JP2010270725A - 空気供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】吸入した空気を圧縮し、冷却の後供給する空気供給装置を小形化する。
【解決手段】エアクリーナ12により粉塵が除去された空気をコンプレッサ14で圧縮し、インタークーラ16で冷却して、供給する。インタークーラ16を冷却するための冷却用空気は、エアクリーナ12を通過した後の空気を、吸入ダクト32から分岐してインタークーラ16のコア42に導く。コア42を通過する冷却用空気は、エアクリーナ12により除塵されているので、詰まりが生じにくく、コア42のフィンピッチを短縮することができる。これにより、冷却能力を維持しつつインタークーラを小形化することができる。
【選択図】図1
【解決手段】エアクリーナ12により粉塵が除去された空気をコンプレッサ14で圧縮し、インタークーラ16で冷却して、供給する。インタークーラ16を冷却するための冷却用空気は、エアクリーナ12を通過した後の空気を、吸入ダクト32から分岐してインタークーラ16のコア42に導く。コア42を通過する冷却用空気は、エアクリーナ12により除塵されているので、詰まりが生じにくく、コア42のフィンピッチを短縮することができる。これにより、冷却能力を維持しつつインタークーラを小形化することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、コンプレッサにより圧縮された空気をインタークーラにより冷やしてから供給する空気供給装置に関する。
コンプレッサにより空気を圧縮して、この空気を供給する装置が様々な産業分野で使用されている。また、圧縮され温度が上昇した空気を冷却するためにインタークーラを備えた装置も使用されている。例えば、近年、研究開発がなされている高分子型燃料電池を備えた燃料電池車両においては、燃料電池に供給する酸化剤ガスを圧縮して供給するためのコンプレッサと、燃料電池の高分子電解質膜が耐えられる温度にまでコンプレッサから供給される空気の温度と低下させるためのインタークーラを備えた空気供給装置が搭載されている(下記特許文献1参照)。
装置の小形化は一般的な要請であるが、上記のような空気供給装置のインタークーラについても小形化の要請がある。しかしながら、インタークーラのコアのフィンピッチは、ゴミ等による目詰まりが起きないようにするために、ある程度確保する必要があり、これを短縮するには限界がある。これがインタークーラの外形の小形化を制限している。また、インタークーラに冷却用空気を送るためのファンを駆動するモータやコンプレッサを駆動するための、モータに設けられた当該モータと電力ケーブルを接続するための端子台の配置によっては、ケーブル等の取り回しのためのスペースを必要とし、装置が大形化する場合がある。さらに、コンプレッサによる吸気脈動音の低減の要請があり、このためにレゾネータチャンバ、分岐管等の消音のための構成を設けることにより装置が大型化する場合がある。
本発明は、インタークーラのコアのフィンピッチを短縮して、インタークーラを小形化すること、コンプレッサまたは冷却用ファンを駆動するモータの端子台の配置を適正化して、装置外形を小形化すること、およびコンプレッサの吸気脈動音を効率よく低減することの少なくとも一つの手法を用いて装置の小形化を実現することを目的とする。
本発明の空気供給装置は、通過する空気から粉塵を除去するエアクリーナと、前記エアクリーナを通過した空気を吸入流路を介して吸入し、圧縮して送出するコンプレッサと、前記コンプレッサから送出された空気を冷却するインタークーラと、前記吸入流路を流れる空気の一部を、吸入流路から分岐して、冷却用空気としてインタークーラに導く冷却用流路と、を有する。
エアクリーナを通過してコンプレッサに送られる空気の一部をインタークーラの冷却用の空気として用いる。当該空気から、エアクリーナにより粉塵が除かれているため、インタークーラのコアのフィンピッチを詰めることができ、インタークーラが小形化される。
また、前記冷却用流路には、空気をインタークーラに向けて送るファンと、このファンを駆動するモータとを配置することができる。インタークーラ冷却用の空気をファン駆動用モータの冷却にも用いることで、装備機器が簡略になる。
