JP2010274344A - 油圧ブレ−カ - Google Patents

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JP2010274344A JP2009127231A JP2009127231A JP2010274344A JP 2010274344 A JP2010274344 A JP 2010274344A JP 2009127231 A JP2009127231 A JP 2009127231A JP 2009127231 A JP2009127231 A JP 2009127231A JP 2010274344 A JP2010274344 A JP 2010274344A
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chisel
hydraulic breaker
front head
end side
flange
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Nobuo Miyamoto
信夫 宮本
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OKAZAKI KK
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OKAZAKI KK
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Abstract

【課題】本発明は、油圧ブレ−カの作動時に発生する振動を吸収して騒音の発生を有効に防止せしめることが出来るのみならず、ダストや水等の侵入を有効に防止せしめることが出来る、油圧ブレ−カを提供するものである。
【解決手段】打撃用ピストン5が前後動自在に摺嵌されたシリンダ4の先端側にフロントヘッド7が連通状に連結されると共に、該フロントヘッド7内に所要長のチゼル9が往復動自在に挿着されてなる油圧ブレ−カ2であって、上記チゼル9にはその突出基端側に掛止用フランジ12が環状形成されると共に、該フランジ12とフロントヘッド7との間に略環状の弾性を有する緩衝体13a・13b・13c・13dが伸縮自在に外嵌掛止されている。そして、上記緩衝体13a・13b・13c・13dは中空状、あるいは中実状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリ−ト構造物や路面の解体等に使用する油圧ブレ−カに関し、更に詳
細には、油圧ブレ−カの作動時に発生する振動音等の騒音のみならず、ダストや水等の侵
入を有効に防止せしめることが出来る、油圧ブレ−カに関する。
従来より、この種の油圧ブレ−カとしては、所要長のシリンダ内に打撃用ピストンが前
後動自在に摺嵌され、該シリンダの先端側に筒状のフロントヘッドが連通状に連結される
と共に、該フロントヘッド内に所要長のチゼルが往復動自在に挿着された基本構成を有す
るものが知られている。そして、上述の如く構成された従来の油圧ブレ−カは、所要のブ
ラケットを介して走行台車のア−ムに取付け、チゼルを被破砕物に押し付けて打撃用ピス
トンにより打撃せしめつつ、被破砕物に衝撃を与えて破砕せしめるものである。このさい
、油圧ブレ−カは、打撃用ピストンの打撃時における反力により主として上下方向に激し
く振動して振動音を発生せしめ、由々しき騒音を生起せしめるのみならず、ダストや水等
がフロントヘッドを通してシリンダ内に侵入するおそれがあるものである。
かかる従来の油圧ブレ−カの問題点を解決するものとして、実開平6−50774号公
報には、チゼルをフロントヘッド内に支持するブッシュをナイロンや樹脂等の緩衝材、あ
るいは緩衝材と金属との複合材により構成し、これにより打撃用ピストンの打撃時におけ
る振動を吸収せしめて騒音の発生を防止せしめるのみならず、ダスト等の侵入を防止せし
めるものとされている。
また、登録実用新案第3019178号公報には、チゼルの突出基端側に掛止用フラン
ジが環状形成され、該フランジとフロントヘッドとの間に筒状の弾性体が締付けカバ−を
介して外嵌状に締付けられてなり、打撃用ピストンの打撃時における振動を吸収せしめて
