JP2010270423A - 極細繊維の製造方法 - Google Patents

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緑 高崎
Yutaka Ogoshi
豊 大越
Shinya Kinugawa
信矢 衣川
Kengo Morie
健吾 森江
Kosuke Sugihara
孝輔 杉原
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Abstract

【課題】繊維直径が極めて細径でありながらその径の均一性に優れ、かつ高い強度性を有する極細繊維およびその不織布を提供するとともに、細径化におけるエネルギー源であるレーザー照射効率を向上させる。
【解決手段】極細繊維の製造方法は、熱可塑性高分子1の原料繊維を、照射エネルギー密度分布を狭めた赤外線8を照射し加熱して低粘度化させ、該原料繊維とターゲット11との間に高電圧を印加した静電力により該原料繊維を延伸して細繊維化し、前記ターゲット11である捕集板あるいはボビンに誘導して捕捉または巻き取る方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱可塑性高分子を溶融エレクトロスピニングした極めて細径の繊維、その細径の繊維からなる不織布、およびその製造方法に関するものである。
現在、各種高分子材料を繊維径の細いナノオーダーである微細な繊維へと紡糸する方法としてエレクトロスピニング法が盛んに研究されている。従来のエレクトロスピニング法は、ポリマーを溶剤に溶解したポリマー溶液を用いて紡糸するため、その工程において溶媒を回収する必要が生じ、製造にコストがかかること、また環境に負担がかかることなどの問題を有していた。
本願の発明者は、特許文献1に開示されているように、溶媒を用いることなく、繊維状の熱可塑性高分子に赤外線を照射して溶融させ、熱可塑性高分子とターゲットとの間に高電圧を印加し、その電場の引力により細化してターゲットに極細繊維を捕集する極細繊維を製造する方法を発明した。その繊維直径は10nm〜5μmであり細径である。
得られた極細繊維は、その集合体が不織布として用いられるため、より細径でありさらにその径の均一性が高いものであることを望まれている。
特開2007−262644号公報
本発明は前記の課題を解決するためになされたもので、繊維直径が極めて細径でありながらその径の均一性に優れ、かつ高強度性である極細繊維およびその不織布を提供することを目的とする。その一方において細径化のエネルギー源であるレーザーの照射効率を上げることを目的としていえる。
前記の目的を達成するためになされた、特許請求の範囲の請求項1に記載された極細繊維の製造方法は、熱可塑性高分子の原料繊維を、照射エネルギー密度分布を狭めた赤外線を照射し加熱して低粘度化させ、該原料繊維とターゲットとの間に高電圧を印加した静電力により該原料繊維を延伸して細繊維化し、前記ターゲットであるボビンに誘導して巻き取ることを特徴とする。
請求項2に記載された極細繊維の製造方法は、熱可塑性高分子の原料繊維を、照射エネルギー密度分布を狭めた赤外線を照射し加熱して低粘度化させ、該原料繊維とターゲットとの間に高電圧を印加した静電力により該原料繊維を延伸して細繊維化し、前記ターゲットである捕集板に誘導して捕捉し、無秩序に堆積させて不織布とすることを特徴とする。
請求項3に記載された極細繊維の製造方法は、請求項1または2に記載されたもので、前記赤外線が炭酸ガスレーザーであり、スリット、レンズ、および凹面鏡により前記照射エネルギー密度分布を制御されていることを特徴とする。
請求項4に記載された極細繊維の製造方法は、請求項1または2に記載されたもので、前記照射エネルギー密度分布が0.01〜2.00mmの半価全幅であることを特徴とする。
請求項5に記載された極細繊維の製造方法は、請求項1または2に記載されたもので、前記熱可塑性高分子が、ポリエステル系、脂肪族ポリエステル系樹脂から選ばれる高分子であることを特徴とする。
本発明によれば、レーザー照射領域における低出力部分をカットすることができ、高強度領域による狭い範囲でのレーザー照射が可能となり、照射エネルギー密度を制御することができる。このため、レーザーの照射効率を上げつつ、より急速に熱可塑性高分子を加熱溶融することが可能となり、細化することができる。また、同時に加熱ムラを抑えることができるため均一性の高い極細繊維が得られる。その結果、細径化工程における省エネルギー化を実現できる。
