JP2010277881A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】確実かつ正確に調理設定を行えるとともに、ユーザーが直感的に操作を行う。
【解決手段】トッププレート50下に配置された磁石支持プレート41と、トッププレート50上に磁気により着脱自在とし、磁極として機能する検出片SC1、SC3を有し、磁石支持プレート41と協働して、回転操作により磁気変化を行い、トッププレート50下の誘導加熱コイルの設定・加熱開始を指示するツマミ24とを備えた誘導加熱調理器において、磁石支持プレート41は、ツマミ24の回転軸を挟んで対向する位置に一対のホールIC39A1、39A2を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、誘導加熱調理器に係り、特に誘導加熱時の火力設定などの誘導加熱調理器のの調理設定を行うための技術に関する。
従来、加熱調理器として鍋に流れる渦電流を利用して鍋そのものを発熱させる誘導加熱調理器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、このような誘導加熱式の火力(出力)制御は、特許文献2に記載されているように、インバーター回路の周波数を一定としたまま、通電デューティを制御することで行っているが、ユーザーインターフェースの観点からすると、ガスレンジなどの従来の調理器具等と同様に扱えることが望ましい。
特開2004−319350号公報 特許第2532565号公報
ところで、誘導加熱調理器のメリットとして、トッププレートには、ガスレンジにみられる五徳のような突起物を配置する必要が無いため、掃除のしやすさなどが挙げられる。
一方、直感的な操作を行う観点からは、トッププレート上に操作子を配置するのが好ましい。したがって、これらを両立させるためには、操作子を着脱可能に構成することが考えられる。
このための構成として、ホール素子を用いて回転検出装置を構成し、操作子に設けられた磁極を構成する被検出片の回転操作を検出し、検出した回転操作に基づいて設定入力を行うことが考えられる。ここで、ホール素子は、ホール効果(Hall effect)を利用した磁気センサーであり、磁石の発生する磁界や電流の発生する磁界を電気信号に変換し出力する。ホール効果とは、電流の流れているものに対し、電流に垂直に磁場をかけると、電流と磁場の両方に直交する方向に起電力が現れる現象である。
上述した回転検出装置においては、操作子に設けられた磁極を構成する被検出片の通過軌跡に沿わせて横並びに二つのホール素子を配置するのが一般的であり、上述したように操作子を着脱可能とする構成を採った場合、着脱の際に、横並びに配置された二つのホール素子上を磁界(磁石)が横切ることにより誤って回転操作として検出してしまう可能性があった。
また、操作の多様性、容易性の観点からトッププレートにさらにタッチスイッチを配置することが考えられるが、ホール素子を用いた回転検出装置との連携を考えると、操作手順が複雑となり、直感的な操作が行いにくくなってしまうという不具合が生じる。
そこで、本発明の目的は、確実かつ正確に調理設定を行えるとともに、ユーザーが直感的に操作を行うことが可能な誘導加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1態様は、トッププレート下に配置された磁気検知装置と、トッププレート上に磁気により着脱自在とし、磁極として機能する検出片を有し、前記磁気検知装置と協働して、回転操作による磁気変化を用い、トッププレート下の誘導加熱コイルの設定・加熱開始を指示する入力装置とを備えた誘導加熱調理器において、前記磁気検知装置は、前記入力装置の回転軸を挟んで対向する位置に一対の回転検出用磁界検知部を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、回転検出用磁界検知部は、入力装置の回転軸を挟んで対向する位置に配置されているので、前記入力装置の着脱操作などの回転操作以外のときに検出される磁気変化が、回転操作による磁気変化と誤検出される可能性を低減することができる。
本発明の第2態様は、第1態様において、前記入力装置は、一対の回転検出用磁界検知部が同時にピーク検出しないように前記検出片をずらして備えることを特徴とする。
