JP2010257524A - ファイル記録装置およびファイルフォーマット変換装置 - Google Patents

ファイル記録装置およびファイルフォーマット変換装置 Download PDF

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Abstract

【課題】映像音声独立フォーマットのファイルと映像音声多重フォーマットのファイルとの間のファイルフォーマット変換にかかる時間を短縮する。
【解決手段】ファイル記録装置100は、映像1フレームのサイズおよび音声1フレームのサイズが記録媒体101のクラスタサイズの整数倍になるようにダミーデータを付与し、各フレームの記録開始位置がクラスタの先頭になるように記録媒体101に記録する。ファイルフォーマット変換装置200は、記録媒体201のファイル管理情報を変更することによってファイルフォーマットを変換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像ファイルおよび音声ファイルを記録媒体に記録するファイル記録装置と、記録媒体に記録されている映像ファイルおよび音声ファイルのファイルフォーマットを変換するファイルフォーマット変換装置に関する。
近年、映像や音声を記録する記録媒体として、テープに替わり半導体メモリや光ディスク、HDDなどが用いられるようになってきている。これらの記録媒体は記録しているデータをファイルとして扱うため、映像や音声をファイルとして扱うことが一般的になっている。ファイルには多くの形式のファイルフォーマットが存在し、ファイルフォーマットと映像再生装置、音声再生装置の組み合わせによっては再生できない場合があるため、映像ファイルおよび音声ファイルのファイルフォーマット変換が必要になる。
そこで、ファイルフォーマットの変換を行うAV(Audio Visual)ネットワークシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、上記特許文献1のAVネットワークシステムの構成を示す図である。
このAVネットワークシステムは、ディスク装置901と、光ディスク902と、AV装置903とを備える。また、ディスク装置901とAV装置903は、ネットワークを介して接続されている。
ディスク装置901は、ネットワークを介してAV装置903から伝送されてくる映像音声多重フォーマットのファイルを映像音声独立フォーマットのファイルに変換して光ディスク902に記録する。また、光ディスク902に記録された映像音声独立フォーマットのファイルを読み出し、映像音声多重フォーマットのファイルに変換してネットワークを介してAV装置903へ伝送する。映像音声多重フォーマットのファイルとは、映像と音声とが所定単位(例えば1フレーム単位)で多重化されて配置されたファイルのことである。映像音声独立フォーマットのファイルとは、映像と音声とがそれぞれ別々にファイル化されているファイル群のことである。
AV装置903は、ネットワークを介してディスク装置901から伝送されてくる映像音声多重フォーマットのファイルを受信する。また、映像音声多重フォーマットのファイルを、ネットワークを介してディスク装置901へ伝送する。
このように、上記特許文献1のAVネットワークシステムでは、映像音声独立フォーマットと映像音声多重フォーマットという異なるファイルフォーマット間の変換を行うことができる。
特開2004−112425号公報
しかしながら、上記特許文献1のAVネットワークシステムでは、光ディスク902に記録されている映像音声独立フォーマットのファイルを、映像音声多重フォーマットのファイルに変換して光ディスク902に記録する場合に時間がかかるという問題がある。
これは、光ディスク902から映像音声独立フォーマットのファイルを読み出し、ファイルフォーマットを変換してから再度光ディスク902に記録する処理をファイル全体に対して行わなければならないからである。
光ディスク902に記録されている映像音声多重フォーマットのファイルを、映像音声独立フォーマットのファイルに変換して光ディスク902に記録する場合にも同様の問題がある。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであって、映像音声独立フォーマットのファイルと映像音声多重フォーマットのファイルとの間のファイルフォーマット変換にかかる時間を短縮することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るファイル記録装置は、ファイルを記録媒体に記録するファイル記録装置であって、記録媒体のクラスタサイズを取得するクラスタサイズ取得手段と、ファイルとして記録するデータが所定単位毎に前記クラスタサイズの整数倍になるようにダミーデータを付与し、前記所定単位の記録開始位置がクラスタの先頭になるように前記記録媒体に記録するデータ記録手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係るファイルフォーマット変換装置は、記録媒体に記録されている複数のファイルのデータを、所定単位で順番に並び替えることで1つのファイルに合成するファイルフォーマット変換装置であって、記録媒体からファイル管理情報を読み出すファイル管理情報読み出し手段と、前記ファイル管理情報のクラスタの論理的な順序を、前記複数のファイルのデータが所定単位毎に順番に並ぶように変更するファイル管理情報変更手段と、前記記録媒体に前記ファイル管理情報を記録するファイル管理情報記録手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係るファイルフォーマット変換装置は、記録媒体に記録されている、複数の種類のデータが所定単位毎に順番に並んでいる1つのファイルのデータを、データの種類別に分けて並び替えることで複数のファイルに分離するファイルフォーマット変換装置であって、記録媒体からファイル管理情報を読み出すファイル管理情報読み出し手段と、前記ファイル管理情報のクラスタの論理的な順序を、前記1つのファイルのデータがデータの種類別に分かれて並ぶように変更するファイル管理情報変更手段と、前記記録媒体に前記ファイル管理情報を記録するファイル管理情報記録手段とを備えることを特徴とする。
