JP2010268159A - 携帯入力方法、携帯端末システム、サーバ、携帯端末、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末にて、携帯サイトに対する会員登録などの入力作業を軽減する。
【解決手段】Webサーバ30の入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とする携帯端末10と、携帯端末10に対して入力作業の途中情報を提供する途中保存ASPサーバ50とを備え、携帯端末10にて入力作業の中断と再開とを可能とする携帯入力方法であって、携帯端末10は、入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業の中断指示を認識し、途中までの入力作業のデータを文字列として記憶手段に記憶し、ユーザからの再開指示を認識し、途中保存ASPサーバ50に対して記憶されている文字列を送信し、途中保存ASPサーバ50は、文字列を取得して解析し、入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを生成して携帯端末10に送信する。
【選択図】図1
【解決手段】Webサーバ30の入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とする携帯端末10と、携帯端末10に対して入力作業の途中情報を提供する途中保存ASPサーバ50とを備え、携帯端末10にて入力作業の中断と再開とを可能とする携帯入力方法であって、携帯端末10は、入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業の中断指示を認識し、途中までの入力作業のデータを文字列として記憶手段に記憶し、ユーザからの再開指示を認識し、途中保存ASPサーバ50に対して記憶されている文字列を送信し、途中保存ASPサーバ50は、文字列を取得して解析し、入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを生成して携帯端末10に送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯入力方法、携帯端末システム、サーバ、携帯端末、およびプログラムに関する。
近年、携帯電話に代表される携帯端末を用いて、各種会員登録、証券取引、結婚情報サービスの申し込み等が行われるようになっている。パーソナルコンピュータ(PC)を用いた情報入力では、複雑な入力作業も比較的簡単に行うことができるが、一般に、携帯端末を用いた入力作業は非常に面倒である。
公報記載の従来技術として、移動体端末装置においてWebメールを作成する途中で処理を中断した場合においても、メール作成に要する時間を短縮するために、Webメールサービスにおけるメール(Webメール)の作成が中断されると、入力済みの情報が記憶部に保存され、その後、記憶部に保存された情報の送信指示を受け付けると、移動体端末向けメールサービスにおけるメールとして送信される技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
また、他の公報記載の従来技術として、注文書を作成する際には、商品番号などの注文情報を入力し、注文書の作成を途中で中断する場合には、保存ボタンを押下し、注文ツールの指示に従ってファイル名を指定する。注文ツールは、作成途中の注文書を、指定されたファイル名でデータベースに格納し、注文書の作成を再開する場合には、保存されている注文書を読み出して、注文情報を書き加えていく。このように、注文書を作成途中で一時的に保存しておくことができるようにして、注文書を作成する際の自由度を持たせるようにする技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
携帯端末を用いた入力作業において、入力項目が多い場合には、携帯端末のユーザビリティの低さも相俟って、その入力の時間が非常に多くかかる。そのために、入力途中で入力作業をあきらめてしまうユーザが多くなり、例えば、ユーザを入力フォームまで導くまでに多額の広告代金等を費やした携帯サイト運営者にとっては、ユーザの入力作業の中断による経済的不利益は多大なものとなる。特に、携帯端末を用いた入力作業は、電車の移動中や就寝前のひとときなど、非常に限られた時間内で瞬間的に利用されることが多く、途中まで入力した作業が中断される、いわゆる離脱率の改善が強く望まれている。
請求項1記載の発明は、サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とする携帯端末と、当該携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバとを備え、当該携帯端末にて入力作業の中断と再開とを可能とする携帯入力方法であって、
前記携帯端末は、前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示を認識し、当該入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを文字列として記憶手段に記憶し、ユーザからの当該入力フォームに対する入力作業の再開の指示である再開指示を認識し、前記サーバに対して当該記憶手段に記憶されている文字列を送信し、
前記サーバは、前記携帯端末から送信された前記文字列を取得して前記文字列を解析し、前記入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを生成して前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、前記サーバから取得した前記埋め込み後入力フォームを用いて、中断していた入力作業の再開を可能とする携帯入力方法である。
前記携帯端末は、前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示を認識し、当該入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを文字列として記憶手段に記憶し、ユーザからの当該入力フォームに対する入力作業の再開の指示である再開指示を認識し、前記サーバに対して当該記憶手段に記憶されている文字列を送信し、
前記サーバは、前記携帯端末から送信された前記文字列を取得して前記文字列を解析し、前記入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを生成して前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、前記サーバから取得した前記埋め込み後入力フォームを用いて、中断していた入力作業の再開を可能とする携帯入力方法である。
請求項2記載の発明は、前記携帯端末は、前記サーバのアドレスにフォーム情報を加えたURLにより当該サーバに接続し、
前記サーバは、取得した前記フォーム情報に応じた入力フォームを前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、取得した前記入力フォームに対し、前記中断指示を認識した後の処理を実行することを特徴とする請求項1記載の携帯入力方法である。
前記サーバは、取得した前記フォーム情報に応じた入力フォームを前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、取得した前記入力フォームに対し、前記中断指示を認識した後の処理を実行することを特徴とする請求項1記載の携帯入力方法である。
請求項3記載の発明は、前記サーバは、前記入力フォームを生成するための情報を予め記憶手段に記憶するとともに、前記携帯端末にてアクセスが可能となるファイルフォーマットで前記入力フォームを生成することを特徴とする請求項1または2記載の携帯入力方法である。
請求項4記載の発明は、サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を行う携帯端末と、当該携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバとを備え、当該携帯端末にて入力作業の中断と再開とを可能とする携帯入力方法であって、
前記携帯端末は、前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示を認識し、当該携帯端末の端末情報と途中まで入力された作業データとを前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記携帯端末から取得した前記端末情報と前記作業データとを関連付けた途中情報を記憶手段に記憶し、
前記携帯端末は、ユーザからの前記入力フォームに対する入力作業の再開の入力を認識して前記サーバに対して前記端末情報を送信し、
前記サーバは、取得した前記端末情報に関連付けられた前記作業データを前記記憶手段の前記途中情報から読み出し入力フォームに埋め込んで埋め込み後入力フォームを生成して前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、前記サーバから取得した前記埋め込み後入力フォームを用いて、中断していた入力作業の再開を可能とする携帯入力方法である。
前記携帯端末は、前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示を認識し、当該携帯端末の端末情報と途中まで入力された作業データとを前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記携帯端末から取得した前記端末情報と前記作業データとを関連付けた途中情報を記憶手段に記憶し、
前記携帯端末は、ユーザからの前記入力フォームに対する入力作業の再開の入力を認識して前記サーバに対して前記端末情報を送信し、
前記サーバは、取得した前記端末情報に関連付けられた前記作業データを前記記憶手段の前記途中情報から読み出し入力フォームに埋め込んで埋め込み後入力フォームを生成して前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、前記サーバから取得した前記埋め込み後入力フォームを用いて、中断していた入力作業の再開を可能とする携帯入力方法である。
