JP2010269282A - 水の浄化方法および浄化装置 - Google Patents

水の浄化方法および浄化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010269282A
JP2010269282A JP2009125151A JP2009125151A JP2010269282A JP 2010269282 A JP2010269282 A JP 2010269282A JP 2009125151 A JP2009125151 A JP 2009125151A JP 2009125151 A JP2009125151 A JP 2009125151A JP 2010269282 A JP2010269282 A JP 2010269282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
iron
treated
branch
treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009125151A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5371546B2 (ja
Inventor
Nobuhiro Yasui
伸弘 安井
Hiroyuki Nakazato
広幸 中里
Hiroyuki Shigetoshi
宏之 重年
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dowa Holdings Co Ltd
Original Assignee
Dowa Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dowa Holdings Co Ltd filed Critical Dowa Holdings Co Ltd
Priority to JP2009125151A priority Critical patent/JP5371546B2/ja
Publication of JP2010269282A publication Critical patent/JP2010269282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5371546B2 publication Critical patent/JP5371546B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Removal Of Specific Substances (AREA)

Abstract

【課題】無動力で効率的に、鉄を含む酸性水である処理対象水の鉄濃度を低減し弱酸性化する浄化方法および浄化装置を提供する。
【解決手段】5〜100mg/Lの鉄分を含む処理対象水を浄化する浄化方法であって、前記処理対象水を枝葉へ散水する鉄除去処理工程と、前記鉄除去処理工程後の処理対象水を炭酸カルシウムに流通させる中和処理工程と、を備える浄化方法が提供される。さらに、5〜100mg/Lの鉄分を含む処理対象水を浄化する浄化装置であって、枝葉への散水により鉄除去処理を行う枝葉散水処理部と、炭酸カルシウムによる中和処理を行う炭酸カルシウム処理部と、を備える浄化装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば休廃止鉱山の坑口などから湧出する鉄を含む酸性水等である処理対象水を浄化する浄化方法および浄化装置に関する。
従来、例えば有機物等を含む各種排水や汚濁水の浄化方法として植物系資材を用いた方法(特許文献1)や、生物膜を用いた方法(特許文献2)が開示されており、各種排水や汚濁水に含まれる窒素の除去がこれらの方法によって行われている。
