JP2010267237A - 中国語入力パソコン - Google Patents

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Abstract

【課題】これまで発音によって中国語を入力する際には、鍵の押し下げ数が1回から6回までの分布を持ち、平均して回数が多い上に入力リズムが不安定であった。また、符号入力は一層不安定で手数のかかるカーソル方式を採用していた。
【解決手段】本発明は、つづり字の相補性を利用して同時に1個のキーに2個の韻母を設定することによって、韻母キーを30個以内に減らして1個のヴァーチャルな韻母鍵盤とし、同様にヴァーチャルな声母鍵盤とのあいだに自動的な交代関係を設定することにより、すべての漢字を2回の鍵の押し下げで入力できるようにした。符号、絵文字についても、階層的、体系的なヴァーチャルな鍵盤を設定し、このヴァーチャルな鍵盤と現実の鍵盤の協働システムによって、大量の符号と絵文字をすばやく入力することを可能にした。
【選択図】図7

Description

本発明は、パソコンにおける中国語の入力方式に関するものである。
現在、音韻によって中国語を入力する場合には、大きく分けて二つの方式がある。
その第一は、中国語をアルファベットを用いて表音表示し、この表音に用いられるアルファベット字母をそのまま入力する方式である。
この方式は、アルファベット26字母のなかで、中国語の表音に用いられる25字母を用いるものであり、一般に▲ヘイ▼音方式と称されている。
この方式は、入力操作の習得と習熟に容易であるという利点をもつが、逆に一つの漢字を入力する場合に、たとえば阿(a)という1字母の母音のように1タッチで入力される漢字から、2タッチの字(zi)、3タッチの漢(han)、4タッチの表(biao)、5タッチの中(zhong)、さらには、壮(zhuang)や双(shuang)のように6タッチで入力される漢字まで、さまざまな場合があり、この不統一が入力行為にとっての負担となる。
第二の方式は、一般に注音方式と称されるものである。
これは、中国語のすべての漢字音を、図1,2,3に示すように、b、p、m、f、d、t、n、l、g、k、h、j、q、x、zh、ch、sh、r、z、c、sの合計21個の声母と、a、o、e、u、er、ai、ei、ao、ou、an、en、ang、eng、ong、yi、ya、yo、ye、yao、you、yan、yin、yang、
Figure 2010267237
計36個の韻母の組み合わせによって表示するものである。
なお、この図1、2、3に示した声母と韻母の一覧表は、本発明の説明の便宜のため、一般的な音韻表とややその表示の形式を異にしている点があるので、この点については後に説明を加える。
この注音字母に基づく入力方式においては、21個の声母と36個の韻母、合わせて56個の字母を鍵盤に指定しなければならないので、いわゆるqwertyボードにおいて字母と符号の入力に割り当てられる3行10列の鍵盤以外に、一般的には操作キーや数字キーに充てられるキーにまで字母入力の割り当てを行わざるを得ず、操作性の低下は避けられない。
しかし、この方式においては、先に示した、たとえば阿(a)という1字母の母音のように1タッチで入力される漢字以外のすべての漢字が、1声母1韻母の2タッチによって入力できるので入力時のタッチ数が大幅に減少するほか、中国語の漢字音の特質に対応した方式であることから、入力時の心理的抵抗感がなく、入力にまつわる心理的疲労感を軽減することができる。
すなわち、漢字音においては、ちょうど日本語の平仮名が1字1音と感じられるように、日常の感覚として1漢字1音と感じられており、平仮名が1子音1母音に分解された日本語の入力方式と同様に1漢字が1声母1韻母に分解された中国語の入力方式は、発音と意味の対応関係からは理想的な入力方式であると判断できる。
こうして、現今の▲ヘイ▼音方式と注音方式は、1長1短の状態にあるが、ここで、注音字母に基づく入力方式における21個の声母と36個の韻母、合わせて56個の字母を3行10列の鍵盤を越えて広がる鍵盤に指定しなければならないという制約を取り去ることができれば、注音字母に基づく入力方式は理想的な入力方式となるはずである。
本発明の基本は、字母、符号入力のための3行10列の現実の鍵盤に、21個の声母の入力を担当する鍵盤と36個の韻母の入力を担当する鍵盤という二つのヴァーチャルな鍵盤を同時に設定し、この二つのヴァーチャルな鍵盤が入力操作に対応して自動的に交代するシステムを採用することによって、この課題を解決しようとする点にある。
言い換えれば、本発明においては、1個のハードキーを押し下げて声母を入力すれば、鍵盤が自動的に韻母を入力する鍵盤に切替わり、同様に、1個のハードキーを押し下げて韻母を入力すれば、鍵盤が自動的に声母を入力する鍵盤に切替わるという方式を採用することによって、この課題を解決しようとする。
本発明は、注音字母のシステムを採用した中国語入力パソコンにおいて、声母を入力するために設けられた鍵盤と韻母を入力するために設けられた鍵盤が、鍵を押し下げて字母を入力するごとに、自動的に交代するように設定されたパソコンを提唱する。
この場合、阿(a)という1字母の母音のように1タッチで入力される漢字を、この声母と韻母の自動的交代のシステムに順応させるために、本発明は、形式上声母を表し、その鍵を押し下げると鍵盤が自動的に声母鍵盤から韻母鍵盤に代わるけれども、内容的にはいかなる声母をも入力せず、そのあとで押し下げられた鍵が担当する韻母がそのまま入力されるように設定された鍵を持つパソコンを提唱する。
当然のことながら、この内容的にはいかなる声母をも入力せず、そのあとで押し下げられた鍵が担当する韻母がそのまま入力されるように設定された鍵は、本発明の声母を入力するために設けられた鍵盤に置かれる。
このような方式をとる場合の基本的な課題は、21個の声母と1個の形式的声母を3行10列の30個のキーに割り当てた場合に、残された8個のキーの扱いをどのようにするのか、36個の韻母をいかにして3行10列の30個のキーに割り当てるのか、総じて声母と韻母の鍵盤上の配列をどのような原理に基づいて設定するのと言った字母入力にかかわる問題と、句読点等の符号の処理や絵文字の入力の処理と言った広義の符号入力にかかわる問題、という二つの問題であり、また、この二つの問題を解決する方式を採用することにより、付帯的に広がるパソコンの基本的な入力能力の向上を、いかにより全面的に効果的に応用するのかという問題である。
第一の問題は、まず、声母と韻母とを分けて考察する必要がある。
声母については、21個の声母と1個の形式的声母を3行10列の30個のキーに割り当てるのであるから、そこで問題になるのは、鍵盤上でのその配列の原理と残された8個のキーにどのような機能を与えるのかという問題である。
まず、問題になるのは、これらの声母をパソコンの一般的な入力方式として採用されている3行10列の字母符号入力鍵盤にどのように配置するのかという点である。
この場合、パソコンの一般的な入力方式とは、3行10列の鍵からなる鍵盤を字母と記号の入力に割り当て、その右半分の3行5列の鍵を右手の受け持ち部分として、各行の最左端すなわち鍵盤全体の中心部分に最も近い鍵とその一つ右の鍵を右手の人差し指の受け持ち部分とし、この鍵のさらに右の鍵を右手の中指の受け持ち部分とし、この鍵のさらに右の鍵を右手の薬指の受け持ち部分とし、この鍵のさらに右の鍵を右手の子指の受け持ち部分とし、この3行10列の鍵からなる鍵盤の左半分の3行5列の鍵を左手の受け持ち部分として、各行の最右端すなわち鍵盤全体の中心部分に最も近い鍵とその一つ左の鍵を左手の人差し指の受け持ち部分とし、この鍵のさらに左の鍵を左手の中指の受け持ち部分とし、この鍵のさらに左の鍵を左手の薬指の受け持ち部分とし、この鍵のさらに左の鍵を左手の子指の受け持ち部分とする入力方式を言う。
この場合の基本的課題は、3行10列の鍵盤と中国語の音韻体系の間に合理的な対応関係を設定することである。
注音字母の体系における声母は、bpmfが唇音(bpmが両唇音、fが唇歯音)、dtnlが舌尖音、gkhが舌根音、jqzが舌面音、zhchshrが捲舌音、zcsが舌歯音、という6個のグループに分けられるので、これを右手指と左手指、上中下の3行の区別によって成立する6個の部分に対応させることができる。
この場合、右手指と左手指では、右手指が、上中下の3行のなかでは第2行に当たる部分が相対的に多くの入力対象を持つことが望ましい。
また、一般に声母と韻母の配列に当たっては、これらを一律に左から右へ配置する方法と、右手指においても左手指においても一律に中心から周辺へ、すなわち右手指においては左から右へ、左手指のおいては右から左へ配置する方法とが考えられる。
この二つの方法は一長一短であるが、後者の場合には、右手指においても左手指においても、一律に人差し指の担当する入力単位から小指の担当する入力単位へと声母と韻母の配列がなされるので、相対的に自然な感覚で入力がなされるという長所がある。
そこで、本発明においては、図6の(1)に示すように、この方式を採用することにする。
すなわち、本発明においては、声母を、b、p、m、fからなるグループと、d、t、n、lからなるグループと、g、k、hからなるグループと、j、q、xからなるグループと、zh、ch、sh、rからなるグループと、z、c、sからなるグループの6個のグループに分けて、それぞれを、パソコンの一般的な入力方式において右手の受け持つ鍵盤の第1行、第2行、第3行、左手の受け持つ鍵盤の第1行、第2行、第3行の合計6個の部分のいずれかに割り当て、さらに形式的には声母であるが、具体的には声価を持たない声母鍵をこの6個の部分のいずれかに置いたパソコンを提唱する。
より具体的には、本発明は、声母を、b、p、m、fからなるグループと、d、t、n、lからなるグループと、g、k、hからなるグループとj、q、xからなるグループと、zh、ch、sh、rからなるグループと、z、c、sからなるグループの6個のグループに分けて、右手の受け持つ鍵盤の第1行にb、p、m、fの4個の声母を置き、右手の受け持つ鍵盤の第2行にd、t、n、lの合計4個の声母と形式的には声母であるが、具体的には声価を持たない声母鍵の合計5個の鍵を置き、右手の受け持つ鍵盤の第3行に、g、k、hの合計3個の声母を置き、左手の受け持つ鍵盤の第1行にj、q、xの合計3個の声母を置き、左手の受け持つ鍵盤の第2行にzh、ch、sh、rの合計4個の声母を置き、左手の受け持つ鍵盤の第3行に、z、c、sの合計3個の声母を置いたパソコンを提唱する。
