JP2010277134A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】文字入力のしやすさを向上させることができる電子機器を提供する。
【解決手段】キーボードユニット19は、筐体14の開口18内に収容される収容位置、および、筐体14の表面に対して所定の傾斜角を規定する傾斜姿勢で立ち上がる展開位置の間で相対変位自在に筐体14に連結される。使用者は、例えば右手の手のひらと中指、薬指および小指とで筐体14を保持する。キーボードユニット19は収容位置から展開位置に姿勢を変化させることができることから、使用者は、例えば親指を大きく曲げることなく入力キー22を押すことができる。しかも、傾斜姿勢のキーボードユニット19では、キーボード21のスライド移動や回転が実現される。使用者は自分の押しやすい位置にキーパッド22の位置を任意に移動させることができる。こうして使用者は快適に文字を入力することができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、例えば携帯電話端末や携帯情報端末といった電子機器に関する。
携帯電話端末は、例えば縦長の電話本体と、電話本体に連結される例えば縦長のディスプレイ装置とを備える。電話本体の表面にはキーパッドが配列される。使用者は例えばメールの送信にあたって電話本体を片手で持つことが多い。例えば手のひらと中指、薬指および小指とで電話本体の一方の側面と他方の側面とが保持される。このとき、使用者は、親指でキーパッドを押し下げて文字を入力する。
特開2003−333142号公報 特開2001−117709号公報
キーパッドは例えば電話本体の側面に沿って縦に配列される。こうしたキーパッドは電話本体の側面に隣接して配置される。したがって、例えば手のひらに受け止められる電話本体の一方の側面に沿って縦に配列されるキーパッドの押し下げにあたって親指は窮屈に折り曲げられなければならない。その結果、使用者は、一方の側面に沿って縦に配列されるキーパッドの文字を入力しにくい。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、文字入力のしやすさを飛躍的に向上させることができる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、電子機器の一具体例は、筐体と、表面に入力キーを配列し、前記筐体の表面に形成される開口内に収容される収容位置、および、前記筐体の表面に対して所定の傾斜角を規定する傾斜姿勢で立ち上がる展開位置の間で相対変位自在に前記筐体に連結されるキーボードユニットとを備える。
以上のように開示の電子機器によれば、文字入力のしやすさを飛躍的に向上させることができる。
第1実施形態に係る電子機器すなわち携帯電話端末の構造を概略的に示す斜視図である。 展開位置のキーボードユニットを概略的に示す斜視図である。 第1実施形態に係る携帯電話端末の構造を概略的に示す側面図である。 展開位置のキーボードユニットを概略的に示す側面図である。 図3の5−5線に沿った部分断面図である。 図5の6−6線に沿った部分断面図である。 展開位置のキーボードユニットを概略的に示す斜視図である。 展開位置のキーボードユニットを概略的に示す斜視図である。 展開位置のキーボードユニットを概略的に示す斜視図である。 一具体例に係るキーボードユニットの構造を概略的に示す分解斜視図である。 支持板の構造を概略的に示す平面図である。 支持板の構造を概略的に示す平面図である。 一具体例に係る移動ブロックの構造を概略的に示す断面図である。 移動ブロックの移動の様子を概略的に示す斜視図である。 移動ブロックの移動の様子を概略的に示す平面図である。 移動ブロックの移動の様子を概略的に示す平面図である。 一具体例に係る支持ブロックの構造を概略的に示す断面図である。 支持板に対してキーボードが回転する様子を概略的に示す部分透視平面図である。 第2実施形態に係る携帯電話端末の構造を概略的に示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る電子機器すなわち折り畳み式携帯電話端末11を概略的に示す。この携帯電話端末11は電話本体12とディスプレイ装置13とを備える。電話本体12は本体筐体14を備える。本体筐体14は例えば縦長の直方体形状に形成される。本体筐体14にはプリント基板が組み込まれる。周知の通り、プリント基板には例えばCPU(中央演算処理装置)やメモリといった処理回路が実装される。
