JP2010277830A - 端子増設器具及び接続端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】機器端子に電線が既に接続されている場合においても、既設の電線を操作することなく、機器端子と通電する端子を増設することができる端子増設器具及び接続端子を提供する。
【解決手段】電線が接続される機器端子51と、機器端子51を覆うように固定されるカバー6とを備える機器の、機器端子51に接続される接続端子111において、カバー6が機器本体5に固定された際に機器端子51と接触すべく、カバー6から内方へ突出するように配置されることを特徴とする。また、機器端子51と通電する端子を増設するための端子増設器具1であって、増設される増設端子と、当該接続端子111と、増設端子と接続端子111とを通電させるための導体部14とを備えることを特徴とする。
【選択図】図11

Description

本発明は、機器本体に固定されるカバーで覆われる機器端子と通電する端子を増設するための端子増設器具に関し、また、機器端子に接続される接続端子に関する。
従来、機器端子と通電する(電気的に接続する)端子を増設するのに、一つの機器端子に複数の電線を挟み込んで接続することにより、端子を増設する技術が知られている(例えば、特許文献1)。また、例えば、一つの機器端子に一つの電線しか挟み込んで接続できない場合には、電線分岐具を用いて電線を分岐することにより、端子を増設する技術が知られている(例えば、特許文献2)。
特開2009− 93815号公報 特開2006−294486号公報
ここで、既に、機器端子に電線が接続されている場合、特許文献1及び2に記載の技術においては、既設の電線を機器端子から取り外したり、既設の電線の被覆を剥いだりというように、既設の電線を操作する作業が必要となる。したがって、停電させて作業(停電作業)を行う場合には、既設の電線で通電している設備に電力を供給できないという問題を生じさせる場合があり、また、通電させて作業(活線作業)を行う場合には、短絡や地絡を引き起こすという問題を生じさせる場合があった。
よって、本発明は、かかる事情に鑑み、機器端子に電線が既に接続されている場合においても、既設の電線を操作することなく、機器端子と通電する端子を増設することができる端子増設器具及び接続端子を提供することを課題とする。
本発明に係る端子増設器具は、電線が接続される機器端子と、機器端子を覆うように機器本体に固定されるカバーとを備える機器の、機器端子と通電する端子を増設するための端子増設器具であって、増設される増設端子と、カバーから内方へ突出するように配設され、カバーが機器本体に固定された際に機器端子と接触する接続端子と、増設端子と接続端子とを通電させるための導体部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る端子増設器具によれば、接続端子がカバーから内方へ突出するように配設されているため、カバーが機器本体に固定された際に、接続端子が機器端子と接触する。そして、導体部が増設される増設端子と接続端子とを通電させるため、機器端子と通電する端子(増設端子)を増設することができる。
また、本発明に係る端子増設器具においては、接続端子は、カバーから突出する方向と反対方向から付勢されることにより、変形可能に構成されてもよい。
斯かる構成の端子増設器具によれば、接続端子がカバーから突出する方向と反対方向に付勢されると、接続端子が変形する。これにより、カバーが機器本体に固定され、接続端子がカバーと機器端子とに挟まれると、接続端子がカバー及び機器端子間の距離やその形状に応じて変形するため、接続端子を機器端子に安定して接触させることができる。
また、本発明に係る端子増設器具においては、接続端子は、カバーから内方へ突出するように曲げられた板状であって一端部がカバーに対して固定される端子片を備えてもよい。
斯かる構成の端子増設器具によれば、接続端子には、カバーから内方へ突出するように曲げられた板状の端子片が設けられる。そして、端子片の一端部がカバーに対して固定しているため、端子片がカバーから突出する方向と反対方向に付勢されると、端子片が一端部を中心に回動したり、端子片が変形したりする。これにより、カバー及び機器端子間の距離やその形状に応じて、接続端子が変形するため、接続端子を機器端子にさらに安定して接触させることができる。
また、本発明に係る端子増設器具においては、カバーから内方へ突出するように配置され、接続端子を機器端子に対して位置決めすべく、カバーから突出する方向と交差する方向で機器本体を係止する係止部を備えてもよい。
斯かる構成の端子増設器具によれば、係止部がカバーから内方へ突出するように配置されるため、係止部がカバーから突出する方向と交差する方向で機器本体を係止する。これにより、接続端子を機器端子に対して位置決めすることができる。
また、本発明に係る端子増設器具においては、係止部は、機器端子を収容する凹状の収容部の内側に嵌まるように配置されてもよい。
