JP2010281551A - 給湯器 - Google Patents

給湯器 Download PDF

Info

Publication number
JP2010281551A
JP2010281551A JP2009137741A JP2009137741A JP2010281551A JP 2010281551 A JP2010281551 A JP 2010281551A JP 2009137741 A JP2009137741 A JP 2009137741A JP 2009137741 A JP2009137741 A JP 2009137741A JP 2010281551 A JP2010281551 A JP 2010281551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas cooler
housing
compressor
refrigerant
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009137741A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5368175B2 (ja
Inventor
Hirokazu Yoneda
弘和 米田
Toru Saito
亨 斉藤
Takeshi Yoshida
剛 吉田
Yuuki Ninomiya
勇樹 二宮
Yuki Mitsumoto
由記 光元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mayekawa Manufacturing Co
Original Assignee
Mayekawa Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mayekawa Manufacturing Co filed Critical Mayekawa Manufacturing Co
Priority to JP2009137741A priority Critical patent/JP5368175B2/ja
Publication of JP2010281551A publication Critical patent/JP2010281551A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5368175B2 publication Critical patent/JP5368175B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】水熱源蒸発器を備えた給湯器の狭いハウジング内の空間を有効利用して構成機器の配置を容易にすると共に、構成機器の保守点検作業を安全かつ容易にする。
【解決手段】方形のハウジング12の背面12dを遮蔽された配管板20とパネル板18を取り外し可能なパネル板18とで構成し、配管板20にガスクーラユニット24やプレート型熱交換器32a、32bに接続される各給排水管36〜42を通す。ハウジング12の基板14上にガスクーラユニット24と圧縮機22とを並列配置し、スライド機構によってハウジング外へスライド可能とする。ガスクーラユニット24の上方にプレート型熱交換器32a、32bを配置することで、省スペース化を図り、これら機器をハウジング外で保守点検作業を可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばCOを冷媒としヒートポンプサイクルを構成する給湯器において、ハウジング内に設けられた機器類の保守点検を容易にした給湯器に関する。
本出願人等は、先に、圧縮機、ガスクーラ、キャピラリチューブ等の膨張器、及び蒸発器(例えば、空気を熱源とする熱交換器)を備え、COを冷媒としてヒートポンプサイクルを構成し、COを圧縮機の吐出側で超臨界状態とすることにより、90℃程度の高温水を供給可能な給湯装置を提案している(特許文献1)。
このような給湯装置は、通常ハウジング内の基礎面に前記機器類が配設されたユニット構造の給湯器となっている。空気熱源熱蒸発器を備えた給湯器は、蒸発器を流れる冷媒に蒸発潜熱を供給する空気流を形成するための空間をハウジング内に設ける必要がある。その分ハウジングの容積が大型化する傾向にあるが、逆にヒートポンプサイクルを構成する機器類をハウジング内に収納する場合に、スペースにある程度余裕がある。
一方、水熱源蒸発器を備えた給湯器は、蒸発器に給水配管を接続するだけでよく、ハウジング内に外気流を形成する必要がないので、ハウジングを小型化できる。しかし、逆に、ヒートポンプサイクルを構成する機器類を狭いハウジング内に収納する場合に、各機器の配置に工夫を要する。
特開2007−303807号公報
前述のように、水熱源蒸発器を備えた給湯器の場合、ハウジング内の狭いスペースに構成機器類を収納するため、ハウジング内の狭いスペースに作業員の手が届かず、保守点検作業が面倒になるという問題がある。また、狭いハウジング内での保守点検作業は、場合によっては危険を伴う。
そこで、本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、水熱源蒸発器を備えた給湯器において、狭いハウジング内の空間を有効利用して構成機器の配置を容易にすると共に、構成機器の保守点検作業を安全かつ容易にできるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明の給湯器は、