また、前記ファンの発生音の基本次数を、前記コンプレッサの吸気脈動の基本次数と等しく、または整数倍とすることができる。ファンの発生音とコンプレッサの吸気音との周波数が一致する、または近くなることにより、消音機器が簡略になる。
また、前記モータは、冷却用のファンと共に前記コンプレッサを駆動するものとすることができる。モータを共用することにより、装備機器が簡略になる。
また、前記コンプレッサはルーツまたはリショルムコンプレッサとすることができ、この場合、共通のモータにより冷却用のファンと前記コンプレッサを駆動し、駆動されるファンとコンプレッサのロータの回転速度を等しくし、さらに前記ファンの羽根の枚数が、コンプレッサのロータのローブの枚数と等しいか、または整数倍とすることができる。これにより、コンプレッサの吸気脈動音と、冷却用ファンの発生音の周波数を一致または近づけることができ、消音機器が簡略になる。
前記インタークーラのコアは、前記モータの回転軸線に交差するように配置され、前記モータの端子台が、モータ周囲であって、モータの回転軸線から見てインタークーラのコア内の空気の流れの向きと直交する方向にあるようにできる。インタークーラのコアに接続される上流側および下流側のダクトに干渉せずに、電力線を配置することができる。
また、本発明の別の態様による空気供給装置は、空気を吸入し、圧縮して送出するコンプレッサと、前記コンプレッサから送出された空気を冷却するインタークーラと、前記インタークーラに冷却用空気を送るためのファンと、を有し、前記ファンの発生音の基本次数を、前記コンプレッサの吸気脈動の基本次数と等しく、または整数倍としたものである。
また、本発明の更に別の態様による空気供給装置は、空気を吸入し、圧縮して送出するルーツまたはリショルムコンプレッサと、前記コンプレッサから送出された空気を冷却するインタークーラと、前記インタークーラに冷却用空気を送るためのファンと、を有し、前記コンプレッサと前記ファンは、回転速度が等しくなるよう共通のモータで駆動され、前記ファンの羽根の枚数が、コンプレッサのロータのローブの枚数と等しいか、または整数倍としたものである。
また、本発明の更に別の態様による空気供給装置は、空気を吸入し、圧縮して送出するコンプレッサと、前記コンプレッサから送出された空気を冷却するインタークーラと、前記インタークーラに冷却用空気を送るためのファンと、前記コンプレッサと前記ファンを駆動するモータと、を有し、前記インタークーラのコアは、前記モータの回転軸線に交差するように配置され、前記モータの端子台が、モータの周囲であって、モータの回転軸線から見てインタークーラのコア内の空気の流れの向きと直交する方向にあるように配置されたものである。
以下、本発明の実施形態を、図面に従って説明する。図1は、本実施形態の空気供給装置10の概略構成を示す断面図である。空気供給装置10は、燃料電池自動車に搭載される装置を想定したものであるが、他の用途に用いることも可能である。空気供給装置10は、エアクリーナ12を介して吸い込んだ空気を圧縮して送出するコンプレッサ14を有し、コンプレッサ14により圧縮された空気を冷却するインタークーラ16を備える。
コンプレッサ14は、例えば、ルーツコンプレッサであり、二つのロータが図1の紙面を貫く方向に並んで配置されている。図2は、コンプレッサ14を図1の左から見たときの断面図である。コンプレッサ14の二つのロータ18の軸(ロータ軸)20は、図2においては、左右に並んで平行に配置される。ロータ18は、三つのローブ22を有する3葉型であり、それぞれのローブ22は軸方向にねじれている。二つのロータ18は、繭型断面形状の内壁面を有するケーシング24内で、互いに同期して回転する。また、ローブ22は、ケーシング24の内壁面または相手方のロータのローブとわずかな間隙をもって位置しており、ロータの回転中においても、隙間がほぼ一定に維持される。これにより一方のロータのローブ22とケーシング24、または二つのロータのローブ22とケーシング24ので閉鎖された空間が形成され、ロータ18の回転に伴って、空気を送ることができる。コンプレッサ14においては、ローブ22がねじれて配置されているために、吸入、送出される空気流の脈動を緩和することができる。また、内部圧縮が生じ、効率が向上する。