上記構成によれば、入力装置の検出片は、一対の回転検出用磁界検知部が同時にピーク検出しないようにずらして備えているので、確実に回転方向を含む回転操作を検出することができる。
本発明の第3態様は、第1態様または第2態様において、前記磁気検知装置は、各前記回転検出用磁界検知部よりも回転軸寄りに、前記入力装置がトッププレート上に配置されたことを検出する配置検出用磁界検知部を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、入力装置をトッププレート上に磁気により着脱する際の磁界変化を確実に検出することが可能となり、確実に着脱を検出することができる。
本発明の第4態様は、トッププレート下に配置された磁気検知装置と、トッププレート上に磁気により着脱自在とし、磁極として機能する検出片を有し、前記磁気検知装置と協働して、回転操作による磁気変化を用い、トッププレート下の誘導加熱コイルの加熱開始を指示する回転入力装置と、トッププレート上にキー操作部を有し、各種操作入力を行うタッチ入力装置とを備え、前記回転入力装置、前記タッチ入力装置のいずれを操作しても、前記トッププレート下の誘導加熱コイルを加熱状態に移行させることを特徴とする。
上記構成によれば、回転入力装置と、タッチ入力装置のいずれを操作しても誘導加熱コイルを過熱状態に移行させることができ、ユーザーが直感的、かつ、確実に操作を行うことができる。
本発明の第5態様は、第4態様において、前記タッチ入力装置を介して一タッチの火力設定操作がなされた場合、前記回転入力装置を介して一検出片分の回転の火力設定操作がなされた場合よりも火力の増減割合が大きく設定されていることを特徴とする。
上記構成によれば、タッチ入力装置により大雑把に火力調整を行った後に、回転入力装置により微調整を行ったり、タッチ入力装置を用いて簡易、かつ、少ない操作で火力調整を行ったり、回転入力装置を用いて細かな操作で微妙な火力調整を行ったりすることが可能となる。
本発明の第6態様は、第4態様または第5態様において、前記誘導加熱コイルによる加熱中に、前記回転入力装置が取り外された場合に、前記誘導加熱コイルによる加熱を禁止することを特徴とする。
上記構成によれば、吹き零れなどの際に一旦、入力装置を取り外して拭き掃除を行うこともできるとともに、地震などの場合に、入力装置を取り外すだけで、加熱を禁止できるので、使い勝手と安全性の向上を図ることができる。
本発明の第7態様は、第6態様において、前記回転入力装置が取り外されてから所定時間が経過した場合に、加熱設定を取り消すことを特徴とする。
上記構成によれば、回転入力装置が取り外されてから所定時間が経過した場合には加熱設定を取り消すので、再び回転入力装置を装着した場合にユーザの予期しない加熱が開始されることがない。
本発明によれば、入力装置の着脱に伴う誤検出を防止して、確実かつ正確に調理設定を行えるとともに、ユーザーが直感的に操作を行うことができる。
次に本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して説明する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る誘導加熱調理器を示す斜視図である。
誘導加熱調理器1はシステムキッチン等の調理台に組み込まれて使用されるビルトイン型の加熱調理器である。誘導加熱調理器1は、上面が開口した箱型の本体ケース10(調理器本体)内に、熱源としての複数の誘導加熱コイル11、12、13と、内部に収容した被加熱物をヒーター(図示略)により加熱するグリル室5とが配置され、本体ケース10の上面の開口が耐熱ガラス製の矩形のトッププレート50で覆われて構成されている。トッププレート50の外周縁は、その全周に嵌め込まれるようにして取り付けられる外枠51によって囲われている。
誘導加熱コイル11、12はそれぞれ本体ケース10内に左右に並べて配置され、誘導加熱コイル13は、誘導加熱コイル11、12の間の幅方向中央において本体ケース10内の後部に配置されている。グリル室5は、本体ケース10の左部に配置された誘導加熱コイル11及び中央の誘導加熱コイル13の下方に設けられている。
トッププレート50には、各誘導加熱コイル11、12、13に対応した位置に鍋等の被加熱物が載置される加熱調理部14、15、16が設けられ、加熱調理部14、15、16は円形の表示がトッププレート50に印刷されてその位置が示されている。
