JP2010263515A - 車両用アンテナ接続装置 - Google Patents

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Takahisa Yamamoto
貴久 山本
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Abstract

【課題】窓ガラスが組み付かないとアンプ回路の取り付けができない等の組み立て工程への規制を生じさせることなく、ガラスアンテナの近傍にアンプ回路と車両アースを有する車両用アンテナ接続装置を提供する。
【解決手段】車両用アンテナ接続装置1は金属製のアンプケース10と、ガラスアンテナに接続するフラットで透明な導電性フィルム13と、信号を増幅するアンプ基板16と、増幅した信号をチューナ等に出力する同軸ケーブル17と、を有している。アンプケース10には、車両のルーフパネル31に固定するための取り付けステー19と、車両とアースを取るための複数の接触用板バネ形状とボルト締め用穴とを有するアース接触部11と、同軸ケーブル17をアンプケースに固定するための結束バンド18と、を有している。
【選択図】図1

Description

車両の窓ガラスに形成されたアンテナで受信した信号を増幅して出力し、アンテナと後段の機器とを接続する車両用アンテナ接続装置に関し、取り付けが容易な車両用アンテナ接続装置に関する。
従来より、自動車等の車両にはラジオやテレビ番組を視聴するためにアンテナが取り付けられている。このアンテナは、車両が走行中であっても一定の受信感度を得ることが要求されることから車外取り付け型のアンテナが有利である。しかし、車外取り付け型のアンテナでは、走行時に風切り音が発生するだけでなく、車両のデザインを損ねる場合があるという外観上の問題から車両のフロントガラスやリアガラスに貼り付けられるフィルム状のアンテナ等が望まれる場合がある。また、車両のガラスにアンテナを配置したガラスアンテナと、チューナやテレビ等と、を接続する場合、比較的長いケーブルの引き回しが必要となり、ノイズ特性、アンテナ性能の悪化が発生する場合があった。
そこで、特許文献1では、合わせガラスの中間層に形成されたガラスアンテナに近い位置にガラスアンテナ用回路モジュール(アンプ回路)を配置し、ガラスアンテナで受信した信号を所定の面積を有する電極を介して電磁結合及び容量結合によりアンプ回路に入力してアンプ回路で増幅してからチューナ等に出力する構成が示されている。ガラスアンテナはアース側ベースプレートと給電側ベースプレートとを有する双極用アンテナを構成し、アンプ回路はシャーシに支持固定され、シャーシはアース側プレートと接するように配置することで、ノイズ特性及びアンテナ特性の悪化を防止している。
特許文献2には、ガラス表面に形成されたアンテナ素子とケーブルを接続するための回路基板内蔵コネクタ及びキャッチャに関し、回路基板のグランドを確保するためのグランド部材を有する回路基板内蔵コネクタが開示されている。
特開2008−263537号公報 特開2008−35479号公報
しかし、上述したアンテナとアンプ回路を接続するガラスアンテナ用回路モジュールでは、アース側ベースプレートと給電側ベースプレートとを両面テープ及び接着剤を用いて窓ガラスに接着した後、ベースプレートに設けられたネジにより脱着可能に取り付けられているため、窓ガラスに車両アースとなる面を形成する必要がある。
また、フロントガラスにガラスアンテナを設置する場合、アンプ部の露出を避けるために内装トリムを一部窓ガラス側に延ばしてアンプ部を覆う必要があり、意匠的には好ましくない場合があった。
さらに、車両製造工程において、窓ガラスが取り付けられる工程の前ではアンプ回路を固定することができず、窓ガラスを取り付けた後に、アンプ回路を取り付け、さらに内装トリムを取り付ける必要がある。
そこで、本発明では、窓ガラスが組み付かないとアンプ回路の取り付けができない等の組み立て工程への規制を生じさせることなく、ガラスアンテナの近傍にアンプ回路と車両アースを有する車両用アンテナ接続装置を提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明に係る車両用アンテナ接続装置は、車両の窓ガラスに形成されたアンテナで受信した信号を増幅して出力し、アンテナと後段の機器とを接続する車両用アンテナ接続装置において、窓ガラスを受け止めて保持する窓枠当接部の裏面に取り付けられたアンプ基板と、アンプ基板とアンテナとを接続する導電性フィルムと、アンテナの端子部と導電性フィルムを接続するため、導電性フィルム端部に設けられた導電性接着部材及び導電性フィルム端部を覆う端子カバーと、を有し、アンプ基板は窓枠当接部の裏面にGND接続され、導電性フィルムは車両内側の内装トリムの端部から露出していることを特徴とする。
