JP2010277966A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010277966A
JP2010277966A JP2009132180A JP2009132180A JP2010277966A JP 2010277966 A JP2010277966 A JP 2010277966A JP 2009132180 A JP2009132180 A JP 2009132180A JP 2009132180 A JP2009132180 A JP 2009132180A JP 2010277966 A JP2010277966 A JP 2010277966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
discharge lamp
input voltage
detected
detection unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009132180A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5289195B2 (ja
Inventor
Naoto Sato
直人 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009132180A priority Critical patent/JP5289195B2/ja
Publication of JP2010277966A publication Critical patent/JP2010277966A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5289195B2 publication Critical patent/JP5289195B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】安価な回路構成のまま、ライティングスイッチOFFと出力ショート(短絡・地絡・天絡)を確実に識別することにより、ライティングスイッチOFF時の出力電圧低下による誤停止を防ぎ、かつ出力ショート(短絡・地絡・天絡)時の入力電圧低下による点滅を防ぐことにある。
【解決手段】放電灯7へ適正な電力が供給されるようにDC/DCコンバータ4やHブリッジ5を駆動し、出力電圧検出部30により検出した出力電圧Vout<任意の閾値Vthかつライティングスイッチ検出部9により検出したライティングスイッチ状態:ONの場合のみ、出力ショートと判定してDC/DCコンバータ4及びHブリッジ5を停止する制御部8とを備えたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、自動車等の車両の前照灯として用いられるメタルハライドランプなどの放電灯および、屋内外施設、工場等における照明灯や街灯等として用いられている放電灯の点灯を制御する放電灯点灯装置に関するものである。
この種の放電灯点灯装置は安価で安全なものが求められている。例えば放電灯点灯装置の出力部やランプの電気配線部が何らかの原因で出力部がショート(以下、出力ショートと称する)した場合、安全のため一定期間内に通電をフェイルセーフ停止する必要がある。また、ライティングスイッチOFFやバッテリの劣化等により入力電圧が低下した場合、異常な入力電圧で動作することを防ぐため一定期間内にフェイルセーフ停止する必要がある。
出力ショートした場合のフェイルセーフと異常な入力電圧の場合のフェイルセーフとは動作が異なる。出力ショートに対しては停止を維持し続ける必要があるが、入力電圧低下(ライティングスイッチOFF)に対してはライティングスイッチONやバッテリ回復により入力電圧が復帰した場合、速やかに再点灯する必要がある。このような両者のフェイルセーフの判定方法は多々あるが、出力ショートに対しては出力電圧<任意の閾値、入力電圧低下(ライティングスイッチOFF)に対しては入力電圧<任意の閾値を検出するのが一般的な方法である。
ここで、安価な回路構成にするため、1次側の電流が直接2次側に流れるタイプのDC/DCコンバータを採用した場合、出力ショートした際にバッテリから直接過電流が流れるため、配線抵抗の分だけ電圧がドロップし、入力電圧が低下する。また、ライティングスイッチOFFした際に放電灯点灯装置に供給される電源が絶たれた状態では、放電灯点灯装置の出力の電荷が放電灯に流れる電流によって消費されるため、出力電圧が低下する。よって、出力ショートの際にもライティングスイッチOFFの際にも入力電圧と出力電圧がともに低下するため、両者の識別が困難になるという問題があった。
入力電圧<任意の閾値のみで入力電圧低下判定を行う場合、出力ショート時の入力電圧低下値とライティングスイッチOFF時の入力電圧低下値を識別できる閾値に設定する必要がある。しかし、前記入力電圧の低下の仕方は配線抵抗や放電灯点灯装置の入力容量、回路抵抗、更には出力ショートの仕方(短絡・地絡・天絡)によって異なる。このため、入力電圧の判定のみで入力電圧低下判定を行う場合に、あらゆる状況で出力ショート時の入力電圧低下と識別することは不可能である。
出力電圧<任意の閾値で出力ショート判定を行う場合、出力ショート時の出力電圧低下値とライティングスイッチOFF時の出力電圧低下値を識別できる閾値に設定する必要がある。しかし、出力ショート時の出力電圧は入力電圧や接触抵抗を含む回路抵抗によって決まる。一方、ライティングスイッチOFF時の出力電圧は放電灯に流れる電流によって出力の電荷がどれだけ消費するかによって決まる。このため、出力電圧の判定のみで出力ショート判定を行う場合に、あらゆる状況でライティングOFF時の出力電圧低下と識別することは不可能である。
出力ショートとライティングスイッチOFFのフェイルセーフ動作は前記したように異なるため、両者を誤判定した場合の問題点を次にまとめる。
出力ショート時の電圧ドロップにより入力電圧低下(ライティングスイッチOFF)と誤判定した場合、一旦停止するため、過電流の供給がストップして電圧ドロップが発生せず入力電圧が回復する。すると入力電圧復帰判定により再始動し、過電流が流れるという繰り返しになるため、点滅動作になるだけでなく部品素子に対しても過負荷を与えて故障する危険性がある。
ライティングスイッチOFF時の出力電圧低下により出力ショートと誤判定した場合、停止を維持し続けるため、再度ライティングスイッチONしても再点灯できなくなるという危険性がある。
