JP2010260520A

JP2010260520A - 逆方向指示用方向指示器

Info

Publication number: JP2010260520A
Application number: JP2009125810A
Authority: JP
Inventors: Shinjiro Ono; 新次郎小野
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2009-04-28
Filing date: 2009-04-28
Publication date: 2010-11-18

Abstract

【課題】方向指示器を作動の際、現存する方向指示器と本発明の逆方向指示用方向指示器が周辺の第三者に対して容易に見分けがつくものであること。
【解決手段】本発明は、車輛等に於いて現存する方向指示器の近辺に位置し、方向指示器作動の際、現存する方向指示器とは全く異なった特徴の色及び点滅（または点灯）をさせることにより、当該車輛周辺の第三者全員が当該車輛の進行方向を事前に認識できるものとした。
【選択図】図−２

Description

発明の詳細な説明

本発明は、車輛の車線変更方向指示用方向指示器に関するものである。

現在、自動車等の車輛に於いては、車体の両側に方向指示ランプが備えられており、車線変更の際、黄色または橙色のランプを点滅させることによりその意志を第三者に伝えている。

しかし、現状の方向指示ランプでは、前方、後方および既存のランプ側からは点滅を確認できるが、他の方向からの確認は困難であり、他の方向の第三者に於いては当該車輛の進行方向の予測が不可能となり、危険な状態が数多く発生している。

発明が解決しようとする課題

車輛に設置された逆方向指示ランプが、周辺のあらゆる方向の第三者から容易に確認ができること。
また、車線変更をしようとする方向が周辺のあらゆる方向の第三者から容易に判断ができること。

課題を解決するための手段

車輛の両側面付近に、現存する通常の方向指示ランプとは異なった特徴を有する方向指示ランプを設け、現存する通常の方向指示器の作動開始と時を同じくして、本発明の逆方向指示用方向指示器が作動し、通常の方向指示器は黄色または橙色の点滅を、また、逆方向指示用方向指示器は異なった特徴の動作（例えば青色の点滅等）をすることにより、当該車輛周辺の全ての第三者による当該車輛の車線変更方向および進行方向の確認が、容易に可能なものとする。

車輛の両側面の現存する方向指示ランプの近辺に、本発明の逆方向指示用ランプを設置する。
電気配線接続に於いては、車線変更指示側から視て反対側のランプが動作するように配線を施工する。
当該車輛を運転の際、運転者が方向指示器を作動させると、車線変更側の方向指示ランプは現存のランプと同様、黄色または橙色の点滅をし、反対側の逆方向指示用ランプは異なった特徴の動作（例えば青色の点滅等）を行う。
本発明の逆方向指示用方向指示器を設置することにより、当該車輛周辺の全ての第三者による当該車輛の車線変更方向および進行方向の確認が、容易に可能なものとなる。

以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図−１は本発明の逆方向指示用方向指示器６，７，８，９を当該車輛１に設置した状態を示す。２，３，４，５は現存する方向指示器を示している。

図−２は実際の道路上での使用状況の一例を示す。
当該車輛１は、交差点を１０の方向に右折しようとして、方向指示器を右側に操作する。
このとき、右側の方向指示ランプ２，４は黄色または橙色の点滅表示をする。
同時に、逆方向指示用方向指示ランプ７，９は、方向指示ランプ２，４とは異なった特徴の動作（青色の点滅等）を行う。

交差点近辺に点在する、第三者１１，１２、１３は視線１４，１５，１６により、当該車輛１の方向指示ランプ２，３，４，５及び、逆方向指示ランプ６，７，８，９を確認する。

第三者のバイク１１は方向指示ランプ２，４により、第三者の自動車１２及び歩行者１３は逆方向指示ランプ７，９により、それぞれ、当該車輛１が右折しようとしていることを確認できる。

上記により、当該車輛１から周辺第三者への意志伝達がスムースに行われることにより、事故を未然に防ぐことができる。

発明の効果

本発明の逆方向指示用方向指示器を設置することにより、当該車輛周辺の全ての第三者による当該車輛の車線変更方向および進行方向の確認が、容易に可能なものとなり、危険な状態が回避される。

当該車輛に方向指示器及び逆方向指示器を設置した状態。交差点に於ける車線変更時の状況。（使用上の一例）

１方向指示器及び逆方向指示器を設置した当該車輛
２、３，４，５
当該車輛に設置された方向指示器
６，７，８，９
当該車輛に設置された逆方向指示器
１０当該車輛の車線変更方向（一例）
１１第三者のバイク（一例）
１２第三者の自動車（一例）
１３第三者の歩行者（一例）
１４バイク１１の視線
１５自動車１２の視線
１６歩行者１３の視線

Claims

自動車等の車輛に於いて、車線変更の際、運転者の意志を周辺の第三者に伝える方向指示器であり、車体の左右に位置し、車線変更方向とは逆側のランプが点滅または点灯することを特徴とする、逆方向指示用方向指示器。
自動車等の車輛における方向指示器であり、表示色、点滅速度、等に於いて、現存する車線変更方向側の方向指示ランプと異なり、それとは容易に見分けがつくことを特徴とした、逆方向指示用方向指示器。