また本発明は、さらに、声母を、b、p、m、fからなるグループと、d、t、n、lからなるグループと、g、k、hからなるグループとj、q、xからなるグループと、zh、ch、sh、rからなるグループと、z、c、sからなるグループの6個のグループに分けて、右手の受け持つ鍵盤の第1行にb、p、m、fの合計4個の声母を、bを人指し指が入力を受け持つ位置に、pをその右の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、mを中指が入力を受け持つ位置に、fを薬指が入力を受け持つ位置に置き、右手の受け持つ鍵盤の第2行にd、t、n、lの合計4個の声母を、dを人指し指が入力を受け持つ位置に、tをその右の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、nを中指が入力を受け持つ位置に置き、lを薬指が入力を受け持つ位置に置き、形式的には声母であるが、具体的には声価を持たない声母鍵を小指に置き、右手の受け持つ鍵盤の第3行に、g、k、hの合計3個の声母を、gを人指し指が入力を受け持つ位置に、kをその右の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、hを中指が入力を受け持つ位置に置き、左手の受け持つ鍵盤の第1行にj、q、xの合計3個の声母を、jを人指し指が入力を受け持つ位置に、qをその左の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、xを中指が入力を受け持つ位置に置き、左手の受け持つ鍵盤の第2行にzh、ch、sh、rの合計4個の声母を、zhを人指し指が入力を受け持つ位置に、chをその左の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、shを中指が入力を受け持つ位置に置き、rを薬指が入力を受け持つ位置に置き、左手の受け持つ鍵盤の第3行に、z、c、sの合計3個の声母を、zを人指し指が入力を受け持つ位置に、cをその右の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、sを中指が入力を受け持つ位置に置いたパソコンを提唱する。
第二の、36個の韻母をいかにして3行10列の30個のキーに割り当てるのかという問題は、中国語の音韻構造に基づいて、解決することができる。
図1,2,3は、中国語の声母を縦軸に、韻母を横軸にとって、声母と韻母の組みあせによって生じる実際の音韻の単位を示したものである。
すなわち、図1、2、3において、その図表の第1列は、注音字母方式における声母のすべてを、第1行は、注音字母方式における韻母のすべてを、示している。
このなかで、図1は、中国語のすべての声母と、母音に始まる韻母との組みあせによって生じる音韻の単位を示したものである。
図2は、中国語のすべての声母と、半母音としてのi(yと表記)に始まる韻母との組みあせによって生じる音韻の単位を示したものである。
図3は、中国語のすべての声母と、半母音としてのu(wと表記)、および同じく半母音と
Figure 2010267237
である。
ただし、これらの表における韻母の表示の仕方は、その形式的な面で、一般的な中国語音韻表の場合と、いくつかの食い違いがある。
Figure 2010267237
していることである。
これは、一般的に西欧の言語における表記の仕方にならって、この二つの母音をその音価に従って、表示したものである。
Figure 2010267237
両者を合併して、eにみによって両音を一括して表示していることである。
Figure 2010267237
ても、混乱は起こらないからである。
Figure 2010267237
これは、同一の音に二種の表記が与えられることからくる混乱を避けたものである。
Figure 2010267237
括して表示した場合、中国語の漢字には、総計412個の発音単位があることが理解できる。
ただし、のちに触れるように、韻母のなかでも、ongとeiに該当する漢字は、一般的な中国語辞書は言うに及ばず、辞源等の相当大型の漢語辞書にも発見されない。
本発明の図面においては、この2個の韻母には網がけをして示している。
逆に、実際にすべての発音単位に対してシラミつぶしの検索をおこなうと、dia、tei、cei、pia、fiaoの5個の発音単位に、各1個の方言(北京方言を含む)を見出すことができる。
本発明の図面においては、この5個の発音単位はやや灰色に近い色で示している。
これ以外にも、hm、hng、m、n、ng等の記号で表わされる特殊な発音を持つ中国語の漢字が存在する。
本発明の場合は、これらの例外的な場合については、たとえばdiaはdieに、piaはpieに、teiはteに、ceiはceに、fiaoはbiaoに、hm、hngはhengに、mはmuに、n、ngはengにそれぞれ合流して選択入力させることにする。
本発明においては形式的内容的に、以上の412個の発音単位に対応する入力システムを提供することを目的とする。
この図1、2、3を通観すると、音韻的に一つの傾向が読み取れる。
それは、一定の声母と一定の韻母の間の結びつき方に、定型的な傾向が存在することである。
すなわち、たとえば一つのハードキーに、ongという韻母とyongという韻母を同時に設定し、このハードキーを押し下げると、同時にこの二つの韻母が入力されるように設定した場合に、混乱が起こるのは、ongという韻母とyongという韻母とのあいだ、すなわち韻母同士の間だけのことであり、その他の、ongという韻母を持つdong、tong、nong、long、gong、kong、hong、zhong、chong、rong、zong、cong、songと、yongという韻母を持つjiong、qiong、xiongとの間には、何の混乱も起こらないのである。
しかも、この場合には、先にも触れたように、ongという韻母のみを持つ漢字は、一般的な中国語辞書は言うに及ばず、辞源等の相当大型の漢語辞書にも発見されないので、一つのハードキーに、ongという韻母とyongという韻母を同時に設定しても何の混乱も起こらない。
同様に、たとえばyaという韻母は、d、l、j、q、x、という声母とのみ結合し、waという韻母は、g、k、h、zh、ch、sh、rという声母とのみ結合する。
そこで一つのハードキーに、yaという韻母とwaという韻母を同時に設定し、このハードキーを押し下げると、同時にこの二つの韻母が入力されるように設定した場合に、混乱が起こるのは、yaという韻母とwaという韻母とのあいだ、すなわち韻母同士の間だけのことであり、その他の、yaという韻母を持つdia、lia、jia、qia、xia、という漢字音と、waという韻母を持つgua、kua、hua、zhua、chua、shua、ruaという漢字音と間には、何の混乱も起こらないのである。
Figure 2010267237
の韻母のあいだに発見できる。
本発明においては、こうした現象を字音綴りにおける相補性と称するが、このような相補性を利用することによって、これらの相補性が見られる2種の韻母を同一の鍵によって入力することが可能になる。
Figure 2010267237
の韻母をそれぞれ各1個の現実の鍵すなわちハードキーに同時に設定したパソコンを提唱する。
すなわち、これらの鍵においては、形式的には、1種類の声母に対して、同時に2種類の韻母が入力されるのであるが、具体的に内容的に見れば、図1、2、3を参照すれば明らかなように、実際に2通りの韻母が入力されるのは、声母と結びつかない韻母同士のすべ
Figure 2010267237
すでにみたように、声母と結びつかない韻母同士のすべての場合の9例のなかで、ongと
Figure 2010267237
図4は、このようにつづり字の相補関係を利用して韻母を合併した場合の音韻表を、声母と母音に始まる韻母の結合の場合について示したものであり、図5は、このようにつづり字の相補関係を利用して韻母を合併した場合の音韻表を、声母と半母音に始まる韻母の結合の場合について示したものである。
この重複を処理するために参考になるのは、より一般的に言って、漢字の入力の場合は、常に一つの入力行為に対して複数の漢字音が対応しており、これに対してはすでに登録された辞書に基づいて複数の入力候補のなかから正しい対象を選択決定する方式が確立していることである。
そこで、上記の場合にもこの一般的に確立している方法を採用することができる。
もう一つの問題は、一般に母音あるいは複合母音として理解できる韻母のなかで、erのみは韻母としては特殊な性格を持っていることである。
すなわち、このerは、二、耳、児といった漢字音としては、一般的な韻母と同様の韻母として存在している。
そこで、このような場合のerは、本発明においては、まず、形式的には声母であるが具体的には声価を持たない声母鍵を押し下げたのちに、このerの入力を担当するキーを、押し下げるという本発明の一般的な方式によって入力することができる。
しかし、たとえば花児(花)、道児(道)、蓋児(蓋=ふた)の場合のように、名詞の接尾語に用いられる場合には、erは単にrと表記され、韻母の後ろに置かれる。
この場合、吃べるという動詞に児をつけて吃児(食べるもの)、尖るという形容詞に児をつけて尖児(尖った部分)とする等の場合も、前掲中日辞典の用法に従って名詞の接尾語と称しておく。
このような場合には、声母と韻母の自動的切替のシステムにrを位置づけることは困難である。
そこで、本発明においては、このような韻母の後ろに置かれるerについては、あらかじめこのような名詞の接尾語に用いられる場合を辞書登録しておいて、韻母とそれに付属するer音を合わせて一つの韻母として取り扱うパソコンを提唱する。
すなわち、たとえば前記の花児(huar)、道児(daor)、蓋児(gair)の場合には、それぞれuar、aor、airの部分全体で一つの韻母として扱われるのであり、この場合には、花(hua)、道(dao)、蓋(gai)と入力すれば、花(hua)、道(dao)、蓋(gai)と花児(huar)、道児(daor)、蓋児(gair)の双方が同時に入力されるのである。
以上の考案によって、3行10列のハード鍵盤に設定されるヴァーチャルな声母鍵盤とヴァーチャルな韻母鍵盤の自動的交代システムにおいて、図6に示すように、声母鍵盤には、21個の声母と1個の形式的声母を設定し、韻母鍵盤の各鍵には、
Figure 2010267237
の合計9個の韻母群を設定することによって、中国語のすべての音韻に対応するシステム、言い換えればすべての漢字に対応するシステムを作りあげることができる。
次に、韻母の場合は、図1、2、3に示したように、本来の韻母は、1、a、o、e、i、u、
Figure 2010267237
うに、単母音であるa、e、oに対してnとngが付いたもの。4、ya、yo、yeの場合のように、単母音であるa、o、eに対してその前に半母音のyを加えたもの。5、yao、youの場合のように、複合母音であるao、ouに対してその前に半母音のyを加えたもの。6、yan、yin、yang、ying、yongの場合のように、a、e、oに対してnとngが付いたものの前に半母音であるyを加えたもの。7、wa、woの場合のように、単母音であるa、oに対してその前に半母音のwを加えたもの。8、wai、weiの場合のように、複合母音であるai、eiに対してその前に半母音のwを加えたもの。9、wan、wen、wang、wengの場合のように、a、eに対してnとngが付いたものの前に半母音であるwを加えたもの。10、
Figure 2010267237
び、11、erの場合の11個の場合に分けられる。
なお、本来の注音字母の体系では、yinはyiとenを合わせた形で表記され、yingはyi
Figure 2010267237
そのローマナイズに際して、eが省かれるようになったものである。
このなかで、4の3例と5の2例を合わせて1グループにまとめ、7の2例と8の2例を合わせて1グループのまとめ、11のerの場合にもすでに記したような処理をしたあと、適当なグループに併合すると、合計8個のグループにまとめることができる。
さらに、図4、5に示すように、相補関係の成立する10組の韻母の場合に、それらをすべて注音字母の配列において、より前に配列される韻母と同じ鍵に置くことによって、す
Figure 2010267237
3、an、en、ang、eng、ongとyong。4、yaとwa、yoとwo、ye、yao、you。5、yan、
Figure 2010267237
6グループに分けることができる。