トッププレート50の前部には、各誘導加熱コイル11、12、13の前方側に、各誘導加熱コイル11、12、13に対応した操作部21が左右方向に一列に並ぶようにして3箇所に設けられている。各操作部21は、ユーザーによりタッチ操作される複数の操作キー部27を有し、各操作キー部27への指等の接触や近接による静電容量の変化により入力操作を検出する静電容量式の操作部である。操作キー部27は、各操作領域を示す表示がトッププレート50に印刷されてトッププレート50の表面に現れている。
各誘導加熱コイル11、12、13は、各操作部21の操作によって火力や加熱時間等が設定され、各操作部21の後部側には、各誘導加熱コイル11、12、13の運転状態や操作状態を液晶画面により表示する表示窓22がそれぞれ設けられている。また、中央の表示窓22の後部側には、誘導加熱調理器1の運転状態をLEDの点灯によって表示するLED表示部23が設けられている。
さらに、トッププレート50の前部において各操作部21の外側に位置する左右の角部には、円板状のツマミ24の回転によって火力や加熱時間等を操作可能な回転式操作部25がそれぞれ設けられている。各ツマミ24の近傍には、誘導加熱調理器1の上方に設けられた図示しないレンジフードなどに照明オン/オフ制御信号、換気扇オン/オフ制御信号などの赤外線リモコン信号を送信するための赤外線送信窓26が設けられている。
トッププレート50の後端側において誘導加熱コイル12の後方には、トッププレート50の上面と連続するようにして吸気口31が設けられており、この吸気口31から吸気された空気によって本体ケース10内が冷却される。また、誘導加熱コイル11の後方には吸気口31に隣接して排気口32が設けられ、本体ケース10内を冷却した空気が排気口32から排出される。
また、本体ケース10の前面左側には、前後に引き出し自在なグリル扉33が設けられ、本体ケース10の前面右側には、前後に開閉可能な操作部扉34が設けられている。操作部扉34の上方には、露出面が矩形の上部化粧パネル35が設けられ、上部化粧パネル35には、誘導加熱調理器1の電源のオンとオフとを切り替える押しボタン式の電源ボタン36が設けられている。
グリル扉33及び上部化粧パネル35とトッププレート50の前縁部との間には、後方側に窪んだ凹部29が形成されている。
図2は、トッププレート50を外した状態を示す誘導加熱調理器1の平面図である。
図2に示すように、本体ケース10の上部には、左右の側壁の上部をそれぞれ外側に折り曲げるようにして形成された天板支持部18が形成されており、トッププレート50は天板支持部18に支持される。天板支持部18の後部側には、固定孔19がそれぞれ形成されており、トッププレート50は、その後縁部に設けられた固定部(図示略)が、各固定孔19に挿通されるねじ(図示略)によってねじ止めされて固定される。
また、図3に示すように、凹部29の上部には、本体ケース10の前壁10Aの上部が前方側に折り曲げられて突出したフランジ部30が形成されている。トッププレート50の前端部はフランジ部30に支持されており、各操作キー部27は、フランジ部30の上方に位置している。
誘導加熱コイル12はトッププレート50の直下に位置し、誘導加熱コイル12の下方には、誘導加熱コイル11、12、13に高周波電流を供給する図示しない複数のインバーターが設けられている。各インバーターは、箱状のインバータベース内に収容されており、インバータベースの後部には、吸気口31からの空気をインバータベースに送風する冷却ファンが接続されている。インバーターを冷却した空気は、誘導加熱コイル11、12、13を冷却した後、排気口32から排気される。
本体ケース10内の底部には、インバーターを介して誘導加熱コイル11、12、13を制御する制御基板74が配設されている。この制御基板74には、マイクロコンピューターとして構成されたコントローラー(制御部)74Aが設けられている。
また、誘導加熱調理器1の前面の操作部扉34の奥には、グリルや誘導加熱調理器1の運転の詳細な設定が可能な図示しない操作パネルが収容されている。この操作パネルは、操作部扉34の下部の図示しないヒンジを中心に操作部扉34を回動させることで外側に露出し、操作可能となる。
図2に示すように、本体ケース10内の前部には、各操作部21の操作の検出や、表示窓22の表示を行う操作・表示部本体45が配置されている。
