JP2001118540A - 放電灯用電極、この放電灯用電極を用いた放電灯およびその製造方法 - Google Patents
放電灯用電極、この放電灯用電極を用いた放電灯およびその製造方法Info
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- H01J61/0732—Main electrodes for high-pressure discharge lamps characterised by the construction of the electrode
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 第2層コイルの電極先端方向への移動を阻止
するとともに、電極先端部の溶融を抑制し、その結果、
発光管内面の黒化を防止して光束維持率を向上させ、か
つ寿命特性を向上させる。 【解決手段】 電極4は、電極棒7に巻回された第1層
コイル8と、第1層コイル8のピッチ間に第1層コイル
8と同一方向に巻回された第2層コイルとを有する2層
状コイルである。また、第1層コイル8と第2層コイル
9とは非連続である。
するとともに、電極先端部の溶融を抑制し、その結果、
発光管内面の黒化を防止して光束維持率を向上させ、か
つ寿命特性を向上させる。 【解決手段】 電極4は、電極棒7に巻回された第1層
コイル8と、第1層コイル8のピッチ間に第1層コイル
8と同一方向に巻回された第2層コイルとを有する2層
状コイルである。また、第1層コイル8と第2層コイル
9とは非連続である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯用電極、こ
の放電灯用電極を用いた放電灯およびその製造方法に関
するものである。
の放電灯用電極を用いた放電灯およびその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の放電灯には、実公昭38−267
40号公報に開示された電極が用いられている。
40号公報に開示された電極が用いられている。
【0003】図3(a)および図3(b)に示すよう
に、この電極10は、電極棒7に1本の金属線(素線)
11を電極棒7の先端付近まで巻回した後、2重になる
ように巻き戻して2層状コイルとしたものである。
に、この電極10は、電極棒7に1本の金属線(素線)
11を電極棒7の先端付近まで巻回した後、2重になる
ように巻き戻して2層状コイルとしたものである。
【0004】なお、図3(a)および図3(b)中、1
2は内側の第1層コイル、13は外側の第2層コイルを
示す。この第1層コイル12と第2層コイル13との巻
き方向は、互いに逆方向である。
2は内側の第1層コイル、13は外側の第2層コイルを
示す。この第1層コイル12と第2層コイル13との巻
き方向は、互いに逆方向である。
【0005】また、このような従来の放電灯、特にこの
従来の放電灯に用いられる電極の製造方法としては、1
本の電極棒7に金属線11を巻回した後、金属線11を
所定の長さで切断するという作業を繰り返して電極10
を1つずつ製造する方法が用いられている。
従来の放電灯に用いられる電極の製造方法としては、1
本の電極棒7に金属線11を巻回した後、金属線11を
所定の長さで切断するという作業を繰り返して電極10
を1つずつ製造する方法が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
放電灯では、第1層コイル12と第2層コイル13との
巻き戻し部分14が部分的に単層コイル状であり、また
第1層コイル12と第2層コイル13との間に隙間が形
成されてしまうので、点灯中において電極10先端の熱
容量が不十分となり、図4に示すように、電極10先端
部、つまり巻き戻し部分14が異常昇温して溶融し、そ
の結果、溶融した電極物質が飛散して発光管(図示せ
ず)内面に付着し、発光管内面が黒化して発光光束が低
下するという問題があった。特に、発光管内面が激しく
黒化すると、発光管内に熱がこもり、この熱によって発
光管がリークして不点灯になるという問題があった。
放電灯では、第1層コイル12と第2層コイル13との
巻き戻し部分14が部分的に単層コイル状であり、また
第1層コイル12と第2層コイル13との間に隙間が形
成されてしまうので、点灯中において電極10先端の熱
容量が不十分となり、図4に示すように、電極10先端
部、つまり巻き戻し部分14が異常昇温して溶融し、そ
の結果、溶融した電極物質が飛散して発光管(図示せ
