JP2010279164A - 電源制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 他人がコンセントから電力を盗むことを防止することを可能にする。
【解決手段】 受信部15がインテリジェントキーからドアロックをオンする信号を受信すると、制御部11は切替部17を制御することにより、商用電源16からの電力をコンセント18に供給する。続いて、受信部15がインテリジェントキーからドアロックをオフする信号を受信し且つ、バッテリの電力の残量データを受信すると、充電に必要な時間を計算し、充電開始から計算された時間が経過すると、制御部11は切替部17を制御することにより、商用電源16からの電力をコンセント18に供給することを禁止する。
【選択図】 図2
【解決手段】 受信部15がインテリジェントキーからドアロックをオンする信号を受信すると、制御部11は切替部17を制御することにより、商用電源16からの電力をコンセント18に供給する。続いて、受信部15がインテリジェントキーからドアロックをオフする信号を受信し且つ、バッテリの電力の残量データを受信すると、充電に必要な時間を計算し、充電開始から計算された時間が経過すると、制御部11は切替部17を制御することにより、商用電源16からの電力をコンセント18に供給することを禁止する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、電気自動車等へ電力を供給するための電源制御装置に関する。
近年では環境に優しい車としてハイブリッド自動車が注目を浴びており、実際に多くの
メーカからハイブリッド自動車が販売されている。又、次世代の車としてバッテリに充電された電力により車を駆動する所謂電気自動車が研究されており、更に、この電気自動車に関する技術も数多く公開特許で開示されている。
メーカからハイブリッド自動車が販売されている。又、次世代の車としてバッテリに充電された電力により車を駆動する所謂電気自動車が研究されており、更に、この電気自動車に関する技術も数多く公開特許で開示されている。
例えば特許文献1には、充電ケーブルが盗難にあうことを防止するために、車のドアロック機構がアンロック状態からロック状態へ切り替わると、それに連動してコネクタロック機構とカバーロック機構がアンロック状態からロック状態に切り替わる技術が開示されている。
特許文献1に記載の技術では、家庭のコンセント側には何らロック機構が施されていない為、他人が家庭のコンセントから電力を盗むといった問題が生じる。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、請求項1記載の発明は、商用電源と、当該商用電源と接続されたコンセントと、前記商用電源から前記コンセントへ電力を供給するか否かの切替が可能な切替部と、車のドアロックをオン/オフする為の信号と、バッテリの電力の残量のデータを受信する受信部と、制御部とを有し、前記切替部が、前記商用電源からの電力を前記コンセントへ供給することを禁止している状態で、前記受信部が、車のドアロックをオンする為の信号を受信すると、前記切替部が、前記商用電源からの電力を前記コンセントへ供給し、更に、前記受信部がバッテリの電力の残量のデータを受信し、制御部は、前記受信部が受信したバッテリの電力の残量のデータから充電に必要な時間を計算し、充電開始から、計算した充電に必要な時間が経過したと判定すると、前記切替部が前記商用電源から前記コンセントへ電力を供給することを禁止するように切替ることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、商用電源と、当該商用電源と接続されたコンセントと、前記商用電源から前記コンセントへ電力を供給するか否かの切替が可能な切替部と、車のドアロックをオン/オフする為の信号と、バッテリの充電時間のデータを受信する受信部と、制御部とを有し、前記切替部が、前記商用電源からの電力を前記コンセントへ供給することを禁止している状態で、前記受信部が、車のドアロックをオンする為の信号を受信すると、前記切替部が、前記商用電源からの電力を前記コンセントへ供給し、更に、前記受信部がバッテリの充電に必要な時間のデータを受信し、制御部は、充電開始から、前記受信した充電に必要な時間が経過したと判定すると、前記切替部が前記商用電源から前記コンセントへ電力を供給することを禁止するように切替ることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、商用電源と、当該商用電源と接続されたコンセントと、前記商用電源から前記コンセントへ電力を供給するか否かの切替が可能な切替部と、車のドアロックをオン/オフする為の信号と、バッテリの充電時間のデータを受信する受信部と、制御部とを有し、前記切替部が、前記商用電源からの電力を前記コンセントへ供給することを禁止している状態で、前記受信部が、車のドアロックをオンする為の信号を受信すると、前記切替部が、前記商用電源からの電力を前記コンセントへ供給し、更に、前記受信部がバッテリの充電に必要な時間のデータを受信し、制御部は、充電開始から、前記受信した充電に必要な時間が経過したと判定すると、前記切替部が前記商用電源から前記コンセントへ電力を供給することを禁止するように切替ることを特徴とする。