このような6グループを、声母の場合と同様に、右手指と左手指では、右手指が、上中下の3行のなかでは第2行に当たる部分が相対的に多くの入力対象を持つことが望ましいとする立場から、また注音字母の配列とそれを入力する指の位置との対応を重視する立ち場から、図6の(2)に示すような韻母入力のためのヴァーチャルな鍵盤を構成することができる。
すなわち、本発明は、注音字母の体系における声母からなる鍵盤と韻母からなる鍵盤が、同一の現実の鍵盤に設定されたヴァーチャルな鍵盤として、入力行為と対応して自動的に交代するシステムにおいて、その韻母を、ai、ei、ao、ou、er、からなるグループと、a、
Figure 2010267237
プと、yan、yin、yangとwang、yingとweng、からなるグループと、yaとwa、yoと
Figure 2010267237
からなるグループの合計6個のグループに分けて、それぞれを、パソコンの一般的な入力方式において右手の受け持つ鍵盤の第1行、第2行、第3行、左手の受け持つ鍵盤の第1行、第2行、第3行の合計6個の部分のいずれかに割り当てたパソコンを提唱する。
より具体的には、これらの韻母を、ai、ei、ao、ou、er、からなるグループと、a、o、e、
Figure 2010267237
yan、yin、yangとwang、yingとweng、からなるグループと、yaとwa、yoとwo、ye、
Figure 2010267237
グループの合計6個のグループに分けて、それぞれを、パソコンの一般的な入力方式において右手の受け持つ鍵盤の第1行に、ai、ei、ao、ou、er、からなるグループを、第2行
Figure 2010267237
からなるグループを、左手の受け持つ鍵盤の第1行に、yan、yin、yangとwang、yingとweng、からなるグループを、第2行に、yaとwa、yoとwo、ye、yao、you、からな
Figure 2010267237
プを割り当てたパソコンを提唱する。
さらにこれらの入力単位の鍵盤はの割りあてについては、、韻母を、ai、ei、ao、ou、er
Figure 2010267237
とyongからなるグループと、yan、yin、yangとwang、yingとwengからなるグループ
Figure 2010267237
コンの一般的な入力方式において右手の受け持つ鍵盤の第1行に、aiを人差し指が入力を担当する鍵に、eiをその右の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、aoを中指が入力を受け持つ位置に、ouを薬指が入力を受け持つ位置に、erを小指が入力する位置に、第2行に、aを人指し指が入力を受け持つ位置に、oをその右の同じく人差し指が入力を受け
Figure 2010267237
を小指が入力を受け持つ位置に置き、第3行に、anを人差し指が入力を担当する鍵に、enをその右の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、angを中指が入力を受け持つ位置に、engを薬指が入力を受け持つ位置に、ongとyongを小指が入力を受け持つ位置に置き、左手の受け持つ鍵盤の第1行に、yanを人指し指が入力を受け持つ位置に、yinをその左の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、yangとwangを中指が入力を受け持つ位置に、yingとwengを薬指が入力する位置に、第2行に、yaとwaを人指し指が入力を受け持つ位置に、yoとwoをその左の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、yeを中指が入力を受け持つ位置に、yaoを薬指が入力を受け持つ位置に、youを小指が入力を受け持つ位置
Figure 2010267237
たとえば、図6によって、3行10列の字母入力鍵盤の第1行第3列の鍵を押し下げた場合には、声母鍵盤のxが入力され、続いて同じ鍵を押し下げると音韻の相補関係によって、韻母鍵盤のwangは入力されず、yangのみが入力され、このあと第1行第4列の鍵を押し下げた場合には、声母鍵盤のqが入力され、続いて同じ鍵を押し下げると韻母鍵盤のyinが入力され、xiangqinという発音が入力される。
中国語の単語を、完全に発音順に並べた中国語辞典(倉石武四郎、岩波書店)によると、このxiangqinという発音に対応する漢字は、郷親(同郷人)の1例しか見られないが、その他の辞書を参照すると、相親相愛という場合の相親(親しみ合う)が見られる。
すなわち、この入力動作によって、1例あるいは2例の入力候補が出現することになる。
さらに、本発明に特徴的な1個の鍵に2個の韻母を設定する場合について図6によって説明する。
韻母の入力に対しては、まず、声母鍵盤の子音符を押し下げる必要があるが、そのあとたとえば第1行第2列の鍵を押し下げると、yingとwengという二つの字音が同時に入力され、続いて再び声母鍵盤の子音符を押し下げたあと、たとえば第1行第3列の鍵を押し下げると、yangとwangという二つの字音が同時に入力される。
こうして、yingとwengで2通り、yangとwangで2通り、掛け合わせて4通りの字音が同時に入力されるが、これを、前掲の倉石武四郎氏の中国語辞典によって検証すると、yingyang(営養)という1例のみが、入力候補文字となる。
以上によって、本発明における声母鍵盤と韻母鍵盤の自動的交代のシステムを採用した字母入力の仕組みに関する基本的な説明を終わった。
ここで入力に関係する方面で残された課題は、この声母鍵盤と韻母鍵盤で使用されていない鍵の活用の問題である。
本発明は、これらの鍵に中国語と英語に用いられる基本的な符号を設定するのであるが、ここで問題になるのは、これらの符号鍵がその他の鍵と同様に、鍵盤の自動的交代のシステムに属すれば、さまざまな不都合が起こるという点である。
そこで、本発明においては、声母鍵盤に置かれた符号鍵が押し下げられた場合には、鍵盤の自動的交代のシステムが働かず、その次に押し下げられる鍵は、依然として声母鍵盤に属するものと認識され、韻母鍵盤に置かれる符号鍵は、声母鍵盤に置かれた符号鍵と同じ鍵に設定され、この同一の鍵が連続して押し下げられると、この韻母鍵盤に置かれる符号鍵が入力され、その次に押し下げられる鍵は、依然として声母鍵盤に属するものと認識されるように設定する。
以下、声母鍵盤と韻母鍵盤で使用されていない鍵に置く符号の内容の問題に入る。
実際に声母鍵盤と韻母鍵盤において、符号の入力に当てることのできる鍵は、すでに見てきたように、声母鍵盤においては、30−(21+1)=8、の式によって与えられるように8個であり、韻母鍵盤においては、30−(28)=2、の式によって与えられるように2個である。
この合計10個の符号は、中国語と英語の基本的な符号である必要があり、また、その配列は中国語入力において、自然な感覚でなされるように配置することが望ましい。
そこで、本発明においては、図7の(1)(2)に示すように、声母鍵盤に中国語と英語の基本的符号である,(コンマ)、.(ピリオド)、?(疑問符)、!(感嘆符)、、(中国語の頓号)、。(中国語の句号)、《》、()、の8個の符号の入力を割り当て、韻母鍵盤に、同様に中国語と英語の基本的符号である、:と;の入力を担わせることにする。
また、その配置に当たっては、相対的に中国語で頻用される、《》、。(句点)、、(中国語の頓号)、の3符号を、声母鍵盤の右半分に置き、英語、中国語の双方でともによく用いられる、,(コンマ)、.(ピリオド)、?(疑問符)、!(感嘆符)、()、:(コロン)、;(セミコロン)の7符号を、声母鍵盤と韻母鍵盤の左半分に置くことにする。
すなわち、本発明においては、声母の入力を担当する3行10列の鍵盤において、21個の声母と1個の形式的に声母鍵の役割を果たすが内容的にはいかなる声母をも代表しない子音符とを合わせた22個の鍵を除いた8個の鍵に、中国語と英語の基本的符号の入力を割り当て、これらの8個の鍵が声母入力の順番に当たるときに押し下げられると、声母と韻母の交代とは無関係にこれらの符号が入力され、この符号入力のあとに引き続いて押し下げられる鍵が声母入力の順番になるように設定されたたパソコンを提唱する。
そして、より具体的には、上記のパソコンにおいて、図7(1)のように、声母の入力を担当する3行10列の鍵盤において、21個の声母と1個の形式的に声母鍵の役割を果たすが内容的にはいかなる声母をも代表しない子音符とを合わせた22個の鍵を除いた8個の鍵に、中国語と英語の基本的符号である,(コンマ)、.(ピリオド)、?(疑問符)、!(感嘆符)、、(中国語の頓号)、。(中国語の句号)、《》、()、の8個の符号の入力を割り当て、これらの8個の鍵が声母入力の順番に当たるときに押し下げられると、声母と韻母の交代とは無関係にこれらの符号が入力され、この符号入力のあとに引き続いて押し下げられる字母入力鍵が声母入力の順番になるように設定されたたパソコンを提唱するのである。
一方、韻母鍵盤においては、韻母の入力を担当する3行10列の鍵盤において、28個の韻母と韻母群の入力の役割を果たす鍵を除いた2個の鍵に中国語と英語の基本的符号の入力を担わせて、この韻母の入力を担当する鍵盤におかれた2個の鍵を、声母の入力を担当する鍵盤において中国語と英語の8個の基本的符号の入力を担う鍵のうちのいずれかと重なる鍵に置き、この鍵を2度連続して押し下げると、この2個の鍵のいずれかが入力され、この符号入力のあとに引き続いて押し下げられる字母入力鍵が声母入力の順番になるように設定されたたパソコンを提唱する。
そして、より具体的には、上記のパソコンにおいて、図7(2)のように、韻母の入力を担当する3行10列の鍵盤において、28個の韻母と韻母群の入力の役割を果たす鍵を除いた2個の鍵に:と;の入力を担わせて、この韻母の入力を担当する鍵盤に置かれた2個の鍵を、声母の入力を担当する鍵盤において中国語と英語の8個の基本的符号の入力を担う鍵のうちのいずれかと重なる鍵に置き、この鍵を2度連続して押し下げると、この:あるいは;が入力されるように設定した鍵盤を持つパソコンを提唱する。
以上の声母鍵盤に置かれた8個の符号キーと韻母鍵盤に置かれた2個の符号キーは、これまで紹介してきたその他の通常の字母キーとともにヴァーチャルな自動交替鍵盤の一部に置かれることになる。
以上によって、本発明の声母鍵盤と韻母鍵盤の自動的交代のシステムの中心的要素を説明した。
ただし、このシステムは、字母入力の最初の行為に際して、常に声母鍵盤が用意されていること、入力者が決して入力を誤らないことという二つの前提で運用されている。
しかし、実際の字母入力過程においては、入力動作の誤りによって、正しい入力が行われないことが起こりうる。
そこで、本発明は、このようなシステムを確保するために、字母入力の過程において、それ以外の入力次元からはじめて字母入力に入った時点、決定キーあるいはスペースキーを押し下げた直後、決定キーあるいはスペースキーを押し下げた直後にクリアキーあるいはバックスペースキーを1回あるいは数回連続して押し下げた直後、には声母鍵盤が呼び出されるように設定されたパソコンを提唱する。
残された問題は、第一に、こうした入力方式を通じて出現する複数の入力候補文字やその他の入力候補対象の選択確定のシステムの設定の問題であり、この問題には、これまで紹介してきた自動交替するヴァーチャルな字母入力鍵盤による入力以外に、さらに鍵盤切替キーを押し下げることによって入るヴァーチャルな符号鍵盤や入力鍵盤切替キーを切り下げて入る絵文字入力鍵盤の問題が含まれる。
すなわち、本発明は、これらの課題をともに、現実の鍵盤の形をとって設定されるヴァーチャルな鍵盤を利用した入力方式のヴァリエーションとして解決する。