請求項5記載の発明は、前記携帯端末は、前記サーバのアドレスにフォーム情報を加えたURLにより当該サーバに接続し、
前記サーバは、取得した前記フォーム情報に応じた入力フォームを前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、取得した前記入力フォームに対し、前記中断指示を認識した後の処理を実行することを特徴とする請求項4記載の携帯入力方法である。
前記サーバは、取得した前記フォーム情報に応じた入力フォームを前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、取得した前記入力フォームに対し、前記中断指示を認識した後の処理を実行することを特徴とする請求項4記載の携帯入力方法である。
請求項6記載の発明は、前記サーバは、前記入力フォームを生成するためのフォーム生成情報を予め記憶手段に記憶するとともに、前記携帯端末にてアクセスが可能となるファイルフォーマットで前記入力フォームを生成し、前記途中情報を埋め込んで前記埋め込み後入力フォームを生成することを特徴とする請求項4または5記載の携帯入力方法である。
請求項7記載の発明は、サイトの入力フォームに対して入力作業を行う携帯端末と、
前記携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバとを備え、
前記携帯端末は、
前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの入力を認識する中断認識手段と、
前記中断認識手段による認識に基づき当該入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを文字列として記憶する記憶手段と、
ユーザからの前記入力フォームに対する入力作業の再開の入力を認識する再開認識手段と、
前記再開認識手段による認識に基づき前記サーバに対して前記記憶手段に記憶されている文字列を送信する送信手段と、を備え、
前記サーバは、
前記携帯端末の送信手段により送信された前記文字列を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した前記文字列を解析し、前記入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成した前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信するファイル送信手段と、を備え、
前記携帯端末は、前記サーバのファイル送信手段から取得した埋め込み後入力フォームを用いて、中断していた入力作業の再開を可能とする携帯端末システムである。
前記携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバとを備え、
前記携帯端末は、
前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの入力を認識する中断認識手段と、
前記中断認識手段による認識に基づき当該入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを文字列として記憶する記憶手段と、
ユーザからの前記入力フォームに対する入力作業の再開の入力を認識する再開認識手段と、
前記再開認識手段による認識に基づき前記サーバに対して前記記憶手段に記憶されている文字列を送信する送信手段と、を備え、
前記サーバは、
前記携帯端末の送信手段により送信された前記文字列を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した前記文字列を解析し、前記入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成した前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信するファイル送信手段と、を備え、
前記携帯端末は、前記サーバのファイル送信手段から取得した埋め込み後入力フォームを用いて、中断していた入力作業の再開を可能とする携帯端末システムである。
請求項8記載の発明は、前記携帯端末の前記記憶手段は、前記サーバのアドレスに加えて前記文字列を含むURLを記憶することを特徴とする請求項7記載の携帯端末システムである。
請求項9記載の発明は、サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とする携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバであって、
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを含む文字列を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した文字列を解析する解析手段と、
前記解析手段による解析に基づいてファイルを生成するファイル生成手段と、
生成したファイルに、前記解析手段による文字列の解析により得られた途中までの入力作業のデータを埋め込み、埋め込み後入力フォームを生成する埋め込み後入力フォーム生成手段と、
前記埋め込み後入力フォーム生成手段により生成された前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信する送信手段と
を有することを特徴とするサーバである。
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを含む文字列を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した文字列を解析する解析手段と、
前記解析手段による解析に基づいてファイルを生成するファイル生成手段と、
生成したファイルに、前記解析手段による文字列の解析により得られた途中までの入力作業のデータを埋め込み、埋め込み後入力フォームを生成する埋め込み後入力フォーム生成手段と、
前記埋め込み後入力フォーム生成手段により生成された前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信する送信手段と
を有することを特徴とするサーバである。
請求項10記載の発明は、前記サイトの入力フォームに付与されるフォーム識別情報に関連付けて、当該入力フォームを形成するためのテンプレート情報と当該入力フォーム生成のためのパラメータとを記憶するフォーム生成情報記憶手段と、
前記携帯端末から前記フォーム識別情報を取得する識別情報取得手段と、
取得した前記フォーム識別情報から、前記フォーム生成情報記憶手段に記憶された前記テンプレート情報と前記パラメータとを読み出し、前記入力フォームを生成するフォーム生成手段と、
生成した前記入力フォームを前記携帯端末に送信するフォーム送信手段と
を更に備えたことを特徴とする請求項9記載のサーバである。
前記携帯端末から前記フォーム識別情報を取得する識別情報取得手段と、
取得した前記フォーム識別情報から、前記フォーム生成情報記憶手段に記憶された前記テンプレート情報と前記パラメータとを読み出し、前記入力フォームを生成するフォーム生成手段と、
生成した前記入力フォームを前記携帯端末に送信するフォーム送信手段と
を更に備えたことを特徴とする請求項9記載のサーバである。
請求項11記載の発明は、サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とする携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバであって、
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対して行われた当該入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示と、当該携帯端末の端末情報と途中まで入力された作業データとを取得する取得手段と、
前記携帯端末から取得した前記端末情報と前記作業データとを関連付けた途中情報を記憶する途中情報記憶手段と、
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対してなされた入力作業を再開する旨の指示である再開指示と、前記端末情報とを取得する再開指示取得手段と、
取得した前記端末情報に基づいて前記途中情報記憶手段に記憶された前記作業データを読み出し、前記入力フォームに当該作業データを埋め込み、埋め込み後入力フォームを生成する埋め込み後入力フォーム生成手段と、
前記埋め込み後入力フォーム生成手段により生成された前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信する送信手段と
を有することを特徴とするサーバである。
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対して行われた当該入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示と、当該携帯端末の端末情報と途中まで入力された作業データとを取得する取得手段と、
前記携帯端末から取得した前記端末情報と前記作業データとを関連付けた途中情報を記憶する途中情報記憶手段と、
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対してなされた入力作業を再開する旨の指示である再開指示と、前記端末情報とを取得する再開指示取得手段と、
取得した前記端末情報に基づいて前記途中情報記憶手段に記憶された前記作業データを読み出し、前記入力フォームに当該作業データを埋め込み、埋め込み後入力フォームを生成する埋め込み後入力フォーム生成手段と、
前記埋め込み後入力フォーム生成手段により生成された前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信する送信手段と
を有することを特徴とするサーバである。
請求項12記載の発明は、前記サイトの入力フォームに付与されるフォーム識別情報に関連付けて、当該入力フォームを形成するためのテンプレート情報と当該入力フォーム生成のためのパラメータとを記憶するフォーム生成情報記憶手段と、
