JP2010270764A - 内燃機関用消音器のパイプ構造 - Google Patents

内燃機関用消音器のパイプ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2010270764A
JP2010270764A JP2010199628A JP2010199628A JP2010270764A JP 2010270764 A JP2010270764 A JP 2010270764A JP 2010199628 A JP2010199628 A JP 2010199628A JP 2010199628 A JP2010199628 A JP 2010199628A JP 2010270764 A JP2010270764 A JP 2010270764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
pipe
outlet pipe
internal combustion
combustion engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010199628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5049374B2 (ja
Inventor
Shinya Ishikawa
真也 石川
Yasuhiro Tsuda
康裕 津田
Nobuyuki Kato
信幸 加藤
Takashi Seki
崇史 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Sakamoto Ind Co Ltd
Original Assignee
Sakamoto Ind Co Ltd
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sakamoto Ind Co Ltd, Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Sakamoto Ind Co Ltd
Priority to JP2010199628A priority Critical patent/JP5049374B2/ja
Publication of JP2010270764A publication Critical patent/JP2010270764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5049374B2 publication Critical patent/JP5049374B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

【課題】 内燃機関用消音器において、低コストのシェル排水構造を提供する。
【解決手段】
消音器は、シェルと、このシェル内に収容されたインレットパイプ及びアウトレットパイプを備えている。アウトレットパイプは、直線状に延びるストレート部と、湾曲された湾曲部34とを有している。湾曲部34は、一対の半割管346,347で構成され、半割管346,347の外回まわり側の周縁および内回り側の周縁には、径方向外側へ突出するフランジ348が設けられ、これらフランジ348どうしが互いに重ねられて接合される。外回り側のフランジ348の接合面には、半割管346,347の内周からフランジ348外端に達する溝が形成され、この溝が、シェルの底に溜まった水分をアウトレットパイプ内の排気圧にて吸引するための吸引口39となっている。
【選択図】 図17