一方、例えば、休廃止鉱山の坑口などから湧出する坑廃水は鉄を含む酸性水であり、その含有される鉄分はFe2+の形態であることが多いことが確認されている。一般的に、鉄を含む坑廃水は、動力を用いて処理場に導水し、坑廃水が導入された反応槽に中和剤を投入後、動力を用いて攪拌し、発生した鉄殿物と処理後水を固液分離した後、処理後水のみを放流するといった方法により処理されてきた。また、反応槽に中和剤を投入する代わりに、アルカリ剤を充填させた処理槽を用い、その処理槽に坑廃水(処理対象水)を通水させて鉄殿物と処理後水を分離させる方法が採られていた。
特開2007−260549号公報 特開2005−34739号公報
しかしながら、坑口の多くは、奥深い山間部にあり、電気等の動力が確保できないことから、上述した動力を用いる坑廃水の浄化方法は使用することができなかった。そこで、無動力で何らかの水質改善方法を創案する必要があり以下のような方法が創案されていた。即ち、無動力で、鉄が含まれる酸性水を処理する処理方法として、アルカリ剤を充填させた処理槽に処理対象水を通水させる方法が創案されている。しかし、この方法では、アルカリ剤の表面が固形の鉄澱物で急速にコーティングされ、中和反応がおこらなくなり、固形の鉄澱物でコーティングされたアルカリ剤の間が泥状の鉄澱物で埋められ目詰まりをおこし、処理対象水の通水が行えないという問題があった。
そこで、上記問題点に鑑み本発明の目的は、無動力で効率的に、鉄を含む酸性水である処理対象水の鉄濃度を低減し弱酸性化する浄化方法および浄化装置を提供することにある。
本発明によれば、5〜100mg/Lの鉄分を含む処理対象水を浄化する浄化方法であって、前記処理対象水を枝葉へ散水する鉄除去処理工程と、前記鉄除去処理工程後の処理対象水を炭酸カルシウムに流通させる中和処理工程と、を備える浄化方法が提供される。
前記鉄除去処理工程において、前記処理対象水の全鉄濃度の50%以上を除去する。また、前記鉄除去処理工程を経た処理対象水を枝植物に流通させる第2の鉄除去処理工程を備えることができ、前記鉄除去処理工程および前記第2の鉄除去処理工程において用いる枝葉及び/又は枝植物を、鉄除去能が全鉄濃度の30%以下となったときに交換することができる。さらにまた、浄化処理開始後4ヶ月〜12ヶ月経過後に前記枝葉及び/又は枝植物を交換してもよい。また、前記中和処理工程で、前記処理対象水をpH5以上とし、前記中和処理工程で用いる炭酸カルシウムは蛎殻であることが好ましい。
また、別な観点からの本発明によれば、5〜100mg/Lの鉄分を含む処理対象水を浄化する浄化装置であって、枝葉への散水により鉄除去処理を行う枝葉散水処理部と、炭酸カルシウムによる中和処理を行う炭酸カルシウム処理部と、を備える浄化装置が提供される。該浄化装置は、前記枝葉散水処理部において処理された処理対象水を枝植物に流通させる、枝植物処理部を備えていてもよい。また、前記炭酸カルシウムに植物が植設されており、前記炭酸カルシウムは蛎殻である。
本発明によれば、鉄を含む酸性水である処理対象水を無動力で効率的に浄化する浄化方法および浄化装置が提供される。この浄化方法および浄化装置によれば、例えば休廃止鉱山の坑口などから湧出する坑廃水等の効率的な浄化が可能となり、環境性、コスト性に優れた処理対象水の浄化が行われる。
浄化装置1の概略図である。 表1および表2に示すデータをグラフ化したものである。 表1および表2のデータの平均値に基づいて処理工程ごとの鉄(全鉄、二価鉄)の濃度およびpHの値の変化をグラフにしたものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本発明にかかる浄化装置1の概略図である。浄化装置1は、処理対象水を処理する3つの処理部から構成されている。図1に示すように、これら3つの処理部は、処理対象水の導入される上流側から順に枝葉散水処理部10、枝植物処理部20、炭酸カルシウム処理部30である。枝葉散水処理部10には例えば詰めた際に軽く表面積が広く空隙率の高くなる松葉や杉葉や杉枝などが敷き詰められている。なお、枝葉は特にこれらに限定されず、あらゆる植物の枝葉を適宜利用できる。枝に対する葉の比率は0超〜40%程度が望ましい。