また、前記ファイル記録装置の前記データは、映像データと音声データとを含むことを特徴としてもよい。
また、前記ファイル記録装置の前記所定単位は、映像1フレームの時間長単位であることを特徴としてもよい。
また、前記ファイルフォーマット変換装置の前記複数のファイルは、映像ファイルと音声ファイルとを含むことを特徴としてもよい。
また、前記ファイルフォーマット変換装置の前記所定単位は、映像1フレームの時間長単位であることを特徴としてもよい。
また、前記ファイル管理情報記録手段は、前記記録媒体のファイルシステムが複数のファイル管理情報を記録できる場合に、変更後の前記ファイル管理情報を、変更前の前記ファイル管理情報が記録されている前記記録媒体の領域とは異なる領域に記録することを特徴としてもよい。
なお、本発明は、このようなファイル記録装置およびファイルフォーマット変換装置として実現することができるだけでなく、その方法やプログラム、そのプログラムを格納する記録媒体としても実現することができる。
本発明のファイル記録装置およびファイルフォーマット変換装置は、ファイル管理情報を変更することによってファイルフォーマットを変換するため、従来の映像および音声データのコピーが必要な方法と比べて、ファイルフォーマット変換にかかる時間を短縮できるという作用効果を奏する。
本発明の実施の形態におけるファイル記録装置およびファイルフォーマット変換装置の内部構成を示すブロック図 同上の記録媒体のディレクトリ構成例を示す図 同上の記録媒体に記録される映像音声独立フォーマットのファイルおよび映像音声多重フォーマットのファイルの構成例を示す図 同上の記録媒体のファイル管理情報例を示す図 同上のファイル記録装置の動作を示すフローチャート 同上のファイルフォーマット変換装置の動作を示すフローチャート 従来のAVネットワークシステムの構成を示す図
以下、実施の形態におけるファイル記録装置およびファイルフォーマット変換装置を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態におけるファイル記録装置100およびファイルフォーマット変換装置200の内部構成を示すブロック図である。
ファイル記録装置100は、記録媒体101、ヘッダ記録部102、クラスタサイズ取得部103、撮影部104、エンコーダ105、録音部106、データ記録部107、およびフッタ記録部108を備える。
記録媒体101には、映像音声独立フォーマットのファイル(映像ファイルおよび音声ファイル)および映像音声多重フォーマットのファイル(映像音声多重ファイル)が記録される。記録媒体101はリムーバブルな記録媒体であってもよいし、そうでなくてもよい。本実施の形態では、記録媒体101のファイルシステムがFAT32であるとして説明する。
ヘッダ記録部102は、クラスタサイズ取得部103から記録媒体101のクラスタサイズを取得し、ファイルのヘッダがクラスタサイズの整数倍になるように、かつ記録開始位置をクラスタの先頭として記録媒体101にヘッダを記録する。
クラスタサイズ取得部103は、記録媒体101からクラスタサイズを取得する。ファイルシステムがFAT32なら、BPB(BIOS Parameter Block)に記録されているセクタサイズと1クラスタ当たりのセクタ数を取得し、それらを乗算することによりクラスタサイズを求めることができる。
撮影部104は、例えばCCD(Charge Coupled Devices)を備え、光信号をデジタルの電気信号に変換することにより、映像データを生成する。
エンコーダ105は、撮影部104から映像データを取得し、ビデオ規格であるDVCPROフォーマットやDVフォーマットなどに従って、映像データを固定ビットレートでフレーム内圧縮(イントラ符号化)する。
録音部106は、例えばマイクを備え、アナログ音声信号をPCM(Pulse Code Modulation)などのデジタル音声信号に変換することにより、音声データを生成する。
データ記録部107は、まずクラスタサイズ取得部103から記録媒体101のクラスタサイズを取得する。そしてエンコーダ105から圧縮された映像データを取得し、映像1フレームのサイズがクラスタサイズの整数倍になるようにダミーデータを付与し、各フレームの記録開始位置がクラスタの先頭になるように記録媒体101に記録する。また録音部106から音声データを取得し、音声1フレーム(映像1フレームに対応する音声)のサイズがクラスタサイズの整数倍になるようにダミーデータを付与し、各フレームの記録開始位置がクラスタの先頭になるように記録媒体101に記録する。
フッタ記録部108は、ファイルのフッタを記録媒体101に記録する。
ヘッダ記録部102およびデータ記録部107の動作により、記録されるファイル中のヘッダおよび各フレームの境界はクラスタ境界と一致するようになる。
ファイルフォーマット変換装置200は、記録媒体201、ファイル管理情報読み出し部202、ファイル管理情報変更部203、ファイル管理情報記録部204、ヘッダ記録部205、フッタ記録部206、クラスタサイズ取得部207、およびメタデータ取得部208を備える。
記録媒体201には、ファイル記録装置100によって記録媒体101に記録されたファイルが記録されている。ファイル記録装置100がファイルを記録した記録媒体101を物理的に移動してファイルフォーマット変換装置200に装着して記録媒体201としてもよいし、記録媒体101に記録されたファイルをネットワーク経由で転送して記録媒体201に記録してもよい。ただし、記録媒体101から記録媒体201へファイルを転送する場合は、記録媒体101と記録媒体201のクラスタサイズが同じでなければならない。クラスタサイズが同じであれば、記録媒体201に記録されるファイル中のヘッダおよび各フレームの境界もクラスタ境界と一致するようになる。記録媒体201はリムーバブルな記録媒体であってもよいし、そうでなくてもよい。本実施の形態では、記録媒体201のファイルシステムがFAT32であるとして説明する。