斯かる構成の端子増設器具によれば、係止部が機器端子を収容する凹状の収容部の内側に嵌まるように配置される。これにより、カバーが機器本体に固定されると、係止部が収容部に嵌まるため、接続端子を機器端子に対して確実に位置決めすることができる。
また、本発明に係る端子増設器具においては、増設端子を有し、カバーの外方に取り付けられる増設端子具と、接続端子を有し、カバーの内方に取り付けられる接続端子具とを備えてもよい。
斯かる構成の端子増設器具によれば、カバーの外方に取り付けられる増設端子具に増設端子が設けられ、カバーの内方に取り付けられる接続端子具に接続端子が設けられる。これにより、例えば、既設のカバーをそのまま流用して、増設端子具や接続端子具をカバー(機器本体)に取り付けることができる。
また、本発明に係る端子増設器具においては、増設端子と接続端子とは、カバーと一体的となるように形成されてもよい。
斯かる構成の端子増設器具によれば、増設端子と接続端子とがカバーと一体的となるように形成されている。これにより、増設端子や接続端子をカバーに固定する(取り付ける)作業を省略することができるため、例えば、増設端子を増設する作業を簡素化することができる。
また、本発明に係る接続端子は、電線が接続される機器端子と、機器端子を覆うように固定されるカバーとを備える機器の、機器端子に接続される接続端子において、カバーが機器本体に固定された際に機器端子と接触すべく、カバーから内方へ突出するように配置されることを特徴とする。
本発明に係る接続端子によれば、カバーから内方へ突出するように配置されているため、カバーが機器本体に固定された際に機器端子と接触することができ、その結果、機器の機器端子に接続できる。
以上の如く、本発明に係る端子増設器具及び接続端子によれば、機器端子に電線が既に接続されている場合においても、既設の電線を操作することなく、機器端子と通電する端子を増設することができるという優れた効果を奏する。
本発明に係る端子増設器具が取り付けられる機器の全体図であって、正面図を示す。 同機器の全体図であって、(a)は左側面図、(b)は底面図を示す。 同機器の機器本体における図であって、(a)は全体正面図、(b)はA−A線のおける要部断面図を示す。 同機器のカバーにおける全体図であって、(a)及び(b)はそれぞれ正面図を示す。 同機器のカバーにおける全体図であって、(a)は底面図、(b)は図4のB−B線における断面図、(c)は左側面図、(d)は図4のC−C線における断面図を示す。 本発明の一実施形態に係る端子増設器具の全体図であって、分解正面図を示す。 同実施形態に係る端子増設器具の全体図であって、(a)は正面図、(b)は底面図を示す。 同実施形態に係る端子増設器具の接続端子具における全体図であって、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は左側面図、(d)はD−D線における断面図を示す。 同実施形態に係る端子増設器具の構成部材であって、(a)は増設端子具の全体正面図、(b)は増設端子具の全体底面図、(c)は増設端子カバーの全体正面図、(d)は増設端子カバーの全体底面図、(e)は導体部の概要図を示す。 同実施形態に係る端子増設器具の装着状況を説明する図であって、(a)は全体底面図、(b)はE−E線における要部断面図を示す。 同実施形態に係る端子増設器具の装着状況を説明する図であって、(a)は全体底面図、(b)はF−F線における要部断面図を示す。 本発明の他の実施形態に係る端子増設器具の全体図であって、分解正面図を示す。 同実施形態に係る端子増設器具の全体図であって、(a)は正面図、(b)は底面図を示す。 同実施形態に係る端子増設器具の構成部材であって、(a)は増設端子具の全体正面図、(b)は増設端子具の全体底面図、(c)は増設端子カバーの全体正面図、(d)は増設端子カバーの全体底面図を示す。 本発明のさらに他の実施形態に係る端子増設器具の図であって、(a)は全体正面図、(b)は全体底面図、(c)はG−G線における全体断面図、(d)はH領域における要部拡大断面図を示す。 同実施形態に係る端子増設器具の全体図であって、(a)は背面図、(b)は正面図を示す。 本発明のさらに他の実施形態に係る端子増設器具の接続端子具であって、(a)は全体正面図、(b)は全体底面図、(c)はI−I線における全体断面図、(d)はJ領域における要部拡大断面図を示す。 本発明のさらに他の実施形態に係る端子増設器具であって、(a)は全体正面図、(b)は全体底面図、(c)はK−K線における全体断面図、(d)はL領域における要部拡大断面図を示す。
以下、本発明に係る端子増設器具における第1の実施形態について、図1〜図11を参酌して説明する。
まず、本実施形態に係る端子増設器具の各構成を説明するのに先立って、端子増設器具に取り付けられる機器について説明する。なお、本実施形態においては、機器は、図1〜図5に示すように、電力量計である。