ディスプレイ装置13はディスプレイ用筐体15を備える。ディスプレイ用筐体15は例えば縦長の直方体形状に形成される。ディスプレイ用筐体15には液晶ディスプレイ(LCD)パネル16といった平面ディスプレイパネルが組み込まれる。LCDパネル16の画面は、ディスプレイ用筐体15の表側平坦面に形成される矩形のディスプレイ用開口17に臨む。LCDパネル16の画面にはCPUの処理動作に応じて様々なテキストやグラフィックスが表示される。
本体筐体14の表側平坦面に形成される開口18内には例えば縦長のキーボードユニット19が組み込まれる。キーボードユニット19の表面は、例えば電話本体12の表側平坦面を含む仮想平面内に規定される。キーボードユニット19は例えば縦長のキーボード21を備える。キーボード21には例えばオンフックボタンやオフフックボタン、ダイヤルキーといった入力キーすなわちキーパッド22が埋め込まれる。
開口18の外側で本体筐体14の表側平坦面には送話口23が区画される。送話口23内にはマイク24が組み込まれる。その一方で、ディスプレイ用筐体15には画面の外側で受話口25が区画される。受話口25内にはスピーカ26が埋め込まれる。通話にあたって携帯電話端末11の使用者はマイク24から音声を入力する。スピーカ26は通話相手の音声を再生する。
ディスプレイ装置13は電話本体12に対して水平軸27回りで揺動することができる。水平軸27は、本体筐体14の表側平坦面の上端すなわち短辺に沿ってその表側平坦面に平行に設定される。ディスプレイ用筐体15の表側平坦面は内向きに本体筐体14の表側平坦面に重ね合わせられる。携帯電話端末11は閉じられる。こうして携帯電話端末11は閉じ状態を確立する。ディスプレイ装置13はキーボードユニット19を覆い隠す。
その一方で、閉じ状態からディスプレイ装置13が電話本体12に対して水平軸27回りで揺動すると、携帯電話端末11は開き状態を確立する。電話本体12およびディスプレイ装置13はともに正面を向く。こうして直立姿勢が確立される。ディスプレイ用筐体15の表側平坦面は本体筐体14の表側平坦面に所定の傾斜角で交差する。縦置きの電話本体12に対して縦長の画面が確立される。
図2に示されるように、キーボードユニット19は、例えば本体筐体14の表側平坦面の右側端すなわち長辺に沿って規定される揺動軸31回りで揺動することができる。こうしてキーボードユニット19は、開口18内に収容される収容位置、および、本体筐体14の表側平坦面に対して傾斜姿勢で立ち上がる展開位置の間で姿勢を変化させることができる。展開位置では、キーボード21の表面は本体筐体14の表側平坦面に対して所定の傾斜角を規定する。
キーボードユニット19は、表面でキーボード21の裏面を受け止める例えば縦長の支持板32を備える。支持板32の下端には支持アーム33の一端が連結される。支持アーム33の他端は本体筐体14に連結される。キーボードユニット19が傾斜姿勢を確立すると、支持アーム33は開口18内で立ち上がる。この支持アーム33の働きでキーボードユニット19の傾斜姿勢は維持される。
支持アーム33の一端は、揺動軸31に平行に延びる支軸34に揺動自在に連結される。支軸34は支持板32に固定される。支持アーム33の他端には操作片35が取り付けられる。操作片35は、本体筐体14の表側平坦面の下端すなわち短辺に沿って本体筐体14の下面に形成される長溝36内に受け入れられる。長溝36は操作片35の移動経路を規定する。後述のように、長溝36内での操作片35の移動に応じて展開位置でキーボードユニット19の傾斜姿勢は変化する。
図3に示されるように、長溝36は、本体筐体14の下面の右側端から左側端に向かって延びる。本体筐体14の底面側に規定される長溝36の下縁には、本体筐体14の底面に向かって窪む複数の窪み37が配置される。ここでは、長溝36の一端から他端に向かって例えば4つの窪み37が配列される。操作片35は、揺動軸31に平行な中心軸回りに描かれる仮想円筒面に沿って外周面を規定する。窪み37の輪郭は操作片35の外周面に応じて湾曲する。
操作片35が揺動軸31に最も近い窪み37に配置されると、操作片35は基準位置に位置決めされる。操作片35が基準位置に位置決めされると、キーボードユニット19は開口18内の収容位置に配置される。例えばキーボード21の表面は、本体筐体14の表側平坦面を含む仮想平面に一致する。支持アーム33は本体筐体14内に配置される。このとき、図3から明らかなように、支軸34の軸心は操作片35の中心軸よりキーボード21の表面に近い位置に配置される。