本発明は、上記の課題の総合的解決のために、現実の鍵盤と同じ形をとったヴァーチャルな鍵盤として画面のディスプレーに表示され、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に割り当てられた入力機能が実現するように設定されたパソコンを提唱する。
これを、中国語入力における入力候補文字の入力に絞って、以下に説明する。
本発明は、中国語入力の過程において、あるいはより一般的に字母入力の過程において、すでに入力された情報によって予測された入力候補の文字あるいは文字群が、入力者が変換を欲した時点で鍵盤切替キーを押し下げることによって、その中の最有力候補が本文の続きに、それ以外の候補が、ディスプレーの画面に現実の鍵盤と同じ形のヴァーチャルな鍵盤として表示され、そこで必要とされる文字あるいは文字群が表示された位置に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、その文字あるいは文字群が入力されるパソコンを提唱する。
この場合、現実の鍵盤と同じ形のヴァーチャルな鍵盤というのは、数字鍵盤と字母鍵盤を合わせた4行10列のヴァーチャルな鍵盤を言う。
なぜならば、入力鍵盤は、3行10列の字母鍵盤と、1行10列の数字鍵盤に分かれるが、入力候補の選択確定の段階では、入力鍵盤全体に対応する鍵盤を使用することが可能になるからである。
たとえば、先の擧例において、あらかじめ登録されている辞書と引き合わせて、xiangqinという字音を持つ単語が選ばれる場合には、郷親と相親の二つの単語のいずれかが本文の続きに、もう一つの単語がディスプレーの画面に表示された現実の鍵盤と同じ形のヴァーチャルな鍵盤に表示され、そのいずれかを選択入力することになる。
また、先の擧例におけるyingyangの場合には本文の続きに表示された営養という単語をそのまま確定すればよいことになる。
この場合、入力された字音を、あらかじめ登録された単語と引き合わせて、求める単語を確定するという方法はすでに一般的に用いられている方法であるが、本発明の場合には、9個の韻母の鍵において、平常の場合の2倍の入力量が求められるので、この点に対する配慮が必要となる。
この問題の検討には、1個、1個の漢字すなわち単漢字を入力する場合と、連続した「複数の漢字すなわち漢字熟語の入力とを分けて考える必要がある。
すなわち、単漢字の入力の場合は、極めてまれな漢字であってもその入力を避けることはできないので、この場合には漢字を網羅した辞書を基礎に考える必要があるし、常識的に考えても同音異義の漢字は一般的に相当に多い。
これに対して、多くの熟語の場合はそれほどまれな漢字が頻出することはなく、また実際に極めてまれな漢字が熟語に含まれている場合には、改めてこれを単漢字の集合として扱うことができる。
そこで、漢字熟語の入力の場合には、網羅的な調査ではなく、実際に熟語が使用されている確率、言い換えれば実際に熟語が使用されている現実の動態に即して考えることが望ましい。
また、すでに1例として検討したxiangqinという字音を持つ単語とyingyangという字音を持つ単語の場合には、それぞれ2個と1個の擧例ではほぼ十分であることからも推測されるように、2字以上の同音の熟語の数はそれほど多くはないので、この点でも単漢字の入力に求められる条件と熟語の入力に求められる条件は異なっている。
以下、単漢字の入力の場合には、中国の商務印書館と日本の小学館が共同編纂した中日辞典を網羅的擧例の基礎として検討を進める。
ただし単漢字の入力の場合には、このような1回の操作で、求める対象が得られない場合を想定する必要があり、このような場合には、同様の操作を繰り返すことによって、問題を解決することにする。
すなわち、本発明は、すでに入力された情報によって予測された入力候補の文字あるいは文字群が、本文の続きに、あるいはディスプレーの画面に現実の鍵盤と同じ形のヴァーチャルな鍵盤として表示された時に、その中に必要とする文字あるいは文字群を見いだせなかった場合、鍵盤切替キーをN回押し下げると、その回数に対応して、ディスプレーの画面に、現実の鍵盤と同じ形のヴァーチャルな鍵盤として新しい入力候補を載せた鍵盤が出現し、そこで必要とされる文字あるいは文字群が出現した段階で、表示された位置に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、その文字あるいは文字群が入力されるパソコンを提唱する。
この中日辞典は、見出しの漢字として異体字、多音字を含めて、13500字が収められている代表的、標準的な辞書である。
以下、この中日辞典によって、同音の漢字が多い順に並べて漢字を示すことにするが、こ
Figure 2010267237
というような形で示すことにする。
この場合、本発明においては、最初にヴァーチャルな鍵盤に呼び出されるのは、本文の続きの1個の漢字と、数字および字母と一部の符号入力に当てられる4行10列の現実の鍵盤と同じ形を取るヴァーチャルな鍵盤に表示される40個の漢字を合わせた合計41個の入力候補の漢字であるので、この41個の漢字は、最初に鍵盤切替キーを押し下げてこれらを呼び出した後に、再びこのヴァーチャルな鍵盤の中の必要な鍵に対応する現実の鍵盤の鍵を呼びだすという、2回の鍵盤の押し下げによって入力され、以下順次、42個以上81個以下の漢字が3回の鍵盤の押し下げによって入力され、82個以121個以下の漢字が4回の鍵盤の押し下げによって入力され、122個以上161個以下の漢字が5回の鍵盤の押し下げによって入力され、162個以上201個以下の漢字が6回の鍵盤の押し下げによって入力され、202個以上241個以下の漢字が7回の鍵盤の押し下げによって入力されることになる。
そこで、以下においては、この呼び出しに必要な鍵の押し下げ回数ごとに、同一発音に属する漢字数を示すことにする。
7回
Figure 2010267237
6回
yi162。
5回
ji126,xi123,。
4回
Figure 2010267237
3回
Figure 2010267237
以上のなかで、ゴシック体で示したのが、同一の鍵に2個の韻母を同時に設定した場合である。
以上によって、全体で412個の発音単位のなかから、実際にはその発音に該当する漢字の無いongとeの場合を除く410個の発音単位を入力するのに、本発明の場合の特殊な状況
Figure 2010267237
いて、400個の入力単位のなかで、1個の単漢字を入力するために、3回以上の鍵の押し下げを要する場合は、3回が45例、4回が10例、5回が2例、6回が1例、7回が1例となる。
これは、2回の押し下げを基準に考えれば、45×1、10×2、2×3、1×4、1×5の総計80回が基準を超えていることになるが、これは総計400個の入力単位のなかでは、20%にあたる。
これは中国語入力に当たっては、それほどの負担ではないが、さらに考慮すべきことは、一般的な入力行為のなかで入力の対象となる漢字の数は、辞書に登録された漢字の数を大きく下回っていることである。
すなわち、単漢字を1字入力するたびに、中国語辞書に載せられたすべての漢字の中からそれを選択する必要は必ずしも無い。
そこで、本発明は、単漢字の変換の入力の効率を高めるために、その入力候補を中国の国家語言文字工作委員会・国家教育委員会制定の、現代漢語常用字表に収められた常用字2500と次常用字1000を合わせた合計3500字の中から選び、その中から選ぶべき候補が見つからない場合に、その入力候補を標準的な辞書に収録されている範囲にまで広げて提示するシステムをもったパソコンを提唱する。
ここで前掲中日辞典において各発音単位に対して、42個以上の漢字、すなわち鍵盤切替キーを押し下げることによって最初に提示される41個以上の漢字、が対応する場合において、この各発音単位に対して、常用字と次常用字を合わせた場合にどれだけの漢字が対応するのかを、以下に示す。
以下においては、先に示した辞書に載せられたすべての漢字を表示する場合と同様に、この3500字を対象とした呼び出しに必要な鍵の押し下げ回数が3回以上の場合について示すことにする。
3回
Figure 2010267237
zhi42。
以上によって、単漢字の入力に当たって、常用字2500と次常用字1000を合わせた合計3500字の中から候補を選ぶ場合には、全体で412個の発音単位のなかから、実際にはその発音に該当する漢字の無いongとeの場合を除く410個の発音単位を入力するのに、本
Figure 2010267237
の2例の合計10例を除いて、400個の入力単位のなかで、1個の単漢字を入力するために、3回以上の鍵の押し下げを要する場合は、3回が7例となる。
これは、2回の押し下げを基準に考えれば、1×7の総計7回が基準を超えていることになるが、これは総計410個の入力単位のなかでは、ほぼ1.7%にあたり、例外的な事態として扱うことができる。
Figure 2010267237
押し下げて最初に呼び出される鍵盤では、注音字母の配列順に、uの発音を持つ常用字2500と次常用字1000の中から29個の字母が呼び出され、入力すべき単漢字がuの発音を持つ場合には、まずここで呼び出された29個の字母の中から対象を選び、対象が見出されなかった場合は、続いて鍵盤切替キーを押し下げることによって、辞書に載せられた総計69個の漢字の中から、すでに呼び出された29個の漢字を除く40個の漢字が続いて呼び出されることになる。
Figure 2010267237
と次常用字1000の中から対象を選び、以下、上記と同様の手続きによって、辞書に載せ
Figure 2010267237
つの方法が考えられるが、それぞれ一長一短である。
次に残された課題は、熟語の入力の問題である。
この問題については、すでに触れたように、漢字熟語の入力の場合には、網羅的な調査ではなく、実際に熟語が使用されている確率、言い換えれば実際に熟語が使用されている現実の動態に即して考えることが望ましい。
そこで、本発明においては、実際の熟語入力の一つの標準として、Microsoft−word2007において入力可能な熟語を網羅的に検討するとともに、これを前記の倉石武四郎の中国語辞典と引き合わせることにより、その網羅性を確かめることにする。
この場合、前記の小学館の中国語辞典において、同じ発音に対して対応する漢字が最も多
Figure 2010267237
の場合)の139例であり、これに本発明においてはこれと同じ鍵に設定されるwuの場合
Figure 2010267237
ことにする。
いま、Microsoft−word2007において入力可能な2字熟語をそこで出現する順に網羅的に示すと、以下のようになる。
この場合、3字以上の熟語の検討を行わないのは、字数が多くなるにつれて同音異義の熟語が急速に減少するので、わざわざ検討を加える必要がないからである。
Figure 2010267237
である場合について集成する。
以下、《》内に示すのが、同音異義の熟語が複数存在する場合であり、そのうち発音がwu
Figure 2010267237
Figure 2010267237
Figure 2010267237
Figure 2010267237
Figure 2010267237
この二つの場合を複数の熟語について、それを合わせてwuの場合の配列を基準として示すと以下のようになる。
Figure 2010267237
Figure 2010267237
Figure 2010267237
に始まる熟語である《物理,武力,无理,物力,无力,无礼》の6例が最多であり、これに次ぐ
Figure 2010267237