ファイル管理情報読み出し部202は、記録媒体201からファイル管理情報を読み出す。ファイルシステムがFAT32なら、ファイル管理情報としてディレクトリエントリおよびFATを読み出す。
ファイル管理情報変更部203は、ファイル管理情報読み出し部202からファイル管理情報を取得する。そしてクラスタサイズ取得部207からクラスタサイズxを取得し、メタデータ取得部208から映像1フレームのサイズy、音声1フレームのサイズz、映像のフレーム数を取得する。そして映像1フレームのクラスタ数をy/xで、音声1フレームのクラスタ数をz/xで求める。求めた映像1フレームと音声1フレームのクラスタ数を用いてファイル管理情報を変更する。また、ヘッダ記録部205から渡されたヘッダおよびフッタ記録部206から渡されたフッタを記録媒体201へ記録する。そして変更したファイル管理情報をファイル管理情報記録部204へ渡す。
ファイル管理情報記録部204は、ファイル管理情報変更部203から渡されたファイル管理情報を記録媒体201へ記録する。
ヘッダ記録部205は、クラスタサイズ取得部207から記録媒体201のクラスタサイズを取得し、ファイルのヘッダがクラスタサイズの整数倍になるようにヘッダを生成して、それをファイル管理情報変更部203へ渡す。
フッタ記録部206は、ファイルのフッタを生成してファイル管理情報変更部203へ渡す。
クラスタサイズ取得部207は、記録媒体201からクラスタサイズを取得する。ファイルシステムがFAT32なら、クラスタサイズ取得部103と同様の方法でクラスタサイズを求めることができる。
メタデータ取得部208は、記録媒体201から映像ファイルのヘッダまたはフッタを読み出して解釈し、映像1フレームのサイズと映像のフレーム数を取得する。また、記録媒体201から音声ファイルのヘッダまたはフッタを読み出して解釈し、音声1フレームのサイズを取得する。また、記録媒体201から映像音声多重ファイルのヘッダまたはフッタを読み出して解釈し、映像1フレームのサイズ、音声1フレームのサイズ、映像のフレーム数を取得する。映像および音声1フレームのサイズには、データ記録部107で付与されたダミーデータのサイズも含まれる。
図2は記録媒体101および記録媒体201のディレクトリ構成例を示す図である。
図2の(a)は、映像音声独立フォーマットのファイルが記録されている状態を示している。映像ファイルのファイル名は「video.mxf」、音声ファイルのファイル名は「audio.mxf」で、それぞれルートディレクトリの直下に記録されている。
図2の(b)は、映像音声多重フォーマットのファイルが記録されている状態を示している。映像音声多重ファイルのファイル名は「av.mxf」で、ルートディレクトリの直下に記録されている。
図3は映像音声独立フォーマットのファイルおよび映像音声多重フォーマットのファイルの構成例を示す図である。映像ファイル、音声ファイル、映像音声多重ファイルのファイルフォーマットは、MXF(Material eXchange Format)である。
図3の(a)は、映像音声独立フォーマットのファイルの構成例を示している。
映像ファイルの先頭にはヘッダが配置されており、ヘッダのサイズはクラスタサイズの整数倍である。本実施の形態では1クラスタのサイズと等しい。
映像データは、映像1フレーム毎にKLV構造でコーディングされる。KLV構造とは、キー(Key)、レングス(Length)、バリュー(Value)の順に配置した構造のことである。キーにはバリューの内容を識別するタグを配置し、レングスにはバリューのサイズを配置し、バリューにはデータを配置する。映像1フレームのサイズをクラスタサイズの整数倍にするために、ダミーデータ(フィラー)を付与する。フィラーはKLV構造でコーディングされる。映像1フレームにダミーデータを付与したサイズは、本実施の形態では2クラスタのサイズと等しい。
映像ファイルの末尾にはフッタが配置されており、ファイルの末尾であるためフッタのサイズはクラスタサイズの整数倍である必要は無い。本実施の形態では1クラスタ未満のサイズである。
音声ファイルの先頭にはヘッダが配置されており、ヘッダのサイズはクラスタサイズの整数倍である。本実施の形態では1クラスタのサイズと等しい。
音声データは、音声1フレーム毎にKLV構造でコーディングされる。音声1フレームのサイズをクラスタサイズの整数倍にするために、ダミーデータ(フィラー)を付与する。フィラーはKLV構造でコーディングされる。音声1フレームにダミーデータを付与したサイズは、本実施の形態では1クラスタのサイズと等しい。
音声ファイルの末尾にはフッタが配置されており、ファイルの末尾であるためフッタのサイズはクラスタサイズの整数倍である必要は無い。本実施の形態では1クラスタ未満のサイズである。
図3の(b)は、映像音声多重フォーマットのファイルの構成例を示している。
映像音声多重ファイルの先頭にはヘッダが配置されており、ヘッダのサイズはクラスタサイズの整数倍である。本実施の形態では1クラスタのサイズと等しい。
映像データは、映像ファイルと同様に、映像1フレーム毎にKLV構造でコーディングされ、ダミーデータが付与される。映像1フレームにダミーデータを付与したサイズは、本実施の形態では2クラスタのサイズと等しい。
音声データは、音声ファイルと同様に、音声1フレーム毎にKLV構造でコーディングされ、ダミーデータが付与される。音声1フレームにダミーデータを付与したサイズは、本実施の形態では1クラスタのサイズと等しい。
映像データおよび音声データは、1フレーム毎に交互に配置される。
映像音声多重ファイルの末尾にはフッタが配置されており、ファイルの末尾であるためフッタのサイズはクラスタサイズの整数倍である必要は無い。本実施の形態では1クラスタ未満のサイズである。
図4は記録媒体101および記録媒体201のファイル管理情報例を示す図である。図2で示したディレクトリ構成で、図3で示したファイル構成のファイルを記録している場合のファイル管理情報を示している。図4の例では、映像ファイル、音声ファイル、映像音声多重ファイルのフレーム数を3としている。