図4に示されるように、操作片35が長溝36の一端から他端に向かって移動すると、操作片35すなわち支持アーム33の他端の移動に応じて支持アーム33の一端すなわち支軸34は操作片35の中心軸回りに揺動する。こうして操作片35の移動は支軸34の揺動を引き起こす。支軸34の軸心は操作片35の中心軸よりキーボード21の表面に近い位置に配置されることから、支軸34の揺動に応じてキーボードユニット19は揺動軸31回りで揺動する。支持アーム33の一端はキーボードユニット19を持ち上げる。
操作片35が、基準位置から最も遠い窪み37に配置されると、キーボード21の表面は本体筐体14の表側平坦面に対して最大傾斜角を規定する。こうして操作片35が基準位置から順番に窪み37を移動するにつれて、キーボードユニット19は段階的にキーボード21の表面の傾斜角を増大させていく。その結果、各窪み37内に操作片35が位置決めされるたびに支持アーム33の働きでキーボードユニット19の傾斜姿勢が維持される。
図5に示されるように、キーボードユニット19の支持板32は、揺動軸31に沿って延びる1対の支軸38に連結される。支軸38は支持板32の側端に連結される。支軸38は本体筐体14に固定される。その一方で、支持アーム33の他端には支軸34に平行に延びる支軸39が連結される。支持アーム33の他端は支軸39の軸心回りに揺動自在に支軸39に連結される。支軸39は支持アーム33から本体筐体14の下面に向かって延びる。支軸39の外端には前述の操作片35が取り付けられる。操作片35は、本体筐体14の下面から外側に部分的に突き出る。
図6を併せて参照し、操作片35および支持アーム33の間で支軸39には支軸39の軸心回りに回転自在に歯車41が連結される。歯車41には押し付け機構42が関連付けられる。押し付け機構42は、本体筐体14の内壁に取り付けられる枠体42aと、本体筐体14の底面に対して進退自在に枠体42aに支持される押し付け片42bとを備える。押し付け片42bは長溝36に対して本体筐体14の底面に沿って延びる。枠体42aの下端は押し付け片42bの両端を保持する。その結果、枠体42aは、本体筐体14の底面に向かう押し付け片42bの移動を規制する。
押し付け機構42は、押し付け片42bの上端および枠体42aの上端の間に配置される例えば複数の弾性部材すなわちコイルばね44を備える。コイルばね44は、枠体42aの上端から本体筐体14の底面に向かって押し付け片42bを遠ざける弾性力を発揮する。こうした弾性力に基づき押し付け片42bは枠体42aの下端に押し付けられる。押し付けブロック42aの下端には、揺動軸31に平行に延びる回転軸45回りで回転自在に複数の車輪46が連結される。車輪46は等間隔に配置される。隣接する車輪46、46同士の間に歯車41の歯が噛み合う。
いま、操作片35が基準位置の窪み37に配置されると、コイルばね44の弾性力に基づき歯車41は本体筐体14の底面に向かって押し付けられる。その結果、操作片35は窪み37内に十分な押し付け力で押し付けられる。こうしてキーボードユニット19は収容位置に保持される。このとき、携帯電話端末11の使用者は、押し付け片42bの押し付け力に抗して窪み37から長溝36の上縁に向かって操作片35を押し上げる。操作片35の上端は長溝36の上縁に接触する。歯車41は車輪46を介して押し付け片42bを枠体42aの上端に向かって押し上げる。押し上げに応じてコイルばね44では弾性力が増大していく。
このとき、操作片35が長溝36の上縁に沿って隣接する窪み37に向かって移動すると、歯車41は回転に基づき車輪46、46同士の間に歯を配置していく。歯車41の歯は車輪46の回転に基づき車輪46に円滑に噛み合う。コイルばね44の弾性力に基づき押し付け片42bは本体筐体14の底面に向かって歯車41を押し付け続ける。操作片35が隣接する窪み37内に配置されると、コイルばね44の弾性力に基づき操作片35は窪み37内に十分な押し付け力で押し付けられる。操作片35は窪み37内に確実に保持される。このとき、コイルばね44の弾性力に基づき傾斜姿勢ごとにいわゆるクリック感が確立される。
その一方で、図7に示されるように、展開位置に配置されるキーボードユニット19では、キーボード21は支持板32の表面に沿ってスライド移動することができる。本実施形態では、キーボード21は、支持板32と輪郭を一致させる第1基準位置から、揺動軸31に沿って支持板32の上端に向かうにつれて揺動軸31すなわち支持板32の側端と下端とから遠ざかる第1方向D1にスライド移動することができる。こうしてキーボード21が第1方向D1に最大限にスライド移動すると、キーボード21は所定の第1基準位置に位置決めされる。