また、枝植物処理部20には例えば詰めた際に軽く表面積が広く空隙率が高いうえに植栽を支持する強度の出る杉枝などが敷き詰められている。なお、枝植物は特に限定されず、あらゆる植物の枝を適宜利用できる。
さらに、炭酸カルシウム処理部30には、炭酸カルシウム含量が80%以上の貝殻などを使用できる。例えば、ホタテ貝殻(96.68%)や蛎殻(89.30%)などが挙げられる。また、蛎殻には植物を植設してもよい。例えば、主成分が炭酸カルシウムである蛎殻等の炭酸カルシウムを敷き詰め、そこに、シュロ、ミント、シキザキ、カラー、ミソハギ、キショウ、ブルー、キショウブ、ヒメ、セキ、ブルーベリー枝、ワスレ、クレ、ルイ、キ、ルイジアナアヤメ、エゾミソ、セリ、ヒメイワ、セキショウのような常緑で落葉を受け止めその多くを排除する植物を植栽できる。なお、枝葉散水処理部10、枝植物処理部20には、代表的には庭の剪定時に発生する剪定くずを利用できる。
また、枝葉散水処理部10の上流には処理対象水を導入する処理対象水導入路40が設置され、例えば休廃止鉱山の坑口等から湧出する坑廃水(処理対象水)がこの処理対象水導入路40から浄化装置1(枝葉散水処理部10)に導入される。枝葉散水処理部10と枝植物処理部20は連通水路11を介して連通し、また、枝植物処理部20と炭酸カルシウム処理部30は連通水路21を介して連通している。なお、本実施の形態における処理対象水は5〜100mg/Lの鉄分を含む。ここでの鉄分は80%以上の二価鉄を含むことを示す。また、処理対象水が鉱水であるときは、具体的には鉄分は50mg/L以下含まれ、本発明の浄化方法で効率よく処理できる。
炭酸カルシウム処理部30には処理後の水(処理水)を排出する排出水路31が設けられ、排出水路31は処理水を貯留する貯留部50に接続されている。また、枝葉散水処理部10、枝植物処理部20、それぞれの出口近傍には、全鉄濃度測定計52が設置され、炭酸カルシウム処理部30の出口近傍にはpH測定計53が設置される。これにより各処理部での処理後の処理対象水について全鉄濃度あるいはpH値が測定される。
以上、図1に示すように構成される浄化装置1において、例えば休廃止鉱山の坑口などから湧出する鉄を含む酸性水等である処理対象水から鉄を除去する浄化処理が行われる。まず、処理対象水は処理対象水導入路40から枝葉散水処理部10に導入される。そして、枝葉散水処理部10において処理対象水の全鉄濃度の50%以上が除去されるように鉄除去浄化処理が行われる。なお、処理対象水の全鉄濃度は、枝葉散水処理部10に取り付けられた全鉄濃度測定計52によって常時測定されている。
鉄除去処理された処理対象水は、連通水路11を介して枝葉散水処理部10から枝植物処理部20へ流入する。枝植物処理部20において処理対象水の全鉄濃度の85%以上が除去されるように第2の鉄除去浄化処理が行われる。処理対象水の全鉄濃度は上記同様枝植物処理部20に取り付けられた全鉄濃度測定計52によって常時測定される。ここで、枝葉散水処理部10、枝植物処理部20のいずれか一方または双方での鉄除去能が全鉄濃度の30%以下となった場合や、使用開始から4ヶ月〜12ヶ月程度経過した場合には、鉄除去能の低下を防止する観点から、敷き詰められた枝植物を交換することが好ましい。これは、枝葉散水処理部10や枝植物処理部20に敷き詰められた杉葉等に鉄化合物が過剰に付着して鉄除去能が低下することを防止するためである。
上述したように鉄除去処理された処理対象水は、連通水路21を介して枝植物処理部20から炭酸カルシウム処理部30に流入する。炭酸カルシウム処理部30においては、上記枝葉散水処理部10および枝植物処理部20では行うことができない中和処理が行われ、処理対象水のpHが5以上となるように浄化処理が行われる。なお、公共水域に放流可能な水質は、pH5.8〜pH8.6とされているので、放流する場合は、例えば更なる中和処理やアルカリ処理を行い、かかる水質に調整すればよい。
以下には、炭酸カルシウム処理部30における浄化処理のメカニズムについて説明する。処理対象水に含まれる鉄分は、ほとんどが二価鉄(硫化鉄)である。一般的には、二価鉄(硫化鉄)と炭酸カルシウムの反応は次式(1)のように示される。

