JP2010271259A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 被験者から生体成分を含む組織液を収集して保持する収集部材を前記被験者の皮膚に装着する工程、
   前記被験者から前記収集部材に組織液を収集する工程、
   前記被験者の皮膚から前記収集部材を取り外す工程、
   取り外された前記収集部材に液体を供給し、前記収集部材に収集された組織液に含まれる生体成分を供給された液体へ拡散させる工程、および
   液体に拡散した生体成分を分析する工程、を備える生体成分分析方法。
2. 被験者から収集された組織液を含む収集部材が配置可能に構成された収容部、
   前記収容部に連通し、液体を貯留可能に構成された貯留部、
   前記収容部に連通し、前記収容部に液体を移送するとともに前記収容部に移送された液体を前記貯留部に移送する送液部、および、
   前記送液部によって前記貯留部に移送された液体に含まれる生体成分を分析する分析部、を備える生体成分分析装置。
3. 前記収容部と前記貯留部とを備えるカートリッジ、およびこのカートリッジを着脱可能に配置するための配置部を備える請求項２に記載の生体成分分析装置。
4. 被験者の皮膚を介して収集された組織液に含まれる生体成分を分析するための生体成分分析装置に着脱可能なカートリッジであって、
   被験者から収集された組織液を含む収集部材が配置可能であり、前記分析装置から供給された液体を前記収集部材と接触するように収容可能な収容部、および
   前記収容部に連通して設けられ、前記収容部から移送された液体を貯留可能な貯留部を備える生体成分分析用カートリッジ。
5. 前記収容部と前記貯留部とは、前記カートリッジの表面に設けられた溝によって連通されている、請求項４に記載の生体成分分析用カートリッジ。
6. 前記貯留部に保持され、前記生体成分を検出するための試薬を含む反応体をさらに備える、請求項４または５に記載の生体成分分析用カートリッジ。
7. 前記試薬が、前記生体成分と反応する酵素である、請求項６に記載の生体成分分析用カートリッジ。
8. 前記貯留部が、前記収容部に連通し、前記収容部から移送された液体を貯留可能に構成された第１貯留部と、前記第１貯留部に連通し、前記第１貯留部から移送された液体を貯留可能に構成された第２貯留部とを備える、請求項４乃至７のいずれか一項に記載の生体成分分析用カートリッジ。
9. 前記第１貯留部と前記第２貯留部とが、それぞれ前記カートリッジの異なる面に設けられている、請求項８に記載の生体成分分析用カートリッジ。
10. 被験者から組織液を収集して保持する収集部材、および
    請求項４乃至９のいずれか一項に記載の生体成分分析用カートリッジを備える生体成分分析用キット。
11. 前記収集部材は、被験者から組織液を収集して保持する収集体と、この収集体を支持する粘着膜とを備え、
    前記収集体が前記収容部の開口から挿入された状態で前記粘着膜が前記開口周縁に付着することにより、前記収集部材が前記収容部に固定配置される、請求項１０に記載の生体成分分析用キット。
12. 前記収集体が、ゲルである、請求項１１に記載の生体成分分析用キット。
13. 前記粘着膜は、前記収容部の開口を閉塞可能な大きさを有する、請求項１１または１２に記載の生体成分分析用キット。
14. 前記生体成分がグルコースである、請求項１０乃至１３のいずれか一項に記載の生体成分分析用キット。
15. 装置本体と、前記装置本体に着脱可能なカートリッジとを備える生体成分分析装置であって、
    前記カートリッジは、
    被験者から収集された組織液を含む収集部材が配置可能に構成された収容部と、
    前記収容部に連通し、液体を貯留可能に構成された貯留部と、を含み、
    前記装置本体は、
    前記収集部材に含まれる組織液を回収するための液体を、該装置本体に装着された前記カートリッジの前記収容部に移送し、所定時間経過後に、前記収容部内の液体を、前記貯留部に移送する送液部と、
    前記貯留部に移送された液体に含まれる生体成分を分析する分析部と、を含む、生体成分分析装置。
16. 前記装置本体は、前記収容部に送液される液体を貯留するタンクをさらに含み、
    前記送液部は、前記配置部に配置された前記カートリッジの前記収容部に、前記タンク内の液体を送液する、請求項１５に記載の生体成分分析装置。
17. 前記カートリッジは、前記貯留部に保持され、組織液に含まれる生体成分と反応する酵素をさらに含み、
    前記分析部は、前記貯留部において酵素と反応した生体成分を分析する、請求項１５または１６に記載の生体成分分析装置。