JP2010257911A - 電極マウントおよびランプ - Google Patents
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Abstract
【課題】 フィラメントの接続が容易で、かつ信頼性が高い電極マウントおよび熱陰極蛍光ランプを提供する。
【解決手段】 リード31a、31bとフィラメント32とで構成された電極マウント3であって、フィラメント32はコイル状に巻回されてなるレグ部321a、321bと螺旋状部322とを備え、レグ部321a、321bのコイル内の少なくとも一部には金属棒33a、33bが配設されており、金属棒33a、33bが配設されたレグ部321a、321bとリード31a、31bの平坦部311a、311bが接続されていることを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 リード31a、31bとフィラメント32とで構成された電極マウント3であって、フィラメント32はコイル状に巻回されてなるレグ部321a、321bと螺旋状部322とを備え、レグ部321a、321bのコイル内の少なくとも一部には金属棒33a、33bが配設されており、金属棒33a、33bが配設されたレグ部321a、321bとリード31a、31bの平坦部311a、311bが接続されていることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、バックライトなどに用いられるランプの電極マウントに関する。
従来より、室内灯などの一般照明の分野では熱陰極蛍光ランプが使用されているが、最近ではこの熱陰極蛍光ランプを液晶テレビやパーソナルコンピューターのモニターのバックライトの光源として用いる試みがなされている。
このような用途に用いる熱陰極蛍光ランプは、バックライトの限られた厚みに適合するため直径が細いことが要求される。しかし、ランプの直径が細くなると、フィラメントに塗布可能なエミッタの量が減少するために長寿命化が困難になるという問題があった。そこで、細管化、かつ長寿命の要求を実現すべく、特許文献1に示すような、管軸方向に長いフィラメントが使用されるようになっている。
このようなフィラメントは、電球や室内灯などに用いられていたフィラメントとは形状が異なるので、リードとの接続では特有の方法が提案されている。例えば、特許文献1ではフィラメントのレグ部を平板上に接続する方法が、特許文献2ではフィラメントのレグ部をかしめて接続する方法が記載されている。
しかしながら、特許文献1のような接続方法は、細い線径のフィラメントを溶融させてリードに接続する方法であるため、コイルの断線や脆化により製造効率が悪く、製造できたとしても寿命中の断線や接続剥がれが発生しやすいという問題がある。一方、特許文献2のような接続方法は、かしめのための部材が必要になり、その接続作業等も必要になるので、工程の増加やコストアップなどを伴ってしまう。
本発明の目的は、フィラメントの接続が容易で、かつ信頼性が高い電極マウントおよびランプを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の電極マウントは、リードとフィラメントとで構成された電極マウントであって、前記フィラメントはコイル状に巻回されてなるレグ部と主フィラメント部とを備え、前記レグ部のコイル内の少なくとも一部には金属部材が配設されており、前記金属部材が配設された前記レグ部が前記リードと接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、フィラメントの接続が容易で、かつ信頼性が高い電極マウントおよびランプを提供することである。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態を図を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の電極マウントを具備する熱陰極蛍光ランプの全体図、図2は、熱陰極ランプの拡大図であり、(a)は側面図、(b)は図2の直線X−X’の断面を矢印方向から見た図、図3は電極マウントの詳細図であり、(a)は側面図、(b)は図3(a)の電極マウントの一点鎖線Z付近の拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の電極マウントを具備する熱陰極蛍光ランプの全体図、図2は、熱陰極ランプの拡大図であり、(a)は側面図、(b)は図2の直線X−X’の断面を矢印方向から見た図、図3は電極マウントの詳細図であり、(a)は側面図、(b)は図3(a)の電極マウントの一点鎖線Z付近の拡大図である。