第1基準位置のキーボード21は、揺動軸31に平行に支持板32の下端から遠ざかる第2方向D2にさらにスライド移動することができる。こうしてキーボード21が第2方向D2に最大限にスライド移動すると、図8に示されるように、キーボード21は所定の第2基準位置に位置決めされる。加えて、図9に示されるように、第1基準位置から第3基準位置までのスライド移動中、キーボード21は回転軸47回りの第3方向D3に所定の回転角で回転することができる。回転軸47は支持板32の表面に直交する。こうしてキーボード21はその向きを変化させることができる。
図10に示されるように、支持板32は薄い平板状の上側板51および下側板52を備える。上側板51は裏面で下側板52の表面に重ね合わせられる。上側板51には1筋の案内溝53が形成される。案内溝53は、一端から他端まで前述の第1方向D1に延びる第1溝53aと、第1溝53aの他端に接続される一端から他端まで前述の第2方向D2に延びる第2溝53bとを備える。同様に、下側板52には1筋の案内溝54が形成される。案内溝54は、一端から他端まで第1方向D1に延びる第1溝54aと、第1溝54aの他端に接続される一端から多端まで第2方向D2に延びる第2溝54bとを備える。上側板51および下側板52が相互に重ね合わせられると、案内溝53、54は相互に重なる。
キーボード21は回転軸47回りで回転自在に支持ブロック57に連結される。支持ブロック57には第1移動ブロック58が固定される。第1移動ブロック58は第1方向D1に沿って側端を規定する。第1移動ブロック58は上側板51の案内溝53内に配置される。第1移動ブロック58は上側板51の表面に沿って案内溝53内を移動することができる。第1移動ブロック58には第2移動ブロック59が固定される。第2移動ブロック59は下側板52の案内溝54内に配置される。第2移動ブロック59は下側板52の表面に沿って案内溝54内を移動することができる。第2移動ブロック59は第2方向D2に沿って側端を規定する。
図11を併せて参照し、上側板51では、第1溝53aの内縁に相互に平行に延びる1対の第1案内レール61、61が形成される。第1案内レール61、61は第1溝53a内で第1方向D1に第1移動ブロック58の移動を案内する。第1案内レール61は、第1方向D1に沿って交互に配置される凸部61aと凹部61bとを備える。すなわち、第1案内レール61は、第1方向D1に沿って蛇行しつつ延びる外縁を規定する。第1案内レール61、61の外縁は、第1溝53a内で内縁から等距離に規定される中心面P1に対して面対称に形成される。図11から明らかなように、第1および第2移動ブロック58、59は傾斜姿勢で相互に重ね合わせられる。
第1移動ブロック58は、例えば平たい直方体形状のブロック本体62と、ブロック本体62の両側端から前述の中心面P1に直交する方向に進退自在に突き出す支持片63とを備える。支持片63には1対の車輪64、64が回転軸65回りに回転自在に支持される。回転軸65は支持板32の表面に直交する。第1移動ブロック58が第1方向D1に移動すると、支持片63の進退移動に基づき車輪64は第1案内レール61の外縁に押し当てられる。車輪64は第1案内レール61の凸部61aおよび凹部61bを交互に辿る。このとき、回転に基づき車輪64は外縁と円滑に接触する。こうして第1案内レール61、61は第1方向に第1移動ブロック58の移動を案内する。
図12を併せて参照し、下側板52では、第2溝54bの内縁に相互に平行に延びる1対の第2案内レール66、66が形成される。第2案内レール66、66は第2溝54b内で第2方向に第2移動ブロック59の移動を案内する。第2案内レール66は、第2方向D2に沿って交互に配置される凸部66aと凹部66bとを備える。すなわち、第2案内レール66は、第2方向D2に沿って蛇行しつつ延びる外縁を規定する。第2案内レール66、66の外縁は、第2溝54b内で内縁から等距離に規定される中心面P2に対して面対称に形成される。
