JP2010271966A - 車線認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像された画像中から自車両の走行路に標示された車線を的確に検出して認識することが可能な車線認識装置を提供する。
【解決手段】画像Tから車線LL、LRを検出する車線認識装置1において、画像Tの画素の輝度pに基づいて車線候補点cl、crを検出する車線候補点検出手段10と、車線に対応する車線候補点を車線ポジションCL、CRとして選別し車線LL、LRを検出する車線検出手段11と、新たな車線ポジションCL、CRが検出された際に、新たに検出された車線ポジションと既検出の車線ポジションとを結ぶ第1探索ラインSL1と、既検出の車線ポジション同士を結ぶ第2探索ラインSL2とを設定する探索ライン設定手段12とを備え、車線検出手段11は、第1探索ラインSL1や第2探索ラインSL2から所定の範囲S内に存在する車線候補点cl、crを新たな車線ポジションCL、CRとして検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車線認識装置に係り、特に、撮像された画像中から自車両の走行路の道路面上に標示された車線を検出して認識する車線認識装置に関する。
従来から、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサを備えるカメラで車両前方を撮像し、撮像した画像中から自車両の走行路の道路面上に標示された車線を検出して認識する技術が種々開発されている。なお、本明細書では、追越し禁止線や路側帯と車道とを区画する区画線等の道路面上に標示された連続線や破線を車線といい、車線の間の自車両が走行する道路面を自車両の走行路という。
例えば、特許文献1に記載の車線認識装置では、撮像された画像の1画素幅の水平ライン上を左右方向に探索して隣接する画素との輝度の差(すなわちエッジ強度)が所定の閾値以上に大きい画素を車線候補点として検出し、この探索を各水平ラインについて行って複数の車線候補点を得る。
そして、実空間上で道路面より上方に存在する点に対応する車線候補点や道路面の標示や影等に対応する車線候補点、すなわち車線に対応しない車線候補点を排除しながら、自車両に近い側すなわち画像の下側の車線候補点に対してハフ変換を行って車線に対応する直線を検出する。
また、自車両からより遠方の車線候補点、すなわち画像のより上側の車線候補点については、画像の下側から上側に順々に探索していき、画像下側の車線候補点と整合性がある車線候補点をつないでいく。このようにして、例えば車線が直線的に標示されている場合には直線的に、また、車線が前方でカーブしている場合にはカーブに沿って車線候補点を検出しながらつないでいくことで自車両の走行路に標示された車線を検出して認識するように構成されている。
その際、図16(A)に示すように、画像上に車線候補点aが検出され、その上方に車線候補点bが検出されると、図16(B)に示すように、さらにその上方に向かって車線候補点a、bを結ぶ探索ラインを直線状に延ばし、その探索ラインの近傍にある車線候補点cを検出する。続いて、今度は、その上方に向かって車線候補点b、cを結ぶ探索ラインを延ばし、その探索ラインの近傍にある車線候補点dを検出する。このようにして、車線候補点a、b、c、d、…を検出しながらそれらをつないでいくことで、車線を検出するようになっている。
特開2006−331389号公報
ところで、上記のように画像の水平ラインを左右方向に探索してエッジ強度に基づいて車線候補点を検出する場合、例えば図17に示す画像T中の手前側すなわち画像Tの下側の車線LR部分では、左右方向のエッジ(すなわち左右方向に探索した場合に輝度が大きく変わる部分)が明確に現れる。
それに対し、車線がカーブしており、遠方側すなわち画像Tの上側で車線LRが画像Tの縦方向(すなわちj軸方向)との角度差が大きくなり画像Tの横方向(すなわちi軸方向)に近い状態に大きく傾いて撮像されている部分では、図18(A)の拡大図に示すように、車線LRの左右方向(i軸方向)のエッジがぼやけるため、図18(B)に黒丸で示すように、車線LRのエッジ部分に検出される車線候補点crの車線LRに対する左右方向の位置が水平ラインごとにばらつき易い。
そして、このように車線候補点crの車線LRに対する位置がばらつく場合、上記のように画像T上に検出された2つの車線候補点crを結ぶ探索ラインを上方に延ばしてその上側の車線候補点crを探索すると、図18(C)に示すように、車線候補点cr1〜cr5は順次検出されるが、車線候補点cr6は車線候補点cr4、cr5を結ぶ探索ラインの近傍にあるとは言い難い。そのため、車線候補点cr6、cr7等が車線LRのエッジに対応する車線候補点であっても、それらを的確に車線候補点として検出することができなくなる虞があった。
この場合、画像の水平ライン上ではなく画像を縦方向(上下方向)に探索して車線LRの縦方向のエッジを検出するように構成することも可能である。しかし、CCD等からは、通常、各画素の輝度のデータが水平ラインごとに送信されてくるため、メモリには水平ラインごとに輝度のデータが保存される。そして、画像の縦方向に隣接する画素の輝度の差(すなわちいわゆる縦エッジ強度)を算出するためには、メモリ上で離れたアドレスに保存されているそれらの画素のデータを探し出し読み出して並べ替えなければならない。
また、縦方向に隣接する画素を何画素分読み出せばよいか等を一律に決めることができず、処理が煩雑になり、しかも、処理の実行時間が長時間になるといった問題が生じる。さらに、画像を縦方向に探索して車線の縦エッジを検出するように構成すると、停止線や横断歩道等の車線とは関係ない縦エッジが多数検出されてしまい、それらと車線の縦エッジとを判別するという新たな処理が必要となる。
一方、図17に示した画像T中の自車両左側の破線状の車線LLでは、画像の水平ラインを左右方向に探索して車線候補点clを検出した場合、図19(A)の拡大図に示すように、車線LLのような破線状の車線の上端部分や下端部分では、車線候補点cl6のように車線の左右のエッジから外れた位置に車線候補点が検出される場合がある。
そして、この場合も、上記のように画像T上に検出された2つの車線候補点clを結ぶ探索ラインを上方に延ばしてその上側の車線候補点clを探索すると、図19(B)に示すように、車線候補点cl1〜cl6は順次検出されるが、車線候補点cl7は車線候補点cl5、cl6を結ぶ探索ラインの近傍にあるとは言えない。そのため、車線候補点cl7等が車線LLのエッジに対応する車線候補点であっても、それらを的確に車線候補点として検出することができなくなる虞があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、撮像された画像中から自車両の走行路に標示された車線を的確に検出して認識することが可能な車線認識装置を提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、第1の発明は、
