JP2010258696A - マルチキャリア通信方法およびマルチキャリア通信装置 - Google Patents

マルチキャリア通信方法およびマルチキャリア通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】全ての搬送波の変調方式を調整する必要がなく、通信速度を無駄に低下させないマルチキャリア通信方法を提供する。
【解決手段】複数の搬送波を使用してデータ通信を行うマルチキャリア方式の通信方法であって、複数の搬送波を周波数方向に複数のブロックに分割し、分割されたブロック毎に受信データの品質を評価し、受信データの品質評価結果に対応して評価したブロックに属する搬送波の変調方式を調整する。ことを特徴とするマルチキャリア通信方法。
【選択図】図1

Description

この発明は、有線あるいは無線によって周波数方向に複数の搬送波を使用して通信するマルチキャリア通信において、伝送路品質の変動に追従して通信品質を調整する方法あるいは装置に関するものである。
従来の通信方法においては、誤り訂正機能によって誤り訂正状況を監視し、訂正状況が悪化した場合には、それに応じて変調方式を切り替えることにより、伝送路状況(伝送路品質)の変動に追従して通信品質を調整する。
例えば、特開2002−199033号公報(特許文献1)には、誤り検出結果による訂正できない誤りの発生状況と、ビタビ符号のパスメトリック値による誤りの訂正状況との関係から伝送路状況を推定し、送信装置における変調方式を選択すると共に、誤りの訂正状況を判断するための適正範囲を特定している閾値を調整する「適応変調方式制御方法」が記載されている。
また、図8は、特許文献1とは異なる他の従来方式における受信側の通信装置の動作を説明するためのフローチャートである。
図8を用いて、他の従来方式における受信側の通信装置の動作を説明する。
図8のフローチャートにおいて受信側の通信装置がデータを受信すると、誤り訂正機能によって受信データに誤りがあるかどうかを判定する(ステップ101)。
ステップ101において受信データに誤りがある(Yes)と判定された場合、受信側の通信装置は送信側の通信装置(送信元)に対して、データの再送を要求する(ステップ102)。
そして、送信側の通信装置に対して、搬送波の変調方式を低多値数に調整するように、変調方式の切り替えを要求する(ステップ103)。
ステップ101で受信データに誤りが無い(No)と判定された場合は、畳込み符号の最小パスメトリック値によって通信品質を調べる(ステップ110)。
ステップ110において、最小パスメトリック値が現状の通信方式の範囲内に入っている場合(Yesの場合)は、通信品質に問題が無いと判定し、通信方式を現状維持する(ステップ111)。
ステップ110において、最小パスメトリック値が現状の通信方式の範囲内に入っていない場合(Noの場合)は、最小パスメトリック値が上限よりも大きい値の方に外れているか否かを判定(ステップ112)する。
ステップ112において、最小パスメトリック値が現状の通信方式の範囲の上限よりも大きい値の方に外れている場合(Yesの場合)は、通信品質が劣化していると判定し、送信側の通信装置に対して、搬送波の変調方式を低多値数に調整するよう要求する(ステップ122)。
逆に、ステップ112において、最小パスメトリック値が現状の通信方式の範囲の下限よりも小さい値の方に外れている場合(YESの場合)は、通信品質が必要以上に良好と判定し、送信側の通信装置に対して、搬送波の変調方式を高多値数に調整するよう要求する(ステップ114)。
送信側の通信装置と受信側の通信装置は、使用可能な複数の変調方式を持っている。
ここで、低多値数の変調方式とは、一回の変調で送信できる情報量が少ない変調方式のことを指す。
また、高多値数の変調方式とは、一回の変調で送信できる情報量が多い変調方式のことを指す。
例えば、送信側の通信装置と受信側の通信装置が使用可能な複数の変調方式として、BPSK(Binary Phase Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(16 Quadrature Amplitude Modulation)の3種類があるとする。
一回の変調で、BPSKは1ビット、QPSKは2ビット、16QAMは4ビットの情報を送信できる。
なお、QPSKは、16QAMに比べて低多値数の変調方式であり、BPSKに比べて高多値数の変調方式である。