コンプレッサの形式は、この形式には限定されない。例えば、ロータのローブ22がねじれていない形式でもよく、また2葉型、4個以上のローブを有する形式であってもよい。さらには、ルーツコンプレッサ以外の容積形コンプレッサ、例えばリショルムコンプレッサであってもよい。リショルムコンプレッサは、ルーツコンプレッサと同様、並行配置された二つのロータを有し、本実施形態のルーツコンプレッサと容易に代替することができる。
コンプレッサ14のロータ18は、モータ26により駆動される。2個のロータ18内、一方のロータ軸20Aと、モータ26の出力軸28が共通の軸線上に配置される。このロータ軸20Aにはギア(不図示)が結合され、このギアは、他方のロータ軸20Bに結合されたギア(不図示)と噛み合っている。このギアを介してモータ26の出力がロータ軸20Bに伝達され、これにより二つのロータ18が回転する。
コンプレッサ14がモータ26により駆動されると、外気が吸い込まれる。空気は、エアクリーナ12により粉塵が除去され、吸入ホース30とこれに続く吸入ダクト32を通って、コンプレッサ14に達する。吸入ホース30は柔軟性があり、比較的硬い箱状のエアクリーナ12と吸入ダクト32に接続する際に、前記の柔軟性による撓みが利用される。また、エアクリーナ12および吸入ダクト32を接続した後も、これらの相対的な変位を吸収するのに役立つ。
コンプレッサ14の吐出ダクト34は、ロータ18の回転軸線から側方に逸れて(図1では右下の方向に)延び、モータ26と並列して配置される接続ダクト36を介してインタークーラ16に達する。インタークーラ16は、入口タンク38と出口タンク40、これらのタンクの間に位置するコア42を含む。コア42は、出入口のタンク38,40を結び、並列して配置された複数の細い導管と、導管の間に配置され、導管に接するフィンを有する。このコア42は、前述のモータ26のロータの回転軸線、すなわち出力軸28に交差するように、好ましくは直交するように配置される。コンプレッサ14から吐出された空気は、入口タンク38内で横(図1では紙面を貫く方向)に広がり、コア42の導管を通って出口タンク40に達し、ここでまとめられて送出ダクト44に送り出される。コンプレッサ14より吐出された圧縮空気は、コア42を通過する際に冷却される。
モータ26の出力軸28には、軸流ファンの冷却ファン46が結合される。冷却ファン46は、モータ26に駆動されて回転し、これにより気流が生じ、インタークーラ16、特にそのコア42の部分に冷却用の空気として送られる。図示する実施形態においては、冷却ファン46は、モータ26の両側に配置されているが、いずれか一方のみで配置されてもよい。このように、この空気供給装置10においては、コンプレッサ14と冷却ファン46は共通のモータで駆動されるが、別個のモータで駆動されてもよい。
冷却ファン46が送る空気は、吸入ホース30と吸入ダクト32で構成された、エアクリーナ12からコンプレッサ14に空気を導く吸入流路から導入される。空気供給装置10においては、吸入ダクト32の、コンプレッサ14の吸入口48に近い位置から分岐して、コンプレッサ14のケーシング24の周囲、または周囲の一部に沿って延びる分岐ダクト50を介して、吸入流路から導入された空気がコンプレッサ14に近い側に配置された冷却ファン46Aに達する。さらに、冷却用の空気は、モータ26を囲むモータダクト52内で、モータ26のロータ54に軸方向に開けられた孔または溝を通ってインタークーラ16側の冷却ファン46Bに達し、インタークーラ16に至る。そして、インタークーラ16のコア42の導管およびフィンの隙間を通って、このとき導管内を流れる圧縮空気を冷やす。このように、分岐ダクト50とモータダクト52は、吸入流路を流れる空気の一部を、吸入流路から分岐して、冷却用空気としてインタークーラ16に導く冷却流路を構成する。また、この冷却流路内に冷却ファン46と、コンプレッサ14を駆動するモータ26が配置され、ここを流れる空気は、モータ26も冷却する。
インタークーラ16の冷却用空気は、吸入流路を流れる空気が分流したものであるから、エアクリーナ12を通過し、粉塵やゴミが除去された空気である。したがって、インタークーラのコア42のフィンピッチを小さくしても、ここでの目詰まりは生じにくい。フィンピッチを小さくすれば、そのぶんインタークーラ12を小形化することができ、一方で、フィンの表面積はほぼ変わらないので、冷却性能についても維持することができる。一方、インタークーラ12の外形を変えずにフィンピッチを増やせば、フィン表面積が増加し、冷却性能の向上が図れる。