第2移動ブロック59は、例えば平たい直方体形状のブロック本体67と、ブロック本体67の両側端から前述の中心面P2に直交する方向に進退自在に突き出す支持片68とを備える。支持片68には1対の車輪69、69が回転軸71回りに回転自在に連結される。回転軸71は支持板32の表面に直交する。第2移動ブロック59が第2方向D2に移動すると、支持片68の進退移動に基づき車輪69は第2案内レール66の外縁に押し当てられる。車輪69は第2案内レール66の凸部66aおよび凹部66bを交互に辿る。このとき、回転に基づき車輪69は外縁と円滑に接触する。こうして第2案内レール66、66は第2方向D2に第2移動ブロック59の移動を案内する。
図13に示されるように、第1移動ブロック58では、ブロック本体62は、中心面P1に沿って延びる基材62aと、基材62aから中心面P1に直交する方向に相互に反対向きに突き出る2対の規制部材62bとを備える。規制部材62b、62bの先端は支持片63を受け止める。こうして中心面P1に直交する方向に支持片63の移動は規制される。基材62aと支持片63との間には例えば1対の弾性部材すなわちコイルばね72が配置される。コイルばね72は、基材62aから支持片63を遠ざける弾性力を発揮する。こうして中心面P1に直交する方向に支持片63の進退移動が実現される。なお、第2移動ブロック59は第1移動ブロック58と同様の構成を備えることから、ここでの説明は省略される。
いま、展開位置のキーボードユニット19でキーボード21が基準姿勢を確立すると、図14に示されるように、第1および第2移動ブロック58、59は案内溝53、54の第1溝53a、54aの一端に配置される。第1移動ブロック58は第1案内レール61、61に支持される。第2移動ブロック59は第1溝54a内に配置される。第1移動ブロック58は第1溝53aの一端に受け止められる。キーボード21が第1基準位置から第2基準位置に向かって第1方向D1に移動すると、第1移動ブロック58の移動は第1案内レール61、61に案内される。このとき、第1移動ブロック58の車輪64が第1案内レール61の凹部61bに受け入れられるたび、コイルばね72の働きでクリック感が確立される。その一方で、第2移動ブロック59は案内レールの案内なしに第1溝54a内を移動する。
キーボード21が第2基準位置に到達すると、図15に示されるように、第1移動ブロック58の角は第2溝53bの内縁に接触する。同時に、第2移動ブロック59の角は第1溝54aの内縁に接触する。第1移動ブロック58は第1案内レール61、61に支持される。第2移動ブロック59は第2案内レール66、66に支持される。このとき、キーボード21が第2基準位置から第3基準位置に向かって第2方向D2に移動すると、第1移動ブロック58は第1案内レール61、61から離脱する。こうして第2移動ブロック59の移動は第2案内レール66、66で案内される。このとき、第2移動ブロック59の車輪69が第2案内レール66の凹部66bに受け入れられるたび、第2移動ブロック59内のコイルばねの働きでクリック感が確立される。その一方で、第1移動ブロック58は案内レールの案内なしに第2溝53b内を移動する。
キーボード21が第2位置に到達すると、図16に示されるように、第2移動ブロック59は第2溝54bの一端に受け止められる。キーボード21は第2位置に保持される。こうして基準位置から第1位置および第2位置へのキーボード21のスライド移動中、第1移動ブロック58の車輪64と第1案内レール61との接触に基づき凹部61bごとにコイルばね72の働きでキーボード21の位置は固定される。同様に、第2移動ブロック59の車輪69と第2案内レール66との接触に基づき凹部66bごとにコイルばねの働きでキーボード21の位置は固定される。こうしてキーボード21の位置が固定される際、キーボード21は回転軸47回りで回転することができる。
図17に示されるように、支持ブロック57は、例えば平たい直方体形状のブロック本体75を備える。ブロック本体75には歯車76が組み込まれる。歯車76には支軸77が固定される。支軸77はキーボード21に連結される。支軸77は、キーボード21の裏面に直交する垂直方向に延びる。歯車76はブロック本体75の枠体75a内に配置される。枠体75aには、支軸77に向かって進退自在に1対の支持片78、78が連結される。支持片78は支軸77を挟んで相互に反対側に配置される。支持片78の外端および枠体75aとの間には例えば1対の弾性部材すなわちコイルばね79が配置される。コイルばね79は、枠体75aから支持片78を遠ざかる弾性力を発揮する。