前記携帯端末から前記フォーム識別情報を取得する識別情報取得手段と、
取得した前記フォーム識別情報から、前記フォーム生成情報記憶手段に記憶された前記テンプレート情報と前記パラメータとを読み出し、前記入力フォームを生成するフォーム生成手段と、
生成した前記入力フォームを前記携帯端末に送信するフォーム送信手段と
を更に備え、
前記埋め込み後入力フォーム生成手段は、前記フォーム生成情報記憶手段に記憶された前記テンプレート情報と前記パラメータとを用いて前記入力フォームを生成し、生成した当該入力フォームに前記作業データを埋め込むことを特徴とする請求項11記載のサーバである。
前記携帯端末から前記フォーム識別情報を取得する識別情報取得手段と、
取得した前記フォーム識別情報から、前記フォーム生成情報記憶手段に記憶された前記テンプレート情報と前記パラメータとを読み出し、前記入力フォームを生成するフォーム生成手段と、
生成した前記入力フォームを前記携帯端末に送信するフォーム送信手段と
を更に備え、
前記埋め込み後入力フォーム生成手段は、前記フォーム生成情報記憶手段に記憶された前記テンプレート情報と前記パラメータとを用いて前記入力フォームを生成し、生成した当該入力フォームに前記作業データを埋め込むことを特徴とする請求項11記載のサーバである。
請求項13記載の発明は、サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とし、入力作業の途中情報を提供するサーバに接続してユーザに対して当該入力フォームへの入力作業の中断と再開とを可能にする携帯端末であって、
前記サーバのアドレスにフォーム情報を加えたURLにより当該サーバに接続する接続手段と、
前記サーバから、前記フォーム情報に応じた入力フォームを取得する第1の取得手段と、
前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示を認識する中断指示認識手段と、
前記中断指示の認識に基づき、前記入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを文字列として記憶する記憶手段と、
前記入力フォームに対するユーザからの入力作業の再開指示を認識する再開指示認識手段と、
前記再開指示の認識に基づき、前記記憶手段に記憶されている途中までの入力作業に関する前記文字列を前記サーバに送信する文字列送信手段と、
前記サーバから、前記入力フォームに途中までの入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを取得する第2の取得手段と
を有することを特徴とする携帯端末である。
前記サーバのアドレスにフォーム情報を加えたURLにより当該サーバに接続する接続手段と、
前記サーバから、前記フォーム情報に応じた入力フォームを取得する第1の取得手段と、
前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示を認識する中断指示認識手段と、
前記中断指示の認識に基づき、前記入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを文字列として記憶する記憶手段と、
前記入力フォームに対するユーザからの入力作業の再開指示を認識する再開指示認識手段と、
前記再開指示の認識に基づき、前記記憶手段に記憶されている途中までの入力作業に関する前記文字列を前記サーバに送信する文字列送信手段と、
前記サーバから、前記入力フォームに途中までの入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを取得する第2の取得手段と
を有することを特徴とする携帯端末である。
請求項14記載の発明は、サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とし、入力作業の途中情報を提供するサーバに接続してユーザに対して当該入力フォームへの入力作業の中断と再開とを可能にする携帯端末であって、
前記サーバのアドレスにフォーム情報を加えたURLにより当該サーバに接続する接続手段と、
前記サーバから、前記フォーム情報に応じた入力フォームを取得する第1の取得手段と、
前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示を認識する中断指示認識手段と、
前記中断指示の認識に基づき、前記入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータと自らの端末情報とを前記サーバに送信する途中情報送信手段と、
前記入力フォームに対するユーザからの入力作業の再開指示を認識する再開指示認識手段と、
前記再開指示の認識に基づき、前記端末情報を含む再開情報を前記サーバに送信する再開情報送信手段と、
前記サーバから、前記入力フォームに途中までの入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを取得する第2の取得手段と
を有することを特徴とする携帯端末である。
前記サーバのアドレスにフォーム情報を加えたURLにより当該サーバに接続する接続手段と、
前記サーバから、前記フォーム情報に応じた入力フォームを取得する第1の取得手段と、
前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示を認識する中断指示認識手段と、
前記中断指示の認識に基づき、前記入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータと自らの端末情報とを前記サーバに送信する途中情報送信手段と、
前記入力フォームに対するユーザからの入力作業の再開指示を認識する再開指示認識手段と、
前記再開指示の認識に基づき、前記端末情報を含む再開情報を前記サーバに送信する再開情報送信手段と、
前記サーバから、前記入力フォームに途中までの入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを取得する第2の取得手段と
を有することを特徴とする携帯端末である。
請求項15記載の発明は、サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とする携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバであって、
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを含む文字列を取得する機能と、
取得した文字列を解析する機能と、
解析に基づいてファイルを生成する機能と、
生成したファイルに、文字列の解析により得られた途中までの入力作業のデータを埋め込み、埋め込み後入力フォームを生成する機能と、
生成された前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信する機能と
を前記サーバに実現させるプログラムである。
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを含む文字列を取得する機能と、
取得した文字列を解析する機能と、
解析に基づいてファイルを生成する機能と、
生成したファイルに、文字列の解析により得られた途中までの入力作業のデータを埋め込み、埋め込み後入力フォームを生成する機能と、
生成された前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信する機能と
を前記サーバに実現させるプログラムである。
請求項16記載の発明は、サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とする携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバにて、
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対して行われた当該入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示と、当該携帯端末の端末情報と途中まで入力された作業データとを取得する機能と、
前記携帯端末から取得した前記端末情報と前記作業データとを関連付けた途中情報を記憶手段に記憶する機能と、
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対してなされた入力作業を再開する旨の指示である再開指示と、前記端末情報とを取得する機能と、
取得した前記端末情報に基づいて前記記憶手段に記憶された前記作業データを読み出し、前記入力フォームに当該作業データを埋め込み、埋め込み後入力フォームを生成する機能と、
生成された前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信する機能と
を前記サーバに実現させるプログラムである。
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対して行われた当該入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示と、当該携帯端末の端末情報と途中まで入力された作業データとを取得する機能と、
前記携帯端末から取得した前記端末情報と前記作業データとを関連付けた途中情報を記憶手段に記憶する機能と、
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対してなされた入力作業を再開する旨の指示である再開指示と、前記端末情報とを取得する機能と、
取得した前記端末情報に基づいて前記記憶手段に記憶された前記作業データを読み出し、前記入力フォームに当該作業データを埋め込み、埋め込み後入力フォームを生成する機能と、
生成された前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信する機能と
を前記サーバに実現させるプログラムである。
請求項17記載の発明は、前記サイトの入力フォームに付与されるフォーム識別情報に関連付けて、当該入力フォームを形成するためのテンプレート情報と当該入力フォーム生成のためのパラメータとをフォーム生成情報記憶手段に記憶する機能と、