機器(以下、「電力量計」ともいう)は、電線が接続される機器端子51,…を複数有する機器本体5と、機器端子51,…を覆うように機器本体5に固定されるカバー(端子カバー)6とを備える。そして、電力量計は、カバー6を機器本体5に固定するための締結具7と、締結具7が操作されるのを防止するための封印手段8とを備える。
なお、締結具7は、工具(例えばドライバ)で操作される頭部71と、外周に螺子が形成され、頭部71よりも小径な軸部72とを備えるボルト7である。また、封印手段8は、カバー6とボルト7(封印孔73)とに挿通させた金属線(例えば鉄線)81を、圧着材(例えば鉛)82で圧着することにより、電力量計を封印している。
機器本体5は、下方側に、機器端子51,…を配置している。そして、機器本体5は、下方側の両側部に、ボルト7の軸部72と螺合する螺合部52,52をそれぞれ備える。また、機器本体5は、各機器端子51を収容する凹状の収容部53,…を複数備える。さらに、機器本体5は、電力量計の各種設定を行うための操作ボタン54,…や、各種データを表示する表示部55等を備えている。
機器端子51は、少なくとも一つの端子螺子511,511と、端子螺子511とで電線を挟持して固定可能な挟持部512とを備える。なお、端子螺子511は、螺子孔513と螺合することにより、挟持部512と接離する。そして、機器端子51は、導電性を有する挟持部512を介して、接続した電線から電力量計の内部に、電源及び電圧・電流データを導いている。
収容部53は、絶縁性を有し、端子螺子511を囲うように側壁部531が立設されている。そして、収容部53は、前方側に、端子螺子511の頭部を工具で操作するための第1孔部532と、下方側に、機器端子51で接続する電線を挿入するための第2孔部533とを備える。なお、カバー6が機器本体5に固定された際において、第1孔部532は、カバー6に覆われる一方、第2孔部533は、カバー6に覆われることなく、開放されている。
カバー6は、機器端子51,…を覆う平板状のカバー本体61と、操作ボタン54,…を開放するためにカバー本体61に設けられる操作孔611を覆う平板状の小カバー62とを備える。なお、カバー6、即ち、カバー本体61及び小カバー62は、金属で形成されている。
カバー本体61は、裏面側(後方側)の両側縁及び下縁に配置される突縁部612と、両側に配置され、ボルト7の軸部72に挿通される挿通孔613,613と、封印手段8の金属線81に挿通される封印孔614,614とを備える。ここで、突縁部612が上縁に設けられていないため、カバー6が機器本体5に固定された状態において、カバー本体61の上縁と機器本体5との間には、隙間が生じている。また、小カバー62も、ボルト7の軸部72に挿通される挿通孔621を備える。
そして、図6〜図11に示すように、本実施形態に係る端子増設器具1は、カバー6の内方(裏面側、後方側)に取り付けられ、カバー6が機器本体5に固定された際に機器端子51と接触する接続端子111,111を有する接続端子具11と、カバー6の外方に取り付けられ、増設される増設端子121,121を有する増設端子具12と、増設端子121,121を覆う増設端子カバー13とを備える。さらに、端子増設器具1は、接続端子111と増設端子121とを通電させるための導体部14,14を備える。
接続端子具11は、接続端子111,111を固定する板状の接続端子具本体112を備える。また、接続端子具11は、各接続端子111を所定の機器端子51に対して位置決めすべく、機器本体5を係止する係止部113,…を備える。
各接続端子111は、導電性を有すると共に、接続端子具本体112に突設される。具体的には、各接続端子111は、接続端子具本体112に固定される端子基部111aと、端子基部111aから突出し、機器端子511に接触する端子片111bとを備える。これにより、各接続端子111は、接続端子具11がカバー6に取り付けられた際に、カバー6から内方へ突出するように、即ち、カバー6から機器端子51に向けて突出するように配置される。
各端子片111bは、板状であって、且つ屈曲部(湾曲部)を有するように曲げられて形成され、接続端子具11がカバー6に取り付けられた際に、カバー6から内方へ突出するように配置される。具体的には、各端子片111bは、略V字状に形成されている。なお、端子基部111aは、略直方体状に形成されている。
そして、各端子片111bが一端部で端子基部111aに固定されるため、各端子片111bがカバー6から突出する方向と反対方向に付勢されると、端子片111bの屈曲部が一端部を中心に回動するように、又は、端子片111bが変形するように、各接続端子111が弾性変形する。これにより、各端子片111bがカバー6から突出する方向と反対方向から付勢されることにより、各接続端子111がカバー6から突出する量を小さくするように弾性変形する。
接続端子具本体112は、両側に、ボルト7の軸部72に挿通される挿通孔112a,112aを備える一方、カバー6の操作孔611と対応する位置に、操作ボタン54,…を開放するための操作孔112bを備える。また、接続端子具本体112は、接続端子具11がカバー6に取り付けられた際に平行に配置されるべく、操作孔112bと反対側に、段差部112cを備える。なお、接続端子具本体112は、カバー6と接続端子111とを絶縁すべく、絶縁性を有する。
