JP2010273354A - 携帯情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】より使い勝手を向上させることが可能な携帯電話機等の携帯情報端末を提供する。
【解決手段】携帯電話機10は、機器の状態を示すピクトが表示される表示部121を備えている。モード切替キー1181等によるモードの切替により、表示部121に表示されたピクトのいずれかを選択することが可能なピクト選択モードとなり、ユーザにより、ピクトを選択する入力がなされた場合に、選択されたピクトに対応する処理、機能のオン・オフ、メニュー画面の表示等を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話機等の携帯情報端末に関し、特に、液晶ディスプレイ等から構成される表示部に機器の状態を示す図柄(ピクト)が表示される携帯電話機等の携帯情報端末に関する。
携帯電話機には、液晶ディスプレイ等から構成される表示部を備えるのが一般的である。通話していない状態では、当該表示部には待受画面として現在時刻やバッテリの状態、電波の強度など、機器の状態を示すピクトが常時表示される他、メールを受信したことを示すピクトや、マナーモードに設定されていることを示すピクトなどが表示されることが多い。ここで、「ピクト」とは、上記のように機器の設定、イベントの発生、その他、何等かの機器の状態を示す図柄であり、いわゆる「アイコン」、「ショートカット」などとは異なる概念である。従って、通常携帯電話機の表示部上に複数のピクトが表示されている場合に、いずれかのピクトを選択する機能は設けられていないのが通常である。
ここで、近年の携帯電話機の機能は複雑化を極めており、表示され得るピクトの種類も多くなっている。一方、機能の複雑化に伴い携帯電話機の取扱説明書は数百ページを超えるようになっているため、携帯電話機のユーザが取扱説明書を常時携帯することはほとんど無いだけでなく、特に高年齢のユーザにとって取扱説明書を通読することは困難である。即ち、十種類を越えるピクトの意味の全てを把握していないユーザは決して少なくない状況にある。そのような状況において、ピクトが示す意味についての説明を表示部に表示する機能(ピクトガイド)は既に上市された携帯電話機に設けられている(非特許文献1)。
一方、上記したような「アイコン」を表示部に表示する場合、表示されたアイコンとアプリケーションとを関連付けておき、アイコンが選択されている状態で所定のボタンが押下された場合に、当該アイコンに関連付けられたアプリケーションが起動するように構成された携帯電話機が特許文献1に開示されている。
特開2004−328087号公報
「CDMA1X WIN au by KDDI W22SA取扱説明書(第1版)」、2004年11月、p.282
ピクトには、マナーモードに設定した場合に表示されるピクト、電源オンから常時表示される現在時刻のピクトのようにユーザの操作によって表示されるものだけでなく、例えば、メールを受信した場合や、留守録サービスセンターに他者がメッセージを録音した場合のように、ユーザの操作によらないイベントの発生を示すピクトもある。ユーザがピクトの意味を全て把握していない場合、何故、このようなピクトが表示されているのか、すぐには理解できないことも多い。
上記非特許文献1に記載されたような技術では、取扱説明書を携帯していなくても、ピ
クトの意味するところは容易に把握できるようになるけれども、例えば録音されたメッセージを再生するには複雑に階層化されたメニューを順次たどっていく操作が必要であり、特に高齢者にとってメッセージの再生までの操作は極めて煩雑である。
また、特許文献1に開示された技術は、使用頻度の高いアプリケーションをアイコンと対応付けるものであり、当該アイコンと対応付けられた機能については、複雑に階層化されたメニューを順次たどっていく操作は不要となるけれども、ユーザがアイコンの意味を把握していないような場合に対応することはできないし、そもそもアイコンとピクトとは異なる概念である。
本発明は上記の諸点に鑑みてなされたものであって、よりユーザの使い勝手を向上させることができる携帯電話機等の携帯情報端末を提供することを目的としている。
上記の問題点を解決するために、本発明に係る第1の携帯情報端末は、ピクトが表示される表示部を備える携帯情報端末において、前記表示部に表示されたピクトのいずれかを選択することが可能なピクト選択モードにおいて、ユーザから、ピクトを選択する選択入力を受けつけるピクト選択受付手段と、前記選択入力を受け付けた場合に、選択されたピクトに対応する処理を行うように制御する処理制御手段とを備えることを特徴としている。
この構成では、例えば留守録サービスに他者が録音したような場合のように、メッセージが録音されたことを示すピクトが表示された場合、非特許文献1に記載の技術でピクトの意味を把握した後、複雑に階層化されたメニューをたどっていくといった操作が不要となる。
