JP2010268982A - 衣類乾燥ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は乾燥カバーに関するもので、乾燥温風による衣類の傷みを軽減することができるものである。
【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、吸気口2と第1の排気口3とを有する縦長箱形状の本体ケース1と、この本体ケース1内に着脱自在なハンガー吊下げ手段4を設け、このハンガー吊下げ手段4に吊下げ可能な複数のハンガー5を備え、このハンガー5を出し入れ可能な出入口を本体ケース1に設け、吸気口2を本体ケース1の前面側の側面部に備え、第1の排気口3を本体ケース1の左右側の両側面部に設け、ハンガー吊下げ手段4に設置されたハンガー5は、吸気口2に対し垂直方向に配置した構成としたものである。
【選択図】図1
【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、吸気口2と第1の排気口3とを有する縦長箱形状の本体ケース1と、この本体ケース1内に着脱自在なハンガー吊下げ手段4を設け、このハンガー吊下げ手段4に吊下げ可能な複数のハンガー5を備え、このハンガー5を出し入れ可能な出入口を本体ケース1に設け、吸気口2を本体ケース1の前面側の側面部に備え、第1の排気口3を本体ケース1の左右側の両側面部に設け、ハンガー吊下げ手段4に設置されたハンガー5は、吸気口2に対し垂直方向に配置した構成としたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、衣類ハンガーに吊り下げられた衣類等の乾燥物を乾燥温風を供給して乾燥させる衣類乾燥ケースに関する。
従来のこの種の衣類乾燥ケースの構成は以下のようになっていた。
すなわち、吸気口と排気口とを有する縦長箱形状の本体ケースと、この本体ケース内に着脱自在なハンガー吊下げ手段を設け、このハンガー吊下げ手段に吊下げ可能な複数のハンガーを備え、このハンガーを出し入れ可能な出入口を前記本体ケースに設け、前記吸気口を前記本体ケースの前面側の側面部に備え、前記排気口を前記本体ケースの前面側の側面部に設けた構成とした。
上記従来例における課題は、衣類乾燥時に、過剰な乾燥温風によって、衣類によっては傷みが発生することであった。
すなわち、従来の物においては、吸気口から衣類乾燥ケース内部の衣類に対して、除湿装置等によって乾燥温風を当てることにより、衣類を乾燥させていた。
しかし、衣類乾燥ケース内部の衣類に対して、乾燥温風が均一に当たらないので、衣類を設置する場所によって乾きムラが生じ、乾き難い箇所が乾くまで、乾燥温風を当てると、すでに乾いた箇所には、必要以上に乾燥温風が当たることになり、衣類によっては傷みが発生する場合があった。
そこで本発明は、衣類乾燥ケース内部の衣類に対して、乾燥温風を均一に当てることにより、乾きムラを抑制し、乾燥温風による衣類の傷みを軽減することを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、吸気口と第1の排気口とを有する縦長箱形状の本体ケースと、この本体ケース内に着脱自在なハンガー吊下げ手段を設け、このハンガー吊下げ手段に吊下げ可能な複数のハンガーを備え、このハンガーを出し入れ可能な出入口を前記本体ケースに設け、前記吸気口を前記本体ケースの前面側の側面部に備え、前記第1の排気口を前記本体ケースの左右側の両側面部に設け、ハンガー吊下げ手段に設置されたハンガーは、吸気口に対し垂直方向に配置した構成とした。
これにより、初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、吸気口と第1の排気口とを有する縦長箱形状の本体ケースと、この本体ケース内に着脱自在なハンガー吊下げ手段を設け、このハンガー吊下げ手段に吊下げ可能な複数のハンガーを備え、このハンガーを出し入れ可能な出入口を前記本体ケースに設け、前記吸気口を前記本体ケースの前面側の側面部に備え、前記第1の排気口を前記本体ケースの左右側の両側面部に設け、ハンガー吊下げ手段に設置されたハンガーは、吸気口に対し垂直方向に配置した構成とし、乾燥温風による衣類の傷みを軽減するものである。