図3は、冷却ファン46を、その回転軸線の方向から見た図である。冷却ファン46の羽根56は、ロータ18のローブ22の数に一致する3枚であり、これが等間隔に配置されている。容積形コンプレッサの場合、空気の吸入、吐出が断続的に生じるため、流路に脈動が生じ、これが音となる。ルーツコンプレッサの場合、1つのロータのローブの数により脈動の基本次数が決定する。ローブの数が3個である場合、ロータの回転の3倍の周波数が基本次数になる。リショルムコンプレッサについても同様である。この気流脈動により発生する音を低減するために、吸入ホース30や吸入ダクト32、更にエアクリーナ12より上流の空気の流路に、分岐管、共鳴室などの消音器が設けられる。
冷却ファン46も、その羽根の枚数により発生音の基本次数が定まる。空気供給装置10においては、コンプレッサ14と冷却ファン46は、共通のモータの出力軸28により直接駆動されているので、コンプレッサのローブ22の数と、冷却ファンの羽根56の数とを一致させれば、両者の発生する音の基本次数が一致する。したがって、両者により発生する音の周波数が近い値となり、共鳴室等の消音器の設計、調整が簡略化される。さらに、コンプレッサ14への空気が流れる吸入流路と、インタークーラへの空気が流れる冷却用流路の分岐点において、コンプレッサ14と冷却ファン46により発生した脈動の位相が逆相となるように、流路長等が調整されていると、消音効果が得られる。図4には、吸入流路における脈動の圧力波形が示されている。コンプレッサ14の吸気による圧力波の基本次数成分が一点鎖線Aで示されており、冷却ファン46による圧力波の基本次数成分が破線Bで示されている。コンプレッサの圧力波Aと冷却ファンの圧力波Bは、逆相であり、打ち消しあって、これらの合成波Cは振幅が小さくなる。
冷却ファンの羽根の枚数は、コンプレッサのローブ数の2倍、3倍のように、整数倍にすることも可能である。これにより、コンプレッサにより発生する脈動の高調波成分と相殺させるよう調整することができる。コンプレッサによる発生する音の基本波に関しては、共鳴室等の消音器で主に対応し、高調波については冷却ファンにより消音を行うように調整してもよい。また、コンプレッサと冷却ファンを別個のモータで駆動する場合には、それぞれのモータの回転速度および位相を制御して、それぞれが発生する音が相殺されるようにする。
図5は、空気供給装置10をインタークーラ16側から見た斜視図であり、コンプレッサ14の吸入側の構成については省略して描かれている。以下においては、モータ26のロータ54の回転軸線の方向をX方向、インタークーラ16のコア42内の空気の流れる方向をY方向、これらX、Y方向それぞれに直交する方向をZ方向として説明する。空気供給装置10においては、X方向とY方向も直交している。X、Y、Z方向を図5中に示す。
前述のように、インタークーラのコア42のY方向両端には、入口タンク38と出口タンク40が配置され、それぞれに接続ダクト36、送出ダクト44が接続されている。コア42の概形は、正方形またはこれに近い長方形であり、その中心(対角線の交点)が、ほぼモータのロータ54の回転軸線上にある。冷却ファン46の3枚の羽根56の先端を通る円と、コア42の略正方形をX方向に正投影すると、冷却ファンの円がコア42の略正方形にほぼ内接するように配置されている。コア42には、入口、出口タンク38,40が接続されており、この方向(Y方向)において、インタークーラ16は、前記冷却ファン46が形成する円より外側に張り出している。
モータ26の外周には、モータ26に電力を供給する電力ケーブル58が接続される端子台60が配置されている。端子台60は、モータのロータ54の回転軸線からZ方向のモータの外周部分に配置されている。この位置であると、端子台60から延びる電力ケーブル58が、前記のように外側に張り出したインタークーラの入口タンク38、出口タンク40、および接続ダクト36、送出ダクト44に干渉せずに取り回すことができ、有利な配置となる。
