JP2010278549A - スピーカ - Google Patents
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Abstract
【課題】錦糸線が振動板やダンパーと干渉するおそれがなく、組立作業性もよく、かつ小型化および薄型化を実現可能なスピーカを提供する。
【解決手段】スピーカ1aは、ダンパー2と、フレーム3と、磁気回路4と、ボイスコイルボビン5と、ボイスコイル6と、振動板7と、錦糸線10とを備えている。ダンパー2に切り欠き部2aを設けて、錦糸線10とダンパー2とが最大限に近づいたときに、錦糸線10がこの切り欠き部2aの内部または前方に配置されるように錦糸線10の配置場所を設定するため、錦糸線10がダンパー2に接触しなくなり、異音の発生を防止できるとともに、錦糸線10の断線も防止できる。
【選択図】図1
【解決手段】スピーカ1aは、ダンパー2と、フレーム3と、磁気回路4と、ボイスコイルボビン5と、ボイスコイル6と、振動板7と、錦糸線10とを備えている。ダンパー2に切り欠き部2aを設けて、錦糸線10とダンパー2とが最大限に近づいたときに、錦糸線10がこの切り欠き部2aの内部または前方に配置されるように錦糸線10の配置場所を設定するため、錦糸線10がダンパー2に接触しなくなり、異音の発生を防止できるとともに、錦糸線10の断線も防止できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、小型薄型化に適したスピーカに関する。
スピーカは、音響機器だけでなく、種々の電子機器に搭載されており、小型および薄型でも音質に優れたスピーカに対する要求が高くなっている。
図13は従来のスピーカ1hの構造を示す図であり、図13(a)はスピーカ1h内のダンパー2の平面図、図13(b)はスピーカ1hの平面図である。また、図13(c)はスピーカ1hの断面図であり、図13(b)のA−O−B線方向の断面図を表している。
図13のスピーカ1hは、ダンパー2と、側面の一部に開口部を設けたフレーム3と、磁気回路4と、ボイスコイルボビン5と、ボイスコイル6と、振動板7と、錦糸線10と、端子23と、ガスケット24とを備えている。磁気回路4は、ポットヨーク11、マグネット12およびポールピース13を有する。振動板7は、振動板本体8とエッジ9を有する。
図13のスピーカ1hを含めて通常のスピーカでは、音声信号入力の大きさに応じて、ボイスコイル6が巻回したボイスコイルボビン5が前後に振動し、それに追従して、振動板7も振動する。音声入力信号が大きいほどボイスコイルボビン5や振動板7の振動量も大きくなるため、錦糸線10が振動板7やダンパー2に接触して、異音が発生する、あるいは錦糸線が断線する等の不具合が発生するおそれがある。
従来のスピーカ1hでは、ボイスコイルボビン5が後方に移動すると、錦糸線10とダンパー2との間隔が狭くなり、場合によっては両者が接触してしまう。これが異音の要因となる。
このように、ボイスコイルボビン5や振動板7が振動すると、ダンパー2と錦糸線10が接触するおそれがあるため、振動板7、錦糸線10およびダンパー2を近接配置することは困難であり、結果として、小型化および薄型化の妨げになっていた。
このような問題を解決する一方策として、ダンパー2に設けた孔に予め錦糸線10を通すことで、振動時に錦糸線10がダンパー2と接触しないようにした技術が提案されている(特許文献1、2参照)。
特許文献1も2も、スピーカの製造組立を行う際に、ダンパーに設けた孔に錦糸線を通す工程が必要となり、組立工程数が増えて作業性が悪いという問題がある。
また、特許文献2のスピーカでは、錦糸線と端子との接続位置がダンパーとフレームとの接続位置よりも内側にあるため、錦糸線の全長が短くなり、スピーカが大音量を出した場合に、錦糸線が伸びきってしまい、場合によっては断線するおそれもある。