ファイル管理情報として、ルートディレクトリのディレクトリエントリとFATを示している。また、本実施の形態の説明に必要なディレクトリエントリの情報のみを示しているため、実際のディレクトリエントリには図4で示していない情報も含まれる。
FATのクラスタ番号の括弧内には、説明のためにそのクラスタに記録されているデータを示している。「Vヘッダ」は映像ファイルのヘッダ、「Vフッタ」は映像ファイルのフッタ、「Aヘッダ」は音声ファイルのヘッダ、「Aフッタ」は音声ファイルのフッタ、「AVヘッダ」は映像音声多重ファイルのヘッダ、「AVフッタ」は映像音声多重ファイルのフッタを示している。「Vx−y」(xおよびyは数字)は映像第xフレームの第yクラスタを示している。「Ax−y」(xおよびyは数字)は音声第xフレームの第yクラスタを示している。「なし」はそのクラスタが未使用クラスタであることを示している。
図4の(a)は、映像音声独立フォーマットのファイルが記録されている場合のファイル管理情報を示している。
ディレクトリエントリには映像ファイルおよび音声ファイルのファイル名とそのファイルの先頭クラスタ番号が記録されている。
FATには、映像ファイルおよび音声ファイルが図3の(a)に示した構成になるように次のクラスタ番号が記録されている。すなわち、映像ファイルのヘッダを先頭として映像ファイルのフッタを末尾とするクラスタチェーン「101→102→103→104→105→106→107→108」と、音声ファイルのヘッダを先頭として音声ファイルのフッタを末尾とするクラスタチェーン「201→202→203→204→205」が構築されている。ファイルの終端クラスタの次のクラスタ番号には、ファイルの終端であることを示す「0FFFFFFFh」が記録されている。未使用クラスタの次のクラスタ番号には「0」が記録されている。
図4の(b)は、映像音声多重ファイルが記録されている場合のファイル管理情報を示している。
ディレクトリエントリには映像音声多重ファイルのファイル名とそのファイルの先頭クラスタ番号が記録されている。
FATには、映像音声多重ファイルが図3の(b)に示した構成になるように次のクラスタ番号が記録されている。すなわち、映像音声多重ファイルのヘッダを先頭として映像音声多重ファイルのフッタを末尾とするクラスタチェーン「301→102→103→202→104→105→203→106→107→204→302」が構築されている。
図5は、本実施の形態におけるファイル記録装置100の動作を示すフローチャートである。
まず、映像音声独立フォーマットのファイルを記録する場合のファイル記録装置100の動作を説明する。
ユーザは、ファイル記録装置100を操作することにより撮影を開始させる。
まずクラスタサイズ取得部103は、記録媒体101からクラスタサイズを取得する(ステップS100)。ヘッダ記録部102は、クラスタサイズ取得部103から記録媒体101のクラスタサイズを取得する。そして、映像ファイルのヘッダがクラスタサイズの整数倍になるように記録媒体101に映像ファイルのヘッダを記録し、音声ファイルのヘッダがクラスタサイズの整数倍になるように記録媒体101に音声ファイルのヘッダを記録する(ステップS101)。
次にデータ記録部107は、クラスタサイズ取得部103から記録媒体101のクラスタサイズを取得する。そして、撮影部104が撮影してエンコーダ105がエンコードした映像1フレームのデータを取得し、KLV構造でコーディングして、映像1フレームのサイズがクラスタサイズの整数倍になるようにダミーデータを付与してから、映像ファイルのデータとして記録媒体101に記録する(ステップS102)。
次にデータ記録部107は、録音部106が録音した音声1フレームのデータを取得し、KLV構造でコーディングして、音声1フレームのサイズがクラスタサイズの整数倍になるようにダミーデータを付与してから、音声ファイルのデータとして記録媒体101に記録する(ステップS103)。
次にファイル記録装置100は、ユーザによって撮影終了が指示されたか否かを判別する(ステップS104)。撮影終了が指示されていないと判別すると(ステップS104のN)、ステップS102からの処理を繰り返し実行する。
撮影終了が指示されたと判別すると(ステップS104のY)、フッタ記録部108は、記録媒体101に映像ファイルのフッタと音声ファイルのフッタを記録する(ステップS105)。
このようにファイル記録装置100が動作することによって、図3の(a)に示した構成の映像ファイルおよび音声ファイルを記録媒体101に記録することができる。なお、映像と音声は同期した状態で記録されるため、映像および音声のフレーム数は等しくなる。
次に、映像音声多重フォーマットのファイルを記録する場合のファイル記録装置100の動作を説明する。
ユーザは、ファイル記録装置100を操作することにより撮影を開始させる。
まずクラスタサイズ取得部103は、記録媒体101からクラスタサイズを取得する(ステップS100)。ヘッダ記録部102は、クラスタサイズ取得部103から記録媒体101のクラスタサイズを取得する。そして、映像音声多重ファイルのヘッダがクラスタサイズの整数倍になるように記録媒体101に映像音声多重ファイルのヘッダを記録する(ステップS101)。
次にデータ記録部107は、クラスタサイズ取得部103から記録媒体101のクラスタサイズを取得する。そして、撮影部104が撮影してエンコーダ105がエンコードした映像1フレームのデータを取得し、KLV構造でコーディングして、映像1フレームのサイズがクラスタサイズの整数倍になるようにダミーデータを付与してから、映像音声多重ファイルのデータとして記録媒体101に記録する(ステップS102)。
次にデータ記録部107は、録音部106が録音した音声1フレームのデータを取得し、KLV構造でコーディングして、音声1フレームのサイズがクラスタサイズの整数倍になるようにダミーデータを付与してから、映像音声多重ファイルのデータとして記録媒体101に記録する(ステップS103)。
