JP2010268053A - 監視システム及び映像データ記録装置 - Google Patents

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敬二 西川
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教敬 岸田
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晋二郎 豊田
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Abstract

【課題】簡易で安価な構成で、監視カメラからの映像データを途切れることなく継続して記録することができる監視システム及び映像データ記録装置を提供する。
【解決手段】映像データ101,102を受信して記録する映像データ記録装置20,30をネットワークを介して接続し、映像データ記録装置20は、異常障害が発生した場合、記録エラーコマンド103を予め設定された映像データ記録装置30に送信し、映像データ記録装置30は、映像データ記録装置20から記録エラーコマンド103を受信し、受信した記録エラーコマンド103に基づき記録可能と判定した場合、応答コマンド104を映像データ記録装置20に送信し、映像データ記録装置20は、受信した応答コマンド104に基づいて、映像データ記録装置30に映像データ101を転送する。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば監視カメラから入力された映像信号を蓄積する映像データ記録装置同士がネットワークを通じて接続され、ある映像データ記録装置に障害が発生した場合に他の映像データ記録装置に映像信号を蓄積させるようにした監視システム及び映像データ記録装置に関するものである。
近年、セキュリティー需要の高まりから、監視カメラを用いたライブ映像の監視が行われている。また、監視を目的としたライブ映像を表示することとは別に、有事が発生した場合に発生原因を特定することを目的として、監視カメラからの映像データを記録する映像データ記録装置が利用されている。
このような映像データ記録装置において、内蔵された映像蓄積部としてのハードディスクドライブに障害が発生した場合、監視カメラから送られた映像データが記録されないため、有事の際に映像を確認することができず、その結果、発生要因が特定できないという問題がある。よって、このような映像データ記録装置を用いて監視カメラの映像データを記録する監視システムでは、映像データ記録装置の映像記録動作に障害が発生した場合であっても、監視カメラから送られてくる映像データの記録動作を継続し続けることが必要である。
そこで、複数の映像データ記録装置と監視コントローラが同一のネットワークを介して接続された監視システムが開示されている(特許文献1を参照)。特許文献1では、監視コントローラがネットワーク上の映像データ記録装置の映像記録動作状態を確認しており、映像データ記録装置に障害が発生した場合に、監視カメラからの映像データを正常な映像記録動作状態の映像データ記録装置に割り当て、監視カメラからの映像データを途切れることなく継続して記録している。
特開2007−235914号公報
しかしながら、上述した従来の映像データ記録装置は、監視カメラからの映像データを途切れることなく継続して記録するために、正常な映像記録動作状態の映像データ記録装置に映像データを割り当てる監視コントローラが別途必要であり、監視システムが複雑になりコストが増大するという課題があった。
この発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、簡易で安価な構成で、監視カメラからの映像データを途切れることなく継続して記録することができる監視システム及び映像データ記録装置を提供することを目的とする。
この発明に係る監視システムは、撮影された第1の映像データを受信して記録する第1の映像蓄積部を備えた第1の映像データ記録装置と、撮影された第2の映像データを受信して記録する第2の映像蓄積部を備えた第2の映像データ記録装置とが、ネットワークを介して接続された監視システムにおいて、第1の映像蓄積部に異常障害が発生した場合に、第1の映像データ記録装置が、記録エラーコマンドを第2の映像データ記録装置に送信し、第2の映像データ記録装置から記録可能であることを示す応答コマンドを受信した際に、第1の映像データを第2の映像データ記録装置に転送し、第2の映像データ記録装置が、記録エラーコマンドを受信した場合に、第2の映像蓄積部で記録可能であるかを判定し、記録可能と判定した際に、応答コマンドを第1の映像データ記録装置に送信し、第1の映像データ記録装置から転送された第1の映像データを第2の映像蓄積部に記録するものである。
この発明に係る監視システムによれば、異常障害が発生した映像データ記録装置は予め設定された別の映像データ記録装置へ記録エラーコマンドを送信し、正常に動作している映像データ記録装置が受信した記録エラーコマンドに基づいて記録可能と判定した場合、異常障害が発生した映像データ記録装置が転送した映像データを、正常に動作している映像データ記録装置が記録するように構成したので、監視コントローラを必要とすることなく、簡易で安価な構成で、監視カメラからの映像データを途切れることなく継続して記録することができる。