Description

この発明は、内燃機関用消音器に関するものであり、特にそのパイプ構造に関するものである。
特許文献1,2に示すように、内燃機関用消音器は、シェルを備え、これにインレットパイプとアウトレットパイプが収容されている。内燃機関からの排気ガスは、インレットパイプを通ってシェルの内部に導入される。その後、アウトレットパイプを通って外部に排出される。
特に特許文献2の消音器では、アウトレットパイプに短尺の排水パイプが取り付けられ、シェル内に溜まった水を排出するようになっている。
特開平10−227209 特開2004−285916
特許文献2に開示されている消音器では、短尺の排水パイプを用意し、アウトレットパイプに穴を開けて排水パイプを溶接する必要があった。
上記問題点を解決するために、本発明は、シェルと、このシェル内に収容されたインレットパイプ及びアウトレットパイプを備え、内燃機関からの排気ガスが、前記インレットパイプを通ってシェルの内部に導入された後、前記アウトレットパイプを通って外部に排出される内燃機関用消音器において、
前記アウトレットパイプが、直線状に延びるストレート部と、湾曲された湾曲部とを有し、前記湾曲部が、一対の半割管で構成され、これら半割管の外回り側の周縁同士が互いに接合されるとともに、これら半割管の内回り側の周縁同士が互いに接合され、前記一対の半割管の少なくとも外回り側の周縁には、それぞれ径方向外側へ突出するフランジが設けられ、これらフランジどうしが互いに重ねられて接合され、少なくとも一方の半割管のフランジの前記接合面には、半割管の内周からフランジ外端に達する溝が形成され、この溝が、シェルの底に溜まった水分をアウトレットパイプ内の排気圧にて吸引するための吸引口となっていることを特徴とする。
上記構成によれば、上記半割管のフランジの溝が吸引口となり、この吸引口の先端がシェルの内底に近接して開口されるため、シェルの底に溜まった水分を、アウトレットパイプ内の排気圧によって前記吸引口から吸引し排気ガスと共に排出する。この排水のための構造は、別途排水パイプを必要とせず、アウトレットパイプに穴を形成せず、半割管のフランジに溝を形成するだけで済む。
なお、前記フランジ付き半割管構造において、両方のフランジに半割管の内周からフランジ外端に達する溝を設け、一対のフランジを合わせるとこれらフランジの上記溝どうしが合わさり吸引口が形成されるようにしてもよい。
本発明によれば、別途排水パイプが不要なシェル排水構造を提供できる。
第1参考例に係る内燃機関用消音器の側面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 上記消音器の第2湾曲部を構成する管体の側面図である。 上記管体を図3のIV−IV線に沿って矢視した底面図である。 上記管体を図3のV−V線に沿って矢視した背面図である。 図3のVI−VI線に沿う上記管体の断面図である。 第2参考例を示し、アウトレットパイプの湾曲管として提供される管体の側面図である。 図7に示す管体の底面図である。 図7に示す管体の背面図である。 図7の管体のX-X線に沿う断面図である。 図7の管体の分解断面図である。 図10の円XIIで囲んだ部分を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施形態を示し、アウトレットパイプの湾曲管として提供される管体及びシェル周壁の底部の部分断面側面図である。 図13のXIV-XIV線に沿う上記管体の底面図である。 図13に示す管体及びシェル周壁の底部の部分断面背面図である。 図13の管体のXVI-XVI線に沿う断面図である。 図13の管体の斜視図である。 図13の管体の分解斜視図である。
最初に、第1の参考例を図1〜図6を参照しながら説明する。
図1は、内燃機関用消音器1を示したものである。内燃機関用消音器1は、シェル10を備えている。シェル10は、周壁11と、一対の端板12,13と、隔壁14を有している。
周壁11は、一様な断面形状のストレートな筒体で構成され、軸線をほぼ前後に水平に向けて配置されている。図2に示すように、周壁11の断面形状は、略直角三角形状に形成されているが、他の形状、例えば楕円形、円形、その他の形状であってもよい。周壁11は、ほぼ直角の角部11aと、1つの鋭角の角部11bとがほぼ同一高さに位置し、もう1つの鋭角の角部11cが、上記角部11a,11bの上方に位置するように配置されている。
図1に示すように、周壁11の前側(図1において左)の開口は端板12によって塞がれ、後側(図1において右)の開口は端板13によって塞がれている。これにより、シェル10の内部に密閉空間が形成されている。周壁11の軸方向の中間部には隔壁14が設けられている。この隔壁14によってシェル10内の密閉空間が後側の第1室10aと前側の第2室10bとに区分けされている。図2に示すように、隔壁14には複数の連通孔14aが形成されている。これら連通孔14aを介して第1室10aと第2室10bが連通されている。複数の連通孔14aに代えて、全ての連通孔14aの断面積を合計した断面積と同一の断面積を有する一つの大きな孔を隔壁14に形成してもよい。
図1に示すように、シェル10にはインレットパイプ20が収容されている。インレットパイプ20は、外部からシェル10の前側の端板12を気密に貫通してシェル20内に入るとともに、そこからまっすぐ周壁11の軸線と平行に後方へ延び、第2室10b及び隔壁14を貫通して第1室10aに達し、この第1室10a内で開放されている。インレットパイプ20の断面形状は、ほぼ全長にわたって一定の直径の真円になっている。第1室10a内に位置するインレットパイプ20の周壁部には、複数のサイド孔21が貫通形成されている。エンジン(図示せず)からの排気ガスは、インレットパイプ20を通り、サイド孔21から第1室10aに導入される。その後、隔壁14の連通孔14aを通って第2室10bに流入するようになっている。