騒音の発生を防止せしめるのみならず、ダスト等の侵入を防止せしめるものとされている
実開平6−50774号公報 登録実用新案第3019178号公報
ところで、上記実開平6−50774号公報記載の油圧ブレ−カは、上述の如く緩衝材
等より形成されたブッシュでもって打撃時の振動を吸収せしめて騒音の発生を防止せしめ
ると共に、ダスト等の侵入を防止せしめるものとされているが、かかるブッシュはチゼル
とフロントヘッドとの間の小スペ−ス内に介装されているにすぎないものであるから、必然的にその振動吸収力が小さく、満足すべき防振・防音効果を期待し得ないものである。
また、登録実用新案第3019178号公報記載の油圧ブレ−カは、上述の如くチゼル
に外嵌せしめた弾性体でもって打撃時の振動を吸収せしめて騒音の発生を防止せしめると
共に、ダスト等の侵入を防止せしめるものとされているが、かかる弾性体は締付けカバ−
を介してチゼルに強く締付けるものとされているから、必然的に弾性体の弾性力が低下し
、満足すべき防振・防音効果を奏し得ないものである。
本発明は従来の課題を解決し、油圧ブレ−カの作動時に発生する振動を吸収して騒音の
発生を有効に防止せしめることが出来るのみならず、ダストや水等の侵入を有効に防止せ
しめることが出来る、油圧ブレ−カを提供しようとするものである。
上記の目的を達成するため、請求項1記載の発明は、打撃用ピストンが前後動自在に摺
嵌されたシリンダの先端側にフロントヘッドが連通状に連結されると共に、該フロントヘ
ッド内に所要長のチゼルが往復動自在に挿着されてなる油圧ブレ−カであって、上記チゼ
ルにはその突出基端側に掛止用フランジが環状形成されると共に、該フランジとフロント
ヘッドとの間に略環状の弾性を有する緩衝体が伸縮自在に外嵌掛止されてなることを特徴
とする、油圧ブレ−カを要旨とするものである。
請求項2記載の発明は、緩衝体が中空状に形成されてなることを特徴とする、請求項1
記載の油圧ブレ−カを要旨とするものである。
請求項3記載の発明は、緩衝体が中実状に形成されてなることを特徴とする、請求項1
記載の油圧ブレ−カを要旨とするものである。
請求項1記載の発明は、上述のように構成されているから、打撃用ピストンの打撃によ
って発生する振動を緩衝体に吸収せしめ、騒音の発生を有効に防止せしめることが出来る
のみならず、ダストや水等の侵入を有効に防止せしめることが出来るものであって、常に
油圧ブレ−カを好適に作動せしめることが出来るものである。
請求項2記載の発明は、上述のように構成されているから、チゼルの往復作動に連動し
て緩衝体を伸縮作動せしめつつ、打撃時の振動を吸収すると共に、内壁面でもって遮音せ
しめ、騒音の発生を確実に防止せしめることが出来るのみならず、ダスト等の侵入を有効
に防止せしめることが出来るものである。
請求項3記載の発明は、上述のように構成されているから、緩衝体の振動吸収力が大で
あって、打撃用ピストンの打撃によって発生する振動を確実に吸収せしめ、騒音の発生を
確実に防止せしめることが出来るのみならず、ダスト等の侵入を有効に防止せしめること
が出来るものである。
本発明の一実施例を示す一部を破砕した半截断面図で、右半部はチゼル9が前進した状態を、左半部はチゼル9が後進した状態を示す。 実施例のチゼル9が後進した状態を示す一部拡大半截断面図である。 他の実施例のチゼル9が後進した状態を示す一部拡大半截断面図である。 他の緩衝体13cを示す拡大半截断面図である。 他の緩衝体13dを示す拡大半截断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態を図面に示す一実施例に基づいて詳細に説明する
図1及び図2は本発明の一実施例を示すもので、同図中、1は走行台車のア−ム(図示
略)に取付け自在とされたブラケット、2は該ブラケット1に搭載された油圧ブレ−カ、
3は該油圧ブレ−カ2を構成するブレ−カ本体、4は該ブレ−カ本体3の軸方向に沿って
その中央部に配設された所要長のシリンダで、該シリンダ4内には打撃用ピストン5が摺
嵌されて公知の油圧打撃機構が構成され、所要の油圧供給源から切換弁(図示略)を介し
てシリンダ4内に圧油を供給することによりピストン5を前後動せしめるものとされてい