次にファイル記録装置100は、ユーザによって撮影終了が指示されたか否かを判別する(ステップS104)。撮影終了が指示されていないと判別すると(ステップS104のN)、ステップS102からの処理を繰り返し実行する。
撮影終了が指示されたと判別すると(ステップS104のY)、フッタ記録部108は、記録媒体101に映像音声多重ファイルのフッタを記録する(ステップS105)。
このようにファイル記録装置100が動作することによって、図3の(b)に示した構成の映像音声多重ファイルを記録媒体101に記録することができる。なお、映像と音声は同期した状態で記録されるため、映像および音声のフレーム数は等しくなる。
図6は、本実施の形態におけるファイルフォーマット変換装置200の動作を示すフローチャートである。
まず、映像音声独立フォーマットのファイルから映像音声多重フォーマットのファイルへファイルフォーマット変換する場合の、ファイルフォーマット変換装置200の動作を説明する。記録媒体201には映像音声独立フォーマットのファイルが図4の(a)に示したような状態で記録されているものとする。具体的には、映像ファイルがクラスタ番号101〜108に、音声ファイルがクラスタ番号201〜205に記録されているものとする。
ユーザは、ファイルフォーマット変換装置200を操作することによりファイルフォーマット変換を開始させる。
まずファイル管理情報読み出し部202は、記録媒体201からファイル管理情報を読み出す(ステップS200)。次にクラスタサイズ取得部207は、記録媒体201からクラスタサイズを取得する(ステップS201)。そしてメタデータ取得部208は、記録媒体201から映像1フレームのサイズ、音声1フレームのサイズ、映像のフレーム数を取得する(ステップS202)。
次にファイル管理情報変更部203は、ファイル管理情報読み出し部202からファイル管理情報を取得する。そしてクラスタサイズ取得部207からクラスタサイズxを取得し、メタデータ取得部208から映像1フレームのサイズy、音声1フレームのサイズz、映像のフレーム数を取得する。そして映像1フレームのクラスタ数pをy/xで、音声1フレームのクラスタ数qをz/xで求める(ステップS203)。本実施の形態では、映像1フレームのクラスタ数は2、音声1フレームのクラスタ数は1になる。
次にヘッダ記録部205は、クラスタサイズ取得部207から記録媒体201のクラスタサイズを取得し、映像音声多重ファイルのヘッダがクラスタサイズの整数倍になるように映像音声多重ファイルのヘッダを生成して、それをファイル管理情報変更部203へ渡す。ファイル管理情報変更部203は、FATの次のクラスタ番号が0であるクラスタ(未使用クラスタ)を検索して、映像音声多重ファイルのヘッダを記録するクラスタ番号(図4の例では301)を決定する。そして記録媒体201に映像音声多重ファイルのヘッダを記録する(ステップS204)。
次にファイル管理情報変更部203は、ヘッダのFATを更新する(ステップS205)。具体的には、映像音声多重ファイルのヘッダのクラスタ番号「301」の次のクラスタ番号を、映像第1フレームの第1クラスタ番号「102」に変更する。また、映像ファイルと音声ファイルのヘッダが不要になるため、そのクラスタ番号「101」と「201」の次のクラスタ番号を0(未使用クラスタ)に変更する。
次にフッタ記録部206は、映像音声多重ファイルのフッタを生成して、それをファイル管理情報変更部203へ渡す。ファイル管理情報変更部203は、FATの次のクラスタ番号が0であるクラスタ(未使用クラスタ)を検索して、映像音声多重ファイルのフッタを記録するクラスタ番号(図4の例では302)を決定する。そして記録媒体201に映像音声多重ファイルのフッタを記録する(ステップS206)。
次にファイル管理情報変更部203は、フッタのFATを更新する(ステップS207)。具体的には、映像音声多重ファイルのフッタのクラスタ番号「302」の次のクラスタ番号を、ファイルの終端であることを示す「0FFFFFFFh」に変更する。また、映像ファイルと音声ファイルのフッタが不要になるため、そのクラスタ番号「108」と「205」の次のクラスタ番号を0(未使用クラスタ)に変更する。
次にファイル管理情報変更部203は、変数nに1を設定して(ステップS208)、第nフレームの映像のFATを更新する(ステップS209)。具体的には、映像第nフレームの第pクラスタ番号の次のクラスタ番号を、音声第nフレームの第1クラスタ番号に変更する。例えば変数nが1の場合は、クラスタ番号「103」の次のクラスタ番号を「202」に変更する。
次にファイル管理情報変更部203は、第nフレームの音声のFATを更新する(ステップS210)。具体的には、音声第nフレームの第qクラスタ番号の次のクラスタ番号を、映像第n+1フレームの第1クラスタ番号に変更する。例えば変数nが1の場合は、クラスタ番号「202」の次のクラスタ番号を「104」に変更する。変数nが映像のフレーム数と等しい場合は映像第n+1フレームが存在しないため、次のクラスタ番号を映像音声多重ファイルのフッタのクラスタ番号「302」に変更する。
次にファイル管理情報変更部203は、変数nが映像のフレーム数と等しいか判定する(ステップS211)。ステップS211で変数nと映像のフレーム数が等しくないと判定された場合は(ステップS211のN)、変数nを1増加させて(ステップS212)、ステップS209からの処理を繰り返し実行する。
ステップS211で変数nと映像のフレーム数が等しいと判定された場合は(ステップS211のY)、ディレクトリエントリを更新する(ステップS213)。具体的には、ファイル名が「av.mxf」で、先頭クラスタ番号が映像音声多重ファイルのヘッダのクラスタ番号「301」であるエントリを、ルートディレクトリのディレクトリエントリに追加する。また、ファイル名が「video.mxf」であるエントリと、「audio.mxf」であるエントリを、ルートディレクトリのディレクトリエントリから削除する。
そしてファイル管理情報変更部203は、変更したファイル管理情報をファイル管理情報記録部204へ渡し、ファイル管理情報記録部204はそれを記録媒体201へ記録する(ステップS214)。