支持片78の内端には回転軸81回りで回転自在に例えば1対の車輪82が連結される。回転軸81は支軸77の軸心に平行に延びる。車輪82、82同士の間に歯車76の歯が受け止められる。支軸77の軸心回りに歯車76が回転すると、歯車76の外縁は車輪82に押し当てられる。支軸77の軸心に直交する方向に支持片78の進退移動が実現される。回転に基づき車輪82は歯車76と円滑に接触する。コイルばね79の弾性力に基づき歯車76に向かって車輪82、82が押し付けられると、車輪82、82同士の間に歯車76の歯が位置決めされる。歯車76すなわちキーボード21の回転は停止する。こうして支持ブロック57は支軸77すなわちキーボード21の回転を案内する。
図18に示されるように、キーボード21の裏面には支持板32に向かって突き出る1対の突起83a、83bが形成される。前述のように、支持ブロック57は第1および第2移動ブロック58、59に固定される。第1および第2移動ブロック58、59は案内溝53、54内に配置されることから、キーボード21の回転に拘わらず支持ブロック57の回転は規制される。したがって、例えば回転軸47回りに時計回りにキーボード21が回転すると、突起83aは支持ブロック57の枠体75aに受け止められる。キーボード21の回転は規制される。その一方で、回転軸47回りにキーボード21が反時計回りに回転すると、突起83bは支持ブロック57の枠体75aに受け止められる。ここでは、キーボード21の回転範囲は、揺動軸31に沿って側端を規定する0度から例えば±20度の回転角の範囲に設定される。
いま、使用者が例えばメールの送信にあたって開き状態の携帯電話端末11に文字を入力する場面を想定する。ここでは、使用者が右手で電話本体12を持つ場合を想定する。使用者は、例えば右手の手のひらと中指、薬指および小指とで電話本体12を保持する。このとき、使用者は左手の指で操作片35を基準位置から移動させる。使用者は、窪み37の位置を選択して任意の傾斜角でキーボードユニット19の傾斜姿勢を確立する。キーボード21の表面は親指に近づく。このとき、使用者は親指を大きく曲げることなくキーパッド22を押すことができる。特に、使用者は、揺動軸31に最も近い位置で縦に配列されるキーパッド22(例えばオフフックボタンや3、6、9、♯)を簡単に押すことができる。
しかも、傾斜姿勢のキーボードユニット19では、キーボード21のスライド移動や回転が実現されることから、使用者は自分の押しやすい位置にキーパッド22の位置を任意に移動させることができる。キーボード21は例えば揺動軸31から遠ざかる第1方向D1や揺動軸31に沿って第2方向D2にスライド移動することができることから、使用者は、例えば親指から離れた位置にキーパッド22を位置決めすることができる。同時に、スライド移動中のキーボード21は回転軸47回りで回転することから、使用者は、揺動軸31に対してキーボード21上でのキーパッド22の配列の向きを変化させることができる。こうして使用者は快適に文字を入力することができる。文字入力のしやすさは飛躍的に向上する。
図19は本発明の第2実施形態に係る携帯電話端末11aの構造を概略的に示す。この携帯電話端末11aでは、閉じ状態の携帯電話端末11aでディスプレイ装置13は電話本体12に対して水平軸27a回りにさらに回転することができる。水平軸27aは、本体筐体14の表側平坦面の左側端すなわち長辺に沿ってその表側平坦面に平行に設定される。水平軸27aは前述の水平軸27に直交する。こうしてディスプレイ用筐体16は、本体筐体14の表側平坦面に対して所定の傾斜角で交差する傾斜姿勢を確立する。同時に、キーボードユニット19は所定の傾斜姿勢を確立することができる。その他、前述の携帯電話端末11と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。こうした携帯電話端末11aによれば、前述と同様の作用効果が実現される。
以上のような携帯電話装置11、11aは、使用者が例えば右手で電話本体12を保持する場合に特に効果を発揮する。その一方で、使用者が例えば左手で電話本体12を保持する場合には、キーボードユニット19の揺動軸31が本体筐体14の表側平坦面の左側端に沿って規定されればよい。このとき、キーボードユニット19の構造は前述のキーボードユニット19の構造と左右対称に構成されればよい。例えば携帯電話端末11aでは、水平軸27aは、本体筐体14の表側平坦面の右側端すなわち長辺に沿ってその表側平坦面に平行に設定されればよい。