撮像された画像を処理して自車両の走行路に標示された車線を検出して認識する車線認識装置において、
前記自車両の走行路を含む車外環境を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された画像の画素の輝度に基づいて、画像の水平方向で互いに隣接する画素同士の輝度差を算出し、前記差が閾値以上である場合に当該画素を車線候補点として検出する車線候補点検出手段と、
前記車線候補点検出手段により検出された前記車線候補点に基づいて、前記車線候補点の中から前記車線に対応する車線候補点を車線ポジションとして選別し前記車線を検出する車線検出手段と、
前記車線検出手段により新たな前記車線ポジションが検出された際、当該新たに検出された車線ポジションと既に検出されている車線ポジションとを結ぶ第1探索ラインと、既に検出されている車線ポジション同士を結ぶ第2探索ラインとを設定する探索ライン設定手段と、
を備え、
前記車線検出手段は、前記第1探索ラインまたは前記第2探索ラインから所定の範囲内に存在する前記車線候補点を前記新たな車線ポジションとして検出することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明の車線認識装置において、前記車線検出手段は、前記第1探索ラインからの所定の範囲内および前記第2探索ラインからの所定の範囲内にそれぞれ前記車線候補点を検出した場合には、検出した前記各車線候補点と既に検出した前記車線ポジションとの間隔が所定の間隔閾値未満であれば前記第1探索ラインからの所定の範囲内に存在する前記車線候補点を前記新たな車線ポジションとして検出し、前記間隔が前記所定の間隔閾値以上であれば前記第2探索ラインからの所定の範囲内に存在する前記車線候補点を前記新たな車線ポジションとして検出することを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明の車線認識装置において、前記車線検出手段は、前記第1探索ラインと前記画像の縦方向との角度差が大きいほど、前記第1探索ラインからの前記所定の範囲を拡大させ、前記第2探索ラインと前記画像の縦方向との角度差が大きいほど、前記第2探索ラインからの所定の範囲を拡大するように可変させることを特徴とする。
第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明の車線認識装置において、前記所定の範囲は、前記第1探索ラインおよび前記第2探索ラインと前記画像の縦方向との角度差に対応して生じる車線のエッジ部分のぼやけの程度に応じて可変させることを特徴とする。
第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明の車線認識装置において、前記車線候補点検出手段は、前記閾値を、前記車線と前記画像の縦方向との角度差に応じて可変に設定することを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明の車線認識装置において、前記車線候補点検出手段は、前記隣接する画素との輝度の差が前記閾値以上である画素を検出すると、前記差が前記閾値以上であり、かつ、当該画素から連続して検出される各画素の前記水平ライン上の座標を、各画素についての前記差と前記閾値との差分で重み付け平均し、重み付け平均により算出された前記水平ライン上の座標を前記車線候補点の座標として前記車線候補点を検出することを特徴とする。
第1の発明によれば、カーブした車線の遠方側で車線と画像の縦方向との角度差が大きく撮像されていても(図18参照)、また、破線状の車線の上端部分や下端部分で車線候補点が車線の左右のエッジから外れた位置に検出されていても(図19参照)、或いは、自車両の走行路が例えばS字状にカーブしていても、第1探索ラインと第2探索ラインのいずれかの所定の範囲内に的確に車線候補点を検出することが可能となる。また、第1探索ラインと第2探索ラインのいずれの所定の範囲にも属さない車線候補点を、車線に対応しない車線候補点、すなわち誤検出された車線候補点として的確に棄却して排除される。
そのため、第1探索ラインと第2探索ラインのいずれかの所定の範囲内に検出された車線候補点を車線ポジションとして的確に選別し、それらの車線ポジションをつないでいくことで、画像中に自車両の走行路に標示された車線を的確に検出して認識することが可能となる。
第2の発明によれば、車線が破線状である場合には図19に示した場合と同様に第1探索ラインSL1(後述する図15参照)からの所定の範囲内に検出された車線候補点は車線に対応しない画素である可能性があるが、車線が連続線状である場合には第1探索ラインSL1からの所定の範囲内に検出された車線候補点を採用することができる。
そのため、第1探索ラインと第2探索ラインとの各所定の範囲内にそれぞれ車線候補点を検出した場合、検出した車線候補点と既に検出した車線ポジションとの間隔が狭く車線が連続線状であると判断できる場合に第1探索ラインについて検出された車線候補点を採用し、検出した車線候補点と既に検出した車線ポジションとの間隔が広く、車線が破線状であると判断できる場合に第2探索ラインについて検出された車線候補点を採用することで、車線に対応した車線候補点を車線ポジションとして的確に検出することが可能となる。そのため、前記発明の効果をより的確に発揮させることが可能となる。
第3の発明によれば、第1探索ラインや第2探索ラインと画像の縦方向との角度差が大きいほど、車線の横方向のエッジ部分のぼやけ方が大きくなるため、車線候補点が画像の左右方向にばらついて検出されるようになる。そのため、第1探索ライン等と画像の縦方向との角度差が大きいほど第1探索ライン等からの所定の範囲を拡大するように可変させることで、車線候補点を車線ポジションとして的確に検出することが可能となり、前記各発明の効果をより的確に発揮させることが可能となる。
第4の発明によれば、第1探索ラインや第2探索ラインと画像の縦方向との角度差が大きいほど、車線の横方向のエッジ部分のぼやけ方が大きくなるため、車線候補点が画像の左右方向にばらついて検出されるようになる。そのため、第1探索ラインや第2探索ラインからの所定の範囲を車線のエッジ部分のぼやけの程度に応じて可変させることで、車線候補点を車線ポジションとして的確に検出することが可能となり、前記各発明の効果をより的確に発揮させることが可能となる。
第5の発明によれば、車線候補点検出手段が、画像の水平ライン上で隣接する画素の輝度との差が閾値以上となる画素を車線候補点として検出する際に、閾値を車線と画像の縦方向との角度差に応じて可変に設定することで、車線の横方向のエッジ部分がぼやけ、輝度の差が全体的に小さくなるような場合でも的確に車線候補点を検出することが可能となり、前記各発明の効果をより的確に発揮させることが可能となる。
