JP2010262571A - サービス提供システムおよびサービス提供方法 - Google Patents

サービス提供システムおよびサービス提供方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010262571A
JP2010262571A JP2009114480A JP2009114480A JP2010262571A JP 2010262571 A JP2010262571 A JP 2010262571A JP 2009114480 A JP2009114480 A JP 2009114480A JP 2009114480 A JP2009114480 A JP 2009114480A JP 2010262571 A JP2010262571 A JP 2010262571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
client
server
program
servers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009114480A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Ichikawa
和幸 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2009114480A priority Critical patent/JP2010262571A/ja
Publication of JP2010262571A publication Critical patent/JP2010262571A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

【課題】複数のサービスを連携する連携システムにおいて、サービス可能かどうか(サービス可能状態であるか)を事前に利用者に伝えることによって利便性を高めることが可能なサービス提供システムを提供する。
【解決手段】サービス提供システムのクライアント110は、サービスを開始すると、前記サービスの機能を分担する複数のサーバ120,130に対し、サービスが可能状態であるか否かの問い合わせを送信し、複数のサーバ120,130は、問い合わせを受理すると、サービスを実行するのに必要な所定条件を満たすか否かを判定し、その判定結果をクライアント110に送信し、クライアント110は、問い合わせした各サーバからの判定結果がサービスが可能状態である際は、各サーバにサービスの実行要求をする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークで接続された複数のコンピュータシステムが連携して処理を行なうシステムにおいて、サービス品質を高めるためのサービス提供システムおよびサービス提供方法に関するものである。
最近では、複数のコンピュータを連携させる技術が進んでいる。このような連携システムでは、サービスの機能を提供するサービスプログラムと、サービスプログラムを呼び出すクライアントプログラムが、ネットワークで接続された複数のコンピュータ上に実現されている。
利用者は、クライアントプログラムを利用して操作を行い、クライアントプログラムは、必要なサービスプログラムを適切に呼び出して利用者の要求に応える。
特許文献1には、要求を処理する時間を保証するための技術が開示されている。サービス連携サーバは、同種のサービスを提供する複数のサービス提供サーバからサービスの処理時間を取得して比較することにより、処理時間が保障されるサービス提供サーバを選択し、選択したサービス提供サーバにより提供される複数のサービスの連携による処理時間を保証している。
特開2003−150572号公報
特許文献1においては、サービス連携サーバが、サービス提供サーバの処理時間格納部から処理時間を取得し、クライアントに連携サービス全体の処理時間情報を提供している。しかしながら、提示された処理時間内であるとして、サービスの実行を開始したとしても、連携先のサービスが何らかの理由でサービスを提供できない場合について十分に考慮されていないため、利用者が操作を進めていく途中でエラーとなってしまうという問題があった。
例えば、データベースを検索するサービスと、メールを送信するサービスと、この二つのサービスを呼び出すクライアントとがあり、利用者はクライアントを経由してデータベースの検索を行い、その結果を利用してメールの送信を行うことが可能なシステムがあったとする。ここで、メールを送信するサービスを実行するコンピュータが一時的にサービスを停止している、または、負荷が高いため一時的に要求を受け付けない状態になっているなどの理由で、一時的に要求を受け付けない状態であったとすると、利用者はデータベースの検索を行うところまでは操作可能であるが、その後のメールを送信することができない。利用者は、メールの送信が行えない事実を、データベースの検索を行う前に知ることができず、実際には完結できない作業の途中までの操作を強いられるという問題があった。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、複数のサービスを連携する連携システムにおいて、サービス可能かどうか(サービス可能状態であるか)を事前に利用者に伝えることによって利便性を高めることが可能なサービス提供システムおよびサービス提供方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、サービス提供システムは、クライアント(例えば、クライアント110)からのサービス要求に対し、サービスが複数の機能(例えば、データ登録、メール送信)により構成されており複数の機能を、複数のサーバ(例えば、サーバ120,130)が分担して、ネットワークを介してサービスを実行する。