前記携帯端末から前記フォーム識別情報を取得する機能と、
取得した前記フォーム識別情報から、前記フォーム生成情報記憶手段に記憶された前記テンプレート情報と前記パラメータとを読み出し、前記入力フォームを生成する機能と、
生成した前記入力フォームを前記携帯端末に送信する機能と
を前記サーバに更に実現させる請求項15または16記載のプログラムである。
前記携帯端末から前記フォーム識別情報を取得する機能と、
取得した前記フォーム識別情報から、前記フォーム生成情報記憶手段に記憶された前記テンプレート情報と前記パラメータとを読み出し、前記入力フォームを生成する機能と、
生成した前記入力フォームを前記携帯端末に送信する機能と
を前記サーバに更に実現させる請求項15または16記載のプログラムである。
請求項1の発明によれば、携帯端末のユーザにとっては、途中まで入力したデータを自らの携帯端末にメモのように保存でき、本構成を有していない場合に比較して、入力フォームに対するユーザの入力作業を大幅に軽減できる。
請求項2の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、例えば個人情報の保護の問題を軽減した状態で、顧客情報のフォームへの埋め込みを実現できる。
請求項3の発明によれば、サイト側のプログラムの改修やデータベースの改修などのための作業を無くす、または軽減できる。
請求項2の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、例えば個人情報の保護の問題を軽減した状態で、顧客情報のフォームへの埋め込みを実現できる。
請求項3の発明によれば、サイト側のプログラムの改修やデータベースの改修などのための作業を無くす、または軽減できる。
請求項4の発明によれば、サイトの運営者にとって、本発明のインタフェースに切り替えるだけで、例えばサーバ上のプログラムの改修、データベースの改修などの問題を軽減した状態で、入力フォームの入力作業の軽減に伴いユーザの離脱率を低減できる。
請求項5の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、例えば個人情報の保護の問題を軽減した状態で、顧客情報のフォームへの埋め込みを実現できる。
請求項6の発明によれば、サイト側のプログラムの改修やデータベースの改修などのための作業を無くす、または軽減することができる。
請求項5の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、例えば個人情報の保護の問題を軽減した状態で、顧客情報のフォームへの埋め込みを実現できる。
請求項6の発明によれば、サイト側のプログラムの改修やデータベースの改修などのための作業を無くす、または軽減することができる。
請求項7の発明によれば、サイト側の改変を無くしまたは軽減し、個人情報の保護を図った状態にて、本構成を採用しない場合に比較して、サイトの入力フォームに対するユーザビリティを向上させることができる。
請求項8の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、携帯端末側の簡易な操作によって、途中入力後の入力フォームに対するその後の再開が可能となる。
請求項8の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、携帯端末側の簡易な操作によって、途中入力後の入力フォームに対するその後の再開が可能となる。
請求項9の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、サイトの運営者にとっては、より簡易に、途中入力フォームに対するユーザの再開を実現できる。
請求項10の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、ASPサーバ側で入力フォームを提供でき、本構成を採用しない場合に比較して、サイトの運営者に対する処理を軽減できる。
請求項10の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、ASPサーバ側で入力フォームを提供でき、本構成を採用しない場合に比較して、サイトの運営者に対する処理を軽減できる。
請求項11の発明によれば、携帯端末側で途中情報を記憶する必要がない。
請求項12の発明によれば、サイト側のプログラムの改修やデータベースの改修などのための作業を無くす、または軽減した状態で、途中入力フォームに対するユーザの再開を実現できる。
請求項12の発明によれば、サイト側のプログラムの改修やデータベースの改修などのための作業を無くす、または軽減した状態で、途中入力フォームに対するユーザの再開を実現できる。
請求項13の発明によれば、携帯端末側にて、入力途中の情報を簡易に文字列として保存でき、本構成を採用しない場合に比べて、途中からの入力作業を簡易に開始できる。
請求項14の発明によれば、サーバに途中情報を記憶させておくことで、携帯端末側の記憶作業を軽減できる。
請求項15乃至17の発明によれば、携帯端末にて、途中入力フォームに対するユーザの再開を可能とするサーバを提供できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<携帯端末システムの全体構成>
図1は、本実施の形態が適用される携帯端末システムの全体構成を示した図である。図1に示す携帯端末システムは、携帯電話に代表される携帯端末10と、ネットワーク90を介して携帯端末10から入力結果の登録を受ける携帯サイトのWebサーバ30と、途中まで入力されたデータを入力フォームに埋め込む作業を行う途中保存ASPサーバ50とを備えている。本実施の形態が適用される携帯端末10は、Flashファイル(Flashは登録商標)が表示可能な装置であって、パーソナルコンピュータ(PC)に比べて表示装置の表示領域のサイズが小さい、携帯の用途に適した情報端末である。特に近年、携帯電話用でFlashの閲覧を可能としたFlash light(商標)が導入された携帯端末10が広く用いられている。
<携帯端末システムの全体構成>
図1は、本実施の形態が適用される携帯端末システムの全体構成を示した図である。図1に示す携帯端末システムは、携帯電話に代表される携帯端末10と、ネットワーク90を介して携帯端末10から入力結果の登録を受ける携帯サイトのWebサーバ30と、途中まで入力されたデータを入力フォームに埋め込む作業を行う途中保存ASPサーバ50とを備えている。本実施の形態が適用される携帯端末10は、Flashファイル(Flashは登録商標)が表示可能な装置であって、パーソナルコンピュータ(PC)に比べて表示装置の表示領域のサイズが小さい、携帯の用途に適した情報端末である。特に近年、携帯電話用でFlashの閲覧を可能としたFlash light(商標)が導入された携帯端末10が広く用いられている。
携帯端末10は、携帯端末向けのブラウザ(携帯ブラウザ)に搭載されているFlash lightを利用できる端末である。FlashはWeb上でコンパクトなアニメーションコンテンツやインタラクティブな要素を作成・設定できるツールとして広く用いられているが、Flash lightはこれを携帯電話で利用できるようにした技術である。このFlash lightはPC上で動作するJavaScript(登録商標)に類似したActionScript(登録商標)が利用でき、PC上のJavaScriptのような動作をさせることができる。
携帯サイト側のサーバであるWebサーバ30は、携帯端末10にてユーザが入力したデータを取得し、登録を受け付ける。例えば、証券会社のサイト、結婚サービスのサイト、不動産検索サイトなどのサーバが該当する。
途中保存ASPサーバ50は、Webサーバ30が提供するhtmlファイル(htmlは商標)をFlash化したFlashデータを格納している。例えば、htmlサイトにアクセスした携帯端末10にて、htmlファイルの入力フォームからそのまま登録作業を行うと、大量のページ遷移がユーザのストレスとなり、また一画面毎の入力操作が面倒であることから、これらがhtmlサイトのユーザ離脱の原因となっていた。本実施の形態では、このような大量のページ遷移が必要な入力フォームをFlash化して1つにまとめることでユーザの大幅なストレス軽減を図っている。途中保存ASPサーバ50では、一般の携帯端末10にてアクセスが可能となるファイルフォーマットを考慮し、入力フォーム自体をFlash lightで作成している。
また、途中保存ASPサーバ50は、途中保存文字列からデータ入力を再開する際に、携帯端末10からアクセスされるサーバである。そして、パラメータの解析を行い、解析結果を、入力済みデータとしてFlashファイルに埋め込む処理を行う。尚、Webサーバ30と途中保存ASPサーバ50とを同一のサーバとすることも可能である。図1に示す例では、途中保存ASPサーバ50のURLは
https://f1.form.com
である。
https://f1.form.com
である。
本実施の形態では、Webサーバ30の入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とする携帯端末10と、携帯端末10に対して入力作業の途中情報を提供する途中保存ASPサーバ50とを備え、携帯端末10にて入力作業の中断と再開とを可能としている。即ち、携帯端末10は、入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業の中断指示を認識し、途中までの入力作業のデータを文字列として記憶手段に記憶し、ユーザからの再開指示を認識し、途中保存ASPサーバ50に対して記憶されている文字列を送信する。途中保存ASPサーバ50は、文字列を取得して解析し、入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを生成して携帯端末10に送信する。
<途中保存ASPサーバ50の構成>
