JP2010279459A - 回転ベッドサイドテーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】病院等のベッド上でテーブルを使用する際には、使用者が1日の殆どをベッドの上において生活をしている為、なるべく他者に依頼する頻度を少なくしたいとの、心理的負担があるので、なるべく多くの必需品が、手の届く所にあってほしいとの思いがある。また、看護・介護する側においても、人手不足の折から供給の頻度の軽減が求められていた。
【解決手段】長方形のカウンターテーブルと、センターで折りたたむことのできる円形テーブルの組み合わせによって構成するもので、円形テーブルが手によって回転させることができ、カウンターテーブルからはみ出した部分に載せられた物品を無理な姿勢をとることなく、手元に引き寄せることができ、テーブル上により多くの物を載せることができることによって、上記課題を解決したものである。
【選択図】図1
【解決手段】長方形のカウンターテーブルと、センターで折りたたむことのできる円形テーブルの組み合わせによって構成するもので、円形テーブルが手によって回転させることができ、カウンターテーブルからはみ出した部分に載せられた物品を無理な姿勢をとることなく、手元に引き寄せることができ、テーブル上により多くの物を載せることができることによって、上記課題を解決したものである。
【選択図】図1
Description
本発明は病院等で使用するベッドサイドテーブルに関するものである。
病院等で使用するベッドサイドテーブルは、環境上設置サイズに限界があり、テーブル上に置くものが限られている。
また、テーブルサイズを大きくすると手の届かない範囲が広くなり使用者に無理な姿勢を強いることになる。したがって、サイズの拡張には限界がある。
またテーブル面積が広くなると移動・収納に不便であり、また、病室内の通路が狭くなる問題もある。
また、テーブルサイズを大きくすると手の届かない範囲が広くなり使用者に無理な姿勢を強いることになる。したがって、サイズの拡張には限界がある。
またテーブル面積が広くなると移動・収納に不便であり、また、病室内の通路が狭くなる問題もある。
ベッドサイドテーブルの上下操作構造やテーブル板の折りたたみ構造に関しては、特許文献1、2等が開示されている。
病院等のベッド上でテーブルを使用する際には、無理な姿勢を強いない範囲での、テーブル面積に制約されるため、むやみに拡張することができない。しかしながら使用者にとっては、1日のほとんどをベッド上において生活をしている為、なるべく多くの必需品が手の届くところにあってほしいとの思いがある。
本発明はこれを解決する為、テーブルを拡張し、尚且つ、遠くの物を無理なく取ることができるテーブルを提供することにある。
本発明はこれを解決する為、テーブルを拡張し、尚且つ、遠くの物を無理なく取ることができるテーブルを提供することにある。
長方形のカウンターテーブルと、半円に折りたたむことのできる円形テーブルの組み合わせによって構成するもので、カウンターテーブルの長辺のほぼ中央が円形テーブルの中心となり、テーブルを手によって回転させることによって、カウンターテーブルからはみ出た部分の物品を無理なく取れるようにすることにより、上記課題を解決したものである。
回転円形テーブルを設けることによって、テーブル上の利用可能なスペースが広がり、他人の手を煩わせることなく物品をとることができる。
テーブルに回転機能があるため、テーブル上の物は、いつでも簡単にとれるという安心感があり、使用する者にとっては、精神的効果はおおきいものがある。
円形テーブルが、センターで180度折りたたむことができ、広いスペースが不要なときは円形テーブルをたたんだまま使用することも可能であり、収納・移動が楽にできる。
本テーブルを使用しない時や、別の場所に移動するときには、テーブル面の取り付け軸を90度回転させ、さらにコンパクトにたたむことができ、狭い通路での移動が楽にできる。
カウンターテーブル・円形テーブル上に抜き穴を設けてあり、紙コップ等を挿入できるようになっているため、ちょっとした不用意な接触でもコップ等が転倒することがない。
円形テーブルの位置決めには、ボールプランジャーが使用されており、停止、回動とも容易に行うことができる。
本発明の、図1で示す回転ベッドサイドテーブルは、図5に示した半円の切欠きが付いた、長方形のカウンターテーブル1と、中心で折りたためる図9に示した円形テーブルとが配置されており、4個のキャスター19の付いたベースフレーム18と、上下にスライドする可動支柱6と、それを保持する固定支柱14と、テーブルを取り付ける梁4と、から構成されており、カウンターテーブル1と半円2と3の2枚からなる円形テーブルは分離されており、円形テーブルは指先で回転できる。