上述した空気供給装置10においては、ルーツまたはリショルムコンプレッサを採用したが、ベーンコンプレッサ等の他の容積形コンプレッサを用いることも可能である。ベーンコンプレッサの場合、ベーンの枚数で脈動の基本次数が決定する。また、遠心コンプレッサ等のターボコンプレッサを使用することができる。ターボコンプレッサの場合、タービンの羽根枚数により基本次数が定まる。
10 空気供給装置、12 エアクリーナ、14 コンプレッサ、16 インタークーラ、18 ロータ、26 モータ、30 吸入ホース、32 吸入ダクト、38 入口タンク、40 出口タンク、42 コア、46 冷却ファン、50 分岐ダクト、52 モータダクト、56 羽根、58 電力ケーブル、60 端子台。
Claims (9)
- 通過する空気から粉塵を除去するエアクリーナと、
前記エアクリーナを通過した空気を吸入流路を介して吸入し、圧縮して送出するコンプレッサと、
前記コンプレッサから送出された空気を冷却するインタークーラと、
前記吸入流路を流れる空気の一部を、吸入流路から分岐して、冷却用空気としてインタークーラに導く冷却用流路と、
を有する、空気供給装置。 - 請求項1に記載の空気供給装置であって、前記冷却用流路には、空気をインタークーラに向けて送るファンと、このファンを駆動するモータとが配置され、冷却用流路を流れる空気により前記モータが冷却される、空気供給装置。
- 請求項2に記載の空気供給装置であって、前記ファンの発生音の基本次数を、前記コンプレッサの吸気脈動の基本次数と等しく、または整数倍とした、空気供給装置。
- 請求項2または3に記載の空気供給装置であって、前記モータは前記コンプレッサを駆動する、空気供給装置。
- 請求項2に記載の空気供給装置であって、
前記コンプレッサはルーツまたはリショルムコンプレッサであり、
前記モータは前記コンプレッサを駆動し、駆動されるファンとコンプレッサのロータの回転速度は等しく、
前記ファンの羽根の枚数が、コンプレッサのロータのローブの枚数と等しいか、または整数倍である、
空気供給装置。 - 請求項5に記載の空気供給装置であって、
前記インタークーラのコアは、前記モータの回転軸線に交差するように配置され、
前記モータの端子台が、モータ周囲であって、モータの回転軸線から見てインタークーラのコア内の空気の流れの向きと直交する方向にある、
空気供給装置。 - 空気を吸入し、圧縮して送出するコンプレッサと、
前記コンプレッサから送出された空気を冷却するインタークーラと、
前記インタークーラに冷却用空気を送るためのファンと、
を有し、
前記ファンの発生音の基本次数を、前記コンプレッサの吸気脈動の基本次数と等しく、または整数倍とした、空気供給装置。 - 空気を吸入し、圧縮して送出するルーツまたはリショルムコンプレッサと、
前記コンプレッサから送出された空気を冷却するインタークーラと、
前記インタークーラに冷却用空気を送るためのファンと、
を有し、
前記コンプレッサと前記ファンは、回転速度が等しくなるよう共通のモータで駆動され、前記ファンの羽根の枚数が、コンプレッサのロータのローブの枚数と等しいか、または整数倍である、
空気供給装置。 - 空気を吸入し、圧縮して送出するコンプレッサと、
前記コンプレッサから送出された空気を冷却するインタークーラと、
前記インタークーラに冷却用空気を送るためのファンと、
前記コンプレッサと前記ファンを駆動するモータと、
を有し、
前記インタークーラのコアは、前記モータの回転軸線に交差するように配置され、
前記モータの端子台が、モータの周囲であって、モータの回転軸線から見てインタークーラのコア内の空気の流れの向きと直交する方向にある、
空気供給装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019207802A (ja) * | 2018-05-29 | 2019-12-05 | 株式会社東芝 | 燃料電池システム、及び燃料電池システムの制御方法 |
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2009
- 2009-05-25 JP JP2009125097A patent/JP2010270725A/ja active Pending
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