特徴とする魚群探知機。 - 請求項2記載の魚群探知機であって、
前記利得調整回路は、抵抗とインダクタの直列回路である
ことを特徴とする魚群探知機。 - 請求項2記載の魚群探知機であって、
前記所定の周波数が、1または複数あり、
前記利得調整回路は、
前記所定の周波数ごとに利得がピークとなるように構成された抵抗とインダクタとコンデンサの直列回路が、前記所定の周波数の数だけ並列に接続された回路である
ことを特徴とする魚群探知機。 - 請求項2記載の魚群探知機であって、
前記所定の周波数が、幅を有する周波数帯であり、
前記利得調整回路は、
前記周波数帯の最大周波数で利得がピークとなるように構成されたインダクタとコンデンサの直列回路と前記周波数帯の最低周波数で利得がピークとなるように構成されたインダクタとコンデンサの直列回路とが並列に接続され、
前記直列回路のインダクタとコンデンサとの接続箇所同士を抵抗で接続した回路である
ことを特徴とする魚群探知機。 - 請求項2記載の魚群探知機であって、
前記所定の周波数が、幅を有する周波数帯であり、
前記利得調整回路は、
前記周波数帯の最大周波数で利得がピークとなるように構成されたインダクタとコンデンサの直列回路と、前記周波数帯の最低周波数で利得がピークとなるように構成されたインダクタとコンデンサの直列回路と、前記周波数帯の中心付近の周波数で利得がピークとなるように構成されたインダクタとコンデンサの直列回路とが並列に接続され、
前記直列回路のインダクタとコンデンサとの接続箇所同士をそれぞれ抵抗で接続した回路である
ことを特徴とする魚群探知機。 - 請求項2から6記載のいずれかに記載の魚群探知機であって、
前記所定の周波数は、25kHz〜250kHzであり、
前記局部発振回路の発振周波数は、500kHz〜700kHzである
ことを特徴とする魚群探知機。
Priority Applications (1)
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JP2009135976A JP5468312B2 (ja) | 2009-06-05 | 2009-06-05 | 魚群探知機 |
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JP5468312B2 JP5468312B2 (ja) | 2014-04-09 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105589073A (zh) * | 2014-10-24 | 2016-05-18 | 中国科学院声学研究所 | 一种基于Walsh变换的鱼类主动声学识别方法 |
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-
2009
- 2009-06-05 JP JP2009135976A patent/JP5468312B2/ja active Active
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