第6の発明によれば、車線と画像の縦方向との角度差が大きいと、車線の横方向のエッジ部分がぼやけて車線候補点の左右方向の位置がばらついて検出されるが、隣接する画素との輝度の差が閾値以上である各画素の座標を重み付け平均し、車線候補点をその重み付け平均された座標を有する画素として検出することで、車線候補点の画像上での左右方向のばらつきが抑制された状態で車線候補点を安定して検出することが可能となり、前記各発明の効果をより効果的に発揮させることが可能となる。また、そのため、画像中から自車両の走行路に標示された車線をより的確に検出して認識することが可能となる。
本実施形態に係る車線認識装置の構成を示すブロック図である。 撮像手段で撮像される基準画像の例を示す図である。 図2の基準画像中に検出された複数の車線候補点の例を示す図である。 水平ライン上に検出された車線候補点の位置を示す図である。 ハフ平面の例および升目を説明する図である。 ハフ変換により抽出された各直線を示す図である。 図6の各直線の中から選択された左右の各直線を示す図である。 基準画像の下側に確定された直線および車線に対応しない車線候補点を表す図である。 第1探索ラインと第2探索ラインの設定のしかたの例を示す図である。 車線と基準画像の縦方向との角度差が小さい場合の(A)各画素の輝度および(B)各画素のエッジ強度を表すグラフである。 車線と基準画像の縦方向との角度差が大きい場合の(A)各画素の輝度および(B)各画素のエッジ強度を表すグラフである。 探索ラインと基準画像の縦方向との角度差に応じて可変される所定の範囲を説明する図であり、(A)は角度が小さい場合、(B)は角度が大きい場合を表す。 図2の基準画像上に検出された車線を示す図である。 図18の場面で設定される第1探索ラインと第2探索ラインおよびそれらの所定の範囲を示す図である。 図19の場面で設定される第1探索ラインと第2探索ラインおよびそれらの所定の範囲を示す図である。 (A)画像上に検出された車線候補点、および(B)従来の手法における探索ラインの設定のしかたの例を示す図である。 撮像手段で撮像される画像の例を示す図である。 (A)図17の遠方側の車線の拡大図、(B)(A)の車線のエッジ部分に検出される車線候補点、および(C)従来の探索ラインの設定のしかたでは検出されない車線候補点を表す図である。 (A)図17の左側の破線状の車線の拡大図、および(B)従来の探索ラインの設定のしかたでは検出されない車線候補点を表す図である。
以下、本発明に係る車線認識装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下では、車線認識装置1が、ステレオカメラからなる撮像手段2を備え、一対の画像のステレオマッチングに基づいて一方の画像(基準画像T)の各画素に対する実空間上の距離Z(或いは視差dp)を算出する場合について説明するが、画素の実空間上の距離を算出するように構成する必要はなく、また、例えば、単眼のカメラにより撮像された1枚の画像に対して処理を行うように構成することも可能である。
本実施形態に係る車線認識装置1は、図1に示すように、撮像手段2や、車線候補点検出手段10、車線検出手段11、探索ライン設定手段12等を有する処理部9等を備えて構成されている。なお、距離検出手段6等を含む処理部9の上流側の構成については、前記特許文献1等に記載されており、構成の詳細な説明は同公報等に委ねる。以下、簡単に説明する。
本実施形態では、撮像手段2は、互いに同期が取られたCCDやCMOSセンサ等のイメージセンサがそれぞれ内蔵され、例えば車両のルームミラー近傍に車幅方向に所定の間隔をあけて取り付けられた運転者側のメインカメラ2aと助手席側のサブカメラ2bとからなるステレオカメラであり、所定のサンプリング周期で撮像して、一対の画像を出力するように構成されている。
なお、以下では、メインカメラ2aで撮像される図2に示すような画像を基準画像T、サブカメラ2bで撮像される図示しない画像を比較画像Tcという。また、以下では、処理部9において基準画像Tを対象として処理を行う場合について説明するが、例えば、比較画像Tcを対象として処理を行うように構成することも可能である。
また、本実施形態では、撮像手段2のカメラ2a、2bでは、それぞれモノクロの画像データが取得されるようになっているが、RGB値等で表されるカラーの画像データを撮像する撮像手段を用いることも可能であり、その場合についても本発明が適用される。
メインカメラ2a等では、撮像した基準画像T等の1画素幅の水平ラインの最も左側の画素から輝度の出力を開始し、その後、順次右方向に走査して各画素から輝度を出力する。また、走査する水平ラインを最も下側のラインから順に上方に切り替えながら出力するようにして、基準画像T等の各画素の輝度のデータがそれぞれ変換手段3に順次送信されるようになっている。
変換手段3は、一対のA/Dコンバータ3a、3bで構成されており、撮像手段2のメインカメラ2aやサブカメラ2bで撮像された基準画像T等の画素ごとの各画像データをそれぞれ例えば256階調のグレースケールの輝度としてのデジタル値の画像データに順次変換して画像補正部4に出力するようになっている。
また、画像補正部4では、各画像データに対してずれやノイズの除去、輝度の補正等の画像補正をそれぞれ順次行い、各画像データを画像データメモリ5に順次格納するとともに、処理部9に順次送信するようになっている。また、画像補正部4は、画像補正した基準画像Tと比較画像Tcの各画像データを距離検出手段6にも順次送信するようになっている。
前述したように、本実施形態では、距離検出手段6で基準画像Tの各画素に対する実空間上の距離Z(或いは視差dp)が検出されるようになっており、距離検出手段6のイメージプロセッサ7では、基準画像Tと比較画像Tcの各画素(正確には例えば4×4画素の画素ブロック)に対してステレオマッチング等を施して、基準画像Tの画素ごとに視差dpを順次算出するようになっている。なお、画素の視差dpおよび基準画像T上での座標と、当該画素に対応する実空間上の点の左右位置X、高さY、距離Zとは、三角測量の原理に基づく座標変換により一意に対応付けられる。
イメージプロセッサ7は、算出した視差dpを距離データメモリ8に順次格納するとともに、処理部9に順次送信するようになっている。本実施形態のようにステレオカメラで撮像された一対の画像T、Tcに対するステレオマッチングで画像Tの各画素の実空間上の距離Z(視差dp)等を算出する代わりに、或いはそれと並行して、レーザレーダ装置等を用いて画像Tの各画素の実空間上の距離Z(視差dp)等を検出するように構成することも可能である。