各係止部113は、接続端子具本体112から、接続端子111と同じ方向に板状で突出する。これにより、各係止部113は、接続端子具11がカバー6に取り付けられた際に、カバー6から内方へ突出するように配置される。また、一対の係止部113,1113は、一つの接続端子111を挟んで、平行に配置される。
そして、各係止部113は、カバー6及び接続端子具11を機器本体5に取り付ける際に、カバー6(接続端子具本体112)から突出する方向と交差する方向で機器本体5を係止する。具体的には、各係止部113は、機器端子511を収容する収容部53の内側に嵌まるように配置されている。なお、各係止部113は、絶縁性を有している。
増設端子具12は、螺子端子121aを有する一対の増設端子121,121を収容する絶縁性の増設端子具本体122を備える。また、増設端子具12は、機器本体5及びカバー6に取り付けられる固定部123と、機器本体5に対して位置決めするための位置決め手段124とを備える。なお、増設端子具12は、カバー6の側方に配置されて、カバー6に取り付けられる。
各増設端子121は、導体部14の端部が上方から挿入される一方、電線(例えば、自動検針装置に接続される電線)が下方から挿入される。そして、各増設端子121は、それぞれ固定することにより、導体部14と当該電線とを電気的に接続する。
固定部123は、増設端子具本体122の側壁の前方側から側方へ突出する板状に形成される。そして、固定部123は、ボルト7の軸部72に挿通される挿通孔123aを備える。
位置決め手段124は、増設端子具12がカバー6に取り付けられた際に、カバー6の突縁部612と当接する。具体的には、位置決め手段124は、増設端子具本体122の側壁である。
増設端子カバー13は、板状に形成され、増設端子121,121を覆う増設端子カバー本体131を備える。そして、増設端子カバー13は、機器本体5及びカバー6に取り付けられる固定部132と、増設端子具12に対して所定以上の角度を回転変位するのを規制する規制手段133とを備える。
増設端子カバー本体131は、封印手段8の金属線81に挿通される封印孔131aを備える。また、固定部132は、増設端子カバー本体131から側方へ突出する板状に形成され、さらに、ボルト7の軸部72に挿通される挿通孔132aが設けられている。そして、規制手段133は、増設端子カバー本体131から後方に向けて突出する板状に形成され、増設端子具12に取り付けられた際に、増設端子具12を係止する。
各導体部14は、導電性を有し、接続端子111と増設端子121とを電気的に接続させるべく、一端部が接続端子111に接続されると共に、他端部が増設端子121に接続される。具体的には、各導体部14は、電線であって、機器本体5とカバー6(カバー本体61の上縁)との隙間を通過するように配置され、一端部が接続端子111の端子基部111aに固着されると共に、他端部が増設端子121の端子螺子121aで固定される。
本実施形態に係る端子増設器具1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係る端子増設器具1を電力量計に取り付けて、機器端子51と通電する増設端子121を増設する方法について説明する。なお、図示していないが、電力量計の各機器端子51には、電線が既に接続されており、また、電力量計には、電源が供給されている場合について説明する。
まず、各封印手段8の金属線81を切断し、封印を解除する。そして、ボルト7,7を操作して、機器本体5とカバー6との固定状態を解除し、カバー6を機器本体5から取り外す。そして、ボルト7,7をカバー6からそれぞれ引き抜くことで、電力量計の分解が完了する。
次に、図6に示すように、増設端子カバー13、増設端子具12、カバー6、接続端子具11の順で各挿通孔132a,123a,613,112aに、一方のボルト7を挿通させる。さらに、小カバー62、カバー本体61、接続端子具11の順で各挿通孔621,613,112aに、他方のボルト7を挿通させる。なお、これに併せて、一端部が接続端子111に固着されている導体部14の他端部を、増設端子121に固定しておく。
すると、図7に示すように、増設端子カバー13、増設端子具12、カバー6及び接続端子具11が一体的となるようにそれぞれ取り付けられる。即ち、端子増設器具1及びカバー6が一体的となるように、組み立てられる。
このとき、接続端子具11は、カバー6と共に一対のボルト7,7に挿通されているため、カバー6に対して位置決めされると共に、増設端子具12は、位置決め手段124でカバー6の突縁部612と長手方向に沿って当接しているため、カバー6に対して位置決めされる。その一方、増設端子カバー13は、規制手段133で規制されない範囲においては、カバー6に対して、一方のボルト7を中心に回転変位できる。