クライアントは、サービスを開始すると、サービスの機能を分担する複数のサーバを特定し、特定された各サーバに対しサービスが可能状態であるか否かの問い合わせを送信し、複数のサーバは、問い合わせを受理すると、サービスを実行するのに必要な所定条件を満たすか否かを判定し、その判定結果をクライアントに送信し、クライアントは、問い合わせした各サーバからの判定結果が、サービスが可能状態である際は、サービスの実行要求を各サーバに送信することを特徴とする。
本発明によれば、サービス可能かどうかを事前に利用者に伝えることによって利便性を高めることができる。
実施形態1に係る連携システムの全体構成を示す図である。 旅費清算データの具体例を示す図である。 クライアントプログラムの処理フローを示す図である。 旅費清算データ入力画面を示す図である。 メール送信画面を示す図である。 結果表示画面を示す図である。 エラーメッセージ画面を示す図である。 実施形態2に係る連携システムの全体構成を示す図である。 ステップS301の詳細フローを示す図である。 エラーメッセージテーブルの具体例を示す図である。 データ登録サービス可能判定プログラムの処理フローを示す図である。 メール送信サービス可能判定プログラムの処理フローを示す図である。 DBサービス可能判定プログラムの処理フローを示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る連携システムの全体構成を示す図である。図1において、複数のコンピュータシステムが連携して処理を行う連携システム(サービス提供システム)として、旅費清算データ登録システムを例として説明する。本実施形態の連携システムは、ネットワーク140に接続されたクライアント110、サーバ120、サーバ130、およびサーバ150で構成されている。
クライアント110は、利用者が操作するクライアントであり、主記憶装置111、CPU(Central Processing Unit)112で構成され、入出力装置117(出力部)、ディスク装置115が接続されている。主記憶装置111には、画面表示操作プログラム113、クライアントプログラム114が含まれる。また、ディスク装置115には、エラーメッセージテーブル116が含まれる。
サーバ120は、旅費清算データを登録する機能を提供するサーバであり、主記憶装置121、CPU122で構成されている。主記憶装置121には、データ登録プログラム123、データ登録サービス可能判定プログラム124が含まれる。データ登録プログラム123は、ネットワーク140を介してサーバ150のDBプログラム153を呼び出し、旅費清算データを登録するものとする。
サーバ130は、メール送信機能を提供するサーバであり、主記憶装置131、CPU132で構成され、主記憶装置131には、メール送信プログラム133、メール送信サービス可能判定プログラム134が含まれる。
サーバ150は、データベース機能を提供するサーバであり、主記憶装置151、CPU152で構成され、ディスク装置155が接続されている。主記憶装置151には、DBプログラム153、DBサービス可能判定プログラム154が含まれる。また、ディスク装置155には、旅費清算データ156が含まれる。
ネットワーク140は、例えば、インターネットなどのオープンなネットワークや、社内ネットワーク(イントラネット)などのローカルなネットワーク、あるいはそれらを組み合わせたものでもよい。
また、画像表示操作プログラム113は、Webシステムとして実現し、利用者がインターネットブラウザによって操作するものとしてもよい。また、利用者がクライアント110を操作する際に、ユーザIDやパスワードなどを用いて本人であることを確認するログイン機能を備えるようにしてもよい。
利用者が入出力装置117を介して入力を行うと、画面表示操作プログラム113は、入力に応じて、サーバ120のデータ登録プログラム123、および、サーバ130のメール送信プログラム133に、ネットワーク140を介して指示を与え、情報のやりとりを行うものとする。
なお、主記憶装置111,121,131は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などにより構成される。ディスク装置115,155は、HDD(Hard disk drive)装置などにより構成される。CPU112,122,132,152は、RAM、ROMなどに記憶されているプログラムを実行する。入出力装置117のうち入力装置は、キーボードやマウスなどのコンピュータに指示を入力するための装置であり、プログラム起動などの指示を入力する。また、入出力装置117のうち出力装置は、ディスプレイなどであり、後述する旅費清算データ入力画面400(図4参照)、メール送信画面500(図5参照)、結果表示画面600(図6参照)、エラーメッセージ画面700(図7参照)などを表示する。
図2は、旅費清算データの具体例を示す図である。図2は、図1の旅費清算データ156を詳細に表したものである。旅費清算データ156は、複数のレコードで構成され、各レコードは、処理番号201、氏名202、日付203、出張先204、旅費205、添付ファイル206で構成される。具体的には、処理番号201が001の場合は、鈴木太郎さんが、2008年1月15日に東京に出張し、旅費は1500円、そのときの関係書類、例えば、領収書などがfile01.docであることがわかる。なお、添付ファイル206の実際のファイルは、ディスク装置155内の添付ファイルフォルダに格納されている。
図10は、エラーメッセージテーブルの具体例を示す図である。図10は、図1のエラーメッセージテーブル116の詳細を表したものである。エラーメッセージテーブル116は、複数のレコードで構成され、各レコードは、番号1001、エラーメッセージ1002で構成される。具体的には、旅費清算データ登録システムに関連するエラーメッセージが格納されている。番号1001が「001」の場合は、「メールサービスが停止中です。メールサービスが復旧後処理してください。」であり、番号1001が「002」の場合は、「データ登録サービスが停止中です。データ登録サービスが復旧後処理してください。」である。
次に、クライアント110、サーバ120,130,150の処理について説明する。
(クライアントプログラムの処理)
図3は、クライアントプログラムの処理フローを示す図である。図3に示すクライアント110のクライアントプログラム114は、旅費清算データ登録に係るサーバプログラムの確認を事前に実施し、サーバプログラムの確認が取れると、データ登録プログラム123の呼び出し・データ登録、メール送信プログラム133の呼び出し・メール送信し、最後に結果表示画面を表示するプログラムである。なお、処理の主体はCPUであるが、便宜上、プログラムを主体として説明する。
クライアントプログラム114は、旅費清算データ登録の処理プログラムの開始指示を受理すると、ステップS301で、サーバプログラムの確認をする。具体的には、サーバ120のデータ登録サービス可能判定プログラム124を呼び出し、データ登録プログラム123のサービス可能状態を確認し、サーバ130のメール送信サービス可能判定プログラム134を呼び出し、メール送信プログラム133の状態を確認する。
すなわち、クライアント110のクライアントプログラム114は、クライアントプログラムを開始(例えば、旅費清算データ登録のサービスを開始)すると、サービスの機能を分担する複数のサーバを特定し、特定された各サーバ(例えば、サーバ120,130)に対し、サービスが可能状態であるか否かの問い合わせを送信することになる。
なお、サーバ120のデータ登録サービス可能判定プログラム124は、状態を確認するクライアントプログラム114からの呼び出しに応答し、データ登録プログラム123の稼動状況としてサービス可能状態かそうでないかを返す機能を有する。
また、サーバ130のメール送信サービス可能判定プログラム134は、クライアントプログラム114からの状態を確認する呼び出しに応答し、メール送信プログラム133の稼動状況として、サービス可能状態かそうでないかを返す機能を有する。
すなわち、ステップS301において、クライアントプログラム114は、ネットワーク140を介して、データ登録プログラム123、および、メール送信プログラム133の稼動状況を確認する。
なお、データが既に入力されていて、データのサイズがわかっている場合には、クライアントプログラム114がデータ登録サービス可能判定プログラム124を呼び出す際に、データのサイズも合わせて送付するものとする。これにより、データ登録サービス可能判定プログラム124は、処理に必要なメモリまたはディスク容量などを予め判定することができる。
また、データ登録プログラム123、および、メール送信プログラム133が、実行中でない場合や、コンピュータの電源が入っていない場合など、サービス可能状態かそうでないかを返す機能が働かないために稼動状況を確認できない場合が考えられる。そのため、クライアントプログラム114は、ネットワーク140を介した呼び出しに対して一定時間応答しない場合に、サービス可能状態ではないと判断するものとする。
ステップS301において、サーバの状態を確認すると、ステップS302に進み、二つのサービスが共にサービス可能状態である場合には(ステップS302,Yes)、ステップS303に進み、いずれかがサービス可能状態でない場合には(ステップS302,No),ステップS309に進む。ステップS303では、旅費清算データ入力画面400(旅費入力画面)(図4参照)を表示する。
図4は、旅費清算データ入力画面を示す図である。図4に示す旅費清算データ入力画面400は、入力エリア401,402,403,404,405、ボタン410を含む。利用者が入力エリア401,402,403,404,405に、それぞれ氏名、日付、出張先、旅費、添付ファイルを入力し、ボタン410をクリックすると、ステップS304に進む。なお、図4では、利用者が既に入力エリア401〜405にデータを入力した状態を表している。
図3に戻り、ステップS304では、ステップS303で利用者が入力した値を使って、再びサーバプログラムがサービス可能状態であるか否かを確認する。ステップS302との違いは、入力した値を使って確認するか否かである。具体的には、添付ファイルが入力されている場合、添付ファイルの容量を基に確認することができる。サービス可能であることを確認した場合は、ステップS305に進み、サービス可能でない場合には、ステップS309に進む。
ステップS305では、データ登録プログラム123をネットワーク140を介して呼び出し、データ登録プログラム123が入力エリア401〜405に入力された値を旅費清算データ156に登録する。なお、入力エリア405に入力されたファイル名をディスク装置115から取り出し、その他の値と共にデータ登録プログラム123へ送付するものとする。ステップS305の次には、ステップS306に進む。ステップS306では、メール送信画面500(図5参照)を表示する。
図5は、メール送信画面を示す図である。図5に示すメール送信画面500は、入力エリア501、ボタン510を含む。利用者が入力エリア501に入力し、ボタン510をクリックすると、ステップS307に進む。なお、図5では、利用者が既に入力エリア501にデータを入力した状態を表している。具体的には、出張者の上司のメールアドレスを、入力エリア501に入力する。このことにより、クライアント110からデータ登録した場合に、上司にもデータの登録内容が送信され、上司はデータ登録内容を確認することができる。