処理部9は、本実施形態では、図示しないCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピュータで構成されている。処理部9は、車線候補点検出手段10、車線検出手段11、探索ライン設定手段12を備えている。
なお、処理部9において先行車両検出等の他の処理を行うように構成することも可能である。また、処理部9には、必要に応じて自車両の車速やヨーレート、ステアリングホイールの舵角等のデータが入力されるようになっている。また、本実施形態の処理部9は、特許文献1に記載の車線認識装置をベースに構成されているため、ベースとなる構成の詳細については同公報を参照されたい。
車線候補点検出手段10は、撮像手段2により撮像された基準画像Tの画素の輝度に基づいて、基準画像T中に車線候補点cl、crを検出するようになっている。なお、車線候補点cl、crとは、自車両の走行路に標示された車線に対応している可能性がある画素をいい、後述するように車線候補点cl、crが種々選別されて、車線候補点cl、crの中から車線に対応した画素である車線ポジションCL、CRが検出される。
車線候補点検出手段10は、撮像手段2から基準画像Tの1ライン分の水平ライン上の各画素の輝度pのデータが入力されると、例えば、基準画像Tの中央の位置や、自車両の挙動から自車両が今度進行すると推定される軌跡の基準画像T上の位置等から左右方向に水平ライン上を探索し、ある画素の輝度pとそれに隣接する画素の輝度pとの差(すなわちエッジ強度)Δpが予め設定された閾値Δpth以上となり輝度pが大きく変化する画素を車線候補点cl、crとして検出する。
そして、車線候補点検出手段10は、基準画像Tの各水平ラインの1ライン分のデータが入力されるごとに探索を繰り返して、水平ラインごとに車線候補点cl、crとして検出するようになっている。その際、前述したように、撮像手段2からは、撮像した基準画像Tの最も下側の水平ラインから順に上側の水平ラインのデータが入力されるため、車線候補点検出手段10においても、基準画像Tの最も下側の水平ラインから順に上方に向けて車線候補点cl、crが検出されていく。
なお、水平ライン上で車線候補点cl、crを探索する領域を、例えば、前回のサンプリング周期で検出された車線の位置の周囲のみに設定したり、基準画像T中の先行車両等の立体物が撮像されている領域以外の領域のみを探索するように構成する等して、探索範囲を限定し狭めて設定するように構成することも可能である。
また、距離検出手段6で検出した基準画像Tの各画素の視差dp等に基づいて、検出した車線候補点cl等に対応する実空間上の点が、道路面上にない、すなわち道路面よりも上方に存在すると判断される場合には、当該車線候補点cl等は少なくとも道路面上に標示された車線に対応する画素ではないと判断されるため、そのような場合に当該車線候補点cl等を車線候補点から除外するように構成することも可能である。
図2に示した基準画像Tに対して探索を行うと、例えば図3に示すように、複数の車線候補点cl、crが検出される。なお、図3では、Aの領域に示される各点が検出された車線候補点crを表し、Bの領域に示される各点が検出された車線候補点clを表している。車線候補点検出手段10は、検出した車線候補点cl、crの基準画像T上の座標等を図示しない記憶手段に保存するようになっている。
車線検出手段11は、上記のように車線候補点検出手段10により検出された各車線候補点cl、crに基づいて、車線候補点cl、crの中から、自車両の走行路に標示された車線に対応する車線候補点である車線ポジションCL、CRを検出して、車線を認識するようになっている。
すなわち、車線検出手段11は、基準画像T中に検出された車線候補点cl、crに基づいて、まず、自車両に近い側、すなわち基準画像T上では下側で車線に対応する直線を検出し、自車両から遠方では、整合性がとれる各車線候補点cl、crを車線ポジションCL、CRとして検出しながらつないでいくことで、自車両の走行路に標示された車線を検出して認識するように構成されている。
具体的には、車線検出手段11は、上記の直線を検出するために、車線候補点検出手段10が基準画像Tの水平ライン上を探索して車線候補点cl、crを検出するごとに、当該車線候補点cl、crに基づいてハフ変換を行う。
すなわち、車線候補点検出手段10が、例えば図4に示すように水平ラインj上の(Ij,Jj)の位置に車線候補点crを検出すると、車線検出手段11は、車線候補点crが、基準画像T上の
ρ=isinθ+jcosθ …(1)
上に存在すると仮定し、(Ij,Jj)を代入する。
ρ=Ijsinθ+Jjcosθ …(2)
そして、上記(2)式をρ、θの関数として捉え、図5に示すように、上記(2)式で表される関数曲線が通過するハフ平面の各升目のカウント数を1増加させる。車線検出手段11は、このようにして、車線候補点crが検出されるごとに当該車線候補点crに基づいてハフ変換を行い、関数曲線が通過するハフ平面の各升目のカウント数を1増加させていく。基準画像Tの左側の車線候補点clについても車線候補点crとは別にハフ平面を作成して同様に各升目ごとにカウントする。
カウント数が多い升目が多くの関数曲線が通過する升目であり、その升目に対応するρ、θを上記(1)式に代入して得られる直線が、多くの車線候補点cl、crを通る直線となる。そのため、車線検出手段11は、車線候補点検出手段10による車線候補点cl、crの検出が終了した時点で、ハフ平面の各升目のカウント数をチェックし、カウント数がピークとなる升目のρとθを検出する。
そして、それらのρ、θを上記(1)式に代入して直線を算出すると、例えば図6に示すように、各車線候補点clに関するハフ変換の結果から直線l1、l2が抽出され、各車線候補点crに関するハフ変換の結果から直線r1、r2が抽出される。車線検出手段11は、それらの直線の中から、自車両の位置や挙動等や左右両側の直線の平行度等に基づいて、図7に示すように、車線としてふさわしい直線l1、r1を左右に1本ずつ選択する。
車線検出手段11は、このようにして、車線としてふさわしい直線l1、r1を左右に1本ずつ選択して検出することで、まず、自車両に近い側すなわち基準画像Tの下側で車線に対応する直線を検出するようになっている。
車線検出手段11は、続いて、検出した直線l1、r1を基準にして、基準画像Tの下側から上方に車線候補点cl、crをチェックしていき、車線候補点cl、crと直線l1、r1との距離や画素数等に基づいて車線候補点cl、crが自車両の走行路に標示された車線に対応する車線候補点であるか否かを判定し、車線に対応する車線候補点であると判定した車線候補点cl、crを車線ポジションCL、CRとして検出する。
例えば、図8に破線で包囲されて示される車線候補点cl、crは、直線l1、r1からの距離等が遠いため、車線に対応する車線候補点ではないと判定されて棄却される。そして、車線検出手段11は、車線を直線l1、r1で表す範囲を各直線l1、r1ごとに所定個数の車線ポジションCL、CRが検出されるまでの範囲として、基準画像Tの下側に車線検出の基準となる直線l1、r1を確定させるようになっている。