図1及び図2に示すように、シェル10にはアウトレットパイプ30が収容されている。アウトレットパイプ30は、上流側から順次、第1ストレート部31と、第1湾曲部32と、第2ストレート部33と、第2湾曲部34と、第3ストレート部35を有し、これらを一列に連ねることにより構成されている。
第1ストレート部31の上流端は、開口され、第2室10b内に配置されている。第1ストレート部31は、この上端開口からまっすぐ周壁11の軸線と平行に後方へ延び、隔壁14を貫通して第1室10aに入り込んでいる。この第1ストレート部31の第1室10a側の端部に第1湾曲部32が一体に連なっている。第1湾曲部32は、第1室10a内にのみ配置されるとともに、下側へU字状にほぼ180°湾曲され、前方へ折り返されている。第1湾曲部32の前方への折り返し端部に第2ストレート部33が一体に連なっている。第2ストレート部33は、第1湾曲部32との連通部からまっすぐ周壁11の軸線と平行に前方へ延び、隔壁14を貫通して第2室10bに入り込んでいる。この第2ストレート部33の第2室10b側の端部に第2湾曲部34が一体に連なっている。第2湾曲部34は、第2室10b内にのみ配置されるとともに、上側へU字状にほぼ180°湾曲され、後方へ折り返されている。この第2湾曲部34の後方への折り返し側の端部に第3ストレート部35が一体に連なっている。第3ストレート部35は、第2湾曲部34との連通部からまっすぐ周壁11の軸線と平行に後方へ延び、隔壁14及び第1室10aを貫通し、さらに端板13を気密に貫通している。端板13を貫通する第3ストレート部35の下流端に排気管40が接続されている。
第2室10b内に流入した排気ガスは、第1ストレート部31の上端開口部からアウトレットパイプ30内に流入し、第1ストレート部31、第1湾曲部32、第2ストレート部33、第2湾曲部34、第3ストレート部35を順次通り、更に排気管40を経て外部に放出されるようになっている。
ストレート部31,33,35だけでなくU字状の湾曲部32,34を設けて複数箇所で折り返すことによりアウトレットパイプ30の流路長を稼ぐことができる。なお、ストレート部及び湾曲部の数及び長さは適宜設定することができる。
第1ストレート部31と第3ストレート部35は、シェル10のほぼ中間の高さに配置されている。第2ストレート部33は、シェル10の下部の内周面の近くの高さに配置されている。第1湾曲部32の前方への折り返し側の端部(第2ストレート部33側の端部)は、第1ストレート部31側の端部より下に位置している。第2湾曲部34の後方への折り返し側の端部(第3ストレート部35側の端部)は、第2ストレート部33側の端部より上に位置している。
アウトレットパイプ30の管軸と直交する管路断面は、ストレート部31,33,35と湾曲部32,34とで形状が異なっている。すなわち、図2に示すように、アウトレットパイプ30のストレート部31,33,35は、一定直径の真円状の断面形状であるのに対し、図4及び図6に示すように、湾曲部32,34は、楕円状の断面形状になっている。図1及び図3に示すように、湾曲部32,34の楕円断面の短径は、ストレート部31,33,35と略同径になっている。図2、図4、図5に示すように、湾曲部32,34の楕円断面の長径は、ストレート部31,33,35より大径になっている。これによって、湾曲部32,34の流路断面積が、ストレート部31,33,35の流路断面積より大きくなっている。
例えば、湾曲部32,34の長径(直径)は、約70mmであり、短径(直径)は、約50mmであり、長径は短径の約1.4倍になっている。
湾曲部32,34の管軸の曲率半径は、約120mmであり、この曲率半径と短径(半径)の比率は約4.8:1になっている。
図1に示すように、第1湾曲部32の楕円断面の短径方向は、該第1湾曲部32の管軸と同じ平面上に配置されている。図2に示すように、第1湾曲部32の楕円断面の長径方向は、第1湾曲部32の管軸の配置された平面に対し直交している。
図1及び図3に示すように、第2湾曲部34の楕円断面の短径方向は、該第2湾曲部34の管軸と同じ平面上に配置されている。図2、図4、図5に示すように、第2湾曲部34の楕円断面の長径方向は、第2湾曲部34の管軸の配置された平面に対し直交している。
図2〜図5に示すように、湾曲部32,34は、それぞれ管軸の中間部の一定断面領域32a,34aと、この一定断面領域の上流側の漸増断面領域32b,34bと、下流側の漸減断面領域32c,34cとを有している。漸増断面領域32b,34bにおいては、管路断面の長径が、下流側へ向かうにしたがって漸増している。一定断面領域32a,34aにおいては、管軸方向のどの位置でも短径及び長径が一定の楕円形状の管路断面になっている。漸減断面領域32c,34cにおいては、管路断面の長径が、下流側へ向かうにしたがって漸減している。
図3は、第2湾曲部34として提供される管体340を示したものである。管体340は、一体物の管であり、その中間部341を湾曲させるとともに断面が楕円になるように成形され、湾曲部32となっている。管体340の一端部342は、第2ストレート部33の一部となり、他端部343は、第3ストレート部35の一部となっている。