ず)内面に付着し、発光管内面が黒化して発光光束が低
下するという問題があった。特に、発光管内面が激しく
黒化すると、発光管内に熱がこもり、この熱によって発
光管がリークして不点灯になるという問題があった。
【0007】また、従来の放電灯では、第1層コイル1
2と第2層コイル13とでは巻き方向が互いに逆方向で
あるので、第2層コイル13が第1層コイル12に密着
できず浮いた状態となり、第2層コイル13が電極10
の先端部(放電路側)へ移動しやすく、その結果、第2
層コイル13の移動した部分がさらに溶融してより多く
の電極物質が飛散し、発光管内面の黒化が促進されてし
まうという問題があった。
2と第2層コイル13とでは巻き方向が互いに逆方向で
あるので、第2層コイル13が第1層コイル12に密着
できず浮いた状態となり、第2層コイル13が電極10
の先端部(放電路側)へ移動しやすく、その結果、第2
層コイル13の移動した部分がさらに溶融してより多く
の電極物質が飛散し、発光管内面の黒化が促進されてし
まうという問題があった。
【0008】さらに、従来の放電灯の製造方法では、金
属線11の巻回と切断とを交互に繰り返さなければなら
ないので、多量生産には向かず生産効率が悪いという問
題があった。
属線11の巻回と切断とを交互に繰り返さなければなら
ないので、多量生産には向かず生産効率が悪いという問
題があった。
【0009】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、第2層コイルの電極先端方向への移動を阻
止するとともに、電極先端部の溶融を抑制し、その結
果、発光管内面の黒化を防止して光束維持率を向上さ
せ、かつ寿命特性を向上した放電灯用電極、および放電
灯を提供するものである。
れたもので、第2層コイルの電極先端方向への移動を阻
止するとともに、電極先端部の溶融を抑制し、その結
果、発光管内面の黒化を防止して光束維持率を向上さ
せ、かつ寿命特性を向上した放電灯用電極、および放電
灯を提供するものである。
【0010】また、本発明は、複雑な工程を必要とせず
に、安定した2層状コイルが得られ、また各工程をバッ
チ処理で行うことによって生産効率の向上した放電灯の
製造方法を提供するものである。
に、安定した2層状コイルが得られ、また各工程をバッ
チ処理で行うことによって生産効率の向上した放電灯の
製造方法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
放電灯用電極は、電極棒に巻回された第1層コイルと、
前記第1層コイルのピッチ間に前記第1層コイルと同一
方向に巻回された第2層コイルとを有する2層状コイル
で、前記第1層コイルと前記第2層コイルとは非連続で
ある構成を有している。
放電灯用電極は、電極棒に巻回された第1層コイルと、
前記第1層コイルのピッチ間に前記第1層コイルと同一
方向に巻回された第2層コイルとを有する2層状コイル
で、前記第1層コイルと前記第2層コイルとは非連続で
ある構成を有している。
【0012】これにより、部分的に単層コイル部分が形
成されることはなく、かつ第1層コイルと第2層コイル
とを隙間なく密着させることができるので、第2層コイ
ルの放電路に面する部分において十分な熱容量を得るこ
とができ、その結果、点灯中、第2層コイルの放電路に
面する部分が異常昇温するのを抑制することができると
ともに、第2層コイルが放電路側へ移動するのを阻止す
ることができる。
成されることはなく、かつ第1層コイルと第2層コイル
とを隙間なく密着させることができるので、第2層コイ
ルの放電路に面する部分において十分な熱容量を得るこ
とができ、その結果、点灯中、第2層コイルの放電路に
面する部分が異常昇温するのを抑制することができると
ともに、第2層コイルが放電路側へ移動するのを阻止す
ることができる。
【0013】また、本発明の請求項3記載の放電灯は、
発光管内の両端部に、請求項1または請求項2記載の放
電灯用電極が設けられた構成を有している。
発光管内の両端部に、請求項1または請求項2記載の放
電灯用電極が設けられた構成を有している。
【0014】これにより、発光管内面に黒化が発生する
のを防止することができる。
のを防止することができる。
【0015】また、本発明の請求項5記載の放電灯の製
造方法は、素線を芯に巻回して第1層コイルを形成した
後、前記第1層コイルのピッチ間に前記第1層コイルと
同一方向に前記第1層コイルとは非連続の別の素線を巻
回して第2層コイルを形成することにより前記第1層コ
イルと前記第2層コイルとを一体化した2層状の電極コ