方形のハウジング内に給湯用の冷媒が循環する圧縮機、ガスクーラ、膨張器、及び水熱源蒸発器を含むヒートポンプサイクルを内包してなる給湯器において、
前記ハウジングの一側面を、端側に位置し上下方向に延在して遮蔽された幅狭の配管領域と、該配管領域以外の開放可能な保守点検領域とに区画し、
ガスクーラ及び水熱源蒸発器に接続された給排水管を該配管領域を通してハウジングの外部へ導設し、
該ハウジング内の基板上で該ガスクーラ及び圧縮機を該ガスクーラを該一側面寄りにして並列配置すると共に、該ガスクーラの上方に前記水熱源蒸発器を配置し、
該ガスクーラ及び圧縮機にハウジング外にスライド可能とするスライド機構を設け、該ガスクーラを保守点検領域からハウジング外へ引き出し可能とすると共に、該圧縮機を該一側面と対向する側面からハウジング外へ引き出し可能に構成したものである。
本発明の給湯器では、前記構成により、保守点検作業に、ガスクーラ及び水熱源蒸発器を前記保守点検領域からハウジング外に引き出し、圧縮機を該保守点検領域と反対側からハウジング外に引き出すことができる。これによって、保守点検作業が容易になる。
また、保守点検領域に配置されたガスクーラ及び水熱源蒸発器に向けて配管領域から給排水管を導設しているので、ガスクーラ及び水熱源蒸発器の引き出し進路に給排水管が交差しない。そのため、ガスクーラ及び水熱源蒸発器の引き出し時給排水管がじゃまにならない。
また、最重量で大型の圧縮機は、配管領域のない反対側の側面からハウジング外へ引き出すようにしているので、引き出し幅を十分取ることができる。
さらに、ガスクーラの上方に水熱源蒸発器を配置したことにより、ハウジング内の床面積を低減できると共に、圧縮機より背が低いガスクーラの上方に水熱源蒸発器を配置したことにより、ハウジングの高さを抑えることができる。
本発明において、前記ガスクーラが、並列に配置された複数の熱交換管群と、該複数の熱交換管群の入口側及び出口側に設けられた冷媒入口ヘッダ及び冷媒出口ヘッダと、該複数の熱交換管群、該冷媒入口ヘッダ及び冷媒出口ヘッダが収納されたケーシングとからなり、該冷媒入口ヘッダ及び冷媒出口ヘッダが該熱交換管群の上方に配置されてなるようにするとよい。
冷媒入口ヘッダ及び冷媒出口ヘッダを熱交換管群の上方に配置することによって、該ケーシングの外形寸法を短縮できる。そのため、ガスクーラを保守点検領域より幅狭とすることが容易になり、ガスクーラを保守点検領域からハウジング外に引き出すのが容易になる。
本発明において、水熱源蒸発器を複数のプレート型熱交換器を並列配置するようにすれば、必要能力を低下させることなく、水熱源蒸発器をコンパクトにできる。
また、給排水管を少なくともハウジング内で可撓管で構成すれば、ガスクーラや水熱源蒸発器から給排水管を外すことなく、ガスクーラや水熱源蒸発器の引き出しが可能となる。
本発明において、ガスクーラのスライド機構が、該ガスクーラの下部に固定され基板に当接するスライド面を有する低摩擦材で構成されるようにするとよい。これによって、該スライド機構を低コストにすることができる。
本発明において、圧縮機のスライド機構が、圧縮機の下部で前記基板に対向配置された凹部と、該凹部に嵌合固定され該基板に当接するスライド面を有する低摩擦材とからなるようにするとよい。該スライド機構を低コストにすることができる。
本発明において、冷媒がCOであり、圧縮機の出口側でCOが超臨界状態となるヒートポンプサイクルを構成するとよい。これによって、ガスクーラで90℃を越える用途の広い高温水を高効率で製造可能になる。
本発明の給湯器によれば、方形のハウジング内に給湯用の冷媒が循環する圧縮機、ガスクーラ、膨張器、及び水熱源蒸発器を含むヒートポンプサイクルを内包してなる給湯器において、前記ハウジングの一側面を、端側に位置し上下方向に延在して遮蔽された幅狭の配管領域と、該配管領域以外の開放可能な保守点検領域とに区画し、ガスクーラ及び水熱源蒸発器に接続された給排水管を該配管領域を通してハウジングの外部へ導設し、該ハウジング内の基板上で該ガスクーラ及び圧縮機を該ガスクーラを該一側面寄りにして並列配置すると共に、該ガスクーラの上方に前記水熱源蒸発器を配置し、該ガスクーラ及び圧縮機にハウジング外にスライド可能とするスライド機構を設け、該ガスクーラを保守点検領域からハウジング外へ引き出し可能とすると共に、該圧縮機を該一側面と対向する側面からハウジング外へ引き出し可能に構成したことにより、ハウジングを省スペース化できると共に、ハウジング内に配置された構成機器の保守点検作業を安全かつ容易に行なうことができる。また、複数の水熱源蒸発器(給湯器)を設置する場合に、前記ハウジングの一側面及び該一側面と対向する側面を除くその他の側面の内側に、該水熱源蒸発器を並列配置し、省スペース化することができる。
本発明の一実施形態に係る給湯器の全体斜視図である。 ハウジングを省略した前記給湯器の平面図である。 前記給湯器のガスクーラユニット24の正面図である。 前記給湯器のガスクーラユニット24の右側面図である。 図3中のA部詳細図である。 図5中のB−B線に沿う断面図である。 前記給湯器の圧縮機22のスライド機構の斜視図である。 図7中のC−C線に沿う断面図である。 前記給湯器の圧縮機22の低摩擦台94の斜視図である。 前記給湯器のヒートポンプサイクルのブロック線図である。 前記給湯器の運転手順を示すフローチャートである。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