湾曲部34の楕円断面形状は、液圧成形装置(図示省略)を用いた液圧成形方法によって作り出すことができる。液圧成形装置は、一対の半割金型を有している。各半割金型には半楕円断面の凹溝状の成形面が形成されている。一対の半割金型の成形面を合わせることによって楕円断面の成形面が形成されるようになっている。これら一対の半割金型で管体340を挟み、この管体340の内部に液状の成形媒体を注入し液圧をかける。この液圧によって管体340の中間部341が上記金型の楕円断面の成形面と合致するまで膨らむ。これによって、管体340の中間部341を楕円断面の湾曲部34にすることができる。その後、加圧を止め、液状成形媒体を抜き、一対の半割金型を分離し、管体340を取り出す。
詳細な図示は省略するが、第1湾曲部32も、同様に、一体物の管体を液圧成形することによって作られている。
上記構成の内燃機関用消音器1によれば、アウトレットパイプ30の湾曲部32,34が楕円断面になり、流路断面積がストレート部31,33,35より大きくなっているので、排気ガスの湾曲部32,34での流通を良くし圧力損失を低減することができ、スムーズに排出することができる。
次に、第2の参考例を図7〜図12を参照しながら説明する。この参考例において第1の参考例と重複する構成に関しては図面に同一符号を付して説明を省略する。
図7〜図12は、第2湾曲部34を示したものである。この湾曲部34は、一対の半割管344,345で構成されている。図11に示すように、各半割管344,345は、プレスにて断面が半楕円形状になるように成形されている。片側の半割管344の周方向両端の縁344aは、径方向外側に膨らまされている。図10及び図12に示すように、この半割管344の膨らんだ縁344aの内周側に他方の半割管345の縁345aが重ねられ、両者が溶接等の接合手段にて接合されている。一対の半割管344,345を合わせることによって楕円断面の第2湾曲部34が形成されている。
一対の半割管344,345は、湾曲部34を長軸方向に2分割した構成になっているが、短軸方向に2分割した構成になっていてもよく、長軸と短軸の間の斜め方向に2分割した構成になっていてもよい。
図示は省略するが、第2参考例では第1湾曲部32についても同様の一対の半割管で構成されている。
次に、本発明一実施形態を図13〜図18を参照しながら説明する。この実施形態において既述の参考例と重複する構成に関しては図面に同一符号を付して説明を省略する。
この実施形態に係る第2湾曲部34は、一対の半割管346,347で構成されている。
図16に示すように、各半割管346,347は、プレスにて断面が半楕円形状になるように成形されている。図18に示すように、各半割管346,347の断面形状における周方向両端の縁(半割管346,347の外回り側の周縁および内回り側の周縁)には径方向の外側へ突出するフランジ348が設けられている。図17に示すように、一対の半割管346,347のフランジ348どうしが重ね合わされ溶接等の接合手段にて接合されている。一対の半割管346,347を合わせることによって楕円断面の第2湾曲部34が形成されている。
一対の半割管346,347は、湾曲部34を長軸方向に2分割した構成になっているが、短軸方向に2分割した構成になっていてもよく、長軸と短軸の間の斜め方向に2分割した構成になっていてもよい。
図示は省略するが、本実施形態では第1湾曲部32についても同様の一対の半割管で構成されている。
図18に示すように、各半割管346,347の外回り側のフランジ348の下側部には半円筒状の凹溝349が形成されている。凹溝349は、半割管346,347の内周から径方向外側へ延び、フランジ348の外端縁に達している。図14及び図17に示すように、一対の半割管346,347を合わせて湾曲部34を形成した状態で、一対の凹溝349,349が合わさり、断面円形状の吸引口39が形成されている。
片側の半割管346又は347のフランジ348にだけ凹溝349を設け、他方のフランジ348は平らにし、半円断面状の吸引口39が形成されるようにしてもよい。
なお、本実施形態において、図示しない第1湾曲部32には、吸引口39を設けなくてもよい。
吸引口39の内径は、アウトレットパイプ30より十分に小さい。図13に示すように、吸引口39は、上下に延びている。吸引口39の上端は、湾曲部34の内部に連なり、下端は、フランジ348の下側の端縁に達して開口し、シェル10の内部の底部分に連なっている。吸引口39の下端開口は、シェル10の周壁11の下側の内周面から少し離れて配置されている。
本実施形態において、エンジンが起動されて排気ガスがアウトレットパイプ30内を流れると、吸引口39の内部が第2室10bの内部(インレットパイプ20及びアウトレットパイプ30を除く第2室10bの内部)より低圧になる。一方、シェル10の内部には凝縮水が溜まる。この凝縮水が吸引口39にほぼ達したとき、上記圧力差によって凝縮水が吸引口39に吸い込まれ、アウトレットパイプ30に流入する。そして、アウトレットパイプ30及び排気管40を通って外部に排出される。これによって、凝縮水の水位を低く抑えることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものでなく、適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、シェル10の内部を第1、第2室10a,10bに 2分割しているが、3つ以上に分割してもよい。
1 内燃機関用消音器
10 シェル
20 インレットパイプ
30 アウトレットパイプ
31 第1ストレート部
32 第1湾曲部
33 第2ストレート部
34 第2湾曲部
340 管体
346 半割管
347 半割管
348 フランジ
349 凹溝
35 第3ストレート部
39 吸引口