さらに、特許文献2のスピーカでは、錦糸線と接続される端子をダンパーの後方に配置しているが、このような構造は、磁気回路の外径がダンパーの外径よりも小さい場合のみ可能であり、磁気回路の外径がダンパーの外径よりも大きい場合は特許文献2の構造は実現不可能である。また、錦糸線と接続される端子をダンパーの後方に配置する構造は、端子や端子から外部に延在する配線等がスピーカボックス等の他の部材と干渉するおそれがあり、干渉を防止するには、スピーカボックスの奥行きスペースを広くしなければならず、薄型化の妨げになる。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、錦糸線が振動板やダンパーと干渉するおそれがなく、組立作業性もよく、かつ小型化および薄型化を実現可能なスピーカを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様によれば、フレームと、
前記フレームに接合される磁気回路と、
前記磁気回路の磁気ギャップ中に支持されるボイスコイルボビンと、
前記ボイスコイルボビンに巻回され、前記磁気ギャップ中に配置されるボイスコイルと、
前記磁気回路の前方に配置され、外周部が前記フレームに固定され、内周部が前記ボイスコイルボビンに固定される振動板と、ガスケットと、を備えるスピーカにおいて、
外周部の一部に形成された切り欠き部を有し、外周部が前記フレームに固定され、内周部が前記ボイスコイルボビンに固定されるダンパーと、
一端部が前記ボイスコイルボビンに固定される錦糸線と、を備え、
前記ダンパーが前後に振動して前記ダンパーと前記錦糸線とが最大限に近づいたときに、前記錦糸線が前記ダンパーに接触せずに前記切り欠き部の内部または前記切り欠き部の前方に配置されるように、前記錦糸線の設置場所が設定されることを特徴とするスピーカが提供される。
前記フレームに接合される磁気回路と、
前記磁気回路の磁気ギャップ中に支持されるボイスコイルボビンと、
前記ボイスコイルボビンに巻回され、前記磁気ギャップ中に配置されるボイスコイルと、
前記磁気回路の前方に配置され、外周部が前記フレームに固定され、内周部が前記ボイスコイルボビンに固定される振動板と、ガスケットと、を備えるスピーカにおいて、
外周部の一部に形成された切り欠き部を有し、外周部が前記フレームに固定され、内周部が前記ボイスコイルボビンに固定されるダンパーと、
一端部が前記ボイスコイルボビンに固定される錦糸線と、を備え、
前記ダンパーが前後に振動して前記ダンパーと前記錦糸線とが最大限に近づいたときに、前記錦糸線が前記ダンパーに接触せずに前記切り欠き部の内部または前記切り欠き部の前方に配置されるように、前記錦糸線の設置場所が設定されることを特徴とするスピーカが提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、フレームと、
前記フレームに接合される磁気回路と、
前記磁気回路の磁気ギャップ中に支持されるボイスコイルボビンと、
前記ボイスコイルボビンに巻回され、前記磁気ギャップ中に配置されるボイスコイルと、
前記磁気回路の前方に配置され、外周部が前記フレームに固定され、内周部が前記ボイスコイルボビンに固定される振動板と、ガスケットと、
外周部が前記フレームに固定され、内周部が前記ボイスコイルボビンに固定されるダンパーと、を備えるスピーカにおいて、
一端部が前記ボイスコイルボビンに固定される錦糸線を備え、
前記ダンパーは、
前記フレームに固定される外周縁部と、
前記外周縁部よりも内側で、かつ外周部側に配置される孔部と、を有し、
前記ダンパーが振動しない状態では前記錦糸線が前記ダンパーに接触せずに前記孔部の前方に配置され、かつ前記ダンパーが前後に振動して前記ダンパーと前記錦糸線とが最大限に近づいた状態でも、前記錦糸線が前記ダンパーに接触せずに前記孔部の内部または前記孔部の前方に配置されるように、前記錦糸線の設置場所が設定されることを特徴とするスピーカが提供される。
前記フレームに接合される磁気回路と、
前記磁気回路の磁気ギャップ中に支持されるボイスコイルボビンと、
前記ボイスコイルボビンに巻回され、前記磁気ギャップ中に配置されるボイスコイルと、
前記磁気回路の前方に配置され、外周部が前記フレームに固定され、内周部が前記ボイスコイルボビンに固定される振動板と、ガスケットと、