そして、図10に示すように、端子増設器具1及びカバー6を機器本体5に取り付けるべく、カバー6を機器本体5の前方に配置する。そして、各接続端子111が所定の機器端子51の端子螺子511,511と接近するように、カバー6を機器本体5に接近させる。すると、接続端子具11の各係止部113が、機器本体5の収容部53の内側に嵌まるように、収容部53の周壁部531に案内され、その後、各接続端子111が端子螺子511,511の頭部と接触する。
さらに、カバー6を機器本体5に接近させると、図11に示すように、各端子片111bが付勢されて、各端子片111bが端子基部111aに固定される一端部を中心として回動するようにして、各接続端子111が弾性変形する。このように、各接続端子111が弾性変形することにより、各端子片111bが一対の端子螺子511,511に跨って接触する。
そして、各ボルト7の軸部72を機器本体5の螺合部52にそれぞれ螺合させると、各端子片111bと一対の端子螺子511,511との接触が維持された状態で、端子増設器具1及びカバー6が機器本体5に固定される。最後に、増設端子カバー13、カバー6及びボルト7の各封印孔131a,614,73により、封印することで、端子増設器具1の取り付けが完了する。なお、封印する前に、各増設端子121に、例えば自動検針装置(図示していない)に接続される電線(図示していない)の端部を接続させておく。
以上より、本実施形態に係る端子増設器具1は、カバー6に取り付けられると、各接続端子111がカバー6の内側にカバー6から突出するように配置されるため、カバー6が機器本体5に固定されると、各接続端子111を機器端子511に接触できる。これにより、各接続端子111と各増設端子121とを電気的に接続する(通電させる)導体部14を介して、機器端子51と通電する増設端子121を増設することができる。
したがって、機器端子51,…に電線が既に接続されていても、各機器端子51の端子螺子511や既設の電線を操作することなく、機器端子51と通電する増設端子121を増設することができる。即ち、電力量計への給電を停止(停電)させることなく、機器端子51と通電する増設端子121を増設することができる。
特に、当該電力量計が電力会社との間における取引用計器であって、自動検針装置の電源を当該電力量計の電源系統から分岐させる場合には、従来、当該電力量計への給電を停止させたり、代替計器を取り付けたりする必要があったが、本実施形態に係る端子増設器具1によれば、それらに伴い発生する問題(当該電力量計の出力信号を使用できない、代替計器の配線をミスすることにより機器を損傷させる等)を解消できる。
また、本実施形態に係る端子増設器具1は、各接続端子111がカバー6から突出する方向と反対方向に付勢されると変形するため、カバー6が機器本体5に固定され、各接続端子111がカバー6と機器端子51とに挟まれると、カバー6及び機器端子51間の距離やその形状に応じて各接続端子111を変形させる。したがって、各接続端子111を機器端子51に安定して接触させることができる。
また、本実施形態に係る端子増設器具1は、カバー6から内方へ突出する板状の各端子片111bの一端部が端子基部111aに固定されているため、接続端子具11がカバー6に取り付けられると、端子基部111a及び接続端子具本体112を介して、各端子片111bの一端部がカバー6に対して固定されることになる。
これにより、各端子片111bがカバー6から突出する方向と反対方向に付勢されると、一端部を中心に屈曲部が回動するようにして、各接続端子111が変形する。したがって、カバー6及び機器端子51間の距離やその形状に応じて、各接続端子111がカバー6から突出する量を調整するため、各接続端子111を機器端子51に安定して接触させることができる。
また、本実施形態に係る端子増設器具1は、各係止部113カバー6から内方へ突出するように配置されているため、各係止部113で、カバー6から突出する方向と交差する方向で機器本体5を係止する。これにより、各接続端子111を所定の機器端子51に対して位置決めすることができる。
また、本実施形態に係る端子増設器具1は、各係止部113が機器端子51を収容する凹状の収容部53の内側に嵌まるように配置されているため、機器本体5に取り付けられる際に、収容部53に案内される。さらに、各係止部113が収容部53の内側に嵌まるため、各接続端子111を所定の機器端子51に対して確実に位置決めすることができる。
また、本実施形態に係る端子増設器具1は、カバー6の外方に取り付けられる増設端子具12に増設端子121,121が設けられ、カバー6の内方に取り付けられる接続端子具11に接続端子111,111が設けられているため、従来のカバー6やボルト7をそのまま流用して、機器本体5及びカバー6に取り付けられる。したがって、機器本体5だけでなく、カバー6やボルト7を改造する必要がない。
次に、本発明に係る端子増設器具における第2の実施形態について、図12〜図14を参酌して説明する。なお、図12〜図14において、図1〜図11の符号と同一の符号を付した部分は、第1実施形態と同一の構成又は要素を表す。