図4に示すカウンターテーブル1は、可動支柱6に取り付けられた梁4の2個の固定金具5に取り付けられる。円形テーブルは、図7に示す半円テーブル2と、半円テーブル2に取り付けたフランジ9と回転軸9aと、図10に示すフランジ9に固定されておらず半円テーブル2と2個の蝶番11によってのみ連結されている半円テーブル3から構成される。半円テーブル3は、図13に示すように2個の支点を有する2軸蝶番11で、半円テーブル面2に平行に折りたたむことができる。また図2で示すように、折りたたんだ状態のままで使用することも可能である。半円テーブル2に取り付けられた回転軸9aは軸受け8で保持され、ナット9bで固定される。
また、通常の使用状態に於いてカウンターテーブル1と円形テーブル2、3は水平であり、これらテーブル間の段差をなくしてあり、紙コップ等の転倒を防ぐ為の受け孔1a及び2aが設けてあり、その用途は孔に嵌る物であれば物品を選ばない。例えばボール等の球状なものを置いても良い。
円形テーブルを支持する図12に示したフランジ9には、位置決めのための複数のステーション穴9dを設けてあり、図13に示したボールプランジャー10がステーション穴9dに嵌ることにより位置決めしており、使用者が予期しない回転を防止する。
図14のテーブル取付けの梁4と支柱6の取り付けは、梁4の取り付け先端にフランジ形位置決め板20とネジ付きシャフト20bを備え、支柱6に設けられた孔6aにネジ付きシャフトが組み込こまれ、ナット22にて固定される。テーブル面は、図1で示す使用時の水平状態と、図3に示すように垂直状態の2種類の形態があり、それぞれの固定は位置決め板20に開けられた穴20aに、インデックスプランジャー23の先端部のピン23aが差し込まれることにより位置が決まる。
図15に示す位置決め孔20aは、インデックスプランジャー23の中心位置にも開けてあり、この位置にピンが差し込まれて水平状態で固定された状態を示している。
図15に示す位置決め孔20aは、インデックスプランジャー23の中心位置にも開けてあり、この位置にピンが差し込まれて水平状態で固定された状態を示している。
さらに、収納するときはナット22を緩めプランジャーピン23aを抜き、テーブルを90度左回転することによって、使用されていない方の位置決め孔20aが90度回転し図3で示す垂直状態でプランジャーピン23aが嵌って固定され、それぞれのポジションでは、プランジャーがリターン式なためプランジャーピン23aは通常出たままであり、梁固定ナット22を弛めただけではテーブルが回転することはない。
テーブルを支える支柱は、図16の可動支柱6と、固定支柱14からなり、支柱内部には可動部全体の重量を支える為の、ガススプリング12が組み込んである。可動部は孔6bにボルト13を通して固定し、固定部は固定支柱14の下部に設けた孔17にボルト13aを通して固定されており、常時、可動部にかかる重量を支えている。
使用状況に合わせ任意の高さで固定ノブ24で固定する。
使用状況に合わせ任意の高さで固定ノブ24で固定する。
1、カウンターテーブル
1a、抜き穴
2、軸付き半円テーブル
2a、抜き穴
3、軸無し半円テーブル
4、カウンターテーブル受け用の梁
5、固定金具
6、可動支柱
6a、梁取り付け孔
6b、可動部ガススプリグ取付け孔
7、回転軸受けアーム
8、軸受け
9、フランジ
9a、回転軸
9b、軸用ナット
9c、ねじ穴
9d、ステーション穴
10、ボールプランジャー
11、2軸蝶番
12、ガススプリング
13、ガススプリング上部国定ボルト
13a、ガススプリング下部固定ボルト
14、固定支柱
15、固定用スライドガイド
16、可動用スライドガイド
17、固定部ガススプリング取付孔
18、ベースフレーム
19、キャスター
20、位置決め板
20a、位置決め孔
20b、固定軸
21、プランジャー取付け板
21a、プランジャー取付けタップ
22、梁固定ナット
23、インデックスプランジャー
23a、プランジャーピン
24、固定ノブ
1a、抜き穴
2、軸付き半円テーブル
2a、抜き穴
3、軸無し半円テーブル
4、カウンターテーブル受け用の梁
5、固定金具
6、可動支柱
6a、梁取り付け孔
6b、可動部ガススプリグ取付け孔
7、回転軸受けアーム
8、軸受け
9、フランジ
9a、回転軸