本実施の形態の熱陰極蛍光ランプは、例えば、硬質ガラスからなるガラスバルブ1を備えている。ガラスバルブ1は、発光部11と封止部12とで構成されている。発光部11は、外径が2.0mm〜9.0mm、内径が1.4mm〜8.0mmであるガラス筒である。封着部12は、ガラスバルブ1内に気密な内部空間を形成するためのガラス溜まりであり、発光部11の両端部分に位置している。
このガラスバルブ1の内部空間には、放電媒体が封入されている。放電媒体は、ネオン、アルゴン、キセノン、クリプトンなどの希ガスを単体または混合してなるガスと水銀とで構成されている。なお、放電媒体はこれに限定されず、希ガスのみの水銀フリーの構成としてもよい。また、発光部11の内面には、例えば、RGBの3波長蛍光体からなる蛍光体層2が形成されている。
封止部12には、図3に示すような、電極マウント3が封着されている。この電極マウント3は、リード31a、31b、フィラメント32、金属棒33a、33b、エミッタ34およびビーズ35で構成されている。
リード31a、31bは、線径=0.2mm〜0.6mmの金属線であり、封止部12部分に封着され、一端はガラスバルブ1内に、他端はガラスバルブ1外に導出されている。このリード31a、31bのガラスバルブ1内部に配置される先端部には、プレス加工により、平坦部311a、311bが形成されている。この平坦部311a、311bは、図2(b)に示すランプの断面においてランプの中心を通る直線Y−Y’上に位置するように配置されている。
フィラメント32は、第1、第2のレグ部321a、321bと主フィラメント部である螺旋状部322とで構成されている。第1、第2のレグ部321a、321bは、例えばタングステン線からなる10〜50μm、望ましくは15〜40μmの金属線を螺旋状に巻回したシングルコイルであり、略平行の関係を保つように直線的に延伸されている。螺旋状部322は、第1、第2のレグ部321a、321bから、シングルコイルをそれぞれ螺旋巻きした、いわゆるダブルヘリカルの形状となっている。具体的には、第1、第2のレグ部321a、321b端からはヘリカル部322a、322bが形成されており、互いに半ピッチだけずれたタイミングでそれぞれ1ターン、2ターン・・・と巻回され、最終端で互いが繋がっている。なお、「主フィラメント部」とは、フィラメントのうち主として熱陰極動作を行う部分であり、一般的にはレグ部を除いた部分がこれに該当する。
金属棒33a、33bは、例えばモリブデンからなる棒状の金属部材であり、レグ部321a、321bのコイル内の一部に配設されている。
エミッタ34は、レグ部321a、321bの一部と螺旋状部322に形成されている。このエミッタ34は、例えば(Ba,Ca,Sr)CO3と溶媒とを混合したエミッタ溶液を塗布、乾燥させることでフィラメント32の所定箇所に形成したのち、ランプ排気中に活性化処理を行って炭酸塩を酸化物に変化させたものである。なお、エミッタ34としては、LaB6、CeB6、DyB6、CeO2、Pr2O3、La2O3、Y2O3、Sc2O3、BaAl2O4などの電子放出物質を使用できるほか、ZrO2などをさらに添加して使用してもよい。
ビーズ35は、ガラスバルブ1と同様の材料からなる球状のガラス玉であり、リード31a、31b間に跨るように、リード31a、31bのそれぞれの一軸部分を封着している。このビーズ35により、リード31a、31bの間隔が一定に保たれるとともに、電極マウント33のガラスバルブ1の端部への封着が容易になる。
ここで、電極マウント3でのフィラメント32の接続について、図3(b)を参照しながら詳しく説明する。
図からわかるように、フィラメント32とリード31a、31bとは、金属棒33a、33bが挿入されているレグ部321a、321bと平坦部311a、311bとが溶接されることにより接続されている。このような構造により、レグ部321a、321bが大きく変形することなく、フィラメント32とリード31a、31bの接続が可能となるので、製造効率および信頼性が高い電極マウント3を実現することができる。なお、リード31a、31b(ここでは平坦部311a、311b)の管軸方向のランプ中央側端が、金属棒33a、33bの管軸方向のランプ中央側端よりもランプ端部側になるように接続するのが望ましい。この場合、フィラメント32の溶接時およびランプが衝撃を受けた際に、フィラメント32に伝わる振動自体を小さくするとともに、振動で平坦部311a、311bのランプ中央側とフィラメント32が接触してもフィラメント32が傷ついたり、断線したりするのを防止することができる。また、そのリード31a、31bと金属棒33a、33bの管軸方向のランプ中央側端同士の距離をLとしたとき、0.1mm≦L≦3.0mmとすることで、上記効果を得つつ、無効フィラメント長をできるだけ短くすることができる。