このように識別が困難な出力ショートに対して、誤判定なく出力ショート判定する従来技術として特許文献1に開示された放電灯装置がある。この放電灯装置は出力電圧<閾値かつ出力電流<閾値を検出した場合、出力地絡と判断して一旦HブリッジをOFF後に再度ONを繰返し、所定回数繰り返した場合に恒久的に停止するものである。
この放電灯装置はノイズにより判定条件を満たし誤判定で停止した場合でも再始動することで恒久的に誤停止することを防ぐことはできる。
また別に、出力地絡時に点滅することなく出力地絡を判定する従来技術として特許文献2に開示された放電灯装置がある。この放電灯装置は始動前にHブリッジを全てOFFすることで始動時から出力地絡していた場合に過電流が流れることを防止し、その間に出力地絡を判定するというものである。
特開平11-329767号公報 特開2001-043986号公報
しかし、上記特許文献1に記載された放電灯装置では、ライティングスイッチOFF時にも出力ショート時にも入力電圧と出力電圧が低下することは考慮されておらず、出力ショート判定と入力電圧低下判定のどちらを優先するかは一切記載されていない。仮に入力電圧低下判定を優先するならば、出力地絡時に入力電圧が低下した際に入力電圧低下判定により停止、再始動を繰り返し、点滅動作を永続することになり問題は解消されない。
また、上記特許文献1で仮に出力ショート判定を優先するならば、ライティングスイッチOFF時に出力電圧と出力電流が低下した際に判定条件を満たして停止し、所定回数Hブリッジを再始動する度に出力電圧<閾値かつ出力電流<閾値を検出するため、恒久的に停止することになり問題は解消されない。更に出力短絡や天絡時に対応できないというデメリットもある。
また、特許文献2に記載された放電灯装置により、始動前にHブリッジを全てOFFしていることは当然かつ一般的なことであり、更にHブリッジを全てOFFしている間に如何に出力地絡を判定するのかは記載されていない。一方で地絡検出の方法として放電灯に流れる出力電流と出力電圧を挙げているが、Hブリッジを全てOFFしている間に放電灯に流れる出力電流や出力電圧を検出することは不可能であり、根本的に矛盾したものである。
また、上記特許文献2では出力地絡時に点滅動作する理由として、過電流により入力電圧が低下し、DC/DCコンバータの供給電圧も低下するため、電圧を電源とするHブリッジがONを維持できなくなり、地絡判定前にHブリッジが自動的にOFF後、入力電圧が復帰して再度ONの繰り返しとなる事を挙げている。この対策としてDC/DCコンバータの供給電圧側にコンデンサを配し、出力地絡時に入力電圧が低下してもDC/DCコンバータの供給電圧をコンデンサの充電電圧によって維持し、HブリッジがONを維持している間に地絡判定を行うとしている。
確かに入力電圧低下判定が無ければ、前記のようにHブリッジのONを維持するだけで点滅動作を防ぐことはできる。但し、入力電圧低下判定が無ければ、ライティングスイッチOFF時の出力電圧低下に対して出力ショート誤停止を防ぐことはできない。また、入力電圧低下判定を追加したとしても、出力ショート時にHブリッジがONを維持できるだけで、入力電圧が低下することは変わらず、ライティングスイッチOFFと誤判定すれば点滅動作を永続し問題は解消されない。
この発明は上記のような課題を解消するためになされたもので、安価な回路構成のまま、ライティングスイッチOFFと出力ショート(短絡・地絡・天絡)を確実に識別することにより、ライティングスイッチOFF時の出力電圧低下による誤停止を防ぎ、かつ出力ショート(短絡・地絡・天絡)時の入力電圧低下による点滅を防ぐ放電灯点灯装置を提供することを目的とする。
この発明に係る放電灯点灯装置は、1次側の電流が直接2次側に流れるタイプのDC/DCコンバータと、このDC/DCコンバータの出力を交流矩形波に変換し放電灯に供給するHブリッジと、前記放電灯に印加する電圧を検出する出力電圧検出部と、放電灯点灯装置に繋がるライティングスイッチの状態を検出するライティングスイッチ検出部と、前記放電灯へ適正な電力が供給されるように前記DC/DCコンバータや前記Hブリッジを駆動し、前記出力電圧検出部により検出した出力電圧<任意の閾値かつ前記ライティングスイッチ検出部により検出したライティングスイッチ状態=ONの場合のみ、出力ショートと判定して前記DC/DCコンバータ及びHブリッジを停止する制御部とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、出力電圧とライティングスイッチ状態をAND条件で判定することで、ライティングスイッチOFF時に出力電圧がどれだけ低下したとしても、出力ショートと誤判定することなく、真に出力ショートの場合のみ停止することができ、ライティングスイッチOFF時の誤判定による停止維持や出力ショート時の誤判定による点滅動作を防止することができる。
この発明に係る放電灯点灯装置に全体構成を示すブロック図である。 図1の回路における短絡、地絡、天絡に様子を示す図である。 実施の形態1の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態2の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態3の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態4の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態5の構成を示すブロック図である。 実施の形態6におけるライティングスイッチ検出部の構成図である。 実施の形態6の動作を説明するフローチャートである。 入力電圧、出力電圧、出力電流の検出波形図である。 実施の形態7におけるライティングスイッチ検出部の構成図である。 入力電圧、出力電圧、出力電流の検出波形図である。 実施の形態8の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態9の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態10の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態11の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態12の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態13の動作を説明するフローチャートである。
実施の形態1.
