JP2010275918A - 内燃機関の制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】EGRオン状態/EGRカット状態に応じて異なるマップに従って機関バルブの開弁特性を制御する内燃機関の制御システムにおいて、マップの構築に関する適合工数の好適な削減を実現可能な技術を提供する。
【解決手段】EGRオン状態からEGRカット状態への移行要求が出された場合、機関バルブの開弁特性がEGRオン状態用VVT制御マップに従って制御されている状態でEGRオン状態からEGRカット状態へと移行されるように、EGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへの切り換え時期を遅らせる切り換えディレイ制御を行う(S104〜S108)。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関の制御システムに関する。
特許文献1には、EGR装置を備えた内燃機関が搭載されるハイブリッド車両において、EGRバルブの状態がオフからオンへ、或いはオンからオフへと切り換えられること伴う駆動力の変化を補償するようにモータを制御する技術が開示されている。
また、機関バルブの開弁特性を変更可能な可変動弁機構を備えた内燃機関においては、当該機関の燃費性能が高まるようにその運転状態に応じて機関バルブの開弁特性を調節することができる。尚、本明細書における「機関バルブ」とは、吸気弁又は排気弁の何れかを意味する。
特開2005−320941号公報 特開2002−339778号公報 特開2007−32515号公報
内燃機関の吸気系にEGRガスが導入されているEGRオン状態と、EGRガスの導入が停止されているEGRカット状態とにおいては、内燃機関の燃費性能が最も高くなる機関バルブの開弁特性は異なるのが通常である。そのため、機関バルブの開弁特性が規定されているマップに従って可変動弁機構を作動させる場合にはEGRオン状態用及びEGRカット状態用に異なる種類のマップを用意しておき、EGRオン状態/EGRカット状態に応じてこれらを切り換える制御が行われる。
本発明は、EGRオン状態/EGRカット状態に応じて異なるマップに従って機関バルブの開弁特性を制御する内燃機関の制御システムにおいて、マップの構築に関する適合工数の好適な削減を実現可能な技術を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明にかかる内燃機関の制御システムは、以下の手段を採用した。
すなわち、内燃機関の排気系を流れる排気の一部をEGRガスとして吸気系にEGR通路を介して導入するEGR装置と、前記内燃機関の機関バルブの開弁特性を変更可能な可変動弁機構と、吸気系にEGRガスが導入されているEGRオン状態での前記機関バルブの開弁特性を規定する第1マップ及びEGRガスの導入が停止されているEGRカット状態での前記機関バルブの開弁特性を規定する第2マップを有し、EGRオン状態/EGRカット状態に応じて前記第1マップと第2マップとを切り換えるマップ切り換え制御手段と、を備え、EGRオン状態からEGRカット状態への移行要求が出された場合、前記マップ切り換え制御手段は、前記機関バルブの開弁特性が第1マップに従って制御されている状態でEGRオン状態からEGRカット状態へと移行されるように、前記第1マップから第2マップへの切り換え時期を遅らせる切り換えディレイ制御を行うことを特徴とする。
EGRオン状態からEGRカット状態への移行要求が出された場合、EGR装置によるEGRガスの導入が停止される。EGRオン状態からEGRカット状態に移行する際の過渡期間に第1マップから第2マップへの切り換えを行うと、EGRガスの導入量が減少する際の挙動が乱れやすい。このような状況を考慮してマップを構築する際において機関バルブの開弁特性の適合を行うことができれば、確かに内燃機関の燃焼悪化、トルクショック、ノッキング等の不具合を回避できるものの、そのような手法を採用する場合はその適合工数が膨大となってしまう。
これに対して本発明によれば、EGRオン状態からEGRカット状態へと移行する過渡期間に第1マップから第2マップへの切り換えが行われないため、過渡期間におけるEGRガスの導入量が減少する際の挙動を考慮せずに第1及び第2のマップを構築することができ、その適合工数を大幅に削減することができる。従って、本発明に係る制御システムの開発コストの低減を実現することが可能となる。