本発明によると、受信したドアロックをオンするための信号を受信すると、コンセントへの電力供給を開始すると共にバッテリの電力の残量データを受信し、受信したデータから充電に必要な時間を計算し、バッテリの充電開始から計算した時間が経過すると、自動的にコンセントへの電力供給を禁止するため、他人が駐車場に車をとめ、勝手にコンセントから電力を盗むことを防止することが可能である。
次に、本発明の一実施形態に係る電源制御装置について、図面を参照して説明する。
図1は本実施例装置を搭載したガレージの一例である。本実施例装置にはコンセント18が搭載されており、ガレージに駐車した車100は、充電用ケーブル(図示せず)をコンセント18に接続することにより、車100に搭載されている充バッテリ(図示せず)を充電することが可能である。又、ユーザ200は、インテリジェントキー300を操作することにより、車100のドアのロックのオン/オフ(解除)を行うことが可能であると共に、コンセント18からの電力供給を禁止/許可することが可能である。更に、車100のバッテリを充電開始する際に、バッテリの充電時間を計算し、バッテリの充電時間が経過すると自動的にコンセント18へ電力供給することを禁止する。
図2は本実施例装置の電源制御装置のブロック図である。図2のブロック図の各構成は、図1のコンセント18が設けられた壁の中に埋めてあるものとする(但し、操作部13、表示部12、コンセント18、(或いは受信部15も)は埋めていない)。
図2において、制御部11は各ブロックの制御を司る。表示部12は、例えば液晶表示装置からなり、現在時刻や暗証番号の入力指示、充電に必要な時間、車のバッテリの容量等を表示する。操作部13は、暗証番号を設定、入力する為のキー等を有する。
記憶部14は、例えばフラッシュメモリからなり、制御部11を動作させるための制御プログラムや、暗証番号等を記憶する。
受信部15は、インテリジェントキーから送信される電波を受信し復調する。又、車100からバッテリの電力の残量のデータを受信することも可能である。尚、受信部15は、電波ではなく赤外線を受信し復調する機能を有するものであっても良い。
切替部17は、制御部11の制御に基づいて、商用電源16からの電力をコンセント18に供給する或いはしないように切替える機能を有している。コンセント18は、一般家庭において通常用いられるコンセントである。
次に本発明を適用してなる実施例について、図3のフロー図を用いて説明する。図4は本実施例装置の動作を示すフロー図である。
図3のS11ステップにおいて、制御部11は、充電禁止状態になっているものとする。即ち、制御部11は、切替部17を制御することにより、商用電源16からの電力がコンセント18に供給されないようになっている。
続くS12ステップにおいて、制御部11は、受信部15がインテリジェントキー300からのドアロックを指示する信号を受信したと判定すると、S14ステップへ処理を進め、そうでなければS13ステップへ処理を進める。
S13ステップでは、制御部11は、操作部13から暗証番号(例えば、4桁の数字からなる)の入力操作があると判定すると、S14ステップへ処理を進め、そうでなければS12ステップへ処理を戻す。
S14ステップでは、制御部11は、切替部17を制御することにより、商用電源16からの電力をコンセント18に供給するように制御する。続くS15ステップでは、受信部15がバッテリ残量データを受信する。尚、このバッテリ残量データは、車100から送信されるデータであり、車100側でバッテリのバッテリ残量(充電残量)を計算し、送信するものであり、車100がS12ステップでドアロック信号を受信するタイミング、或いは、S14ステップで車100にバッテリに電力供給が開始されるタイミングで、或いは、車100に充電用のケーブルが接続されるタイミングで車100から送信される。
続くS16ステップでは、制御部11は、S15ステップで受信したバッテリ残量データから満充電までに必要な充電時間を計算すると共に、図示せぬタイマのカウントを開始させる。続いて、S17ステップでは、制御部11は、S16ステップから開始されたタイマによるカウントが、S16ステップで計算された充電時間をカウントしたと判定すると、S18ステップへ処理を進め、そうでなければ、S19ステップに処理を進める。
S18ステップでは、制御部11は、切替部17を制御することにより、商用電源16からのコンセント18への電力供給を停止させ、S11ステップへ処理を戻す。
S19ステップでは、制御部11は、ケーブル(図示せず)が抜かれたと判定するとS18ステップへ処理を進め、そうでなければS17ステップへ処理を戻す。尚、ケーブルが抜かれたか否かの判定は、例えば、コンセント18側が回路的にオープンになったことを検出するとケーブルが抜かれたと判定するようにしても良い。
以上説明したように、本実施例装置では、バッテリを充電する際に充電時間を計算し、充電した時間が計算した充電時間になると、自動的にコンセントへの電源供給を停止する構成とした。この為、必要な充電が完了した時点で自動的にコンセントへの電源供給が停止、即ち、充電完了後に他人が勝手にコンセントにコードを接続して電力を盗むといった事態を回避することが可能である。