このようにファイルフォーマット変換装置200が動作することによって、図3の(a)に示した構成の映像ファイルおよび音声ファイルを、図3の(b)に示した構成の映像音声多重ファイルに変換することができる。
次に、映像音声多重フォーマットのファイルから映像音声独立フォーマットのファイルへファイルフォーマット変換する場合の、ファイルフォーマット変換装置200の動作を説明する。記録媒体201には映像音声多重フォーマットのファイルが図4の(b)に示したような状態で記録されているものとする。具体的には、映像音声多重ファイルがクラスタ番号102〜107、クラスタ番号202〜204およびクラスタ番号301〜302に記録されているものとする。
ユーザは、ファイルフォーマット変換装置200を操作することによりファイルフォーマット変換を開始させる。
まずファイル管理情報読み出し部202は、記録媒体201からファイル管理情報を読み出す(ステップS200)。次にクラスタサイズ取得部207は、記録媒体201からクラスタサイズを取得する(ステップS201)。そしてメタデータ取得部208は、記録媒体201から映像1フレームのサイズ、音声1フレームのサイズ、映像のフレーム数を取得する(ステップS202)。
次にファイル管理情報変更部203は、ファイル管理情報読み出し部202からファイル管理情報を取得する。そしてクラスタサイズ取得部207からクラスタサイズxを取得し、メタデータ取得部208から映像1フレームのサイズy、音声1フレームのサイズz、映像のフレーム数を取得する。そして映像1フレームのクラスタ数pをy/xで、音声1フレームのクラスタ数qをz/xで求める(ステップS203)。本実施の形態では、映像1フレームのクラスタ数は2、音声1フレームのクラスタ数は1になる。
次にヘッダ記録部205は、クラスタサイズ取得部207から記録媒体201のクラスタサイズを取得し、映像ファイルおよび音声ファイルのヘッダがクラスタサイズの整数倍になるように映像ファイルおよび音声ファイルのヘッダを生成して、それらをファイル管理情報変更部203へ渡す。ファイル管理情報変更部203は、FATの次のクラスタ番号が0であるクラスタ(未使用クラスタ)を検索して、映像ファイルおよび音声ファイルのヘッダを記録するクラスタ番号(図4の例では101と201)を決定する。そして記録媒体201に映像ファイルおよび音声ファイルのヘッダを記録する(ステップS204)。
次にファイル管理情報変更部203は、ヘッダのFATを更新する(ステップS205)。具体的には、映像ファイルのヘッダのクラスタ番号「101」の次のクラスタ番号を、映像第1フレームの第1クラスタ番号「102」に変更する。また、音声ファイルのヘッダのクラスタ番号「201」の次のクラスタ番号を、音声第1フレームの第1クラスタ番号「202」に変更する。また、映像音声多重ファイルのヘッダが不要になるため、そのクラスタ番号「301」の次のクラスタ番号を0(未使用クラスタ)に変更する。
次にフッタ記録部206は、映像ファイルおよび音声ファイルのフッタを生成して、それらをファイル管理情報変更部203へ渡す。ファイル管理情報変更部203は、FATの次のクラスタ番号が0であるクラスタ(未使用クラスタ)を検索して、映像ファイルおよび音声ファイルのフッタを記録するクラスタ番号(図4の例では108と205)を決定する。そして記録媒体201に映像ファイルおよび音声ファイルのフッタを記録する(ステップS206)。
次にファイル管理情報変更部203は、フッタのFATを更新する(ステップS207)。具体的には、映像ファイルのフッタのクラスタ番号「108」の次のクラスタ番号を、ファイルの終端であることを示す「0FFFFFFFh」に変更する。また、音声ファイルのフッタのクラスタ番号「205」の次のクラスタ番号を、ファイルの終端であることを示す「0FFFFFFFh」に変更する。また、映像音声多重ファイルのフッタが不要になるため、そのクラスタ番号「302」の次のクラスタ番号を0(未使用クラスタ)に変更する。
次にファイル管理情報変更部203は、変数nに1を設定して(ステップS208)、第nフレームの映像のFATを更新する(ステップS209)。具体的には、映像第nフレームの第pクラスタ番号の次のクラスタ番号を、映像第n+1フレームの第1クラスタ番号に変更する。例えば変数nが1の場合は、クラスタ番号「103」の次のクラスタ番号を「104」に変更する。変数nが映像のフレーム数と等しい場合は映像第n+1フレームが存在しないため、次のクラスタ番号を映像ファイルのフッタのクラスタ番号「108」に変更する。
次にファイル管理情報変更部203は、第nフレームの音声のFATを更新する(ステップS210)。具体的には、音声第nフレームの第qクラスタ番号の次のクラスタ番号を、音声第n+1フレームの第1クラスタ番号に変更する。例えば変数nが1の場合は、クラスタ番号「202」の次のクラスタ番号を「203」に変更する。変数nが映像のフレーム数と等しい場合は、映像のフレーム数と音声のフレーム数が等しいことから音声第n+1フレームが存在しないことが分かるため、次のクラスタ番号を音声ファイルのフッタのクラスタ番号「205」に変更する。
次にファイル管理情報変更部203は、変数nが映像のフレーム数と等しいか判定する(ステップS211)。ステップS211で変数nと映像のフレーム数が等しくないと判定された場合は(ステップS211のN)、変数nを1増加させて(ステップS212)、ステップS209からの処理を繰り返し実行する。
ステップS211で変数nと映像のフレーム数が等しいと判定された場合は(ステップS211のY)、ディレクトリエントリを更新する(ステップS213)。具体的には、ファイル名が「video.mxf」で、先頭クラスタ番号が映像ファイルのヘッダのクラスタ番号「101」であるエントリと、ファイル名が「audio.mxf」で、先頭クラスタ番号が音声ファイルのヘッダのクラスタ番号「201」であるエントリを、ルートディレクトリのディレクトリエントリに追加する。また、ファイル名が「av.mxf」であるエントリを、ルートディレクトリのディレクトリエントリから削除する。