イルを形成し、次いで前記電極コイルを所定の長さに切
断した後、前記電極コイルから前記芯を除去し、その後
前記電極コイルの前記芯を除去した部分に電極棒を挿入
し固定することにより電極を形成し、前記電極をバルブ
内に封止する方法を用いている。
造方法は、素線を芯に巻回して第1層コイルを形成した
後、前記第1層コイルのピッチ間に前記第1層コイルと
同一方向に前記第1層コイルとは非連続の別の素線を巻
回して第2層コイルを形成することにより前記第1層コ
イルと前記第2層コイルとを一体化した2層状の電極コ
イルを形成し、次いで前記電極コイルを所定の長さに切
断した後、前記電極コイルから前記芯を除去し、その後
前記電極コイルの前記芯を除去した部分に電極棒を挿入
し固定することにより電極を形成し、前記電極をバルブ
内に封止する方法を用いている。
【0016】これにより、複雑な工程を必要とせずに、
安定した2層状コイルを得ることができ、また各工程に
おいてバッチ処理を行うことができるので、生産効率を
向上させることができる。
安定した2層状コイルを得ることができ、また各工程に
おいてバッチ処理を行うことができるので、生産効率を
向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
て図面を用いて説明する。
【0018】本発明の実施の形態である定格電力220
Wの液晶プロジェクタ用放電灯は、図2に示すように、
最大外径13mmの発光部1と、この発光部1の両端部
に設けられた封止部2とを有する全長70mmの発光管
3を備えている。
Wの液晶プロジェクタ用放電灯は、図2に示すように、
最大外径13mmの発光部1と、この発光部1の両端部
に設けられた封止部2とを有する全長70mmの発光管
3を備えている。
【0019】発光管3内の両端部には、タングステンか
らなる電極4が設けられている。また、発光管3内に
は、水銀、アルゴン、およびハロゲン化物がそれぞれ所
定量封入されている。
らなる電極4が設けられている。また、発光管3内に
は、水銀、アルゴン、およびハロゲン化物がそれぞれ所
定量封入されている。
【0020】電極4は、封止部2内に封止されたモリブ
デンからなる導入箔5を介してリード線6に接続されて
いる。電極4間距離は1.7mmである。
デンからなる導入箔5を介してリード線6に接続されて
いる。電極4間距離は1.7mmである。
【0021】また、電極4は、図1に示すように、2層
状コイルで、外径400μmの電極棒7と、この電極棒
7に密巻きされた素線径280μmのタングステン線か
らなる第1層コイル8と、この第1層コイル8のピッチ
間に第1層コイル8と同一方向に密巻きされた素線径2
80μmのタングステン線からなる第2層コイル9とを
有している。
状コイルで、外径400μmの電極棒7と、この電極棒
7に密巻きされた素線径280μmのタングステン線か
らなる第1層コイル8と、この第1層コイル8のピッチ
間に第1層コイル8と同一方向に密巻きされた素線径2
80μmのタングステン線からなる第2層コイル9とを
有している。
【0022】第1層コイル8と第2層コイル9とは、非
連続、つまり別々の素線からなる。また、第1層コイル
8および第2層コイル9の密巻きターン数はそれぞれ1
1ターンである。
連続、つまり別々の素線からなる。また、第1層コイル
8および第2層コイル9の密巻きターン数はそれぞれ1
1ターンである。
【0023】第1層コイル8の端と第2層コイル9の端
とが全周にわたって同一平面上にある。
とが全周にわたって同一平面上にある。
【0024】これにより、コイルの全長L(図1参照)
のばらつきを低減することができるので、コイルと電極
4の根元部分に形成される最冷点との間の距離M(図2
参照)を一定にすることができる。その結果、製品ごと
に最冷点の温度にばらつきが生じるのを防止することが
できるので、発光特性の安定化を図ることができる。
のばらつきを低減することができるので、コイルと電極
4の根元部分に形成される最冷点との間の距離M(図2
参照)を一定にすることができる。その結果、製品ごと
に最冷点の温度にばらつきが生じるのを防止することが
できるので、発光特性の安定化を図ることができる。
【0025】次に、このような放電灯の製造方法につい
て説明する。
て説明する。
【0026】まず、外径400μmのモリブデンからな
る芯線(図示せず)に素線径280μmのタングステン
線(素線)(図示せず)を密巻きして第1層コイル8を
形成する。
る芯線(図示せず)に素線径280μmのタングステン
線(素線)(図示せず)を密巻きして第1層コイル8を
形成する。