本発明をCOを冷媒としてヒートポンプサイクルを構成する給湯器に適用した一実施形態を図1〜図11に基づいて説明する。
まず、図1及び図2で本実施形態に係る給湯器10の全体構成を説明する。図1及び図2において、給湯器10のハウジング12内には、ハウジング12の底面を構成し平坦面を有する基板14が設けられている。ハウジング12の上面12aは正方形をなし、四方側面は上下方向に長辺を有する長方形をなしている。該上面12aは閉鎖壁面をなし、四隅にフック等の吊り具を引っ掛けるためのアイボルト16が固着されている。
ハウジング12の四方側面は、背面の一部に設けられた配管板20を除き、化粧板等の開閉可能に構成されたパネル板18で遮蔽されている。基板14上には圧縮機22とガスクーラユニット24とが正面12b又は背面12dに略平行に並列に配置されている。即ち、正面12b寄りに圧縮機22が配置され、背面12d寄りにガスクーラユニット24が配置されている。圧縮機22とガスクーラユニット24との中間で右側面12c近傍に円筒状の超臨界タンク26が上下方向に立設されている。
ガスクーラユニット24の四隅外側には4本の脚27が立設され、脚27の上端は横フレーム28で接続され、横フレーム28には支持フレーム30が架設されている。支持フレーム30の上面に一対のプレート型熱交換器32a及び32bが固定されている。
パネル板18は取り外し可能になっており、後述するように、パネル板18を取り外した後の開放空間から、圧縮機22、ガスクーラユニット24及びプレート型熱交換器32a、32b等をハウジング外に引き出し可能に構成されている。
背面12dに設けられた配管板20は、狭幅Lを有して、上下方向に延在している。取り外し可能なパネル板18の配置領域は幅広の保守点検領域Lを形成している。保守点検領域Lは配管板20の幅Lよりずっと大きく、かつ脚26間の間隔L又はガスクーラユニット24の長辺Lより若干大きい。即ち、L>L>Lの関係になっている。
ガスクーラユニット24の配管板20には上下方向に一列に4個の通管孔34a〜dが穿設されている。最上部にある通管孔34aにはハウジング外から熱源給水管36が挿通され、熱源給水管36はハウジング12内で2本に分岐し、各分岐管は夫々一対のプレート型熱交換器32a及び32bの給水口に接続されている。通管孔34bにはハウジング外から熱源排水管38が挿通され、熱源排水管38はハウジング内で2本に分岐し、各分岐管は夫々一対のプレート型熱交換器32a及び32bの排水口に接続されている。
通管孔34cにはハウジング外から給湯用水供給管40が挿通され、給湯用水供給管40はハウジング内でガスクーラユニット24の上面隅部に接続されている。通管孔34dにはハウジング外から出湯管42が挿通され、出湯管42はハウジング上面の給湯用水供給管40の傍に接続されている。なお、熱源給水管36、熱源排水管38、給湯用水供給管40及び出湯管42はフレキシブルな可撓管で構成されている。
図3及び図4において、ガスクーラユニット24は、6個のコイル状に形成された熱交換管群46と、熱交換管群46の上部に配置された冷媒入口ヘッダ48及び冷媒出口ヘッダ50と、各熱交換管群46を冷媒入口ヘッダ48及び冷媒出口ヘッダ50に並列に接続する枝管52と、これらの機器を収納した直方体状のケーシング44とからなる。冷媒入口ヘッダ48は、冷媒入口配管49に接続され、冷媒出口ヘッダ50は冷媒出口配管51に接続されている。
給湯用水供給管40からガスクーラユニット24に供給された給湯用水は、熱交換管群46でCO冷媒と熱交換し、90℃程度の高温水に加熱され、出湯管42からハウジング外へ運ばれる。
次に、ガスクーラユニット24のスライド機構を図3〜図6により説明する。ガスクーラユニット24のケーシング44の下部には、四隅に4個のスティ54が配置されている。図5及び図6において、スティ54には長孔56がもうけられ、スティ54は該長孔56に挿入されたボルト58によってケーシング44に取り付けられている。長孔56によってスティ54の取付け高さを調節できる。スティ54の底辺がボルト60によって基板14に固定される。ケーシング44の底面の両端に、背面12dと直角方向に箱形断面の脚桁62が固設されている。
脚桁62の底面には直方体状の低摩擦台66がボルト64で結合されている。低摩擦台66は、例えば高分子量ポリエチレン等のような低摩擦係数を有する合成樹脂からなる。ボルト60を外すことによって、ガスクーラユニット24は基板14に対して非固定状態となり、背面12d側に向かってスライド可能な状態となる。
図5に示すように、スティ54はガスクーラユニット24の長辺の端より内側に配置されているので、スティ54の存在によってガスクーラユニット24の長辺が長くなることはない。
プレート型熱交換器32a及び32bが固定された脚27は、その下端で図示省略のボルト等の固定手段により基板14に固定されている。プレート型熱交換器32a及び32bは軽量であるので、該固定手段を解除することにより、スライド可能な状態となる。従って、脚27をスライドさせるのに特別なスライド機構を必要としない。