そしてファイル管理情報変更部203は、変更したファイル管理情報をファイル管理情報記録部204へ渡し、ファイル管理情報記録部204はそれを記録媒体201へ記録する(ステップS214)。
このようにファイルフォーマット変換装置200が動作することによって、図3の(b)に示した構成の映像音声多重ファイルを、図3の(a)に示した構成の映像ファイルおよび音声ファイルに変換することができる。
以上のように、本実施の形態におけるファイル記録装置およびファイルフォーマット変換装置は、ファイル管理情報を変更することによってファイルフォーマットを変換するため、従来の映像および音声データのコピーが必要な方法と比べて、ファイルフォーマット変換にかかる時間を短縮できる。
以上、本実施の形態に係るファイル記録装置およびファイルフォーマット変換装置について説明したが、次に他の実施の形態について説明する。
例えば、上記実施の形態では、ステップS214で変更したファイル管理情報を記録媒体201に記録しているが、記録媒体201のファイルシステムが複数のファイル管理情報を記録できる場合は、変更前のファイル管理情報が記録されている記録媒体201の領域とは異なる領域に変更したファイル管理情報を記録してもよい。このように記録媒体201に記録することによって、使用するファイル管理情報を切り替えるだけで、異なるファイルフォーマットのファイルを使用することができるようになる。
ファイルシステムがFAT32の場合、FATを複数記録することができるため、ステップS214で変更前のFATが記録されている記録媒体201の領域とは異なる領域に変更したFATを記録する。ただ、ルートディレクトリのディレクトリエントリは複数記録できないため、新たに作成したファイルのエントリを変更前のディレクトリエントリに追加する。このように記録媒体201に記録することによって、使用するFATを切り替えるだけで異なるファイルフォーマットのファイルを使用することができるようになる。ただ、ディレクトリエントリには両方のファイルフォーマットのファイルのエントリが記録されているため、使用するFATに対応したファイルのみを使用できるようにする必要がある。
また、上記実施の形態では、音声ファイルが1つであるとしたが、複数チャンネルの音声を記録するために複数の音声ファイルがあってもよい。例えば音声ファイルが2つであるとすると、映像音声多重ファイルの映像および音声は、映像1フレーム、1番目の音声ファイルの音声1フレーム、2番目の音声ファイルの音声1フレームの順で繰り返し配置される。映像音声独立フォーマットのファイルから映像音声多重フォーマットのファイルへファイルフォーマット変換する場合、ファイル管理情報変更部203は映像音声多重ファイルが上記配置になるようにファイル管理情報を変更する。
また、上記実施の形態では、映像ファイルおよび音声ファイルをファイルフォーマット変換の対象としたが、他の種類のデータファイルを変換対象にしてもよい。例えば映像ファイルおよび音声ファイルに加えて、映像ファイルより低解像度の映像が記録されている低解像度映像ファイルもファイルフォーマット変換の対象にしてよい。この場合、映像音声多重ファイルの映像および音声は、映像1フレーム、音声1フレーム、低解像度の映像1フレームの順で繰り返し配置される。映像音声独立フォーマットのファイルから映像音声多重フォーマットのファイルへファイルフォーマット変換する場合、ファイル管理情報変更部203は映像音声多重ファイルが上記配置になるようにファイル管理情報を変更する。
また、上記実施の形態では、ファイルフォーマットをMXFとしたが、他のファイルフォーマットでもよい。そのファイルフォーマットのファイルにヘッダもしくはフッタが無い場合は、ファイル記録装置100およびファイルフォーマット変換装置200でヘッダもしくはフッタに関する処理を行う必要は無い。
また、上記実施の形態では、ファイル記録装置100とファイルフォーマット変換装置200を別の装置であるとしたが、両方の装置の機能を持つ1つの装置であってもよい。
また、上記実施の形態では、ファイル記録装置100は映像を撮影して音声を録音する構成としていたが、撮影された映像データおよび録音された音声データを外部から入力する構成としてもよい。
本発明のファイル記録装置およびファイルフォーマット変換装置は、ファイル管理情報を変更することによってファイルフォーマットを変換するため、従来の映像および音声データのコピーが必要な方法と比べて、ファイルフォーマット変換にかかる時間を短縮できるという作用効果を奏し、例えば、ビデオカメラレコーダやパーソナルコンピュータなどに適用することができる。
100 ファイル記録装置
101 記録媒体
102 ヘッダ記録部
103 クラスタサイズ取得部
104 撮影部
105 エンコーダ
106 録音部
107 データ記録部
108 フッタ記録部
200 ファイルフォーマット変換装置
201 記録媒体
202 ファイル管理情報読み出し部
203 ファイル管理情報変更部
204 ファイル管理情報記録部
205 ヘッダ記録部
206 フッタ記録部
207 クラスタサイズ取得部
208 メタデータ取得部
901 ディスク装置
902 光ディスク
903 AV装置

Claims (14)

  1. ファイルを記録媒体に記録するファイル記録装置であって、
    記録媒体のクラスタサイズを取得するクラスタサイズ取得手段と、
    ファイルとして記録するデータが所定単位毎に前記クラスタサイズの整数倍になるようにダミーデータを付与し、前記所定単位の記録開始位置がクラスタの先頭になるように前記記録媒体に記録するデータ記録手段と
    を備えることを特徴とするファイル記録装置。
  2. 記録媒体に記録されている複数のファイルのデータを、所定単位で順番に並び替えることで1つのファイルに合成するファイルフォーマット変換装置であって、
    記録媒体からファイル管理情報を読み出すファイル管理情報読み出し手段と、
    前記ファイル管理情報のクラスタの論理的な順序を、前記複数のファイルのデータが所定単位毎に順番に並ぶように変更するファイル管理情報変更手段と、
    前記記録媒体に前記ファイル管理情報を記録するファイル管理情報記録手段と