前記携帯情報端末は、さらに、ピクトと処理との対応付けを入力する対応付け入力手段を備えることができる。また、前記携帯情報端末は、さらに、ピクトの図柄を格納する図柄記憶手段を備え、前記対応付け入力手段は、前記図柄記憶手段に記憶されたピクトからピクトを選択する入力を受け付けるピクト選択手段と、選択されたピクトに対応する処理を指定する入力を受け付ける処理指定手段とを含むことができる。
また、本発明に係る第2の携帯電話機は、ピクトが表示される表示部を備える携帯情報端末において、前記表示部に表示されたピクトのいずれかを選択することが可能なピクト選択モードにおいて、ユーザから、ピクトを選択する選択入力を受けつけるピクト選択受付手段と、前記選択入力を受け付けた場合に、選択されたピクトに対応する機能のオン・オフを切り替える切替制御手段とを備えることを特徴としている。
この構成では、例えばマナーモードのオン・オフ等の設定や、キー入力を受付けない状態とする機能の設定などのオン・オフ、あるいは複数段階の設定を、ピクトを選択した状態での決定キーの押下等で切り替えることができる。この場合はユーザがピクトの意味を把握した状態であることが好ましいが、携帯電話機等の携帯情報端末の使い勝手が向上する。
また、本発明に係る第3の携帯電話機は、ピクトが表示される表示部を備える携帯情報端末において、前記表示部に表示されたピクトのいずれかを選択することが可能なピクト選択モードにおいて、ユーザから、ピクトを選択する選択入力を受けつけるピクト選択受付手段と、前記選択入力を受け付けた場合に、前記表示部に、選択されたピクトに対応するメニュー画面を表示させるメニュー表示制御手段とを備えることを特徴としている。
例えば留守録サービスのピクトの意味をユーザが把握していない場合、当該ピクトを選択したときに留守録の再生が開始してしまうと、他者に聞かれたくないメッセージが公衆の面前でいきなり再生されるといった不都合も考えられるが、本発明に係る第2の携帯電話機の構成では、再生処理等が実行される前に一旦メニューが表示されるので、ユーザがピクトの意味を把握してから処理を実行させることができ、上記のような不都合が防止できる。
なお、前記ピクト選択モードにおいては、イベントが発生した場合にユーザの操作によらずに表示されるピクトのいずれかを選択することが可能であるように選択対象を限定することにより、ユーザによるピクト選択に便宜となる。このようなピクトは、ユーザの操作によらずに表示されるため、ユーザが意味を把握していない場合に疑問を感じやすいからである。なお、発生するイベントとしてはメール受信、留守録サービスへの他者の録音、不在着信等が考えられる。
選択されたピクトが、ユーザからの操作によらずに表示されたものである場合に、前記メニュー表示制御手段は、選択されたピクトが表示された原因に対する対応を含むメニュー画面を表示させる構成とすることができる。ピクトが表示された原因に対する対応としては、留守録であれば、「再生」を含む留守録メニュー画面とすることができるし、メール受信であれば受信メールの一覧とすることができる。
前記メニュー表示制御手段は、選択されたピクトが表示された原因に対する対応として予め設定された対応を識別可能に表示させることができる。例えば、前記した留守録であれば、「再生」を含む留守録メニュー画面において「再生」の部分を網掛け等で識別可能に表示させると、その状態で決定キーを押下等したときに、それで留守録の再生を開始することができ、操作が簡単になる。
前記携帯情報端末は、さらに、ピクトとメニュー画面との対応付けを入力する対応付け入力手段を備えることができる。また、前記携帯情報端末は、さらに、ピクトの図柄を格納する図柄記憶手段を備え、前記対応付け入力手段は、前記図柄記憶手段に記憶されたピクトからピクトを選択する入力を受け付けるピクト選択手段と、選択されたピクトに対応するメニュー画面を選択する入力を受け付けるメニュー選択手段とを含むとすることができる。
前記メニュー表示制御手段は、選択されたピクトに対応する機能の設定を切り替えるメニュー画面を表示させる構成とすることができる。このメニュー画面としては、例えばマナーモードの設定メニューや、キー入力を受付けないようにするロックモードのオン・オフの設定メニューなどがあるが、他にも多数考えられる。
前記ピクト選択モードにおいて、前記表示部に表示可能なピクトが全て表示されるとともに、その時点で通常モードで表示されるべきピクトが識別可能に表示されるような構成とすると、例えばその時点でオフとなっている機能をオンとするような場合に好適である。
前記携帯情報端末は、ユーザによる切り替え入力を受け、ピクトの選択ができない通常モードからピクト選択モードへと切り替えるモード切替手段を備えることができる。具体的には、特別の切り替えキーを設けることもできるし、所定のキーの長押しなどで切り替えを行うこともできる。