Figure 2010269282
しかし、上記式(1)に示す反応は、pH6以上の条件下でなければ起こらないことがわかっているため、本発明において炭酸カルシウム処理部30における二価鉄と炭酸カルシウムの反応は、以下の式(2)に示すように多段階の反応であると考えられる。なお、この式(2)に示す反応によれば、二価の硫化鉄はFe(OH)の褐色澱物となって処理対象水から除去されることとなる。

Figure 2010269282
また、処理対象水には二価以外の鉄も微量に含まれており、炭酸カルシウム処理部30ではその二価以外の鉄についても除去が行われる。この反応については以下の式(3)に示す反応が生じ、鉄が除去されている。

Figure 2010269282
以上説明した反応により、炭酸カルシウム処理部30において処理対象水の浄化処理がさらに行われ、当初酸性であった処理対象水が弱酸性化または中和され、約pH5〜8の値を示す処理水として排出水路31から排出され、処理水は貯留部50に貯留される。
以上説明したように、浄化装置1において鉄を含む酸性水である処理対象水の浄化処理が無動力で行われ、弱酸性化または中和された処理水が得られる。
以上、本発明の実施の形態の一例を説明したが、本発明は図示の形態に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、炭酸カルシウム処理部30に敷き詰められる炭酸カルシウムとしては蛎殻であるとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、一般的に流通している塊状、粒状、粉状の炭酸カルシウムを用いることとしてもよい。ただし、蛎殻は形状が面形状であり表面にヒダがあるため、処理対象水との接触面積が大きく浄化処理の反応が効率的に行われるという利点があり、さらに、浄化処理時に発生する澱物による目詰まりもおこしにくいため、本発明においては、炭酸カルシウムとして蛎殻を用いるのが好ましいと考えられる。また、より好ましくは、蛎殻を細かく砕いて炭酸カルシウム処理部30に敷き詰めることも考えられる。
また、本発明にかかる浄化装置1おいて、枝葉散水処理部10に敷き詰める植物については、松葉、杉葉および杉枝が例示され、枝植物処理部20に敷き詰められる植物については、杉枝が例示される。
本発明の実施例として、上記実施の形態で図1に示した浄化装置を用いて、処理対象水の浄化処理を行った。なお、処理対象水としては硫化鉄鉱を採掘した坑道跡に溜まった水が坑口から流出したものを利用した。
枝葉散水処理部としては、外寸600mm×400mm、高さ(深さ)200mmの球根籠(浅籠)および外寸600mm×400mm、高さ(深さ)250mmの球根籠(深籠)に松葉、杉葉および杉枝を敷き詰め、それら球根籠を幅700mmの試験槽に浅籠2段、深籠3段を1列として、5列敷き詰めた。そして1列あたり2箇所に直径10mmの散水口を設置し、処理対象水を散水口から0.6〜1L/minの水量負荷でもって散水を行い、浄化処理を行った。
枝植物処理部としては、長さ400〜550mm、直径3〜30mmの杉の剪定枝を球根籠に満たした後、球根籠に長さ40mm以下に破砕した剪定枝を加えた球根籠を用意した。そしてこの球根籠に上記枝葉散水処理部で処理を行った後の処理対象水を接触させることで、処理対象水の浄化処理をさらに行った。
そして、炭酸カルシウム処理部としては、長さ100mm〜200mm、幅50〜100mm、厚さ5〜10mmの蛎殻を球根籠に満たし、さらに、空隙部に直径約15mm、厚さ5〜10mmの破砕した蛎殻片を敷き詰め、そこにセキショウを植栽したものを使用した。この蛎殻および植物を満たした球根籠を炭酸カルシウム処理部として用い、上記枝植物処理部で処理を行った後の処理対象水の浄化処理を行った。なお、以下では炭酸カルシウム処理部での処理を蛎殻植物処理とする。
上述したように、枝葉散水処理部、枝植物処理部、炭酸カルシウム処理部における浄化処理を行ったことにより、各処理部には処理対象水から除去された褐色澱物が沈殿され、処理対象水が浄化された。以下にその浄化作用を示すデータについて表およびグラフを参照して説明する。
表1には、実施開始日からの経過日ごとに、原水(坑口から流出直後の処理対象水)、枝葉散水処理後の処理対象水、枝植物処理後の処理対象水、蛎殻植物処理後の処理対象水についてそれぞれの全鉄濃度、二価鉄濃度、pHの値について、6回測定した結果を示した。また、それぞれの値の6回の平均値についても算出した。

Figure 2010269282
また、実施開始後28日目以降(実施開始から28日目、40日目、52日目)では、処理対象水に対して蛎殻植物処理の後段にさらに蛎殻の槽を連結増設し、蛎殻処理の全容量を0〜14日目までに比べて2倍程度に増量した。以下の表2にはその蛎殻処理後の全鉄、二価鉄、pHを示す。

Figure 2010269282
図2は上記表1に示すデータを全鉄(図2(a))、二価鉄(図2(b))、pH(図2(c))のそれぞれについてグラフ化したものである。また、図3は表1のデータの平均値に基づいて処理工程ごとの鉄(全鉄、二価鉄)の濃度およびpHの値の変化をグラフにしたものである。
表1、図2および図3に示されるように、枝葉散水処理、枝植物処理、および蛎殻植物処理を行うことにより処理対象水(原水)の全鉄および二価鉄はほとんど除去された。また、表2に示すように、蛎殻植物処理および蛎殻処理を行うことにより処理対象水のpH値が5以上になっていることから、処理対象水の中和が蛎殻植物処理および蛎殻処理において行われていることがわかった。
本発明は、例えば休廃止鉱山の坑口から湧出する5〜100mg/Lの鉄分を含む酸性水等である処理対象水を浄化する浄化方法および浄化装置に適用される。
1…浄化装置
10…枝葉散水処理部
11、21…連通水路
20…枝植物処理部
30…炭酸カルシウム処理部
31…排出水路
40…処理対象水導入路
50…貯留部
52…全鉄濃度測定計
53…pH測定計