この発明の実施の形態1に係る映像データ記録装置を用いた監視システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る映像データ記録装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1における記録エラーコマンドのフォーマットの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1における応答コマンドのフォーマットの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1における復旧コマンドのフォーマットの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1における記録可否判定処理を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る映像データ記録装置において、異常障害が発生した場合の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る映像データ記録装置において、正常な動作状態で記録エラーコマンドを受信した場合の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2において、映像データ記録装置が異常障害から復旧した後の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2において、正常な映像記録動作状態の映像データ記録装置の処理を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、この発明の映像データ記録装置を用いた監視システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、この監視システムは、複数の撮像部としての監視カメラ10a,10b,・・・,10nにより構成された監視カメラ10、複数の撮像部としての監視カメラ40a,40b,・・・,40nにより構成された監視カメラ40、映像データ記録装置(第1の映像データ記録装置)20,映像データ記録装置(第2の映像データ記録装置)30及びモニタ61,62から構成されており、映像データ記録装置20と映像データ記録装置30がネットワークを介して接続されている。
監視カメラ10とモニタ61は映像データ記録装置20と通信可能に接続されている。映像データ記録装置20は、監視カメラ10からの映像データ(第1の映像データ)101を受信して記録すると共に、モニタ信号として映像データ101をモニタ61に出力する。
また、監視カメラ40とモニタ62は映像データ記録装置30と通信可能に接続されている。映像データ記録装置30は、監視カメラ40からの映像データ(第2の映像データ)102を受信して記録すると共に、映像データ102をモニタ61に出力する。
なお、図1では、2つの映像データ記録装置20,30を示しているが、映像データ記録装置の数は2つに限られるものではなく、2つ以上の映像データ記録装置をネットワークを介して接続している構成であれば良い。
次に、映像データ記録装置の動作について説明する。
図1に示した監視カメラ10a,10b,・・・,10nは、それぞれ撮像対象を撮影した映像データ101を映像データ記録装置20へ送信し、映像データ記録装置20は受信した映像データ101を記録している。同様に、監視カメラ40a,40b,・・・,40nは、それぞれ撮影した映像データ102を映像データ記録装置30へ送信し、映像データ記録装置30は受信した映像データ102を記録している。
次に、映像データ記録装置20において記録動作の異常障害が発生し、映像データ記録装置30が正常に記録している場合の動作について説明する。
図1に示すように、映像データ記録装置20は、記録動作の異常障害を検知すると、異常障害が発生したことを示す記録エラーコマンド103を、ネットワークを介して映像データ記録装置30に送信する。記録エラーコマンド103を受信した映像データ記録装置30は、監視カメラ10からの映像データ101を記録可能であるか否かを判定し、記録可能であると判定した場合、ネットワークを介して映像データ記録装置20に応答コマンド104を送信する。応答コマンド104を受信した映像データ記録装置20は、転送開始コマンド105と共に、監視カメラ10からの映像データ101を映像データ記録装置30に転送する。映像データ記録装置30は受信した映像データ101を記憶する。映像データ記録装置20において、異常障害から復旧した場合、映像データ記録装置20は、映像データ記録装置30へ復旧コマンド106を送信すると共に、映像データ記録装置30への映像データ101の転送を終了し、映像データ101を記録する。映像データ記録装置30は、復旧コマンド106に基づいて、映像データ101の記憶を終了する。
図2は、この発明の実施の形態1に係る映像データ記録装置の構成を示すブロック図である。なお、説明を容易にするため映像データ記録装置20のみの構成を示しているが、映像データ記録装置30も同様の構成である。
図2に示すように、映像データ記録装置20は、送受信部20a、映像出力部20b、映像蓄積部21、制御部24、メモリ25から構成されており、それぞれがバス125を介して通信可能に接続されている。