本発明によれば、延伸により分子配向性(オリエンテーション)をもたせるため、細径でありながら高強度性を兼ね備えた極細繊維を得ることができる。
本発明によれば、繊維直径の均一性が高い極細繊維を連続的に製造でき、その極細繊維で連続的に不織布を製造することができる。
本発明を適用する極細繊維不織布を製造する方法を実施するための装置の概略構成を示す図である。 本発明を適用する実施例1および比較例1の細化変形点位置における電荷結合素子カメラの画像である。 本発明を適用する実施例2の走査型電子顕微鏡の画像である。 本発明を適用する実施例2のレーザー強度プロフィールの垂直方向におけるガウス分布を示す図である。 本発明を適用する実施例2のレーザー強度プロフィールの平行方向におけるガウス分布を示す図である。 本発明の適用外である比較例2の走査型電子顕微鏡の画像である。 本発明の適用外である比較例2のレーザー強度プロフィールの垂直方向におけるガウス分布を示す図である。 本発明の適用外である比較例2のレーザー強度プロフィールの平行方向におけるガウス分布を示す図である。
本発明を実施するための好ましい一形態を詳細に説明する。
図1は、本発明を適用する極細繊維を製造する方法を実施するための装置の概略構成を示す図である。
図1に示されるように、本発明の極細繊維を製造する方法は、原料繊維である熱可塑性高分子1を、供給ローラー3aおよび供給ローラー3bに銜えて送りだし、ノズル4で電荷を与えて、ノズル4の出口でスリット6を通過させた赤外線8を照射させることにより急速加熱し、ノズル4とターゲット11との間で発生させた静電力によって引き伸ばすことで細繊維化し、極細繊維10としてターゲット11に捕集する。
熱可塑性高分子1は、具体的にポリエステル系、脂肪族ポリエステル系、ポリウレタンなどの熱可塑性エラストマー、ポリアクリル系、ポリアミド系、ポリビニル系、ポリオレフィン系、フッ素系樹脂が挙げられる。熱可塑性高分子1は、繊維状で平均直径が10〜2000μmであり、リール2に巻かれた状態から供給ローラー3aと供給ローラー3bとからなる繊維供給ローラーに銜えてられてノズル4を通ってから出る。
ノズル4は、電源12を介してターゲット11と繋がっており、高電圧を印加することで熱可塑性高分子1に電荷を与える。その高電圧は1〜50kvであり、かつ平均電場が10000〜800000V/mである。
スリット板5は、ノズル4の上部に取り付けられており、赤外線8の通過する幅を制限するスリット6が設けられたものである。その材質はアルミナで絶縁体であることが好ましい。
スリット6は、赤外線8のレーザー光の照射幅を狭めるものであり、レーザー光の照射エネルギー密度分布を制御するものである。スリット6は、レーザー光の照射エネルギー密度分布を制御できるものであればよく、レンズ、または凹面鏡であってもよい。
照射エネルギー密度は、スリット6を併用することで、赤外線8の光軸を原点とし、ノズル側をマイナス、ターゲット側をプラスとしたとき、−2〜2mmの間において示されることが好ましい。照射エネルギー密度分布は、レーザー照射領域の低出力部分がカットされ、高強度領域で狭い範囲でのレーザー照射となり、ガウス分布に近似して示される。その半価全幅は、0.01〜2.00mmであると好ましい。
このスリット6を通過した赤外線8が、その真下を走行する熱可塑性高分子1に照射される。赤外線8はレーザー光であり、具体的には炭酸ガスレーザーであると好ましい。その形状は出射直後において円形であるが、ビーム形状変換素子によって楕円形状へと変形してもよい。炭酸ガスレーザーは、熱可塑性高分子1に熱を加えて瞬間的に溶融し低粘度化させる。熱可塑性高分子1に吸収されなかったレーザー光は、走行する熱可塑性高分子1の下に設置したチッ化ケイ素製の吸収板9によって吸収される。
ターゲット11は、低粘度化されて静電力により延伸されて細化した極細繊維10を帯電したその表面に無秩序に堆積させる捕集板である。捕集板はプレート形状で、極細繊維を不織布として捕捉するものであってもよい。また、細繊維化した極細繊維10をボビンで巻き取るものであってもよい。
捕集された極細繊維10は、低粘度化してすぐに延伸されて瞬間的に冷却される工程により、分子配向性を有しており、強度が高く優れた物性を有する。その極細繊維10は、平均直径が10nm〜5μmであり、またその径の均一性を示す変動係数が0.1〜20.0%である。本発明の極細繊維は不織布または糸であってもよい。
本発明である極細繊維を製造する方法は、エレクトロスピニング法に限られず、メルトブローン法または溶融押出法を用いてもよい。エレクトロスピニング法とメルトブローン法または溶融押出法を組みあわせてもよい。