図1はこの発明に係る放電灯点灯装置の全体構成を示すブロック図であり、バッテリ1にはライティングスイッチ2、配線抵抗3を介してDC/DCコンバータ4、Hブリッジ5が順次接続され、DC/DCコンバータ4とHブリッジ5の間にライティングスイッチ検出部9を有し、Hブリッジ5の出力側にはイグナイタ6を介して放電灯7が接続されている。制御部8は入力電圧検出部20で検出した入力電圧Vinと出力電圧検出部30で検出した出力電圧Voutおよび出力電流検出部40で検出した放電灯7を流れる出力電流Ioutを入力し、放電灯へ適正な電力が供給されるようにDC/DCコンバータ4、Hブリッジ5のスイッチング素子をON,OFF駆動する。なお、以下の各図においては、ライティングスイッチをSWと表記する。
なお、出力電流検出部40は、安価な出力電流検出回路にするためにDC/DCコンバータ4の低電圧側とHブリッジ5の間に配置している。また、図中(A)(B)は出力の極性を示し、出力(A)に高電圧を印加する際はHブリッジ素子51と54をONして52と53をOFFする。出力(B)に高電圧を印加する際はHブリッジ素子52と53をONして51と54をOFFする。図2(a)は図1の回路における短絡、同図(b)は図1の回路における地絡、同図(c)は図1の回路における天絡の様子を示す図であり、同図(b)(c)は図1の出力(A)(B)が各々地絡又は天絡した様子を示している。
次に図3のフローチャートについて動作を説明する。制御部8は出力電圧検出部30により検出した出力電圧Vout<任意の閾値Vthになったか判断し(ステップST3−1)、YESであれば、ライティングスイッチONかを判断し(ステップST3−2)、YESであれば、DC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止する(ステップST3−3)。一方、ステップST3−1およびステップST3−2の判断でNOの場合は、点灯動作を維持し(ステップST3−4)、ステップST3−1の判断に戻る。
この実施の形態1によれば、出力電圧Vout<任意の閾値VthかつライティングスイッチONを検出した場合、出力ショートと判断してDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止するので、ライティングスイッチOFF時に出力電圧がどれだけ低下したとしても出力ショートと誤判定することなく、真に出力ショートの場合のみDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止することができる。
実施の形態2.
図4はこの実施の形態2の動作を説明するフローチャートである。まず実施の形態1の場合と同様に、制御部8は出力電圧検出部30により検出した出力電圧Vout<任意の閾値Vthになったか判断し(ステップST4−1)、YESであれば、ライティングスイッチONかを判断し(ステップST4−2)、YESであれば、DC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止する(ステップST4−3)。
一方、ステップST4−1およびステップST4−2の判断でNOの場合は、入力電圧検出部20により検出した入力電圧Vin<任意の閾値Vithを判断し(ステップST4−4)、YESであれば、DC/DCコンバー4タおよびHブリッジ5を停止し(ステップST4−5)、NOの場合は、点灯動作を維持し(ステップST4−6)、ステップST4−1の判断に戻る。
この実施の形態2によれば、入力電圧Vin<任意の閾値Vithの場合、入力電圧低下と判定してDC/DCコンバータ4及びHブリッジ5を停止することにより、ライティングスイッチOFF時の出力ショート誤判定を防止した上で、入力電圧低下を判定することにより、ライティングスイッチOFFやバッテリの劣化に対して出力ショートと誤判定することなく入力電圧低下としてDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止することができる。
実施の形態3.
図5はこの実施の形態3の動作を説明するフローチャートであり、ステップST5−1〜ステップST5−6は前記実施の形態2の動作を説明するフローチャートのステップST4−1〜ステップST4−6と同一動作を行い、ステップST5−1〜ステップST5−3でショート判定を行い、ステップST5−4、ステップST5−5で入力電圧低下判定を行なう。異なる点は、ステップST5−5の後にのみ入力電圧Vin>任意の閾値VithHであるか、つまり、入力電圧復帰判定を行い(ステップST5−7)、NOの場合は判定動作を繰り返し、YESの場合はステップST5−6に移行して再始動して点灯動作を維持する。なお、入力電圧低下判定の任意の閾値VithLと入力電圧復帰判定の任意の閾値VithHは別の値とし、入力電圧低下判定閾値VithL<入力電圧復帰判定閾値VithHに設定する。
この実施の形態3によれば、出力ショート判定による停止後は入力電圧復帰判定を行わないことで、停止後に過電流の供給がストップして電圧ドロップが発生せず入力電圧が回復しても停止状態を維持することにより、点滅動作を防止し部品素子に過負荷を与えて故障することを防止することができる。また、入力電圧低下判定による停止後は入力電圧復帰判定を行うことで、停止後にライティングスイッチONやバッテリ回復により入力電圧が復帰した際、速やかに再始動することができる。
実施の形態4.