また、本発明において、前記マップ切り換え制御手段は前記切り換えディレイ制御に際して、EGR装置によるEGRガスの実際の導入量が零になるまで前記第1マップから第2マップへの切り換え時期を遅らせても良い。即ち、このように、EGRガスの実際の導入量が零の定常状態になったあとに第1マップから第2マップへの切り換えが行われるため、トルクショックや燃焼状態の悪化等の発生を確実に抑制できる。
また、本発明において、前記マップ切り換え制御手段は前記切り換えディレイ制御の継続中に機関燃焼が停止された場合、機関燃焼が再開される前に前記第1マップから第2マップへの切り換えを行うようにしても良い。
これによれば、第1マップから第2マップへの切り換え時においてトルクショック等の不具合が発生することが確実に抑制される。また、機関燃焼が再開される前に第1マップから第2マップへの切り換えを行っておくことで、機関燃焼の再開時からその運転状態に適したマップに従って機関バルブの開弁特性を制御することが可能となる。これにより、例えば走行燃費の低減をより好適に実現することができる。
なお、本発明における課題を解決するための手段は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、EGRオン状態/EGRカット状態に応じて異なるマップに従って機関バルブの開弁特性を制御する内燃機関の制御システムにおいて、マップの構築に関する適合工数を好適に削減することができる。
実施例1に係る内燃機関の制御システムの概略構成を示す図である。 実施例1に係るVVT制御マップの概略を示す図である。 実施例1に係る制御ルーチンを示したフローチャートである。 実施例2に係る内燃機関の制御システムの概略構成を示す図である。 実施例2に係る制御ルーチンを示したフローチャートである。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。尚、本実施の形態に記載されている構成要素の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<実施例1>
図1は、本実施例に係る内燃機関の制御システムの概略構成を示す図である。図1に示した内燃機関1は、車両に搭載された4ストロークサイクルの火花点火式の内燃機関(ガソリンエンジン)であり、4つの気筒2を有する。気筒2内にはピストン3が摺動自在に設けられている。気筒2内上部の燃焼室には吸気ポート4と排気ポート5とが接続されている。吸気ポート4および排気ポート5の燃焼室への開口部は、それぞれ吸気弁6および排気弁7によって開閉される。本実施例においては吸気弁6および排気弁7が本発明における機関バルブに対応している。
内燃機関1には、ポート内噴射弁10及び点火プラグ12が設けられている。ポート内噴射弁10は、吸気ポート4内に燃料を噴射する燃料噴射弁である。点火プラグ12は気筒2内の燃焼室において混合気に点火する。また、吸気ポート4は吸気通路8に接続されており、排気ポート5は排気通路9に接続されている。吸気通路8にはスロットル弁13が設けられている。
内燃機関1には、吸気弁6の開弁特性を変更可能な可変動弁機構(VVT:Variable Valve Timing)17、及びウォータジャケット内の冷却水の温度を検出する水温センサ1
8が設けられている。VVT17は、吸気弁6を駆動するカムシャフトのクランクシャフトに対する回転位相を変更する。
また、内燃機関1は、排気通路9を流れる排気の一部をEGRガスとして吸気通路8に導入するEGR装置21を有している。EGR装置21は、EGR通路22、EGR弁23及びEGRクーラ24を含んで構成されている。
EGR通路22の一端は排気通路9に接続されており、その他端はスロットル弁13より下流側の吸気通路8に設けられたサージタンクに接続されている。EGR弁23はEGR通路22に設けられている。EGR弁23が開弁することでEGRガスが吸気通路8に導入され、EGR弁23が閉弁することでその導入が停止される。EGRクーラ24は、EGR通路22に設けられており、EGRガスを冷却する。
さらに、内燃機関1には、該内燃機関1を制御するための電子制御ユニット(以下、「ECU」という)20が併設されている。このECU20は、CPUの他、後述する各種の制御ルーチン及びマップを記憶するROM、RAM等を備えており、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態等を制御するユニットである。