送受信部20aは、コネクタ21a,21b、トランス22a,22b、イーサネット部23a,23bから構成され、映像データ記録装置20内と外部との間で映像データ101等の送受信を行う。
コネクタ21a、21bは、映像データ記録装置20の外部と接続するためのコネクタであり、例えばRJ−45コネクタである。外部との接続形態は、例えば通信ケーブルとして、イーサネット(登録商標。以下同じ。)ケーブルが用いられている。
コネクタ21aは、監視カメラ10と通信可能に接続されると共に、トランス22a、イーサネット部23aを通じてバス125に接続されており、監視カメラ10からの映像データ101を受信している。
コネクタ21bは、ネットワークを介して映像データ記録装置30と通信可能に接続されると共に、トランス22b、イーサネット部23bを通じてバス125と接続されており、制御部24からの指示に従い、映像データ101を映像データ記録装置30へ送信する。
映像蓄積部21は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)であり、監視カメラ10からの映像データ101を記録すると共に、必要に応じて監視カメラ40からの映像データ102を記録する。
映像出力部20bは、ディスプレイインタフェース26、コネクタ28から構成されており、映像データ記録装置20内から外部のモニタ61へ映像データ101,102を出力する。コネクタ28は、ディスプレイインタフェース26を介してバス125と接続されると共に、映像データ記録装置20とモニタ61の間を通信可能に接続している。映像蓄積部21からの映像データ101は、ディスプレイインタフーイス26及びコネクタ28を介して、モニタ信号としてモニタ61へ送信されるように構成されている。
メモリ25は、ネットワーク上の映像データ記録装置20の位置情報、映像データ記録装置30の位置情報、監視カメラ10の設定情報及び各種プログラムを記憶しており、メモリ25が記憶している位置情報は、例えばIPアドレスとして予め登録されている。
制御部24は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、映像データ記録装置20において各種の処理を行って映像データ記録装置20内の各部を制御すると共に、映像蓄積部21の動作状態を監視している。また、制御部24は、各種のコマンドを生成すると共に、メモリ25から必要に応じて映像データ記録装置20の位置情報、映像データ記録装置30の位置情報、監視カメラ10の設定情報及び各種プログラムを取得し、各種の処理を実行する。
映像データ記録装置30は、図示していないが、映像データ記録装置20と同様の構成であり、送受信部30a、映像出力部30b、映像蓄積部31、制御部34、メモリ35から構成されており、それぞれがバス135を介して通信可能に接続されている。送受信部30aは、コネクタ31a,31b、トランス32a,32b、イーサネット部33a,33bから構成され、映像データ記録装置30内と外部との間で映像データ102等の送受信を行う。また、映像出力部30bは、ディスプレイインタフェース36、コネクタ38から構成されており、映像データ記録装置30内から外部のモニタ62へ映像データ101,102を出力する。コネクタ38は、ディスプレイインタフェース36を介してバス135と接続されると共に、映像データ記録装置30とモニタ62の間を通信可能に接続している。
次に、制御部24,34が生成する各コマンドについて説明する。
図3は、異常障害が発生した映像データ記録装置20又は映像データ記録装置30において、作成される記録エラーコマンド103のフォーマットの一例を示す図である。なお、図3は、映像データ記録装置20及び映像データ記録装置30のそれぞれに接続される監視カメラの台数を最大16台とし、位置情報をIPアドレスとした場合のフォーマットである。
図3に示すように、記録エラーコマンド103は、例えば、ヘッダ310、送信元IPアドレス(位置情報)320、送信先IPアドレス(位置情報)330、監視カメラ設定情報340、障害発生日時370、復旧目安時間380、フッタ390から構成された、560ビットからなる情報である。以下、映像データ記録装置20で生成された記録エラーコマンド103を一例にして説明する。
ヘッダ310は、記録エラーコマンド103の先頭に付与され、コマンドが記録エラーコマンド103であることを示している。送信元IPアドレス320は、記録エラーコマンドを送信する映像データ記録装置20のネットワーク上での位置を示す情報であり、送信先IPアドレス330は、映像データ記録装置20以外、ここでは映像データ記録装置30のネットワーク上での位置を示す情報であり、送信元IPアドレス320及び送信先IPアドレス330は、予め設定され、メモリ25に記憶されている。
監視カメラ設定情報340は、映像蓄積部21の異常障害が発生した時点で割り当てられていた監視カメラ10の設定情報であり、接続カメラ台数341と、接続された監視カメラ10毎のポート番号342、映像サイズ343、記録レート344及び最低必要記録レート345から構成されている。