図2は、途中保存ASPサーバ50の構成を示す図である。途中保存ASPサーバ50は、途中保存ASPサーバ50が備える各部を制御するCPU51と、CPU51の一時的なワーキングエリアとして機能するRAM52とを備える。また、CPU51が動作するためのプログラム54が記憶されているROM53を備えている。更に、キーボードやマウス等の操作入力を受け付ける操作部56と、例えば液晶ディスプレイパネル等にて形成されオペレータに対してデータを表示する表示部57と、ネットワーク90(図1参照)を介して携帯端末10やWebサーバ30と通信する通信部58とを備えている。尚、操作部56および表示部57は、備えられていない場合がある。
図2は、途中保存ASPサーバ50の構成を示す図である。途中保存ASPサーバ50は、途中保存ASPサーバ50が備える各部を制御するCPU51と、CPU51の一時的なワーキングエリアとして機能するRAM52とを備える。また、CPU51が動作するためのプログラム54が記憶されているROM53を備えている。更に、キーボードやマウス等の操作入力を受け付ける操作部56と、例えば液晶ディスプレイパネル等にて形成されオペレータに対してデータを表示する表示部57と、ネットワーク90(図1参照)を介して携帯端末10やWebサーバ30と通信する通信部58とを備えている。尚、操作部56および表示部57は、備えられていない場合がある。
更に、途中保存ASPサーバ50は、例えばハードディスクドライブなどの記憶媒体で構成されるデータベース55を備えている。このデータベース55は、本実施の形態の特徴的な構成として、入力フォームであるFlashファイルを各種、格納している。また、携帯端末10の端末IDと入力された情報とを関連付けて記憶・保存するための再開処理実行テーブルがデータベース55に格納されている。尚、再開処理実行テーブルは、データベース55に格納される場合の他、CSVファイルなどのデータとして保存される場合がある。
<携帯端末10の構成>
図3(a)、(b)は、携帯端末10の構成を示す図である。図3(a)は機能構成の一例を示し、図3(b)は外観構成の一例を示している。携帯端末10は、図3(a)に示すように、携帯端末10の全体を制御し、また各種演算を行うCPU11と、CPU11の作業領域として用いられ、また、入力フォームに入力された各種データなどを一時的に記憶する記憶手段であるRAM12とを備えている。また、CPU11の動作プログラムなどのプログラム14が記憶されているROM13を備えている。また、テンキーやスクロールキー等のポインティングデバイスを有する操作部16と、各種情報を表示する表示部17を備えている。更に、ネットワーク90(図1参照)を介して途中保存ASPサーバ50やWebサーバ30と通信する通信部18とを備えている。図3(b)に示す携帯端末10は、一般の携帯電話装置を示している。本実施の形態では、途中保存ASPサーバ50から入力した入力フォームを表示部17に表示し、例えば入力フォームに対応した箇所への入力や、途中保存ボタンの押し下げ、途中保存ASPサーバ50のURLの指定などを操作部16を介して行う。
図3(a)、(b)は、携帯端末10の構成を示す図である。図3(a)は機能構成の一例を示し、図3(b)は外観構成の一例を示している。携帯端末10は、図3(a)に示すように、携帯端末10の全体を制御し、また各種演算を行うCPU11と、CPU11の作業領域として用いられ、また、入力フォームに入力された各種データなどを一時的に記憶する記憶手段であるRAM12とを備えている。また、CPU11の動作プログラムなどのプログラム14が記憶されているROM13を備えている。また、テンキーやスクロールキー等のポインティングデバイスを有する操作部16と、各種情報を表示する表示部17を備えている。更に、ネットワーク90(図1参照)を介して途中保存ASPサーバ50やWebサーバ30と通信する通信部18とを備えている。図3(b)に示す携帯端末10は、一般の携帯電話装置を示している。本実施の形態では、途中保存ASPサーバ50から入力した入力フォームを表示部17に表示し、例えば入力フォームに対応した箇所への入力や、途中保存ボタンの押し下げ、途中保存ASPサーバ50のURLの指定などを操作部16を介して行う。
<第1の処理形態例>
図4は、携帯端末システムにて実行される第1の処理形態例を示した図である。この第1の処理形態例では、途中まで入力された入力データを携帯端末10にて文字列としてRAM12の記憶手段に記憶している。そして、再開に際して、この文字列を途中保存ASPサーバ50に送信し、途中保存ASPサーバ50にて、途中までの入力データを埋め込んだ入力フォームを生成する。その後、途中保存ASPサーバ50から携帯端末10に対して途中までの入力データを埋め込んだ入力フォーム(埋め込み後入力フォーム)が送信される。
図4は、携帯端末システムにて実行される第1の処理形態例を示した図である。この第1の処理形態例では、途中まで入力された入力データを携帯端末10にて文字列としてRAM12の記憶手段に記憶している。そして、再開に際して、この文字列を途中保存ASPサーバ50に送信し、途中保存ASPサーバ50にて、途中までの入力データを埋め込んだ入力フォームを生成する。その後、途中保存ASPサーバ50から携帯端末10に対して途中までの入力データを埋め込んだ入力フォーム(埋め込み後入力フォーム)が送信される。
図4および図1を参考にして説明すると、まず、Webサーバ30にネットワーク90を介してアクセスした携帯端末10にて、途中保存ASPサーバ50と関連付けられた入力操作の指定を受ける(ステップS101)。即ち、携帯サイトであるWebサーバ30に携帯端末10を用いてユーザがアクセスする。そして、携帯端末10は、ユーザによる入力操作を行うことの指示を認識する。例えば、『会員登録ボタン』等の入力のためのボタンが踏まれたこと(押下されたこと)を認識する。
次いで、途中保存ASPサーバ50のアドレスにフォーム情報であるフォームID(契約ID)がセットされたURLにより、携帯端末10が途中保存ASPサーバ50にアクセスする(ステップS102)。例えば、Webサーバ30のサイトから提供される画面上で『会員登録ボタン』等の入力画面をユーザが選択すると、途中保存ASPサーバ50にフォームID(契約ID)をセットしたURL
https://f1.form.com/?契約ID
により、携帯端末10がネットワーク90を介して途中保存ASPサーバ50にアクセスする。その後、途中保存ASPサーバ50は、取得したフォームのID(契約ID)に応じた入力フォームを携帯端末10に送信する(ステップ103)。
https://f1.form.com/?契約ID
により、携帯端末10がネットワーク90を介して途中保存ASPサーバ50にアクセスする。その後、途中保存ASPサーバ50は、取得したフォームのID(契約ID)に応じた入力フォームを携帯端末10に送信する(ステップ103)。
図5は、途中保存ASPサーバ50のデータベース55に格納される入力フォーム生成テーブルの一例を示した図である。図5に示す入力フォーム生成テーブルには、記憶される内容として、契約ID、登録時URL、テンプレートURL、パラメータ1〜パラメータn(nは2以上の整数)がある。
図5に示す入力フォーム生成テーブルの契約IDは、Webサーバ30の入力フォームのIDである。途中保存ASPサーバ50にて、Flash lightを用いて作成されたWebサーバ30の入力フォーム毎に付与され、入力フォームを一意に特定するための情報である。ステップ103にて送信される入力フォームは、この契約IDに対応したものである。
また、入力フォーム生成テーブルの登録時URLは、途中保存ASPサーバ50のサイトのURLである。
更に、入力フォーム生成テーブルのテンプレートURLは、生成される入力フォームを形成するためのテンプレート情報である。
また更に、入力フォーム生成テーブルには、パラメータ1〜パラメータn(nは2以上の整数)として、入力されるテキスト情報を個別に取り扱うためのパラメータが格納されている。例えば、“Name”、“姓”、“ふりがな”など、パラメータ1〜nとして、個々の項目毎に、取得したテキスト情報を項目毎に入力フォームに割り当てるための設定値がパラメータとして格納されている。
また、入力フォーム生成テーブルの登録時URLは、途中保存ASPサーバ50のサイトのURLである。
更に、入力フォーム生成テーブルのテンプレートURLは、生成される入力フォームを形成するためのテンプレート情報である。
また更に、入力フォーム生成テーブルには、パラメータ1〜パラメータn(nは2以上の整数)として、入力されるテキスト情報を個別に取り扱うためのパラメータが格納されている。例えば、“Name”、“姓”、“ふりがな”など、パラメータ1〜nとして、個々の項目毎に、取得したテキスト情報を項目毎に入力フォームに割り当てるための設定値がパラメータとして格納されている。
図4および図3を参考にして更に説明すると、携帯端末10では、操作部16を介して入力された入力フォームを表示部17に表示し、ユーザの操作部16の操作によってなされた、入力フォームに対するユーザの入力データをCPU11は、取得する。そして、中断に際して、表示部17に表示された途中保存ボタンに対する操作、即ち、操作部16を用いてなされたユーザによる途中保存指示(中断指示)を認識する(ステップ104)。
そして、携帯端末10は、途中まで入力された文字、契約IDを組とした文字列と、途中保存ASPサーバ50のURLとの文字列(URL)を携帯端末10に保存する(ステップ105)。
そして、携帯端末10は、途中まで入力された文字、契約IDを組とした文字列と、途中保存ASPサーバ50のURLとの文字列(URL)を携帯端末10に保存する(ステップ105)。
その後、再開時には、携帯端末10は、保存されている文字列(URL)に対するユーザのアクセスにより、途中保存ASPサーバ50へデータを送信する(ステップ106)。例えば、表示部17に表示されているURLに対する操作、即ち、操作部16を用いたユーザのクリック操作を認識(再開指示を認識)し、そのURLを頼りに途中保存ASPサーバ50へデータを送信する。
携帯端末10からネットワーク90を介してデータを取得した途中保存ASPサーバ50は、取得したデータを解析し、携帯端末10のユーザが、途中までの入力データを埋めこんだ入力フォームを生成する。そして、生成した入力フォームを携帯端末10に送信する(ステップ107)。携帯端末10は、携帯端末10のユーザに、途中までの入力データが埋め込まれた状態の入力フォーム(埋め込み後入力フォーム)を提供し、ユーザへの入力作業の再開を可能とする(ステップ108)。以上によって、図4に示す第1の処理形態例の処理部分は終了する。