実施の形態4は制御部8に経過時間をカウントするタイマ手段10を備え、出力ショート判定条件を満たした期間、または入力電圧低下の判定条件を満たした期間をタイマ手段10によってカウントし、前記期間が所定期間を越えた場合に前記DC/DCコンバータ4及びHブリッジ5を停止する。前記所定期間は、出力ショートを判定する所定期間<入力電圧低下を判定する所定期間に設定する。
図6はこの実施の形態4の動作を説明するフローチャートであり、制御部8は出力電圧検出部30により検出した出力電圧Vout<任意の閾値Vthになったか判断し(ステップST6−1)、YESであれば、ライティングスイッチONかを判断し(ステップST6−2)、YESであれば、このYESの期間Tvoが所定期間tを超えたかを判断し(ステップST6−3)、YESであれば、DC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止する(ステップST6−4)。
一方、ステップST6−3の判断がNOの場合は、ステップST6−5で上記期間Tvoに1を加算して新たな期間TvoとしてステップST6−7に移行する。また、ステップST6−1の判断がNOの場合は上記期間Tvoを零に初期化してステップST6−7に移行する。以上のステップ動作でショート判定を行なう。
そして、ステップST6−7では入力電圧検出部20で検出した入力電圧Vin<任意の閾値VithLを判断し、YESであれば、このYESの期間TvILが所定期間tを超えたかを判断し(ステップST6−8)、YESであれば、DC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止する(ステップST6−11)。
また、ステップST6−8の判断がNOの場合は、ステップST6−9で上記期間TVILに1を加算してステップST6−16に移行する。一方、ステップST6−7の判断がNOの場合は、ステップST6−10で期間TVILを零に初期化してステップST6−16に移行し、点灯動作を維持する。このステップST6−7からステップST6−11のステップ動作で入力電圧低下判定を行なう。
ステップST6−11でDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止後、入力電圧検出部20で検出した入力電圧Vin>任意の閾値VithHを判断し(ステップST6−12)、YESであれば、このYESの期間TVIHが所定期間tを超えたかを判断し(ステップST6−13)、YESであれば、ステップST6−16に移行して再始動して点灯動作を維持する。そして、ステップST6−12の判断がNOの場合は、期間TVIHを零に初期化し(ステップST6−15)、また、ステップST6−13の判断がNOの場合は、期間TVIHに+1を加算し(ステップST6−14)、いずれの場合もステップST6−12の判断に戻る。このステップST6−12からステップST6−15のステップ動作により入力電圧復帰判定を行なう。
この実施の形態4によれば、所定期間監視し続ける事で、突発的なノイズ等による誤判定を防止する事ができる。また、出力ショート時に出力電圧以外に入力電圧も低下して、出力ショート判定条件と入力電圧判定条件を同時に満たしても、必ず出力ショート判定の方が先に完了することにより、出力ショート時の入力電圧低下と誤判定することを防止することができる。また、出力ショート時に入力電圧低下と誤判定することがなければ、停止状態を維持するため点滅動作を防止することができる。
実施の形態5.
図7はこの実施の形態5の構成を示すブロック図である。図1に示した制御部8にタイマ手段(図1の内蔵タイマ手段10を兼用してもよい)と必要な電圧を供給する専用電源11とを接続した構成であり、この構成により、出力ショートやライティングスイッチOFFにより放電灯点灯装置に印加される入力電圧が低下しても、前記出力ショート判定や前記入力電圧低下判定が完了するまでの間は前記制御部8はタイマ手段10で決められた時間、電源11からの給電によってリセットされない。
上記のように、この実施の形態5によれば、出力ショートやライティングスイッチOFFにより入力電圧が低下した状態でも出力ショート判定や入力電圧低下判定が完了するまでの間、前記制御部8に必要な電圧を供給することができ、入力電圧低下判定や出力状態異常判定を正常に完了することにより誤動作を防止する。
実施の形態6.
図8は実施の形態6におけるライティングスイッチ検出部9の構成図であり、図9はショート判定条件である出力電圧Vout<任意の閾値Vthを満たした後のライティングスイッチ状態の判定動作を説明するフローチャート、図10は入力電圧、出力電圧、出力電流の検出波形図である。図8に示すように、ライティングスイッチ検出部9として放電灯7に流れる電流を検出する出力電流検出部40を前記DC/DCコンバータ4の高電圧側に配置し、この出力電流検出部40により検出した出力電流Iout>任意の閾値Ithを判断し(ステップST9−1)、YESであれば、ライティングスイッチON(ステップST9−2)と判定するため、図4等のフローチャートにより出力ショート(短絡・地絡・天絡)と判定して終了する。また、ステップST9−1の判断がNO、つまり、この条件を満たさない場合は、ライティングスイッチOFF(ステップST9−3)と判定するため、図4等のフローチャートにより点灯を維持し、入力電圧低下判定を待ってDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止する。
上記のように、この実施の形態6によれば、出力電流が低下(0Aとなる)するのは、図10より明らかなように、ライティングスイッチOFFの場合のみであり、出力ショート(短絡・地絡・天絡)では電流を検出することができる。
よって、出力電流を判定することにより、出力ショート(短絡・地絡・天絡)とライティングスイッチOFFを誤判定することなく識別することができる。また、後述する図11の回路構成に比べて、出力電流でライティングスイッチ状態を判定できるため、判定が簡単で確実に識別できるというメリットがある。
実施の形態7.