Claims (2)

  1. シェルと、このシェル内に収容されたインレットパイプ及びアウトレットパイプを備え、内燃機関からの排気ガスが、前記インレットパイプを通ってシェルの内部に導入された後、前記アウトレットパイプを通って外部に排出される内燃機関用消音器において、
    前記アウトレットパイプが、直線状に延びるストレート部と、湾曲された湾曲部とを有し、
    前記湾曲部が、一対の半割管で構成され、これら半割管の外回り側の周縁同士が互いに接合されるとともに、これら半割管の内回り側の周縁同士が互いに接合され、
    前記一対の半割管の少なくとも外回り側の周縁には、それぞれ径方向外側へ突出するフランジが設けられ、これらフランジどうしが互いに重ねられて接合され、
    少なくとも一方の半割管のフランジの前記接合面には、半割管の内周からフランジ外端に達する溝が形成され、この溝が、シェルの底に溜まった水分をアウトレットパイプ内の排気圧にて吸引するための吸引口となっていることを特徴とする内燃機関用消音器。
  2. 前記一対の半割管のフランジの接合面のそれぞれに上記溝が形成され、これら溝が合わさって前記吸引口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用消音器。
JP2010199628A 2010-09-07 2010-09-07 内燃機関用消音器のパイプ構造 Active JP5049374B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010199628A JP5049374B2 (ja) 2010-09-07 2010-09-07 内燃機関用消音器のパイプ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010199628A JP5049374B2 (ja) 2010-09-07 2010-09-07 内燃機関用消音器のパイプ構造

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005278444A Division JP4606291B2 (ja) 2005-09-26 2005-09-26 内燃機関用消音器のパイプ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010270764A true JP2010270764A (ja) 2010-12-02
JP5049374B2 JP5049374B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=43418970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010199628A Active JP5049374B2 (ja) 2010-09-07 2010-09-07 内燃機関用消音器のパイプ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5049374B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014162651A1 (ja) * 2013-04-03 2014-10-09 三恵技研工業株式会社 消音器及びその製造方法
JP2020067042A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 マツダ株式会社 エンジンの消音装置
JP2021025421A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 アイシン高丘株式会社 車両用配管

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014162651A1 (ja) * 2013-04-03 2014-10-09 三恵技研工業株式会社 消音器及びその製造方法
JP2014200806A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 三恵技研工業株式会社 消音器及びその製造方法
CN105121053A (zh) * 2013-04-03 2015-12-02 三惠技研工业株式会社 消音器及其制造方法
US9366175B2 (en) 2013-04-03 2016-06-14 Sankei Giken Kogyo Co., Ltd. Muffler and method of manufacturing the muffler
JP2020067042A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 マツダ株式会社 エンジンの消音装置
JP7192393B2 (ja) 2018-10-25 2022-12-20 マツダ株式会社 エンジンの消音装置
JP2021025421A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 アイシン高丘株式会社 車両用配管
JP7266488B2 (ja) 2019-07-31 2023-04-28 アイシン高丘株式会社 車両用配管

Also Published As

Publication number Publication date
JP5049374B2 (ja) 2012-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6857264B2 (ja) 消音器
JP6558570B2 (ja) 熱交換器
US11248513B2 (en) Silencer insert, silencer comprising the same and method for manufacturing a silencer insert
JP6228185B2 (ja) 排気管
JP5049374B2 (ja) 内燃機関用消音器のパイプ構造
JP6097070B2 (ja) 排気ガス排気システム
JP4810511B2 (ja) 内燃機関の排熱回収装置
US20190101084A1 (en) Air pipe for an intake tract of an internal combustion engine
JP4617354B2 (ja) 車輌の排気装置用の消音器
JP4606291B2 (ja) 内燃機関用消音器のパイプ構造
JP6087679B2 (ja) エンジン用マフラ
JP2018507982A (ja) ベンチュリ効果を使用して真空を生成する装置
JP4137433B2 (ja) 消音装置
JP6981848B2 (ja) 排気消音装置
JP5695599B2 (ja) エンジン用排気マフラ
CN206092112U (zh) 消声器
JP6859848B2 (ja) 内燃機関のエアクリーナ
CN206092113U (zh) 消声器
JP2000303818A (ja) 船外機の排気装置
JP2013160084A (ja) 消音装置
CN206092117U (zh) 消声器
CN208534574U (zh) 消声器
CN106351713B (zh) 消声器
JP4988058B1 (ja) 車両用消音器
CN214791746U (zh) 一种一体式空气冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120720

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5049374

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250