JP2010258998A - シリアル通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】マスターとスレーブ間で制御信号のシリアル通信を行う際に、システムに応じた最適な通信レートで通信を行うことが可能なシリアル通信装置を提供する。
【解決手段】シリアル通信装置に、制御信号のサンプリングクロックを入力とし、当該サンプリングクロックに位相同期した逓倍クロックを生成する位相同期回路と、外部設定された分周比を用いて前記逓倍クロックを分周して転送クロックを生成する分周回路と、前記制御信号を前記転送クロックを用いてパラレル/シリアル変換して出力するP/S変換器とを設ける。
【選択図】図2
【解決手段】シリアル通信装置に、制御信号のサンプリングクロックを入力とし、当該サンプリングクロックに位相同期した逓倍クロックを生成する位相同期回路と、外部設定された分周比を用いて前記逓倍クロックを分周して転送クロックを生成する分周回路と、前記制御信号を前記転送クロックを用いてパラレル/シリアル変換して出力するP/S変換器とを設ける。
【選択図】図2
Description
本発明は、シリアル通信装置に関する。
プリンタやコピー機、複合機等の画像形成装置では、複雑なシステム構成上、マスターの制御基板からスレーブのユニットに対して数多くの制御信号や画像データなどが出力されており、そのため機内の配線数が非常に多くなり、配線の取り回しが煩雑となって製造面で非常に苦労をし、またハーネスなどの部品コストも高くなるという問題がある。
そこで、従来では下記特許文献1に開示されているように、ビット数が多く通信レートが速い画像データに対してはシリアライザを用いてパラレル−シリアル変換を行うことでハーネスの削減を図っている。
そこで、従来では下記特許文献1に開示されているように、ビット数が多く通信レートが速い画像データに対してはシリアライザを用いてパラレル−シリアル変換を行うことでハーネスの削減を図っている。
しかしながら、画像形成装置においてマスターとスレーブ間で通信する信号は画像データだけでなく、数多くの制御信号も存在しており、それらの制御信号用のハーネスの削減も求められている。ここで、制御信号用のハーネスを削減するために、画像データと同様のパラレル−シリアル変換を行うと通信レートが速すぎてオーバースペックとなる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、マスターとスレーブ間で制御信号のシリアル通信を行う際に、システムに応じた最適な通信レートで通信を行うことが可能なシリアル通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るシリアル通信装置は、制御信号のサンプリングクロックを入力とし、当該サンプリングクロックに位相同期した逓倍クロックを生成する位相同期回路と、外部設定された分周比を用いて前記逓倍クロックを分周して転送クロックを生成する分周回路と、前記制御信号を前記転送クロックを用いてパラレル/シリアル変換して出力するP/S変換器とを具備することを特徴とする。
また、本発明に係るシリアル通信装置は、前記P/S変換器によってシリアル信号に変換された前記制御信号を前記転送クロックを用いてシリアル/パラレル変換するS/P変換器をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明に係るシリアル通信装置は、前記P/S変換器によってシリアル信号に変換された前記制御信号を前記転送クロックを用いてシリアル/パラレル変換するS/P変換器をさらに備えることを特徴とする。
本発明に係るシリアル通信装置によれば、マスターとスレーブ間で制御信号のシリアル通信を行う際に、システムに応じた最適な通信レートで通信を行うことが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態に係るシリアル通信システムは、図1に示すようにマスターユニットAとスレーブユニットBとをシリアル通信線C1及び転送クロック線C2で接続したものである。
本実施形態に係るシリアル通信システムは、図1に示すようにマスターユニットAとスレーブユニットBとをシリアル通信線C1及び転送クロック線C2で接続したものである。
本シリアル通信システムは、複合機等の画像形成装置において各種の制御信号をマスターユニットAとスレーブユニットBとの間で送受信するためのものであり、マスターユニットAは、画像形成装置の制御ユニット(制御基板)、またスレーブユニットBは、プリントエンジンやフィニッシャ等、制御ユニットの制御対象ユニットである。図示するように、マスターユニットAは、制御部1及びシリアル通信部2を含むものであり、スレーブユニットBは、シリアル通信部3を含むものである。また、シリアル通信部2、3は、本実施形態におけるシリアル通信装置である。
マスターユニットAにおいて、制御部1は、シリアル通信部2、3を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)、当該CPUが実行する制御プログラムが記憶されたメモリ及び上記CPUとシリアル通信部2とを通信可能に接続するためのインタフェース回路等から構成されている。なお、制御部1は、シリアル通信部2には直接接続されているものの、シリアル通信部3にはシリアル通信部2を介して間接的に接続されている。
