JP2010258568A - 映像音声編集装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】番組編集器210は、コントローラ212、映像音声合成器215、及び記録媒体216を備える。コントローラ512は、被写体150からマイク121までの距離D及び音速Cに基づいて、被写体150からマイク121までの音声到達時間Tを算出し、音声到達時間Tに基づいて音声タイムコードを補正する。コントローラ212は、音声タイムコードの補正量分だけ映像を遅延させて再生する。この遅延させて再生された映像信号と無補正の音声信号とを映像音声合成器215で合成し、記録媒体216へ完成番組として記録する。
【選択図】図2
Description
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る映像音声編集システムの記録部の構成を示すブロック図である。
(X,Y)=(xc+rcosθ,yc+rsinθ)
次に、コントローラ212は、以下の数2に従い、被写体位置座標(X,Y)及びマイク座標位置(xm,ym)に基づいて、図4の被写体150からマイク121までの距離Dを算出する(ステップS304)。
D=√((xm)2−(X)2)+((ym)2−(Y)2)
次に、コントローラ212は、以下の数3に従い、被写体150からマイク121までの距離D及び音速Cに基づいて、被写体150からマイク121までの音声到達時間Tを算出する(ステップS305)。
T=D/C
次に、コントローラ212は、以下の数4に従い、音声到達時間Tに基づいて音声ソースに関連付けられたタイムコード(音声タイムコード)を補正する(ステップS306)。
補正後音声タイムコード=補正前音声タイムコード−T
ここでコントローラ212は、ステップS306で補正された音声タイムコードに基づいてメモリ223からの映像信号の読み出しを制御することにより、映像と音声の相対遅延量を制御する。つまり、本実施の形態では、コントローラ212は、音声タイムコードの補正量分だけ映像を遅延させて再生する(ステップS307)。この遅延させて再生された映像信号と無補正の音声信号とを映像音声合成器215で合成し、記録媒体216へ完成番組として記録する(ステップS308)。
第1の実施の形態では、映像を遅延させて再生することにより映像と音声の相対遅延量を制御したが、第2の実施の形態では、音声を前倒しして再生することにより映像と音声の相対遅延量を制御する。また、第2の実施の形態では、カメラが備えるレンズのズーム情報に応じて音量を調整する。
(X,Y)=(xc+rcosθ,yc+rsinθ)
次に、コントローラ512は、以下の数6に従い、被写体位置座標(X,Y)及びマイク座標位置(xm,ym)に基づいて、被写体からマイク421までの距離Dを算出する(ステップS604)。
D=√((xm)2−(X)2)+((ym)2−(Y)2)
次に、コントローラ512は、以下の数7に従い、被写体からマイク421までの距離D及び音速Cに基づいて、被写体からマイク421までの音声到達時間Tを算出する(ステップS605)。
T=D/C
次に、コントローラ512は、以下の数8に従い、音声到達時間Tに基づいて音声ソースに関連付けられたタイムコード(音声タイムコード)を補正する(ステップS606)。
補正後音声タイムコード=補正前音声タイムコード−T
ここでコントローラ512は、ステップS606で補正された音声タイムコードに基づいてメモリ533からの音声信号の読み出しを制御することにより、映像と音声の相対遅延量を制御する。つまり、本実施の形態では、コントローラ512は、音声タイムコードの補正量分だけ音声を前倒しして再生する(ステップS607)。さらに、コントローラ212は、カメラ414が備えるレンズのズーム情報に応じて音量を制御する(ステップS608)。具体的には、望遠側のときは音量を大きくし、広角側のときは音量を小さくするように制御する事で、完成番組の音声臨場感を増す。
211 番組編集用データ再生器
212 コントローラ
215 映像音声合成器
216 記録媒体
220 映像再生器
230 音声再生器
Claims (6)
- 映像収録手段により撮影された被写体の映像信号及び音声収録手段により収録された前記被写体からの音声信号を前記映像信号及び前記音声信号にそれぞれ関連付けられた時間管理データに基づいて合成する映像音声編集装置において、
前記映像収録手段の位置座標、前記音声収録手段の位置座標、並びに前記映像収録手段の撮影方向及びフォーカス情報に基づいて前記被写体から前記音声収録手段までの音声到達時間を算出する算出手段と、
前記算出された音声到達時間に基づいて前記音声信号に関連付けられた時間管理データを補正する補正手段と、
前記補正された時間管理データに基づいて前記映像信号及び前記音声信号を合成する合成手段とを備えることを特徴とする映像音声編集装置。 - 前記合成手段は、前記補正された時間管理データに基づいて前記映像信号を遅延させて再生した上で前記音声信号と合成することを特徴とする請求項1記載の映像音声編集装置。
- 前記合成手段は、前記補正された時間管理データに基づいて前記音声信号を前倒しして再生した上で前記映像信号と合成することを特徴とする請求項1記載の映像音声編集装置。
- 前記映像収録手段のズーム情報に基づいて前記音声信号の音量を調整する調整手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の映像音声編集装置。
- 映像収録手段により撮影された被写体の映像信号及び音声収録手段により収録された前記被写体からの音声信号を前記映像信号及び前記音声信号にそれぞれ関連付けられた時間管理データに基づいて合成する映像音声編集装置の制御方法において、
前記映像収録手段の位置座標、前記音声収録手段の位置座標、並びに前記映像収録手段の撮影方向及びフォーカス情報に基づいて前記被写体から前記音声収録手段までの音声到達時間を算出する算出ステップと、
前記算出された音声到達時間に基づいて前記音声信号に関連付けられた時間管理データを補正する補正ステップと、
前記補正された時間管理データに基づいて前記映像信号及び前記音声信号を合成する合成ステップとを備えることを特徴とする制御方法。 - 映像収録手段により撮影された被写体の映像信号及び音声収録手段により収録された前記被写体からの音声信号を前記映像信号及び前記音声信号にそれぞれ関連付けられた時間管理データに基づいて合成する映像音声編集装置を制御する制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記制御方法は、
前記映像収録手段の位置座標、前記音声収録手段の位置座標、並びに前記映像収録手段の撮影方向及びフォーカス情報に基づいて前記被写体から前記音声収録手段までの音声到達時間を算出する算出ステップと、
前記算出された音声到達時間に基づいて前記音声信号に関連付けられた時間管理データを補正する補正ステップと、
前記補正された時間管理データに基づいて前記映像信号及び前記音声信号を合成する合成ステップとを備えることを特徴とするプログラム。
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2009
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