図2に示すように、各表示窓22(図1参照)の下方には、表示窓22の本体としての液晶部37がそれぞれ配置されている。液晶部37(表示手段)の表示は、トッププレート50の透明な表示窓22を介してトッププレート50の表面側から目視可能になっている。また、中央の液晶部37の後方には、LED表示部23の表示をするLED本体46が設けられている。
左側の液晶部37と中央の液晶部37との間には、本体ケース10内の制御基板74に接続されたセンサー制御基板47が配置されている。
各液晶部37及びLED本体46は、本体ケース10内において、誘導加熱コイル11、12の前方側に設けられた支持体40に埋め込まれるようにして備えられている。支持体40は、本体ケース10内の幅方向一杯に延在しており、支持体40の両端部には、ツマミ24の操作状態に応じて、誘導加熱調理器1の上方に設けられる図示しないレンジフードに設けられた照明装置や換気装置をリモートコントロール制御するための照明オン/オフ制御信号や、換気扇オン/オフ制御信号などを送信する赤外線送信部38がそれぞれ設けられている。
また、センサー制御基板47は、支持体40に支持されている。
図3は、ツマミの内部透視斜視図である。
ツマミ24は、大別すると、金属製のケース部24Aと、周方向に放射状に延びる磁極として機能する複数(実施形態では、5本)の検出片SC1〜SC5を有し、ヨークとして機能する金具24Bと、中央部に配置される磁石24Cと、トッププレート50上でスムーズに回転させるためにトッププレートとの間の摺動抵抗が小さな樹脂で構成された円盤状のベース部24Dと、が設けられており、ツマミ24の回転操作は、トッププレート50の下方に設けられたホールIC39A1、39A2(図2参照)が金具24Bの回転、すなわち、検出片SC1〜SC5の回転による磁気変化(磁界変化)を検出することで検知される。また、ツマミ24はトッププレート50の下方に設けられたセンサー側磁石42と磁石24Cとが引き合うことにより本体ケース10側に吸着されて取り付けられ、着脱自在となっている。
図4は、磁石支持プレートの平面図である。
各赤外線送信部38の前方側には、ツマミ24の回転操作を検知する一対のホールIC39A1,39A2(回転操作検出センサー)およびツマミ24が装着されたことを検知する着脱検知用ホールIC39Bを有する磁石支持プレート41がそれぞれ設けられている。
各磁石支持プレート41は、大別すると、センサー側磁石42、樹脂製のカバープレート43、板金製のベースプレート44およびホールIC39A1,39A2,着脱検知用ホールIC39Bが載置された基板45を備えている。
カバープレート43の中央部には、センサー側磁石42を収納する開口部43Aが配置されている。
カバープレート43の開口部43Aの周囲には、ホールIC39A1が直接トッププレートに当接しないように収納するための開口部43Bと、ホールIC39A2が直接トッププレートに当接しないように収納するための開口部43Cと、着脱検知用ホールIC39Bが直接トッププレートに当接しないように収納するための開口部43Dが設けられている。
さらにカバープレート43には、トッププレートに当接する突起部43Eが設けられている。
また、磁石支持プレート41のベースプレート44は、支持体40(図2参照)に支持され、上下に浮き上がり可能に支持されている。すなわち、センサー側磁石42は、ツマミ24がトッププレート50上に置かれることによってツマミ24の磁石24Cに吸着され、磁石支持プレート41と共に上方へスライドし、カバープレート43の突起部43Eを介してトッププレート50の下面に密着する。これにより、ツマミ24を装着した状態において、ツマミ24とホールIC39A1,39A2との距離をほぼ一定に保持することができ、ツマミ24の操作をホールIC39A1,39A2によって安定して正しく検出することができるのである。
上記構成において、着脱検知用ホールIC39Bは、ツマミ24の回転操作を検知する一対のホールIC39A1,39A2よりも回転軸(センサー側磁石42の中心)寄りに、配置されている。
すなわち、着脱検知用ホールIC39Bは、センサー側磁石42の中心を中心座標とするツマミ24の回転操作を検知する一対のホールIC39A1,39A2を通る円CAの内側に位置するように配置されている。この位置は、ツマミ24をトッププレート50上の所定位置に装着した場合に磁石24Cと、センサー側磁石42とが引き合うことにより生じる磁界の変化が、ホールIC39A1,39A2を配置した位置よりも大きくなる位置であり、より確実にツマミ24が装着され、あるいは、取り外されたことを検出することが可能となっている。