また、本発明に係る車両用アンテナ接続装置において、窓枠当接部の裏面に設けられたアンプ基板からガラス内側面へ伸びる導電性フィルムがアンテナの端子部に面接続されていることを特徴とする。
本発明に係る車両用アンテナ接続装置を用いることにより、窓ガラスが組み付かないとアンプ回路の取り付けができない等の組み立て工程への規制を生じさせることなく、ガラスアンテナの近傍にアンプ回路と車両アースを有する車両用アンテナ接続装置を実現することが可能となるという効果がある。
本発明の実施形態に係る車両用アンテナ接続装置の外観を示す外観図である。 本発明の実施形態に係る車両用アンテナ接続装置を車両に取り付けた場合の断面を示した断面図である。 本発明の実施形態を理解する上で参考となる車両用アンテナ接続装置を車両に取り付けた場合の断面を示した断面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1は車両用アンテナ接続装置1の外観を示している。車両用アンテナ接続装置1は金属製のアンプケース10と、ガラスアンテナに接続する導電性フィルム13と、信号を増幅するアンプ基板16と、増幅した信号をチューナ等に出力する同軸ケーブル17と、を有している。アンプケース10には、ルーフパネル31に固定するための取り付けステー19と車両への仮固定のための複数の接触バネ形状とが設けられ、車両に立設されたボルトに差し込むことによってアンプケースが固定される。また、アンプケース10は、車両に立設されたボルトと、締め付けナットによってアンプ基板と車両とのアースが確保される。さらに、同軸ケーブルは結束バンド18によりアンプケース10のアーム部に固定されている。
アンプケース10は、ノイズ特性を向上させるため、上下分離型の箱形状となっており、上下の接続は4つの固定用のツメにより結合され、電気的な導通が確保されている。内装トリムから露出する導電性フィルム13は、フラットで透明な材質を用いることにより外観意匠を損なうことなく、視界を遮らないような配慮がなされている。導電性フィルム13の上面にはガラスアンテナに接続するための導電性接着部材14(導電性ゴム)が設けられ、導電性フィルム13の下面には接続部を保護するための樹脂ケース15が設けられている。
図2は車両用アンテナ接続装置1を車両のフロントウインド又はリヤウインドに取り付けた場合の断面を示している。車両用アンテナ接続装置1は、ルーフパネル31の端部に設けられ、窓ガラス20を車両外側から取り付け可能とするための窓枠当接部の裏側に取り付けられると共に、アース接触部11のボルトにより電気的に接続されている。車両用アンテナ接続装置1からガラスアンテナ21に伸びる導電性フィルム13は、内装トリム32の端部から車室側に露出している。導電性フィルム13の先端には導電性接着部材14及び樹脂ケース15が設けられており、ガラスアンテナ21へ面接触している。導電性フィルム13がガラスアンテナ21へ面接触(面当て)しているため、電流供給が安定すると共に、導電性フィルム13が透明でフラットのため、外観意匠や視界を損なうことが少ない。なお、図2で示した導電性フィルムの幅と長さは送受信する電波の周波数とのマッチングを取るため、幅約1cm、長さ約3cm、厚さ0.3mm〜0.5mm、樹脂ケースの幅は約1.5cm、長さ約1.5cm、厚さ5mm程度の大きさである。材質も周波数に適合させるため、Ag系、Cu系のものを使用した。
本実施形態で特徴的な事項の一つは、窓ガラスが組み付かないとアンプ回路の取り付けができない等の組み立て工程上の規制を緩和するため、ガラスアンテナの近傍の車両側(ルーフパネル31)にアンプ回路と車両アースを有する車両用アンテナ接続装置としたことである。
図3は本実施形態を理解する上で参考となる車両用アンテナ接続装置を車両に取り付けた場合の断面を示している。図3は出願人が実施している取り付け方法を示し、第1工程にて車両用アンテナ接続装置(アンプケース41)を車両に取り付けた後に第2工程にて内装トリム32を取り付け、第3工程にて窓ガラス20の取り付けに伴い、ガラスアンテナ21に導電性接着部材48が密着することにより導通の確保を行う取り付け順番を示したものである。以下、具体的な作業を示す。
第1工程において、車両用アンテナ接続装置(アンプケース41)をボルト25により車両に取り付け、車両とアンプケース41とを導通させることによりアースを確保する。その後、第2工程において、アンプケース41を覆うように内装トリム32を取り付ける。