接続カメラ台数341は、映像データ記録装置20に接続されている監視カメラ10a,10b,・・・,10nの台数を示し、ポート番号342は、各監視カメラ10a,10b,・・・,10nが接続されているポート番号である。映像サイズ343は、各監視カメラ10a,10b,・・・,10nにより撮影された映像のサイズとして、例えば、下位1ビットが「0」であればSXVGA、下位1ビットが「1」であればVGAなどの映像サイズを示すものである。記録レート344は、映像蓄積部21において異常障害が発生した時点の各監視カメラ10a,10b,・・・,10nからの映像データ101の単位時間当たりの伝送データ量を示しており、最低必要記録レート345は、ユーザ等により希望する最低レベルの記録レートとして予め設定された閾値であり、記憶する映像データの記録レートのレベルの目安となるものである。
障害発生日時370は、映像蓄積部21の異常障害が発生した日時を示し、復旧目安時間380は、映像蓄積部21が異常障害から復旧するまでの目安時間を示している。復旧するまでの目安時間は、メモリ25に記憶されており、例えば予め設定された障害の種類に応じた時間である。復旧目安時間380の後には、記録エラーコマンド103の最後を示すフッタ390が付与されている。
図4は、正常な映像記録動作状態の映像データ記録装置20又は映像データ記録装置30において、記録可能であると判定した場合に作成される応答コマンド104のフォーマットの一例を示す図である。
図4に示すように、応答コマンド104は、例えば、ヘッダ510、送信元IPアドレス520、送信先IPアドレス530、判定結果540、フッタ550から構成されている48ビットの情報である。以下、映像データ記録装置30で生成された応答コマンド104を一例にして説明する。
ヘッダ510は、応答コマンド104の先頭に付与され、コマンドが応答コマンド104であることを示す情報である。送信元IPアドレス520は、応答コマンド104を送信する記録装置30のネットワーク上での位置を示す情報であり、送信先IPアドレス530は、ここでは記録装置20のネットワーク上での位置を示す情報であり、送信元IPアドレス520及び送信先IPアドレス530は、予めメモリ35に記憶されている。判定結果540は、ここでは、記録可否の判定結果を示す8ビットの情報であり、最後にフッタ550が付与されている。
図5は、異常障害が発生した映像データ記録装置20又は映像データ記録装置30において、復旧した場合に生成される復旧コマンド106のフォーマットの一例を示す図である。
図5に示すように、復旧コマンド106は、例えば、ヘッダ710、送信元IPアドレス720、送信先IPアドレス730、障害発生日時740、障害復旧日時750、復旧通知760、フッタ770から構成されている。以下、映像データ記録装置20で生成された復旧コマンド106を一例にして説明する。
ヘッダ710は、復旧コマンド106の先頭に付与され、コマンドが復旧コマンド106であることを示す情報である。送信元IPアドレス720は、復旧コマンド106を送信する記録装置20のネットワーク上での位置を示す情報であり、送信先IPアドレス730は、ここでは映像データ記録装置30のネットワーク上での位置を示す情報であり、送信元IPアドレス720及び送信先IPアドレス730は、予めメモリ25に記憶されている。障害発生日時740は、映像蓄積部21の異常障害が発生した日時を示し、障害復旧日時750は、映像蓄積部21が異常障害から復旧した日時を示している。復旧通知760は、復旧したことを示す情報であり、ここでは、8ビットの情報である。復旧通知760の後には、最後にフッタ770が付与されている。
次に、記録可否判定について説明する。
図6は、後述する図8のステップST31からステップST33の処理を詳細に説明したものであり、正常な映像記録動作状態の映像データ記録装置20又は映像データ記録装置30において、記録エラーコマンド103を受信した場合の記録可否判定処理を説明するフローチャートである。以下、映像データ記録装置30における記録可否判定の例を説明する。
図6に示すように、映像データ記録装置30の制御部34がネットワークを介して映像データ記録装置20から記録エラーコマンド103を受信すると(ステップST1)、制御部34は、現在受信している監視カメラ40a,40b,・・・,40nの映像データ102の記録レートを読み出し、映像データ102の記録レートに基づいて和を計算し、監視カメラ40の記録レートの和を算出すると共に、映像蓄積部31の使用可能な記憶容量を読み出す(ステップST2)。
制御部34は、ステップST1で受信した図3に示す記録エラーコマンド103の記録レート344に基づいて、監視カメラ10の記録レート344の和を計算する(ステップST3)。
制御部34は、ステップST3で求めた監視カメラ10の記録レート344の和と監視カメラ40の記録レートの和を加算して、監視カメラ10と監視カメラ40の記録レートの総和を算出し、記録レートの総和がステップST2で読み出した映像蓄積部31の使用可能な記憶容量の範囲内であるかを判定する(ステップST4)。
ステップST4において、監視カメラ10と監視カメラ40の記録レートの総和が映像蓄積部31の使用可能な記憶容量の範囲内である場合(ステップST4“YES”)、制御部34は、監視カメラ10の映像データ101を受け入れ可能と判断し、映像蓄積部21の異常障害が発生した映像データ記録装置20から受信した記録エラーコマンド103に対して応答コマンド104で返送して(ステップST5)待機する(END)。ここでは、図4に示す応答コマンド104の判定結果540は、8ビットで表現するとし、記録レートの総和が映像蓄積部31の使用可能な記憶容量を超えない場合の判定結果540を「00000000」としている。