すなわち、吸気口を本体ケースの前面側の側面部に備え、第1の排気口を本体ケースの左右側の両側面部に設け、ハンガー吊下げ手段に設置されたハンガーは、吸気口に対し垂直方向に配置したので、本体ケース前面側の側面部の吸気口から本体ケース内に、除湿装置等によって乾燥温風を送風すると、この乾燥温風は衣類上部表面に対して平行に流れ、本体ケースの背面側の側面部に当たり、本体ケースの背面側の側面部から上下左右方向に分散する。ここで、下方向に分散した乾燥温風は、本体ケースの底面に当たり、主に本体ケースの前面側の側面部方向に流れる。つまり、衣類下部表面に対して平行に流れるものである。また、左右方向に分散した乾燥温風は、それぞれ本体ケースの左右側の側面部に当たり、主に本体ケースの左右側の側面に沿って流れる。そして最後に、乾燥温風は本体ケースの左右側の両側面部に設けた第1の排気口から排気されるものである。
このように、本体ケース内の乾燥温風は、本体ケースの左右側の両側面部の近傍に設置された本体ケース内で最も乾き難い衣類周辺部を通過し、本体ケースの左右側の両側面部に設けた第1の排気口から排気されるので、本体ケースの左右側の両側面部の近傍に設置された衣類の乾燥が速くなり、本体ケースの中央部に設置された衣類の乾燥速度に更に近づき、乾きムラを抑制できるものである。
これらの結果により、乾燥温風による衣類の傷みを軽減することができるものである。
以下、本実施形態を添付図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、吸気口2と第1の排気口3とを有する縦長箱形状の本体ケース1と、この本体ケース1内に着脱自在なハンガー吊下げ手段4を設けている。吸気口2は横長四角形状の開口で本体ケース1の前面側の側面部に設け、第1の排気口3は円形状の開口で本体ケース1の左右側の両側面部に設けたものである。ハンガー吊下げ手段4は、本体ケース1の上部に、本体ケース1の左右側の両側面部に両端を固定された円柱形状の物干し棒4Aである。このハンガー吊下げ手段4である物干し棒4Aに吊下げ可能な複数のハンガー5を備え、このハンガー5を出し入れ可能な出入口6を本体ケース1の天面に設けている。ハンガー5は、上部にはハンガー吊下げ手段4である物干し棒4Aに吊下げ可能なフック形状のフック部5Aを備え、このフック部5Aの下部には衣類8を着脱自在の固定できる略三角形状の衣類固定部5Bを設けている。
図1および図2に示すように、吸気口2と第1の排気口3とを有する縦長箱形状の本体ケース1と、この本体ケース1内に着脱自在なハンガー吊下げ手段4を設けている。吸気口2は横長四角形状の開口で本体ケース1の前面側の側面部に設け、第1の排気口3は円形状の開口で本体ケース1の左右側の両側面部に設けたものである。ハンガー吊下げ手段4は、本体ケース1の上部に、本体ケース1の左右側の両側面部に両端を固定された円柱形状の物干し棒4Aである。このハンガー吊下げ手段4である物干し棒4Aに吊下げ可能な複数のハンガー5を備え、このハンガー5を出し入れ可能な出入口6を本体ケース1の天面に設けている。ハンガー5は、上部にはハンガー吊下げ手段4である物干し棒4Aに吊下げ可能なフック形状のフック部5Aを備え、このフック部5Aの下部には衣類8を着脱自在の固定できる略三角形状の衣類固定部5Bを設けている。
以上の構成において、図3に示すように、本体ケース1の前面側に除湿装置7を置き、本体ケース1の吸気口2に乾燥温風を送風し、本体ケース1内の衣類8を乾燥させるものである。
本実施形態における特徴は、ハンガー吊下げ手段4に設置されたハンガー5は、吸気口2に対し垂直方向に配置した点である。