その他、携帯電話端末11、11aでは、キーボード21は、液晶ディスプレイ(LCD)パネルといった平面ディスプレイパネルを備えてもよい。LCDパネルの表面には例えばタッチパネルが配置される。タッチパネルは、LCDパネルの表示に連動してオンフックボタンやオフフックボタン、ダイヤルキーといった入力キーを提供することができる。こうした携帯電話端末11、11aによれば、前述と同様の作用効果が実現される。なお、電子機器には例えば情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistant)といったその他の電子機器が含まれる。
以上の実施形態に関し出願人はさらに以下の付記を開示する。
(付記1) 筐体と、
表面に入力キーを配列し、前記筐体の表面に形成される開口内に収容される収容位置、および、前記筐体の表面に対して所定の傾斜角を規定する傾斜姿勢で立ち上がる展開位置の間で相対変位自在に前記筐体に連結されるキーボードユニットとを備えることを特徴とする電子機器。
(付記2) 付記1に記載の電子機器において、前記キーボードユニットは、前記筐体の表面の側端に沿って規定される揺動軸回りで揺動自在に前記筐体に連結されることを特徴とする電子機器。
(付記3) 付記1または2に記載の電子機器において、
前記キーボードユニットは、
表面に前記入力キーを配列するキーボードと、
表面で前記キーボードの裏面を受け止めて、その表面に沿って前記キーボードを相対変位自在に支持する支持板とを備えることを特徴とする電子機器。
(付記4) 付記3に記載の電子機器において、前記支持板は、その表面に直交する回転軸回りで回転自在に前記キーボードを支持することを特徴とする電子機器。
(付記5) 付記3または4に記載の電子機器において、
前記キーボードユニットは、
前記支持板に形成されるレールと、
前記キーボードに連結されて、前記レールに案内される移動ブロックとを備えることを特徴とする電子機器。
(付記6) 付記3〜5のいずれか1項に記載の電子機器において、
前記キーボードユニットは、
前記キーボードに固定される歯車と、
前記支持板に連結されて、前記回転軸回りで前記歯車を回転自在に支持する支持ブロックとを備えることを特徴とする電子機器。
(付記7) 付記1に記載の電子機器において、
前記キーボードユニットは、
表面に前記入力キーを配列するキーボードと、
表面で前記キーボードの裏面を受け止めて、その表面に直交する回転軸回りで回転自在に前記キーボードを支持する支持板とを備えることを特徴とする電子機器。
11、11a 電子機器(携帯電話端末)、14 筐体(本体筐体)、18 開口、19 キーボードユニット、21 キーボード、22 入力キー(キーパッド)、31 揺動軸、32 支持板、47 回転軸、57 支持ブロック、58 移動ブロック(第1移動ブロック)、59 移動ブロック(第2移動ブロック)、61 レール(第1案内レール)、66 レール(第2案内レール)、76 歯車。

Claims (5)

  1. 筐体と、
    表面に入力キーを配列し、前記筐体の表面に形成される開口内に収容される収容位置、および、前記筐体の表面に対して所定の傾斜角を規定する傾斜姿勢で立ち上がる展開位置の間で相対変位自在に前記筐体に連結されるキーボードユニットとを備えることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、前記キーボードユニットは、前記筐体の表面の側端に沿って規定される揺動軸回りで揺動自在に前記筐体に連結されることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1または2に記載の電子機器において、
    前記キーボードユニットは、
    表面に前記入力キーを配列するキーボードと、
    表面で前記キーボードの裏面を受け止めて、その表面に沿って前記キーボードを相対変位自在に支持する支持板とを備えることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器において、前記支持板は、その表面に直交する回転軸回りで回転自在に前記キーボードを支持することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記キーボードユニットは、
    表面に前記入力キーを配列するキーボードと、
    表面で前記キーボードの裏面を受け止めて、その表面に直交する回転軸回りで回転自在に前記キーボードを支持する支持板とを備えることを特徴とする電子機器。
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