次に、電極マウント3の製造方法について図4を参照しながら説明する。
まず、(a)のように、芯棒にほぼ同ピッチで金属ワイヤを巻回して、金属棒33に直線状のフィラメント32が形成された状態とし、それらを所望の形状、すなわちダブルヘリカル状に形成したのち、それらを高温雰囲気中に配置、歪みを除去して、(b)のような、金属棒33を内蔵したフィラメント32を形成する。次に、金属棒33のみを溶融可能な溶液41(ここでは、フィラメント32にはタングステン、金属棒33にはモリブデンを使っているので、溶液41には硫酸−硝酸の混合溶液を使用)が注がれた容器4に、(c)のように、レグ部321a、321bの一部および螺旋状部322を浸漬してその浸漬部分の金属棒33を溶融する。そして、乾燥と高温処理工程を行って、(d)のように、レグ部321a、321bの一部のみに金属棒33a、33bが残存したフィラメント32を形成する。
ここで、(e)の工程を経て、レグ部321a、321bの一部に金属棒33a、33bを残存させると、レグ部321a、321bと金属棒33a、33bの接触が強固(=隙間がほとんどない)であったり、金属棒33a、33bが配設されたレグ部分とそれ以外のレグ部分とでコイル内径が同じであったり、金属棒33a、33bのうち、溶融された管軸方向のランプ中央側の部分と浸漬されていない部分の表面状態とが相違するという特徴が現れる。したがって、これらの状態を確認することで、当該製法を経たかどうか推定することができる。また、(c)の工程で溶液41にフィラメント32を浸漬する範囲を変更することで、金属棒33a、33bの残存範囲を容易に変更することが可能である。
ここで、(e)の工程を経て、レグ部321a、321bの一部に金属棒33a、33bを残存させると、レグ部321a、321bと金属棒33a、33bの接触が強固(=隙間がほとんどない)であったり、金属棒33a、33bが配設されたレグ部分とそれ以外のレグ部分とでコイル内径が同じであったり、金属棒33a、33bのうち、溶融された管軸方向のランプ中央側の部分と浸漬されていない部分の表面状態とが相違するという特徴が現れる。したがって、これらの状態を確認することで、当該製法を経たかどうか推定することができる。また、(c)の工程で溶液41にフィラメント32を浸漬する範囲を変更することで、金属棒33a、33bの残存範囲を容易に変更することが可能である。
そして、金属棒33が位置するレグ部321a、321bをリード31a、31bの平坦部311a、311b上に配置したのちに、その重ね合わせ部分を、(e)のように抵抗溶接機5a、5bで挟み込んで抵抗溶接することで、(f)のように電極マウント3が完成する。このような製法により、リード31a、31bへのフィラメント32の接続が容易になるため、製造効率が良好になる。また、金属棒33a、33bがフィラメント32よりも融点の低い材料で構成することで、溶接時に金属棒33が溶けて、フィラメント32をリード31a、31bとでサンドイッチ状に挟み込むので、確実かつ強固な接続が可能となる。
ここで、本発明の放電ランプの実施例の一仕様を下記に示す。
(実施例)
ガラスバルブ1;硼珪酸ガラス、全長=970mm、外径=4.0mm、内径=3.0mm、
放電媒体;アルゴンガス、ガス圧=20torr、水銀=3.5mg、
リード31a、31b;コバール、線径=0.4mm、
レグ部321a、321b;線径=31μmのタングステン線を内径=90μmでシングルコイル状に形成、レグ長=1.8mm、
螺旋状部322;上記シングルコイルを内径=1.0mmでコイル状に形成し、かつそれをダブルヘリカル状に形成、
金属棒33;モリブデン、直径=0.14mm、長さ=1.3mm、
エミッタ34;(Ba,Ca,Sr)O、
金属棒33a、33bが挿入されたレグ部321a、321b部分を抵抗溶接により平坦部311a、311bに溶接、L=0.3mm。
(実施例)
ガラスバルブ1;硼珪酸ガラス、全長=970mm、外径=4.0mm、内径=3.0mm、
放電媒体;アルゴンガス、ガス圧=20torr、水銀=3.5mg、
リード31a、31b;コバール、線径=0.4mm、
レグ部321a、321b;線径=31μmのタングステン線を内径=90μmでシングルコイル状に形成、レグ長=1.8mm、
螺旋状部322;上記シングルコイルを内径=1.0mmでコイル状に形成し、かつそれをダブルヘリカル状に形成、
金属棒33;モリブデン、直径=0.14mm、長さ=1.3mm、
エミッタ34;(Ba,Ca,Sr)O、
金属棒33a、33bが挿入されたレグ部321a、321b部分を抵抗溶接により平坦部311a、311bに溶接、L=0.3mm。