図5は、ホールICと検出片との配置関係の説明図である。
検出片SC1〜SC5は、図5に示すように、一対のホールIC39A1、39A2が同時に磁束密度のピークを検出しないようにずらして配置するために、等角度間隔(本実施形態では、72°毎)でツマミ24の回転中心軸RCから放射方向に延在されている。
したがって、ツマミ24の回転中心軸RCを通る直線上に回転中心軸RCを挟んでほぼ対称な位置に配置されたホールIC39A1,39A2が、同時に二つの検出片と同様な配置関係になることはないため、一対のホールIC39A1、39A2が同時に磁束密度のピークを検出することはない。
したがって、確実に回転方向を検出することが可能となっている。
図6は、ツマミ装着時における図5のA−A断面矢視図である。
ツマミ24がトッププレート50上に正しく装着された場合には、図6に示すように、回転中心軸が磁石24Cおよびセンサー側磁石42の中心を通るようになっており、ケース部24Aの上面の周縁近傍を軽く指で押さえて時計回り方向あるいは反時計回り方向に回すと、ベース部24Dがトッププレート50上で摺動し、容易に回転することとなる。
この回転に伴って、検出片SC1〜SC5も回転することとなり、ホールIC39A1上あるいはホールIC39A2上を検出片SC1〜SC5が交互に横切ることとなり、その際の磁界変化をホールIC39A1あるいはホールIC39A2で検出し、その変化パターンに応じて回転方向および回転数を検出することとなる。
また、トッププレート50の下方において、各操作キー部27(図1参照)に対応した位置には、複数のセンサー部52が一列に設けられている。センサー部52は、静電容量の変化により入力操作を検出する静電容量式のセンサーである。
センサー部52は長尺状のセンサー支持プレート53に配置されている。このセンサー支持プレート53は、センサー部52が設けられたセンサー基板54と、センサー基板54の下面に取り付けられる複数の支持板55とを有している。各支持板55は、センサー部52の下方を支持している。また、図4に示すように、各支持板55の下面には、スポンジ状の弾性部材56が取り付けられている。弾性部材56は左右に延在する帯状に形成され、各支持板55の下面の前部と後部とにそれぞれ取り付けられている。
センサー支持プレート53は、フランジ部30に載置されるとともに支持体40に嵌め込まれるようにして本体ケース10側に支持されている。
センサー基板54は後方に突出した接続部54Aを有し、この接続部54Aはセンサー制御基板47に接続されており、センサー部52により検知された入力信号は、センサー制御基板47を介して制御基板74のコントローラー74Aに伝達される。
次に実施形態の動作について説明する。
図7は、実施形態の処理フローチャートである。
まず、コントローラー74Aは、ツマミ(入力装置)24の着脱検知用ホールIC39Bの出力電圧を検出する(ステップS11)。
次にコントローラー74Aは、ツマミ(入力装置)24の着脱検知用ホールIC39Bの出力電圧に基づいて、ツマミ24が所定位置に装着されているか否かを判別する(ステップS12)。
ステップS12の判別において、着脱検知用ホールIC39Bの出力電圧が所定電圧以上である場合、すなわち、着脱検知用ホールIC39Bが検出した磁界の磁束密度が所定磁束密度以上である場合には、ツマミ24は、すでにトッププレート50の所定位置に装着されている状態であるので(ステップS12;Yes)、コントローラー74Aは、運転中であるか否かを判別する(ステップS13)。
ステップS13の判別において、未だ(調理)運転中では無い場合には(ステップS13;No)、コントローラー74Aは、処理をステップS16に移行する。
ステップS13の判別において、すでに運転中である場合には、コントローラー74Aは、ツマミ24をトッププレート50の所定位置から取り外した場合における加熱停止処理の実行を許可状態とする(ステップS14)。
続いて、コントローラー74Aは、加熱許可状態とする(ステップS15)。
次にコントローラー74Aは、ツマミ24が回転操作されたか否かを検出する(ステップS16)。
具体的には、ホールIC39A1,39A2において検出した磁束密度に対応する出力電圧に基づいて、検出された磁界の変化が回転操作時の電圧波形パターンと一致しているか否かが判別される。