る。6は上記シリンダ4の後端側に連通して同心状に連結された略キャップ状のバックヘ
ッド、7は同シリンダ4の先端側に連通して同心状に連結された筒状のフロントヘッド、
8は該フロントヘッド7内にその先端側から同心状に挿着されたフロントキャップ、9は
該フロントキャップ8を通してフロントヘッド7内にその先端側より往復動自在に挿着さ
れたチゼル、10は該チゼル9の後端部とピストン5の先端部との間に区画形成された打
撃室、11はチゼル9の軸方向における移動長を規制してその往復移動範囲を制限すべく
フロントヘッド7内に配設されたロッドピンである。12は前記チゼル9の突出基端側に
環状形成された掛止用フランジ、13aは該フランジ12とフロントヘッド7との間に外
嵌掛止された略環状の緩衝体で、該緩衝体13aは防振ゴム等の弾性を有する材質により
中空状に形成されている。
次に、上述の如く構成された実施例の作動について説明する。
先ず、所要の油圧供給源より切換弁(図示略)を介してシリンダ4内に圧油を供給せし
めつつピストン5を前後動せしめ、チゼル9を打撃して往復作動せしめると共に、チゼル
9の往復作動に連動して緩衝体13aを自動的に伸縮作動せしめる。そして、コンクリ−
ト構造物や路面の解体物等の被破砕物を順次破砕せしめる。このさい、緩衝体13aは中
空状に形成されているから、チゼル9の往復作動に連動して伸縮しつつ振動を吸収すると
共に、内壁面でもって遮音せしめ、騒音の発生を有効に防止せしめることが出来る。また
、緩衝体13aは掛止用フランジ12とフロントヘッド7との間に外嵌掛止されているか
ら、フロントヘッド7やシリンダ4内へのダストや水等の侵入を有効に防止せしめること
が出来るものである。
図3は本発明の他の実施例を示すもので、掛止用フランジ12がチゼル9のより基端側
に環状形成されると共に、該フランジ12とフロントヘッド7との間に短尺状とされた中
空環状の緩衝体13bが外嵌掛止された点が上記実施例と相違し、他の部分は同一であり
、同一符号は同一部分を示す。
そして、上述の如く構成された実施例は、上記実施例と同様に操作せしめつつ、被破砕
物を破砕せしめる。そして、ピストン5の打撃によって発生する振動を伸縮作動する緩衝
体13bでもって吸収すると共に、内壁面でもって遮音せしめ、騒音の発生を有効に防止
せしめるのみならず、ダスト等の侵入を有効に防止せしめることが出来るものである。
図4及び図5は他の実施例を示すもので、緩衝体13c・13dが中実環状に形成され
た点が上記実施例の緩衝体13a・13bと相違するものである。
そして、上述の如く構成された緩衝体13c・13dは上記緩衝体13a・13bと同
様に掛止用フランジ12とフロントヘッド7との間に各々外嵌掛止せしめ、上記実施例と
同様に操作せしめつつ、被破砕物を破砕せしめる。そして、ピストン5の打撃によって発
生する振動を緩衝体13c・13dに各々吸収せしめて騒音の発生を確実に防止せしめる
ことが出来るのみならず、ダスト等の侵入を防止せしめるものである。
なお、このさい、緩衝体13c・13dは各々中実状に形成されているから、振動吸収
力は非常に大であり、従来例に比して騒音の発生を有効に防止せしめることが出来るもの
である。
2 油圧ブレ−カ
3 ブレ−カ本体
4 シリンダ
5 ピストン
7 フロントヘッド
9 チゼル
12 掛止用フランジ
13a・13b・13c・13d 緩衝体

Claims (3)

  1. 打撃用ピストンが前後動自在に摺嵌されたシリンダの先端側にフロントヘッドが連通状
    に連結されると共に、該フロントヘッド内に所要長のチゼルが往復動自在に挿着されてな
    る油圧ブレ−カであって、上記チゼルにはその突出基端側に掛止用フランジが環状形成さ
    れると共に、該フランジとフロントヘッドとの間に略環状の弾性を有する緩衝体が伸縮自
    在に外嵌掛止されてなることを特徴とする、油圧ブレ−カ。
  2. 緩衝体が中空状に形成されてなることを特徴とする、請求項1記載の油圧ブレ−カ。
  3. 緩衝体が中実状に形成されてなることを特徴とする、請求項1記載の油圧ブレ−カ。
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