そして、埋め込み後入力フォームを用いて、ユーザは、継続した入力作業を行うことができる。この継続した入力作業に際して、再度、中断したいとユーザが欲した場合には、上述の動作を繰り返すことで、複数回の中断・復帰作業を実現できる。
ユーザによる入力作業が全て終了した場合には、Webサーバ30に直接、入力データを送信することで、サイトの入力フォームに対する入力作業が完了する。尚、このとき、途中保存ASPサーバ50を経由してWebサーバ30にデータを送信するように構成することもできる。
ユーザによる入力作業が全て終了した場合には、Webサーバ30に直接、入力データを送信することで、サイトの入力フォームに対する入力作業が完了する。尚、このとき、途中保存ASPサーバ50を経由してWebサーバ30にデータを送信するように構成することもできる。
図6(a)、(b)は、途中保存ボタンが押下された際の動作パターンを説明するための図である。図6(a)は、携帯端末10の表示部17に表示された入力フォームの例を示している。入力フォームには、ユーザがデータを埋め込むことができる入力欄61が設けられている。また、入力フォームには、途中保存ボタン62が設置されている。携帯端末10のCPU11は、途中保存ボタン62のクリック動作を認識することで、ユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの入力を認識することができる。
図6(b)は、携帯端末10にてメーラが起動した状態を示している。図6(a)で入力フォームに設置された途中保存ボタン62が押下されると、例えば、図6(b)に示すように、本文に保存用のテキスト(text)が表示された状態で、Flash lightからメーラが起動する。図6(b)に示す例では、
https://f1.form.com/form.html?id=1004&name1=山田&name2=タロウ&email=yamada@domo.ne.jp
という文字列が表示されている。ここで、“ ? ”以降の
id=1004&name1=山田&name2=タロウ&email=yamada@domo.ne.jp
は、実際には暗号化された文字列となる。また、id=1004の1004が契約番号(契約IDの情報)である。
https://f1.form.com/form.html?id=1004&name1=山田&name2=タロウ&email=yamada@domo.ne.jp
という文字列が表示されている。ここで、“ ? ”以降の
id=1004&name1=山田&name2=タロウ&email=yamada@domo.ne.jp
は、実際には暗号化された文字列となる。また、id=1004の1004が契約番号(契約IDの情報)である。
尚、メーラを起動させるのではなく、保存用のテキストをURLとしてブックマークを起動させるように構成することができる。即ち、『お気に入り保存』をFlash lightから起動する。
また、Flash lightから、携帯端末10の文字入力画面(テキスト入力フィールド画面)が開き、保存用テキストが表示されるように構成することができる。ユーザは、自らテキストをコピー&ペーストしてテキストメモ、ブックマークとして保存する。
携帯端末10では、上述した図4のステップ104およびステップ105にて説明したように、このようなユーザの操作によって、入力フォームに途中まで入力された情報を含んだ文字列を、適宜、保存する。
携帯端末10では、上述した図4のステップ104およびステップ105にて説明したように、このようなユーザの操作によって、入力フォームに途中まで入力された情報を含んだ文字列を、適宜、保存する。
図7は、上述した図4のステップ105〜ステップ107に示す処理として、途中保存ASPサーバ50にて実行される処理の流れを示すフローチャートである。
まず、途中保存ASPサーバ50の通信部58にて、携帯端末10から再開の情報を含む文字列を取得する(ステップ111)。途中保存ASPサーバ50のCPU51は、取得した文字列を解析する(ステップ112)。そして、取得した文字列に含まれる契約IDに対応する情報を、データベース55に格納された入力フォーム生成テーブル(図5参照)から読み出す(ステップ113)。そしてCPU51は、入力フォーム生成テーブルから読み出した情報により、Flashファイルを生成する(ステップ114)。CPU51は、この生成したFlashファイルに、文字列の解析から得られた文字を埋め込み、ユーザが途中まで入力データを埋めこんだ入力フォームを生成する(ステップ115)。その後、途中保存ASPサーバ50は、生成した入力フォーム(埋め込み後入力フォーム)を、通信部58を介して携帯端末10に送信する(ステップ116)。これにより、埋め込み後入力フォームの生成処理と送信処理が終了する。
まず、途中保存ASPサーバ50の通信部58にて、携帯端末10から再開の情報を含む文字列を取得する(ステップ111)。途中保存ASPサーバ50のCPU51は、取得した文字列を解析する(ステップ112)。そして、取得した文字列に含まれる契約IDに対応する情報を、データベース55に格納された入力フォーム生成テーブル(図5参照)から読み出す(ステップ113)。そしてCPU51は、入力フォーム生成テーブルから読み出した情報により、Flashファイルを生成する(ステップ114)。CPU51は、この生成したFlashファイルに、文字列の解析から得られた文字を埋め込み、ユーザが途中まで入力データを埋めこんだ入力フォームを生成する(ステップ115)。その後、途中保存ASPサーバ50は、生成した入力フォーム(埋め込み後入力フォーム)を、通信部58を介して携帯端末10に送信する(ステップ116)。これにより、埋め込み後入力フォームの生成処理と送信処理が終了する。
第1の処理形態例によれば、携帯端末のユーザにとっては、途中まで入力したデータを自らの携帯端末にメモのように保存でき、入力フォームに対する再開が容易になる。
また、携帯端末のユーザにとっては、途中までの入力データを第三者のサーバに保存する必要がなく、心理的な抵抗が軽減される。
また、携帯端末のユーザにとっては、途中までの入力データを第三者のサーバに保存する必要がなく、心理的な抵抗が軽減される。
<第2の処理形態例>
図8は、携帯端末システムにて実行される第2の処理形態例を示した図である。前述の第1の処理形態例では、途中まで入力された入力データを携帯端末10にて文字列として記憶していた。第2の処理形態例では、携帯端末10にて途中保存ボタンが押下されると、携帯端末10の端末IDと入力された情報とを途中保存ASPサーバ50に送信し、途中保存ASPサーバ50側にて端末IDとパラメータとを紐付けしてデータベース55などに保存している。
図8は、携帯端末システムにて実行される第2の処理形態例を示した図である。前述の第1の処理形態例では、途中まで入力された入力データを携帯端末10にて文字列として記憶していた。第2の処理形態例では、携帯端末10にて途中保存ボタンが押下されると、携帯端末10の端末IDと入力された情報とを途中保存ASPサーバ50に送信し、途中保存ASPサーバ50側にて端末IDとパラメータとを紐付けしてデータベース55などに保存している。
まず、前述の第1の処理形態例に示すステップ101〜ステップ104と同様な、以下に示すステップ201〜ステップ204の処理がなされる。即ち、Webサーバ30にアクセスした携帯端末10にて、途中保存ASPサーバ50と関連付けられた入力操作の指定を受ける(ステップ201)。次いで、途中保存ASPサーバ50のアドレスにフォームID(契約ID)がセットされたURLにより、携帯端末10が途中保存ASPサーバ50にアクセスする(ステップ202)。そして、途中保存ASPサーバ50は、取得したフォームのID(契約ID)に応じた入力フォームを携帯端末10に送信する(ステップ203)。携帯端末10にて入力フォームに対するユーザの入力データを取得し、ユーザによる途中保存指示を認識する(ステップ204)。
その後、携帯端末10は、携帯端末10の端末IDと、ユーザにより入力された入力データとを途中保存ASPサーバ50へ送信する(ステップ205)。例えば、携帯端末IDと途中までの入力データとを含む文字列を途中保存ASPサーバ50へ送信する。その後、途中保存ASPサーバ50では、取得した端末IDと入力データとを、契約IDと紐付けてデータベース55へ格納する(ステップ206)。
図9は、途中保存ASPサーバ50のデータベース55に格納される途中情報テーブルの一例を示した図である。図9に示す途中情報テーブルには、記憶される内容として、端末ID、契約ID、パラメータ1〜パラメータn(nは2以上の整数)がある。ここでは、端末情報と途中まで入力された作業データとを関連付けた途中情報が、データベース55などの記憶手段に記憶される。
端末IDは、携帯端末10毎にユニークな、携帯端末10を特定するための情報である。例えば10桁の番号が用いられる。
契約IDは、図5に示す入力フォーム生成テーブルの契約IDと同様であり、Webサーバ30の入力フォームのIDである。途中保存ASPサーバ50にて、Flash lightを用いて作成されたWebサーバ30の入力フォーム毎に付与され、入力フォームを一意に特定するための情報である。
また、途中情報テーブルには、パラメータ1〜パラメータn(nは2以上の整数)として、携帯端末10にて実際に入力されたデータが格納される。例えば、“山田”、タロウ、 “yamada@domo.ne.jp”などである。
契約IDは、図5に示す入力フォーム生成テーブルの契約IDと同様であり、Webサーバ30の入力フォームのIDである。途中保存ASPサーバ50にて、Flash lightを用いて作成されたWebサーバ30の入力フォーム毎に付与され、入力フォームを一意に特定するための情報である。
また、途中情報テーブルには、パラメータ1〜パラメータn(nは2以上の整数)として、携帯端末10にて実際に入力されたデータが格納される。例えば、“山田”、タロウ、 “yamada@domo.ne.jp”などである。
図8の処理について続けて説明する。