図3に戻り、ステップS307では、メール送信プログラム133をネットワーク140を介して呼び出し、メールを送信し、ステップS308に進む。ステップS308では、結果表示画面(図6参照)を表示する。
図6は、結果表示画面を示す図である。図6に示す結果表示画面600には、送信結果である「メールを送信しました。」が表示されている。
図3に戻り、ステップS309では、エラーメッセージ画面(図7参照)を表示し、一連の処理を終了する。
図7は、エラーメッセージ画面を示す図である。エラーメッセージの内容は、エラーメッセージテーブル116(図10参照)の中から該当するエラーメッセージを取り出し表示するものとする。具体的には、メール送信サービス可能判定プログラム134から、「メール送信プログラム133がサービス可能でないと判定」(図12、ステップS1206参照)の際には、「メールサービスが停止中です。メールサービスが復旧後処理してください。」を表示する。また、データ登録サービス可能判定プログラム124が「データ登録プログラム123がサービス可能でないと判定」(図11、ステップS1106参照)の際には、「データ登録サービスが停止中です。データ登録サービスが復旧後処理をしてください。」を表示する。
本実施形態では、クライアント110のクライアントプログラム114は、問い合わせしたサーバ(例えば、サーバ120,130)からの判定結果が、サービス可能状態でない際は、サービスを実行できない旨を告知する。
(データ登録サービス可能判定プログラムの処理)
図11は、データ登録サービス可能判定プログラムの処理フローを示す図である。図11に示すデータ登録サービス可能判定プログラム124は、データ登録プログラム123の処理を行う上で、必要な所定条件を満たしているか否かを判定するとともに、連携するシステム、具体的には、データベース機能を提供するサーバ150がサービス可能であるか否かの状態を確認し、データ登録プログラム123がサービス可能であるか否かを判定するプログラムである。
必要な所定条件とは、サービスの処理に必要なメモリが十分にあるか、処理に必要なディスクの空き容量があるか、処理に必要なCPUの処理能力があるかなどを含んでなる条件である。
データ登録サービス可能判定プログラム124は、クライアントプログラム114から呼び出されると、ステップS1101では、処理に必要なメモリは十分にあるかどうかを確認する。メモリが十分にある場合は(ステップS1101,Yes)、ステップS1102に進み、メモリが不足する場合は(ステップS1101,No)、ステップS1106に進む。なお、クライアントプログラム114からデータのサイズの情報が送付されてきた場合には、そのサイズの情報を処理可能かどうかも判定し、メモリに対して情報のサイズが大きすぎる場合は、メモリが不足するものと判断して、ステップS1106に進む。
ステップS1102では、処理するのに必要なディスクの空き領域が十分にあるかどうかを確認し、空き容量が十分にある場合には(ステップS1102,Yes)、ステップS1103に進み、空き容量が不足する場合は(ステップS1102,No)、ステップS1106に進む。
ステップS1103では、CPUの利用状況を確認し、処理するのに十分な余裕がある場合には(ステップS1103,Yes)、ステップS1104に進み、不足する場合には(ステップS1103,No)、ステップS1106に進む。
ステップS1104では、サーバ150のDBサービス可能判定プログラム154を呼び出し、DBプログラム153がサービス可能かどうかを確認する。
DBサービス可能判定プログラム154は、データ登録サービス可能判定プログラム124の呼び出しに応じ、DBプログラム153の稼動状況としてサービス可能状態かそうでないかを返す機能を有する。DBプログラム153がサービス可能であった場合は(ステップS1104,Yes)、ステップS1105へ進み、サービス可能でない場合は(ステップS1104,No)、ステップS1106に進む。
ステップS1105において、データ登録プログラム123がサービス可能状態であると判定する。ステップS1106において、データ登録プログラム123がサービス可能状態でないと判定する。そして、判定結果をクライアントプログラム114に送信し、処理を終了する。
(メール送信サービス可能判定プログラムの処理)
図12は、メール送信サービス可能判定プログラムの処理フローを示す図である。図12に示すメール送信サービス可能判定プログラム134は、メール送信プログラム133の処理を行う上で必要な所定の条件を満たしているか否かを判定し、メール送信プログラム133がサービス可能であるか否かを判定するプログラムである。
メール送信サービス可能判定プログラム134は、クライアントプログラム114から呼び出されると、ステップS1201では、処理に必要なメモリは十分にあるかどうかを確認する。メモリが十分にある場合は(ステップS1201,Yes)、ステップS1202に進み、メモリが不足する場合は(ステップS1201,No)、ステップS1206に進む。
ステップS1202では、処理するのに必要なディスクの空き領域が十分にあるかどうかを確認し、空き領域が十分にある場合には(ステップS1202,Yes)、ステップS1203に進み、空き領域が不足する場合は(ステップS1202,No)、ステップS1206に進む。
ステップS1203では、CPUの利用状況を確認し、処理するのに十分な余裕がある場合には(ステップS1203,Yes)、ステップS1205に進み、不足する場合は(ステップS1203,No)、ステップS1206に進む。
ステップS1205において、メール送信プログラム133がサービス可能であると判定する。ステップS1206において、メール送信プログラム133がサービス可能でないと判定する。そして、判定結果をクライアントプログラム114に送信し、処理を終了する。
(DBサービス可能判定プログラムの処理)
図13は、DBサービス可能判定プログラムの処理フローを示す図である。図13に示すDBサービス可能判定プログラム154は、DBプログラム153の処理を行う上で必要な所定の条件を満たしているか否かを判定し、DBプログラム153がサービス可能であるか否かを判定するプログラムである。
DBサービス可能判定プログラム154は、データ登録サービス可能判定プログラム124から呼び出されると、ステップS1301では、処理に必要なメモリは十分にあるかどうかを確認する。メモリが十分にある場合には(ステップS1301,Yes)、ステップS1302に進み、メモリが不足する場合は(ステップS1301,No)、ステップS1306に進む。
ステップS1302では、処理するのに必要なディスクの空き領域が十分にあるかどうかを確認し、空き容量が十分にある場合には(ステップS1302,Yes)、ステップS1303に進み、空き容量が不足する場合は(ステップS1302,No)、ステップS1306に進む。
ステップS1303では、CPUの利用状況を確認し、処理するのに十分な余裕がある場合には(ステップS1303,Yes)、ステップS1305に進み、不足する場合は(ステップS1303,No)、ステップS1306に進む。
ステップS1305において、DBプログラム153がサービス可能であると判定する。ステップS1306において、DBプログラム153がサービス可能でないと判定する。そして、判定結果をデータ登録サービス可能判定プログラム124に送信し、処理を終了する。
(実施形態2)
図8は、実施形態2に係る連携システムの全体構成を示す図である。図8に示す連携システムの構成図は、図1に示した連携システムの構成図にサーバ160を加えたものであり、図1と同じ符号を付けたものは同じ要素を表す。
サーバ160は、他のサーバおよびクライアントと同様にネットワーク140に接続されており、主記憶装置161、CPU162で構成される。主記憶装置161には、データ登録プログラム163、データ登録サービス可能判定プログラム165、メール送信プログラム164、メール送信サービス可能判定プログラム166が含まれる。
ここで、データ登録プログラム163は、データ登録プログラム123と同様のサービスを提供する機能を有するものとし、メール送信プログラム164は、メール送信プログラム133と同様のサービスを提供する機能を有するものとする。従って、データ登録プログラム123またはデータ登録プログラム163のいずれかがサービス可能であれば、データ登録の処理が行えるものとし、メール送信プログラム133とメール送信プログラム164のいずれかがサービス可能であれば、メール送信の処理を行えるものとする。
また、データ登録サービス可能判定プログラム165は、データ登録サービス可能判定プログラム124と同様に、データ登録プログラム163がサービス可能状態であるかどうかを判定する機能を持つ。更に、メール送信サービス可能判定プログラム166は、メール送信サービス可能判定プログラム134と同様に、メール送信プログラム164がサービス可能状態であるかどうかを判定する機能を持つ。
本実施形態におけるクライアント110のクライアントプログラム114の処理フローは図3に示したとおりとなるが、ステップS301において、サーバ120、サーバ130に加えて、サーバ160の状態をも確認するものとする。本実施形態におけるステップS301の詳細フローを図9を参照して説明する。適宜図8を参照する。
図9は、ステップS301の詳細フローを示す図である。クライアント110のクライアントプログラム114は、ステップS901では、サーバ120のデータ登録プログラム123がサービス可能かどうかを確認し、サービス可能であれば(ステップS901,Yes)、ステップS903に進み、サービス可能でなければ(ステップS901,No)、ステップS902へ進む。ステップS902では、サーバ160のデータ登録プログラム163がサービス可能かどうかを確認し、サービス可能であれば(ステップS902,Yes),ステップS903に進み、サービス可能でなければ(ステップS902,No)、ステップS906に進む。
ステップS903では、サーバ130のメール送信プログラム133がサービス可能かどうかを確認し、サービス可能であれば(ステップS903,Yes),ステップS905に進み、サービス可能でなければ(ステップS903,No)、ステップS904に進む。ステップS904では、サーバ160のメール送信プログラム164がサービス可能かどうかを確認し、サービス可能であれば(ステップS904,Yes),ステップS905に進み、サービス可能でなければ(ステップS904,No)、ステップS906に進む。最終的に、ステップS905に進んだ場合、ステップS301の確認結果としてサービス可能であると判断することになり、ステップS906に進んだ場合、ステップS301の確認結果としてサービス可能でないと判断し、処理を終了する。
このようにして、複数のサーバで同一のサービスが提供されるシステムにおいては、いずれかのプログラムがサービス可能状態であれば、続行するようにする。
以上、本実施形態によれば、クライアント110は、問い合わせしたサーバからの判定結果が、サービスが可能状態でない際は、サービスを構成する機能と同一の機能(例えば、データ登録、メール送信)を有する他のサーバに、サービスが可能状態であるか否かを問い合わせをすることができる。
