JP2010273333A5

JP2010273333A5 -

Info

Publication number: JP2010273333A5
Application number: JP2010097985A
Authority: JP
Filing date: 2010-04-21
Publication date: 2013-03-14

Description

本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、主映像が縮小された場合であっても、より簡易な構成で、立体映像の主映像に対する付加映像（字幕映像や副映像等）の奥行き方向の表示位置を適切に調整することのできる映像合成装置を提供することを目的とする。

本発明の第１の態様において、立体視を可能とする映像である主映像のデータと、主映像に合成されて表示される付加映像のデータと、付加映像を立体視する際の奥行き方向の表示位置を決定する視差情報と、を取得する取得手段と、主映像を縮小するスケーリング手段と、主映像を縮小する際の倍率に基づき付加映像を立体視する際の奥行き方向の表示位置を決定する視差情報を調整する調整手段と、調整された視差情報に基づき、付加映像を立体視可能とするように、付加映像を縮小された主映像に合成する合成手段とを備える、立体映像合成装置が提供される。

上記構成により、主映像の縮小の倍率に応じて、主映像に対する付加映像の合成位置を調整できる。これによって、ユーザに立体映像を提供する際、付加画像の奥行き方向の表示位置を適切に調整できる。

上記構成により、主映像及び字幕映像それぞれに独立して縮小率を設定することが可能となり、種々の副映像の生成に適用できる。

本発明の第２の態様において、立体視を可能とする映像である主映像のデータと、主映像に合成されて表示される付加映像のデータと、付加映像を立体視する際の奥行き方向の表示位置を決定する視差情報と、を取得し、主映像を縮小し、主映像を縮小する際の倍率に基づき付加映像を立体視する際の奥行き方向の表示位置を決定する視差情報を調整し、調整された視差情報に基づき、付加映像を立体視可能とするように、付加映像を縮小された主映像に合成する、立体映像合成方法が提供される。

本発明によれば、縮小された主映像に付加される付加映像（例えば、字幕映像）の奥行き方向の表示位置を適切に設定でき、視聴者が違和感を覚えることなく主映像及び付加映像を視認できる。

立体映像表示制御装置１は、立体映像ストリームから上記情報を取得し、主映像に字幕映像又は副映像を合成して、立体映像表示装置２に表示させることが可能である。図６（ａ）、（ｂ）は、主映像、字幕映像、副映像の合成を説明した図である。図６（ａ）に示す主映像５０、字幕映像５４、副映像５２が合成されて、図６（ｂ）に示すような合成画像が生成される。このとき、左右の合成画像５０ａ、５０ｂにおいて、メニューアイコン５３及び字幕５５は主映像に対してそれぞれの視差情報Ｘ、Ｙだけシフトされるように映像が合成される。

図１０（ｂ）に、条件（１）〜（４）に対する字幕映像の視差情報（水平オフセット量Ｚ）が示されている。条件（１）〜（４）は、主映像５０及び字幕映像５４がともにＳＤ映像であり、副映像５２がＨＤ映像である場合に、副映像５２の一部の領域５８に拡大又は縮小した主映像５０を表示させる場合の条件を示している。

Claims

立体視を可能とする映像である主映像のデータと、前記主映像に合成されて表示される付加映像のデータと、前記付加映像を立体視する際の奥行き方向の表示位置を決定する視差情報と、を取得する取得手段と、
前記主映像を縮小するスケーリング手段と、
前記主映像を縮小する際の倍率に基づき前記付加映像を立体視する際の奥行き方向の表示位置を決定する視差情報を調整する調整手段と、
前記調整された視差情報に基づき、前記付加映像を立体視可能とするように、前記付加映像を前記縮小された主映像に合成する合成手段と、
を備える立体映像合成装置。
前記取得手段は、前記主映像が合成される副映像のデータと、前記主映像が副映像に合成される際の主映像のスケーリング倍率と、をさらに取得し、
前記スケーリング手段は、前記主映像と前記副映像の間で、それぞれの映像を構成する画素の縦横の長さの比率である画素アスペクトが異なる場合、前記主映像の画素アスペクトを前記副映像の画素アスペクトに合致させるよう定められる係数である画素変換パラメータと、前記スケーリング倍率とに基づいて前記主映像を縮小する、
請求項１に記載の立体映像合成装置。
前記取得手段は、前記主映像が合成される副映像のデータと、前記主映像が副映像に合成される際の主映像のスケーリング倍率と、をさらに取得し、
前記スケーリング手段は、前記主映像と前記副映像の間で、それぞれの映像を構成する画素の縦横の長さの比率である画素アスペクトが異なる場合、前記主映像の画素アスペクトを前記副映像の画素アスペクトに合致させるように、前記主映像の画素数を変換する処理を行い、その後に、前記スケーリング倍率に基づいて前記主映像を縮小する、
請求項１に記載の立体映像合成装置。
さらに、前記付加映像を縮小する第２のスケーリング手段を備え、
前記付加映像の縮小率は前記主映像の縮小率と同じである、請求項１に記載の立体映像合成装置。
前記視差情報は主映像に対する付加映像のシフト量である、請求項１に記載の立体映像合成装置。
前記付加映像は字幕情報を含む映像である、請求項１に記載の立体映像合成装置。
立体視を可能とする映像である主映像のデータと、前記主映像に合成されて表示される付加映像のデータと、前記付加映像を立体視する際の奥行き方向の表示位置を決定する視差情報と、を取得し、
前記主映像を縮小し、
前記主映像を縮小する際の倍率に基づき前記付加映像を立体視する際の奥行き方向の表示位置を決定する視差情報を調整し、
前記調整された視差情報に基づき、前記付加映像を立体視可能とするように、前記付加映像を前記縮小された主映像に合成する、
立体映像合成方法。