上記実施例の熱陰極蛍光ランプの電極マウントと金属棒33を挿入しない従来の熱陰極蛍光ランプ(従来例)の電極マウントを、各100本作成する試験を行った。その結果、実施例は不良品の発生率が2〜10%であったのに対し、従来例は30〜50%であった。また、上記試験で良品となった電極マウントを各10本任意に選択して、熱陰極蛍光ランプを作成し、振動試験を行った。その結果、実施例の方がフィラメントの振動が少なく、断線等の不具合も少ないことが確認された。
したがって、本実施の形態では、フィラメント32はコイル状に巻回されてなるレグ部321a、321bと主フィラメント部として螺旋状部322とを備え、レグ部321a、321bのコイル内の少なくとも一部に金属部材として金属棒33を配設し、金属棒33が配設されたレグ部321a、321bとリード31a、31bの平坦部311a、311bとを溶接により接続したことにより、フィラメントの接続が容易で、かつ信頼性が高い電極マウントおよび熱陰極蛍光ランプを実現することができる。
また、金属棒33をフィラメント32よりも融点の低い材料で構成したことにより、溶接時に金属棒33が溶け、フィラメント32をリード31a、31bとでサンドイッチ状に挟み込むことができるため、不良率を低減できるとともに、接続を強固に維持することができる。
また、平坦部311a、311bの管軸方向のランプ中央側端を金属棒33a、33bの管軸方向のランプ中央側端よりもランプ端部側に位置させたことにより、溶接時およびランプ衝撃時のフィラメント32の振動を抑制することができる。
さらに、金属棒33a、33bをフィラメント32とは異なる材料で構成し、フィラメント32を所望形状に形成するための芯として利用したあと、金属部33a、33bのみが溶融する溶液に一部を浸漬して残存させたことで、部品点数を増やすことなく金属棒33a、33bをレグ部321a、321bに残すことができる。また、この方法を経ると、金属棒33a、33bとレグ部321a、321bの密着性が増すので、さらに高い上記効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態の電極マウントを具備する熱陰極蛍光ランプについて説明するための図である。これ以降の実施の形態の各部については、第1の実施の形態の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
図5は、本発明の第2の実施の形態の電極マウントを具備する熱陰極蛍光ランプについて説明するための図である。これ以降の実施の形態の各部については、第1の実施の形態の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
この実施の形態では、フィラメント32を通常通り形成したあと、先細り部33a1、33b1を有する金属棒33a、33bをレグ部321a、321bの開口側から所定位置まで挿入することで、レグ部321a、321bに金属棒33a、33bを配設している。
この実施の形態では、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、レグ部321a、321bとの接触長さを調整しやすいので、フィラメント32ごとの抵抗ばらつきを低減することができる。また、材料選択の幅が広がるというメリットを得ることができる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態の電極マウントを具備する熱陰極蛍光ランプについて説明するための図である。
図6は、本発明の第3の実施の形態の電極マウントを具備する熱陰極蛍光ランプについて説明するための図である。
この実施の形態では、金属棒33a、33bを螺旋状部322のコイル内の一部にも、つまり金属棒33a、33bをレグ部321a、321bと螺旋状部322の境界を越えて配設している。これにより、溶接時やランプ衝撃時のフィラメントの動作をさらに抑制でき、これによるショート等を防止できる。すなわち、ダブルヘリカルフィラメントでは、線径の小さい金属線を使用しているために機械的強度が弱い傾向があり、溶接時やランプ衝撃時に0.25ターン部分(図のA付近)が最も揺れやすいが、この構造では当該部分付近が補強されるので効果的に揺れを抑制することができる。
なお、本発明の実施の形態は上記に限られるわけではなく、例えば次のように変更してもよい。
本発明は、熱陰極蛍光ランプに限らず、フィラメントを用いる製品全般、例えば図7のように、フィラメント32を一のリード31に接続した、いわゆる自己加熱で熱陰極動作を行う方式の放電ランプや、電球などに発明を採用してもよい。
リード31a、31bは単一部材のものに限らず、複数部材を組み合わせたものであってもよい。例えば、ニッケルやタングステンやモリブデンなどからなる平板とジュメットやコバールからなる金属線を一体的に接合し、平板部分を発光部11内に位置し、フィラメント32と溶接される部分に、金属線部分を封止部12に封着され、外部に導出される部分としてもよい。