外周部が前記フレームに固定され、内周部が前記ボイスコイルボビンに固定されるダンパーと、を備えるスピーカにおいて、
一端部が前記ボイスコイルボビンに固定される錦糸線を備え、
前記ダンパーは、
前記フレームに固定される外周縁部と、
前記外周縁部よりも内側で、かつ外周部側に配置される孔部と、を有し、
前記ダンパーが振動しない状態では前記錦糸線が前記ダンパーに接触せずに前記孔部の前方に配置され、かつ前記ダンパーが前後に振動して前記ダンパーと前記錦糸線とが最大限に近づいた状態でも、前記錦糸線が前記ダンパーに接触せずに前記孔部の内部または前記孔部の前方に配置されるように、前記錦糸線の設置場所が設定されることを特徴とするスピーカが提供される。
本発明によれば、錦糸線が振動板やダンパーと干渉するおそれがなく、組立作業性もよく、かつ小型化および薄型化を実現することが可能である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係るスピーカ1aの構造を示す図であり、図1(a)はスピーカ1a内のダンパー2の平面図、図1(b)はスピーカ1aの前方から見た平面図である。また、図1(c)はスピーカ1aの断面図であり、図1(b)のA−O−B線方向の断面図を表している。
図1は本発明の第1の実施形態に係るスピーカ1aの構造を示す図であり、図1(a)はスピーカ1a内のダンパー2の平面図、図1(b)はスピーカ1aの前方から見た平面図である。また、図1(c)はスピーカ1aの断面図であり、図1(b)のA−O−B線方向の断面図を表している。
図1のスピーカ1aは、ダンパー2と、フレーム3と、磁気回路4と、ボイスコイルボビン5と、ボイスコイル6と、振動板7と、錦糸線10と、端子23と、ガスケット24とを備えている。磁気回路4は、フレーム3の内周部に接合されるポットヨーク11と、ポットヨーク11の内側に配置されるマグネット12と、マグネット12の前面に配置されるポールピース13とを有する。ボイスコイルボビン5は、磁気回路4の磁気ギャップ中に支持されている。ボイスコイル6は、ボイスコイルボビン5に巻回されて、磁気ギャップ中に配置される。振動板7は、磁気回路4の前方に配置されて、その外周部がフレーム3に固定されるエッジ9と、その内周部がボイスコイルボビン5に固定される振動板本体8とを有する。
ガスケット24は、エッジ9の外周部に接合されている。
フレーム3は、後面側に配置される後フレーム3aと、前フレーム3bと、前フレーム3bの一部に配置される開口部3cとを有する。
ダンパー2の外周部側の2箇所には切り欠き部2aが形成されている。ダンパー2の外周部は、切り欠き部2aを除いてフレーム3に固定され、ダンパー2の内周部はボイスコイルボビン5に固定されている。切り欠き部2aは、後述するように、錦糸線10との接触を防止するためのものである。
錦糸線10は、その一端部がボイスコイルボビン5に固定され、他端部10aがダンパー2の外周部とフレーム3との接続位置よりも外側で端子23に固定されている。
このように、図1のスピーカ1aは、構造的には、ダンパー2に切り欠き部2aを設けた点に特徴がある。また、図1のスピーカ1aは、ボイスコイルボビン5や振動板7が大きく振動しても、錦糸線10がダンパー2に接触しないように錦糸線10の設置場所を設定する点に特徴がある。
スピーカ1aは、音声信号が入力されると、ボイスコイルボビン5、振動板7および錦糸線10等が前後に振動し、その振動は音声信号入力が大きいほど大きくなる。図2は、ボイスコイルボビン5が振動により、通常の位置から瞬間的に後方に下がった例を模式的に示す図である。この図2では、振動板7の振動による後方への移動は考慮に入れていない。図2に示すように、ボイスコイルボビン5と振動板7が後方に下がると、錦糸線10の一端とダンパー2の内周部はボイスコイルボビン5に固定されているために、錦糸線10とダンパー2も後方にずれる。この結果、錦糸線10がダンパー2に接触するおそれがある。特に、ダンパー2は、平面形状ではなく、外周部から急峻に立ち上がって、その後、内周側に向かって波打つような断面構造になっている。すなわち、ダンパー2の外周側には、急峻に立ち上がる凸部20が形成されている。この凸部20が錦糸線10と接触する可能性が最も高い。