前述したように、従来では、伝送路品質が誤り訂正機能の誤り訂正能力を超えて悪化した場合、誤り訂正機能が受信データに誤りがあることを判定し(ステップ101)、送信側の通信装置に対してデータの再送を要求する(ステップ102)。
これにより、伝送路品質が誤り訂正機能の誤り訂正能力を超えて悪化した場合でも、再送により正しいデータを受信することができる。
また、畳込み符号の最小パスメトリック値に応じて(即ち、誤り訂正状況に応じて)、送信側の通信装置に対して搬送波の変調方式を調整するよう要求することにより、伝送路品質の変動に追従して通信品質を調整することができる。
なぜなら、低多値数の変調方式は、高多値数の変調方式と比較し、同じ誤り率を達成するのに必要な伝送路品質(例えば信号雑音比)が低いからである。
反対に、高多値数の変調方式は、低多値数の変調方式と比較し、同じ誤り率を達成するのに必要な伝送路品質(例えば信号雑音比)が高いからである。
しかし、従来の方式では、周波数方向に複数の搬送波を持つマルチキャリア通信方式、例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)を使用して通信する場合に、複数の搬送波の変調方式を効率良く変更する方法が示されていない。
マルチキャリア通信方式では、通常は複数の搬送波に分割されて送受信される送受信データに対して、纏めて畳込み符号化が適用されるため、畳込み符号の最小パスメトリック値から各搬送波の通信品質の良し悪しを特定することができない。
その結果、どの搬送波の変調方式を調整すべきかが判らず、全ての搬送波の変調方式を調整する必要があった。
また、伝送路品質の変動が生じていない周波数帯域内にある搬送波の変調方式も調整してしまい、通信速度を無駄に低下させてしまう欠点があった。
また、従来の方式では、伝送路品質の変動が頻繁に発生する場合、搬送波の変調方式の調整が頻繁に発生してしまう。
その結果、変調方式の調整のためのメッセージが送信側の通信装置と受信側の通信装置との間で頻繁に交わされ、その負荷が増加してしまうという欠点もあった。
また、従来の方式では、周期的で、かつ誤り訂正機能の誤り訂正能力を超える急峻な伝送路変動が発生する場合、伝送路品質が悪化するたびに通信誤りが発生してしまうという欠点があった。
特開2002−199033号公報(図7、要約)
この発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであり、周波数方向に複数の搬送波を使用して通信するマルチキャリア通信において、誤り訂正符号のブロック符号が複数の搬送波に分割されて送受信されている場合でも、全ての搬送波の変調方式を調整することに伴う「無駄な通信速度の低下」を改善する通信方法あるいは通信装置を提供することを目的とする。
また、伝送路の品質変動が頻繁に発生する場合でも、搬送波の変調方式の調整回数を低減し、変調方式の調整のために送信側の通信装置と受信側の通信装置との間で頻繁に交わされるメッセージによる負荷を低減する通信方法あるいは通信装置を提供することを目的とする。
また、周期的で、かつ誤り訂正機能の誤り訂正能力を超える急峻な伝送路品質の変動が発生する場合に、伝送路品質が悪化しても通信誤りの発生を改善する通信方法あるいは通信装置を提供することを目的とする。
この発明に係るマルチキャリア通信方法は、複数の搬送波を使用してデータ通信を行うマルチキャリア方式の通信方法であって、前記複数の搬送波を周波数方向に複数のブロックに分割し、分割されたブロック毎に受信データの品質を評価し、受信データの品質評価結果に対応して評価したブロックに属する搬送波の変調方式を調整するものである。
また、この発明に係るマルチキャリア通信装置は、複数の搬送波を使用してデータ通信を行うマルチキャリア方式の通信装置であって、前記複数の搬送波を周波数方向に複数のブロックに分割する分割手段と、分割されたブロック毎に受信データの品質を評価する受信データ品質評価手段と、前記品質評価手段による受信データの品質評価結果に対応して評価したブロックに属する搬送波の変調方式を調整する変調方式調整手段とを備えたものである。
本発明によれば、誤り訂正符号のブロック符号が複数の搬送波に分割されて送受信されている場合でも、受信データの品質評価結果に対応して、受信品質が変動したブロックの搬送波のみの変調方式を調整するので、変調方式の調整による通信速度の低下を少なくできる。