ステップS16の判別において、ツマミ24が回転操作された場合には(ステップS;Yes)、コントローラー74Aは、火力調整(調理温度調整)をユーザーが行う一般加熱コースが選択済みであるか否かを判別する(ステップS17)。
ステップS17の判別において、一般加熱コースを未だ選択していない場合には(ステップS17;No)、コントローラー74Aは、右(時計回り方向;火力増加方向)へツマミ24を1回転以上させる操作が有ったか否かを判別する(ステップS18)。
ステップS18の判別において、右へ1回転以上させる操作が無かった場合には(ステップS18;No)、コントローラー74Aは、ユーザーが意図的に操作したものではなく、例えば、ツマミ24を取り外す操作等のように、他の操作などにより検出された回転動作であるとして、処理を再びステップS11に移行して、以下、同様の処理を行うこととなる。
ステップS18の判別において、右へ1回転以上させる操作が有った場合には(ステップS18;Yes)、コントローラー74Aは、ユーザーが一般加熱コースを選択したものとし(ステップS19)、処理を再びステップS11に移行して以下、同様の処理を行うこととなる。
一方、ステップS17の判別において、一般加熱コースが選択済みである場合には(ステップS17;Yes)、コントローラー74Aは、加熱中であるか否かを判別する(ステップS20)。
ステップS20の判別において、未だ加熱を行っていなかった場合には(ステップS20;No)、例えば、最大3000Wに対応する火力を100W単位の0〜30の31段階で調整する場合には、コントローラー74Aは、初期火力設定値である10段階目の1000Wに設定し(ステップS21)、加熱を開始し(ステップS22)、処理を再びステップS11に移行して、以下、同様の処理を行うこととなる。
ステップS20の判別において、加熱中である場合には(ステップS20;Yes)、ツマミ24の操作が右回転(時計回り方向の回転)であるか否かを判別する(ステップS23)。
ステップS23の判別において、ツマミ24の操作が右回転である場合には、ツマミ24の右1検出片分の回転(例えば、検出片SC2の検出から次の検出片SC1の検出までの回転量に相当)当たり現在の火力を1段階上げて、すなわち、ツマミ24の右1検出片分の回転当たり100W出力を上げる処理を行い、上限で30段階目の3000Wになるまで回転数に応じて出力を上昇させる。この場合において、回転方向が一定のまま、ホールIC39A1,39A2のうち、同一のホールICで検出片を検出する毎に1段階出力を上昇させることとなる。すなわち、ツマミ24を1回転させると、5段階出力が上昇することとなる。
ステップS23の判別において、ツマミ24の操作が右回転ではない、すなわち、左回転である場合には、コントローラー74Aは、ツマミ24の左1検出片分の回転(例えば、検出片SC3の検出から次の検出片SC2の検出までの回転量に相当)当たり現在の火力を1段階下げて、すなわち、ツマミ24の左1検出片分の回転当たり100W出力を下げる処理を行い、下限で1段階目の100Wになるまで回転数に応じて出力を低下させる(ステップS25)。
一方、ステップS12の判別において、着脱検知用ホールIC39Bの出力電圧が所定電圧未満である場合、すなわち、着脱検知用ホールIC39Bが検出した磁界の磁束密度が所定磁束密度未満である場合には、ツマミ24は、トッププレート50の所定位置に装着されていない状態であるので(ステップS12;No)、コントローラー74Aは、コントローラー74Aは、運転中であるか否かを判別する(ステップS26)。
ステップS26の判別において、未だ(調理)運転中では無い場合には(ステップS26;No)、コントローラー74Aは、ツマミ24をトッププレート50の所定位置から取り外した場合における加熱停止処理の実行を禁止状態とする(ステップS27)。すなわち、ツマミ24が取り外されていても加熱停止に至ることが無いように設定する。
次にコントローラー74Aは、火力調整(調理温度調整)をユーザーが行う一般加熱コースが選択済みであるか否かを判別する(ステップS28)。
ステップS28の判別において、一般加熱コースを未だ選択していない場合には(ステップS28;No)、コントローラー74Aは、操作キー部27の一般加熱キー(火力調整キー)が操作されたか否かを判別する(ステップS29)。