図11はこの実施の形態7におけるライティングスイッチ検出部9の構成図であり、図12は入力電圧、出力電圧、出力電流の検出波形図である。
この実施の形態7では、ライティングスイッチ検出部9として放電灯7に流れる電流を検出する出力電流検出部40をDC/DCコンバータ4の低電圧側に配置し、出力電圧Vout<任意の閾値Vthかつ出力電流検出部40により検出した出力電流Iout>任意の閾値Ithを検出した場合、ライティングスイッチONで出力ショート(短絡・天絡)と判定してDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止する。この条件を満たさない場合はライティングスイッチOFFと判定して点灯動作を維持し、入力電圧低下判定を待ってDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止する。
上記のように、実施の形態7によれば、図11の回路構成で出力電流が低下するのは図12より明らかなように、ライティングスイッチOFFと地絡の場合であり、短絡・天絡では電流を検出することができる。よって、出力電流を判定することにより、短絡・地絡とライティングスイッチOFFを識別することができる。
なお、地絡の場合は過電流が出力電流検出部40を経由しないため検出されず、前記条件では停止されない。そのため入力電圧低下判定で停止するか、または過電流による電圧ドロップが少なければ点灯動作を維持することになる。よって、システム的に出力地絡がありえず、短絡・天絡のみを検出したい場合に適用できる。
また、図11は出力電流検出部40をDC/DCコンバータ4の低電圧側に配置するため、図8に比べて回路構成が簡単になり、耐圧の高い部品素子やレベルシフト回路、差分検出回路等が不要になり安価に構成できるというメリットがある。
実施の形態8.
図13はこの実施の形態8の動作を説明するフローチャートであり、ショート判定条件である出力電圧Vout<任意の閾値Vthを満たした後のライティングスイッチ状態の判定動作を説明している。制御部8によりHブリッジ5をAC駆動中かを判断し(ステップST13−1)、YESの場合は出力電圧検出部30により検出した出力電圧Vout<任意の閾値Vthを両極性で検出したかを判断し(ステップST13−2),YESつまり両極性で検出した場合はライティングスイッチOFF(ステップST13−3)と判定するため、図4等のフローチャートにより点灯動作を維持し、入力電圧低下判定を待ってDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止する。NO、つまり一方の極性で検出した場合のみ、ライティングスイッチON(ステップST13−4)と判定するため、図4等のフローチャートにより出力ショート(地絡・天絡)と判定してDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止する。
上記のようにこの実施の形態8によれば、出力電圧が両極性で低下するのは、図12よりライティングスイッチOFFと短絡の場合であり、地絡・天絡では一方の極性でのみ電圧が低下し、他方の極性では昇圧する。これは地絡・天絡した極性と逆極性に切替わることにより、過電流が途絶えるためである。よって、両極性の出力電圧低下を判定することにより、地絡・天絡とライティングスイッチOFFを識別することができる。
なお、短絡の場合も両極性で出力電圧が低下するため、前記条件では停止されない。そのため、入力電圧低下判定でDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止するか、または過電流による電圧ドロップが少なければ点灯動作を維持することになる。よって、システム的に出力短絡がありえず、地絡・天絡のみを検出したい場合に適用できる。
また、ライティングスイッチ検出部9として極性別の出力電圧を検出しているが、元々ある出力電圧検出部30と制御部8があれば検出は可能であり、ライティングスイッチ状態判定のために新たに検出部を追加しなくても既存の回路構成で判定することができる。
実施の形態9.
図14はこの実施の形態9の動作を説明するフローチャートであり、ショート判定条件である出力電圧Vout<任意の閾値Vthを満たした後のライティングスイッチ状態の判定動作を説明している。ステップST14−1〜ステップST14−4は実施の形態8におけるステップST13−1〜ステップST13−4と同じ動作である。異なる点は、ステップST14−1の判断がNO、つまり、Hブリッジ5をDC駆動からAC駆動へ移行する(ステップST14−5)。AC駆動に移行後に再び出力電圧を検出し、一方の極性でのみ出力電圧Vout<任意の閾値Vthの判定条件を満たせば、ライティングスイッチONで出力ショート(地絡・天絡)と判定してDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止する。両極性で出力電圧低下する場合はライティングスイッチOFFと判定して点灯動作を維持し、入力電圧低下判定を待ってDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止する。
上記のようにこの実施の形態9によれば、DC駆動中に出力ショートの判定条件を満たした場合にAC点灯に移行することにより、前記実施の形態8では対応できなかったDC点灯時の天絡・地絡とライティングスイッチOFFを識別することができる
実施の形態10.