第3工程にて、窓ガラス20を車両に取り付けるため、窓ガラス20の周囲に粘着面を有するスペーサ22を貼り付ける。スペーサ22は、窓ガラス20を車体に接着する接着剤が車室内にはみ出すことを防止するものであり、スペーサ22の外側の窓ガラス20内側面に接着剤23を塗布する。次に、窓ガラス20を車両の窓枠にはめ込むと共に、窓ガラス20に設けられているガラスアンテナ21の端子に車両用アンテナ接続装置40の導電性接着部材48を貼り付ける。その後、窓ガラス20の周囲に余分な接着剤23があれば取り除き、ルーフパネル31と窓ガラス20の隙間にモール24をはめ込むことにより窓ガラス20が車両の窓枠に装着される。
しかしながら、図3の参考となる実施形態では、第3工程の窓ガラス20を取り付ける際、ガラスアンテナ21とアンテナ接続装置40の導電性接着部材48との位置がずれないように取り付けることと、確実な導通が要求されるため、取り付け作業において注意が必要である。
また、意匠面においても、図3の窓ガラス端部から内装トリム32の張り出し距離L2は、図2の内装トリムの張り出し距離L1より長いため、この部分だけ張り出させる意匠は受け入れられない場合があることから内装トリムの一辺にわたり張り出しを設ける必要があり、内装トリム周縁形状全体の意匠上の制限となっていた。
これに対し、図2の車両用アンテナ接続装置1では、第1工程にて車両用アンテナ接続装置1が固定された後に第2工程にて内装トリム32の取り付け及び、第3工程にて窓ガラス20が取り付けられた後に導電性フィルム13をガラスアンテナに取り付けることが可能である。このことから、窓ガラスにアンプケースが固定される従来構成と異なり、窓ガラス20の取り付け前に、車両用アンテナ接続装置1(アンプケース)の固定が可能であり、窓ガラス20の取り付け工程の順番が変わったとしても、導電性フィルム13の取り付けが可能となり、組み立て工程における規制も生じることはない。
さらに、図2の内装トリム32の張り出し距離L1も図3の張り出し距離L2よりも短いことから、内装トリム周縁形状全体の意匠上の制約も緩和されることになる。なお、図2の導電性フィルム13はフラットで透明なフィルムを用いたが、樹脂ケース15が内装トリム32に一部隠れるような意匠デザインの場合には、透明なフィルムではなく、通常の配線、例えば、ケーブルフィーダ等でも良いことはいうまでもない。また、本発明での導電性フィルムは厳密な意味での平面度を有するものに限定するものではなく、フレキシブル基板のように導電性フィルム内部に設けられた複数の配線による凹凸形状が平面上にあっても良い。
本発明に係る車両用アンテナ接続装置は、窓ガラスが組み付かないとアンプ回路の取り付けができない等の組み立て工程への規制を生じさせることなく、ガラスアンテナの近傍にアンプ回路と車両アースを有するものであり、従来の車両用アンテナ接続装置に比べて車両への搭載性を改善することが可能である。
1,40 車両用アンテナ接続装置、10,41 アンプケース、11 アース接触部、13 導電性フィルム、14,48 導電性接着部材、15 樹脂ケース、16 アンプ基板、17 同軸ケーブル、18 結束バンド、19 ステー、20 窓ガラス、21 ガラスアンテナ、22 スペーサ、23 接着剤、24 モール、25 ボルト、31 ルーフパネル、32 内装トリム。

Claims (2)

  1. 車両の窓ガラスに形成されたアンテナで受信した信号を増幅して出力し、アンテナと後段の機器とを接続する車両用アンテナ接続装置において、
    窓ガラスを受け止めて保持する窓枠当接部の裏面に取り付けられたアンプ基板と、
    アンプ基板とアンテナとを接続する導電性フィルムと、
    アンテナの端子部と導電性フィルムを接続するため、導電性フィルム端部に設けられた導電性接着部材及び導電性フィルム端部を覆う端子カバーと、
    を有し、
    アンプ基板は窓枠当接部の裏面にGND接続され、導電性フィルムは車両内側の内装トリムの端部から露出していることを特徴とする車両用アンテナ接続装置。
  2. 請求項1に記載の車両用アンテナ接続装置において、
    窓枠当接部の裏面に設けられたアンプ基板からガラス内側面へ伸びる導電性フィルムがアンテナの端子部に面接続されていることを特徴とする車両用アンテナ接続装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113370766A (zh) * 2020-03-10 2021-09-10 丰田自动车株式会社 汽车用门
JP7415798B2 (ja) 2020-05-28 2024-01-17 株式会社豊田自動織機 車体構造及びアンテナアンプ組付体

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