一方、ステップST4において、監視カメラ10の映像データ101の記録レートと監視カメラ40の映像データ102の記録レートの総和が映像蓄積部31の使用可能な記憶容量の範囲を超えた場合(ステップST4“NO”)、制御部34は、記録レートの総和が映像蓄積部31の使用可能な記憶容量の範囲内となるように記録レートを下げ、調整後の記録レートに記録エラーコマンド103の復旧目安時間380を乗じて、復旧の目安時間までに必要となるデータ容量を計算する(ステップST6)。
ステップST6における計算の結果、制御部34は、復旧目安時間までに必要となる監視カメラ10の映像データ101及び監視カメラ40の映像データ102のデータ容量が、映像蓄積部31における使用可能な記憶容量の範囲内であるかを判定する(ステップST7)。
ステップST7において、蓄積できると判定した場合(ステップST7“YES”)、制御部34は、記録可能と判断し、映像蓄積部21の異常障害が発生した映像データ記録装置20から受信した記録エラーコマンド103に対して応答コマンド104を返送して(ステップST8)待機する(END)。ここでは、記録レートの総和が映像蓄積部31の使用可能な記憶容量の範囲内となるように記録レートを調整した場合の判定結果540を「00000001」としている。
ステップST7において、蓄積不可能、即ち、映像蓄積部31の記憶容量が不足している場合(ステップST7“NO”)、制御部34は、映像蓄積部31の使用可能な記憶容量の範囲内となるように記録レートを下げ、監視カメラ10の映像データ101及び監視カメラ40の映像データ102の容量を少なくし、調整後の記録レートで復旧までの目安時間に必要となるデータ容量を再度計算する(ステップST9)。
制御部34は、調整後の記録レートが閾値として図3に示す最低必要記録レート345以上であるか判定し(ステップST10)、記録レートが最低必要記録レート345以上の場合(ステップST10“YES”)、制御部34は、記録可能と判断し、映像データ記録装置20からの記録エラーコマンド103に対する応答コマンド104を返送して(ステップST11)待機する(END)。ここでは、映像蓄積部31の使用可能な記憶容量の範囲内となるように調整した記録レートが閾値以上であると判定した場合の判定結果は「00000010」としている。
また、記録レートが最低必要記録レート345未満の場合(ステップST10”NO”)、制御部34は、判定結果を「00000011」に設定して応答コマンド104を返送する(ステップST12)。
このように、制御部34は、使用可能な記憶容量の範囲内となるように調整した各記録レートを、判定結果の下位2ビット「00」、「01」、「10」、「11」で示して応答コマンド104を返送する。すなわち、下位2ビット「00」の場合に最も記録レートが高く、下位2ビット「11」の場合に最も記録レートが低いことを示している。
このような応答コマンド104を受信した映像データ記録装置20は、後述するように、映像データ101の転送先となる映像データ記録装置30に対して、転送する映像データ101の送信を開始することを示す転送開始コマンド105を送信する。転送開始コマンド105を受信した映像データ記録装置30では、制御部34が監視カメラ10a,10b,・・・,10n及び監視カメラ40a,40b,・・・,40nの記録レート設定を変更する。
なお、ここでは、ネットワーク上に2台の映像データ記録装置が存在する場合について説明したが、映像データ記録装置が3台以上存在する場合では、ネットワーク上の複数の映像データ記録装置から応答コマンド104が到達した場合、応答コマンド104を受信した映像データ記録装置は、応答コマンドにおける判定結果の下位2ビットで転送先の映像データ記録装置の優先順位を決定して転送を開始することとしている。下位2ビットの優先順は「00」、「01」、「10」、「11」の順で映像データの転送先となる映像データ記録装置を決定して映像データを転送する。
また、同一優先順位の応答コマンド104を受信した場合の映像データ記録装置選択順位を予め設定しておき、メモリ25に記憶しておくことで、同一優先順位の応答コマンド104を受信した場合の映像データの転送先を決定できるようにしてもよい。
次に、異常障害が発生した映像データ記録装置の処理について説明する。
図7は、異常障害が発生した映像データ記録装置20又は映像データ記録装置30における処理を示すフローチャートである。以下、映像データ記録装置20における処理の例を説明する。
図7に示すように、制御部24は、映像蓄積部21の動作状態を監視しており、異常を検知するまで、繰り返し正常な記録を継続しているかどうかを判定している(ステップST21“YES”)。
ステップST21において、映像蓄積部21の動作異常を検知すると(ステップST21“NO”)、制御部24は、記録エラーコマンド103を示すヘッダ310を先頭に付し、メモリ25から映像データ記録装置20のIPアドレスを読み取って送信元IPアドレス320とし、メモリ25に予め記憶されている映像データ記録装置30のIPアドレスを読み取って送信先IPアドレス330とし、メモリ25から監視カメラ10の設定情報を読み取って監視カメラ設定情報340とし、障害が発生した日時を図示しない内蔵の時計から読み取って障害発生日時370とし、メモリ25に予め設定されている目安時間を読み取って復旧目安時間380とし、最後にフッタ390を付して、記録エラーコマンド103を生成し、送受信部20aを介して映像データ記録装置30へ送信する(ステップST22)。