尚、本実施例では、バッテリの残量のデータを受信部15が電波で受信する構成としたが、ケーブルを介して車100と本実施例の電源制御装置を接続し、バッテリの残量のデータをケーブルを介して受信する構成としても良い。
又、本実施例では車100からバッテリの電力の残量のデータを受信する構成としたが、車100側で満充電になるまでの時間を計算し、計算したデータを車100から電源制御装置に送信する構成としても良い。
更に、本実施例では、バッテリが満充電になるまでの時間充電する構成としたが、電源制御装置側に電力計を搭載させると共に充電した電力を計算し、充電に必要な電力のみ充電すると、コンセントへの電力供給を停止する構成としても良い。
11 制御部
12 表示部
13 操作部
14 記憶部
15 受信部
16 商用電源
17 切替部
18 コンセント
100 車
300 インテリジェントキー
12 表示部
13 操作部
14 記憶部
15 受信部
16 商用電源
17 切替部
18 コンセント
100 車
300 インテリジェントキー
Claims (2)
- 商用電源と、当該商用電源と接続されたコンセントと、前記商用電源から前記コンセントへ電力を供給するか否かの切替が可能な切替部と、車のドアロックをオン/オフする為の信号と、バッテリの電力の残量のデータを受信する受信部と、制御部とを有し、
前記切替部が、前記商用電源からの電力を前記コンセントへ供給することを禁止している状態で、
前記受信部が、車のドアロックをオンする為の信号を受信すると、前記切替部が、前記商用電源からの電力を前記コンセントへ供給し、更に、前記受信部がバッテリの電力の残量のデータを受信し、
制御部は、前記受信部が受信したバッテリの電力の残量のデータから充電に必要な時間を計算し、充電開始から、計算した充電に必要な時間が経過したと判定すると、前記切替部が前記商用電源から前記コンセントへ電力を供給することを禁止するように切替ることを特徴とする電源制御装置。 - 商用電源と、当該商用電源と接続されたコンセントと、前記商用電源から前記コンセントへ電力を供給するか否かの切替が可能な切替部と、車のドアロックをオン/オフする為の信号と、バッテリの充電時間のデータを受信する受信部と、制御部とを有し、
前記切替部が、前記商用電源からの電力を前記コンセントへ供給することを禁止している状態で、
前記受信部が、車のドアロックをオンする為の信号を受信すると、前記切替部が、前記商用電源からの電力を前記コンセントへ供給し、更に、前記受信部がバッテリの充電に必要な時間のデータを受信し、
制御部は、充電開始から、前記受信した充電に必要な時間が経過したと判定すると、前記切替部が前記商用電源から前記コンセントへ電力を供給することを禁止するように切替ることを特徴とする電源制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009129085A JP2010279164A (ja) | 2009-05-28 | 2009-05-28 | 電源制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009129085A JP2010279164A (ja) | 2009-05-28 | 2009-05-28 | 電源制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010279164A true JP2010279164A (ja) | 2010-12-09 |
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ID=43425597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009129085A Pending JP2010279164A (ja) | 2009-05-28 | 2009-05-28 | 電源制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010279164A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013138575A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Toyota Industries Corp | 車両盗難防止装置および方法 |
-
2009
- 2009-05-28 JP JP2009129085A patent/JP2010279164A/ja active Pending
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JP2013138575A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Toyota Industries Corp | 車両盗難防止装置および方法 |
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