    を備えることを特徴とするファイルフォーマット変換装置。
  3. 記録媒体に記録されている、複数の種類のデータが所定単位毎に順番に並んでいる1つのファイルのデータを、データの種類別に分けて並び替えることで複数のファイルに分離するファイルフォーマット変換装置であって、
    記録媒体からファイル管理情報を読み出すファイル管理情報読み出し手段と、
    前記ファイル管理情報のクラスタの論理的な順序を、前記1つのファイルのデータがデータの種類別に分かれて並ぶように変更するファイル管理情報変更手段と、
    前記記録媒体に前記ファイル管理情報を記録するファイル管理情報記録手段と
    を備えることを特徴とするファイルフォーマット変換装置。
  4. 前記データは、映像データと音声データとを含む
    ことを特徴とする請求項1記載のファイル記録装置。
  5. 前記所定単位は、映像1フレームの時間長単位である
    ことを特徴とする請求項4記載のファイル記録装置。
  6. 前記複数のファイルは、映像ファイルと音声ファイルとを含む
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載のファイルフォーマット変換装置。
  7. 前記所定単位は、映像1フレームの時間長単位である
    ことを特徴とする請求項6記載のファイルフォーマット変換装置。
  8. 前記ファイル管理情報記録手段は、
    前記記録媒体のファイルシステムが複数のファイル管理情報を記録できる場合に、変更後の前記ファイル管理情報を、変更前の前記ファイル管理情報が記録されている前記記録媒体の領域とは異なる領域に記録する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載のファイルフォーマット変換装置。
  9. ファイルを記録媒体に記録するファイル記録方法であって、
    記録媒体のクラスタサイズを取得するクラスタサイズ取得ステップと、
    ファイルとして記録するデータが所定単位毎に前記クラスタサイズの整数倍になるようにダミーデータを付与し、前記所定単位の記録開始位置がクラスタの先頭になるように前記記録媒体に記録するデータ記録ステップと
    を含むことを特徴とするファイル記録方法。
  10. 記録媒体に記録されている複数のファイルのデータを、所定単位で順番に並び替えることで1つのファイルに合成するファイルフォーマット変換方法であって、
    記録媒体からファイル管理情報を読み出すファイル管理情報読み出しステップと、
    前記ファイル管理情報のクラスタの論理的な順序を、前記複数のファイルのデータが所定単位毎に順番に並ぶように変更するファイル管理情報変更ステップと、
    前記記録媒体に前記ファイル管理情報を記録するファイル管理情報記録ステップと
    を含むことを特徴とするファイルフォーマット変換方法。
  11. 記録媒体に記録されている、複数の種類のデータが所定単位毎に順番に並んでいる1つのファイルのデータを、データの種類別に分けて並び替えることで複数のファイルに分離するファイルフォーマット変換方法であって、
    記録媒体からファイル管理情報を読み出すファイル管理情報読み出しステップと、
    前記ファイル管理情報のクラスタの論理的な順序を、前記1つのファイルのデータがデータの種類別に分かれて並ぶように変更するファイル管理情報変更ステップと、
    前記記録媒体に前記ファイル管理情報を記録するファイル管理情報記録ステップと
    を含むことを特徴とするファイルフォーマット変換方法。
  12. ファイルを記録媒体に記録するファイル記録プログラムであって、
    記録媒体のクラスタサイズを取得するクラスタサイズ取得ステップと、
    ファイルとして記録するデータが所定単位毎に前記クラスタサイズの整数倍になるようにダミーデータを付与し、前記所定単位の記録開始位置がクラスタの先頭になるように前記記録媒体に記録するデータ記録ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするファイル記録プログラム。
  13. 記録媒体に記録されている複数のファイルのデータを、所定単位で順番に並び替えることで1つのファイルに合成するファイルフォーマット変換プログラムであって、
    記録媒体からファイル管理情報を読み出すファイル管理情報読み出しステップと、
    前記ファイル管理情報のクラスタの論理的な順序を、前記複数のファイルのデータが所定単位毎に順番に並ぶように変更するファイル管理情報変更ステップと、
    前記記録媒体に前記ファイル管理情報を記録するファイル管理情報記録ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするファイルフォーマット変換プログラム。
  14. 記録媒体に記録されている、複数の種類のデータが所定単位毎に順番に並んでいる1つのファイルのデータを、データの種類別に分けて並び替えることで複数のファイルに分離するファイルフォーマット変換プログラムであって、
    記録媒体からファイル管理情報を読み出すファイル管理情報読み出しステップと、
    前記ファイル管理情報のクラスタの論理的な順序を、前記1つのファイルのデータがデータの種類別に分かれて並ぶように変更するファイル管理情報変更ステップと、
    前記記録媒体に前記ファイル管理情報を記録するファイル管理情報記録ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするファイルフォーマット変換プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020024593A (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 株式会社Jvcケンウッド データ記録送信装置、データ記録送信方法、及びデータ記録送信プログラム

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