ステップS29の判別において、操作キー部27の一般加熱キー(火力調整キー)が操作された場合には(ステップS29;Yes)、コントローラー74Aは、ユーザーが一般加熱コースを選択したものとし(ステップS19)、処理を再びステップS11に移行して以下、同様の処理を行うこととなる。
また、ステップS29の判別において、操作キー部27の一般加熱キー(火力調整キー)が操作されていない場合には(ステップS29;No)、処理を再びステップS11に移行して待機状態となる。
一方、ステップS28の判別において、一般加熱コースが選択済みである場合には(ステップS28;Yes)、コントローラー74Aは、操作キー部27の火力上昇キー(図7中、上向き黒三角印で示す)が操作されたか否かを判別する(ステップS32)。
ステップS32の判別において、操作キー部27の火力上昇キーが操作された場合には(ステップS32;Yes)、火力上昇キーのタッチ操作1回当たり現在の火力を5段階上げて、すなわち、火力上昇キーのタッチ操作1回当たり500W(=5×100W)出力を上げる処理を行い、上限を3000Wとして、タッチ回数に応じて出力を上昇させる。したがって、タッチ操作1回当たりでツマミ24の右1回転分の操作量となる。
ステップS32の判別において、操作キー部27の火力上昇キーが操作されなかった場合には(ステップS32;No)、火力低下キー(図7中、下向き黒三角印で示す)のタッチ操作1回当たり現在の火力を5段階下げて、すなわち、火力低下キーのタッチ操作1回当たり500W(=5×100W)出力を下げる処理を行い、下限を100Wとして、タッチ回数に応じて出力を低下させ、処理を再びステップS11に移行させる。
一方、ステップS26の判別において、すでに運転中である場合には(ステップS26;Yes)、コントローラー74Aは、ツマミ24をトッププレート50の所定位置から取り外した場合における加熱停止処理の実行が許可状態であるか否かを判別する(ステップS35)。
ステップS35の判別において、ツマミ24をトッププレート50の所定位置から取り外した場合における加熱停止処理の実行が許可されていない場合には(ステップS35;No)、運転開始前からツマミ24がトッププレート50上に装着されていないのであるから、コントローラー74Aは、操作キー部27の操作状態により加熱制御を行うために再び処理をステップS28に移行して、以下同様の処理を行うこととなる。
ステップS35の判別において、ツマミ24をトッププレート50の所定位置から取り外した場合における加熱停止処理の実行が許可されている場合には(ステップS35;Yes)、ツマミ24がトッププレート50上に装着されていないので、安全のため、加熱を停止するとともに(ステップS36)、コントローラー74Aは、ツマミ24が取り外されてから一定時間(例えば、3秒)が経過したか否かを判別する(ステップS37)。この一定時間の経過を判別しているのは、吹き零れなどにより汚れた場合などには、ユーザーが一時的にツマミ24を取り外し、拭き取ってから再びツマミ24を装着する可能性があるからである。
ステップS35の判別において、未だ一定時間が経過していない場合には、上述したように一時的な取り外しを行っている可能性があるため、コントローラー74Aは、待機すべく、処理を再びステップS28に移行して、以下同様の処理を行うこととなる。
一方、ステップS35の判別において、一定時間が経過した場合には、ユーザーが何らかの理由、例えば、地震などにより緊急状態で加熱を停止させようとツマミ24を取り外した場合や、鍋などを移動させる際に誤って取り外してしまった場合など、正常でない使用態様であると考えられるため、調理設定(加熱設定:火力、タイマーなど)を取り消し、エラー停止状態である旨を表示窓22に表示して処理を終了する(ステップS38)。
以上の説明のように本実施形態によれば、入力装置としてのツマミ24を着脱自在に構成したとしても、着脱に伴う誤検出を防止して、確実かつ正確に調理設定を行えるとともに、ユーザーが直感的に操作を行うことができる。
さらに回転入力装置としてのツマミ24と、タッチ入力装置としての操作キー部27のいずれを操作しても誘導加熱コイルを加熱状態に移行させ、設定を行うことができ、ユーザーが直感的、かつ、確実に操作を行うことができる。
以上の説明においては、回転検知用ホールIC39A1、39A2をツマミ24の回転中心軸RCを通る直線上に回転中心軸RCを挟んでほぼ対称な位置に配置していたが、回転中心軸RCを挟み、周方向に沿って互いに所定距離以上離間して配置していれば同様の効果を得ることが可能である。