Claims (11)

  1. 5〜100mg/Lの鉄分を含む処理対象水を浄化する浄化方法であって、
    前記処理対象水を枝葉へ散水する鉄除去処理工程と、
    前記鉄除去処理工程後の処理対象水を炭酸カルシウムに流通させる中和処理工程と、を備える浄化方法。
  2. 前記鉄除去処理工程において、前記処理対象水の全鉄濃度の50%以上を除去する、請求項1に記載の浄化方法。
  3. 前記鉄除去処理工程を経た処理対象水を枝植物に流通させる第2の鉄除去処理工程を備える、請求項1または2に記載の浄化方法。
  4. 前記鉄除去処理工程および前記第2の鉄除去処理工程において用いる枝葉及び/又は枝植物を、鉄除去能が全鉄濃度の30%以下となったときに交換する、請求項3に記載の浄化方法。
  5. 浄化処理開始後4ヶ月〜12ヶ月経過後に前記枝葉及び/又は枝植物を交換する、請求項3または4に記載の浄化方法。
  6. 前記中和処理工程で、前記処理対象水をpH5以上にする、請求項1〜5のいずれかに記載の浄化方法。
  7. 前記中和処理工程で用いる炭酸カルシウムは蛎殻である、請求項1〜6のいずれかに記載の浄化方法。
  8. 5〜100mg/Lの鉄分を含む処理対象水を浄化する浄化装置であって、
    枝葉への散水により鉄除去処理を行う枝葉散水処理部と、
    炭酸カルシウムによる中和処理を行う炭酸カルシウム処理部と、を備える浄化装置。
  9. 前記枝葉散水処理部において処理された処理対象水を枝植物に流通させる、枝植物処理部を備える、請求項8に記載の浄化装置。
  10. 前記炭酸カルシウム処理部に植物が植設されている、請求項8または9に記載の浄化装置。
  11. 前記炭酸カルシウムは蛎殻である、請求項8〜10のいずれかに記載の浄化装置。
JP2009125151A 2009-05-25 2009-05-25 水の浄化方法および浄化装置 Expired - Fee Related JP5371546B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009125151A JP5371546B2 (ja) 2009-05-25 2009-05-25 水の浄化方法および浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009125151A JP5371546B2 (ja) 2009-05-25 2009-05-25 水の浄化方法および浄化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010269282A true JP2010269282A (ja) 2010-12-02
JP5371546B2 JP5371546B2 (ja) 2013-12-18