次に、圧縮機22の基板14への据付構造を図7〜図9により説明する。図7及び図8において、圧縮機22のケーシング70の下部には、ケーシング70を支えるスティ72が一体に形成されている。スティ72と基板14との間にコの字形状の断面を有する脚桁74を正面12bと直角方向に配置すると共に、スティ72と脚桁74の上面との間にワッシャ76と防振板78とを介在させている。防振板78は、ゴム板80の中央に鉄板82を介在させ、ゴム板80と鉄板92とを加硫接着してなる。
そして、スティ72、ワッシャ76、防振板78及び脚桁74の上辺74aをボルト84と2重ナット86とで締め付け固定している。2重ナット86とスティ72間にワッシャ88及びゴム板90を介在させ、スティ72の振動が2重ナット86を介して脚桁74に伝達するのを防止している。
脚桁74の先端には、四隅に突壁を有する凹部を形成したケース92が固着され、該ケース92には、図9に示す直方体をなす低摩擦台94が嵌着されている。低摩擦台94は、例えば高分子量ポリエチレン等の低摩擦係数を有する合成樹脂からなる。
ケース92及び低摩擦台94には、夫々ボルト挿入用凹部92a及び94aが設けられ、脚桁74は、ボルト96及びナット98により、低摩擦台94を介して基板14に固定されている。
圧縮機22は、ボルト96を取り外すことにより非固定状態となり、ハウジング12の正面12bに向けてスライド可能な状態となる。
次に、給湯器10のヒートポンプサイクル及び作動方法を図10及び図11により説明する。図10において、圧縮機22には圧縮機22の回転数を制御するインバータ装置104が設けられている。圧縮機22から吐出されたCO冷媒は、COの臨界圧力及び臨界温度を超えた高温高圧の超臨界状態となるように運転される。超臨界状態のCO冷媒は、圧縮機吐出側冷媒流路100からガスクーラユニット24に達し、ここで給湯用水供給管40から送られた給湯用水によって超臨界状態で冷却される。
ガスクーラユニット24で加熱された給湯用水は、超臨界状態のCO冷媒と熱交換することによって、90℃程度の温度にまで達する。高温になった該給湯用水は出湯管42から排出されて、使用先に送られる。ガスクーラユニット24の出口側で冷媒流路100は、2つの分岐流路100a及び100bに分岐し、分岐流路100a及び100bには夫々膨張弁106a及び106bが介設されている。分岐流路100a又は100bは、該膨張弁106a、106bの下流側で、プレート型熱交換器32a又は32bに接続されている。
プレート型熱交換器32a、32bにはCO冷媒に蒸発熱源を与える熱源水が熱源給水管36から分岐管36a又は36bを介して供給される。該熱源水は、例えば地下水であり、あるいは工場で使用された排水等が使用される。分岐流路100a又は100bを流れるCO冷媒は、膨張弁106a又は106bで減圧され、プレート型熱交換器32a、32bで熱源水と熱交換し蒸発潜熱を得て蒸発する。蒸発したCO冷媒は、プレート型熱交換器32a又は32bの出口側で冷媒流路100c又は100dに流れ、さらに圧縮機22に戻される。一方、プレート型熱交換器32a、32bを出た熱源水は、枝管38a又は38bを通って熱源排水管38に排出される。
圧縮機22から吐出されたCO冷媒の一部は、分岐流路102を通って超臨界タンク26に分流する。これによって、ガスクーラユニット24に流入する冷媒量を調整できる。このように、冷媒循環路を流れる冷媒量を調節することによって、熱源水温度等の運転条件の変動があっても、圧縮機入口の過熱度や、圧縮機出口の吐出ガス温度や圧力の変動を抑え、安定した給湯運転を可能にする。
超臨界タンク26は、断熱材で覆われ、さらに図示省略の加熱ヒータによってCO冷媒の臨界温度以上の32℃以上に常時加熱され、超臨界タンク26内のCO冷媒は常時超臨界状態に保持される。超臨界タンク26の出口側分岐流路102は、分岐流路102aと分岐流路102bとに分岐し、分岐流路102a又は102bは、膨張弁106a又は106bの出口側分岐流路100a又は100bに接続されている。
超臨界タンク26の上流側及び下流側には流量調整弁108及び110が介設され、上流側流量調整弁108によって超臨界タンク26に流入する冷媒量が調整されると共に、下流側流量調整弁110によって超臨界タンク26から流出する冷媒量が調節される。
このように、超臨界タンク26から超臨界状態で高温高圧のCO冷媒を低圧の膨張弁出口側分岐流路100a、100bに放出するので、圧力差によって確実にCO冷媒を該分岐流路に放出できる。また、液体状態又は湿り度の大きい飽和気液相状態で放出する場合と比べて、圧縮機入口側での過熱度に与える影響が少ないため、圧縮機吐出側の温度及び圧力の変動を早く適正値に収束でき、ガスクーラユニット24よる加熱能力が安定する。
また、超臨界状態のCO冷媒を放出するので、気液分離用アキュムレータや加熱用熱交換器等を設ける必要がなく、装置を簡素化できる。超臨界状態で膨張弁106a又は106bの出口側分岐流路100a又は100bに放出されたCO冷媒は、プレート型熱交換器32a又は32b、圧縮機22、そしてガスクーラユニット24へと高圧側冷媒流路への移動が早く行なわれるため応答性が良く、給湯器の不安定状態を早く解消できる。