図15はこの実施の形態10の動作を説明するフローチャートであり、ショート判定条件である出力電圧Vout<任意の閾値Vthを満たした後のライティングスイッチ状態の判定動作を説明している。入力電圧Vin>任意の閾値Vithかを判断し(ステップST15−1)、YESであれば、ライティングスイッチON(ステップST15−2)と判定するため、図4等のフローチャートにより出力ショート(高入力電圧での短絡・地絡・天絡)と判定してDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止する。一方、NO、つまり、入力電圧Vin>任意の閾値Vithの条件を満たさない場合はライティングスイッチOFF(ステップST15−3)と判定するため、図4等のフローチャートにより点灯動作を維持し、入力電圧低下判定を待ってDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止する。
なお、入力電圧閾値はライティングスイッチONと判定する任意の閾値≦入力電圧低下判定の任意の閾値に設定する。
上記のようにこの実施の形態10によれば、出力ショート時の過電流による電圧ドロップで入力電圧低下と誤判定するのは、出力ショート発生前から低入力電圧である場合が多い。それに対して、過電流が最も流れて部品素子に過負荷を与えるのは高入力電圧の出力ショートである。
よって、入力電圧を判定することにより、高入力電圧時の出力ショートとライティングスイッチOFFを識別することで、高入力電圧時の出力ショートを確実に判定して過電流が流れるのを防止することができる。
また、ライティングスイッチ検出部9として入力電圧を検出しているが、元々ある入力電圧検出部と兼用は可能であり、ライティングスイッチ状態判定のために新たに検出部を追加しなくても既存の回路構成で判定することができる。
また、実施の形態9ではDC点灯中に出力ショートした場合、AC点灯に移行して再判定するため、出力ショート判定期間が通常の倍になるが、この実施の形態10とOR条件にすることにより、AC点灯に移行するのは低入力電圧時の出力ショートに限られるため、高入力電圧時の出力ショートに対して判定期間が倍になることにより部品素子に過負荷を与えることを防止することができる。
実施の形態11.
図16はこの実施の形態11の動作を説明するフローチャートであり、ショート判定条件である出力電圧Vout<任意の閾値Vthを満たした後のライティングスイッチ状態の判定動作を説明している。ライティングスイッチ状態判定として出力電流、入力電圧、極性別の出力電圧の判定条件をOR条件で満たした場合にライティングスイッチONと判定して出力ショート判定で停止し、全て満たさない場合はライティングスイッチOFFと判定して出力ショート判定を保留し、入力電圧低下判定を待つ。
出力電圧<任意の閾値を判定後、出力電流Iout>任意の閾値Ithかを判断し(ステップST16−1)、NOであれば入力電圧Vin>任意の閾値Vithであるかを判断し(ステップST16−2)、NOであれば、Hブリッジ5がAC駆動されているかを判断する(ステップST16−3)。
このステップST16−3の判断がNOの場合は、Hブリッジ5をAC駆動に移行する(ステップST16−7)。また、ステップST16−3の判断がYESの場合は出力電圧Vout<任意の閾値Vthを両極性で検出したかを判断し(ステップST16−4)
、NOの場合は、ステップST16−1,2の判断がYESの場合とともにライティングスイッチONと判定する(ステップST16−6)。そして、ステップST16−4の判断がYESならば、ライティングスイッチOFFと判定し(ステップST16−6)、入力電圧低下判定を待ってDC/DCコンバータ4およびHブリッジ5を停止する。
上記のようにこの実施の形態11によれば、入力電圧と出力電流と極性別の出力電圧をOR条件で判定することで、実施の形態7〜実施の形態10では完全に識別できなかったライティングスイッチOFFと出力ショート(短絡・地絡・天絡)を識別することができる。
実施の形態12.
図17はこの実施の形態12の動作を説明するフローチャートであり、ショート判定条件である出力電圧Vout<任意の閾値Vthを満たした後のライティングスイッチ状態の判定動作を説明している。放電灯の点灯を検出する点灯検出部を備え、まず、放電灯が点灯中かを判断し(ステップST17−0)、NOの場合は、ライティングスイッチONと判定する(ステップST17−6)。そして、ステップST17−0の判断がYESの場合は、実施の形態11の図16に示すステップST16−1〜ステップST16−7と同じ動作であるステップST17−1〜ステップST17−7を実行する。なお、点灯検出部は専用の検出部でもよいが、出力電圧検出部30や出力電流検出部40により検出した出力電圧、出力電流から制御部8で判断してもよい。
ライティングスイッチOFF時に出力電圧が低下するのは放電灯7に流れる電流によって出力の電荷が消費されるためであり、点灯前(昇圧中)は放電灯7に電流が流れず、出力の電荷が消費されないため点灯中ほど出力電圧は変化しない。そのためライティングスイッチOFF時に出力ショートと誤判定する可能性があるのは点灯中に限られる。
上記のようにこの実施の形態12によれば、点灯前後を検出することにより、ライティングスイッチOFFとの識別が必要な点灯中のみ判定を追加することで、不要な処理時間を節約することができる。また、実施の形態11では低入力電圧で始動時から出力地絡している場合にDC駆動からAC駆動に移行して判定期間が倍になる可能性や、低入力電圧で出力が両側地絡している場合に入力電圧低下判定と誤判定して再始動する可能性が残っているが、点灯前後を判定することにより始動時の出力ショートを確実に停止することができる。
実施の形態13.