制御部24は、映像データ記録装置30からの応答コマンド104を受信したかどうかを判定し(ステップST23)、応答コマンド104を受信するまで待機する(ステップST23“NO”)。
ステップST23において、応答コマンド104を受信すると(ステップST23“YES”)、制御部24は、転送開始コマンド105を生成し、送受信部20aを介して映像データ記録装置30へ送信する(ステップST24)と共に、映像データ101を映像データ記録装置30へ転送する(ステップST25)。
制御部24は、異常障害中の映像蓄積部21を監視し、映像蓄積部21が復旧したかどうかを判定する(ステップST26)。映像蓄積部21が復旧するまで(ステップST26“NO”)は、ステップST25を繰り返し、映像データ101の転送を継続する。
ステップST26において、映像蓄積部21が復旧したと判定すると(ステップST26“YES”)、制御部24は、先頭に復旧コマンド106を示すヘッダ710を付し、メモリ25に予め記憶されている映像データ記録装置20自身のIPアドレスを読み出して送信元IPアドレス720とし、図4に示す応答コマンド104の送信元IPアドレス530に基づいて送信先IPアドレス730とし、メモリ25に記憶した異常障害が発生した時間を読み出して障害発生日時740とし、図示しない内蔵の時計から障害が復旧した日時を読み出して障害復旧日時750とし、復旧したことを示す復旧通知760及び最後にフッタ770を付して、復旧コマンド106を生成して、映像データ記録装置30へ送信すると共に、映像データ101の転送を終了して(ステップST27)、監視カメラ10からの映像データ101を再び映像蓄積部21に記録する(ステップST28)。
次に、正常な映像記録動作状態の映像データ記録装置の処理について説明する。
図8は、正常な映像記録動作状態の映像データ記録装置20及び映像データ記録装置30における処理を示すフローチャートである。なお、前述した図6には、図8のステップST31からステップST33の処理を詳細に説明している。
以下、映像データ記録装置30における処理の例を説明する。
図8に示すように、制御部34は、記録エラーコマンド103の受信を待機しており、受信するまで(ステップST31“NO”)繰り返し受信を待機する。
ステップST31において、制御部34は、記録エラーコマンド103を受信すると(ステップST31“YES”)、図6で前述したように、図3の監視カメラ10の記録レート344、監視カメラ40の記録レート及び映像蓄積部31の使用可能な記憶容量に基づいて、映像データ記録装置20が受信している映像データ101を記録可能か否かを判定する(ステップST32)。
ステップST32において、映像データ101を記録不可能と判定した場合(ステップST32“NO”)、応答せず終了する(END)。
ステップST32において、映像データ101を記録可能と判定した場合(ステップST32“YES”)、制御部34は、応答コマンドを示すヘッダ510を先頭に付し、メモリ35に記憶している映像データ記録装置30自身のIPアドレスを送信元IPアドレス520とし、図3に示す送信元IPアドレス330を送信先IPアドレス530とし、前述した記録可否判定の結果を判定結果540とし、最後にフッタ550を付し、応答コマンド104を生成して映像データ記録装置20へ送信する(ステップST33)。また、映像データ記録装置20から転送開始コマンド105を受信する(ステップST34)と、制御部34は、受信した監視カメラ設定情報340に基づいて監視カメラ設定を行い、監視カメラ40に加えて監視カメラ10にも割り当てる(ステップST35)。
ステップST35において、割り当てが変更されると、映像データ記録装置30では、転送された映像データ101を受信し、受信した映像データ101を映像蓄積部31に記録する(ステップST36)。
映像データ101の受信、記録が始まると、制御部34は、復旧コマンド106の受信を待機し(ステップST37)、受信するまでは繰り返し待機する(ステップST37“NO”)。制御部34は、復旧コマンド106を受信すると(ステップST37“YES”)、メモリ35から元の監視カメラ設定情報を読み出して、割り当てを元に戻す(ステップST38)ことにより、映像データ101の記録を終了する(END)。
以上のように、この実施の形態1によれば、映像データ101を受信して記録する映像蓄積部21を備えた映像データ記録装置20及び映像データ102を受信して記録する映像蓄積部31を備えた映像データ記録装置30をネットワークを介して接続しており、映像データ記録装置20は、映像蓄積部21で異常障害が発生した場合、記録エラーコマンド103を予め設定された映像データ記録装置30に送信し、映像データ記録装置30は、映像データ記録装置20からの記録エラーコマンド103を受信し、受信した記録エラーコマンド103に基づいて映像蓄積部31で記録可能と判定した場合、応答コマンド104を映像データ記録装置20に送信し、映像データ記録装置20は、受信した応答コマンド104に基づいて、映像データ記録装置30に映像データ101を転送するように構成したので、監視コントローラを必要とすることなく、簡易で安価な構成で、監視カメラ10からの映像データ101を途切れることなく継続して記録することができるという効果が得られる。
実施の形態2.