以上の説明においては、検出片を検出片SC1〜SC5の5本設けていたが、複数、より好ましくは、3本以上設けてあればよい。この場合に、検出片の延在方向は、回転中心軸RCを通る直線上には配置しないように構成していたが、回転検知用ホールIC39A1、39A2を回転中心軸RCを通る直線上に一方のみを配置する構成とすれば、二つの検出片の延在方向が回転中心軸RCを通る直線上にあってもかまわない。
本発明の実施形態に係る誘導加熱調理器を示す斜視図である。 トッププレートを外した状態を示す誘導加熱調理器の平面図である。 ツマミの内部透視斜視図である。 磁石支持プレートの平面図である。 ホールICと検出片との配置関係の説明図である。 ツマミ装着時における図5のA−A断面矢視図である。 実施形態の処理フローチャートである。
1 誘導加熱調理器
10 本体ケース
11〜13 誘導加熱コイル
14 加熱調理部
20 操作パネル
21 操作部
22 表示窓
23 LED表示部
24 ツマミ
24A 磁石
24A ケース部
24B 金具
24C 磁石
24D ベース部
25 回転式操作部
26 赤外線送信窓
27 操作キー部(キー操作部)
39A1、39A2 ホールIC
39B 着脱検知用ホールIC
41 磁石支持プレート(磁気検知装置)
50 トッププレート
51 外枠
52 センサー部
53 センサー支持プレート
54 センサー基板
74A コントローラー
RC 回転中心軸
SC1〜SC5 検出片

Claims (7)

  1. トッププレート下に配置された磁気検知装置と、トッププレート上に磁気により着脱自在とし、磁極として機能する検出片を有し、前記磁気検知装置と協働して、回転操作による磁気変化を用い、トッププレート下の誘導加熱コイルの設定・加熱開始を指示する入力装置とを備えた誘導加熱調理器において、
    前記磁気検知装置は、前記入力装置の回転軸を挟んで対向する位置に一対の回転検出用磁界検知部を備えたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 請求項1記載の誘導加熱調理器において、
    前記入力装置は、一対の回転検出用磁界検知部が同時にピーク検出しないように前記検出片をずらして備えることを特徴とする誘導加熱調理器。
  3. 請求項1又は請求項2記載の誘導加熱調理器において、
    前記磁気検知装置は、各前記回転検出用磁界検知部よりも回転軸寄りに、前記入力装置がトッププレート上に配置されたことを検出する配置検出用磁界検知部を備えたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  4. トッププレート下に配置された磁気検知装置と、トッププレート上に磁気により着脱自在とし、磁極として機能する検出片を有し、前記磁気検知装置と協働して、回転操作による磁気変化を用い、トッププレート下の誘導加熱コイルの加熱開始を指示する回転入力装置と、トッププレート上にキー操作部を有し、各種操作入力を行うタッチ入力装置とを備え、
    前記回転入力装置、前記タッチ入力装置のいずれを操作しても、前記トッププレート下の誘導加熱コイルを加熱状態に移行させることを特徴とする誘導加熱調理器。
  5. 請求項4記載の誘導加熱調理器において、
    前記タッチ入力装置を介して一タッチの火力設定操作がなされた場合、前記回転入力装置を介して一検出片分の回転の火力設定操作がなされた場合よりも火力の増減割合が大きく設定されていることを特徴とする誘導加熱調理器。
  6. 請求項4または請求項5記載の誘導加熱調理器において、
    前記誘導加熱コイルによる加熱中に、前記回転入力装置が取り外された場合に、前記誘導加熱コイルによる加熱を禁止することを特徴とする誘導加熱調理器。
  7. 請求項6記載の誘導加熱調理器において、
    前記回転入力装置が取り外されてから所定時間が経過した場合に、加熱設定を取り消すことを特徴とする誘導加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016001079A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 株式会社ハーマン ガスコンロ
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