すなわち、吸気口2を本体ケース1の前面側の側面部に備え、第1の排気口3を本体ケース1の左右側の両側面部に設け、ハンガー吊下げ手段4に設置されたハンガー5は、吸気口2に対し垂直方向に配置したので、本体ケース1前面側の側面部の吸気口2から本体ケース1内に、除湿装置7等によって乾燥温風を送風すると、この乾燥温風は衣類8上部表面に対して平行に流れ、本体ケース1の背面側の側面部に当たり、本体ケース1の背面側の側面部から上下左右方向に分散する。ここで、下方向に分散した乾燥温風は、本体ケース1の底面に当たり、主に本体ケース1の前面側の側面部方向に流れる。つまり、衣類8下部表面に対して平行に流れるものである。また、左右方向に分散した乾燥温風は、それぞれ本体ケース1の左右側の側面部に当たり、主に本体ケース1の左右側の側面に沿って流れる。そして最後に、乾燥温風は本体ケースの左右側の両側面部に設けた第1の排気口3から排気されるものである。
このように、本体ケース1内の乾燥温風は、最後に本体ケース1の左右側の両側面部の近傍に設置された本体ケース1内で最も乾き難い衣類8A、衣類8B周辺部を通過し、本体ケースの左右側の両側面部に設けた第1の排気口3から排気されるので、本体ケース1の左右側の両側面部の近傍に設置された衣類8A、衣類8Bの乾燥が速くなり、本体ケース1の中央部に設置された衣類8Cの乾燥速度に近づき、乾きムラを抑制できるものである。
これらの結果により、乾燥温風による衣類8の傷みを軽減することができるものである。
また、吸気口2は横長四角形状の開口で、この開口の上端部2Aとハンガー5の下端部とがほぼ同じ位置に構成されたものである。具体的には、吸気口2の開口の上端部2Aと本体ケース1の底面との距離と、ハンガー吊下げ手段4である物干し棒4Aに設置されたハンガー5の下端と本体ケース1の底面との距離とが等しい位置関係となるものである。
すなわち、吸気口2から送られた乾燥温風が、他の部位に比べ乾き難い衣類8の上部、つまり衣類8の生地が重なりあった襟部分に最初に当たるので、衣類8の上部の乾燥ムラを抑制できるものである。
また、吸気口2の下端部2Bは、本体ケース1の前面側の側面部長辺の中心線下付近に設定されたものである。具体的には、吸気口2は、ほぼ本体ケース1の前面側の側面部における上下方向の中央部に位置するものである。
すなわち、吸気口2から送られた乾燥温風は、本体ケース1内の上下方向におけるほぼ中央を通過した後、本体ケース1の背面側の側面部から上下左右方向に分散し、本体ケース1の上部および下部にほぼ均一に乾燥温風の流れができるので、本体ケース1内においても満遍なく乾燥温風が流れ、衣類8の乾燥ムラを抑制できるものである。
また、第1の排気口3は、本体ケース1の左右側の両側面部の後面側下部に設けたものである。
すなわち、本体ケース1前面側の側面部の吸気口2から本体ケース1内に、除湿装置7等によって乾燥温風を送風すると、この乾燥温風は衣類8上部表面に対して平行に流れ、本体ケース1の背面側の側面部に当たり、本体ケース1の背面側の側面部から上下左右方向に分散する。ここで、下方向に分散した乾燥温風は、本体ケース1の底面に当たり、主に本体ケース1の前面側の側面部方向に流れる。つまり、衣類8下部表面に対して平行に流れるものである。また、左右方向に分散した乾燥温風は、それぞれ本体ケース1の左右側の側面部に当たり、主に本体ケース1の左右側の側面に沿って流れる。そして最後に、乾燥温風は本体ケースの左右側の両側面部の後面側下部に設けた第1の排気口3から排気されるものである。
このように、本体ケース1内の乾燥温風は、本体ケース1の左右側の両側面部の近傍に設置された本体ケース1内で最も乾き難い衣類8A、衣類8B周辺部を、主に上部から下部方向に乾燥温風の多くが通過し、本体ケースの左右側の両側面部の後面側下部に設けた第1の排気口3から排気されるので、本体ケース1の左右側の両側面部の近傍に設置された衣類8A、衣類8Bの乾燥が速くなり、本体ケース1の中央部に設置された衣類8Cの乾燥速度に更に近づき、乾きムラを抑制できるものである。
また、図4に示すように、ハンガー吊下げ手段4は、ハンガーの掛け位置を等間隔に配置する位置決め用の凹部4Bを有したものである。具体的には、ハンガー吊下げ手段4は、本体ケース1の上部に、本体ケース1の左右側の両側面部に両端を固定された円柱形状の物干し棒4Aであり、この物干し棒4Aの上面部に、凹形状の切り欠きである凹部4Bを有したものである。この凹部4Bが、物干し棒4Aの上面部に等間隔に配置されているものである。