本実施形態によれば、複数のサービスを連携する連携システムにおいて、サービス可能かどうかを事前に利用者に伝えることによって利便性を高めることが可能なシステムを提供することが可能である。
本実施形態のサービス提供システムは、クライアント110からのサービスの要求に対し、サービスを実行する複数のサーバ120、130が、前記要求に係るサービスを実行するのに必要となる機能を分担することで、複数の機能により構成される前記サービスを前記クライアントに提供する、ネットワークを介したシステムである。クライアント110がサービスを開始する際に、サービス可能かどうかを事前に利用者に伝えることによって利便性を高めることができる。
なお、サービス提供システムは、統合サービスが複数のサービスにより構成されていても同様である。すなわち、データ登録サービス(例えば、データ登録プログラム123)をひとつのサービスとし、また、メール送信サービス(例えば、メール送信プログラム133)を他のサービスとし、データ登録サービスと、メール送信サービスを統合する統合サービスが、利用者に提供されるサービスと定義しても同様である。
110 クライアント
111,121,131,151 主記憶装置
112,122,132,152 CPU
113 画面表示操作プログラム
114 クライアントプログラム
115,155 ディスク装置
116 エラーメッセージテーブル
117 入出力装置(出力部)
120,130,150 サーバ
123 データ登録プログラム
124 データ登録サービス可能判定プログラム
133 メール送信プログラム
134 メール送信サービス可能判定プログラム
153 DBプログラム
154 DBサービス可能判定プログラム
156 旅費清算データ

Claims (10)

  1. クライアントからのサービスの要求に対し、前記サービスを実行する複数のサーバが、前記要求に係るサービスを実行するのに必要となる機能を分担することで、複数の機能により構成される前記サービスを前記クライアントに提供する、ネットワークを介したサービス提供システムであって、
    前記クライアントは、前記サービスを開始すると、前記サービスの機能を分担する前記複数のサーバを特定し、前記特定された各サーバに対し前記サービスが可能状態であるか否かの問い合わせを送信し、
    前記複数のサーバは、前記問い合わせを受理すると、前記サービスを実行するのに必要な所定条件を満たすか否かを判定し、その判定結果を前記クライアントに送信し、
    前記クライアントは、前記問い合わせした各サーバからの判定結果が、前記サービスが可能状態である際は、前記サービスの実行要求を前記各サーバに送信する
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  2. 前記クライアントは、前記問い合わせしたサーバからの判定結果が、前記サービスが可能状態でない際は、前記サービスを実行できない旨を、出力部を介して告知する
    ことを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. 前記クライアントは、前記問い合わせしたサーバからの判定結果が、前記サービスが可能状態でない際は、前記機能と同一の機能を有する他のサーバに、前記サービスが可能状態であるか否かを問い合わせをする
    ことを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
  4. 前記所定条件とは、前記サービスの処理に必要なメモリが十分にあるか、前記処理に必要なディスクの空き容量があるか、前記処理に必要なCPUの処理能力があるか、を含んでなる条件である
    ことを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
  5. 前記複数のサーバは、前記問い合わせを受理すると、前記サービスを実行するのに必要な機能が、他のサーバが連携していると判定した際は、さらに、前記サービスが可能状態であるか否かの問い合わせを前記他のサーバに送信し、
    前記問い合わせした他のサーバからの判定結果に基づいて、その判定結果を前記クライアントに送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
  6. クライアントからのサービスの要求に対し、前記サービスを実行する複数のサーバが、前記要求に係るサービスを実行するのに必要となる機能を分担することで、複数の機能により構成される前記サービスを前記クライアントに提供する、ネットワークを介したサービス提供システムのサービス提供方法であって、
    前記クライアントは、前記サービスを開始すると、前記サービスの機能を分担する前記複数のサーバを特定し、前記特定された各サーバに対し前記サービスが可能状態であるか否かの問い合わせを送信し、
    前記複数のサーバは、前記問い合わせを受理すると、前記サービスを実行するのに必要な所定条件を満たすか否かを判定し、その判定結果を前記クライアントに送信し、
    前記クライアントは、前記問い合わせした各サーバからの判定結果が、前記サービスが可能状態である際は、前記サービスの実行要求を前記各サーバに送信する
    ことを特徴とするサービス提供方法。

  7. 前記クライアントは、前記問い合わせしたサーバからの判定結果が、前記サービスが可能状態でない際は、前記サービスを実行できない旨を、出力部を介して告知する
    ことを特徴とする請求項6に記載のサービス提供方法。