図10において、熱源給水管36、熱源排水管38、給湯用水供給管40、出湯管42、プレート型熱交換器32a又は32bの入口側及び出口側冷媒流路に、温度センサ112〜126が設けられている。また、圧縮機22の吐出側冷媒流路100に圧力センサ128が設けられている。
温度センサ120及び122の温度検出値T及びTをコントローラ130に入力し、コントローラ130で、これら2つの温度検出値の差を演算し、この演算値に基づいて、膨張弁106aの開度を調節し、プレート型熱交換器32aへのCO冷媒供給量を調整する。同様に、温度センサ124及び126の温度検出値T及びTをコントローラ130に入力し、コントローラ130で、これら2つの温度検出値の差を演算し、この演算値に基づいて、膨張弁106bの開度を調節し、プレート型熱交換器32bへのCO冷媒供給量を調整する。
次に、給湯器10の運転手順を図11に示すフローチャートに基づいて説明する。図11において、まず給湯器10の運転を開始し、圧縮機22の吐出圧力の設定値Psetを次の算出式(1)から算出する(ステップ1)。算出式(1)は、給湯用給水入口温度T(給湯用水供給管40中を流れる水温)、熱源水入口温度T(熱源給水管36中を流れる水温)及び熱源水出口温度T(熱源排水管38中を流れる水温)を独立変数として、高COPを得られる圧縮機吐出圧力値を算出するものである。
set = a×T+b (1)
但し、T;給湯用給水入口温度(温度センサ116の検出値)
a ;a×Tave +a×Tave+a
b ;b×Tave +b×Tave+b
ave;(熱源水入口温度T+熱源水出口温度T)/2
ここで、係数a1〜3及びb1〜3は、出湯温度T(温度センサ118の検出値)に基づいて決定される数値である。また、熱源水入口温度Tは温度センサ112の検出値であり、熱源水出口温度Tは温度センサ114の検出値である。
次に、圧縮機22が運転中であることを確認した後(ステップ2)、圧力センサ128で圧縮機吐出圧力Pを検出する(ステップ3)。吐出圧力Pが上限値Pmaxを超えている場合には、流量調整弁108を開いて冷媒の一部を超臨界タンク26に流入させる(ステップ4)。これによって、ガスクーラユニット24に流入する冷媒量が減少し、給湯器10の冷媒循環量が減少することによって、圧縮機吐出圧力Pも減少する。そして、P≦Pset−ΔP(ある設定値)となれば(ステップ5)、流量調整弁108を閉じる(ステップ6)。
一方、吐出圧力Pが下限値Pminを下回っている場合には、図示省略の圧縮機運転タイマにより、圧縮機22の運転時間が3分を超えているかどうかを判定する(ステップ7)。3分を超えていない場合には、ステップ11を経てステップ2に戻る。3分を超えている場合には、流量調整弁110を開く(ステップ8)。流量調整弁110を開くことにより、分岐流路102a又は102bに流入する冷媒量が増加するため、圧縮機吐出圧力Pが増大する。そこでP≧Pmix+ΔP(ある設定値)となると、流量調整弁110を閉じて,給湯器10の冷媒循環路中の冷媒量の増加を止める。
前記手順を繰り返し、圧力センサ128で圧縮機吐出圧力Pを連続的に計測しながら、算出式(1)に基づいて高COPが得られる吐出圧力Pとなるように、冷媒循環路を流れる冷媒量を制御する。
本実施形態において、ガスクーラユニット24を保守点検する場合には、まず、ハウジング12の背面12dに設けられたパネル板18を取り外して背面12dを開放する。次に、スティ54を基板14に固定しているボルト60を外してガスクーラユニット24を非固定状態とする。そして、ガスクーラユニット24を背面12d側に引き出して保守点検作業を行なう。このように、ガスクーラユニット24の保守点検作業をハウジング外で行なうことができるため、ガスクーラユニット24の保守点検作業が容易になる。
本実施形態では、冷媒入口ヘッダ48及び冷媒出口ヘッダ50をケーシング44の内部で熱交換管群44の上部に配置しているので、ガスクーラユニット24の長辺Lを開放された保守点検領域Lより小とすることができる。また、スティ54もガスクーラユニット24の長辺の長さを増加させない。そのため、ガスクーラユニット24のハウジング12外への引き出しが可能となる。
次に、プレート型熱交換器32a、32bを保守点検する場合には、脚26の固定手段を解除し、脚27を非固定状態とする。次に、脚27を背面12d側にスライドさせて、ハウジング12外に引き出す。こうしてプレート型熱交換器32a、32bをハウジング12外に引き出して保守点検作業を行なうので、保守点検作業が容易になる。
脚27間の間隔Lは保守点検領域Lより小さいので、脚27のハウジング外への引き出しが可能になる。また、プレート型熱交換器32a、32bは軽量であるので、圧縮機22やガスクーラユニット24のように特別のスライド機構を必要とせず引き出しが可能になる。
次に、圧縮機22の保守点検を行なう場合には、まず、ハウジング12の正面12bのパネル板18を取り外して正面12bを開放する。次に、圧縮機22を基板14に固定しているボルト96を取り外して、圧縮機22を非固定状態とする。
次に、圧縮機22を正面12b側へスライドさせて、ハウジング12外に引き出す。そして、ハウジング12外で圧縮機22の保守点検作業を行なう。そのため、圧縮機22の保守点検作業が容易になる。なお、正面12bはパネル板18を取り外すことにより全面開放されるので、圧縮機22の長辺より開放空間のほうが大きくなり、大型の圧縮機22でもその引き出しは可能である。