ECU20には、水温センサ18、クランクポジションセンサ25及びアクセル開度センサ26等の各種センサが電気的に接続されている。これらの出力信号がECU20に入力される。クランクポジションセンサ25は、内燃機関1のクランク角を検出するセンサである。また、アクセル開度センサ26は、本システムを搭載した車両のアクセル開度を検出するセンサである。また、ECU20には、ポート内噴射弁10、点火プラグ12、スロットル弁13、VVT17、EGR弁23等が電気的に接続されており、ECU20によってこれらが制御される。
本実施例においては、内燃機関1の燃費性能が最も高くなるように、その運転状態に応じてVVT17によって吸気弁6の閉弁タイミングIVCが制御される。内燃機関1の運転状態と吸気弁6の閉弁タイミングとの関係は実験等に基づいて規定されており、図2に示すようなマップ(以下、「VVT制御マップ」と称する)としてECU20に予め記憶されている。本実施例におけるVVT制御マップは、内燃機関1の機関回転数と機関負荷をパラメータとする、吸気弁6の閉弁タイミング(図中、符号θで表される)を規定して
いる。
ところで、内燃機関1の始動直後にEGRガスの導入が行われると該内燃機関1の燃焼状態が不安定になる虞がある。そのため、内燃機関1の始動時はEGR弁23が閉弁した状態、即ち吸気通路8へのEGRガスの導入が停止された状態で内燃機関1の始動が行われる。そして、内燃機関1の始動後、水温センサ18によって検出される冷却水の温度が所定のEGR許可水温(例えば、60℃)以上となってからEGR弁23が開弁され、EGRガスの導入が開始される。このようにEGRガスの導入が開始されるようになる「冷却水温がEGR許可水温以上」との条件を、以下「EGR導入開始条件」と称する。
ここで、内燃機関1の吸気系にEGRガスが導入されている状態(以下、「EGRオン状態」と称する)と、EGRガスの導入が停止されている状態(以下、「EGRカット状態」と称する)とにおいては、内燃機関1の燃費性能が最も高くなる吸気弁6の閉弁タイミングIVCは異なる。そのため、ECU20には、異なる2種類のEGRオン状態用VVT制御マップとEGRカット状態用VVT制御マップのそれぞれがECU20に記憶されている。EGRオン状態用VVT制御マップは、EGRオン状態での吸気弁6の閉弁タイミングIVCを規定するVVT制御マップであり、本発明における第1マップに対応している。また、EGRカット状態用VVT制御マップは、EGRカット状態での吸気弁6の閉弁タイミングIVCを規定するVVT制御マップであり、本発明における第2マップに対応している。
ECU20は、EGRガスの導入が実行されているか停止されているかに応じて、即ちEGRオン状態/EGRカット状態に応じて吸気弁6の閉弁タイミングIVCの制御のために使用するVVT制御マップの選択、切り換えを行うこととしている。内燃機関1の運転状態を同等とした場合、EGRカット状態用VVT制御マップに規定された吸気弁6の閉弁タイミングIVCは、EGRオン状態用VVT制御マップに規定された吸気弁6の閉弁タイミングIVCに比べて相対的に遅角側に設定されている。
EGRカット状態用VVT制御マップに規定されている吸気弁6の閉弁タイミングIVCは、吸気下死点BDCよりも遅角側に設定されている。そのため、気筒2内に一旦吸入された吸気が吸気弁6の閉弁前に吸気ポート4へと吹き返され、内燃機関1の有効圧縮比(IVCにおけるシリンダ容積を燃焼室容積によって除した値であり実質的な圧縮比といえる)が低くなる。これによれば、内燃機関1のポンピング損失が低減されることで、走行燃費の低減が実現される。EGRカット状態ではEGRガスの導入による燃費向上が期待できないため、このような吸気弁6の遅閉じ制御を行うことで走行燃費が悪化することを抑制している。
本実施例では、内燃機関1の運転状態がEGRオン状態となっているときに所定のEGRカット条件が成立すると、EGRガスの導入停止要求(以下、「EGRカット要求」という)が出される。このEGRカット条件は、EGRオン状態からEGRカット状態への移行が要求されるときの条件であり、例えば冷却水温が過度に上昇した時(冷却水過昇温時)、車両周辺の気圧が過度に低下した時(気圧低下時)、外気温が過度に低温(外気温低温時)となったとき、内燃機関1の制御系統に何らかの異常が検出された時(フェール検出時)等を例示することができる。