実施の形態1によるマルチキャリア通信方法を説明するためのフローチャートである。 周波数方向に存在する複数の搬送波を複数のブロックに分割する様子を示す説明図である。 ブロック#1に属する搬送波のみを使用して通信をする様子を示す説明図である。 全搬送波を使用して通信をする様子を示す説明図である。 実施の形態2によるマルチキャリア通信方法を説明するためのフローチャートである。 実施の形態3によるマルチキャリア通信方法を説明するためのフローチャートである。 実施の形態4によるマルチキャリア通信方法を説明するためのフローチャートである。 従来方式における受信側の通信装置の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態例について説明する。
なお、各図間において、同一符号は、同一あるいは相当のものであることを表す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるマルチキャリア通信方法を説明するためのフローチャートである。
また、図2は、周波数方向に存在する複数の搬送波を複数のブロックに分割する様子を示す説明図である。
図2において、201、202、・・・20nは周波数方向に分割された周波数ブロック(ブロック#1〜ブロック#n)、300は搬送波である。
搬送波300は周波数方向に複数存在し、これらの搬送波を使用して通信を行う。
搬送波は、周波数方向に2つ以上の複数のブロックに分割される。全ての搬送波はいずれかのブロックに属する。
図3は、ブロック#1に属する搬送波のみを使用して通信する様子を説明するための図である。
また、図4は、ブロック#1〜ブロック#nに属する全ての搬送波を使用して通信をする場合の様子を示す図である。
図3に示すように、送信データは送信側の通信装置によってブロック#1に属する搬送波の数に分割され、伝送路を通して送信される。
送信された信号は受信側の通信装置によって受信され、ブロック#1に属する搬送波によって搬送されたデータは、結合されて受信データとなる。
なお、図3ではブロック#1以外のブロックに属する搬送波は使用しない。
次に、実施の形態1によるマルチキャリア通信方法において、ブロック#1に属する搬送波のみを使用して通信する場合の通信品質の調整動作を、図1のフローチャートに基づいて説明する。
まず、受信側の通信装置は、使用ブロック番号mを#1に設定し(ステッ11)、使用ブロックのブロック#1に属する搬送波によって送信されたデータを受信(ステップ12)し、受信したデータの品質を調査する(ステップ13およびステップ14)。
受信したデータの品質は、受信したデータの誤り率、受信したデータの欠落率、受信したデータを搬送した搬送波の信号から推定した信号雑音比のうち、いずれか1つあるいは2つ以上の組合せである。
受信したデータの品質調査の結果、受信したデータの品質が不良である(Yes)と判定(評価)される(ステップ13)と、使用ブロックに属する搬送波の変調方式を低多値数に調整するように送信側の通信装置に要求する(ステップ15)。
一方、受信したデータの品質調査の結果、受信したデータの品質が過剰に良好である(Yes)と判定(評価)される(ステップ14)と、使用ブロックに属する搬送波の変調方式を高多値数に調整するよう、送信側の通信装置に要求する(ステップ16)。
このようにして、ブロック#1に属する搬送波による通信の品質の調査と調整が完了すると、現在の使用ブロック番号を確認し(ステップ17)、次に使用ブロック番号を1つ増やし(ステップ18)、ブロック#2に属する搬送波による通信品質の調査(評価)と調整を行う。
以降、使用ブロック番号を増やして行き、使用ブロック番号#nに属する搬送波による通信の品質の調査と調整が完了すると、動作は終了する。
以上説明したように、本実施の形態によるマルチキャリア通信方法は、複数の搬送波を使用してデータ通信を行うマルチキャリア方式の通信方法であって、複数の搬送波を周波数方向に複数のブロックに分割し、分割されたブロック毎に受信データの品質を評価し、受信データの品質評価結果に対応して評価したブロックに属する搬送波の変調方式を調整する。
また、受信データの品質が不良であると評価した場合は、前記搬送波の変調方式を低多値数に調整し、受信データの品質が過剰に良好であると評価した場合は、搬送波の変調方式を高多値数に調整する。
本実施の形態によれば、誤り訂正符号のブロック符号が複数の搬送波に分割されて送受信されている場合でも、受信データの品質評価結果に対応して、受信品質が変動したブロツクの搬送波のみの変調方式を調整するので、変調方式の調整を効率的に行うことが可能であり、通信速度を無駄に低下させてしまうという欠点を改善することができる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2によるマルチキャリア通信方法を説明するためのフローチャートである。