実施の形態1では、映像データ記録装置20の映像蓄積部21の異常障害が発生している間、監視カメラ10a,10b,・・・,10nの映像データ101を、正常に動作している映像データ記録装置30の映像蓄積部31で記録し、映像蓄積部21が復旧した場合、再び映像データ101を映像蓄積部21で記録する構成について説明したが、実施の形態2は、映像データ記録装置20の復旧後において、異常障害中に他の映像データ記録装置30で記録された映像データ101を復旧した映像データ記録装置20に転送する構成について説明する。
実施の形態1の構成では、監視カメラ映像の記録は中断されることなく継続されるが、ハードディスク異常が継続されていた期間の監視カメラ映像を映像データ記録装置20で確認することができなくなるという課題がある。
また、映像データ記録装置30の映像蓄積部31のみで映像データ記録装置20に接続された監視カメラ10の映像データ101及び映像データ記録装置20に接続された監視カメラ40映像データ102を蓄積するために、映像データ記録装置30へのアクセス負荷が増大するとともに映像蓄積部31において使用可能な記憶容量が制限されてしまう課題がある。
そこで、映像データ記録装置30の映像蓄積部31に蓄積している記録データ101を映像データ記録装置20の映像蓄積部21に移動させ、映像蓄積部31の記憶容量を回復させる構成にする。なお、実施の形態2の監視システムの構成及び映像データ記録装置の構成は、実施の形態1と略同一であり、異なる構成のみ説明する。
制御部24は、実施の形態1の機能に加えて、データ復元要求を含む復旧コマンド106を生成して送信するものであり、制御部34は、データ復元要求を含む復旧コマンド106を受信した際に、復旧コマンド106に対する復元応答コマンドを返信すると共に、映像蓄積部31で記録した映像データ101を映像データ記録装置20へ送信するものである。なお、説明をわかりやすくするために制御部24と制御部34の処理を分けて記載するが、制御部24と制御部34の構成及び機能はほぼ同様である。
メモリ35は、実施の形態1で説明したメモリ25と同様に、ネットワーク上の映像データ記録装置30の位置情報、映像データ記録装置20の位置情報、監視カメラ10の設定情報及び各種プログラムを記憶している。
異常障害が発生した映像データ記録装置20の制御部24は、異常障害から復旧すると、データ復元要求を含む復旧コマンド106を映像データ記録装置30へ送信する。
また、制御部24は、復元応答コマンドを受信すると、映像データ記録装置30から映像データ101を受信し、映像蓄積部23に記録する。
正常に動作している映像データ記録装置30の制御部34は、データ復元要求を含む復旧コマンド106を受信した場合、映像データ記録装置20から転送された映像データ101の記録を終了し、復元応答コマンドを返信すると共に、映像蓄積部31が記録した映像データ101を映像データ記録装置20に転送するように構成している。また、制御部34は、映像データ101の転送が終了すると、転送完了コマンドを送信する。
ここで、データ復元要求を含む復旧コマンド106の一例について説明する。
図5において示した復旧コマンド106の復旧通知760は、例えば、8ビットのコマンドとし、復旧通知760の下位ビットが0の場合、復旧したことのみを示すものとし、下位ビットが1の場合、復旧したことに加えて記録データ101又は記録データ102を要求することを示すよう予め設定されている。
また、図示しないが、復元応答コマンドは、例えば、図4で示した応答コマンド104の判定結果540に変えて復元開始通知としたものであり、復旧開始を示すものである。
また、図示しないが、転送完了コマンドは、復元要求に応じた映像データ101又は映像データ102の転送が終了したことを示すコマンドである。
次に、異常障害から復旧した後の映像データ記録装置の処理について説明する。
図9は、異常障害から復旧した後の映像データ記録装置20の処理を示すフローチャートであり、図7に示したステップST26以降の処理を示している。
図7に示したステップST26において、映像蓄積部21が復旧したと判定すると(ステップST26“YES”)、図9に示すように、映像データ記録装置20の制御部24は、データ復元要求を含んだ復旧コマンド106を生成し、映像データ記録装置30へ送信し、映像データ101の転送を終了する(ステップST41)と共に、映像蓄積部21により映像データ101の記録を再開する(ステップST42)。
制御部24は、ステップST41で送信した復旧コマンド106に対する復元応答コマンドを映像データ記録装置30から受信するまで待機する(ステップST43“NO”)。制御部24は、映像データ記録装置30から復元応答コマンドを受信すると(ステップST43“YES”)、復元応答コマンドに続いて映像データ101を受信し、復旧した映像蓄積部21に映像データ101として記録させる(ステップST44)。
また、制御部24は、映像データ記録装置30から転送完了コマンドを受信するまで(ステップST45“NO”)待機し、転送完了コマンドを受信すると(ステップST45“YES”)、制御部24は、映像データ101の記録を終了する(END)。
次に、転送された映像データを記録した映像データ記録装置の処理について説明する。
図10は、転送された映像データ101を記録した映像データ記録装置30の処理を示すフローチャートであり、図8に示したステップST38以降の処理を示している。
図8に示したステップST37において復旧コマンドを受信すると(ステップST37“YES”)、制御部34は、メモリ35から元の監視カメラ設定情報を読み出して、割り当てを元に戻す(ステップST38)ことにより、映像データ101の記録を終了する。
続いて、図10に示すように、制御部34は、復旧コマンド106の復旧通知760の下位ビットが映像データ101の復元が要求されていることを示す「1」であるかを確認し(ステップST51)、下位ビットが「0」の場合(ステップST51“NO”)、制御部34は処理を終了する(END)。