図12〜図14に示すように、本実施形態に係る端子増設器具10は、第1実施形態に係る端子増設器具1に対して、増設端子具12と増設端子カバー13とが相違するため、接続端子具11及び導体部14,14の説明については、省略する。
本実施形態に係る増設端子具120は、一対の増設端子121,121を収容する増設端子具本体122と、機器本体5及びカバー6に取り付けられる固定部126と、機器本体5に対して位置決めするための位置決め手段127とを備える。なお、増設端子具120は、カバー6の前方側に配置されて、カバー6に取り付けられる。
固定部126は、増設端子具本体122の側壁の後方側から側方へ突出する板状に形成される。そして、固定部126は、ボルト7の軸部72に挿通される挿通孔126aを備える。
位置決め手段127は、固定部126の先端部から後方に向けて突設される。また、位置決め手段127は、上下方向に沿って延設されている。これにより、位置決め手段127は、増設端子具120がカバー6に取り付けられた際に、カバー6の突縁部612と上下方向に亘って当接する。
本実施形態に係る増設端子カバー130は、増設端子121,121を覆う増設端子カバー本体134を備える。そして、増設端子カバー130は、機器本体5及びカバー6に取り付けられる固定部135と、増設端子具120に対して所定以上相対変位するのを規制する規制手段136とを備える。
増設端子カバー本体134は、増設端子121,121を覆う板状のカバー部134aと、増設端子具本体122の側壁を覆うべく、カバー部134aの両側縁から後方に向けて突出する板状の突出部134bとを備える。そして、増設カバー本体134は、増設端子具120の外側に嵌合され、前後方向及び上下方向にスライド可能に構成されている。
固定部135は、増設端子カバー本体134の突出部134bの後方側から側方へ突出する板状に形成される。そして、固定部135は、ボルト7の軸部72に挿通される挿通孔135aと、封印手段8の金属線81に挿通される封印孔135bとを備える。なお、挿通孔135aは、ボルト7に挿通された状態でも、増設端子カバー130が増設端子具120に対して上下方向にスライド可能にすべく、下方側が開放されて形成されている。
規制手段136は、増設カバー本体134のカバー部134aの上方側から後方に向けて突出する板状に形成される。そして、規制手段136は、増設端子カバー130が増設端子具120に取り付けられた際に、増設端子具120を係止することにより、所定の範囲以上、増設端子カバー130が増設端子具120に対して下方に変位するのを規制する。
そして、本実施形態に係る端子増設器具10においては、図12に示すように、増設端子カバー130、増設端子具120、カバー6、接続端子具11の順で各挿通孔135a,126a,613,112aに、一方のボルト7を挿通させ、さらに、小カバー62、カバー本体61、接続端子具11の順で各挿通孔621,613,112aに、他方のボルト7を挿通させる。
すると、図13に示すように、増設端子カバー130、増設端子具120、カバー6及び接続端子具11が一体的となるようにそれぞれ取り付けられる。即ち、端子増設器具10及びカバー6が一体的となるように、組み立てられる。
以上より、本実施形態に係る端子増設器具10は、増設端子具120がカバー6の前方に配置されるため、例えば、電力量計の側方に空きスペースが無い場合でも、電力量計に取り付けることができる。したがって、例えば、電力量計が取り付けられる状況に対して、フレキシブルに対応することもできる。
次に、本発明に係る端子増設器具における第3の実施形態について、図15及び図16を参酌して説明する。なお、図15及び図16において、図1〜図14の符号と同一の符号を付した部分は、上記の各実施形態と同一の構成又は要素を表す。
図15及び図16に示すように、本実施形態に係る端子増設器具2は、第1及び第2実施形態に係る端子増設器具1,10に対して、増設端子221と接続端子24とがカバーと一体的となるように形成されている点が大きく相違している。
端子増設器具2は、機器端子51,…を覆うカバー21を備える。そして、端子増設器具2は、増設される一対の増設端子221,221を有する増設端子部22と、増設端子221,221を覆う増設端子カバー23とを備える。
また、端子増設器具2は、カバー21から内方へ突出するように配設され、カバー21が機器本体5に固定された際に機器端子51と接触する接続端子24と、各接続端子24を所定の機器端子51に対して位置決めすべく、機器本体5を係止する係止部25,…とを備える。さらに、端子増設器具2は、増設端子221と接続端子24とを通電させるための一対の導体部26,26を備える。
カバー21は、操作ボタン54,…を開放するための操作孔211aを有し且つ機器端子51,…を覆う平板状のカバー本体211と、操作孔211aを覆う小カバー212とを備える。なお、カバー21は、絶縁性を有し、且つ、内視可能に透明の硬質樹脂から形成されている。