そこで、本実施形態では、ダンパー2が前後に振動してダンパー2と錦糸線10とが最大限に近づいたときに、錦糸線10がダンパー2に接触せずに切り欠き部2aの内部または切り欠き部2aの前方に配置されるように、錦糸線10の設置場所を設定する。このことを示したのが図3である。図3は図2と同じ方向から見た本実施形態に係るスピーカ1aの模式図である。この図3においても、振動板7の振動による後方への移動は考慮に入れていない。
図3ではわからないが、本実施形態では、スピーカ1aの前方から見たときに、錦糸線10の位置がダンパー2の切り欠き部2aに重なるように両者を配置している。この切り欠き部2aは、ダンパー2の外周側の凸部20の位置に合わせて形成されており、スピーカ1aに音声信号が入力されている最中に、錦糸線10がダンパー2に近づいて錦糸線10が切り欠き部2aの中に入り込んでも、ダンパー2とは接触しなくなる。
また、本実施形態では、錦糸線10と端子23との接続位置を、ダンパー2の外周部とフレーム3との接続位置よりも外側に設けている。これにより、錦糸線10の総延長を長くでき、錦糸線10の長さに余裕を持たせ易くなる。したがって、ボイスコイルボビン5や振動板7が振動しても、錦糸線10が伸びきってしまうおそれがなくなることから、錦糸線10の断線を防止できる。また、錦糸線10と端子23との接続位置がダンパー2の後方ではなく、ダンパー2よりも外側に設けられることになり、端子23に接続される外部配線部材がスピーカボックス等と干渉を起こす可能性も低くなる。これにより、組立作業性がよくなるとともに、外部配線部材の断線等も起きにくくなる。
図1では、スピーカ1aに音声信号が入力されていない状態では、錦糸線10がダンパー2の切り欠き部2aよりも前方に配置される例を示したが、この状態において、図4のように錦糸線10がダンパー2の切り欠き部2aの内部に入り込むように配置されてもよい。ただし、図4の場合、図1よりも、錦糸線10とダンパー2との間隔が狭いため、振動板7等が振動したときに両者が接触しやすい。そこで、ダンパー2の切り欠き部2aを図1よりも大きくするのが望ましい。
なお、図4では、錦糸線10と端子23との接続位置がダンパー2の外周部とフレーム3との接続位置よりも外側にある例を示しているが、錦糸線10と端子23との接続位置がダンパー2の外周部とフレーム3との接続位置よりも内側であってもよい。
ところで、ボイスコイルボビン5には2本の錦糸線10の各一端が固定されており、これら錦糸線10の各他端はそれぞれ別々の端子23に接続される。このため、ダンパー2には、図1(a)に示すように、2つの切り欠き部2aが形成されている。図1(a)の例では、ダンパー2の90度離れた方向に2つの切り欠き部2aを設けているが、後述するように、切り欠き部2aの形成箇所は、図1(a)の位置に限定されない。錦糸線10の他端部10aが接続される端子23の配置場所に合わせて、切り欠き部2aの形成箇所が設定される。
このように、第1の実施形態では、ダンパー2に切り欠き部2aを設けて、錦糸線10とダンパー2とが最大限に近づいたときに、錦糸線10がこの切り欠き部2aの内部または前方に配置されるように錦糸線10の配置場所を設定するため、錦糸線10がダンパー2に接触しなくなり、異音の発生を防止できるとともに、錦糸線10の断線も防止できる。また、錦糸線10と端子23との接続位置がダンパー2の外周部とフレーム3との接続位置の外側に設けた場合には、端子23に接続される外部配線部材がスピーカボックスと干渉するおそれを回避でき、薄型化を図ることができる。
さらに、本実施形態によれば、錦糸線10がダンパー2の切り欠き部2aの内部に入り込んでも錦糸線10とダンパー2が接触しなくなるため、錦糸線10とダンパー2との間隔を予め狭めることも可能となり、スピーカ1aの薄型化を図ることができる。
(第2の実施形態)