車線検出手段11は、検出した直線l1、r1の情報すなわち選択したρ、θの情報や、検出した車線ポジションCL、CRの基準画像T上の座標等を記憶手段に保存するようになっている。なお、ここまでの構成は、特許文献1に記載された車線検出と同様の構成である。
車線検出手段11は、続いて、検出した車線ポジションCL、CRを基準とし、基準画像Tの上方に向かって自車両から遠方の車線候補点cl、crを車線ポジションCL、CRとして検出しながらつないでいくことで、自車両の走行路に標示された車線を検出して認識するようになっているが、これについては、探索ライン設定手段12について説明した後で説明する。
探索ライン設定手段12は、車線検出手段11が検出した直線l1、r1の部分に検出した車線ポジションCL、CRや、基準画像T中のその上方に検出された車線ポジションCL、CRに基づいて、さらにその上方に新たな車線ポジションCL、CRを探索するための探索ラインを設定するようになっている。
前述したように、特許文献1に記載された車線検出では、図16等に示した手法で探索ラインを設定して車線ポジション(車線候補点)の探索を行ったが、本発明では、探索ラインの設定のしかたや設定される探索ラインの本数が特許文献1に記載された車線検出の場合と異なる。以下、本発明における探索ラインの設定のしかた等を、右側の車線ポジションCR等に基づいて説明する。
探索ライン設定手段12は、図9に示すように、車線検出手段11により新たな車線ポジションCRが検出されると、当該新たに検出された車線ポジションCR(以下、最新の車線ポジションCRという。)と既に検出されている車線ポジション(例えば車線ポジションCRn−1)とを直線状に結ぶ第1探索ラインSL1と、既に検出されている車線ポジション同士(例えば車線ポジションCRn−1とCRn−2)を直線状に結ぶ第2探索ラインSL2とを、少なくとも1本ずつ設定するようになっている。
この場合、第1探索ラインSL1を最新の車線ポジションCRと10個前に検出されている車線ポジションCRn−10とを直線状に結んで設定したり、第2探索ラインSL2を例えば車線ポジションCRn−1と10個前に検出されている車線ポジションCRn−10とを直線状に結んで設定するように構成することも可能であり(図9中の各破線参照)、第1探索ラインSL1および第2探索ラインSL2をどの車線ポジション同士を結ぶように設定するかは予め適宜決められる。
探索ライン設定手段12は、車線検出手段11が新たな車線ポジションCRを検出するごとに上記のようにして第1探索ラインSL1および第2探索ラインSL2を少なくとも1本ずつ設定するようになっている。
なお、さらに多くの第1探索ラインSL1や第2探索ラインSL2を設定するように構成することも可能である。ただし、その際、各第1探索ラインSL1には最新の車線ポジションCRが必ず含まれるが、各第2探索ラインSL2には最新の車線ポジションCRが含まれないように設定される。以下、第1探索ラインSL1および第2探索ラインSL2が1本ずつ設定される場合について説明する。
車線検出手段11は、探索ライン設定手段12により上記のようにして第1探索ラインSL1および第2探索ラインSL2が設定されると、第1探索ラインSL1や第2探索ラインS2から所定の範囲内を探索し、前記範囲内に車線候補点crが存在する場合には、その車線候補点crを新たに車線ポジションCRとして検出するようになっている。
ここで、上記の所定の範囲等について説明する前に、基準画像T中に撮像された車線の基準画像T中での傾きと車線のエッジのぼやけとの関係について説明する。
前述したように、基準画像Tの水平ラインj上を左右方向(すなわちi軸方向)に探索していくと、車線のエッジ部分で画素の輝度pが大きく変化し、車線候補点crが検出される。
その際、図8に示した右側の直線r1で近似される車線のように車線の延在方向と基準画像Tの縦方向(すなわちj軸方向)との角度差が小さいと、図10(A)に示すように、水平ラインj上の画素ごとの輝度pは、道路面が撮像された画素から車線が撮像された画素に切り替わる点すなわち車線のエッジ部分で大きく立ち上がる。
そのため、隣接する画素同士の輝度pの差Δpすなわちエッジ強度Δpは、図10(B)に示すように、車線のエッジ部分で大きな値として算出され、しかも、i軸方向に狭い画素範囲に現れる。
一方、図17に示したように、画像Tの上側すなわち自車両から遠方側で車線LRが大きく傾いて基準画像Tの縦方向との角度差が大きくなると、図18(A)に示したように、車線の横方向のエッジ部分がぼやけ、水平ラインj上の画素ごとの輝度pは、図11(A)に示すように車線のエッジ部分でなだらかに立ち上がるようになる。
そのため、隣接する画素同士のエッジ強度Δpは、図11(B)に示すように、車線のエッジ部分で、比較的小さな値のエッジ強度Δpがi軸方向に比較的広い画素範囲に現れる状態になる。
なお、このように、車線と基準画像Tの縦方向(j軸方向)との角度差が大きいと、エッジ強度Δpが小さい値になる傾向があるため、車線候補点検出手段10で車線候補点cl、crを検出する際に、エッジ強度Δpに関する閾値Δpthが大きい値のままであると、車線と基準画像Tの縦方向との角度差が大きくなる位置の水平ラインj上で、車線候補点cl、crを検出しづらくなる場合がある。
そこで、本実施形態では、この閾値Δpthを、車線候補点検出手段10が車線候補点cl、crの探索を行っている水平ラインjの位置における車線と基準画像Tの縦方向との角度差に応じて可変とするようになっている。
具体的には、角度差が大きいほど閾値Δpthが小さくなるように可変して、車線候補点cl、crを検出し易くするように構成されている。なお、水平ラインjの位置における車線と基準画像Tの縦方向との角度差は、例えば、過去のサンプリング周期で検出された車線の情報とその後の自車両の挙動から今回のサンプリング周期での角度差を推定し、その推定角度差が用いられる。また、閾値Δpthと角度差との関係を予めテーブル等の形で設定される。
上記のように、車線と基準画像Tの縦方向との角度差が小さく車線のエッジが明確に現れる場合(図10参照)には、エッジ強度Δpがi軸方向の狭い画素範囲に大きく現れる。そのため、検出される車線候補点crや車線ポジションCRのi軸方向の位置はさほどずれない。
しかし、車線と基準画像Tの縦方向との角度差が大きいと(図11参照)、車線のエッジがぼやけ、エッジ強度Δpがi軸方向の比較的広い画素範囲に比較的小さく現れるため、車線候補点crや車線ポジションCRのi軸方向の位置がエッジ強度Δpと閾値Δpthとの関係次第でi軸方向にばらついて検出される傾向がある。