図18はこの実施の形態13の動作を説明するフローチャートであり、出力ショート判定により停止後の期間Tをタイマ手段10によりカウントし、次いで、T>tであるかを判断し(ステップST18−2)、YESであれば処理を終了する。また、NOであれば、Tに1を加算(ステップST18−3)した後、入力電圧検出部20により検出した入力電圧Vin<任意の閾値VithLかを判断し(ステップST18−4)、NOであればステップST18−2の判断に戻り、YESであれば、出力ショート判定結果をキャンセルし、入力電圧低下判定による停止状態に移行して、入力電圧による再始動を許可する。
ライティングスイッチOFFの場合、停止後も放電灯点灯装置に供給される電源は絶たれているため、入力電圧は回復しない。それに対して出力ショートの場合、停止後は過電流が絶たれて電圧ドロップが発生しないため入力電圧が復帰する。
上記のようにこの実施の形態13によれば、出力ショート停止後の入力電圧を監視し、所定期間内に入力電圧が低下すれば出力ショート判定は誤判定であったと判断し、入力電圧低下判定による停止状態に移行することができる。そのため、ライティングスイッチ状態検出部9を持たず、出力ショート時にライティングスイッチ状態を判定しなくても、入力電圧検出部20だけで簡易的にライティングスイッチOFFと出力ショートを識別することができる。
また、実施の形態11の判定と当該実施の形態13の判定は競合しないため、2重構成の判定にして判定の信頼性を上げることも可能である。
1 バッテリ、2 ライティングスイッチ(電源スイッチ)、3 配線抵抗、4 DC/DCコンバータ、5 Hブリッジ、7 放電灯、8 制御部、9 ライティングスイッチ検出部、10 タイマ手段、20 入力電圧検出部、30 出力電圧検出部、40 出力電流検出部。

Claims (14)

  1. 1次側の電流が直接2次側に流れるDC/DCコンバータと、
    前記DC/DCコンバータの出力を交流矩形波に変換し放電灯に供給するHブリッジと、
    前記放電灯に印加する出力電圧を検出する出力電圧検出部と、
    前記放電灯に繋がるライティングスイッチの状態を検出するライティングスイッチ検出部と、
    前記放電灯へ適正な電力が供給されるように前記DC/DCコンバータや前記Hブリッジを駆動し、前記出力電圧検出部により検出した出力電圧<任意の閾値かつ前記ライティングスイッチ検出部により検出したライティングスイッチ状態がONの場合に、出力ショートと判定して前記DC/DCコンバータ及び前記Hブリッジを停止する制御部とを備えた放電灯点灯装置。
  2. 入力電圧を検出する入力電圧検出部を備え、前記入力電圧検出部により検出した入力電圧<任意の閾値の場合、入力電圧低下と判定してDC/DCコンバータ及びHブリッジを停止することを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 出力ショート判定による停止後は入力電圧によらず停止状態を維持し、前記入力電圧低下判定による停止後は入力電圧検出部により検出した入力電圧>任意の閾値の場合、再始動することを特徴とする請求項1または請求項2記載の放電灯点灯装置。
  4. 出力ショート判定条件を満たした期間、または入力電圧低下の判定条件を満たした期間をカウントするタイマ手段を備え、前記タイマ手段でカウントした期間が所定期間を越えた場合、DC/DCコンバータ及びHブリッジを停止することを特徴とする請求項2または請求項3記載の放電灯点灯装置。
  5. 出力ショートやライティングスイッチOFFにより印加される入力電圧が低下しても、出力ショート判定や入力電圧低下判定が完了するまでの間は前記制御部がリセットされないように、前記制御部に必要な電圧を供給する電源を備えことを特徴とする請求項4記載の放電灯点灯装置。
  6. 出力ショート判定期間<入力電圧低下判定期間に設定することを特徴とする請求項4または請求項5記載の放電灯点灯装置。
  7. 放電灯に流れる電流を検出する出力電流検出部をDC/DCコンバータの高電圧側に配置し、前記出力電流検出部により検出した出力電流>任意の閾値を検出した場合、ライティングスイッチONと判定することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の放電灯点灯装置。
  8. 放電灯に流れる電流を検出する出力電流検出部をDC/DCコンバータの低電圧側に配置し、前記出力電流検出部により検出した出力電流>任意の閾値を検出した場合、ライティングスイッチONと判定することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の放電灯点灯装置。
  9. 制御部によりHブリッジをAC駆動中に、出力電圧検出部により検出した出力電圧<任意の閾値を一方の極性で検出した場合のみ、ライティングスイッチONと判定することを特徴とする請求項8記載の放電灯点灯装置。
  10. 制御部によりHブリッジをDC駆動中に、出力電圧検出部により出力電圧<任意の閾値を検出した場合、前記制御部により前記HブリッジをAC駆動へ移行することを特徴とする請求項9記載の放電灯点灯装置。
  11. 入力電圧検出部により検出した入力電圧>任意の閾値を検出した場合ライティングスイッチONと判定することを特徴とする請求項8から請求項10のうちのいずれか1項記載の放電灯点灯装置。
  12. ライティングスイッチ状態判定として出力電流、入力電圧、極性別の出力電圧の判定条件をOR条件で満たした場合にライティングスイッチONと判定し、全て満たさない場合はライティングスイッチOFFと判定して出力ショート判定を保留することを特徴とする請求項8から請求項11のうちのいずれか1項記載の放電灯点灯装置。
  13. 放電灯の点灯を検出する点灯検出部を備え、前記点灯検出部で検出した点灯検出前は出力電圧検出部により検出した出力電圧<任意の閾値で出力ショートを判定し、前記点灯検出部で検出した点灯検出後のみライティングスイッチ状態とのAND条件を追加することを特徴とする請求項1から請求項12のうちのいずれか1項記載の放電灯点灯装置。
  14. 1次側の電流が直接2次側に流れるDC/DCコンバータと、
    前記DC/DCコンバータの出力を交流矩形波に変換し放電灯に供給するHブリッジと、
    前記放電灯に印加する出力電圧を検出する出力電圧検出部と、
    前記放電灯に繋がるライティングスイッチの状態を検出するライティングスイッチ検出部と、
    出力ショート判定により停止後の期間を前記タイマ手段によりカウントし、所定期間内に入力電圧検出部により検出した入力電圧<任意の閾値を検出した場合、出力ショート判定結果をキャンセルし、入力電圧低下判定による停止状態に移行して、入力電圧による再始動を許可する制御部とを備えた放電灯点灯装置。
JP2009132180A 2009-06-01 2009-06-01 放電灯点灯装置 Active JP5289195B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009132180A JP5289195B2 (ja) 2009-06-01 2009-06-01 放電灯点灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009132180A JP5289195B2 (ja) 2009-06-01 2009-06-01 放電灯点灯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010277966A true JP2010277966A (ja) 2010-12-09