ここで、EGRオン状態のときにEGRカット条件が成立すると、ECU20はEGR弁23を閉弁させる制御信号(閉弁信号)をEGR弁23に出力し、EGR装置21によるEGRガスの導入を停止させることで、運転状態をEGRオン状態からEGRカット状態へと切り換える。このように、EGRオン状態からEGRカット状態への移行時においては、ECU20からEGR弁23への閉弁信号が出されてからEGR弁23の開度が零
になり、その後、EGR装置21によるEGRガスの実際の導入量(以下、「実EGRガス量」という)が零になるまでの過渡期間(以下、「EGRカット過渡期間」という)が存在する。
EGRカット過渡期間にEGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへと切り換えられ、吸気弁6の閉弁タイミングIVCが遅角側に変更されると、一旦内燃機関1に吸入された吸気の吹き返しによってスロットル弁13より下流側の吸気通路8に設けられたサージタンクの吸気管内圧が上昇する(例えば、大気圧に近づく)。ここで、EGR通路22におけるEGR弁23の上流側(排気通路9との接続部側)と下流側(吸気通路8との接続部側)の差圧が大きいほどEGRガスが円滑に吸気通路8へと流入する。そのため、上記のようにサージタンクの吸気管内圧が上昇するとEGR弁23の上下流における差圧が小さくなり、EGRガスの導入量(EGRガス量)が著しく減少する。
つまり、EGRカット過渡期間に、EGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへと切り換えると、EGRガス量が減少する際の挙動が乱れやすく、EGRガス量の時間的変化を精度良く予測、把握することは難しい。このような状況を考慮してVVT制御マップに規定されている吸気弁6の閉弁タイミングIVCの適合を行えば、確かに内燃機関1の燃焼悪化、トルクショック、ノッキング等の不具合を回避できるが、そのような手法を採用する場合はVVT制御マップで定めるべき事項が膨大となり、その準備に膨大な適合工数が必要となってしまう。更に、そのマップを記憶するために、ECU20に大きなメモリ容量を確保する必要が生ずる。
そのため、本実施例に係る制御システムでは、EGRオン状態からEGRカット要求が出された場合、ECU20は、吸気弁6の閉弁タイミングIVCがEGRオン状態用VVT制御マップに従って制御されている状態でEGRオン状態からEGRカット状態へと移行されるように、EGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへの切り換え時期を遅らせる切り換えディレイ制御を行うこととした。
以下、本実施例に係る制御ルーチンについて、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。図3は、本実施例に係る制御ルーチンを示したフローチャートである。本ルーチンは、ECU20に予め記憶されており、ECU20によって所定の間隔で繰り返し実行される。本実施例においては、本ルーチンを実行するECU20が本発明におけるマップ切り換え制御手段に相当する。
本ルーチンでは、先ずステップS101において、現在の運転状態がEGRカット状態であるか否かが判定される。本ステップにおいて肯定判定された場合にはステップS102に進む。この場合には、現在、ECU20によってEGRカット状態用VVT制御マップが選択されており、このEGRカット状態用VVT制御マップに従って吸気弁6の閉弁タイミングIVCが制御されていることを意味する。一方、本ステップにおいて否定判定された場合、即ち、EGRオン状態であると判定された場合にはステップS104に進む。この場合には、現在、ECU20によってEGRオン状態用VVT制御マップが選択されており、このEGRオン状態用VVT制御マップに従って吸気弁6の閉弁タイミングIVCが制御されていることを意味する。
次に、ステップS102においては、EGR導入開始条件が成立しているか否かが判定される。具体的には、水温センサ18の出力信号に基づいて内燃機関1の冷却水温Thwを検出し、EGR許可水温Thw0以上である場合にEGR導入開始条件が成立していると判断され(Yes)、ステップS103に進む。一方、冷却水温ThwがEGR許可水温Thw0よりも低い場合にはEGR導入開始条件が成立していないと判断され(No)
、本ルーチンの実行が一旦終了される。EGR許可水温Thw0は、EGRガスの導入を開始する閾値となる温度であって、実験等に基づいて予め定められている。