また、フィラメント32と接続されるリード31a、31bの部分は、平坦部311a、311bに限らず、棒状、一部に平坦面を形成した棒状などであってもよい。また、図8のように、平坦部の中心を折り曲げたV字状であってもよい。この場合、レグ部321a、312bの配置や位置合わせを行いやすくなるので、製造しやすくなるというメリットがある。
フィラメント32は、タングステンに限らず、レニウムタングステン、ニッケル、ステンレスなどであってもよい。また、シングルコイルに限らず、ダブルコイル、トリプルコイルなどであってもよい。
主フィラメント部は、螺旋状に限らず、図7(a)のようにU字状のものや、シングルヘリカル状などであってもよい。
金属部材は、モリブデンに限らず、ステンレスやコバール、ニッケルなどを使用してもよい。また、その形状も棒状に限らない。
リード31a、31bとフィラメント32の接続は、抵抗溶接に限らず、金属棒33a、33bが挿入されたレグ部321a、321bが接続される方法であれば、電気溶接やレーザ溶接等、制限はない。
1 ガラスバルブ
2 蛍光体層
3 電極マウント
31a、31b リード
311a、311b 平坦部
32 フィラメント
321a、321b レグ部
322 螺旋状部
322a、322b ヘリカル部
33a、33b 金属棒
34 エミッタ
35 ビーズ
2 蛍光体層
3 電極マウント
31a、31b リード
311a、311b 平坦部
32 フィラメント
321a、321b レグ部
322 螺旋状部
322a、322b ヘリカル部
33a、33b 金属棒
34 エミッタ
35 ビーズ
Claims (5)
- リードとフィラメントとで構成された電極マウントであって、
前記フィラメントはコイル状に巻回されてなるレグ部と主フィラメント部とを備え、
前記レグ部のコイル内の少なくとも一部には金属部材が配設されており、前記金属部材が配設された前記レグ部が前記リードと接続されていることを特徴とする電極マウント。 - 前記リードの管軸方向のランプ中央側端は、前記金属部材の管軸方向のランプ中央側端よりもランプ端部側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の電極マウント。
- 前記金属部材は前記主フィラメント部のコイル内の一部にも配設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電極マウント。
- 前記金属部材は、前記フィラメントとは異なる材料で構成されており、前記フィラメントを所望形状に形成するための芯として利用されたあと、前記金属部材のみが溶融する溶液に一部を浸漬することで残存したものであることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の電極マウント。
- ガラスバルブと、
前記ガラスバルブに封着された請求項1〜請求項4の何れかに記載の電極マウントと、
を具備することを特徴とするランプ。
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---|---|---|---|
JP2009109979A JP2010257911A (ja) | 2009-04-28 | 2009-04-28 | 電極マウントおよびランプ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022013381A3 (de) * | 2020-07-15 | 2022-03-10 | biowaterworld europe GmbH | Vorrichtung zur erzeugung von elektromagnetischer strahlung sowie system mit einer derartigen vorrichtung |
-
2009
- 2009-04-28 JP JP2009109979A patent/JP2010257911A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022013381A3 (de) * | 2020-07-15 | 2022-03-10 | biowaterworld europe GmbH | Vorrichtung zur erzeugung von elektromagnetischer strahlung sowie system mit einer derartigen vorrichtung |
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