この場合、wuに始まる熟語である《物理,武力,无理,物力,无力,无礼》については、前掲の倉石中国語辞典(岩波書店)によれば、ここに挙げられた6例に加えて屋裏(部屋の中)の1例が示されるので、すべての熟語を表示するためには、合計7個の熟語を表示する必要がある。
Figure 2010267237
場合は、前者の場合に、さらに無稽(でたらめである)の1例が示され、後者の場合は、
Figure 2010267237
するためには、合計8個の熟語を表示する必要がある。
Figure 2010267237
場合は、前者の場合には、この3例は示されず、逆に無事、五十、午時(午の刻)、武士、誤事(仕事をしくじる)の5例がしめされ、後者の場合には、于是以外の2例が示されず、逆に魚市、浴室の2例が示されるので、すべての熟語を表示するためには、合計13個の熟語を表示する必要がある。
ついで、同様に本発明の同一鍵に2個の韻母の入力を担わせた場合のすべてについて、そこで出現する事態を検討する。
まず、yaとwaを同時に入力したときに出現する熟語については、最も多く出現する場合でも、yaの場合の圧制と雅致、yaの瓦礫とwaの圧力、yaの瓦解とwaの押解、の場合のそれぞれ合計2例に止まる。
yoとwoについては1例も重複は無い。
yangとwangの場合については、yangの様機、養鶏とwangの忘記、旺季を合わせた4例以外は、いずれも2例以下である。
Figure 2010267237
Figure 2010267237
い。
Figure 2010267237
Figure 2010267237
型が、それぞれ合計で4個の熟語を含むのが最多である。
Figure 2010267237
最多である。
Figure 2010267237
ある。
Figure 2010267237
以上いずれの場合も、入力候補となる熟語は比較的に少数であるので、これらの場合については、前記の倉石武四郎の中国語辞典等の辞書との対照は行なう必要がないと判断できる。
また、これらの場合も入力候補となる熟語は比較的に少数であるので、たとえば、wuに
Figure 2010267237
盤の左半分に、表示するという形で、二つの発音に対応する熟語をそれぞれ鍵盤の別の部分に表示して、対象の発見を容易にすることができる。
Figure 2010267237
9組18個とした結果、同一の声母に対して二つの韻母が結びつくことになるが、こうして出現する2種の漢字音に対応する入力候補漢字に始まる入力候補熟語を、現実の鍵盤と同様の形態をもって画面に表示されたヴァーチャルな鍵盤の上で、上記の各組の最初に記された韻母に始まる熟語を右手が入力を担当する部分に、言い換えれば注音字母の体系における韻母の順番の早い韻母に始まる熟語を、右手が入力を担当する部分に、残された熟語を左手が入力を担当する部分に表示するパソコンを提唱する。
この場合、右手の担当部分と左手の担当部分を入れ替えたパソコンも同様の効果を発揮することができる。
以上は、字母入力の過程における入力候補文字や入力候補文字群を、それらを載せたヴァーチャルな鍵盤と現実の鍵盤との連携によって選択決定する方式についての説明である。
本発明における符号入力や絵文字入力も基本的にこれと同様のシステムを通じて行われる。
最初に、このような方式をとる符号入力鍵盤の設定の問題について説明する。
本発明は、英文字母入力と数字入力、中文字母入力と数字入力、絵文字入力をそれぞれ3個の異なった入力鍵盤とする方式を採用している。
そこで、英文字母入力と数字入力、中文字母入力と数字入力、のそれぞれから符号入力に入る場合は、それぞれ同一鍵盤の下位鍵盤を呼び出す操作とし、英文字母入力と数字入力、中文字母入力と数字入力、のそれぞれから絵文字入力に入る場合は、それぞれの鍵盤から、位相の異なった鍵盤を呼び出す操作となる。
最初に、本発明における符号入力鍵盤あるいは絵文字入力鍵盤の設定に当たってのいくつかの原則を示して置く。
その第一は、文字入力候補の選択決定の場合と同様に、現実の鍵盤と協働するヴァーチャルな鍵盤の設定である。
このヴァーチャルな符号入力鍵盤あるいは絵文字入力鍵盤の設定に当たっては、これまで説明してきた字母入力の場合に呼びだされるヴァーチャルな鍵盤は3行10列の鍵盤であり、これと数字入力に当てられる1行10列の鍵盤が、字母と数字の入力に当てられていたが、符号入力鍵盤と絵文字入力鍵盤の場合は、既定の入力候補としての符号あるいは絵文字が鍵盤に表示されるので、すでに触れた入力候補文字の確定の場合と同様に、3行10列の字母鍵盤と1行10列の数字鍵盤の双方を合わせた4行10列の鍵盤に、選択すべき符号あるいは絵文字を表示することができる。
つぎに、これもまたこのような文字入力候補の選択決定の場合と同様に、このようなヴァーチャルな鍵盤を重層的に構成して、鍵盤切替キーを押し下げるたびに、新しいヴァーチャルな符号入力鍵盤あるいは絵文字入力鍵盤が画面のディスプレーに現れるように設定し、これらのヴァーチャルな符号入力鍵盤あるいは絵文字入力鍵盤の鍵に割りつけられた入力機能がこのヴァーチャルな鍵に対応する位置にある現実の鍵を押し下げることによって、実現するように設定することである。
また、このように重層的に設定された階層のある次元を専門的に多用する事態に備えて、一定の手続きによって、途中の階層を飛び越して、ある階層に入る手続きを設定する。
以上の方策は、これらのヴァーチャルな符号入力鍵盤あるいは絵文字入力鍵盤の階層的原理を保証するものである。
いま一つの方策は、これらの階層的に呼び出されるヴァーチャルな符号入力鍵盤あるいは絵文字入力鍵盤において、その鍵盤に置かれたそれぞれの鍵を指定することにより、このそれぞれの鍵の下位に属するヴァーチャルな鍵盤が呼び出され、これらのヴァーチャルな符号入力鍵盤あるいは絵文字入力鍵盤の鍵に割りつけられた入力機能が、一定の手続きののちに、このヴァーチャルな鍵に対応する位置にある現実の鍵を押し下げることによって、実現するように設定することである。
この方策は、これらのヴァーチャルな符号入力鍵盤あるいは絵文字入力鍵盤の系統的原理を保証するものである。
本発明は、ヴァーチャルな符号入力鍵盤あるいは絵文字入力鍵盤の系統的原理と階層的原理の統合の上に成り立っている。
本発明の究極的目標は、現存し現実に機能しているすべての記号あるいは符号をこの二つの原理によって合理的に組織化することであるが、このような目標と現実の実用的効率的な記号あるいは符号の入力とは時によって矛盾する。
そこで、本発明は、この究極的目標と実用的効率的な入力方式の提供という、二つの要請のバランスの上に立っている。
そこで、本発明はとりあえず、あまり多くない階層において、現存し現実に機能しているすべての記号あるいは符号を総花的に提示し、ここで提示された記号あるいは符号の下位の鍵盤において、必要な記号あるいは符号を全面的に提示するという方式を採用する。
本発明が、具体的に提示するのは、まず符号入力鍵盤の場合には、この論理的には制限なく構想される階層の最初の2段階である。
すなわち、字母入力中、あるいは数字入力中に最初に入る符号鍵盤の内容を、図8に示すように、現実の鍵盤のアラビア数字の部分に対応するローマ数字を載せ、字母入力部分に、アルファベット26字母と、括弧符号を代表する<>、四則計算の記号を代表する=、インターネットの記号を代表する@、点と直線で示される文章符号の‐(ハイフン)を置いたものとする。
この最初に入る符号鍵盤において、たとえばローマ数字のIを指定すれば、図9(1)に示すような、これと関連するローマ数字、括弧つき数字、円囲み数字が現れる。
また、この最初に入る符号鍵盤において、たとえばアルファベットのaを指定すれば、図9(2)にしめすような、これと関連するウムラウトやアクセント記号の付いたaや、aから始まるローマナイズを与えられたギリシャ文字や、ロシア文字が現れる。
またここで、四則計算の符号を代表する=を指定すれば、図10(1)に示すような、これと関連する四則記号が現れる。
さらに、ここでインターネットの記号を代表する@を指定すれば、図10(2)に示すような、これと関連するインターネットの記号が現れる。
同様に、ここで点と直線で示される文章符号の‐(ハイフン)を指定すれば、図10(3)に示すような、これと関連する点と直線で示される文章符号が現れる。
ついで、図8に示される符号鍵盤からさらに鍵盤を切り替えて入る第二の符号鍵盤の内容を、図11に示すように、単位記号、数学記号、論理学記号、地図記号、図形記号、幾何学記号、略語記号、音楽記号、文章記号等の各種の記号の代表的な記号(本発明ではこれらの記号をアルファベットや数字と合わせて符号と統称する)を置いたものとする。
たとえば、この図11に示される鍵盤において、数学・記号論理学の記号としての∪(和集合)を指定すれば、図12(1)に示すような、これと関連する数学・記号論理学の記号が現れる。
また、ここでこの図11に示される鍵盤において、△を指定すれば、図12(2)に示すような、これと関連する▽、▲、▼等の記号が現れる。
以上の符号入力、絵文字入力に関する本発明の要点を、簡潔に整理すれば以下のようになる。
すなわち、本発明は、一般に数字ならびに字母および一部の符号の入力に当てられる4行10列の現実の鍵盤に、数字および字母と一部の符号の直接の入力に当てる4行10列の鍵盤と、符号あるいは絵文字等の入力候補対象の入力に当てるヴァーチャルな4行10列の鍵盤を設定し、このヴァーチャルな鍵盤を現実の鍵盤と同じ形をとって画面のディスプレーに表示させ、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた入力機能が実現するように設定されたパソコンを提唱する。
この場合、符号入力においては、字母と数字の入力内容が決定された直後に鍵盤切替キーを押し下げることにより、絵文字入力のばあいには、字母入力内容が決定された直後に入力鍵盤切替キーを押し下げることにより、それぞれのヴァーチャルな鍵盤に入るように設定されたパソコンを提唱する。
さらに、最初に鍵盤切替キーあるいは入力鍵盤切替キーを押し下げて最初のヴァーチャルな鍵盤に入った直後に、鍵盤切替キーを連続してN回押し下げると、その押し下げ回数に対応して、それぞれ異なった符号、絵文字を載せる鍵盤が、ディスプレーの画面に、現実の鍵盤と同じ形のヴァーチャルな鍵盤として表示され、必要とされる対象が見出された段階で、そこで必要とされる対象が表示された位置に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、その対象が入力されるパソコンを提唱する。
より具体的には、鍵盤切替キーを押し下げて入る最初に出現するところの、符号の入力に当てられた4行10列のヴァーチャルな鍵盤に、I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、Xの10個のローマ数字、アルファベットの26文字、および、四則計算に用いる諸符号を代表する1符号、インターネットに用いる諸符号を代表する1符号、点あるいは線を用いた諸符号を代表する1符号、括弧符号を代表する1符号を置いたパソコンを提唱する。
さらにこのヴァーチャルな鍵盤において、それが呼び出された時に、まず、シフトキーを押し下げたのちに、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた符号と同範疇に属する諸鍵を載せた4行10列のヴァーチャルな鍵盤が出現し、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた入力機能が実現するように設定されたパソコンを提唱する。