図1のスピーカ1aは、錦糸線10と端子23との接続位置がダンパー2の外周部とフレーム3との接続位置とほぼ同じ高さにある例を示したが、錦糸線10と端子23との接続位置をダンパー2の外周部とフレーム3との接続位置よりも後方に設けてもよい。
図1のスピーカ1aは、錦糸線10と端子23との接続位置がダンパー2の外周部とフレーム3との接続位置とほぼ同じ高さにある例を示したが、錦糸線10と端子23との接続位置をダンパー2の外周部とフレーム3との接続位置よりも後方に設けてもよい。
図5は本発明の第2の実施形態に係るスピーカ1bの構造を示す図であり、図5(a)はスピーカ1b内のダンパー2の平面図、図5(b)はスピーカ1bの前方から見た平面図、図5(c)は図5(b)のA−O−B線の断面図である。
図5のスピーカ1bでは、錦糸線10と端子23との接続位置がダンパー2の外周部とフレーム3との接続位置よりも後方に配置されている。また、ダンパー2の外周部とフレーム3との接続位置も、図1よりも後方に配置されている。これにより、スピーカ1bの奥行きサイズをほとんど変えずに、フレーム3の側方の開口部3cを大きくできる。したがって、錦糸線10とダンパー2との隙間を広げることができ、錦糸線10がダンパー2に接触するおそれをさらに低減できる。
また、開口部3cが広がると、錦糸線10を配置するスペースも広がるため、錦糸線10の長さにより余裕を持たせることができ、大音声出力時でも錦糸線10が伸びきってしまうおそれがなくなって、接触による異音の発生と錦糸線10の断線を確実に防止できる。
(第3の実施形態)
第1および第2の実施形態では、ダンパー2の90度離れた方向に2つの切り欠き部2aを設ける例を説明したが、切り欠き部2aの形成箇所は任意に変更可能である。例えば、ダンパー2の中心を通る径上に2つの切り欠き部2aを対向配置してもよいし、2つの切り欠き部2aを90度以外の角度方向に配置してもよいし、あるいは、1つのみの切り欠き部2aを設けて、その内部あるいは前方に2本の錦糸線10を配置してもよい。
第1および第2の実施形態では、ダンパー2の90度離れた方向に2つの切り欠き部2aを設ける例を説明したが、切り欠き部2aの形成箇所は任意に変更可能である。例えば、ダンパー2の中心を通る径上に2つの切り欠き部2aを対向配置してもよいし、2つの切り欠き部2aを90度以外の角度方向に配置してもよいし、あるいは、1つのみの切り欠き部2aを設けて、その内部あるいは前方に2本の錦糸線10を配置してもよい。
図6はフレーム3の後面側に配置される後フレーム3aの分解斜視図である。図6に示すように、2本の錦糸線10の各一端は、ボイスコイルボビン5の中心を通る径上に対向して接続されており、そこから、略平行に錦糸線10を配置して、錦糸線10の通過する経路に合わせて、フレーム3に2箇所切り欠き部3dを形成している。
本実施形態では、図6に示すフレーム3の切り欠き部3dの位置に合わせて、ダンパー2に2つの切り欠き部2aを設けている。図7(a)は本発明の第3の実施形態に係るスピーカ内のダンパー2の平面図、図7(b)はスピーカの前方から見た平面図である。
フレーム3の切り欠き部3dの間隔は、ダンパー2の切り欠き部2aの間隔と略等しい。これにより、2本の錦糸線10は、ほぼ平行に配置されて、その他端側は端子23に接続されている。
このように、本実施形態では、錦糸線10の配置およびフレーム3の切り欠き部3dの位置に合わせて、ダンパー2の切り欠き部2aの間隔を設定する点に特徴がある。
本実施形態においても、スピーカに音声信号が入力されて、錦糸線10とダンパー2との距離が最も近づいても、錦糸線10はダンパー2の切り欠き部2aの内部に入り込むか、あるいは切り欠き部2aの前方に配置されるため、錦糸線10とダンパー2との接触を確実に防止でき、異音の発生を抑制できる。また、ダンパー2に切り欠き部2aがあるために、ダンパー2と錦糸線10との距離を近づけることができ、スピーカの薄型化を実現できる。
図6では、2本の錦糸線10が略平行に配置される例を示したが、2本の錦糸線10は必ずしも平行に配置されている必要はなく、2つの端子23の間隔に応じて2本の錦糸線10の間隔を変化させてもよい。本実施形態は、2本の錦糸線10の配置に合わせて、ダンパー2に切り欠き部2aを設ければよい。