カバー本体211は、他方側の側縁及び下縁に配置される突縁部211bと、両側に配置され、ボルト7に挿通される挿通孔211c,211c(図示していない)と、他方側に配置される封印孔211dとを備える。また、小カバー221も、ボルト7に挿通される挿通孔221a(図示していない)を備える。
増設端子部22は、一対の増設端子221,221を収容する絶縁性の増設端子部本体222を備え、カバー21の側方に連結されている。各増設端子221は、下方側から挿入される電線(例えば、自動検針装置に接続される電線)を固定する。
増設端子カバー23は、板状に形成される増設端子カバー本体231と、ボルト7に挿通される挿通孔232(図示していない)と、封印孔233とを備える。また、増設端子カバー23は、増設端子部22に対して所定以上の角度を回転変位するのを規制すべく、増設端子カバー本体231から後方に突出し、増設端子部22を係止する規制手段234を備える。
各接続端子24は、カバー本体211の後方側(裏側)に連結される端子基部241と、端子基部241から突出し、機器端子511に接触する端子片242とを備える。なお、端子基部241がカバー21に直接固定されている点を除いて、各接続端子24は、第1及び第2実施形態に係る接続端子111と、略同じ構成である。
各係止部25は、カバー本体211から接続端子24と同じ方向に板状で突出する。なお、各係止部25は、カバー本体211に直接固定されている点を除いて、第1及び第2実施形態に係る係止部113と、略同じ構成である。
各導体部26は、導電性を有し、板状に形成される。そして、各導体部26は、カバー21の裏面に沿って配置され、接続端子24と増設端子221とを電気的に接続させるべく、一端部が接続端子24の端子基部241に接続されると共に、他端部が増設端子221に接続されている。
以上より、本実施形態係る端子増設器具2は、増設端子221と接続端子24とがカバー21と一体的となるように形成されている。これにより、増設端子221や接続端子24をカバー21に固定する作業を省略することができるため、例えば、増設端子221を増設する作業を簡素化することができる。
なお、本発明に係る接続端子及び端子増設器具は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。また、上記した複数の実施形態の構成や方法等を任意に採用して組み合わせてもよく(1つの実施形態に係る構成や方法等を他の実施形態に係る構成や方法等に適用してもよく)、さらに、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
例えば、本発明に係る端子増設器具は、接続端子が接続端子具本体やカバー本体に対して着脱可能に構成されてよい。斯かる構成の一例を、図17に示す。
図17に示す接続端子具110は、接続端子114,114と、接続端子114を装着する端子装着部115aを有する接続端子具本体115とを備える。そして、端子装着部115aは、接続端子114を着脱すべく、接続端子114と螺合可能に構成される。斯かる構成の端子増設器具よれば、複数の異なった形状から接続端子を選択することもできるため、機器端子51の形状にフレキシブルに対応することができる。
また、本発明に係る端子増設器具は、接続端子がカバーに対して相対変位可能に構成されてもよい。斯かる構成の一例を、図18に示す。
図18に示す端子増設器具20は、各接続端子240がカバー210から突出する方向で、接続端子240をカバー210に対して相対変位させる位置調整手段27,27を備える。そして、各位置調整手段27は、カバー210の螺子孔210aと螺合する螺子部材271を備え、螺子部材271の先端が接続端子240に抜け止め状態で枢着されている。
斯かる構成の端子増設器具20によれば、螺子部材271を操作することにより、接続端子240がカバー210に対して接離できる。これにより、端子増設器具20を機器本体5に取り付ける前においては、接続端子240がカバー210から突出する量を機器端子51に応じて調整することもでき、また、端子増設器具20を機器本体5に取り付けた後においては、接続端子240を機器端子51に向けて押圧させる押圧手段や増締手段として機能することもできる。したがって、接続端子240を機器端子51に安定的に接触させることができる。
また、上記実施形態に係る接続端子111,24は、略直方体状の端子基部111a,241と、端子基部111a,241に一端部が連結される略V字状の端子片111b,242とを備え、付勢されることにより弾性変形する場合を説明したが、斯かる場合に限られない。
一例を挙げると、接続端子は、螺旋状に巻かれた形状、即ち、つるまきバネ状(コイルバネ状)に形成され、付勢されることにより弾性変形する場合でもよく、また、接続端子は、機器端子51の形状に応じてフレキシブルに変形させるべく、導線をより線状や平編み状にして形成され、可撓性を有する場合でもよい。さらには、図17に示すように、接続端子114は、黄銅や銅で中空状に形成され、付勢されることにより塑性変形する場合でもよい。