鍵盤切替キーを連続2度押し下げて入る符号の入力に当てられたヴァーチャルな4行10列の鍵盤に、単位記号、数学記号、論理学記号、地図記号、図形記号、幾何学記号、略語記号、音楽記号、文章記号等の各種の記号の代表的な記号(本発明ではこれらの記号をアルファベットや数字と合わせて符号と統称する)を置いて、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた入力機能が実現するように設定されたパソコンを提唱する。
より具体的には、鍵盤切替キーを連続2度押し下げて入るこのヴァーチャルな鍵盤の内容を、単位記号としての、J(ジュール=仕事の単位)、A(アール=面積の単位)、J(ジュール=仕事の単位)、G(ガウス=磁束密度の単位)、N(ニュートン=力の単位)、P(ポアズ=粘度の単位)、T(トン=重量の単位)、V(ボルト=電圧の単位)、l(リットル=容積に単位)、m(メートル=長さの単位)、r(レントゲン=放射線量の単位)、cal(熱量の単位)、Å(オングストローム=極小の長さの単位)、℃(摂氏=温度の単位)等の記号、数学および論理学の記号としての、f(x)、√(ルート)、Σ(微分記号)、∫(積分記号)、∬(二重積分記号)、∂(偏導関数)、sin(三角関数)、∪(論理学記号)等の記号、数学および論理学以外の記号としての、⊥(垂直=幾何学記号)、♂(生物学記号)、♪(音楽
Figure 2010267237
記号)、⇒(やや複雑な直線記号)、※(点対称の図形記号)、†(線対称の図形記号)、¶(非対称の図形記号)等の記号、○、□、△、☆等の記号、略字や略語の系統の、$(貨幣記号)、▲上▼(漢語記号)、No.(英語記号)、≡(八卦記号)等の合計40符号としたパソコンを提唱する。
さらにこのヴァーチャルな鍵盤において、それが呼び出された時に、まず、シフトキーを押し下げたのちに、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた符号と同範疇に属する諸鍵を載せた4行10列のヴァーチャルな鍵盤が出現し、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた入力機能が実現するように設定されたパソコンを提唱する。
また最初に呼び出されたヴァーチャルな鍵盤と同様に、この二度目に呼び出されたヴァーチャルな鍵盤においても、それが呼び出された時に、さらに、シフトキーを押し下げたのちに、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた符号と同範疇に属する諸鍵を載せた4行10列のヴァーチャルな鍵盤が出現し、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた入力機能が実現するように設定されたパソコンを提唱する。
さらに、本発明は、ある階層の鍵盤が専門的に使用される事態を予想して、以上のような形で重層的に設定された階層のなかのある階層に、一定の手続きによって、途中の階層を飛び越して入る手続きを設定したパソコンをも提唱する。
以上は、ヴァーチャルな鍵盤と現実の鍵盤の協働関係の構築を基本として、符号入力と絵文字入力について、符号入力に重点を置く形で説明した。
この場合、符号入力と絵文字入力は、符号入力が字母入力や数字入力と同一鍵盤で行われ、絵文字入力が、字母入力や数字入力と異なる鍵盤で行われるという以外は、基本的に同様の性格をもっていた。
しかし、より具体的に絵文字入力を考えると、そこには符号入力と大きく異なった側面が見出される。
すでに触れたように、符号の入力の基本は、その網羅化、階層化と系統化である。
符号の場合には、さまざまな科学の分野や数学の分野で、一定程度の階層化と系統化が実現している。
本発明の符号の階層化と系統化は、こうした与えられた条件を一層組織化する形で行われた。
これに対して、絵文字はごく最近に大きく展開した分野であり、ほとんどこうした階層化と系統化が図られていない。
本発明はこの分野でおそらく最初の試みであるが、その際の基本方針はやはり網羅化、階層化と系統化であり、巨視的に見れば一種の図書分類と同様の方法である。
本発明の絵文字分類の基本は、すべての絵文字を、人間の自然的側面をあらわすもの、人間の社会的側面をあらわすもの人間の文明的側面をあらわすもの、人間の文化的側面をあらわすもの、に4分割する点にある。
この場合、人間の文明的側面とは、大量生産、大量交通、それに伴う物事への指示の体系を意味するが、こうした人間生活の側面が、人間の社会生活の側面と密接にかかわっていることは明らかであり、いくつかの事物が両側面に両属することになるが、本発明では、現代社会に特有の現象は、人間の社会生活の側面と密接にかかわっているものも、基本的に人間の文明的側面に分類することにしている。
同様に、人間の自然的側面と社会的側面も密接に関連するが、本発明では、農耕社会出現による人間社会の組織化以前から存在したであろう要素を、人間の自然的側面に分類している。
以上によって、本発明は、すべての絵文字を、人間の自然的側面をあらわすもの、人間の社会的側面をあらわすもの人間の文明的側面をあらわすもの、人間の文化的側面をあらわすものに4分割し、さらにこれらの4項目ごとに、40個の中項目を提供している。
すでに、符号入力の場合に説明したのと同様に、これらの中項目、たとえば人間の自然的側面をあらわす鍵盤が現れると、まずシフトキーを押し下げてからそこに置かれた家族を示す代表的なアイコンの位置に対応する現実の鍵盤の鍵を押し下げると、祖父母、父母、夫婦、青年、少年、幼年等の家族の成員を表す鍵盤が出現する。
そして、この段階で、求める絵文字を載せた鍵と対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、祖父母、父母、夫婦、青年、少年、幼年等の家族の成員の絵文字が入力されることになる。
同様に、たとえば人間の社会的側面をあらわす鍵盤が現れると、まずシフトキーを押し下げてからそこに置かれた大学を示す代表的なアイコンの位置に対応する現実の鍵盤の鍵を押し下げると、校舎、教授、読書、実験等の大学の内容を表す鍵盤が出現する。
そして、この段階で、求める絵文字を載せた鍵と対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、校舎、教授、読書、実験等の大学の内容を示す絵文字が入力されることになる。
以下、本発明における絵文字入力の方式を具体的に示すことにする。
本発明は、字母入力、数字入力から、入力鍵盤切替キーを押し下げて最初に入る絵文字鍵盤、そこから鍵盤切替キーを一回押し下げて入る絵文字入力鍵盤、そこからさらにもう一度鍵盤切替キーを一回押し下げて入る絵文字入力鍵盤、そこからさらにもう一度鍵盤切替キーを一回押し下げて入る絵文字入力鍵盤、という4個の絵文字入力鍵盤の内容を、人間の自然的側面を表現する絵文字鍵盤、人間の社会的側面を表現する絵文字鍵盤、人間の文明的側面を表現する絵文字鍵盤、人間の 文化的側面を表現する絵文字鍵盤、という4個の鍵盤のいずれかとするパソコンを提唱する。
ここで、人間の自然的側面を表現する絵文字鍵盤の内容を、身体、家族、家庭での食事、結婚、愛する顔、憎しみの顔、喜びの顔、怒りの顔、哀しみの顔、楽しみの顔、苦しみの顔、野生動物、飼育動物、ペット、魚、漁業、野生植物、園芸植物、果物、農業、野菜、穀物、海産物、山の風景、川の風景、海の風景、湖の風景、平野の風景、砂漠の風景、寒い季節、温かい季節、暑い季節、涼しい季節、太陽、月、星、風と雲、雪、雨、焚き火、の40項目のそれぞれを代表する絵文字としたパソコンを提唱する。
ここで、人間の社会的側面を表現する絵文字鍵盤の内容を、ままごと、洋服、和服、中国服、制服、レストラン、ホテル、喫茶店、旅行、公共建築、幼稚園、小学校、中学校、大学、病院、警察、軍隊、郵便、銀行、百貨店、食糧品店、花屋、洋品店、八百屋、本屋、露店、職場、機械、道具、貨幣、書類、新聞、雑誌、書物、アジアの国旗、世界の国旗、民間の旗、公園、広場、民族、の40項目のそれぞれを代表する絵文字としたパソコンを提唱する。
ここで、人間の文明的側面を表現する絵文字鍵盤の内容を、小型飛行機、大型飛行機、ミサイル、人工衛星、空港、駅、大型船、中型船、小型船、潜水艦、港、大型自動車、小型自動車、旅行、キャンピング、時計、物の標識、人間の標識、文字の標識、情報通信、携帯電話、パソコン、蒸気機関車、電車、新幹線、バス、ハイウェイ、ロープウエイ、クレーン車、道路、市街電車、街並み、地下鉄、アルファベット装飾文字、装飾数字、指文字、装飾矢印、装飾図形、装飾漢字、の40項目のそれぞれを代表する絵文字としたパソコンを提唱する。
ここで、人間の文化的側面を表現する絵文字鍵盤の内容を、化粧、礼服、パーティー服、宝石、伝統音楽、伝統演劇、西洋音楽、西洋演劇、東洋美術、西洋美術、映画、書道、印章、水泳、マランン、陸上競技、ゴルフや卓球等の小型球技、野球やテニス等の中型球技、蹴球やバスケットボール等の大型球技、賭け事、宝くじ、占い、魔術、妖怪、天使、競馬、馬術、弓術、剣術、競輪、競艇、あいさつ、年中行事、世界の文化遺産、アジアの文化遺産、儒教、仏教、道教、イスラム教、お祭、の40項目のそれぞれを代表する絵文字としたパソコンを提唱する。
なお、これらの4個のヴァーチャルな絵文字鍵盤のなかから、人間の社会的側面を表した鍵盤に乗せられるアイコンを示す場合を、図13に示してある。
さいごに、これらの符号あるいは入力候補文字あるいは絵文字等の入力が終わると自動的にそれまで行われていた字母入力あるいは数字入力にもどるように設定したパソコンを提唱する。
この場合、もちろん一定のあいだ絵文字入力を継続して入力する間、字母入力あるいは数字入力にもどるように設定することは可能である。
発明の効果は、漢字入力とその確定の場合、符号入力の場合、絵文字入力の場合、の三つの場合に分けて考えることができる。
まず、漢字入力の場合には、一般的な▲ヘイ▼音入力方式の場合には、1回から6回まで変化する鍵の押し下げ入力行為が、本発明の方式の場合にはすべて2回の押し下げとなり、安定的で素早い入力が可能となる。
漢字入力の確定の場合には、一般的な方式では、9個程度の候補が提示されその中からカーソルで選択するようになるが、カーソル操作が相対的に不安定であるうえ、最初に提示されなかった候補は、カーソルで一個ずつ辿ってゆくことになるので、ことに単漢字入力の場合は、きわめて困難であるが、本発明の場合には、単漢字入力の最大限の場合でも、最初の鍵盤からさらに7回の鍵盤切替キーの押し下げで目的の漢字に到達できる。
符号入力の場合、絵文字入力の場合の状況もほぼ同様であり、本発明の場合には、1回の鍵盤切替キーの押し下げごとに最大限40個の新しい入力候補を見出すことができるので、カーソルで一個ずつ辿ってゆく一般の方式と比較した場合の本発明の優位性は明らかである。
また、本発明においては、符号や絵文字が網羅的、階層的、系統的に構成されているので、新しい符号や絵文字の開発にも有益な示唆をあたえる。
以上によって、本発明は、第一に、飛躍的に早い入力行為を保証すると共に、コンスタントで安定的、かつ全面的な入力体系を提供する。
また、本発明がこれまでパソコンではほとんど利用されてこなかった絵文字入力の体系が大幅に強化したことによって、情報通信の面では、単に事実と情報の伝達の手段にとどまっていたパソコンが、感情的な親しみを提供する機能を併せ持つようになったことは、パソコンの新しい側面を引き出すことになる。
一般的なパソコン。
本発明によるパソコンの能力を強化は、新しい情報通信体系を担う要素となる。