JP5289195B2 JP5289195B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=43424731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009132180A Active JP5289195B2 (ja) 2009-06-01 2009-06-01 放電灯点灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5289195B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9220160B2 (en) 2012-11-28 2015-12-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Discharge lamp lighting device and headlight using same
JP2017183187A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 東芝ライテック株式会社 点灯装置および照明装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0963781A (ja) * 1995-06-14 1997-03-07 Koito Mfg Co Ltd 放電灯点灯回路
JPH11307280A (ja) * 1998-04-23 1999-11-05 Matsushita Electric Works Ltd 非常用照明装置
JPH11329767A (ja) * 1998-05-08 1999-11-30 Denso Corp 放電灯装置
JP2003217882A (ja) * 2002-01-28 2003-07-31 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置
JP2003317982A (ja) * 2002-04-19 2003-11-07 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 放電ランプ点灯装置
JP2005243284A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Matsushita Electric Works Ltd 車両用放電灯点灯装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0963781A (ja) * 1995-06-14 1997-03-07 Koito Mfg Co Ltd 放電灯点灯回路
JPH11307280A (ja) * 1998-04-23 1999-11-05 Matsushita Electric Works Ltd 非常用照明装置
JPH11329767A (ja) * 1998-05-08 1999-11-30 Denso Corp 放電灯装置
JP2003217882A (ja) * 2002-01-28 2003-07-31 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置
JP2003317982A (ja) * 2002-04-19 2003-11-07 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 放電ランプ点灯装置
JP2005243284A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Matsushita Electric Works Ltd 車両用放電灯点灯装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9220160B2 (en) 2012-11-28 2015-12-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Discharge lamp lighting device and headlight using same
JP2017183187A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 東芝ライテック株式会社 点灯装置および照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5289195B2 (ja) 2013-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009017616A (ja) 電源保護装置及び電子制御装置
US20090121640A1 (en) Discharge Lamp Ballast Apparatus
JP2018007551A (ja) ソフトスタート及び保護を備える電源装置
JP5289195B2 (ja) 放電灯点灯装置
CN112074749B (zh) 负载驱动装置
JP2009011042A (ja) 突入電流防止回路の保護方法およびインバータ装置
JP4556918B2 (ja) 回生エネルギー消費回路を備える電源装置
JP6696314B2 (ja) 電源電圧異常判定装置
JP6201410B2 (ja) 電源回路
JP2013256143A (ja) 電動パワーステアリング制御装置
JP4638381B2 (ja) 保護機能を有する電源装置
CN110884558B (zh) 用于向车辆中的eps供应电力的控制装置和方法
JP4627165B2 (ja) 電力用半導体装置の制御用回路および制御用集積回路
JP2006340532A (ja) 突入電流防止回路および電力変換装置
WO2018211889A1 (ja) モータ駆動装置
US20190181629A1 (en) System and method for managing power consumption during a fault condition
KR101025535B1 (ko) 단락보호회로를 구비한 스위치 제어 회로
JP2007139316A (ja) 空気調和機
EP4113143A1 (en) Device and method for diagnosing failure of inverter initial charging circuit
JP2007333623A (ja) 故障検知機能付交流出力回路
JP2006352960A (ja) 交流交流変換器の異常検出方法
JP5289194B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP5970216B2 (ja) コンバータ装置
JP2005243284A (ja) 車両用放電灯点灯装置
KR20170009585A (ko) 태양광 인버터의 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5289195

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250