以下、本発明を適用する実施例、及び本発明を適用の比較例を詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの記載に限定されるものではない。
(実施例1)
図1に示されるように、LES装置の上にレーザー発生装置を設置し、スリットを通過したレーザー光がその真下を走行する繊維に照射できるようにノズル上部にスリット板を取り付けることで、レーザー照射部にスリットを併用したスリット付レーザー加熱エレクトロスピニング装置を用いて行った。用いたスリット板はアルミナ材質であり、そのスリットの大きさは原料繊維の走行方向に対して平行方向に1.0mm、垂直方向に10mmの角丸四角形を用いた。レーザー光は、出射直後ではほぼ円形であり、ビーム形状変換素子により、照射部では原料繊維の走行方向に対して平行方向に3mm、垂直方向に30mmの楕円形状となる炭酸ガスレーザーを用いた。レーザー照射後、原料繊維に吸収されなかったレーザー光は繊維の下に設置したチッ化ケイ素製の板で吸収した。
原料繊維である直径150μmの繊維状ポリ−L−乳酸(PLLA)を繊維供給ローラーから送り出し、ノズル部分で電荷を与え、スリットを通過させたレーザー光を照射して急速加熱して、電場によって繊維状PLLAを引き伸ばしターゲットにPLLA極細繊維不織布を捕集した。
その際、LES装置のレーザーパワーを9Wとして、印加電圧を15kV,17.5kV,20kVと変更し、それぞれPLLA極細繊維不織布を作製した。
また、LES装置のレーザーパワーを12Wとして、印加電圧を15kV,17.5kV,20kVと変更し、それぞれPLLA極細繊維不織布を作製した。
さらに、LES装置のレーザーパワーを15Wとして、印加電圧を15kV,17.5kV,20kVと変更し、それぞれPLLA極細繊維不織布を作製した。
これらのレーザーパワーはスリットを通過させる前のことを示す。
LES装置の他の設定可能のパラメーターは、ノズル繊維供給速度を4cm/min、ノズルとコレクターとの間の距離を50mmとそれぞれ固定して行った。また、レーザー光軸とノズルとの間の距離(レーザー照射位置)を0.7mmとした。
得られたPLLA極細繊維不織布の走査型電子顕微鏡(SEM)画像から繊維の平均直径および変動係数を算出した。その結果を表1に示す。
Figure 2010270423
レーザーパワーは高いほど、印加電圧は低いほど、PLLA極細繊維不織布の平均直径は小さくなった。レーザーパワーが大きい場合、照射される原料繊維の温度も高くなるため溶融粘度が低下し、電場による細化が促されて細くなると考えられる。一方、高電圧すなわち静電力が大きい場合には、溶融粘度が高い部分で引き伸ばされやすくなるため照射されるレーザーエネルギーが減少し、繊維温度が低下して伸びにくくなり、繊維直径が増大すると考えられる。
(比較例1)
図1に示される装置からスリットを取り除いた装置を用い、LES装置のレーザーパワーを12W、印加電圧を17.5kVとした以外は実施例1と同様の条件および操作によりPLLA不織布を作製した。
得られたPLLA不織布のSEM画像から繊維の平均直径および変動係数を算出した。その結果、平均直径は11.7μmであり、変動係数は28.5%であった。同じレーザーパワーおよび印加電圧で作製した実施例1に比べて、平均直径は太く不均一なものであった。
(細化挙動観察)
電荷結合素子(CCD)カメラを用いて、エレクトロスピニング中におけるレーザー照射位置付近での細化挙動をオンライン録画した。実施例1におけるレーザーパワーを12W、印加電圧を17.5kVとしたときを(a)とし、比較例1を(b)として図2に示す。また図中、Pはレーザー軸を示し、Lはレーザー照射領域を示す。スリット無である比較例1に比べ、スリット有である実施例1の方が、より下流側から細化することが明らかとなった。スリットより、レーザー照射領域が制御されることで、レーザー照射エネルギー分布を狭め、より瞬間的な加熱になることで、より細く均一なPLLA極細繊維不織布を得ることができると考えられる。
(実施例2)
実施例1と同様の条件であるスリット付レーザー加熱エレクトロスピニング装置を用いて、原料繊維である直径200μmの繊維状ポリエチレンテレフタレート(PET)を繊維供給ローラーから送り出し、ノズル部分で電荷を与え、スリットを通過させたレーザー光を照射して急速加熱して、電場によって繊維状PETを引き伸ばしながら、PET極細繊維を巻取速度4m/minで巻き取った。レーザー光軸とノズルとの間の距離(レーザー照射位置)を2.0mmとした。