このように、各機器をそれらの配置位置に近いハウジング12の側面からハウジング12外へ引き出すようにしているので、各機器のハウジング12外への引き出しが容易になる。
本実施形態では、各熱源及び給湯用給排水管36〜42を配管板20を通してハウジング12内に導設しているので、ハウジング12内での各給排水管の配置領域とガスクーラユニット24及びプレート型熱交換器32a、32bのスライド方向とが干渉しない。また、ガスクーラユニット24の入口ヘッダ48及び出口ヘッダ50の接続口と、プレート型熱交換器32a、32bの接続口とを各熱源及び給湯用給排水管36〜42側に向けて配置しているので、ガスクーラユニット24やプレート型熱交換器32a、32bの引き出し時に、各熱源及び給湯用給排水管36〜42が邪魔にならない。
また、各熱源及び給湯用給排水管36〜42を可撓管で構成しているので、各熱源及び給湯用給排水管36〜42をガスクーラユニット24又はプレート型熱交換器32a、32bに接続したままで、ガスクーラユニット24やプレート型熱交換器32a、32bの引き出しが可能になる。そのため、保守点検作業時に各給排水管36〜42の着脱作業を要しない。
また、水熱源蒸発器として2台のプレート型熱交換器32a及び32bを用い、これらを右側面12cの内側に並列配置しているので、必要能力を低下させることなく、省スペース化が可能になる。
また、最重量で大型の圧縮機22は、配管板20を配置していない正面12bからハウジング外へ引き出すようにしているので、開放幅を十分取ることができる。
さらに、ガスクーラユニット24の上方にプレート型熱交換器32a、32bを配置したことにより、ハウジング12内の床面積を低減できると共に、圧縮機22より背が低いガスクーラユニット24の上方にプレート型熱交換器32a、32bを配置したことにより、ハウジング12の高さを抑えることができる。
なお、プレート型熱交換器32a、32bをガスクーラユニット24の上面に直接固定するようにしてもよい。これによって、ガスクーラユニット24とプレート型熱交換器32a、32bの引き出しを同時に行なうことができる。
また、圧縮機22のケーシング70を防振板88を介して脚桁84に固定しているので、圧縮機22の振動が基板14に伝達するのを低減できる。また、ガスクーラユニット24や圧縮機22のスライド機構を、低摩擦台66又は低摩擦台104を介して基板14上をスライドさせるようにしているので、低コストな構造で円滑な引き出しが可能になる。
また、本実施形態は、冷媒がCOであり、圧縮機22の出口側でCOが超臨界状態となるヒートポンプサイクルを構成しているので、ガスクーラユニット24で90℃を越える用途の広い高温水を製造可能になる。
また、本実施形態によれば、図11のフローチャートに示す運転制御を行ない、プレート型熱交換器32a、32bに供給される熱源水の入口温度T及び出口温度Tと、ガスクーラユニット24に供給される給湯用給水の入口温度Tを連続的に検出しながら、これらの温度検出値から高COP運転が可能になる圧縮機吐出圧力値Pを算出するようにしているので、プレート型熱交換器32a、32b出口側の熱源水温度Tを凍結温度より高い温度に維持できる。これによって、プレート型熱交換器32a、32bの出口熱源水の凍結を防止できると共に、許容値以上の高いCOP運転を続行できる。
また、算出式(1)に示すように、給湯用給水入口温度T(温度センサ116の検出値)と、プレート型熱交換器32a、32bに供給される冷水入口温度T(温度センサ112の検出値)とプレート型熱交換器32a、32bの熱源水出口温度T(温度センサ114の検出値)との平均値とを元に圧縮機吐出圧力値Pを算出するようにしているので、圧縮機吐出圧力値Pを算出するための変数が3個から2個に減り、圧縮機吐出圧力値Pの算出が容易になる。
また、CO冷媒を超臨界タンク26内で超臨界状態で貯留し、超臨界タンク26から超臨界状態のCO冷媒を膨張弁出口側の冷媒流路に供給しているので、前述のとおりの作用効果を得ることができる。
本発明によれば、水熱源蒸発器を備えた給湯器のハウジングをコンパクト化できると共に、ハウジング内に配置された構成機器の保守点検作業を安全かつ容易に行なうことができる。
10 給湯器
12 ハウジング
12b 正面
12d 背面
14 基板
18 動力制御盤
20 配管板
22 圧縮機
24 ガスクーラユニット
26 超臨界タンク
27 足場
32a、32b プレート型熱交換器(水熱源蒸発器)
34a〜d 通管孔
36 熱源給水管
38 熱源排水管
40 給湯用水供給管
42 出湯管
44 ケーシング
46 熱交換管群
48 冷媒入口ヘッダ
50 冷媒出口ヘッダ
54,72 スティ
62、74 脚桁
66、94 低摩擦台
78 防振板
90 ゴム板
92 ケース
108、110 流量調整弁
112〜126 温度センサ
128 圧力センサ
130 コントローラ

Claims (7)

  1. 方形のハウジング内に給湯用の冷媒が循環する圧縮機、ガスクーラ、膨張器、及び水熱源蒸発器を含むヒートポンプサイクルを内包してなる給湯器において、
    前記ハウジングの一側面を、端側に位置し上下方向に延在して遮蔽された幅狭の配管領域と、該配管領域以外の開放可能な保守点検領域とに区画し、