ローマ字表記による中国語注音符号の一覧(1) ローマ字表記による中国語注音符号の一覧(2) ローマ字表記による中国語注音符号の一覧(3) つづり字の相補関係を利用して韻母を合併した場合のローマ字表記による中国語注音符号の一覧(前半) つづり字の相補関係を利用して韻母を合併した場合のローマ字表記による中国語注音符号の一覧(後半) 合併型注音符号システムによる左右対称型配置をとる中国語パソコンの字母鍵盤 (1)声母鍵盤 (2)韻母鍵盤(標準字体が合併付加した字母) 合併型注音符号システムによる左右対称型配置をとる中国語パソコンの字母鍵盤に符号入力鍵を設定した場合 (1)声母鍵盤 (2)韻母鍵盤(標準字体が合併付加した字母) 符号第一鍵盤 符号第一鍵盤のファミリー鍵盤の挙例(数字とアルファベット) (1)数字の場合 (2)アルファベットの場合 符号第一鍵盤のファミリー鍵盤の挙例(数字とアルファベット以外の諸符号) (1)四則記号 (2)インターネット関係の記号 (3)点と線による記号 符号第二鍵盤 符号第二鍵盤のファミリー鍵盤の挙例(数学と記号論理学の記号と図形記号) (1)数学と記号論理学の記号 (2)△記号 人間の社会的側面を表現する絵文字鍵盤

Claims (36)

  1. 注音字母のシステムを採用した中国語入力パソコンにおいて、同一の現実の鍵盤に声母を入力するために設けられたヴァーチャルな鍵盤と韻母を入力するために設けられたヴァーチャルな鍵盤が、鍵を押し下げて字母を入力するごとに、自動的に交代するように設定されたパソコン。
  2. 請求項1において、形式上子音を表し、その鍵を押し下げると鍵盤が自動的に声母鍵盤から韻母鍵盤に代わるけれども、内容的にはいかなる声母をも入力せず、そのあとで押し下げられた鍵が担当する韻母がそのまま入力されるように設定された鍵を持つパソコン。
  3. 請求項1において、声母を、b、p、m、fからなるグループと、d、t、n、lからなるグループと、g、k、hとj、q、xからなるグループと、zh、ch、sh、rからなるグループと、z、c、sからなるグループの6個のグループに分けて、それぞれを、パソコンの一般的な入力方式において右手の受け持つ鍵盤の第1行、第2行、第3行、左手の受け持つ鍵盤の第1行、第2行、第3行の合計6個の部分のいずれかに割り当てたパソコン。
  4. 請求項1において、声母を、b、p、m、fからなるグループと、d、t、n、lからなるグループと、g、k、hとj、q、xからなるグループと、zh、ch、sh、rからなるグループと、z、c、sからなるグループの6個のグループに分けて、右手の受け持つ鍵盤の第1行にb、p、m、fの合計4個の声母を置き、右手の受け持つ鍵盤の第2行にd、t、n、lの合計4個の声母を置き、右手の受け持つ鍵盤の第3行に、g、k、hの合計3個の声母を置き、左手の受け持つ鍵盤の第1行にj、q、xの合計3個の声母を置き、左手の受け持つ鍵盤の第2行にzh、ch、sh、rの合計4個の声母を置き、左手の受け持つ鍵盤の第3行に、z、c、sの合計3個の声母を置いたパソコン。
  5. 請求項1において、声母を、b、p、m、fからなるグループと、d、t、n、lからなるグループと、g、k、hとj、q、xからなるグループと、zh、ch、sh、rからなるグループと、z、c、sからなるグループの6個のグループに分けて、右手の受け持つ鍵盤の第1行にb、p、m、fの合計4個の声母を、bを人指し指が入力を受け持つ位置に、pをその右の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、mを中指が入力を受け持つ位置に、fを薬指が入力を受け持つ位置に置き、右手の受け持つ鍵盤の第2行にd、t、n、lの合計4個の声母を、dを人指し指が入力を受け持つ位置に、tをその右の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、nを中指が入力を受け持つ位置に置き、lを薬指が入力を受け持つ位置に置き、右手の受け持つ鍵盤の第3行に、g、k、hの合計3個の声母を、gを人指し指が入力を受け持つ位置に、kをその右の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、hを中指が入力を受け持つ位置に置き、左手の受け持つ鍵盤の第1行にj、q、xの合計3個の声母を、jを人指し指が入力を受け持つ位置に、qをその左の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、xを中指が入力を受け持つ位置に置き、左手の受け持つ鍵盤の第2行にzh、ch、sh、rの合計4個の声母を、zhを人指し指が入力を受け持つ位置に、chをその左の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、shを中指が入力を受け持つ位置に置き、rを薬指が入力を受け持つ位置に置き、左手の受け持つ鍵盤の第3行に、z、c、sの合計3個の声母を、zを人指し指が入力を受け持つ位置に、cをその右の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、sを中指が入力を受け持つ位置に置いたパソコン。
  6. Figure 2010267237
    18個としたパソコン。
  7. 請求項1において、名詞の接尾語として韻母の後ろに置かれるerについては、あらかじめこのような名詞の接尾語に用いられる場合を辞書登録しておいて、韻母とそれに付属するer音を合わせて一つの韻母とし、これをもとの韻母と同じ鍵によって、呼び出すように設定したパソコン。
  8. 請求項1において、韻母を、ai、ei、ao、ou、er、からなるグループと、a、o、e、i、uと
    Figure 2010267237
    yangとwang、yingとweng、からなるグループと、yaとwa、yoとwo、ye、yao、you、
    Figure 2010267237
    合計6個のグループに分けて、それぞれを、パソコンの一般的な入力方式において右手の受け持つ鍵盤の第1行、第2行、第3行、左手の受け持つ鍵盤の第1行、第2行、第3行の合計6個の部分のいずれかに割り当てたパソコン。
  9. 請求項1において、韻母を、ai、ei、ao、ou、er、からなるグループと、a、o、e、i、uと
    Figure 2010267237
    yin、yangとwang、yingとweng、からなるグループと、yaとwa、yoとwo、ye、yao、
    Figure 2010267237
    プの合計6個のグループに分けて、それぞれを、パソコンの一般的な入力方式において右手の受け持つ鍵盤の第1行に、ai、ei、ao、ou、er、からなるグループを、第2行に、a、o、
    Figure 2010267237
    るグループを、左手の受け持つ鍵盤の第1行に、yan、yin、yangとwang、yingとweng、からなるグループを、第2行に、yaとwa、yoとwo、ye、yao、you、からなるグループ
    Figure 2010267237
    てたパソコン。
  10. Figure 2010267237
    からなるグループと、an、en、ang、eng、ongとyongからなるグループと、yan、yin、yangとwang、yingとwengからなるグループと、yaとwa、yoとwo、ye、yao、youか
    Figure 2010267237
    6個のグループに分けて、それぞれを、パソコンの一般的な入力方式において右手の受け持つ鍵盤の第1行に、aiを人差し指が入力を担当する鍵に、eiをその右の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、aoを中指が入力を受け持つ位置に、ouを薬指が入力を受け持つ位置に、erを小指が入力する位置に、第2行に、aを人指し指が入力を受け持つ位置に、oをその右の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、eを中指が入力を受け持つ位置に、iを
    Figure 2010267237
    を人差し指が入力を担当する鍵に、enをその右の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、angを中指が入力を受け持つ位置に、engを薬指が入力を受け持つ位置に、ongとyongを小指が入力を受け持つ位置に置き、左手の受け持つ鍵盤の第1行に、yanを人指し指が入力を受け持つ位置に、yinをその右の同じく人差し指が入力を受け持つ位置に、yangとwangを中指が入力を受け持つ位置に、yingとwengを薬指が入力する位置に、第2行に、yaとwa、yoとwoを人指し指が入力を受け持つ位置に、yeを中指が入力を受け持つ位置に、yaoを薬指が入力を受け持つ位置に、youを小指が入力を受け持つ位置に置き、第3行
    Figure 2010267237
    力を受け持つ位置に割り当てたパソコン。
  11. 請求項1、2において、声母の入力を担当する3行10列の鍵盤において、21個の声母と1個の形式的に声母鍵の役割を果たすが内容的にはいかなる声母をも代表しない子音符とを合わせた22個の鍵を除いた8個の鍵に、中国語と英語の基本的符号の入力を割り当て、これらの8個の鍵が声母入力の順番に当たるときに押し下げられると、声母と韻母の交代とは無関係にこれらの符号が入力され、この符号入力のあとに引き続いて押し下げられる鍵が声母入力の順番になるように設定されたたパソコン。
  12. 請求項1、2、11において、声母の入力を担当する3行10列の鍵盤において、21個の声母と1個の形式的に声母鍵の役割を果たすが内容的にはいかなる声母をも代表しない子音符とを合わせた22個の鍵を除いた8個の鍵に、中国語と英語の基本的符号である,(コンマ)、.(ピリオド)、?(疑問符)、!(感嘆符)、、(中国語の頓号)、。(中国語の句号)、《》、()、の8個の符号の入力を割り当て、これらの8個の鍵が声母入力の順番に当たるときに押し下げられると、声母と韻母の交代とは無関係にこれらの符号が入力され、この符号入力のあとに引き続いて押し下げられる字母入力鍵が声母入力の順番になるように設定されたたパソコン。
  13. 請求項1、2、11において、韻母の入力を担当する3行10列の鍵盤において、28個の韻母と韻母群の入力の役割を果たす鍵を除いた2個の鍵に中国語と英語の基本的符号の入力を担わせて、この韻母の入力を担当する鍵盤におかれた2個の鍵を、声母の入力を担当する鍵盤において中国語と英語の8個の基本的符号の入力を担う鍵のうちのいずれかと重なる鍵に置き、この鍵を2度連続して押し下げると、この2個の鍵のいずれかが入力され、この符号入力のあとに引き続いて押し下げられる字母入力鍵が声母入力の順番になるように設定されたたパソコン。
  14. 請求項1、2、13において、韻母の入力を担当する3行10列の鍵盤において、28個の韻母と韻母群の入力の役割を果たす鍵を除いた2個の鍵に:と;の入力を担わせて、この韻母の入力を担当する鍵盤に置かれた2個の鍵を、声母の入力を担当する鍵盤において中国語と英語の8個の基本的符号の入力を担う鍵のうちのいずれかと重なる鍵に置き、この鍵を2度連続して押し下げると、この:あるいは;が入力されるように設定した鍵盤を持つパソコン。
  15. 請求項1において、字母入力の過程において、それ以外の入力次元からはじめて字母入力に入った時点、決定キーあるいはスペースキーを押し下げた直後、決定キーあるいはスペースキーを押し下げた直後にクリアキーあるいはバックスペースキーを1回あるいは数回連続して押し下げた直後、には声母鍵盤が呼び出されるように設定されたパソコン。