シリアル通信部2は、上述したシリアル通信線C1及び転送クロック線C2、つまり2本の信号線によってシリアル通信部3と接続されている。このシリアル通信部2は、上記制御部1による制御の下で、シリアル通信線C1及び転送クロック線C2を用いてシリアル通信部3とシリアル通信を行う。また、図示していないが、シリアル通信部2は、複数の線路から構成されたバスライン(パラレル信号伝送線路)を介してマスターユニットA内の他の機能回路とパラレルデータの授受を行うように構成されている。シリアル通信部3についても、同様にバスライン(パラレル信号伝送線路)を介してスレーブユニットB内の他の機能回路とパラレルデータの授受を行うように構成されている。
マスターユニットAのシリアル通信部2がスレーブユニットBのシリアル通信部3に送信するシリアル信号は、マスターユニットAがスレーブユニットBを制御するための複数の制御信号(つまりパラレル信号)をシリアル信号化したものであり、マスターユニットAがスレーブユニットBを制御する上で必要な信号である。
図2は、シリアル通信部2、3の詳細なブロック構成図である。この図2に示すように、シリアル通信部2は、PLL回路(位相同期回路)2a、分周回路2b、P/S(パラレル/シリアル)変換器2c及び出力バッファ2dを備えている。一方、シリアル通信部3は、S/P(シリアル/パラレル)変換器3aを備えている。
シリアル通信部2において、PLL回路2aは、制御信号のサンプリングクロックを入力とし、当該サンプリングクロックに位相同期した逓倍クロックを生成して分周回路2bに出力するものであり、位相比較器21、LPF(ローパスフィルタ)22、VCO(電圧制御型発振器)23及び分周器24から構成されている。なお、上記のサンプリングクロックは制御部1から供給されるものである。
位相比較器21は、サンプリングクロックと分周器24の出力クロックとの位相差に応じた電圧信号をLPF22に出力する。LPF22は、発振防止用のループフィルタとしての役割を担うローパスフィルタであり、位相比較器21から入力される電圧信号から所定の周波数成分を除去してVCO23に出力する。VCO23は、LPF22から入力される電圧信号の電圧レベルに応じた周波数を有するクロック信号(逓倍クロック)を生成して分周器24及び分周回路2bに出力する。分周器24は、VCO23から入力されるクロック信号を1/N分周して位相比較器21に出力する。
このような構成のPLL回路2aによって、サンプリングクロックに位相同期した逓倍クロックが生成され、この逓倍クロックは分周回路2bに出力される。
このような構成のPLL回路2aによって、サンプリングクロックに位相同期した逓倍クロックが生成され、この逓倍クロックは分周回路2bに出力される。
分周回路2bは、例えばプログラマブル・ディバイダであり、外部設定された分周比(外部分周設定値)を用いて、上記のPLL回路2aから入力される逓倍クロックを分周して転送クロックを生成し、この転送クロックをP/S変換器2cに出力すると共に、転送クロック線C2を介してシリアル通信部3のS/P変換器3aに出力(送信)する。
なお、分周比の外部設定の手法としては、スイッチを用いた手動設定によって分周比を設定可能としても良いし、或いは制御部1から設定信号を分周回路2bに出力することで任意に分周比を設定可能としても良い。
なお、分周比の外部設定の手法としては、スイッチを用いた手動設定によって分周比を設定可能としても良いし、或いは制御部1から設定信号を分周回路2bに出力することで任意に分周比を設定可能としても良い。
P/S変換器2cは、バスラインを介して入力される上記複数の制御信号(パラレル信号)を、上記の分周回路2bから入力される転送クロックに同期したタイミングでラッチし、当該転送クロックに同期した所定ビット長のシリアル信号を生成して出力バッファ回路2dに出力する。出力バッファ回路2dは、このようなシリアル信号をバッファリングしてシリアル通信線C1を介してシリアル通信部3のS/P変換器3aに出力(送信)する。
シリアル通信部3のS/P変換器3aは、シリアル通信線C1を介してシリアル通信部2から順次受信されるシリアル信号を、転送クロック線C2を介して受信される転送クロックを用いてパラレル信号(つまり複数の制御信号)に順次変換して出力する。
次に、上記のように構成されたシリアル通信システムの動作例について詳しく説明する。
例えば、シリアル通信部2においてシリアル信号に変換すべき制御信号の最大信号数を20本と仮定し、その制御信号のサンプリング周期(サンプリングクロックの周期)を2.5(ms)とすると、シリアル変換すべきビット数は20ビット、サンプリング周波数(サンプリングクロックの周波数)は400(Hz)となるので、制御信号のシリアル通信に必要な通信レートは、400×20=8(kHz)となる。
例えば、シリアル通信部2においてシリアル信号に変換すべき制御信号の最大信号数を20本と仮定し、その制御信号のサンプリング周期(サンプリングクロックの周期)を2.5(ms)とすると、シリアル変換すべきビット数は20ビット、サンプリング周波数(サンプリングクロックの周波数)は400(Hz)となるので、制御信号のシリアル通信に必要な通信レートは、400×20=8(kHz)となる。
上記のように20ビットのP/S変換を行う場合にはPLL回路2aの逓倍数を20倍とすることで、PLL回路2aから出力される逓倍クロックの周波数はサンプリングクロックの20倍、つまり8(kHz)となる。ここで、分周回路2bの分周比の設定を1/1とすることで、P/S変換器2cで使用する転送クロックを8(kHz)とすることができ、必要な通信レートでP/S変換を行うことが可能となる。