本発明に係る第1の携帯情報端末によると、機器の状態を示すピクト(通常は待ち受け
画面に表示される小型の図柄である)が選択可能となっており、当該ピクトを選択した場合に処理が実行されるため、処理を実行させることが容易となり、携帯電話機の使い勝手をより向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る第2の携帯情報端末によると、マナーモードのオン・オフの設定や、キー入力を受付けない状態とするロック・モードのオン・オフ、あるいは複数段階の設定を、ピクトを選択した状態での決定キーの押下等で切り替えることができるため、携帯電話機等の携帯情報端末の使い勝手が向上するという効果を奏する。
また、本発明に係る第3の携帯情報端末によると、アプリケーションによる処理が実行される前に一旦メニューが表示されるので、ユーザがピクトの意味を把握してから処理を実行させることができ、例えば他者に聞かれたくないメッセージが公衆の面前でいきなり再生されるといった不都合を防止することができるなど、携帯電話機の使い勝手をより向上させることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態における携帯電話機の外観の一例を示す斜視図である。 携帯電話機10の内部構成を示すブロック図である。 表示部121に表示されるピクトについて説明するための図である。 CPU200の処理内容の一例を示すフローチャートである。 表示部121において、カーソル220でピクトが選択された例を示す図である。 表示部121に、通常モードでは表示されないピクトも表示させる場合、通常モードでも表示されるピクトと識別可能に表示する場合の一例を示す図である。 (a)第1の実施の形態で決定キー116が押下された後の処理内容の例を示すフローチャートである。 (b)第2の実施の形態で決定キー116が押下された後の処理内容の例を示すフローチャートである。 表示部121に、ピクトの図柄、ピクトと処理との対応付けを変更するような画面を表示する場合の画面の例を示す図である。 第3の実施の形態で決定キー116が押下された後の処理内容の例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態において、ピクト選択後決定キーが押下された場合に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。 第3の実施の形態において、ピクト選択後決定キーが押下された場合に表示されるメニュー画面の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(1)携帯電話機の構成
図1は、本実施の形態における携帯電話機の外観の一例を示す斜視図である。本実施の形態の携帯電話機10は、携帯電話機本体11に対してフリップ12が開閉自在に設けられた折畳式の携帯電話機であって、図1(a)に折り畳まれた状態が、同図(b)にフリップ12が開かれた状態が示されている。フリップ12は、ヒンジ13(同図(b)参照)を介して、本体11に対して開閉自在とされている。
本体11側には、通話の際に音声が入力されるマイク部112の他、携帯電話機10を操作する各種操作ボタンが設けられている。同図の例では、電話番号等を入力する1から0までの数字及び「*」及び「#」を含むダイアルキー115、携帯電話機10に対し電源投入を行う際に用いる電源キー1151、一旦入力した数字等をクリアするクリアキー1152、着信時、通話を開始する際に押下される通話キー1153、液晶ディスプレイ
等から成る表示部121にメニュー画面が表示された場合等に、選択された処理を確定させる場合等に押下される決定キー116、メニュー画面等において処理を選択する場合等に押下される上下左右の方向キー117、各々に機能が割り当てられた機能キー1181〜1184が設けられている。機能ボタンには、例えば電話帳の編集メニューに飛んだり、受信メールの一覧表示へジャンプするような機能、表示部121に表示されるピクトを選択することが可能なピクト切替モードへの切替キーなどを割り当てることができる。本実施の形態では機能キー1181にモード切替の機能が設定されているものとし、以下、モード切替キー1181という。
一方、フリップ12の内面には、前記した液晶ディスプレイ等から成る表示部121、通話時に音声が出力されるスピーカ122が設けられている。なお、図1には不図示であるが、携帯電話機10の所定位置には外部とのデータ入出力が可能なUSB端子が設けられており、当該USB端子を介して外部とのデータ通信が可能な構成となっている。例えばUSB端子に接続されたケーブルを介してピクトの図柄等に関するデータを受信することも可能である。
図2は、携帯電話機10の内部構成を示すブロック図である。携帯電話機10は、CPU200、アンテナ210、送受信部220、表示制御部230、音声処理部240を備えている。