ステップS103においては、ECU20からEGR弁23に開弁信号が出力されることでEGR弁23が開弁されると共に、吸気弁6の閉弁タイミングIVCを制御するためのVVT制御マップがEGRカット状態用VVT制御マップからEGRオン状態用VVT制御マップへと切り換えられる。その結果、EGRガスの導入が開始されると共に、吸気弁6の閉弁タイミングIVCがEGRオン状態用VVT制御マップに従って制御されるようになる。本ステップの処理が実行されると内燃機関1の運転状態はEGRカット状態からEGRオン状態へと移行することになる。
ステップS104においては、既述したEGRカット条件が成立しているか否かが判定される。EGRカット条件が成立していると判定された場合(Yes)にはステップS105に進み、そうでない場合(No)には本ルーチンの実行が一旦終了される。
ステップS105においては、ECU20からEGR弁23に閉弁信号が出力されることでEGR弁23が閉弁され、EGRガスの導入が停止させられる(EGRカットが行われる)。その結果、内燃機関1の運転状態がEGRオン状態からEGRカット状態へと移行する。
尚、本ステップにおいては、吸気弁6の閉弁タイミングIVCを制御するためのVVT制御マップに関してEGRカット状態用VVT制御マップへの切り換えを行わず、EGRオン状態用VVT制御マップが選択された状態に保持される。このように、ECU20がEGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへの切り換え時期を遅らせることで、吸気弁6の閉弁タイミングIVCがEGRオン状態用VVT制御マップに従って制御されている状態でEGRオン状態からEGRカット状態へと移行させる切り換えディレイ制御が行われる。
次に、ステップS106においては、ステップS105の処理が実行されてからの経過期間tmpがカウント(計測)される。この経過時間tmpは、上記切り換えディレイ制御に際して、EGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへの切り換え時期を遅らせている遅れ期間(ディレイ期間)に相当する。以下、上記経過期間tmpを「ディレイ期間tmp」と呼ぶ。
ステップS107では、ディレイ期間tmpが基準ディレイ期間tmp0に到達したか否かが判定される。この基準ディレイ期間tmp0は、吸気弁6の閉弁タイミングIVCを制御するためのVVT制御マップを、EGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへと切り換えるときの閾値となるディレイ期間である。この基準ディレイ期間tmp0は、EGR装置21によるEGRガスの実際の導入量である実EGRガス量が零になるまでに要する切り換えディレイ制御の継続期間として定めることができ、具体的には予め実験などの経験則に基づいて求めておくと良い。
そして、本ステップにおいてディレイ期間tmpが基準ディレイ期間tmp0に到達していると判定された場合(tmp≧tmp0;Yes)にはステップS108に進み、そうでない場合(tmp<tmp0;No)にはステップS106の処理に戻り、ディレイ期間tmpのカウントを継続して行う。
次に、ステップS108においては、吸気弁6の閉弁タイミングIVCを制御するためのVVT制御マップが、EGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへと切り換えられる。そして、本ステップの処理が終了すると本ルーチンの
実行が一旦終了される。
上記ルーチンによれば、EGRオン状態からEGRカット状態への移行要求が出された場合、吸気弁6の閉弁タイミングIVCがEGRオン状態用VVT制御マップに従って制御されている状態でEGRオン状態からEGRカット状態へと移行されるように、EGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへの切り換え時期を遅らせる。このようにすれば、EGRオン状態からEGRカット状態へと移行する際にVVT制御マップの切り換えが行われないため、速やかにEGRガスの導入を停止することができる。従って、EGRカットに際して、EGRオン状態からEGRカット状態への移行に要する期間を短くすることができる。また、EGRカット過渡期間においてはVVT制御マップの切り換えを行わないことが前提となるため、VVT制御マップを構築する際の適合工数を大幅に削減することができる。従って、本制御システムの開発コストの低減、開発に要する期間の短縮を実現することが可能となる。また、当該VVT制御マップを記憶するために、ECU20に大きなメモリ容量を確保する必要が生ずることも回避できるという効果を奏する。