すなわち、物干し棒4Aの上面部に等間隔に配置された凹部4Bに、ハンガー5のフック部5Aが入り込み、ハンガー5が等間隔に設けられるので、衣類8と衣類8との空間が均一になり乾燥温風が当たる面積も各衣類8によって差が小さくなるので、乾きムラを抑制できるものである。
また、ハンガー吊下げ手段4は、乾燥温風によるハンガー5及び衣類8の動きを抑制する補強リブ4Cを設けたものである。具体的には、ハンガー吊下げ手段4は、本体ケース1の上部に、本体ケース1の左右側の両側面部に両端を固定された円柱形状の物干し棒4Aであり、この物干し棒4Aの上面部に、凹形状の切り欠きである凹部4Bを有し、この凹部4Bの両端部に補強リブ4Cを設けたものである。この補強リブ4Cは、物干し棒4Aの上面部に設けた凹部4Bの両端部より上方向に延びた一対の略四角形状の平板である。
すなわち、物干し棒4Aにハンガー5を設置する場合に、物干し棒4Aの上面部に等間隔に配置された凹部4Bに、ハンガー5のフック部5Aが入り込むと共に、ハンガー5のフック部5Aが、物干し棒4Aの上面部に設けた凹部4Bの両端部より上方向に延びた一対の略四角形状の平板である補強リブ4Cの間に挟まるものである。これにより、ハンガー5のフック部5Aの下部に備えた略三角形状の衣類固定部5Bが、乾燥温風によって本体ケース1の左右側の両側面部方向へブレルことを抑制できる。つまり、衣類8に乾燥温風が当たることによって、ハンガー5の略三角形状の衣類固定部5Bの本体ケース1の前面側の衣類固定前面部5Cと、本体ケース1の背面側の衣類固定背面部5Dとが互い違いに、本体ケース1の左右側の両側面部方向へブレルことを抑制できるので、衣類8と衣類8との空間が均一になり乾燥温風が当たる面積も各衣類8によって差が小さくなり、乾きムラを抑制できるものである。
また、本体ケース1は、防水加工を施したシートにより構成されたものである。すなわち、本体ケース1前面側の側面部の吸気口2から本体ケース1内に、除湿装置7等によって乾燥温風が本体ケース1であるシートから漏れることを抑制できるので、本体ケース1内の風の流れを作ることが容易にできる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における衣類乾燥ケースについて図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
以下、本発明の実施の形態2における衣類乾燥ケースについて図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態1と相違する点は、図5に示すように、ハンガー吊下げ手段9は、ハンガーの掛け位置を中央部より両端部が、広い間隔に配置する位置決め用の凹部9Bを有した点である。具体的には、ハンガー吊下げ手段9は、本体ケース1の上部に、本体ケース1の左右側の両側面部に両端を固定された円柱形状の物干し棒9Aであり、この物干し棒9Aの上面部に、凹形状の切り欠きである凹部9Bを有したものである。この凹部9Bが、物干し棒9Aの中央部での凹部9Bの間隔より、物干し棒9Aの両端部での凹部9Bの間隔が広いものである。
すなわち、物干し棒9Aの上面部に等間隔に配置された凹部9Bに、ハンガー5のフック部5Aが入り込み、ハンガー5が設けられる。ここで、衣類8と衣類8との空間は、物干し棒9Aの中央部での間隔より、物干し棒9Aの両端部での間隔が広いので、物干し棒9Aの中央部の衣類8に比べ乾き難い物干し棒9Aの両端部の衣類8Aの間隔、および衣類8Bの間隔である空間が広がり、その空間を流れる乾燥温風の風量が増えるので、物干し棒9Aの中央部の衣類8Cと両端部の衣類8A、衣類8Bとの乾きムラを抑制できるものである。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態2における衣類乾燥ケースについて図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
以下、本発明の実施の形態2における衣類乾燥ケースについて図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態1と相違する点は、図6に示すように、本体ケース1に乾燥速度調整手段10を設けた点である。具体的には、本体ケース1の左右側の両側面部の中央部に、円形状の開口である第2の排気口11を設け、この第2の排気口11および第1の排気口3には、開閉自在な開閉手段12を設けたものである。この開閉手段12は、円板形状のシートをマジックテープ(登録商標)等によって、第1の排気口3および第2の排気口11の開口を開閉できるものである。
以上の構成において、まず、洗濯物である衣類8の厚みがほぼ同じ場合には、第1の排気口3を開口を開き、第2の排気口11の開口は閉じるものである。これにより、本体ケース1内の乾燥温風は、本体ケース1の左右側の両側面部の近傍に設置された本体ケース1内で最も乾き難い衣類8周辺部を、主に上部から下部方向に乾燥温風の多くが通過し、本体ケースの左右側の両側面部の後面側下部に設けた第1の排気口3から排気されるので、本体ケース1の左右側の両側面部の近傍に設置された衣類8の乾燥が速くなり、本体ケース1の中央部に設置された衣類8の乾燥速度に更に近づき、乾きムラを抑制できるものである。
また、洗濯物である衣類8の厚みが違う場合には、第2の排気口11の開口は開き、第1の排気口3の開口は閉じ、衣類8の厚みが分厚いものを物干し棒9Aの中央部に設置し、衣類8の厚みが薄いものを物干し棒9Aの両端部に設置するものである。
すなわち、第2の排気口11は第1の排気口3に比べ、物干し棒9Aの両端部の衣類8の乾燥時間が長くなるが、物干し棒9Aの中央部に設置された衣類8の厚みが分厚いので、この中央部に設置された衣類8の乾燥時間も長くなり、結果として、乾きムラを抑制できるものである。
以上のように本発明は、吸気口と第1の排気口とを有する縦長箱形状の本体ケースと、この本体ケース内に着脱自在なハンガー吊下げ手段を設け、このハンガー吊下げ手段に吊下げ可能な複数のハンガーを備え、このハンガーを出し入れ可能な出入口を前記本体ケースに設け、前記吸気口を前記本体ケースの前面側の側面部に備え、前記第1の排気口を前記本体ケースの左右側の両側面部に設け、ハンガー吊下げ手段に設置されたハンガーは、吸気口に対し垂直方向に配置した構成とし、乾燥温風による衣類の傷みを軽減するものである。
すなわち、吸気口を本体ケースの前面側の側面部に備え、第1の排気口を本体ケースの左右側の両側面部に設け、ハンガー吊下げ手段に設置されたハンガーは、吸気口に対し垂直方向に配置したので、本体ケース前面側の側面部の吸気口から本体ケース内に、除湿装置等によって乾燥温風を送風すると、この乾燥温風は衣類上部表面に対して平行に流れ、本体ケースの背面側の側面部に当たり、本体ケースの背面側の側面部から上下左右方向に分散する。ここで、下方向に分散した乾燥温風は、本体ケースの底面に当たり、主に本体ケースの前面側の側面部方向に流れる。つまり、衣類下部表面に対して平行に流れるものである。また、左右方向に分散した乾燥温風は、それぞれ本体ケースの左右側の側面部に当たり、主に本体ケースの左右側の側面に沿って流れる。そして最後に、乾燥温風は本体ケースの左右側の両側面部に設けた第1の排気口から排気されるものである。
このように、本体ケース内の乾燥温風は、本体ケースの左右側の両側面部の近傍に設置された本体ケース内で最も乾き難い衣類周辺部を通過し、本体ケースの左右側の両側面部に設けた第1の排気口から排気されるので、本体ケースの左右側の両側面部の近傍に設置された衣類の乾燥が速くなり、本体ケースの中央部に設置された衣類の乾燥速度に更に近づき、乾きムラを抑制できるものである。
これらの結果により、乾燥温風による衣類の傷みを軽減することができるものである。
従って、家庭用や事務所用などの、衣類乾燥ケースとして活用が期待されるものである。
1 本体ケース
2 吸気口
3 第1の排気口
4 ハンガー吊下げ手段
4A 物干し棒
4B 凹部
4C 補強リブ
5 ハンガー
5A フック部
5C 衣類固定前面部
5D 衣類固定背面部
6 出入口
7 除湿装置
8 衣類
8A 衣類
8B 衣類
8C 衣類
9 ハンガー吊下げ手段
9A 物干し棒
9B 凹部
10 乾燥速度調整手段
11 第2の排気口
12 開閉手段
2 吸気口
3 第1の排気口
4 ハンガー吊下げ手段
4A 物干し棒
4B 凹部
4C 補強リブ
5 ハンガー
5A フック部
5C 衣類固定前面部
5D 衣類固定背面部
6 出入口
7 除湿装置
8 衣類
8A 衣類
8B 衣類
8C 衣類
9 ハンガー吊下げ手段
9A 物干し棒
9B 凹部
10 乾燥速度調整手段
11 第2の排気口
12 開閉手段
Claims (10)
- 吸気口と第1の排気口とを有する縦長箱形状の本体ケースと、この本体ケース内に着脱自在なハンガー吊下げ手段を設け、このハンガー吊下げ手段に吊下げ可能な複数のハンガーを備え、このハンガーを出し入れ可能な出入口を前記本体ケースに設け、前記吸気口を前記本体ケースの前面側の側面部に備え、前記第1の排気口を前記本体ケースの左右側の両側面部に設け、ハンガー吊下げ手段に設置されたハンガーは、吸気口に対し垂直方向に配置した構成とした衣類乾燥ケース。
- 吸気口は横長四角形状の開口で、この開口の上端部とハンガーの下端部とがほぼ同じ位置に構成された請求項1記載の衣類乾燥ケース。
- 吸気口の下端部は、前面側の側面部長辺の中心線下付近に設定された請求項1または2のいずれかに記載の衣類乾燥ケース。
- 第1の排気口は、前記本体ケースの左右側の両側面部の後面側下部に設けた請求項1〜3のいずれかに記載の衣類乾燥ケース。
- ハンガー吊下げ手段は、ハンガーの掛け位置を等間隔に配置する位置決め用の凹部を有した請求項1〜4のいずれかに記載の衣類乾燥ケース。
- ハンガー吊下げ手段は、ハンガーの掛け位置を中央部より両端部が、広い間隔に配置する位置決め用の凹部を有した請求項1〜4のいずれかに記載の衣類乾燥ケース。
- ハンガー吊下げ手段は、乾燥温風によるハンガー及び衣類の動きを抑制する補強リブを設けた請求項1〜6のいずれかに記載の衣類乾燥ケース。
- 本体ケースに乾燥速度調整手段を設けた請求項1〜6のいずれかに記載の衣類乾燥ケース。
- 本体ケースの左右側の両側面部の中央部に、第2の排気口を設け、この第2の排気口および第1の排気口には、開閉自在な開閉手段を設けた請求項8に記載の衣類乾燥ケース。
- 本体ケースは、防水加工を施したシートにより構成された請求項1〜9のいずれかに記載の衣類乾燥ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009123767A JP2010268982A (ja) | 2009-05-22 | 2009-05-22 | 衣類乾燥ケース |
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---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010268982A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5898366B1 (ja) * | 2015-09-17 | 2016-04-06 | 阿部 洋 | ダニ殺し兼乾燥機 |
CN108872488A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-11-23 | 中国农业科学院农业环境与可持续发展研究所 | 一种灾害性气候模拟装置 |
-
2009
- 2009-05-22 JP JP2009123767A patent/JP2010268982A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5898366B1 (ja) * | 2015-09-17 | 2016-04-06 | 阿部 洋 | ダニ殺し兼乾燥機 |
CN108872488A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-11-23 | 中国农业科学院农业环境与可持续发展研究所 | 一种灾害性气候模拟装置 |
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