そのため、上記のように、車線検出手段11において、第1探索ラインSL1や第2探索ラインSL2から所定の範囲内で車線候補点crを探索する場合においても、第1探索ラインSL1や第2探索ラインSL2の基準画像Tの縦方向との角度差が大きい場合には、角度差が小さい場合よりも上記の所定の範囲を広く設定することで、車線候補点crを車線ポジションCRとして的確に検出することが可能となる。
そこで、本実施形態では、図12(A)、(B)に示すように、車線検出手段11は、第1探索ラインSL1と基準画像Tの縦方向(j軸方向)との角度差φ1や、第2探索ラインSL2と基準画像Tの縦方向との角度差φ2が大きいほど、第1探索ラインSL1からの所定の範囲Sや第2探索ラインSL2からの所定の範囲Sをそれぞれ拡大するように可変させるようになっている。
また、本実施形態では、上記の所定の範囲Sは、第1探索ラインSL1や第2探索ラインSL2と水平ラインjとの交点の画素からの基準画像Tの左右方向の画素数として設定されるようになっており、探索ラインSLと基準画像Tのj軸方向との角度差φが大きいほど交点の画素からの左右方向の画素数が大きくなるようになっている。
また、第1探索ラインSL1の場合は最新の車線ポジションCRから基準画像Tの上方向(j軸方向)に離れるほど、また、第2探索ラインSL2の場合は例えば1つ前に検出された車線ポジションCRn−1から基準画像Tの上方向に離れるほど、上記の所定の範囲が広がるように設定されるようになっている。
この場合も、第1探索ラインSL1や第2探索ラインSL2と基準画像Tの縦方向との角度差φ1、φ2と、所定の範囲として水平ラインjが基準画像T上で上向きに1画素分ごと移動するごとに増加される画素数とが予めテーブル等の形で設定される。例えば図12(A)のような場合には、水平ラインjが基準画像T上で上向きに1画素分ごと移動するごとに探索ラインSLからの所定の範囲が左右方向に例えば2画素ずつ増加され、図12(A)のような場合には例えば5画素分ずつ増加される。
また、上記のように、車線と基準画像Tの縦方向との角度差φが大きくなるほど車線のエッジ部分のぼやけの程度が大きくなる傾向があるため(図10、図11、図18等参照)、第1探索ラインSL1や第2探索ラインSL2からの上記の所定の範囲に検出されるべき車線ポジションCR(車線候補点cr)が、上記のぼやけの分だけi軸方向にばらついて検出されている可能性がある。
そこで、本実施形態では、上記のように第1探索ラインSL1や第2探索ラインSL2に対して設定した上記の所定の範囲を、第1探索ラインSL1や第2探索ラインSL2と基準画像Tの縦方向との角度差φ1、φ2に対応して生じる車線のエッジ部分のぼやけの程度に応じてさらに拡張するように構成されている。
この探索ラインSLと基準画像Tの縦方向との角度差φに対応して、上記の所定の範囲をどの程度拡張するかを予め定めておき、テーブル等の形で設定しておくように構成することも可能である。
また、車線候補点検出手段10では図10(B)や図11(B)に示したようにエッジ強度Δpが最初に閾値Δpth以上となった画素を車線候補点crとして検出するようになっているが、車線候補点crを検出した後もさらに探索を続けて閾値Δpth以上となる画素の数をカウントし、その画素数を車線候補点crに対応付けて記憶させておき、それを上記の所定の範囲の拡張分として利用するように構成することも可能である。
さらに、例えば、車線候補点検出手段10で車線候補点cl、crを検出する際などに、道路面に対応する画素の平均輝度や車線に対応する画素の平均輝度をそれぞれ求めておき、図10(A)や図11(A)に示したように車線候補点cl、crを検出する際に道路面に対応する暗い平均輝度から車線に対応する明るい平均輝度になるまで何画素を要したかを検出し、その画素数を車線候補点crに対応付けて記憶させておき、その画素数を上記の所定の範囲の拡張分として利用するように構成することも可能である。
車線検出手段11は、探索ライン設定手段12により第1探索ラインSL1および第2探索ラインSL2が設定されると、まず、上記のようにして最新の車線ポジションCR(図9参照。なお、図9では所定の範囲等の図示が省略されている。)の1画素分上側の水平ラインjに第1探索ラインSL1や第2探索ラインS2からの所定の範囲や拡張分を設定する。そして、その範囲内を探索して、車線候補点crが存在するか否かを判定する。
そして、いずれの範囲内にも車線候補点crが存在しなければ、水平ラインjをさらに1画素分上側に移して所定の範囲を広げ、さらに拡張分だけ拡張して設定して、その範囲内を探索する。新たに車線候補点cr(車線ポジションCR)が検出されるまで上記の処理を繰り返す。なお、水平ラインj上に車線候補点crが存在しても、第1探索ラインSL1や第2探索ラインS2からの所定の範囲等の範囲内に存在しなければ、その車線候補点crは棄却される。また、以下では、拡張分を含めて所定の範囲という。
また、車線検出手段11は、第1探索ラインSL1からの所定の範囲、或いは第2探索ラインSL2からの所定の範囲のいずれかに車線候補点crが存在する場合には、その車線候補点crを新たに車線ポジションCRn+1として検出するようになっている。
なお、その際、第2探索ラインSL2からの所定の範囲内に車線候補点crが存在する場合には、その車線候補点crが検出される以前の車線ポジションCR(後述する図14における車線ポジションCR5参照)は車線を的確に反映した車線ポジションではないと判断される。
そのため、本実施形態では、車線検出手段11は、第2探索ラインSL2からの所定の範囲内に車線候補点crが存在する場合には、以前の車線ポジションCRを棄却するようになっている。なお、第1探索ラインSL1からの所定の範囲内に車線候補点crが存在する場合には以前の車線ポジションCRは棄却されない。
また、第1探索ラインSL1からの所定の範囲内と第2探索ラインSL2からの所定の範囲内にそれぞれ車線候補点crが存在する場合もある。
そのような場合、検出された車線候補点crと既に検出されている最新の車線ポジションCRとの間隔が大きいと、図19(B)に示したケースから類推されるように、第1探索ラインSL1からの所定の範囲内に存在する車線候補点crは、例えば自車両が走行している走行路の例えば左側に隣接する走行路に標示された数字や矢印等の標示等に対応する画素である可能性がある。そのような場合に第1探索ラインSL1からの所定の範囲内に存在する車線候補点crを採用することはできない。
しかし、第1探索ラインSL1からの所定の範囲内に検出された車線候補点crと既に検出されている車線ポジションCRとの間隔が小さく、車線候補点crも車線ポジションCRもともに連続線状の車線に対応する画素であると判断できる場合には、第1探索ラインSL1からの所定の範囲内に車線候補点crが存在するのであればその車線候補点crを採用することができる。