図5に基づいて、実施の形態2によるマルチキャリア通信方法を説明する。
まず、使用ブロック番号“m”を“#1”に設定し、ブロック#1を使用ブロックに設定し(ステップ11)、ブロック#1に属する搬送波のみを使用して通信する。
次に、受信側の通信装置は、使用ブロックであるブロック#1に属する搬送波によって送信されたデータを受信する。(ステップ12)
受信側の通信装置がデータを受信すると、受信したデータの品質を調査する(ステップ13およびステップ14)。
調査の結果、受信したデータの品質が不良であると判定(評価)されると(ステップ13)、次に、前回に搬送波の変調方式を調整した時点から、どれだけ時間が経過しているかを示すタイマーを確認し、その時間が所定の閾値を超えている場合に(ステップ21)、送信側の通信装置に対して搬送波の変調方式を低多値数に調整するよう要求する。そして、タイマーをリセットする(ステップ22)。
一方、調査の結果、受信したデータの品質が過剰に良好であると判定されると(ステップ14)、次に、前回に搬送波の変調方式を調整した時点から、どれだけ時間が経過しているかを示すタイマーを確認し、その時間が所定の閾値を超えている場合(ステップ23)に、送信側の通信装置に対して搬送波の変調方式を高多値数に調整するよう要求する。そして、タイマーをリセットする(ステップ24)。
この動作により、伝送路の品質変動が頻繁に発生する場合でも、搬送波の変調方式の調整回数を低減し、変調方式の調整のために送信側の通信装置と受信側の通信装置との間で頻繁に交わされるメッセージによる負荷を低減することができる。
図5のステップ21あるいはステップ23に示す閾値(所定の時間)が小さい値の場合は、変調方式の調整のためのメッセージによる負荷が増大し、逆に品質調整の応答遅れによる通信誤りが低下する。
閾値(所定の時間)が大きい値の場合は、変調方式の調整のためのメッセージによる負荷が減少し、逆に品質調整の応答遅れによる通信誤りが増大する。
閾値(所定の時間)は、メッセージによる負荷と通信誤りによる負荷の和が最小となり、結果として通信のスループットが最大になるような値に設定する。
また、従来の方式では伝送路品質が過剰に良好になった場合には変調方式を高多値数に即座に調整するため、再び悪化した場合には受信データの誤りを発生させ易いという欠点があった。
しかし、本実施の形態ではタイマーが閾値を超えない限りは変調方式を変更しない。
前述した実施の形態1の場合と同様に、ブロック#1に属する搬送波による通信の品質の調査(評価)と調整が完了すると、現在の使用ブロック番号を確認し(ステップ17)、次に使用ブロック番号を1つ増やし(ステップ18)、ブロック#2に属する搬送波による通信の品質の調査(評価)と調整を行う。
以降、使用ブロック番号を増やして行き、使用ブロック番号#nに属する搬送波による通信の品質の調査(評価)と調整が完了すると、動作は終了する。
以上説明したように、本実施の形態によるマルチキャリア通信方法は、受信データの品質が不良であると評価してから所定時間経過すると、搬送波の変調方式を低多値数に調整し、受信データの品質が過剰に良好であると評価してから所定時間経過すると、搬送波の変調方式を高多値数に調整する。
従って、搬送波の変調方式の調整回数を低減し、送信側の通信装置と受信側の通信装置との間で頻繁に交わされるメッセージによる負荷を低減すると共に、タイマーが閾値(所定の時間)を超えない期間中に再び伝送路品質が悪化するような「周期的、かつ誤り訂正機能の誤り訂正能力を超える急峻な伝送路の品質変動」の発生時でも、受信データの誤りを改善することができる。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3によるマルチキャリア通信方法を説明するためのフローチャートである。
前述した実施の形態2では、タイマーを使用して搬送波の変調方式の調整頻度を低減していたが、本実施の形態では、タイマーに代わり受信したデータ量をカウントし、データ量がある閾値を超える場合にのみ、搬送波の変調方式の調整を許可する。
図6に基づいて、本実施の形態によるマルチキャリア通信方法を説明する。
まず、使用ブロック番号“m”を“#1”に設定し、ブロック#1を使用ブロックに設定し(ステップ11)、ブロック#1に属する搬送波のみを使用して通信する。