【0027】その後、この第1層コイル8のピッチ間に
第1層コイル8と同一方向に第1層コイル8とは非連続
である素線径280μmのタングステン線(素線)(図
示せず)を密巻きして第2層コイル9を形成する。
第1層コイル8と同一方向に第1層コイル8とは非連続
である素線径280μmのタングステン線(素線)(図
示せず)を密巻きして第2層コイル9を形成する。
【0028】このようにして第1層コイル8と第2層コ
イル9とを一体化する(以下、一体化された第1層コイ
ルと第2層コイルとを電極コイルという)。
イル9とを一体化する(以下、一体化された第1層コイ
ルと第2層コイルとを電極コイルという)。
【0029】次に、この電極コイルを高温熱処理した
後、所定の長さに切断する。その後、電極コイルから芯
線を無機溶解液によって溶解除去する。
後、所定の長さに切断する。その後、電極コイルから芯
線を無機溶解液によって溶解除去する。
【0030】芯線を除去した電極コイルを高温でアニー
ル処理した後、タングステンからなる電極棒7を電極コ
イルの芯線を除去した部分に挿入し、例えば溶接等によ
って固定する。
ル処理した後、タングステンからなる電極棒7を電極コ
イルの芯線を除去した部分に挿入し、例えば溶接等によ
って固定する。
【0031】このようにして製造した電極をガラスバル
ブ(図示せず)内に封止することにより放電灯を製造す
る。
ブ(図示せず)内に封止することにより放電灯を製造す
る。
【0032】次に、本発明の作用効果について説明す
る。
る。
【0033】上記本発明の実施の形態である定格電力2
20Wの液晶プロジェクタ用放電灯(以下、本発明品と
いう)と、図3(a)および図3(b)に示すような電
極を用いた点を除いて本発明品と同じ構成を有する従来
の定格電力220Wの液晶プロジェクタ用放電灯(以
下、従来品という)とをそれぞれ20本作製し、作製し
た各ランプを通常の前面ガラス付き反射鏡内に配置して
交流点灯させ、光束維持率(%)を調べたところ表1に
示すような結果が得られた。
20Wの液晶プロジェクタ用放電灯(以下、本発明品と
いう)と、図3(a)および図3(b)に示すような電
極を用いた点を除いて本発明品と同じ構成を有する従来
の定格電力220Wの液晶プロジェクタ用放電灯(以
下、従来品という)とをそれぞれ20本作製し、作製し
た各ランプを通常の前面ガラス付き反射鏡内に配置して
交流点灯させ、光束維持率(%)を調べたところ表1に
示すような結果が得られた。
【0034】なお、各点灯時間経過後の光束維持率
(%)は、点灯0時間の発光光束100に対する割合を
示す。
(%)は、点灯0時間の発光光束100に対する割合を
示す。
【0035】
【表1】
【0036】表1から明らかなように、本発明品では、
100時間点灯経過後の光束維持率が90%、1000
時間点灯経過後の光束維持率が80%、2000時間点
灯経過後の光束維持率が75%であった。
100時間点灯経過後の光束維持率が90%、1000
時間点灯経過後の光束維持率が80%、2000時間点
灯経過後の光束維持率が75%であった。
【0037】また、本発明品では、2000時間点灯経
過後でも発光管3内面に黒化の発生はなく、第2層コイ
ル9の移動もなかった。
過後でも発光管3内面に黒化の発生はなく、第2層コイ
ル9の移動もなかった。
【0038】一方、従来品では、100時間点灯経過後
で発光管内面に黒化が発生し、また第2層コイルの一部
が放電路側に移動しており、その時の光束維持率が70
%、また1000時間点灯経過後の光束維持率が50%
であり、2000時間点灯経過前に発光管のリークによ
り不点灯となった。
で発光管内面に黒化が発生し、また第2層コイルの一部
が放電路側に移動しており、その時の光束維持率が70
%、また1000時間点灯経過後の光束維持率が50%
であり、2000時間点灯経過前に発光管のリークによ
り不点灯となった。
【0039】このように本発明品では、光束維持率が従
来品の光束維持率に比して向上し、また寿命特性も向上
していることがわかる。
来品の光束維持率に比して向上し、また寿命特性も向上
していることがわかる。
【0040】本発明品がこのような結果を得られたの
は、次のように考えられる。
は、次のように考えられる。
【0041】まず、本発明品では、2層状コイルの電極
4において、第2層コイル9が第1層コイル8のピッチ
間に第1層コイル8と同一方向に巻回されているととも
に、第1層コイル8と第2層コイル9とが非連続である
ために、部分的に単層コイル部分が形成されることはな
く、かつ第1層コイルと第2層コイルとを隙間なく密着