また、上記実施形態に係る接続端子111,24においては、端子片111b,242は、端子基部111a,241を介して、接続端子具本体112やカバー本体211に固定される場合を説明したが、斯かる場合に限られず、例えば、端子片は、接続端子具本体やカバー本体に連結(直接固定)される場合でもよい。
また、上記実施形態に係る接続端子111,24は、端子増設器具1,10,2の構成要素として採用される場合を説明したが、斯かる場合に限られない。要するに、機器端子51に接続する用途であれば、本発明に係る接続端子は、何れの器具及び方法にでも適用され得る。
また、上記実施形態に係る端子増設器具1,10,2においては、係止部113,25は、板状に形成され、各接続端子111,24の左右に一対配置される場合を説明したが、斯かる場合に限られない。例えば、係止部は、各接続端子の上下に一対配置される場合でもよく、各接続端子の周りに連続的又は断続的な環状に配置される場合でもよい。さらには、図17及び図18に示すように、接続端子114,240自身が収容部53の内側に嵌まり込む場合、即ち、接続端子114,240が係止部を兼ねる場合でもよい。
また、上記実施形態に係る端子増設器具1,10,2においては、係止部113,25が収容部53を係止する場合を説明したが、斯かる場合に限られない。要するに、係止部は、カバー7から内方へ突出するように配置され、カバー7から突出する方向と交差する方向で機器本体5の部位を係止する構成であればよい。
また、上記実施形態に係る端子増設器具1,10,2においては、増設端子121,221は、螺子端子121aを有して、電線の端部を挟持して接続する場合を説明したが、斯かる場合に限られない。例えば、増設端子は、導体部14である電線の端部に圧着されるY型や丸型の圧着端子である場合でもよい。
また、上記実施形態に係る端子増設器具1,10,2においては、導体部14,26は、電線であったり、板状に形成されたりする場合を説明したが、斯かる場合に限られない。要するに、導体部は、増設端子と接続端子とを通電させるべく、導電性を有し、増設端子と接続端子とを電気的に接続する構成であればよい。
また、上記実施形態に係る端子増設器具1,10,2は、既設の締結具7であるボルト7で電力量計に取り付けられる場合を説明したが、斯かる場合に限られない。要するに、端子増設器具は、既設の締結具であるボルト以外の締結具や、固定手段で、電力量計に取り付けられる場合でもよい。
また、上記実施形態に係る端子増設器具1,10,2は、電力量計に取り付けられる場合を説明したが、斯かる場合に限られない。要するに、端子増設器具は、導電性を有し、電線が接続される機器端子を備える機器に適用され得る。
1、2、10、20…端子増設器具、5…機器本体、6、21、210…カバー…、11、110…接続端子具、12、120…増設端子具、14、26…導体部、24、111、114、240…接続端子、25、113…係止部、51…機器端子、53…収容部、111b、242…端子片、121、221…増設端子

Claims (8)

  1. 電線が接続される機器端子と、機器端子を覆うように機器本体に固定されるカバーとを備える機器の、機器端子と通電する端子を増設するための端子増設器具であって、
    増設される増設端子と、カバーから内方へ突出するように配設され、カバーが機器本体に固定された際に機器端子と接触する接続端子と、増設端子と接続端子とを通電させるための導体部とを備えることを特徴とする端子増設器具。
  2. 接続端子は、カバーから突出する方向と反対方向から付勢されることにより、変形可能に構成される請求項1に記載の端子増設器具。
  3. 接続端子は、カバーから内方へ突出するように曲げられた板状であって一端部がカバーに対して固定される端子片を備える請求項2に記載の端子増設器具。
  4. カバーから内方へ突出するように配置され、接続端子を機器端子に対して位置決めすべく、カバーから突出する方向と交差する方向で機器本体を係止する係止部を備える請求項1〜3の何れか1項に記載の端子増設器具。
  5. 係止部は、機器端子を収容する凹状の収容部の内側に嵌まるように配置される請求項4に記載の端子増設器具。
  6. 増設端子を有し、カバーの外方に取り付けられる増設端子具と、接続端子を有し、カバーの内方に取り付けられる接続端子具とを備える請求項1〜5の何れか1項に記載の端子増設器具。
  7. 増設端子と接続端子とは、カバーと一体的となるように形成される請求項1〜5の何れか1項に記載の端子増設器具。
  8. 電線が接続される機器端子と、機器端子を覆うように固定されるカバーとを備える機器の、機器端子に接続される接続端子において、
    カバーが機器本体に固定された際に機器端子と接触すべく、カバーから内方へ突出するように配置されることを特徴とする接続端子。
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