次に、受信側の通信装置は、使用ブロックであるブロック#1に属する搬送波によって送信されたデータを受信する。(ステップ12)
受信側の通信装置がデータを受信すると、受信したデータの品質を調査する。
調査の結果、受信したデータの品質が不良であると判定(評価)されると(ステップ13)、次に、受信したデータ量が閾値を超えているか否かを確認し、受信したデータ量が所定の閾値を超えている場合に(ステップ31)、送信側の通信装置に対して搬送波の変調方式を低多値数に調整するよう要求する。そして、受信データ量のカウンタをリセットする。(ステップ32)。
一方、調査の結果、受信したデータの品質が過剰に良好であると判定されると(ステップ14)、次に、受信したデータ量が閾値を超えているか否かを確認し、受信したデータ量が所定の閾値を超えている場合に(ステップ33)、送信側の通信装置に対して搬送波の変調方式を高多値数に調整するよう要求する。そして、受信データ量のカウンタをリセットする。(ステップ34)。
以上説明したように、本実施の形態によるマルチキャリア通信方法は、受信データの品質が不良であると評価してからの受信データ量を計測し、計測した受信データ量が所定の閾値を超えると搬送波の変調方式を低多値数に調整し、受信データの品質が過剰に良好であると評価してからの受信データ量を計測し、計測した受信データ量が所定の閾値を超えると搬送波の変調方式を高多値数に調整する。
従って、受信したデータ量がある閾値を超える場合にのみ搬送波の変調方式の調整を行うことが可能であり、受信するデータの量に応じて搬送波の変調方式を効率的に変更できる。
実施の形態4.
図7は、実施の形態3によるマルチキャリア通信方法を説明するためのフローチャートである。
前述した実施の形態2では、タイマーを使用して搬送波の変調方式の調整頻度を低減していたが、本実施の形態では、タイマーの代わりに受信した回数をカウントし、回数がある閾値を超える場合にのみ、搬送波の変調方式の調整を許可する。
図7に基づいて、本実施の形態によるマルチキャリア通信方法を説明する。
まず、使用ブロック番号“m”を“#1”に設定し、ブロック#1を使用ブロックに設定し(ステップ11)、ブロック#1に属する搬送波のみを使用して通信する。
次に、受信側の通信装置は、使用ブロックであるブロック#1に属する搬送波によって送信されたデータを受信する。(ステップ12)
受信側の通信装置がデータを受信すると、受信したデータの品質を調査する。
調査の結果、受信したデータの品質が不良であると判定(評価)されると(ステップ13)、次に、データを受信した回数が閾値を超えているか否かを確認し、データを受信した回数が所定の閾値を超えている場合に(ステップ41)、送信側の通信装置に対して搬送波の変調方式を低多値数に調整するよう要求する。そして、データ受信回数のカウンタをリセットする。(ステップ42)。
一方、調査の結果、受信したデータの品質が過剰に良好であると判定されると(ステップ14)、次に、データを受信した回数が閾値を超えているか否かを確認し、データを受信した回数が所定の閾値を超えている場合に(ステップ43)、送信側の通信装置に対して搬送波の変調方式を高多値数に調整するよう要求する。そして、データ受信回数のカウンタをリセットする。(ステップ44)。
以上説明したように、本実施の形態によるマルチキャリア通信方法は、受信データの品質が不良であると評価してからの受信回数を計測し、計測した受信回数が所定の閾値を超えると搬送波の変調方式を低多値数に調整し、受信データの品質が過剰に良好であると評価してからの受信回数を計測し、計測した受信回数が所定の閾値を超えると搬送波の変調方式を高多値数に調整する。
従って、データの受信回数がある閾値を超える場合にのみ搬送波の変調方式の調整を行うことが可能であり、データの受信回数に応じて搬送波の変調方式を効率的に変更できる。
発明は、搬送波の変調方式の調整を効率的に行えるマルチキャリア通信方法の実現に有用である。
11 使用ブロック番号“m”を“#1”に設定するステップ
12 使用ブロックのみを使用してデータを受信するステップ
13 受信品質が不良か否かを判定するステップ
14 受信品質が過剰に良好か否かを判定するステップ
15、22、32、42 変調方式を低多値数に調整するよう要求するステップ
16、24、34、44 変調方式を高多値数に調整するよう要求するステップ
17 使用ブロック番号を確認するステップ