させることができるので、第2層コイル9の放電路に面
する部分において十分な熱容量を得ることができ、その
結果、第2層コイル9の放電路に面する部分が異常昇温
せず、電極4先端部の溶融が抑制されたためであると考
えられる。
4において、第2層コイル9が第1層コイル8のピッチ
間に第1層コイル8と同一方向に巻回されているととも
に、第1層コイル8と第2層コイル9とが非連続である
ために、部分的に単層コイル部分が形成されることはな
く、かつ第1層コイルと第2層コイルとを隙間なく密着
させることができるので、第2層コイル9の放電路に面
する部分において十分な熱容量を得ることができ、その
結果、第2層コイル9の放電路に面する部分が異常昇温
せず、電極4先端部の溶融が抑制されたためであると考
えられる。
【0042】また、本発明品では、特に第2層コイル9
が第1層コイル8のピッチ間に第1層コイル8と同一方
向に巻回されているので、第2層コイル9が移動しなか
ったと考えられる。
が第1層コイル8のピッチ間に第1層コイル8と同一方
向に巻回されているので、第2層コイル9が移動しなか
ったと考えられる。
【0043】以上のように電極棒7に巻回された第1層
コイル8と、第1層コイル8のピッチ間に第1層コイル
8と同一方向に巻回された第2層コイル9とを有する2
層状コイルで、第1層コイル8と第2層コイル9とは非
連続であることにより、第2層コイル9の放電路に面す
る部分において十分な熱容量を得ることができるので、
点灯中、第2層コイル9の放電路に面する部分が異常昇
温するのを抑制することができ、また第2層コイル9が
放電路側へ移動するのを阻止することができ、これらの
結果、電極4先端部の溶融を抑制することができ、発光
管3内面の黒化の発生を防止することができるので、光
束維持率を向上させることができ、かつ寿命特性を向上
させることができる。
コイル8と、第1層コイル8のピッチ間に第1層コイル
8と同一方向に巻回された第2層コイル9とを有する2
層状コイルで、第1層コイル8と第2層コイル9とは非
連続であることにより、第2層コイル9の放電路に面す
る部分において十分な熱容量を得ることができるので、
点灯中、第2層コイル9の放電路に面する部分が異常昇
温するのを抑制することができ、また第2層コイル9が
放電路側へ移動するのを阻止することができ、これらの
結果、電極4先端部の溶融を抑制することができ、発光
管3内面の黒化の発生を防止することができるので、光
束維持率を向上させることができ、かつ寿命特性を向上
させることができる。
【0044】ところで、電極物質の飛散量は電極4間距
離に大きく依存する。これは、ランプの定格電力が同等
である場合、電極4間距離が短いほど電極4に流れる電
流は大きくなるので、電極4の温度がより高温となるた
めである。
離に大きく依存する。これは、ランプの定格電力が同等
である場合、電極4間距離が短いほど電極4に流れる電
流は大きくなるので、電極4の温度がより高温となるた
めである。
【0045】従来の放電灯では、電極間距離が2.5m
m以下の場合、上記理由により電極先端部が溶融し飛散
して、100時間点灯経過以内に発光管内面に黒化が発
生した。
m以下の場合、上記理由により電極先端部が溶融し飛散
して、100時間点灯経過以内に発光管内面に黒化が発
生した。
【0046】これに対して、本発明品では、電極4間距
離が2.5mm以下でも発光管3内面の黒化の発生はな
かった。
離が2.5mm以下でも発光管3内面の黒化の発生はな
かった。
【0047】このように電極4間距離が2.5mm以下
の場合、放電灯と反射鏡と組み合わせた光学装置では、
反射鏡の焦点位置と電極4間の中心との位置ずれが小さ
くなり、反射効率を向上させることができる。
の場合、放電灯と反射鏡と組み合わせた光学装置では、
反射鏡の焦点位置と電極4間の中心との位置ずれが小さ
くなり、反射効率を向上させることができる。
【0048】なお、電極4間距離は0mmを除き、小さ
いほど好ましい。
いほど好ましい。
【0049】また本発明の放電灯の製造方法として、素
線を芯に巻回して第1層コイル8を形成した後、第1層
コイル8のピッチ間に第1層コイル8と同一方向に第1
層コイル8とは非連続の別の素線を巻回して第2層コイ
ル9を形成することにより第1層コイル8と第2層コイ
ル9とを一体化した2層状の電極コイルを形成し、次い
で電極コイルを所定の長さに切断した後、電極コイルか
ら芯を除去し、その後電極コイルの芯を除去した部分に
電極棒7を挿入し固定することにより電極4を形成し、