その後、再開時に、携帯端末10から途中保存ASPサーバ50に端末IDを送信し、途中保存ASPサーバ50は、途中までの入力データが埋め込まれた状態の入力フォームを生成する(ステップ207)。例えば、携帯端末10のユーザが途中保存ASPサーバ50のURLを選択すると、携帯端末10の通信部18(図3参照)は、自己(携帯端末10)の端末IDを途中保存ASPサーバ50に送信する。途中保存ASPサーバ50は、通信部58(図2参照)を介して取得した端末IDから、図9に示すような途中情報テーブルと、図5に示すような入力フォーム生成テーブルとを用いて、途中までの入力データが埋め込まれた状態の入力フォーム(埋め込み後入力フォーム)を生成する。
その後、再開時に、携帯端末10から途中保存ASPサーバ50に端末IDを送信し、途中保存ASPサーバ50は、途中までの入力データが埋め込まれた状態の入力フォームを生成する(ステップ207)。例えば、携帯端末10のユーザが途中保存ASPサーバ50のURLを選択すると、携帯端末10の通信部18(図3参照)は、自己(携帯端末10)の端末IDを途中保存ASPサーバ50に送信する。途中保存ASPサーバ50は、通信部58(図2参照)を介して取得した端末IDから、図9に示すような途中情報テーブルと、図5に示すような入力フォーム生成テーブルとを用いて、途中までの入力データが埋め込まれた状態の入力フォーム(埋め込み後入力フォーム)を生成する。
途中保存ASPサーバ50は、生成した入力フォーム(埋め込み後入力フォーム)を携帯端末10に送信し、携帯端末10は、携帯端末10のユーザに入力フォームを提供して、再開を可能とする(ステップ208)。以上により、図9に示す第2の処理形態例の処理部分は終了する。その後の処理は、前述と同様である。
以上、詳述したように、本実施の形態によれば、携帯端末10にて、携帯サイト(Webサーバ30)に対する会員登録などの入力作業を大幅に軽減できる。
また、サイト(Webサーバ30)の運営者にとっては、途中入力に対する個人情報は途中保存ASPサーバ50が対応することから、個人情報保護に対する作業を軽減できる。更に、サイトのデータベースやプログラムの改修の必要性がなく、導入が容易である。また更に、入力フォームで離脱していたユーザを再度、顧客にすることが可能となり、入力フォームに対する離脱率の大幅な軽減が可能となる。
また、サイト(Webサーバ30)の運営者にとっては、途中入力に対する個人情報は途中保存ASPサーバ50が対応することから、個人情報保護に対する作業を軽減できる。更に、サイトのデータベースやプログラムの改修の必要性がなく、導入が容易である。また更に、入力フォームで離脱していたユーザを再度、顧客にすることが可能となり、入力フォームに対する離脱率の大幅な軽減が可能となる。
10…携帯端末、30…Webサーバ、50…途中保存ASPサーバ、61…入力欄、62…途中保存ボタン
Claims (17)
- サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とする携帯端末と、当該携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバとを備え、当該携帯端末にて入力作業の中断と再開とを可能とする携帯入力方法であって、
前記携帯端末は、前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示を認識し、当該入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを文字列として記憶手段に記憶し、ユーザからの当該入力フォームに対する入力作業の再開の指示である再開指示を認識し、前記サーバに対して当該記憶手段に記憶されている文字列を送信し、
前記サーバは、前記携帯端末から送信された前記文字列を取得して前記文字列を解析し、前記入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを生成して前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、前記サーバから取得した前記埋め込み後入力フォームを用いて、中断していた入力作業の再開を可能とする携帯入力方法。 - 前記携帯端末は、前記サーバのアドレスにフォーム情報を加えたURLにより当該サーバに接続し、
前記サーバは、取得した前記フォーム情報に応じた入力フォームを前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、取得した前記入力フォームに対し、前記中断指示を認識した後の処理を実行することを特徴とする請求項1記載の携帯入力方法。 - 前記サーバは、前記入力フォームを生成するための情報を予め記憶手段に記憶するとともに、前記携帯端末にてアクセスが可能となるファイルフォーマットで前記入力フォームを生成することを特徴とする請求項1または2記載の携帯入力方法。
- サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を行う携帯端末と、当該携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバとを備え、当該携帯端末にて入力作業の中断と再開とを可能とする携帯入力方法であって、
前記携帯端末は、前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示を認識し、当該携帯端末の端末情報と途中まで入力された作業データとを前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記携帯端末から取得した前記端末情報と前記作業データとを関連付けた途中情報を記憶手段に記憶し、
前記携帯端末は、ユーザからの前記入力フォームに対する入力作業の再開の入力を認識して前記サーバに対して前記端末情報を送信し、
前記サーバは、取得した前記端末情報に関連付けられた前記作業データを前記記憶手段の前記途中情報から読み出し入力フォームに埋め込んで埋め込み後入力フォームを生成して前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、前記サーバから取得した前記埋め込み後入力フォームを用いて、中断していた入力作業の再開を可能とする携帯入力方法。 - 前記携帯端末は、前記サーバのアドレスにフォーム情報を加えたURLにより当該サーバに接続し、
前記サーバは、取得した前記フォーム情報に応じた入力フォームを前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、取得した前記入力フォームに対し、前記中断指示を認識した後の処理を実行することを特徴とする請求項4記載の携帯入力方法。 - 前記サーバは、前記入力フォームを生成するためのフォーム生成情報を予め記憶手段に記憶するとともに、前記携帯端末にてアクセスが可能となるファイルフォーマットで前記入力フォームを生成し、前記途中情報を埋め込んで前記埋め込み後入力フォームを生成することを特徴とする請求項4または5記載の携帯入力方法。
- サイトの入力フォームに対して入力作業を行う携帯端末と、
前記携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバとを備え、
前記携帯端末は、
前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの入力を認識する中断認識手段と、
前記中断認識手段による認識に基づき当該入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを文字列として記憶する記憶手段と、
ユーザからの前記入力フォームに対する入力作業の再開の入力を認識する再開認識手段と、
前記再開認識手段による認識に基づき前記サーバに対して前記記憶手段に記憶されている文字列を送信する送信手段と、を備え、
前記サーバは、
前記携帯端末の送信手段により送信された前記文字列を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した前記文字列を解析し、前記入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成した前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信するファイル送信手段と、を備え、
前記携帯端末は、前記サーバのファイル送信手段から取得した埋め込み後入力フォームを用いて、中断していた入力作業の再開を可能とする携帯端末システム。 - 前記携帯端末の前記記憶手段は、前記サーバのアドレスに加えて前記文字列を含むURLを記憶することを特徴とする請求項7記載の携帯端末システム。
- サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とする携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバであって、
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを含む文字列を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した文字列を解析する解析手段と、
前記解析手段による解析に基づいてファイルを生成するファイル生成手段と、
生成したファイルに、前記解析手段による文字列の解析により得られた途中までの入力作業のデータを埋め込み、埋め込み後入力フォームを生成する埋め込み後入力フォーム生成手段と、
前記埋め込み後入力フォーム生成手段により生成された前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信する送信手段と
を有することを特徴とするサーバ。 - 前記サイトの入力フォームに付与されるフォーム識別情報に関連付けて、当該入力フォームを形成するためのテンプレート情報と当該入力フォーム生成のためのパラメータとを記憶するフォーム生成情報記憶手段と、
前記携帯端末から前記フォーム識別情報を取得する識別情報取得手段と、
取得した前記フォーム識別情報から、前記フォーム生成情報記憶手段に記憶された前記テンプレート情報と前記パラメータとを読み出し、前記入力フォームを生成するフォーム生成手段と、
生成した前記入力フォームを前記携帯端末に送信するフォーム送信手段と