18 使用ブロック番号を1つ増やすステップ
21、23 タイマーが閾値を超えているか否かを判定するステップ
31、33 受信データ量が閾値を超えているか否かを判定するステップ
41、43 データ受信回数が閾値を超えているか否かを判定するステップ
201〜20n 分割ブロック
300 搬送波

Claims (10)

  1. 複数の搬送波を使用してデータ通信を行うマルチキャリア方式の通信方法であって、
    前記複数の搬送波を周波数方向に複数のブロックに分割し、分割されたブロック毎に受信データの品質を評価し、受信データの品質評価結果に対応して評価したブロックに属する搬送波の変調方式を調整することを特徴とするマルチキャリア通信方法。
  2. 前記受信データの品質が不良であると評価した場合は、前記搬送波の変調方式を低多値数に調整し、前記受信データの品質が過剰に良好であると評価した場合は、前記搬送波の変調方式を高多値数に調整することを特徴とする請求項1に記載のマルチキャリア通信方法。
  3. 前記受信データの品質が不良であると評価してから所定時間経過すると、前記搬送波の変調方式を低多値数に調整し、前記受信データの品質が過剰に良好であると評価してから所定時間経過すると、前記搬送波の変調方式を高多値数に調整することを特徴とする請求項1に記載のマルチキャリア通信方法。
  4. 前記受信データの品質が不良であると評価してからの受信データ量を計測し、計測した受信データ量が所定の閾値を超えると前記搬送波の変調方式を低多値数に調整し、前記受信データの品質が過剰に良好であると評価してからの受信データ量を計測し、計測した受信データ量が所定の閾値を超えると前記搬送波の変調方式を高多値数に調整することを特徴とする請求項1に記載のマルチキャリア通信方法。
  5. 前記受信データの品質が不良であると評価してからの受信回数を計測し、計測した受信回は数が所定の閾値を超えると前記搬送波の変調方式を低多値数に調整し、前記受信データの品質が過剰に良好であると評価してからの受信回数を計測し、計測した受信回数が所定の閾値を超えると前記搬送波の変調方式を高多値数に調整することを特徴とする請求項1に記載のマルチキャリア通信方法。
  6. 複数の搬送波を使用してデータ通信を行うマルチキャリア方式の通信装置であって、
    前記複数の搬送波を周波数方向に複数のブロックに分割する分割手段と、分割されたブロック毎に受信データの品質を評価する受信データ品質評価手段と、前記品質評価手段による受信データの品質評価結果に対応して評価したブロックに属する搬送波の変調方式を調整する変調方式調整手段とを備えたことを特徴とするマルチキャリア通信装置。
  7. 前記変調方式調整手段は、前記品質評価手段が前記受信データの品質が不良であると評価した場合は、前記搬送波の変調方式を低多値数に調整し、前記品質評価手段が前記受信データの品質が過剰に良好であると評価した場合は、前記搬送波の変調方式を高多値数に調整することを特徴とする請求項6に記載のマルチキャリア通信装置。
  8. 前記変調方式調整手段は、前記品質評価手段が前記受信データの品質が不良であると評価してから所定時間経過すると、前記搬送波の変調方式を低多値数に調整し、前記品質評価手段が前記受信データの品質が過剰に良好であると評価してから所定時間経過すると、前記搬送波の変調方式を高多値数に調整することを特徴とする請求項6記載のマルチキャリア通信装置。
  9. 前記変調方式調整手段は、前記品質評価手段が前記受信データの品質が不良であると評価してからの受信データ量を計測し、計測した受信データ量が所定の閾値を超えると、前記搬送波の変調方式を低多値数に調整し、前記品質評価手段が前記受信データの品質が過剰に良好であると評価してからの受信データ量を計測し、計測した受信データ量が所定の
    閾値を超えると、前記搬送波の変調方式を高多値数に調整することを特徴とする請求項6に記載のマルチキャリア通信装置。
  10. 前記変調方式調整手段は、前記受信データの品質が不良であると評価してからの受信回数を計測し、計測した受信回は数が所定の閾値を超えると、前記搬送波の変調方式を低多値数に調整し、前記受信データの品質が過剰に良好であると評価してからの受信回数を計測し、計測した受信回数が所定の閾値を超えると、前記搬送波の変調方式を高多値数に調整することを特徴とする請求項6に記載のマルチキャリア通信装置。
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