この電極4をバルブ内に封止する方法を用いることによ
り、複雑な工程を必要とせずに、安定した2層状コイル
を得ることができ、また例えば素線の巻回工程、電極コ
イルの切断工程、芯の除去工程等の各工程でまとめて多
量に生産することができるので、つまり各工程において
バッチ処理を行うことができるので、生産効率を向上さ
せることができる。
線を芯に巻回して第1層コイル8を形成した後、第1層
コイル8のピッチ間に第1層コイル8と同一方向に第1
層コイル8とは非連続の別の素線を巻回して第2層コイ
ル9を形成することにより第1層コイル8と第2層コイ
ル9とを一体化した2層状の電極コイルを形成し、次い
で電極コイルを所定の長さに切断した後、電極コイルか
ら芯を除去し、その後電極コイルの芯を除去した部分に
電極棒7を挿入し固定することにより電極4を形成し、
この電極4をバルブ内に封止する方法を用いることによ
り、複雑な工程を必要とせずに、安定した2層状コイル
を得ることができ、また例えば素線の巻回工程、電極コ
イルの切断工程、芯の除去工程等の各工程でまとめて多
量に生産することができるので、つまり各工程において
バッチ処理を行うことができるので、生産効率を向上さ
せることができる。
【0050】なお、上記実施の形態では、第1層コイル
8の素線径と第2層コイル9の素線径とが同一の場合に
ついて説明したが、任意に両者の素線径を選定しても上
記と同様の効果を得ることができる。ただし、第1層コ
イル8の素線径と第2層コイル9の素線径とが異なる場
合、素線径の小さい方の層の素線同士は密巻とはならな
いが、第1層コイルと第2層コイルとは隙間なく十分に
密着することができるので、第2層コイルの放電路に面
する部分において十分な熱容量を得ることができ、電極
先端部の溶融を抑制することができる。
8の素線径と第2層コイル9の素線径とが同一の場合に
ついて説明したが、任意に両者の素線径を選定しても上
記と同様の効果を得ることができる。ただし、第1層コ
イル8の素線径と第2層コイル9の素線径とが異なる場
合、素線径の小さい方の層の素線同士は密巻とはならな
いが、第1層コイルと第2層コイルとは隙間なく十分に
密着することができるので、第2層コイルの放電路に面
する部分において十分な熱容量を得ることができ、電極
先端部の溶融を抑制することができる。
【0051】また、上記実施の形態では、定格電力22
0Wの液晶プロジェクタ用放電灯の場合について説明し
たが、これに限らず他の高圧放電灯や低圧放電灯でも上
記と同様の効果を得ることができる。
0Wの液晶プロジェクタ用放電灯の場合について説明し
たが、これに限らず他の高圧放電灯や低圧放電灯でも上
記と同様の効果を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、電極棒
に巻回された第1層コイルと、第1層コイルのピッチ間
に第1層コイルと同一方向に巻回された第2層コイルと
を有する2層状コイルで、第1層コイルと第2層コイル
とは非連続であることにより、第2層コイルの電極先端
方向への移動を阻止することができるとともに、電極先
端部の溶融を抑制することができ、その結果、発光管内
面の黒化を防止することができるので、光束維持率を向
上させることができ、かつ寿命特性を向上させることが
できる放電灯用電極、およびこの放電灯用電極を用いた
放電灯を提供することができるものである。
に巻回された第1層コイルと、第1層コイルのピッチ間
に第1層コイルと同一方向に巻回された第2層コイルと
を有する2層状コイルで、第1層コイルと第2層コイル
とは非連続であることにより、第2層コイルの電極先端
方向への移動を阻止することができるとともに、電極先
端部の溶融を抑制することができ、その結果、発光管内
面の黒化を防止することができるので、光束維持率を向
上させることができ、かつ寿命特性を向上させることが
できる放電灯用電極、およびこの放電灯用電極を用いた
放電灯を提供することができるものである。
【0053】また、本発明は、素線を芯に巻回して第1
層コイルを形成した後、第1層コイルのピッチ間に第1
層コイルと同一方向に第1層コイルとは非連続の別の素
線を巻回して第2層コイルを形成することにより第1層
コイルと第2層コイルとを一体化した2層状の電極コイ
ルを形成し、次いで電極コイルを所定の長さに切断した
後、電極コイルから芯を除去し、その後電極コイルの芯
を除去した部分に電極棒を挿入し固定することにより電
極を形成し、この電極をバルブ内に封止する方法を用い
ることにより、複雑な工程を必要とせずに、安定した2
層状コイルを得ることができ、また各工程をバッチ処理