を更に備えたことを特徴とする請求項9記載のサーバ。 - サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とする携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバであって、
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対して行われた当該入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示と、当該携帯端末の端末情報と途中まで入力された作業データとを取得する取得手段と、
前記携帯端末から取得した前記端末情報と前記作業データとを関連付けた途中情報を記憶する途中情報記憶手段と、
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対してなされた入力作業を再開する旨の指示である再開指示と、前記端末情報とを取得する再開指示取得手段と、
取得した前記端末情報に基づいて前記途中情報記憶手段に記憶された前記作業データを読み出し、前記入力フォームに当該作業データを埋め込み、埋め込み後入力フォームを生成する埋め込み後入力フォーム生成手段と、
前記埋め込み後入力フォーム生成手段により生成された前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信する送信手段と
を有することを特徴とするサーバ。 - 前記サイトの入力フォームに付与されるフォーム識別情報に関連付けて、当該入力フォームを形成するためのテンプレート情報と当該入力フォーム生成のためのパラメータとを記憶するフォーム生成情報記憶手段と、
前記携帯端末から前記フォーム識別情報を取得する識別情報取得手段と、
取得した前記フォーム識別情報から、前記フォーム生成情報記憶手段に記憶された前記テンプレート情報と前記パラメータとを読み出し、前記入力フォームを生成するフォーム生成手段と、
生成した前記入力フォームを前記携帯端末に送信するフォーム送信手段と
を更に備え、
前記埋め込み後入力フォーム生成手段は、前記フォーム生成情報記憶手段に記憶された前記テンプレート情報と前記パラメータとを用いて前記入力フォームを生成し、生成した当該入力フォームに前記作業データを埋め込むことを特徴とする請求項11記載のサーバ。 - サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とし、入力作業の途中情報を提供するサーバに接続してユーザに対して当該入力フォームへの入力作業の中断と再開とを可能にする携帯端末であって、
前記サーバのアドレスにフォーム情報を加えたURLにより当該サーバに接続する接続手段と、
前記サーバから、前記フォーム情報に応じた入力フォームを取得する第1の取得手段と、
前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示を認識する中断指示認識手段と、
前記中断指示の認識に基づき、前記入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを文字列として記憶する記憶手段と、
前記入力フォームに対するユーザからの入力作業の再開指示を認識する再開指示認識手段と、
前記再開指示の認識に基づき、前記記憶手段に記憶されている途中までの入力作業に関する前記文字列を前記サーバに送信する文字列送信手段と、
前記サーバから、前記入力フォームに途中までの入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを取得する第2の取得手段と
を有することを特徴とする携帯端末。 - サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とし、入力作業の途中情報を提供するサーバに接続してユーザに対して当該入力フォームへの入力作業の中断と再開とを可能にする携帯端末であって、
前記サーバのアドレスにフォーム情報を加えたURLにより当該サーバに接続する接続手段と、
前記サーバから、前記フォーム情報に応じた入力フォームを取得する第1の取得手段と、
前記入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示を認識する中断指示認識手段と、
前記中断指示の認識に基づき、前記入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータと自らの端末情報とを前記サーバに送信する途中情報送信手段と、
前記入力フォームに対するユーザからの入力作業の再開指示を認識する再開指示認識手段と、
前記再開指示の認識に基づき、前記端末情報を含む再開情報を前記サーバに送信する再開情報送信手段と、
前記サーバから、前記入力フォームに途中までの入力作業のデータが埋め込まれた埋め込み後入力フォームを取得する第2の取得手段と
を有することを特徴とする携帯端末。 - サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とする携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバであって、
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対して行われた途中までの入力作業のデータを含む文字列を取得する機能と、
取得した文字列を解析する機能と、
解析に基づいてファイルを生成する機能と、
生成したファイルに、文字列の解析により得られた途中までの入力作業のデータを埋め込み、埋め込み後入力フォームを生成する機能と、
生成された前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信する機能と
を前記サーバに実現させるプログラム。 - サイトの入力フォームへのユーザによる入力作業を可能とする携帯端末に対して入力作業の途中情報を提供するサーバにて、
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対して行われた当該入力フォームに対してユーザが行う入力作業の途中にて入力作業を中断する旨のユーザの指示である中断指示と、当該携帯端末の端末情報と途中まで入力された作業データとを取得する機能と、
前記携帯端末から取得した前記端末情報と前記作業データとを関連付けた途中情報を記憶手段に記憶する機能と、
前記携帯端末から、当該携帯端末のユーザにより前記入力フォームに対してなされた入力作業を再開する旨の指示である再開指示と、前記端末情報とを取得する機能と、
取得した前記端末情報に基づいて前記記憶手段に記憶された前記作業データを読み出し、前記入力フォームに当該作業データを埋め込み、埋め込み後入力フォームを生成する機能と、
生成された前記埋め込み後入力フォームを前記携帯端末に送信する機能と
を前記サーバに実現させるプログラム。 - 前記サイトの入力フォームに付与されるフォーム識別情報に関連付けて、当該入力フォームを形成するためのテンプレート情報と当該入力フォーム生成のためのパラメータとをフォーム生成情報記憶手段に記憶する機能と、
前記携帯端末から前記フォーム識別情報を取得する機能と、
取得した前記フォーム識別情報から、前記フォーム生成情報記憶手段に記憶された前記テンプレート情報と前記パラメータとを読み出し、前記入力フォームを生成する機能と、
生成した前記入力フォームを前記携帯端末に送信する機能と
を前記サーバに更に実現させる請求項15または16記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009116989A JP2010268159A (ja) | 2009-05-13 | 2009-05-13 | 携帯入力方法、携帯端末システム、サーバ、携帯端末、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009116989A JP2010268159A (ja) | 2009-05-13 | 2009-05-13 | 携帯入力方法、携帯端末システム、サーバ、携帯端末、およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010268159A true JP2010268159A (ja) | 2010-11-25 |
Family
ID=43364793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009116989A Pending JP2010268159A (ja) | 2009-05-13 | 2009-05-13 | 携帯入力方法、携帯端末システム、サーバ、携帯端末、およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010268159A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013084291A (ja) * | 2011-05-31 | 2013-05-09 | Rakuten Inc | 情報処理システム、情報処理システムの処理方法、プログラム、及び、記録媒体 |
JP2018060400A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | 富士通株式会社 | 表示制御方法、表示制御装置及び表示制御プログラム |
JP6454438B1 (ja) * | 2018-07-19 | 2019-01-16 | 株式会社メルカリ | 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム |
JP2020013419A (ja) * | 2018-07-19 | 2020-01-23 | 株式会社メルカリ | 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム |
-
2009
- 2009-05-13 JP JP2009116989A patent/JP2010268159A/ja active Pending
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