また、例えば、シリアル通信部2においてシリアル信号に変換すべき制御信号の最大信号数を10本程度とする場合には、制御信号のシリアル通信に必要な通信レートは400×10=4(kHz)となり、この場合には分周回路2bの分周比の設定を1/2とすることで、P/S変換器2cで使用する転送クロックを4(kHz)とすることができ、必要な通信レートでP/S変換を行うことが可能となる。
図3(a)は、シリアル通信部2におけるサンプリングクロックと、転送クロックと、パラレルデータ(P/S変換前の制御信号)と、シリアルデータ(P/S変換後の制御信号)との時間的な対応関係を示すタイミングチャートである。また、図3(b)は、シリアル通信部3におけるサンプリングクロックと、転送クロックと、シリアルデータ(シリアル通信部2から受信される制御信号)と、パラレルデータ(受信したシリアルデータをS/P変換して得られる制御信号)との時間的な対応関係を示すタイミングチャートである。
図3(a)に示すように、シリアル通信部2においてPLL回路2aは、サンプリングクロックに位相同期した逓倍クロックを生成し、分周回路2bは、逓倍クロックを分周して転送クロックを生成し、P/S変換器2cは、入力される8ビットのパラレルデータ(制御信号)をシリアルデータに変換し、そのシリアルデータを転送クロックに同期して出力する。
一方、図3(b)に示すように、シリアル通信部3においてS/P変換器3aは、転送クロック線C2を介して受信される転送クロックに同期してシリアルデータ(シリアル通信部2から受信される制御信号)を入力し、当該入力したシリアルデータをP/S変換器2cとは逆の規則でシリアル/パラレル変換し、このS/P変換により得られたパラレルデータを出力する。
以上のように、本実施形態によれば、マスターとスレーブ間で制御信号のシリアル通信を行う際に、システムに応じた最適な通信レートで通信を行うことが可能となる。
なお、分周回路2bの分周比の設定においては、例えば上述したように、制御信号の本数が1〜10本であれば分周比を1/2とし、11〜20であれば分周比を1/1と設定しても良いし、または、制御信号の本数毎に細かく分周比を設定するような構成としても良い。
このように細かく分周比を設定する場合は、PLL回路2aへの入力クロックの周波数をサンプリングクロックの10倍程度とし、分周回路2bの分周比設定をより細かくする方法がある。分周回路2bの設定は予め設定しておいた分周比を外部端子で行っても良い。
なお、分周回路2bの分周比の設定においては、例えば上述したように、制御信号の本数が1〜10本であれば分周比を1/2とし、11〜20であれば分周比を1/1と設定しても良いし、または、制御信号の本数毎に細かく分周比を設定するような構成としても良い。
このように細かく分周比を設定する場合は、PLL回路2aへの入力クロックの周波数をサンプリングクロックの10倍程度とし、分周回路2bの分周比設定をより細かくする方法がある。分周回路2bの設定は予め設定しておいた分周比を外部端子で行っても良い。
また、本実施形態では、本発明のシリアル通信装置を複合機などの画像形成装置に適用した場合を例示して説明したが、本発明は画像形成装置に限定されず、各種の電子機器における制御信号のシリアル伝送に適用することができる。
A…マスターユニット、B…スレーブユニット、C1…シリアル通信線、C2…転送クロック線、1…制御部、2、3…シリアル通信部(シリアル通信装置)、2a…PLL回路(位相同期回路)、2b…分周回路、2c…P/S変換器、2d…出力バッファ、3a…S/P変換器
Claims (2)
- 制御信号のサンプリングクロックを入力とし、当該サンプリングクロックに位相同期した逓倍クロックを生成する位相同期回路と、
外部設定された分周比を用いて前記逓倍クロックを分周して転送クロックを生成する分周回路と、
前記制御信号を前記転送クロックを用いてパラレル/シリアル変換して出力するP/S変換器と、
を具備することを特徴とするシリアル通信装置。 - 前記P/S変換器によってシリアル信号に変換された前記制御信号を前記転送クロックを用いてシリアル/パラレル変換するS/P変換器をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のシリアル通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009109817A JP2010258998A (ja) | 2009-04-28 | 2009-04-28 | シリアル通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009109817A JP2010258998A (ja) | 2009-04-28 | 2009-04-28 | シリアル通信装置 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2009109817A Pending JP2010258998A (ja) | 2009-04-28 | 2009-04-28 | シリアル通信装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2010258998A (ja) |
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2009
- 2009-04-28 JP JP2009109817A patent/JP2010258998A/ja active Pending
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