    ガスクーラ及び水熱源蒸発器に接続された給排水管を該配管領域を通してハウジングの外部へ導設し、
    該ハウジング内の基板上で該ガスクーラ及び圧縮機を該ガスクーラを該一側面寄りにして並列配置すると共に、該ガスクーラの上方に前記水熱源蒸発器を配置し、
    該ガスクーラ及び圧縮機にハウジング外にスライド可能とするスライド機構を設け、該ガスクーラを保守点検領域からハウジング外へ引き出し可能とすると共に、該圧縮機を該一側面と対向する側面からハウジング外へ引き出し可能に構成したことを特徴とする給湯器。
  2. 前記ガスクーラが、並列に配置された複数の熱交換管群と、該複数の熱交換管群の入口側及び出口側に設けられた冷媒入口ヘッダ及び冷媒出口ヘッダと、該複数の熱交換管群、該冷媒入口ヘッダ及び冷媒出口ヘッダが収納されたケーシングとからなり、該冷媒入口ヘッダ及び冷媒出口ヘッダが該熱交換管群の上方に配置されてなることを特徴とする請求項1に記載の給湯器。
  3. 前記水熱源蒸発器が並列配置された複数のプレート型熱交換器で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の給湯器。
  4. 前記給排水管が少なくとも前記ハウジング内で可撓管で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の給湯器。
  5. 前記ガスクーラのスライド機構が、該ガスクーラの下部に固定され前記基板に当接するスライド面を有する低摩擦材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の給湯器。
  6. 前記圧縮機のスライド機構が、圧縮機の下部で前記基板に対向配置された凹部と、該凹部に嵌合固定され該基板に当接するスライド面を有する低摩擦材とからなることを特徴とする請求項1に記載の給湯器。
  7. 前記冷媒がCOであり、前記圧縮機の出口側でCOが超臨界状態となるヒートポンプサイクルを構成することを特徴とする請求項1に記載の給湯器。
JP2009137741A 2009-06-08 2009-06-08 給湯器 Active JP5368175B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009137741A JP5368175B2 (ja) 2009-06-08 2009-06-08 給湯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009137741A JP5368175B2 (ja) 2009-06-08 2009-06-08 給湯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010281551A true JP2010281551A (ja) 2010-12-16
JP5368175B2 JP5368175B2 (ja) 2013-12-18

Family

ID=43538444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009137741A Active JP5368175B2 (ja) 2009-06-08 2009-06-08 給湯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5368175B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200470302Y1 (ko) 2013-09-30 2013-12-11 문영철 산업용 냉각기
KR20160124882A (ko) 2014-02-27 2016-10-28 가부시끼가이샤 마에가와 세이사꾸쇼 Co2 급탕기
WO2021075038A1 (ja) * 2019-10-18 2021-04-22 三菱電機株式会社 ヒートポンプシステム
WO2021171485A1 (ja) * 2020-02-27 2021-09-02 三菱電機株式会社 ヒートポンプ給湯器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107687722A (zh) * 2017-07-18 2018-02-13 浦江县顺光科技有限公司 一种多功能高效空气源热泵

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003287317A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Aisin Seiki Co Ltd エンジン駆動ヒートポンプ式給湯機
JP2005127670A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Matsushita Electric Works Ltd 貯湯タンク支持構造
WO2007004460A1 (ja) * 2005-06-30 2007-01-11 Toshiba Carrier Corporation ヒートポンプ式給湯装置
JP2007010241A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Toshiba Kyaria Kk 給湯装置