Family

ID=43417755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009125151A Expired - Fee Related JP5371546B2 (ja) 2009-05-25 2009-05-25 水の浄化方法および浄化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5371546B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021020163A (ja) * 2019-07-27 2021-02-18 三菱マテリアル株式会社 鉛含有坑外水の処理方法
JP2021020164A (ja) * 2019-07-27 2021-02-18 三菱マテリアル株式会社 鉛含有坑外水の処理方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS537961A (en) * 1976-07-09 1978-01-24 Goyou Sangiyou Kk Method of removing iron ion and manganese ion in water
JPS6430694A (en) * 1987-07-27 1989-02-01 Nippon Steel Corp Treatment of waste steel pickling solution
JPH02258097A (ja) * 1988-12-27 1990-10-18 Masataka Hanashima 鉄イオン及び/又はマンガンイオンの除去方法
JPH02268893A (ja) * 1989-04-10 1990-11-02 Nippon Herusu Kogyo Kk 含油廃水の処理方法
JPH08168779A (ja) * 1994-12-14 1996-07-02 Chlorine Eng Corp Ltd 排流出水の除鉄浄化法
JPH1119429A (ja) * 1997-07-02 1999-01-26 Hisashi Obayashi 新規再生土水資材及び施工方法
WO2002079100A1 (fr) * 2001-03-29 2002-10-10 Nippon Steel Chemical Co., Ltd. Substance et procede pour le traitement d'eaux usees acides
JP2004174327A (ja) * 2002-11-25 2004-06-24 Nippon Steel Chem Co Ltd 含鉄酸性廃水の鉄回収リサイクル方法
JP2005232424A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Eco Solution:Kk 金属捕集剤と金属捕集方法
JP2007260549A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Dowa Holdings Co Ltd 水の浄化方法及び浄化装置
JP2008119606A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Toshiichi Yamahama 地下水の処理方法及びその処理装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS537961A (en) * 1976-07-09 1978-01-24 Goyou Sangiyou Kk Method of removing iron ion and manganese ion in water
JPS6430694A (en) * 1987-07-27 1989-02-01 Nippon Steel Corp Treatment of waste steel pickling solution
JPH02258097A (ja) * 1988-12-27 1990-10-18 Masataka Hanashima 鉄イオン及び/又はマンガンイオンの除去方法
JPH02268893A (ja) * 1989-04-10 1990-11-02 Nippon Herusu Kogyo Kk 含油廃水の処理方法
JPH08168779A (ja) * 1994-12-14 1996-07-02 Chlorine Eng Corp Ltd 排流出水の除鉄浄化法
JPH1119429A (ja) * 1997-07-02 1999-01-26 Hisashi Obayashi 新規再生土水資材及び施工方法
WO2002079100A1 (fr) * 2001-03-29 2002-10-10 Nippon Steel Chemical Co., Ltd. Substance et procede pour le traitement d'eaux usees acides
JP2004174327A (ja) * 2002-11-25 2004-06-24 Nippon Steel Chem Co Ltd 含鉄酸性廃水の鉄回収リサイクル方法
JP2005232424A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Eco Solution:Kk 金属捕集剤と金属捕集方法
JP2007260549A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Dowa Holdings Co Ltd 水の浄化方法及び浄化装置
JP2008119606A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Toshiichi Yamahama 地下水の処理方法及びその処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021020163A (ja) * 2019-07-27 2021-02-18 三菱マテリアル株式会社 鉛含有坑外水の処理方法
JP2021020164A (ja) * 2019-07-27 2021-02-18 三菱マテリアル株式会社 鉛含有坑外水の処理方法
JP7259620B2 (ja) 2019-07-27 2023-04-18 三菱マテリアル株式会社 鉛含有坑外水の処理方法
JP7259619B2 (ja) 2019-07-27 2023-04-18 三菱マテリアル株式会社 鉛含有坑外水の処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5371546B2 (ja) 2013-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7371328B1 (en) Method for treating hog and animal waste
Capra et al. Recycling of poor quality urban wastewater by drip irrigation systems
CN107251830B (zh) 一种循环水产养殖工艺及系统
Henry-Silva et al. Efficiency of aquatic macrophytes to treat Nile tilapia pond effluents
Sohel et al. Ecohydrology: a framework for overcoming the environmental impacts of shrimp aquaculture on the coastal zone of Bangladesh
CA2889513C (fr) Systeme et methode de traitement d'eau usee utilisant la capture passive de phosphore
JP5371546B2 (ja) 水の浄化方法および浄化装置
KR20150016170A (ko) 사이펀에 의한 역세척 기능을 갖는 생물막 여과 수처리 장치
CN110092537A (zh) 一种三联阶梯式复合湿地处理系统
US20220089463A1 (en) Biopolymeric water treatment
WO2011136660A1 (en) Farming system for aquatic organisms
Herrera-Melián et al. Palm tree mulch as substrate for primary treatment wetlands processing high strength urban wastewater
JP2001334124A (ja) 脱臭装置および方法
Mahjoub et al. Good irrigation practices in the wastewater irrigated area of Ouardanine, Tunisia (Tunisia)
CN211004931U (zh) 一种养猪废水可以持续处理装置
CN211311035U (zh) 基于植物、微生物净化方式高效除磷防堵工程湿地系统
JP6738360B2 (ja) バイオマス改質装置及びその運転方法
JP2022025276A (ja) 使用済み衛生用品処理装置
RU2530173C2 (ru) Способ доочистки сточных вод
CN204727721U (zh) 兼具蓄水与水体净化的生态调蓄池
CN109987715B (zh) 一种逐级生物操控型生态净化塘系统
JP2010275343A (ja) 土壌改質濾材、この土壌改質濾材の製造方法及びこの土壌改質濾材を用いた土壌改質方法
CN107585872A (zh) 一种可移动式污水生态净化模块化装置
CN205616673U (zh) 一种自动化的农业污水处理的环保装置
JP5463338B2 (ja) ミョウガの養液栽培方法と装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130409

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees