JP2010268937A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気洗濯機の給水ホース内に高圧の水が残って屈曲や凍結時の給水ホースの破損を防ぐこと。
【解決手段】水道の蛇口に接続するように配置された蛇口側電磁給水弁101と、洗濯機本体100側に配置された本体側電磁給水弁102と、前記蛇口側電磁給水弁101と前記本体側電磁給水弁102の間をつなぐ給水ホース103と、前記本体側電磁給水弁102に配管連接した洗濯槽106を備え、給水停止方法を、前記蛇口側電磁給水弁101をまず閉鎖し、第1の所定の時間の経過後に、本体側電磁給水弁102を閉鎖するように構成したことにより、上流側の蛇口側電磁給水弁101を閉鎖してから、下流側の本体側電磁給水弁102を閉鎖するので、給水ホース内圧力上昇を防止し、本体側電磁給水弁102に連接した部材への過渡的な圧力上昇現象がもたらす悪影響も防ぐことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、給水ホースと電磁給水弁を構成した洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、接続されている給水ホース内部の圧力が、常時または過渡的に高い状態になることで、他の構成に悪影響を与えたり、ホースの屈曲や凍結による給水ホースの破損を招くことなど、給水時の不具合を解消する構成として、電磁給水弁の瞬間的な開閉制御によって給水ホース内の圧力を低減する構成が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、給水ホース内の圧力を監視し異常がないことを確認後、給水制御を行っているものもある(例えば、特許文献2参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の洗濯機の縦断面図であり、図7は、同洗濯機の制御系のブロック図、図8は、同洗濯機の制御処理のタイムチャートを示す。
図6に示すように、洗濯機本体1上方に上カバー9、フロントパネル10およびバックパネル11を配し、上カバー9とフロントパネル10の間に構成するフロントパネルボックス12内方には電源スイッチ13と入力スイッチ群とを備えた制御装置16を内蔵する。
上カバー9とバックパネル11の間に構成したバックパネルボックス17内方には、入水側を電磁給水弁の水道接続口18に接続し水道水からイオンを除去した軟水出水側を給水口19に接続したイオン除去装置21を内蔵している。上記洗濯機の水道接続口18は、給水ホース30を介して水道栓31に接続されている。
図7のブロック図において、制御装置16は、マイクロコンピュータ16aと負荷駆動装置16bを備え、前記マイクロコンピュータ16aは、給水、エア抜き、洗濯、脱水等の制御を行う。
制御装置16のマイクロコンピュータ16aは、図8に示すタイムチャートのようにエア抜き、洗い行程、すすぎ行程および脱水行程を順次実行制御すると共に、洗濯準備行程または洗い行程の始めに電磁給水弁を瞬間的に開く動作を行うことにより、給水ホース30内の圧縮空気の放出勢力を弱くして排気する「エア抜き」をすることで、給水ホース30内部が高圧力になり、イオン除去装置21内に高圧の圧縮空気が吐出される事を低減し、イオン除去装置21等への悪影響を防止している。
図9は、特許文献2に示した従来の洗濯機の部分縦断面図をしめすもので、洗濯機の給水ホース73の一端である水道栓71側に水道側給水弁72と、他端に本体側給水弁76とを設けるとともに、給水ホース73に水圧センサ74を設けている。
水道側給水弁72を開いた後、水圧センサ74で所定の水圧が得られた時のみ、制御回路75で判断して本体側の給水弁76を開き、水圧センサ74で所定の水圧が得られない時は、制御回路75で「異常あり」と判断して水道側給水弁72を閉じて、表示部77に異常表示をする構成である。
特開2002−011284号公報 特開平4−352998号公報
しかしながら、前記特許文献1の構成では、給水に先立って水道栓31を開けたときに給水ホース30内に発生する水圧で圧縮された圧縮空気を予め逃がしてイオン除去装置21等への悪影響を防止するが、水道栓31の開放時には、給水ホース30に水道圧が作用する構成となっているので、洗濯機が停止している場合でも水道栓が開放されている状態では、水道圧が常に作用する状態となり、水道圧が異常に高圧の場合に、屈曲や凍結で過度の圧力が作用し、給水ホースが破損するという課題がある。
また、前記特許文献2の構成では、水道詮側と洗濯機側に給水弁をそれぞれ設けて、給水ホース73に設けられた水圧センサ74で圧力を検知するので、給水ホース73が破損したときの検出には有効である。しかしながら、水道側給水弁72を先に開く構成であり、給水ホース73内に水道圧と同じ圧力の水が残る場合がある。
そのため水道圧が高圧のケースでは、屈曲や凍結で過度の圧力がかかり、給水ホース73が破損する課題がある。また、先に水道栓側の給水弁72を開放するので、内部に空気があった場合、空気の圧縮を助長し、また、ホース内が水道圧によって圧力上昇するという課題もある。
以上のように従来の構成では、給水ホース内に高圧の状態が発生し給水ホースの破損する課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、水道の蛇口側と洗濯機本体側に配された2つの電磁給水弁の間を給水ホースで接続するように構成し、制御装置により、2つの電磁給水弁の開閉制御によって給水ホース内の圧力を低減して給水ホースの破損を防ぐ洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、水道の蛇口に接続するように配置された蛇口側電磁給水弁と、洗濯機本体側に配置された本体側電磁給水弁と、前記蛇口側電磁給水弁と前記本体側電磁給水弁の間をつなぐ給水ホースと、前記本体側電磁給水弁に配管連接した洗濯槽とを備え、給水停止方法を、前記蛇口側電磁給水弁をまず閉鎖し、第1の所定の時間の経過後に、本体側電磁給水弁を閉鎖するように構成したものである。
これによって、電磁給水弁閉鎖時に給水ホース内を水道圧よりも低い圧力の状態とすることができ給水ホースの破損を防ぐことができるとともに、本体側電磁給水弁に連接した部材への過渡的な圧力上昇現象がもたらす悪影響も防ぐことができる。
本発明の洗濯機は、水道圧が高い場合でも、給水ホース内に残る水の圧力を水道圧よりも低い圧力とすることができ、給水ホースや配管構造の破損を防止できる。
本発明の実施の形態1における洗濯機の給水部に関する模式図 同洗濯機の給水停止の動作フロー図 本発明の実施の形態2における洗濯機の給水開始の動作フロー図 本発明の実施の形態3における洗濯機の構成図 同洗濯機の給水開始の動作フロー図 特許文献1に示した従来の洗濯機の縦断面図 同洗濯機の制御系のブロック図 同洗濯機の制御処理のタイムチャート 特許文献2に示した従来の洗濯機の部分縦断面図
第1の発明は、水道の蛇口に接続するように配置された蛇口側電磁給水弁と、洗濯機本体側に配置された本体側電磁給水弁と、前記蛇口側電磁給水弁と前記本体側電磁給水弁の間をつなぐ給水ホースと、前記本体側電磁給水弁に配管連接した洗濯槽とを備え、給水停止方法を、前記蛇口側電磁給水弁を先行して閉鎖し、第1の所定の時間の経過後に、本体側電磁給水弁を閉鎖するように構成したことにより、上流側の蛇口側電磁給水弁を閉鎖してから、下流側の本体側電磁給水弁を閉鎖するので、給水ホース内部の圧力上昇を防ぎ、本体側電磁給水弁に連接した部材への過渡的な圧力上昇現象がもたらす悪影響も防ぐことができる。
第2の発明は、水道の蛇口に接続するように配置された蛇口側電磁給水弁と、洗濯機本体側に配置された本体側電磁給水弁と、前記蛇口側電磁給水弁と前記本体側電磁給水弁の間をつなぐ給水ホースと、前記本体側電磁給水弁に配管連接した洗濯槽とを備え、給水開始方法を、前記本体側電磁給水弁を先行して開放し、第2の所定の時間の経過後に、蛇口側電磁給水弁を開放するように構成したことにより、下流側の本体側電磁給水弁を開放してから、上流側の電磁給水弁を開放するので、給水ホース内部の圧力上昇も無く、本体側電磁給水弁に連接した部材への過渡的な圧力上昇現象がもたらす悪影響も防ぐことができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明の本体側電磁給水弁は、2つ以上の流路を選択可能な多連の電磁給水弁とし、前記本体側電磁給水弁の少なくとも1連が洗濯槽に水を直接供給する構成とし、少なくとも他の1連が洗剤入れへ水を供給する構成とし、前記本体側電磁給水弁の洗濯槽側を先行して開放し、第3の所定の時間の経過後に蛇口側電磁給水弁を開放し、第4の所定の時間後に前記本体側電磁給水弁の洗剤入れ側を開放し、第5の所定の時間の経過後に前記本体側電磁給水弁の洗剤入れ側電磁給水弁を閉じる構成としたことにより、給水ホース内に残った空気の影響をなくすことができるので、高圧の圧縮空気が洗剤入れに吐出されて粉末洗剤を異常に撒き散らしたり、構造体を破損したりするなど不具合を防止する事ができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の給水部に関する模式図であり、図2は同洗濯機の給水停止の動作フロー図を示すものである。
図1において、水道栓104に蛇口側電磁給水弁101が接続されており、洗濯機本体100側には本体側電磁給水弁102が配されている。蛇口側電磁給水弁101と本体側電磁給水弁102の間は給水ホース103で接続されている。また、本体側電磁給水弁102には機内ホース107が洗濯槽106に給水可能に配管連接されている。
図2の動作フロー図において、給水を停止する場合の制御を説明する。
ステップS1にて制御装置より給水停止の信号が発信されたとき、ステップS2で蛇口側電磁給水弁101およびステップS3で本体電磁側給水弁102が共に開放の場合は、ステップS4にて制御装置は蛇口側電磁給水弁101をまず閉鎖制御する。その後、ステップS5にて安定タイム1で規定した一定時間経過後、ステップS6で本体側電磁給水弁102を閉鎖することにより給水停止制御が完了する(ステップS7)。
また、蛇口側電磁給水弁101が開放(Yes)であってステップS3で本体側電磁給水弁102が閉鎖の場合(No)は、ステップS8で一度本体側電磁給水弁102を開放にした後、ステップS4の蛇口側電磁給水弁101の閉鎖に移行する。
また、ステップS2で蛇口側電磁給水弁101が閉鎖(No)であってステップS9にて本体側電磁給水弁102が閉鎖(No)の場合は、ステップS10にて一度本体側電磁給水弁102を開放にした後、ステップS5の安定タイム1で規定した一定時間経過後、ステップS6で本体側電磁給水弁102を閉鎖することにより給水停止制御が完了する(ステップS7)。
また、ステップS9で、本体側電磁給水弁102が開放(Yes)の場合は、直ちにステップS5の安定タイム1で規定した一定時間経過に移行させ、ステップS6で本体側電磁給水弁102を閉鎖することにより給水停止制御が完了する(ステップS7)。
ここで、安定タイム1とは、蛇口側電磁給水弁101が閉鎖されたのち、給水ホース103内に残された水が一定以上、本体側電磁給水弁102を通って洗濯機側に流れ出る遅れ時間を制御装置等(図示せず)にて規定した第1の所定時間である。
給水ホースは、図1に示すように、U字形状をしている場合や、設置状態によっていろいろな角度があるため、安定タイム1をいくら長くしても給水ホース内に水が残る場合があるが、水が若干残っても、水道圧より低い圧力になるので屈曲や凍結時にホースが破損するリスクは少なくなる。
なお上記安定タイム1は、プログラム上で一定時間の待ち時間を設けて2つの電磁給水弁を順番に閉鎖するとしてもよく、またプログラム上では2つの電磁給水弁を同時に閉鎖するが電磁給水弁の閉鎖速度の異なるものを使用して、蛇口側電磁給水弁101が早く閉鎖し、本体側電磁給水弁102を遅れて閉鎖するハードウェア構成でもよい。
上記のプログラム方式は、停電やコンセント抜けなどの電力が急に遮断された場合などの非定常状態には対応できないが、後者の電磁給水弁のハードウェア構成の特性を適用すれば、非定常状態にも対応できる。
以上のような動作フローにて給水停止の制御をすることにより、本体側電磁給水弁102が必ず先に開いた状態にしてから蛇口側電磁給水弁101を閉じるので直接水道の圧力がかかった水が給水ホース内に残ることがなくなり、給水ホース内の圧力を低くできる。
また、給水停止の信号が発信されたとき、すでに蛇口側電磁給水弁101が閉じている状態を除き、上流側の蛇口側電磁給水弁101を閉鎖してから、下流側の本体側電磁給水弁102を閉鎖するので、本体側電磁給水弁102に連接した部材への過渡的な圧力上昇現象がもたらす悪影響も防ぐことができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における洗濯機の、給水開始の動作フローを示す。なお、洗濯機の給水部に関する模式図は、実施の形態2の図1と同じであり説明を省略する。
図3の動作フロー図において、給水を開始する場合を説明する。
ステップS11にて制御装置から給水開始の信号が発信されたとき、ステップS12で本体側電磁給水弁102およびステップS13で蛇口側電磁給水弁101が共に閉鎖の場合は、ステップS14にて制御装置は本体側電磁給水弁102をまず開放制御する。その後、ステップS15にて安定タイム2で規定した一定時間経過後、ステップS16にて蛇口側電磁給水弁101を開放する。
また、ステップS12で本体側電磁給水弁102が閉鎖で、ステップS13にて蛇口側電磁給水弁101が開放の場合は、ステップ18で一度蛇口側電磁給水弁101を閉鎖にした後、ステップ14にて本体側電磁給水弁102を開放し、その後、ステップS15にて安定タイム2で規定した一定時間経過後、ステップS16で蛇口側電磁給水弁101を開放することにより給水開始動作が完了する(ステップS17)。
また、ステップS12で本体側電磁給水弁102が開放(No)の場合は、ステップS15の安定タイム2で規定した一定時間経過後、ステップS16の蛇口側電磁給水弁101を開放する。
前記安定タイム2とは、本体側電磁給水弁102と蛇口側電磁給水弁101が共に閉鎖されている状態から、本体側電磁給水弁102を開放した時、給水ホース103内にある水や空気の状態が、本体側電磁給水弁102の後段と混ざり合って安定化する時間で、制御装置等(図示せず)にて規定した第2の所定時間である。
以上のような動作フローで給水開始の制御をすることにより、本体側電磁給水弁102が必ず先に開いた状態にしてから蛇口側電磁給水弁101を開くので直接水道の圧力がかかった水が給水ホース103内の圧力を低くできる。
また、必ず下流側の本体側電磁給水弁102を開放してから、上流側の電磁給水弁101を開放するので、本体側電磁給水弁102に連接した部材への過渡的な圧力上昇現象がもたらす悪影響も防ぐことができる。
上記の実施の形態1で示した給水停止方法と、実施の形態2で示した給水開始方法は、独立した構成としてそれぞれ洗濯機の制御に採用しても良いが、両者を同時に採用する事で、給水ホースの安全性はより効果が高める事ができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態4における洗濯機の給水部に関する模式図であり、図5は同洗濯機の洗剤入れへの給水開始の動作フロー図を示すものである。
図4において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図4において、本体側電磁給水弁102は2連の配管構成とし、給水ホース103に連接する流入側は接続口が1個で、流出側は洗濯槽106に洗濯槽給水ホース110を介して直接水を供給する側を洗濯槽側電磁給水弁102aとし、洗剤入れ105を経由して、洗濯槽106に洗剤を溶解しながら水を供給する側を洗剤入側電磁給水弁102bとする構成である。
図4に示す構成において、洗剤入れ105には粉末洗剤、液体洗剤、柔軟剤などの洗剤類が投入されており、この洗剤入れ105に洗剤入側電磁給水弁102bを動作させて、ホース108にて給水を投入して希釈や溶解をさせたのち、洗剤液供給配管109を介して洗濯槽106の内部へ洗剤類が供給される。この洗剤入れ105への高圧の圧縮空気が吐出され、例えば粉末洗剤を異常に撒き散らすなど不具合が発生することを防止する構成を以下図5に従って説明する。
図5の動作フロー図において、ステップS31にて制御装置より給水開始の信号が発信されたとき、ステップS32にて蛇口側電磁給水弁101および、ステップ33にて洗剤入側電磁給水弁102b、およびステップS34で洗濯槽側電磁給水弁102aがそれぞれ閉の状態から、ステップS35で洗濯槽側電磁給水弁102aを開とすることにより、給水ホース103内の圧力を低減しつつ洗濯槽106に洗濯用の給水を行う事ができる状態にする。
なお、ステップ42にて蛇口側電磁給水弁101が閉じていない場合は閉とし、ステップ43にて洗剤入側電磁給水弁102bが閉じていない場合も閉とする。
その後、ステップS36にて安定タイム3にて規定した一定時間経過したのち、ステップS37で蛇口側電磁給水弁101を開にして、洗濯槽106への給水を行うと共に、ステップ38で安定タイム4が経過した後、ステップS39で洗剤入側電磁給水弁102bを開き、洗剤入れ105に給水を行い内部の洗剤等を溶解しつつ洗濯槽106への洗剤液の供給を行い、さらにステップS40で安定タイム5が経過した後、ステップS41にて洗剤入側電磁給水弁102bを閉じ洗剤入れへの給水を完了する。
ここで、安定タイム3は、給水ホース103内の圧力が、洗濯槽側電磁弁102aが開いたことによって、圧力が飽和するための安定時間で、制御装置等(図示せず)にて規定した第3の所定時間である。
また、安定タイム4は、蛇口側電磁給水弁101を開にしたのち給水ホース103内部の空気が洗濯槽側電磁給水弁102a側に吐き出されて、給水ホース103内が水で満たされるまでの安定時間で、制御装置等(図示せず)にて規定した第4の所定時間であり、安定タイム5は、洗濯槽側電磁給水弁102aから洗剤入側電磁給水弁102b側へ流路方向を切替え、かつ洗剤入れ105内部の洗剤等を溶解が完了するのに必要な安定時間で、制御装置等(図示せず)にて規定した第5の所定時間である。
以上のように、図5に示す動作フローにしたがって洗剤入れへ水を給水することにより、給水ホース内に残った空気の影響をなくすことができるので、高圧の圧縮空気が洗剤入れに吐出されて粉末洗剤を異常に撒き散らしたり、構造体を破損したりするなど不具合を防止する事ができる。
以上のように、本発明にかかる電気洗濯機は、給水ホース内に残る水の圧力を水道圧よりも低い圧力とすることが可能になるので、電磁給水弁にて給水を制御する洗濯機等の用途に有用である。
100 洗濯機本体
101 蛇口側電磁給水弁
102 本体側電磁給水弁
102a 洗濯槽側電磁給水弁
102b 洗剤入側電磁給水弁
103 給水ホース
104 水道栓
105 洗剤入れ
106 洗濯槽

Claims (3)

  1. 水道の蛇口に接続するように配置された蛇口側電磁給水弁と、洗濯機本体側に配置された本体側電磁給水弁と、前記蛇口側電磁給水弁と前記本体側電磁給水弁の間をつなぐ給水ホースと、前記本体側電磁給水弁に配管連接した洗濯槽とを備え、給水停止方法を、前記蛇口側電磁給水弁を先行して閉鎖し、第1の所定の時間の経過後に、本体側電磁給水弁を閉鎖するように構成した洗濯機。
  2. 水道の蛇口に接続するように配置された蛇口側電磁給水弁と、洗濯機本体側に配置された本体側電磁給水弁と、前記蛇口側電磁給水弁と前記本体側電磁給水弁の間をつなぐ給水ホースと、前記本体側電磁給水弁に配管連接した洗濯槽とを備え、給水開始方法を、前記本体側電磁給水弁を先行して開放し、第2の所定の時間の経過後に、蛇口側電磁給水弁を開放するように構成した洗濯機。
  3. 本体側電磁給水弁は、2つ以上の流路を選択可能な多連の電磁給水弁とし、前記本体側電磁給水弁の少なくとも1連が洗濯槽に水を直接供給する構成とし、少なくとも他の1連が洗剤入れへ水を供給する構成とし、前記本体側電磁給水弁の洗濯槽側を先行して開放し、第3の所定の時間の経過後に蛇口側電磁給水弁を開放し、第4の所定の時間後に前記本体側電磁給水弁の洗剤入れ側を開放し、第5の所定の時間の経過後に前記本体側電磁給水弁の洗剤入れ側電磁給水弁を閉じる構成の請求項1または2に記載の洗濯機。
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