そのため、本実施形態では、第1探索ラインSL1からの所定の範囲内と第2探索ラインSL2からの所定の範囲内にそれぞれ車線候補点crが存在する場合には、車線検出手段11は、検出された車線候補点crと既に検出されている最新の車線ポジションCRとの基準画像Tの縦方向(j軸方向)の間隔すなわち画素数が、破線状の車線の非標示の部分の間隔に相当する所定の間隔閾値未満であれば、車線は連続線状であるとして第1探索ラインSL1からの所定の範囲内に存在する車線候補点crを新たな車線ポジションCRn+1として検出するようになっている。
また、前記間隔が所定の間隔閾値以上であれば、車線は破線状であるとして第2探索ラインSL2からの所定の範囲内に存在する方の車線候補点crを新たな車線ポジションCRn+1として検出するようになっている。
なお、上記の間隔を、車線候補点crや車線ポジションCRの視差dpに基づいて算出される実空間上の距離Zに基づいて算出し、実空間上の間隔として設定された間隔閾値と比較するように構成することも可能である。その際、間隔閾値は、実空間上における破線状の車線の非標示の部分の通常の長さに設定される。
探索ライン設定手段12は、車線検出手段11が新たな車線ポジションCRn+1を検出すると、当該最新の車線ポジションCRn+1と既に検出されている車線ポジション(例えば車線ポジションCR等)とを直線状に結ぶ第1探索ラインSL1と、既に検出されている車線ポジション同士(例えば車線ポジションCRとCRn−1等)を直線状に結ぶ第2探索ラインSL2とを少なくとも1本ずつ設定する。
そして、車線検出手段11は、第1探索ラインSL1と第2探索ラインSL2に基づいて水平ラインjごとに車線候補点crが存在するか否かを判定して、存在する場合にはその車線候補点crを新たに車線ポジションCRとして検出する。
車線検出手段11と探索ライン設定手段12は、この処理を車線候補点検出手段10が検出した全ての車線候補点crについて行うようになっている。
そして、車線検出手段11は、上記のようにして検出した直線l1(図8参照)と各車線ポジションCL、および直線r1と各車線ポジションCRとをそれぞれつないで、図13に示すように、基準画像T中に自車両の走行路に標示された車線LL、LRをそれぞれ検出して認識するようになっている。
次に、本実施形態に係る車線認識装置1の作用について説明する。
上記のように、車線検出手段11は、探索ライン設定手段12が設定した第1探索ラインSL1と第2探索ラインSL2について、それぞれ所定の範囲内を探索して車線候補点cl、crが存在するか否かをチェックする。
そして、例えば、図18(B)に示したように、車線LRの延在方向と基準画像Tの縦方向との角度差が大きく、車線LRの左右方向のエッジがぼやけて各車線候補点crが左右方向にばらついて検出されるため、図14に示すように、最新の車線ポジションCR5と既検出の例えば車線ポジションCR4とを結ぶ第1探索ラインSL1からの所定の範囲内に車線候補点cr6が存在しない場合であっても、既検出の例えば車線ポジションCR4、CR3を結ぶ第2探索ラインSL2からの所定の範囲内に車線候補点cr6が存在する。
そのため、車線候補点cr6を車線ポジションCR6として的確に検出することが可能となる。なお、この場合、車線ポジションCR5は棄却される。
また、図19(B)に示したように、破線状の車線LLの上端部分や下端部分で車線候補点cl6が車線の左右のエッジから外れた位置に検出され、図15に示すように、最新の車線ポジションCL6と既検出の例えば車線ポジションCL5とを結ぶ第1探索ラインSL1からの所定の範囲内に車線候補点cl7が存在しない場合であっても、既検出の例えば車線ポジションCL5、CL4を結ぶ第2探索ラインSL2からの所定の範囲内に車線候補点cl7が存在する。
そのため、車線候補点cl7を車線ポジションCL7として的確に検出することが可能となる。なお、この場合も、車線ポジションCL6は棄却される。
しかし、例えば、自車両の走行路が、図17に示したような単なるカーブでなくS字状になっているような場合には、図14に示した第2探索ラインSL2からの所定の範囲内には車線候補点crが存在せず、第1探索ラインSL1からの所定の範囲内に車線候補点crが存在する状態となる。
従って、本実施形態のように、第1探索ラインSL1と第2探索ラインSL2の両方についてそれぞれ所定の範囲内の探索を行うように構成することで、例えば図14や図15に示したような場合には第2探索ラインSL2からの所定の範囲内に車線候補点cl、crを的確に捉えることができ、また、例えば車線がS字状になっているような場合には第1探索ラインSL1からの所定の範囲内に車線候補点cl、crを的確に捉えることが可能となる。
そして、このように第1探索ラインSL1と第2探索ラインSL2のいずれかで車線候補点cl、crを的確に検出して車線ポジションCL、CRとし、それらの車線ポジションCL、CRをつないでいくことで、基準画像T中に自車両の走行路に標示された車線LL、LRをそれぞれ的確に検出して認識することが可能となる。
以上のように、本実施形態に係る車線認識装置1によれば、カーブした車線の遠方側で車線と画像T(基準画像T)の縦方向とのなす角度が大きく撮像されていても(図14、図18参照)、また、破線状の車線の上端部分や下端部分で車線候補点が車線の左右のエッジから外れた位置に検出されていても(図15、図19参照)、第1探索ラインSL1と第2探索ラインSL2のいずれかの所定の範囲内に的確に車線候補点cl、crを検出して車線ポジションCL、CRとして検出することが可能となる。
また、自車両の走行路が例えばS字状にカーブしているような場合でも、第1探索ラインSL1と第2探索ラインSL2のいずれかの所定の範囲内に的確に車線候補点cl、crを検出して車線ポジションCL、CRとして検出することが可能となる。さらに、第1探索ラインSL1と第2探索ラインSL2のいずれの所定の範囲にも属さない車線候補点は、車線に対応しない車線候補点、すなわち誤検出された車線候補点として的確に棄却され排除される。
そのため、第1探索ラインSL1と第2探索ラインSL2のいずれかの所定の範囲内に検出された車線候補点cl、crを車線ポジション車線ポジションCL、CRとして的確に検出し、それらの車線ポジションCL、CRをつないでいくことで、画像T中に自車両の走行路に標示された車線LL、LRを的確に検出して認識することが可能となる。
なお、本実施形態では、画像Tの縦方向との角度差が大きい車線として、図17の右側の車線のような連続線状の車線の場合について説明したが、破線状の車線についても同様の問題を生じ、本実施形態のように少なくとも2本の第1探索ラインSL1および第2探索ラインSL2を用いて探索を行うことでその問題を解消することができる。