CPU200は携帯電話機10全体の制御を行う。通話の際にはマイク112から入力された音声が音声処理部240にてAD変換され、送受信部220において通信方式に合致した処理がなされてアンテナ210から出力される。送受信部220での処理がなされてアンテナ210から出力されるのはデータ通信の場合も同様である。なお、本発明は表示部121に表示されるピクトについてのユーザインタフェースに関するものであり、通信方式は全く限定されない。即ち、PDC(パーソナル・デジタル・セルラー)、CDMA(符号分割多元接続)、PHS(パーソナル・ハンディフォーン・システム)、その他、どのような方式の携帯電話機にも適用することができ、送受信部220は、通信方式に沿った処理を実行する。
アンテナ210を介して外部から電波を受信した場合には、送受信部220、音声処理部230を介してスピーカ122から音声が出力されたり、受信したデータが送受信部220を介してCPU200へと入力され、CPU200で動作するアプリケーションによる処理を受けて、表示制御部240を介して表示部121に表示等される。音声、データの送受信については、周知の技術が用いられるので、本明細書での詳細な説明は省略する。
(2)表示部121へのピクトの表示
次に、表示部121に表示されるピクトについて説明する。図3は、表示部121に表示されるピクトについて説明するための図である。同図に示されるのは一例であり、ピクトの数、位置、図柄等、全く限定されないことは勿論であるが、大きく分けて、普通は常時表示されるもの(現在時刻、バッテリの状態、電波の状態など)、ユーザの操作によって表示されるもの(マナーモードが設定された場合に表示されるものなど)、ユーザの操作によらず、イベントの発生を示すために表示されるもの(メールの受信、留守録されたことを示すもの)の3種類に分類される。もっとも、一般的にはユーザの操作によって表示されるものであっても、場合によっては、ユーザの操作によらずイベントの発生を示すものと取り扱った方が好ましい場合もある。以下、同図に示されるピクトについて順次簡単に説明する。
符号201で表される鍵形のピクトは「シークレットモード」がオン状態となっている場合に表示される。シークレットモードとは、アドレス帳、スケジュールなど、例えば携
帯電話機が盗難にあった場合でも正確なパスワードの入力がないと他者に見られることが無いようにする機能であり、通常はユーザの操作によって表示されるものに分類される。
符号202で表される電池形のピクトはバッテリ残量を示すものである。このピクトは、ユーザの操作やイベントの発生にかかわらず常時表示されるのが通常である。
符号203で表されるピクトは携帯電話機で「通話中」に表示される。従って通話が終了すると画面から消去される。
符号204で表される封筒形のピクトはメールの受信状況を示すものであり、本実施の形態では、未読のメールが残っている場合に上記のピクトが表示される。メールサーバに未受信のメールがある場合と、メールは受信したが未読である場合とで、ピクトの形状を変えるような場合もあるが、このピクトはユーザの操作に関係なく、メールを受信したというイベントの発生により表示されるものである。
符号205で表される「不在」ピクトは、未確認の不在着信がある場合に表示される。これもユーザの操作によらずイベントの発生を示すために表示されるピクトである。
符号206で表されるピクトは電波状態を示すものであり、電波の強度が充分である場合から弱い場合までが、右側の3本の棒状部分の表示で示される。電波状態が悪く通話できないような状態では、「圏外」の文字が表示される。符号207で表されるのは現在時刻の表示である。この時刻表示と、前記電波状態の表示は、通常はユーザの操作やイベントにかかわらず常時表示される。
符号208で表される鍵及びボタンの形状からなるピクトは、操作ボタンを押しても何ら応答しない状態に設定されていることを示すものである。この状態は、携帯電話機の盗難等に備え、ユーザにより設定がなされるものであり、このピクトはユーザの操作によって表示されるものである。
符号209は、目覚ましアラームを設定しているときに表示されるものであり、ユーザの操作によって表示されるものである。
符号210はUSB端子にケーブルが接続されていることを示すピクトであり、USBケーブルを通じてデータ通信を行うことが可能な状態であることを示す。このピクトはユーザがケーブルを接続した場合に表示されるものであるから、ユーザの操作によって表示されるものである。
符号211で表されるピクトは、マナーモードのタイマ設定中であることを示すものである。マナーモードのタイマ設定は、例えばオンとする時刻の範囲を設定したり、設定した時間の経過後にオン(あるいはオフ)となるような設定が考えられる。本実施の形態の本ピクト211は、例えば携帯電話機の保持者が高齢者の場合など、タイマ設定をするのが保持者と別のユーザの場合もあるため、ユーザの操作によらずに表示されるピクトとして取り扱う。