(第4の実施形態)
第1〜第3の実施形態では、ダンパー2の外周側の2箇所に切り欠き部2aを設ける例を説明したが、ダンパー2の外周側に切り欠き部2aを設けると、切り欠き部2aがある箇所では、ダンパー2とフレーム3とを接合させることができなくなり、ダンパー2とフレーム3との接合面積が減少する結果、両者の接合力が弱くなるおそれがある。そこで、ダンパー2の外周縁部全体でフレーム3と接合することにし、ダンパー2の外周縁部よりも内側に所定サイズの孔部を形成してもよい。
第1〜第3の実施形態では、ダンパー2の外周側の2箇所に切り欠き部2aを設ける例を説明したが、ダンパー2の外周側に切り欠き部2aを設けると、切り欠き部2aがある箇所では、ダンパー2とフレーム3とを接合させることができなくなり、ダンパー2とフレーム3との接合面積が減少する結果、両者の接合力が弱くなるおそれがある。そこで、ダンパー2の外周縁部全体でフレーム3と接合することにし、ダンパー2の外周縁部よりも内側に所定サイズの孔部を形成してもよい。
図8(a)〜図8(d)は孔部の位置がそれぞれ異なる4種類のダンパー2b、2c、2d、2eの平面図である。いずれのダンパーも、外周縁部2fを残してその内側に孔部2aが形成されている。図8(a)は90度異なる2箇所に孔部2aを設けたダンパー2bの平面図、図8(b)と図8(c)は中心を通る径上の対向位置に2つの孔部2aを設けたダンパー2c、2dの平面図、図8(d)は1箇所のみに孔部2aを設けたダンパー2eの平面図である。
図8(a)〜図8(d)のいずれのダンパー2b〜2eも、外周縁部2fを有し、ダンパー2の外周部の全体でフレーム3に接合されるため、ダンパー2b〜2eとフレーム3との接合力が高くなり、構造的な強度も高くなる。また、ダンパー2b〜2e自体の変形も起きにくくなるので、組立作業が行いやすくなり、作業効率が上がる。
図8(b)と図8(c)では、ダンパー2c、2dの中心線に対して線対称な位置に2つの孔部2aを設けているため、これら孔部2aの近傍に錦糸線10を配置したときに、錦糸線10にかかる振動のバランスを取りやすくなり、ボイスコイル6のローリング現象などの異常振動を抑制でき、ボイスコイル6やボイスコイルボビン5が磁気回路4に接触することによる異常音の発生を回避しやすくなる。
図8(d)では、孔部2aが一箇所だけである。一つの孔部2aの前方に2本の錦糸線10が配置できるので、錦糸線10の間隔が狭いスピーカに適する。
このように、第4の実施形態では、ダンパー2b〜2eの外周全体に亘って、フレーム3と接合するための外周縁部2fを設けるため、ダンパー2b〜2eの変形を抑制できるとともに、ダンパー2b〜2eとフレーム3との接合力を強化でき、構造的な強度も高くなり、組立作業効率も上がる。また、錦糸線10や端子23の位置に合わせて、孔部2aの位置を設定することが可能である。
また、本実施形態では、ダンパー2b〜2eが振動しない状態では錦糸線10がダンパー2b〜2eに接触せずに孔部2aの内部または孔部2aの前方に配置され、かつダンパー2b〜2eが前後に振動してダンパー2b〜2eと錦糸線10とが最大限に近づいた状態でも、錦糸線10がダンパー2b〜2eに接触せずに孔部2aの内部または孔部2aの前方に配置されるように、錦糸線10の設置場所が設定される。これにより、錦糸線10がダンパー2b〜2eと接触しなくなり、異音の発生を防止できる。また、第1〜第3の実施形態と同様に、錦糸線10の長さに余裕を待たせることができるため、錦糸線10の断線を防止できる。
(第5の実施形態)
上述した第1〜第4の実施形態では、内磁型の磁気回路4を備えるスピーカについて説明したが、外磁型の磁気回路4を備えるスピーカにも適用可能である。
上述した第1〜第4の実施形態では、内磁型の磁気回路4を備えるスピーカについて説明したが、外磁型の磁気回路4を備えるスピーカにも適用可能である。