また、上記のように、本実施形態に係る車線認識装置1によれば、画像Tの縦方向との角度差が大きい車線や、破線状の車線の上端部分や下端部分で、車線候補点が画像Tの左右方向にばらついて検出される場合でも、少なくとも2本の第1探索ラインSL1および第2探索ラインSL2を用いて車線ポジションを的確に検出することができる。
しかし、下記に示すように、予め左右方向のばらつきを抑えた状態で車線候補点を検出するように構成することも可能であり、そのように構成すれば、ばらつきが抑制された状態で検出された車線候補点に本発明の車線検出手法を適用して車線を検出することで、自車両の走行路に標示された車線LL、LRをより的確に画像T中に検出して認識することが可能となる。
前述したように、本実施形態では、車線候補点検出手段10は、基準画像Tの水平ラインj上を左右方向に探索し、図10(B)や図11(B)に示したように、エッジ強度Δpすなわち隣接する画素の輝度pとの差Δpが最初に閾値Δp以上となった画素を車線候補点crとして検出するように構成した。
しかし、このように構成する代わりに、例えば、エッジ強度Δpが閾値Δpth以上である画素を検出すると、その画素に連続して検出され、エッジ強度Δpが閾値Δpth以上である画素、すなわち、例えば図10(B)や図11(B)でエッジ強度Δpが閾値Δpth以上となっている画素のi座標を、各画素についてのエッジ強度Δpと閾値Δpthとの差分で重み付け平均し、重み付け平均により算出されたi座標を車線候補点crのi座標とするように構成することができる。
すなわち、エッジ強度Δpが閾値Δpth以上となっている各画素のi座標をi(mは例えば最も左側の画素から順に各画素に付した番号で例えばm=1〜Mとする。以下同じ。)、各画素のエッジ強度をΔpとした場合、重み付け平均されたi座標は、
i={Σi・(Δp−Δpth)}/Σ(Δp−Δpth) …(3)
で算出される。なお、総和はm=1〜Mの範囲で行われる。
そして、このようにして重み付け平均されたi座標を車線候補点crのi座標icrとして車線候補点crを検出するように構成することができる。なお、この場合の車線候補点crのj座標jcrは、探索している水平ラインjのj座標とされる。
このように、エッジ強度Δpが閾値Δpth以上である全ての画素の情報を用いて車線候補点crを検出位置を定めることで、上記の本実施形態のようにエッジ強度Δpが最初に閾値Δp以上となった画素を車線候補点crとして検出する場合に比べて、車線候補点crの基準画像T上での左右方向のばらつきを抑制した状態で車線候補点crを安定して検出することが可能となり、本発明に係る車線検出をより効果的に行うことが可能となる。また、そのため、自車両の走行路に標示された車線LL、LRをより的確に画像T中に検出して認識することが可能となる。
1 車線認識装置
2 撮像手段
10 車線候補点検出手段
11 車線検出手段
12 探索ライン設定手段
CL、CR 車線ポジション
cl、cr 車線候補点
CR 最新の車線ポジション(新たに検出された車線ポジション)
CRn−1、CRn−10 既に検出されている車線ポジション
i 座標
icr 車線候補点の座標
j 水平ライン
LL、LR 車線
p 輝度
S 所定の範囲
SL1 第1探索ライン
SL2 第2探索ライン
T 基準画像(画像)
Δp エッジ強度(隣接する画素との輝度差)
Δpth 閾値
φ1 第1探索ラインと画像の縦方向との角度差
φ2 第2探索ラインと画像の縦方向との角度差

Claims (6)

  1. 撮像された画像を処理して自車両の走行路に標示された車線を検出して認識する車線認識装置において、
    前記自車両の走行路を含む車外環境を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像の画素の輝度に基づいて、画像の水平方向で互いに隣接する画素同士の輝度差を算出し、前記差が閾値以上である場合に当該画素を車線候補点として検出する車線候補点検出手段と、
    前記車線候補点検出手段により検出された前記車線候補点に基づいて、前記車線候補点の中から前記車線に対応する車線候補点を車線ポジションとして選別し前記車線を検出する車線検出手段と、
    前記車線検出手段により新たな前記車線ポジションが検出された際、当該新たに検出された車線ポジションと既に検出されている車線ポジションとを結ぶ第1探索ラインと、既に検出されている車線ポジション同士を結ぶ第2探索ラインとを設定する探索ライン設定手段と、
    を備え、
    前記車線検出手段は、前記第1探索ラインまたは前記第2探索ラインから所定の範囲内に存在する前記車線候補点を前記新たな車線ポジションとして検出することを特徴とする車線認識装置。
  2. 前記車線検出手段は、前記第1探索ラインからの所定の範囲内および前記第2探索ラインからの所定の範囲内にそれぞれ前記車線候補点を検出した場合には、検出した前記各車線候補点と既に検出した前記車線ポジションとの間隔が所定の間隔閾値未満であれば前記第1探索ラインからの所定の範囲内に存在する前記車線候補点を前記新たな車線ポジションとして検出し、前記間隔が前記所定の間隔閾値以上であれば前記第2探索ラインからの所定の範囲内に存在する前記車線候補点を前記新たな車線ポジションとして検出することを特徴とする請求項1に記載の車線認識装置。
  3. 前記車線検出手段は、前記第1探索ラインと前記画像の縦方向との角度差が大きいほど、前記第1探索ラインからの前記所定の範囲を拡大させ、前記第2探索ラインと前記画像の縦方向との角度差が大きいほど、前記第2探索ラインからの所定の範囲を拡大するように可変させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車線認識装置。
  4. 前記所定の範囲は、前記第1探索ラインおよび前記第2探索ラインと前記画像の縦方向との角度差に対応して生じる車線のエッジ部分のぼやけの程度に応じて可変させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車線認識装置。
  5. 前記車線候補点検出手段は、前記閾値を、前記車線と前記画像の縦方向との角度差に応じて可変に設定することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車線認識装置。
  6. 前記車線候補点検出手段は、前記隣接する画素との輝度の差が前記閾値以上である画素を検出すると、前記差が前記閾値以上であり、かつ、当該画素から連続して検出される各画素の前記水平ライン上の座標を、各画素についての前記差と前記閾値との差分で重み付け平均し、重み付け平均により算出された前記水平ライン上の座標を前記車線候補点の座標として前記車線候補点を検出することを特徴とする請求項5に記載の車線認識装置。
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