9b、軸用ナット
9c、ねじ穴
9d、ステーション穴
10、ボールプランジャー
11、2軸蝶番
12、ガススプリング
13、ガススプリング上部国定ボルト
13a、ガススプリング下部固定ボルト
14、固定支柱
15、固定用スライドガイド
16、可動用スライドガイド
17、固定部ガススプリング取付孔
18、ベースフレーム
19、キャスター
20、位置決め板
20a、位置決め孔
20b、固定軸
21、プランジャー取付け板
21a、プランジャー取付けタップ
22、梁固定ナット
23、インデックスプランジャー
23a、プランジャーピン
24、固定ノブ
Claims (2)
- 長方形の長手方向の1辺の中央近傍を中心とする半円形の削除部分を有するテーブル板と、前記半円形の削除部分に合致し、前記中心周りに回転可能に取り付けられた前記中心を通る線で2分割されて折りたたみできる円形の板と、前記テーブル板を保持し、かつ前記円形の板の回転機構部を保持するキャスターの付いた上下に伸縮する支柱から構成されるベッドサイドテーブル。
- 請求項1に記載したベッドサイドテーブルにおいて、前記テーブル板の長手方向の軸を水平に保ったままテーブル板及び円形の板を約90度回転させてほぼ垂直状態にできるベッドサイドテーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009133692A JP2010279459A (ja) | 2009-06-03 | 2009-06-03 | 回転ベッドサイドテーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009133692A JP2010279459A (ja) | 2009-06-03 | 2009-06-03 | 回転ベッドサイドテーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010279459A true JP2010279459A (ja) | 2010-12-16 |
Family
ID=43536815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009133692A Pending JP2010279459A (ja) | 2009-06-03 | 2009-06-03 | 回転ベッドサイドテーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010279459A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102631073A (zh) * | 2011-02-11 | 2012-08-15 | 陈红雪 | 多功能旋转桌 |
CN107157113A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-09-15 | 诺梵(上海)家具科技股份有限公司 | 可旋转多功能圆桌 |
JP2018048022A (ja) * | 2017-03-06 | 2018-03-29 | 大川三基株式会社 | 電線巻取装置、電線巻取装置の制御方法、および巻取電線 |
CN108938262A (zh) * | 2018-05-14 | 2018-12-07 | 林清 | 一种内科用的便于调整型病床 |
-
2009
- 2009-06-03 JP JP2009133692A patent/JP2010279459A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018048022A (ja) * | 2017-03-06 | 2018-03-29 | 大川三基株式会社 | 電線巻取装置、電線巻取装置の制御方法、および巻取電線 |
CN107157113A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-09-15 | 诺梵(上海)家具科技股份有限公司 | 可旋转多功能圆桌 |
CN108938262A (zh) * | 2018-05-14 | 2018-12-07 | 林清 | 一种内科用的便于调整型病床 |
CN108938262B (zh) * | 2018-05-14 | 2020-08-25 | 滨州医学院附属医院 | 一种内科用的便于调整型病床 |
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