符号212で表されるピクトは、着信音量をオフに設定していることを示すピクトであり、ユーザの操作により表示されるものである。符号213で表されるピクトはバイブレータを設定していることを示すピクトであり、ユーザの操作により表示されるものである。
符号214は、プライバシーメールを表示するように設定していることを示すピクトであり、ユーザの操作により表示されるものである。符号215は、留守録センターにて留守中のメッセージを出力し、通話先の相手からの留守録音を受け付けるセンター留守録サービスにおいて、相手からのメッセージが録音されていることを意味するピクトである。
以上のように、ピクトには、(1)常時表示されるもの、(2)ユーザの操作により表示されるもの、(3)ユーザの操作によらず、イベントが発生したことを示すもの、などがある。なお、最初はユーザの操作により表示されるものでも、イベントの発生により図柄が変わる場合などには、ユーザの操作によらずに表示されるものとして取り扱うことが好ましいこともある。
(3)ピクト選択モードにおける処理内容
本発明は、上記のようなピクト(機器の状態を示す図柄)について、いずれかのピクトを選択するピクト選択モードを設けた点、及びピクトを選択して、例えば決定キー116を押下した場合に、対応する処理の実行、機能の設定の切替、あるいは対応するメニュー画面の表示を行う点に特徴を有する。以下、係る処理を実現するための、CPU200の処理内容について説明する。図4は、CPU200の処理内容の一例を示すフローチャートである。
CPU200は、ユーザから何らかのキー入力が有ったか否かを判定する(S101)。キー入力が無い場合(S101:NO)、そのままステップS101へと戻る。キー入力が有った場合(S101:YES)、そのときのモードがピクトを選択することができない状態である通常モードであるか否かを判定する(S102)。通常モードの場合(S102:YES)、キー入力がモード切替キー1181の入力か否かを判定する(S103)。モード切替キー1181が押下された場合、通常モードからピクト選択モード、若しくは逆のモード切替を行う。モード切替は、他にキーの長押し等により行うようにしてもよい。モード切替キー1181の押下であった場合(S103:YES)、ピクト選択モードに切り替える(S104)。
ピクト選択モードでは、表示部121に表示されたピクトのいずれかを選択することを可能とする。本実施の形態では、図5に示されるように、どのピクトが選択された状態にあるかをカーソル220で表示している。表示の方法はカーソルに限らず輝度の変更その他任意である。
なお、ピクト選択モードに切り替えた後でも、外部からの着信など、優先して対応すべき優先タスクがある場合には(S108:YES)、通常モードに切り替え(S106)、通常モード処理とする(S107)。
ステップS102で通常モードでなくピクト選択モードであった場合で(S102:NO)、キー入力がモード切替キーの入力であった場合(S105:YES)、ステップS106へと進み通常モードに切り替える。
ステップS105でモード切替キーの入力でなかった場合(S105:NO)、また前記した優先タスクもない場合(S108:NO)、方向キー117の押下であるか否かを判定し(S107)、方向キーが押下された場合(S107:YES)、指定された方向に従ってカーソルを移動させる(S110)。方向キーでなければ決定キー116の押下であるか否かを判定する(S111)。
なお、ピクト選択モードで、どのピクトを表示させるか(通常モードと同様の表示とするか、若しくは通常モードでは表示されないピクトも表示させるか等)は、例えば決定キー116が押下された場合の処理内容によって決定することができる。通常モードでは表示されないピクトも表示させる場合には、例えば図6に示されるように、通常モードでは表示されないピクトを薄く表示させるなどの方法により、両者が識別可能であるように表示されることもできる。
また、ピクト選択モードにおいて、どのピクトを選択可能とするかについても、任意に設定することができる。これも、各実施の形態ごとに異なる。決定キー116が押下された場合(S111:YES)の処理内容は、以下に説明する各実施の形態によって異なる。以下、実施の形態ごとに処理内容について説明する。
(実施の形態1)
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。図7(a)は、本実施の形態での処理内容であり、ピクト選択モードにおいてピクトを選択し、決定キー116を押下した場合に(S111:YES)、そのピクトに対応付けられた処理を実行する(S112)。本実施の形態の特徴は、ピクト選択モードにおいても、通常モードと同様のピクトを表示させること、前記したカーソル移動処理(S110)において、選択可能なピクトをユーザの操作によらずに表示されたピクトに限定するところにある。上記したように、ユーザの操作によらずに表示されるピクトには、ピクト204、205、211、215がある。