で行うことができるので、生産効率を向上させることが
できる放電灯用電極および放電灯の製造方法を提供する
ことができるものである。
層コイルを形成した後、第1層コイルのピッチ間に第1
層コイルと同一方向に第1層コイルとは非連続の別の素
線を巻回して第2層コイルを形成することにより第1層
コイルと第2層コイルとを一体化した2層状の電極コイ
ルを形成し、次いで電極コイルを所定の長さに切断した
後、電極コイルから芯を除去し、その後電極コイルの芯
を除去した部分に電極棒を挿入し固定することにより電
極を形成し、この電極をバルブ内に封止する方法を用い
ることにより、複雑な工程を必要とせずに、安定した2
層状コイルを得ることができ、また各工程をバッチ処理
で行うことができるので、生産効率を向上させることが
できる放電灯用電極および放電灯の製造方法を提供する
ことができるものである。
【図1】本発明の実施の形態である放電灯に用いられて
いる電極の一部切欠正面図
いる電極の一部切欠正面図
【図2】同じく放電灯の正面図
【図3】(a)従来の放電灯に用いられている電極の一
部切欠正面図 (b)同じく放電灯に用いられている電極の平面図
部切欠正面図 (b)同じく放電灯に用いられている電極の平面図
【図4】同じく放電灯に用いられている電極の先端部が
溶融した状態を示す図
溶融した状態を示す図
1 発光部 2 封止部 3 発光管 4 電極 5 導入箔 6 リード線 7 電極棒 8 第1層コイル 9 第2層コイル
フロントページの続き (72)発明者 田中 和久 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 (72)発明者 谷脇 達也 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 Fターム(参考) 5C015 JJ01 JJ08
Claims (5)
- 【請求項1】 電極棒に巻回された第1層コイルと、前
記第1層コイルのピッチ間に前記第1層コイルと同一方
向に巻回された第2層コイルとを有する2層状コイル
で、前記第1層コイルと前記第2層コイルとは非連続で
あることを特徴とする放電灯用電極。 - 【請求項2】 前記第1層コイルの端と前記第2層コイ
ルの端とが全周にわたって同一平面上にあることを特徴
とする請求項1記載の放電灯用電極。 - 【請求項3】 発光管内の両端部に、請求項1または請
求項2記載の放電灯用電極が設けられたことを特徴とす
る放電灯。 - 【請求項4】 前記電極間距離が2.5mm以下である
ことを特徴とする請求項3記載の放電灯。 - 【請求項5】 素線を芯に巻回して第1層コイルを形成
した後、前記第1層コイルのピッチ間に前記第1層コイ
ルと同一方向に前記第1層コイルとは非連続の別の素線
を巻回して第2層コイルを形成することにより前記第1
層コイルと前記第2層コイルとを一体化した2層状の電
極コイルを形成し、次いで前記電極コイルを所定の長さ
に切断した後、前記電極コイルから前記芯を除去し、そ
の後前記電極コイルの前記芯を除去した部分に電極棒を
挿入し固定することにより電極を形成し、前記電極をバ
ルブ内に封止することを特徴とする放電灯の製造方法。
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---|---|
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US6853119B2 (en) | 2001-08-02 | 2005-02-08 | Osram Sylvania Inc. | Double layer electrode coil for a HID lamp and method of making the electrode coil |
JP2003051282A (ja) * | 2001-08-06 | 2003-02-21 | Nec Lighting Ltd | 高圧放電ランプとその製造方法 |
CN100414189C (zh) * | 2003-03-21 | 2008-08-27 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 细长型等离子空气净化器 |
DE102004012242A1 (de) * | 2004-02-23 | 2005-09-01 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Elektrodensystem für eine Hochdruckentladungslampe |