JP2007247991A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Denso Corp 貯湯タンクユニット
JP2007303807A (ja) * 2006-04-11 2007-11-22 Mayekawa Mfg Co Ltd 給湯装置の運転方法、給湯装置および流体加熱装置
JP2009243798A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Mitsubishi Electric Corp 給湯機用の水用加熱器および給湯機

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003287317A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Aisin Seiki Co Ltd エンジン駆動ヒートポンプ式給湯機
JP2005127670A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Matsushita Electric Works Ltd 貯湯タンク支持構造
WO2007004460A1 (ja) * 2005-06-30 2007-01-11 Toshiba Carrier Corporation ヒートポンプ式給湯装置
JP2007010241A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Toshiba Kyaria Kk 給湯装置
JP2007247991A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Denso Corp 貯湯タンクユニット
JP2007303807A (ja) * 2006-04-11 2007-11-22 Mayekawa Mfg Co Ltd 給湯装置の運転方法、給湯装置および流体加熱装置
JP2009243798A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Mitsubishi Electric Corp 給湯機用の水用加熱器および給湯機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200470302Y1 (ko) 2013-09-30 2013-12-11 문영철 산업용 냉각기
KR20160124882A (ko) 2014-02-27 2016-10-28 가부시끼가이샤 마에가와 세이사꾸쇼 Co2 급탕기
WO2021075038A1 (ja) * 2019-10-18 2021-04-22 三菱電機株式会社 ヒートポンプシステム
JPWO2021075038A1 (ja) * 2019-10-18 2021-04-22
WO2021171485A1 (ja) * 2020-02-27 2021-09-02 三菱電機株式会社 ヒートポンプ給湯器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5368175B2 (ja) 2013-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5426239B2 (ja) 給湯装置及びその運転方法
JP5368175B2 (ja) 給湯器
US10330556B2 (en) Environmental testing device
US9494348B2 (en) Air-conditioning apparatus
KR101109730B1 (ko) 반도체 공정용 칠러 장치 및 이의 온도제어 방법
CN104006441B (zh) 流体回路系统
JP2010190553A (ja) 電子機器の冷却システム
WO2018061548A1 (ja) 冷凍装置
JP5614756B2 (ja) 多系統冷却システム
KR20130091341A (ko) 열원 장치
KR100617405B1 (ko) 히트 펌프 급탕 장치
KR20130116360A (ko) 이원 냉동 사이클 장치
US20130291575A1 (en) Cooling system and method for operating same
JP6095360B2 (ja) 熱負荷処理システム
JP2011185560A (ja) 冷水循環システム
JP5685782B2 (ja) チラーの連結運転方法及びシステム
JP2010025412A (ja) 冷凍装置
JP5613903B2 (ja) 温度調整装置
CN113883579B (zh) 一种水系统空调
CN113137789B (zh) 制冷系统的控制方法及制冷系统
JP5302230B2 (ja) 貯湯タンクユニット
JP6608586B2 (ja) 冷房システム及びその制御方法
JP5411423B2 (ja) 加熱冷却装置
JP5958241B2 (ja) ヒートポンプ式熱源機
JP2008309384A (ja) 給湯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5368175

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250