ステップS112でどのような処理を実行するかは、予め決定しておくことができる。例えばピクト204が表示されている状態で当該ピクトを選択して決定キー116を押下した場合、本実施の形態では、受信したメールの一覧画面を表示する。未読メールが一通であるか二通以上であるかで処理を分け、一通の場合は直接メールの内容を表示させるようにしてもよい。本実施の形態の方法では、例えば留守録音がされている場合に、いきなりメッセージが再生されてしまう、といった不都合が起こりえるが、そのような事態を防止するためには、不都合の起こりうるピクトにカーソルが移動しないようにしてもよい。
なお、以下の各実施の形態でも共通するが、ピクトと処理との対応付けを変更するような手段を設けることもできる。例えば、ピクトの図柄をメモリ等の記憶手段に格納しておき、図8(a)に示されるようなピクト図柄の一覧画面(「・・・」の部分は図柄の表示を省略している。)画面を、表示部121に表示させ、ピクトの図柄を変更したり、ピクトに対応付けられた処理を変更(図8(b)参照)したりすることもできる。
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態では、ピクト選択モードで選択されたピクトに対応する機能のオン・オフを切り替える場合について説明する。この場合には、図6に示されたように通常モードであれば表示されないようなピクトも表示部121に表示することが好ましい。もっとも、選択可能なピクトについては、ユーザの操作によって表示されるものであって、オン・オフの切替が可能な機能に対応するもの、例えばピクト201などに限定することが好ましい。
図7(b)は、本実施の形態の処理内容を示すフローチャートであって、ピクトが選択され決定キー116が押下された場合に選択されたピクトに対する機能がオンとなっているか否かを判定し、オンであればオフに切り替え、オフであればオンに切り替える。
(実施の形態3)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態では、ピクト選択モードで選択されたピクトに対応するメニューを表示する場合について説明する。このようにピクトが選択された場合に直接処理を開始するのではなく、一旦メニューを表示することにより、いきなり留守録が再生されるような場合に生じえる不都合を防止できる。
図9は、本実施の形態で決定キー116が押下された場合の処理内容を示すフローチャートである。決定キー116が押下された場合、まず、選択されたピクトに対応付けられたメニュー画面についての情報を取得する(S116)。このピクトとメニュー画面との
対応付けは、予めメモリに格納しておき、必要に応じて図8に示された如き画面(但し図8(b)をメニュー選択とする)で対応関係の修正を行うようにしてもよい。
そして、対応したメニュー画面を表示する(S117)。表示されたメニュー画面の一例を図10に示す。この例は、ピクト215(センター留守録)が表示されている際に選択して決定キー116を押下した場合に表示されるメニュー画面であり、表示された際に「再生」の部分が網掛け表示されている。この例では、ピクト215と「センター留守録」のメニュー、及び識別可能に(網掛け等)表示すべき対応が「再生」であることを予めメモリ等の記憶手段に記憶しておく。
図11に本実施の形態のメニュー画面の第2の例を示す。この例は、ピクト212(着信音量)のオン・オフの切り替えを行うメニューであり、ピクト選択モードでピクト212が選択され、決定キー116が押下された際に表示される。この場合には、通常モードで着信音量がオフに設定されている場合(通常モードでピクト212が表示されている場合)には、最初に識別可能に表示させるのを「オン」の側とし、通常モードでは表示されず、ピクト選択モードでピクト212が表示される場合(着信音量がオンに設定されている場合)には、最初に識別可能に表示させるのを「オフ」の側とすることができる。
本発明は、液晶ディスプレイ等から構成される表示部を備える携帯電話機に適用することができる。
10 携帯電話機
11 携帯電話機本体
115 ダイアルキー
1151 電源キー
1152 クリアキー
1153 通話キー
116 決定キー
117 方向キー
12 フリップ
121 表示部
122 マイク
13 ヒンジ
200 CPU
230 表示制御部

Claims (13)

  1. ピクトが表示される表示部を備える携帯情報端末において、
    前記表示部に表示されたピクトのいずれかを選択することが可能なピクト選択モードにおいて、ユーザから、ピクトを選択する選択入力を受け付けるピクト選択受付手段と、