例えば、図9は図5の磁気回路4を外磁型に変更したスピーカ1dの断面図である。図9のスピーカ1d内の磁気回路4は、ボイスコイルボビン5の周囲に配置されるトッププレート21と、フレーム3の後面側に配置されるボトムヨーク22と、トッププレート21およびボトムヨーク22の間に配置されるマグネット12とを有する。図5と同様に、ダンパー2の内周部はボイスコイルボビン5に固定され、ダンパー2の外周部はフレーム3に固定されている。また、錦糸線10の一端部はボイスコイルボビン5に固定される。錦糸線10の他端部は端子23に固定されている。すなわち、ダンパー2の外周部と錦糸線10の他端部はそれぞれ、トッププレート21の最前部よりも後方で固定されている。
図9のスピーカ1dにおいても、ダンパー2の切り欠き部2aの前方に錦糸線10が配置されており、スピーカ1dに音声信号が入力されて、ダンパー2と錦糸線10の間隔が最も近接しても、錦糸線10はダンパー2の切り欠き部2aの内部に入り込むか、あるいは切り欠き部2aの前方に配置され、錦糸線10とダンパー2とが接触するおそれはない。
同様に、第1〜第3の実施形態のスピーカについても、磁気回路4を外磁型に変更することが可能である。
図10は、磁気回路4が外磁型で、磁気回路4の外径がダンパー2の外径よりも大きいスピーカ1eの断面図である。この図10においても、ダンパー2には例えば図5(a)のような切り欠き部2aが形成されている。
図10のスピーカ1eでは、ダンパー2の外周部はトッププレート21に固定され、その固定位置よりもさらに外側に、錦糸線10の他端部を接続するための端子23が設けられている。
上述した特許文献2では、ダンパー2の外周部とフレーム3との接合位置よりも内側に端子23を設けているため、ダンパー2に孔を設けて錦糸線10を貫通せざるを得ない。これにより、ダンパー2の孔に錦糸線10を挿入するという面倒な作業が必要となった。これに対して、ダンパー2の外周部とフレーム3との接合位置よりも外側に端子23を設ければ、ダンパー2の孔に錦糸線10を通す必要がなくなり、作業性がよくなり、製造作業効率の向上が図れる。
図9および図10では、トッププレート21よりも端子23が後方に配置される例を示したが、トッププレート21と端子23との位置関係は図9および図10に示したものに限定されない。例えば、図11および図12はトッププレート21と端子23とが略同じ高さにある例を示した図である。より詳しくは、図11はダンパー2の外周部がフレーム3に固定された外磁型のスピーカ1fの断面図、図12はダンパー2の外周部がトッププレート21に固定された外磁型のスピーカ1gの断面図である。
なお、図9〜図12と異なり、端子23よりもトッププレート21が後方に配置されていてもよい。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h スピーカ
2,2b,2c,2d,2e ダンパー
2a 切り欠き部、孔部
2f 外周縁部
3a 後フレーム
3b 前フレーム
4 磁気回路
5 ボイスコイルボビン
6 ボイスコイル
7 振動板
8 振動板本体
9 エッジ
10 錦糸線
11 ポットヨーク
12 マグネット
13 ポールピース
21 トッププレート
22 ボトムヨーク
23 端子
24 ガスケット
10a 他端部
2,2b,2c,2d,2e ダンパー
2a 切り欠き部、孔部
2f 外周縁部
3a 後フレーム
3b 前フレーム
4 磁気回路
5 ボイスコイルボビン
6 ボイスコイル
7 振動板
8 振動板本体
9 エッジ
10 錦糸線
11 ポットヨーク
12 マグネット
13 ポールピース
21 トッププレート
22 ボトムヨーク
23 端子
24 ガスケット
10a 他端部
Claims (9)
- フレームと、
前記フレームに接合される磁気回路と、
前記磁気回路の磁気ギャップ中に支持されるボイスコイルボビンと、
前記ボイスコイルボビンに巻回され、前記磁気ギャップ中に配置されるボイスコイルと、
前記磁気回路の前方に配置され、外周部が前記フレームに固定され、内周部が前記ボイスコイルボビンに固定される振動板と、を備えるスピーカにおいて、
外周部の一部に形成された切り欠き部を有し、外周部が前記フレームに固定され、内周部が前記ボイスコイルボビンに固定されるダンパーと、