一方、ステップST51において、下位ビットが「1」の場合、制御部34は、データ復元要求があると判断し(ステップST51“YES”)、復元応答コマンドを生成して映像データ記録装置20へ送信する(ステップST52)。また、制御部34は、復元応答コマンドの送信に続いて、映像蓄積部31に記録された映像データ101を映像データ記録装置20へ送信する(ステップST53)。
ステップST53において、映像データ101を映像データ記録装置20へ送信すると、制御部34は、映像データ101の転送が完了するまで映像データ101を送信し(ステップST54“NO”)、映像データ101の転送が完了すると(ステップST54“YES”)、転送完了コマンドを生成し映像データ記録装置20へ送信し(ステップST55)、処理を終了する(END)。
以上のように、この実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果が得られると共に、映像データ記録装置20の映像蓄積部21が異常障害から復旧した場合、映像データ101の復元を要求する復旧コマンド106を映像データ記録装置30に送信し、映像データ記録装置30が復旧コマンド106を受信すると、受信した復旧コマンド106に基づき、転送された映像データ101の記録を終了し、転送中に記録した映像データ101を映像データ記録装置20に送信し、映像データ記録装置20が映像データ記録装置30に記録された映像データ101を受信し、復旧した映像蓄積部21に記録するように構成したので、映像データ記録装置30にかかる負荷を軽減するとともに映像データ記録装置30の映像蓄積部31において使用可能となる記憶容量の制限を解放させることができるという効果が得られる。
10,10a,10b,・・・,10n,40,40a,40b,・・・,40n 監視カメラ、20,30 映像データ記録装置、20a 送受信部、20b 映像出力部、21,31 映像蓄積部、61,62 モニタ、21a,21b,28 コネクタ、22a,22b トランス、23a,23b イーサネット部、24,34 制御部、25,35 メモリ、26,36 ディスプレイインタフェース、101,102 映像データ、103 記録エラーコマンド、104 応答コマンド、105 転送開始コマンド、106 復旧コマンド、125 バス、310,510,710 ヘッダ、320,520,720 送信元IPアドレス、330,530,730 送信先IPアドレス、340 監視カメラ設定情報、341 カメラ台数、342 ポート番号、343 映像サイズ、344 記録レート、345 最低必要記録レート、370,740 障害発生日時、380 復旧目安時間、390,550,770 フッタ、540 判定結果、750 障害復旧日時、760 復旧通知。

Claims (6)

  1. 撮影された第1の映像データを受信して記録する第1の映像蓄積部を備えた第1の映像データ記録装置と、撮影された第2の映像データを受信して記録する第2の映像蓄積部を備えた第2の映像データ記録装置とが、ネットワークを介して接続された監視システムにおいて、
    上記第1の映像蓄積部に異常障害が発生した場合に、上記第1の映像データ記録装置が、記録エラーコマンドを上記第2の映像データ記録装置に送信し、上記第2の映像データ記録装置から記録可能であることを示す応答コマンドを受信した際に、上記第1の映像データを上記第2の映像データ記録装置に転送し、
    上記第2の映像データ記録装置が、上記記録エラーコマンドを受信した場合に、上記第2の映像蓄積部で記録可能であるかを判定し、記録可能と判定した際に、上記応答コマンドを上記第1の映像データ記録装置に送信し、上記第1の映像データ記録装置から転送された上記第1の映像データを上記第2の映像蓄積部に記録することを特徴とする監視システム。
  2. 上記第1の映像蓄積部が異常障害から復旧した場合に、上記第1の映像データ記録装置が、上記第1の映像データの復元を要求する復旧コマンドを上記第2の映像データ記録装置に送信し、上記第2の映像データ記録装置から受信した上記第1の映像データを上記第1の映像蓄積部に記録し、
    上記第2の映像データ記録装置が、上記復旧コマンドを受信した場合に、上記第2の映像蓄積部に記録した上記第1の映像データを上記第1の映像データ記録装置に送信することを特徴する請求項1記載の監視システム。
  3. 撮影された映像データを受信して記録する映像蓄積部と、
    上記映像蓄積部に異常障害が発生した場合に、記録エラーコマンドをネットワークに接続された他の映像データ記録装置に送信し、上記他の映像データ記録装置から記録可能であることを示す応答コマンドを受信した際に、上記映像データを上記他の映像データ記録装置に転送する制御部とを備えた映像データ記録装置。
  4. 上記制御部は、上記映像蓄積部が異常障害から復旧した場合に、転送した映像データの復元を要求する復旧コマンドを上記他の映像データ記録装置に送信して上記映像データの転送を終了すると共に、上記他の映像データ記録装置から受信した映像データを上記映像蓄積部に記録することを特徴とする請求項3記載の映像データ記録装置。
  5. 撮影された映像データを受信して記録する映像蓄積部と、
    ネットワークで接続された他の映像データ記録装置から異常障害が発生したことを示す記録エラーコマンドを受信した場合に、上記映像蓄積部で記録可能であるかを判定し、記録可能であると判定した際に、応答コマンドを返信し、上記他の映像データ記録装置から転送された映像データを上記映像蓄積部に記録する制御部とを備えた映像データ記録装置。
  6. 上記制御部は、上記他の映像データ記録装置から上記映像データの復元を要求する復旧コマンドを受信した場合に、上記他の映像データ記録装置から受信した映像データの記録を終了し、上記映像蓄積部に記録されている映像データを上記他の映像データ記録装置に送信することを特徴とする請求項5記載の映像データ記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016184930A (ja) * 2013-01-15 2016-10-20 三菱電機株式会社 監視カメラ

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