    前記選択入力を受け付けた場合に、選択されたピクトに対応する処理を行うように制御する処理制御手段とを備え、前記表示されたピクトには前記選択入力を受け付けないピクトが含まれる
    ことを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記携帯情報端末は、さらに、
    ピクトと処理との対応付けを入力する対応付け入力手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記携帯情報端末は、さらに、
    ピクトの図柄を格納する図柄記憶手段を備え、
    前記対応付け入力手段は、
    前記図柄記憶手段に記憶されたピクトからピクトを選択する入力を受け付けるピクト選択手段と、
    選択されたピクトに対応する処理を指定する入力を受け付ける処理指定手段とを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯情報端末。
  4. ピクトが表示される表示部を備える携帯情報端末において、
    前記表示部に表示されたピクトのいずれかを選択することが可能なピクト選択モードにおいて、ユーザから、ピクトを選択する選択入力を受け付けるピクト選択受付手段と、
    前記選択入力を受け付けた場合に、選択されたピクトに対応する機能のオン・オフを切り替える切替制御手段とを備え、前記表示されたピクトには前記選択入力を受け付けないピクトが含まれることを特徴とする携帯情報端末。
  5. ピクトが表示される表示部を備える携帯情報端末において、
    前記表示部に表示されたピクトのいずれかを選択することが可能なピクト選択モードにおいて、ユーザから、ピクトを選択する選択入力を受け付けるピクト選択受付手段と、
    前記選択入力を受け付けた場合に、前記表示部に、選択されたピクトに対応するメニュー画面を表示させるメニュー表示制御手段とを備え、前記表示されたピクトには前記選択入力を受け付けないピクトが含まれることを特徴とする携帯情報端末。
  6. 前記ピクト選択モードにおいては、イベントが発生した場合にユーザの操作によらずに表示されるピクトのいずれかを選択することが可能である
    ことを特徴とする請求項1又は5に記載の携帯情報端末。
  7. 選択されたピクトが、ユーザからの操作によらずに表示されたものである場合に、
    前記メニュー表示制御手段は、
    選択されたピクトが表示された原因に対する対応を含むメニュー画面を表示させる
    ことを特徴とする請求項5又は6のいずれかに記載の携帯情報端末。
  8. 前記メニュー表示制御手段は、
    選択されたピクトが表示された原因に対する対応として予め設定された対応を識別可能に表示させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯情報端末。
  9. 前記携帯情報端末は、さらに、
    ピクトとメニュー画面との対応付けを入力する対応付け入力手段を備える
    ことを特徴とする請求項5から8のいずれかに記載の携帯情報端末。
  10. 前記携帯情報端末は、さらに、
    ピクトの図柄を格納する図柄記憶手段を備え、
    前記対応付け入力手段は、
    前記図柄記憶手段に記憶されたピクトからピクトを選択する入力を受け付けるピクト選択手段と、
    選択されたピクトに対応するメニュー画面を選択する入力を受け付けるメニュー選択手段とを含む
    ことを特徴とする請求項9に記載の携帯情報端末。
  11. 前記メニュー表示制御手段は、
    選択されたピクトに対応する機能の設定を切り替えるメニュー画面を表示させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の携帯情報端末。
  12. 前記ピクト選択モードにおいて、
    前記表示部に表示可能なピクトが全て表示されるとともに、その時点で通常モードで表示されるべきピクトが識別可能に表示される
    ことを特徴とする請求項4、5又は11に記載の携帯情報端末。
  13. 前記携帯情報端末は、
    ユーザによる切り替え入力を受け、ピクトの選択ができない通常モードからピクト選択モードへと切り替えるモード切替手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の携帯情報端末。
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JP2005072945A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Casio Comput Co Ltd 通信端末装置および通信情報処理のプログラム

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