また、上記ルーチンのステップS106〜S108に係る処理がECU20によって実行されることで、切り換えディレイ制御に際して、実EGRガス量が零になるまでEGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへの切り換え時期が遅らせられる。これによれば、トルクショックや燃焼状態の悪化等の発生を確実に抑制することができる。
尚、上記ルーチンにおいては、切り換えディレイ制御に際してEGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへの切り換え時期を遅らせるディレイ期間tmpをカウントし、これが基準ディレイ期間tmp0に到達した時点でEGRカット状態用VVT制御マップへの切り換えを行っているが、実EGRガス量の測定、又は推定し、その測定値や推定値が零になった時点でVVT制御マップをEGRカット状態用VVT制御マップへと切り換えても良い。
また、ディレイ期間tmpが基準ディレイ期間tmp0に到達した後において切り換えディレイ制御を更に継続しても勿論構わない。但し、走行燃費の観点からは、EGRオン状態用VVT制御マップよりもEGRカット状態用VVT制御マップに従って吸気弁6の閉弁タイミングIVCを制御した方が走行燃費の低減を図ることができるため、ディレイ期間tmpが基準ディレイ期間tmp0に到達した後は速やかにVVT制御マップをEGRカット状態用VVT制御マップに切り換えると良い。
また、本実施例の内燃機関1においてVVT17は吸気弁6の閉弁タイミングIVCを変更しているが、排気弁7のバルブタイミングを変更する構成にも本発明を適用できる。つまり、EGRオン状態での排気弁7の開弁特性を規定するマップと、EGRカット状態での排気弁7の開弁特性を規定するマップを、EGRオン状態/EGRカット状態に応じて切り換える構成であれば、上述した切り換えディレイ制御を適用することができる。
<実施例2>
次に実施例2について説明する。図4は、本実施例に係る内燃機関の制御システムの概略構成を示す図である。ここでは、実施例1に係る構成と異なる部分についてのみ説明し、実施例1に係る構成要素と同様の構成要素には同様の参照番号を付して、その説明を省略する。
本実施例における内燃機関1が搭載される車両はハイブリッド車両であり、当該ハイブリッド車両はその駆動源として内燃機関1の他にモータ14を備える。また、ハイブリッ
ド車両は、発電機(ジェネレータ)15及びバッテリ16を有している。内燃機関1の出力軸、モータ14の出力軸及びジェネレータ15は動力分割機構(図示略)を介して接続されている。また、モータ14、ジェネレータ15及びバッテリ16は、インバータ及び昇圧コンバータ等によって構成されるパワーコントロールユニット(図示略)を介して電気的に接続されている。また、モータ14、ジェネレータ15はECU20と電気的に接続されており、ECU20によってこれらが制御される。
このように構成されたハイブリッドシステムでは、車両の走行条件や走行状態に応じて内燃機関1が自動停止させられる。この自動停止とは、運転者によるイグニッションOFF動作に因らずに、自動的に行われるエンジンの停止動作である。このようなエンジンの自動停止は、例えば、ハイブリッド電気自動車がモータのみの出力を駆動源として走行する場合や、一時停車時におけるアイドルストップ制御時に行われる。
次に、本制御システムにおける切り換えディレイ制御の特徴的部分について説明する。本実施例においてECU20は、切り換えディレイ制御の継続中に機関燃焼が停止された場合、機関燃焼が再開される前にEGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへの切り換えを行うことを特徴とする。
以下、本実施例に係る制御ルーチンについて、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。図5は、本実施例に係る制御ルーチンを示したフローチャートである。本ルーチンは、ECU20に予め記憶されており、ECU20によって所定の間隔で繰り返し実行される。尚、図3に示したフローチャートと同じ処理に関しては共通の参照番号を付すことで、その説明を省略する。本実施例においては、本ルーチンを実行するECU20が本発明におけるマップ切り換え制御手段に相当する。