その際、LES装置のレーザーパワーを5Wとして、印加電圧を15kV,10kV,5kV,0kVと変更し、それぞれPET極細繊維を作製した。得られたPET極細繊維の直径、標準偏差、変動係数をそれぞれ表2に示す。
また、印加電圧が15kVのときを(c)、10kVのときを(d)、5kVのときを(e)、0kVのときを(f)として、それぞれのSEM画像を図3に示す。
また炭酸ガスレーザーの強度プロフィールを測定した。
レーザー発生装置から射出されたレーザー光に対して、原料繊維の走行位置と等しい位置に黒体スプレーを塗布したカッターナイフの刃を挿入して、照射中のレーザーをナイフによって遮り、遮られなかったレーザー光のエネルギーをその下に置いたパワーメーターによりレーザー強度測定を行った。測定位置の原点は、測定された値が予め設定されたレーザー出力の約半分になる位置とした。
ナイフがレーザー光を完全に遮った状態から、原料繊維の走行方向に対して垂直方向において0.2mm間隔、また、原料繊維の走行方向に対して平行方向において0.1mm間隔で夫々採作を行った。レーザー出力5Wの条件下で、2回測定し、その平均値を採用した。
原料繊維の走行方向に対して垂直方向にナイフを移動させて測定した場合、CCDカメラ位置に対して手前側をマイナスとし、原料繊維の走行方向に対して平行方向にナイフを移動させて測定した場合、繊維供給ローラー側をマイナスとして、レーザー強度を測定した結果から、その測定したレーザー強度を数値微分した結果およびガウス分布を求めた。
垂直方向にナイフを移動させて測定した場合を図4、平行方向にナイフを移動させて測定した場合を図5として示す。
(比較例2)
図1に示される装置からスリットを取り除いた装置を用いたこと以外は実施例2と同様の条件および操作によりPET繊維を作製した。得られたPET繊維の直径、標準偏差、変動係数をそれぞれ表2に示す。
また、印加電圧が15kVのときを(g)、10kVのときを(h)、5kVのときを(i)、0kVのときを(j)として、それぞれのSEM画像を図6に示す。
Figure 2010270423
また同様に、炭酸ガスレーザーの強度プロフィールを測定した。
ナイフがレーザー光を完全に遮った状態から、原料繊維の走行方向に対して垂直方向において0.4mm間隔、また、原料繊維の走行方向に対して平行方向において0.1mm間隔で夫々採作を行ったこと以外は実施例2と同様の条件および操作によりレーザー強度測定を行い、レーザー強度を測定した結果から、その測定したレーザー強度を数値微分した結果およびガウス分布を求めた。
垂直方向にナイフを移動させて測定した場合を図7、平行方向にナイフを移動させて測定した場合を図8として示す。
本発明の極細繊維を製造する方法で得られた極細繊維は、その捕捉量を増やし、接着処理や加熱融着処理をすることで不織布となり、フィルター、電池セパレータ、医療用途、衣料品として用いられる。
1は熱可塑性高分子、2はリール、3a,3bは供給ローラー、4はノズル、5はスリット板、6はスリット、7はレーザー発生装置、8は赤外線、9は吸収板、10は極細繊維、11はターゲット、12は電源である。

Claims (5)

  1. 熱可塑性高分子の原料繊維を、照射エネルギー密度分布を狭めた赤外線を照射し加熱して低粘度化させ、該原料繊維とターゲットとの間に高電圧を印加した静電力により該原料繊維を延伸して細繊維化し、前記ターゲットであるボビンに誘導して巻き取ることを特徴とする極細繊維の製造方法。
  2. 熱可塑性高分子の原料繊維を、照射エネルギー密度分布を狭めた赤外線を照射し加熱して低粘度化させ、該原料繊維とターゲットとの間に高電圧を印加した静電力により該原料繊維を延伸して細繊維化し、前記ターゲットである捕集板に誘導して捕捉し、無秩序に堆積させて不織布とすることを特徴とする極細繊維の製造方法。
  3. 前記赤外線が炭酸ガスレーザーであり、スリット、レンズ、および凹面鏡により前記照射エネルギー密度分布を制御されていることを特徴とする請求項1または2に記載の極細繊維の製造方法。
  4. 前記照射エネルギー密度分布が0.01〜2.00mmの半価全幅であることを特徴とする請求項1または2に記載の極細繊維の製造方法。
  5. 前記熱可塑性高分子が、ポリエステル系、脂肪族ポリエステル系樹脂から選ばれる高分子であることを特徴とする請求項1または2に記載の極細繊維の製造方法。
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