  8. 前記クライアントは、前記問い合わせしたサーバからの判定結果が、前記サービスが可能状態でない際は、前記機能と同一の機能を有する他のサーバに、前記サービスが可能状態であるか否かを問い合わせをする
    ことを特徴とする請求項6に記載のサービス提供方法。
  9. 前記所定条件とは、前記サービスの処理に必要なメモリが十分にあるか、前記処理に必要なディスクの空き容量があるか、前記処理に必要なCPUの処理能力があるか、を含んでなる条件である
    ことを特徴とする請求項6に記載のサービス提供方法。
  10. 前記複数のサーバは、前記問い合わせを受理すると、前記サービスを実行するのに必要な機能が、他のサーバが連携していると判定した際は、さらに、前記サービスが可能状態であるか否かの問い合わせを前記他のサーバに送信し、
    前記問い合わせした他のサーバからの判定結果に基づいて、その判定結果を前記クライアントに送信する
    ことを特徴とする請求項6に記載のサービス提供方法。
JP2009114480A 2009-05-11 2009-05-11 サービス提供システムおよびサービス提供方法 Pending JP2010262571A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009114480A JP2010262571A (ja) 2009-05-11 2009-05-11 サービス提供システムおよびサービス提供方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009114480A JP2010262571A (ja) 2009-05-11 2009-05-11 サービス提供システムおよびサービス提供方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010262571A true JP2010262571A (ja) 2010-11-18

Family

ID=43360564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009114480A Pending JP2010262571A (ja) 2009-05-11 2009-05-11 サービス提供システムおよびサービス提供方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010262571A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9300765B2 (en) 2012-06-29 2016-03-29 International Business Machines Corporation Exchange of information between processing servers
WO2023188257A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 日本電信電話株式会社 秘密グローバルモデル計算装置、ローカルモデル登録方法、プログラム
WO2023248276A1 (ja) * 2022-06-20 2023-12-28 日本電信電話株式会社 連携処理システム、保護領域利用可能コンピュータ、プログラムおよび連携処理方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07160615A (ja) * 1993-12-02 1995-06-23 Nec Corp ネットワークサーバ選択方式
JPH08235112A (ja) * 1995-03-01 1996-09-13 Mitsubishi Electric Corp 計算機システムの分散ジョブ管理方式
JPH11120106A (ja) * 1997-10-17 1999-04-30 Fujitsu Ltd サーバ資源利用状況の表示方式およびそのための記録媒体
JP2002342098A (ja) * 2001-05-16 2002-11-29 Mitsubishi Electric Corp 管理装置、データ処理システム、管理方法及び管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
JP2006099628A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Nomura Research Institute Ltd 画面遷移システムを管理するシステム及び画面の置換方法
JP2006268166A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置、方法、及びプログラム
JP2008077475A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Oki Electric Ind Co Ltd サーバクライアントシステム及び通信状態配信サーバ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07160615A (ja) * 1993-12-02 1995-06-23 Nec Corp ネットワークサーバ選択方式
JPH08235112A (ja) * 1995-03-01 1996-09-13 Mitsubishi Electric Corp 計算機システムの分散ジョブ管理方式
JPH11120106A (ja) * 1997-10-17 1999-04-30 Fujitsu Ltd サーバ資源利用状況の表示方式およびそのための記録媒体