一端部が前記ボイスコイルボビンに固定される錦糸線と、を備え、
前記ダンパーが前後に振動して前記ダンパーと前記錦糸線とが最大限に近づいたときに、前記錦糸線が前記ダンパーに接触せずに前記切り欠き部の内部または前記切り欠き部の前方に配置されるように、前記錦糸線の設置場所が設定されることを特徴とするスピーカ。 - フレームと、
前記フレームに接合される磁気回路と、
前記磁気回路の磁気ギャップ中に支持されるボイスコイルボビンと、
前記ボイスコイルボビンに巻回され、前記磁気ギャップ中に配置されるボイスコイルと、
前記磁気回路の前方に配置され、外周部が前記フレームに固定され、内周部が前記ボイスコイルボビンに固定される振動板と、
外周部が前記フレームに固定され、内周部が前記ボイスコイルボビンに固定されるダンパーと、を備えるスピーカにおいて、
一端部が前記ボイスコイルボビンに固定される錦糸線を備え、
前記ダンパーは、
前記フレームに固定される外周縁部と、
前記外周縁部よりも内側で、かつ外周部側に配置される孔部と、を有し、
前記ダンパーが振動しない状態では前記錦糸線が前記ダンパーに接触せずに前記孔部の前方に配置され、かつ前記ダンパーが前後に振動して前記ダンパーと前記錦糸線とが最大限に近づいた状態でも、前記錦糸線が前記ダンパーに接触せずに前記孔部の内部または前記孔部の前方に配置されるように、前記錦糸線の設置場所が設定されることを特徴とするスピーカ。 - 前記錦糸線の他端部を、前記ダンパーの外周部と前記フレームとの接続位置よりも外側で固定する端子を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のスピーカ。
- それぞれの一端部が前記ボイスコイルボビンのそれぞれ異なる位置に固定される2本の前記錦糸線が設けられ、
前記2本の錦糸線のそれぞれに対応して、計2個の前記切り欠き部または前記孔部が設けられ、
前記2個の切り欠き部または前記2個の孔部は、前記ダンパーのそれぞれ異なる場所に互いに分離して配置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のスピーカ。 - 前記2個の切り欠き部または前記2個の孔部は、前記ダンパーの中心を通る径上に対向配置されることを特徴とする請求項4に記載のスピーカ。
- それぞれの一端部が前記ボイスコイルボビンのそれぞれ異なる位置に固定される2本の前記錦糸線が設けられ、
前記2本の錦糸線に対して、計1個の前記切り欠き部または前記孔部が設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のスピーカ。 - 前記磁気回路は、前記フレームの内周部に接合されるポットヨークを有する内磁型であり、
前記ダンパーの外周部および前記錦糸線の他端部はそれぞれ、前記ポットヨークの最前部よりも後方で固定されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のスピーカ。 - 前記磁気回路は、前記ボイスコイルボビンを取り囲むように配置されるトッププレートを有する外磁型であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のスピーカ。
- 前記錦糸線の他端部は、前記トッププレートの最前部よりも後方で固定されることを特徴とする請求項8に記載のスピーカ。
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JP2009126709A JP2010278549A (ja) | 2009-05-26 | 2009-05-26 | スピーカ |
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2009
- 2009-05-26 JP JP2009126709A patent/JP2010278549A/ja active Pending
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