  16. 現実の鍵盤と同じ形をとったヴァーチャルな鍵盤が画面のディスプレーに表示され、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に割り当てられた入力機能が実現するように設定されたパソコン。
  17. 字母入力の過程において、すでに登録されている辞書と、その時点で入力された情報を引き合わせることによって予測される入力候補の文字あるいは文字群が、入力者が変換を欲した時点で鍵盤切替キーを押し下げることによって、その中の最有力候補が本文の続きに、それ以外の候補が、ディスプレーの画面に現実の鍵盤と同じ形のヴァーチャルな鍵盤として表示され、そこで必要とされる文字あるいは文字群が表示された位置に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、その文字あるいは文字群が入力されるパソコン。この場合、現実の鍵盤と同じ形というのは、3行10列の字母入力鍵盤と1行10列の数字入力鍵盤を合わせた4行10列の鍵盤と同じ形という意味である。
  18. 請求項17において、すでに入力された情報によって予測された入力候補の文字あるいは文字群が、本文の続きに、あるいはディスプレーの画面に現実の鍵盤と同じ形のヴァーチャルな鍵盤として表示された時に、その中に必要とする文字あるいは文字群を見いだせなかった場合、さらに鍵盤切替キーをN回押し下げると、その回数に対応して、ディスプレーの画面に、現実の鍵盤と同じ形のヴァーチャルな鍵盤として新しい入力候補を載せた鍵盤が出現し、そこで必要とされる文字あるいは文字群が出現した段階で、表示された位置に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、その文字あるいは文字群が入力されるパソコン。
  19. 請求項1、17、18において、単漢字の変換の場合に、その入力候補を中国の国家語言文字工作委員会・国家教育委員会制定の、現代漢語常用字表に収められた常用字2500と次常用字1000を合わせた合計3500字の中から選び、その中から選ぶべき候補が見つからなかった場合に、その入力候補を標準的な辞書に収録されているすべての単漢字の範囲にまで広げて提示するシステムをもったパソコン。
  20. Figure 2010267237
    組18個とした結果、同一の声母に対して二つの韻母が結びつくことになるが、こうして出現する2種の漢字音に対応する入力候補漢字に始まる入力候補熟語を、現実の鍵盤と同様の形態をもって画面に表示されたヴァーチャルな鍵盤の上で、上記の各組の最初に記された韻母に始まる熟語を右手が入力を担当する部分に、言い換えれば注音字母の体系における韻母の順番の早い韻母に始まる熟語を、右手が入力を担当する部分に、残された熟語を左手が入力を担当する部分に表示するパソコン。この場合、右手の担当部分と左手の担当部分を入れ替えたパソコンも本発明に含まれる。
  21. 一般に数字ならびに字母および一部の符号の入力に当てられる4行10列の現実の鍵盤に、数字および字母と一部の符号の直接の入力に当てる4行10列の鍵盤と、符号あるいは絵文字等の入力候補対象の入力に当てるヴァーチャルな4行10列の鍵盤を設定し、このヴァーチャルな鍵盤を現実の鍵盤と同じ形をとって画面のディスプレーに表示させ、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた入力機能が実現するように設定されたパソコン。
  22. 請求項21において、符号入力の場合は、字母と数字の入力内容が決定された直後に鍵盤切替キーを押し下げることにより、絵文字入力のばあいには、字母入力内容が決定された直後に入力鍵盤切替キーを押し下げることにより、それぞれのヴァーチャルな鍵盤に入るように設定されたパソコン。
  23. 請求項21、22において、最初に鍵盤切替キーあるいは入力鍵盤切替キーを押し下げて最初のヴァーチャルな鍵盤に入った直後に、鍵盤切替キーを連続してN回押し下げると、その押し下げ回数に対応して、それぞれ異なった符号、絵文字を載せる鍵盤が、ディスプレーの画面に、現実の鍵盤と同じ形のヴァーチャルな鍵盤として表示され、必要とされる対象が見出された段階で、そこで必要とされる対象が表示された位置に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、その対象が入力されるパソコン。
  24. 請求項21、22における欧文以外の言語を主たる入力対象とするパソコンにおいて、鍵盤切替キーを押し下げて入る最初に出現するところの、符号の入力に当てられた4行10列のヴァーチャルな鍵盤に、I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、Xの10個のローマ数字、アルファベットの26文字、および、四則計算に用いる諸符号を代表する1符号、インターネットに用いる諸符号を代表する1符号、点あるいは線を用いた諸符号を代表する1符号、括弧符号を代表する1符号を置いたパソコン。
  25. 請求項24におけるヴァーチャルな鍵盤において、それが呼び出された時に、まず、シフトキーを押し下げたのちに、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた符号と同範疇に属する諸鍵を載せた4行10列のヴァーチャルな鍵盤が出現し、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた入力機能が実現するように設定されたパソコン。
  26. 請求項23、24において、鍵盤切替キーを連続2度押し下げて入る符号の入力に当てられたヴァーチャルな4行10列の鍵盤に、単位記号、数学記号、論理学記号、地図記号、図形記号、幾何学記号、略語記号、音楽記号、文章記号等の各種の記号の代表的な記号(本発明ではこれらの記号をアルファベットや数字と合わせて符号と統称する)を置いて、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた入力機能が実現するように設定されたパソコン。
  27. 請求項26において設定されるヴァーチャルな鍵盤の内容を、単位記号としての、J(ジュール=仕事の単位)、A(アール=面積の単位)、J(ジュール=仕事の単位)、G(ガウス=磁束密度の単位)、N(ニュートン=力の単位)、P(ポアズ=粘度の単位)、T(トン=重量の単位)、V(ボルト=電圧の単位)、l(リットル=容積に単位)、m(メートル=長さの単位)、r(レントゲン=放射線量の単位)、cal(熱量の単位)、Å(オングストローム=極小の長さの単位)、℃(摂氏=温度の単位)等の記号、数学および論理学の記号としての、f(x)、√(ルート)、Σ(微分記号)、∫(積分記号)、∬(二重積分記号)、∂(偏導関数)、sin(三角関数)、∪(論理学記号)等の記号、数学および論理学以外の記号としての、⊥(垂
    Figure 2010267237
    線や円等からなる図形記号としての、→(直線記号)、⇒(やや複雑な直線記号)、※(点対称の図形記号)、†(線対称の図形記号)、¶(非対称の図形記号)等の記号、○、□、△、☆等の記号、略字や略語の系統の、$(貨幣記号)、▲上▼(漢語記号)、No.(英語記号)、≡(八卦記号)等の合計40符号としたパソコン。
  28. 請求項27におけるヴァーチャルな鍵盤において、それが呼び出された時に、まず、シフトキーを押し下げたのちに、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた符号と同範疇に属する諸鍵を載せた4行10列のヴァーチャルな鍵盤が出現し、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた入力機能が実現するように設定されたパソコン。
  29. 請求項28におけるヴァーチャルな鍵盤において、それが呼び出された時に、さらに、シフトキーを押し下げたのちに、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた符号と同範疇に属する諸鍵を載せた4行10列のヴァーチャルな鍵盤が出現し、このヴァーチャルな鍵盤における鍵に対応する位置にある現実の鍵盤の鍵を押し下げると、このヴァーチャルな鍵盤において当該鍵に割り当てられた入力機能が実現するように設定されたパソコン。
  30. 請求項23において、重層的に設定された階層の中のある階層に一定の手続きによって、途中の階層を飛び越して入る手続きを設定したパソコン。
  31. 請求項22、23において、最初に入る絵文字鍵盤、そこから鍵盤切替キーを一回押し下げて入る絵文字入力鍵盤、そこからさらにもう一度鍵盤切替キーを一回押し下げて入る絵文字入力鍵盤、そこからさらにもう一度鍵盤切替キーを一回押し下げて入る絵文字入力鍵盤、という4個の絵文字入力鍵盤の内容を、人間の自然的側面を表現する絵文字鍵盤、人間の社会的側面を表現する絵文字鍵盤、人間の文明的側面を表現する絵文字鍵盤、人間の文化的側面を表現する絵文字鍵盤、という4個の鍵盤のいずれかとするパソコン。
  32. 請求項31において、人間の自然的側面を表現する絵文字鍵盤の内容を、身体、家族、家庭での食事、結婚、愛する顔、憎しみの顔、喜びの顔、怒りの顔、哀しみの顔、楽しみの顔、苦しみの顔、野生動物、飼育動物、ペット、魚、漁業、野生植物、園芸植物、果物、農業、野菜、穀物、海産物、山の風景、川の風景、海の風景、湖の風景、平野の風景、砂漠の風景、寒い季節、温かい季節、暑い季節、涼しい季節、太陽、月、星、風と雲、雪、雨、焚き火、の40項目のそれぞれを代表する絵文字としたパソコン。
  33. 請求項31において、人間の社会的側面を表現する絵文字鍵盤の内容を、ままごと、洋服、和服、中国服、制服、レストラン、ホテル、喫茶店、旅行、公共建築、幼稚園、小学校、中学校、大学、病院、警察、軍隊、郵便、銀行、百貨店、食糧品店、花屋、洋品店、八百屋、本屋、露店、職場、機械、道具、貨幣、書類、新聞、雑誌、書物、アジアの国旗、世界の国旗、民間の旗、公園、広場、民族、の40項目のそれぞれを代表する絵文字としたパソコン。
  34. 請求項31において、人間の文明的側面を表現する絵文字鍵盤の内容を、小型飛行機、大型飛行機、ミサイル、人工衛星、空港、駅、大型船、中型船、小型船、潜水艦、港、大型自動車、小型自動車、旅行、キャンピング、時計、物の標識、人間の標識、文字の標識、情報通信、携帯電話、パソコン、蒸気機関車、電車、新幹線、バス、ハイウェイ、ロープウエイ、クレーン車、道路、市街電車、街並み、地下鉄、アルファベット装飾文字、装飾数字、指文字、装飾矢印、装飾図形、装飾漢字、の40項目のそれぞれを代表する絵文字としたパソコン。
  35. 請求項31において、人間の文化的側面を表現する絵文字鍵盤の内容を、化粧、礼服、パーティー服、宝石、伝統音楽、伝統演劇、西洋音楽、西洋演劇、東洋美術、西洋美術、映画、書道、印章、水泳、マラソン、陸上競技、ゴルフや卓球等の小型球技、野球やテニス等の中型球技、蹴球やバスケットボール等の大型球技、賭け事、宝くじ、占い、魔術、妖怪、天使、競馬、馬術、弓術、剣術、競輪、競艇、あいさつ、年中行事、世界の文化遺産、アジアの文化遺産、儒教、仏教、道教、イスラム教、お祭、の40項目のそれぞれを代表する絵文字としたパソコン。
  36. 請求項22、23、25、28、29、30、31、32、33、34、において、符号あるいは入力候補文字あるいは絵文字等の入力が終わると自動的に字母入力にもどるように設定したパソコン。
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