JP2002342098A (ja) * 2001-05-16 2002-11-29 Mitsubishi Electric Corp 管理装置、データ処理システム、管理方法及び管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
JP2006099628A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Nomura Research Institute Ltd 画面遷移システムを管理するシステム及び画面の置換方法
JP2006268166A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置、方法、及びプログラム
JP2008077475A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Oki Electric Ind Co Ltd サーバクライアントシステム及び通信状態配信サーバ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9300765B2 (en) 2012-06-29 2016-03-29 International Business Machines Corporation Exchange of information between processing servers
US9537940B2 (en) 2012-06-29 2017-01-03 International Business Machines Corporation Exchange of information between processing servers
WO2023188257A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 日本電信電話株式会社 秘密グローバルモデル計算装置、ローカルモデル登録方法、プログラム
WO2023248276A1 (ja) * 2022-06-20 2023-12-28 日本電信電話株式会社 連携処理システム、保護領域利用可能コンピュータ、プログラムおよび連携処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7917412B1 (en) Method and system for collecting information
Michlmayr et al. Towards recovering the broken SOA triangle: a software engineering perspective
US8195601B2 (en) Visitor-assisted user profile creation
WO2015084663A1 (en) Document previewing and permissioning while composing email
US20070245407A1 (en) Login Screen with Identifying Data
US20080222660A1 (en) Processing of data of a plurality of applications with a single client application
US9557880B2 (en) Shared user interface services framework
US8831967B2 (en) Workflow management using a to-do list
US8364625B2 (en) Mainframe-based business rules engine construction tool
JP2009181329A (ja) アプリケーション開発支援装置及びプログラム
JP2009530708A (ja) 検索絞り込みユーザ・インターフェース
JP5331848B2 (ja) サーバ、企業間情報制御方法およびプログラム
JP2010186264A (ja) 画面生成方法、画面生成装置、及びプログラム
US9769246B2 (en) Information processing terminal and control method
JP2010262571A (ja) サービス提供システムおよびサービス提供方法
US9473434B2 (en) System and method for updating an attachment
JP2006277644A (ja) データ移行支援システム及びデータ移行支援プログラム
JP2010211642A (ja) ワークフロー処理システム、ワークフロー処理装置、及びワークフロー処理方法
US20100030599A1 (en) Method and apparatus for integrating health care payers and provider systems with health care transaction systems using a single hipaa edi response generation component
Krishnan et al. Google cloud pub/sub
JP2019095850A (ja) 文書処理装置およびプログラム
JP6171328B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5048537B2 (ja) ワークフロー処理装置
CN103164217B (zh) 用于后端系统的独立数据实体
JP6815922B2 (ja) 業務連携システムおよび業務連携方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121120