ステップS105の処理が終了すると、ステップS201に進む。ステップS201においては、内燃機関1の機関燃焼が停止しているか否かが判定される。この機関燃焼が停止した状態とは、前述した内燃機関1の自動停止が行われている状態や、ポート内噴射弁10からの燃料噴射が停止されたフューエルカット状態等が挙げられる。本ステップにおいて、現在、機関燃焼が停止していると判定された場合(Yes)にはステップS108に進み、そうでない場合(No)には一定時間の経過後に再びステップS201の処理を実行する。すなわち、機関燃焼が停止するまでEGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへの切り換え時期が遅らせられる。
上記ルーチンによれば、機関燃焼が停止されている状態であって且つ機関燃焼が再開される前に、EGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへの切り換えが行われる。これによれば、VVT制御マップの切り換えに際してのトルクショックの発生が確実に抑制できる。そして、内燃機関1の機関燃焼再開時から吸気弁6の閉弁タイミングIVCをEGRカット状態用VVT制御マップに従って制御することが可能となるため、走行燃費の低減を実現することができる。
尚、切り換えディレイ制御におけるEGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへの切り換え時期は、以下のように決定しても良い。即ち、切り換えディレイ制御の継続中に、図3にて説明した「ディレイ期間tmpが基準ディレイ期間tmp0に到達する」という条件と、「機関燃焼停止」という条件のうち、何れかが成立した時点でEGRオン状態用VVT制御マップからEGRカット状態用VVT制御マップへの切り換えを行うようにすると良い。これによれば、EGRオン状態からのEGRカット状態への移行に際し、トルクショック等の不具合を確実に抑制できる範囲内で可及的速やかにVVT制御マップをEGRカット状態用VVT制御マップに切り換えることができる。
尚、本実施例ではハイブリッド車両に内燃機関1が搭載される場合を例に説明したが、アイドリングストップ機能を有する所謂エコラン車両に搭載されていても勿論構わない。
1・・・内燃機関
2・・・気筒
6・・・吸気弁
7・・・排気弁
10・・ポート内噴射弁
12・・点火プラグ
13・・スロットル弁
17・・可変動弁機構(VVT)
18・・水温センサ
20・・ECU
21・・EGR装置
22・・EGR通路
23・・EGR弁

Claims (3)

  1. 内燃機関の排気系を流れる排気の一部をEGRガスとして吸気系にEGR通路を介して導入するEGR装置と、
    前記内燃機関の機関バルブの開弁特性を変更可能な可変動弁機構と、
    吸気系にEGRガスが導入されているEGRオン状態での前記機関バルブの開弁特性を規定する第1マップ及びEGRガスの導入が停止されているEGRカット状態での前記機関バルブの開弁特性を規定する第2マップを有し、EGRオン状態/EGRカット状態に応じて前記第1マップと第2マップとを切り換えるマップ切り換え制御手段と、を備え、
    EGRオン状態からEGRカット状態への移行要求が出された場合、前記マップ切り換え制御手段は、前記機関バルブの開弁特性が第1マップに従って制御されている状態でEGRオン状態からEGRカット状態へと移行されるように、前記第1マップから第2マップへの切り換え時期を遅らせる切り換えディレイ制御を行うことを特徴とする内燃機関の制御システム。
  2. 前記マップ切り換え制御手段は前記切り換えディレイ制御に際して、EGR装置によるEGRガスの実際の導入量が零になるまで前記第1マップから第2マップへの切り換え時期を遅らせることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御システム。
  3. 前記マップ切り換え制御手段は前記切り換えディレイ制御の継続中に機関燃焼が停止された場合、機関燃焼が再開される前に前記第1マップから第2マップへの切り換えを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の制御システム。
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