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JP5397106B2 (ja) * | 2009-09-09 | 2014-01-22 | 岩崎電気株式会社 | 電極及びその製造方法並びに高圧放電ランプ |
JP5275959B2 (ja) * | 2009-11-17 | 2013-08-28 | 株式会社ワコム | コイル、位置指示器、位置検出装置及びコイル巻回方法 |
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CN106783518B (zh) * | 2017-02-10 | 2019-01-25 | 吴喜荣 | 一种超高压汞灯电极以及超高压汞灯 |
CN111725039B (zh) * | 2019-03-20 | 2023-03-31 | 上海亚尔精密零件制造有限公司 | 一种大功率气体放电灯电极弹簧的制造方法 |
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US3619699A (en) | 1970-05-25 | 1971-11-09 | Gen Electric | Discharge lamp having cavity electrodes |
JPS5837943B2 (ja) | 1977-12-28 | 1983-08-19 | 三菱電機株式会社 | 管球用フィラメントコイル |
US4291444A (en) * | 1978-08-28 | 1981-09-29 | General Electric Company | Process of manufacturing a tungsten lamp filament |
JPS585944A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-13 | Toshiba Corp | 小形金属蒸気放電灯用電極の製造方法 |
JPS58102431A (ja) | 1981-12-15 | 1983-06-18 | Toshiba Corp | 小形金属蒸気放電灯用電極の製造方法 |
DE3305468A1 (de) | 1983-02-17 | 1984-08-23 | Egyesült Izzólámpa és Villamossági Részvénytársaság, Budapest | Verfahren zur herstellung von elektroden fuer hochdruck-entladungslampen |
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-
1999
- 1999-10-20 JP JP29777399A patent/JP3324584B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-10-16 US US09/688,970 patent/US6817920B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-10-16 EP EP00309072A patent/EP1094497A3/en not_active Withdrawn
- 2000-10-19 CN CNA2004100040607A patent/CN1516215A/zh active Pending
- 2000-10-19 CN CNB001317970A patent/CN1163943C/zh not_active Expired - Fee Related
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JP2018107059A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | 株式会社オーク製作所 | ショートアーク型放電ランプ |
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---|---|
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EP1094497A3 (en) | 2001-09-12 |
EP1094497A2 (en) | 2001-04-25 |
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