JP2010256039A - 日照を利用した時刻表示器具 - Google Patents

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【課題】現在時刻を容易に確認でき、時刻表示の視認性に優れると共に、装飾性や、癒し効果があり、且つ、構造が簡素で誰でも簡単に作成できる、安価な日照を利用した時刻表示器具を提供する。
【解決手段】非透光性の円筒体2の一外周部3に、外周部3を貫通させて、又は、外周部3を透光させて時刻を表す複数の模様4を周方向に順次並べて形成し、対向する外周部3に、外周部3を貫通する窓5、又は、外周部を透光させる窓5を形成し、太陽光が模様4の一つを通過し、窓5を通過し、円筒体2の外方に設けた表示体13に到達すると、光が通過した模様4の映像14が表示体13に投映され、投映された映像14によって時刻を表示するように構成された日照を利用した時刻表示器具1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、現在時刻を容易に確認でき、時刻表示の視認性に優れ、構造が簡素で誰でも簡単に作成できる、安価な日照を利用した時刻表示器具に関する。
日照を利用した時刻表示器具は、従来、日時計として知られ、日時計は、一般に、例えば時刻の目盛りを表示した平板に、指針を立設し、太陽光線による指針の映像(影)の位置によって時刻を知るものが良く知られている。
特許文献1は、前述した日時計の一例である。
実開平6−64189号公報
前述した日時計は、目盛りの中の指針の映像の位置によって時刻を知るものであるが、映像の位置によって目盛りを読み取るものであるため、目盛りを読み取る煩雑さがあり、現在時刻を瞬時に確認できない場合がある。
又、指針の映像は、目盛りの中では、判別しにくいという問題もある。
更に、時刻の表示そのものが、装飾性等に欠ける場合がある。
以上の現状に鑑み、本発明は、現在時刻を容易に確認でき、時刻表示の視認性に優れると共に、装飾性や、癒し効果があり、且つ、構造が簡素で誰でも簡単に作成できる、安価な日照を利用した時刻表示器具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、非透光性の円筒体の一外周部に、前記外周部を貫通させて、又は、前記外周部を透光させて時刻を表す複数の模様を周方向に順次並べて形成し、対向する外周部に、前記外周部を貫通する窓、又は、前記外周部を透光させる窓を形成し、太陽光が前記模様の一つを通過し、前記窓を通過し、前記円筒体の外方に設けた表示体に到達すると、光が通過した前記模様の映像が前記表示体に投映され、投映された映像によって時刻を表示するように構成されたことを特徴とする日照を利用した時刻表示器具を提供するものである。
請求項2に係る発明は、非透光性の円筒体の一外周部に、前記外周部を貫通させて、又は、前記外周部を透光させて時刻を表す複数の模様を周方向に順次並べて形成し、対向する外周部に、前記外周部を貫通する窓を設け、前記窓に半透明スクリーンを配設し、太陽光が前記模様の一つを通過し、前記スクリーンに到達すると、光が通過した前記模様の映像が前記半透明スクリーンに投映され、投映された映像によって時刻を表示するように構成されたことを特徴とする日照を利用した時刻表示器具を提供するものである。
請求項3に係る発明は、前記円筒体又は半円筒体は、傾斜自在に設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の日照を利用した時刻表示器具を提供するものである。
請求項4に係る発明は、非透光性の円筒体又は半円筒体の外周部に、前記外周部を貫通する窓を設け、前記窓に半透明スクリーンを配設し、前記半円筒体の中心側に軸方向に延びる棒体を設け、前記半透明スクリーンの外周下端近傍に時刻を表す複数の模様を順次並べて表示し、前記外周部が円筒体である場合は、前記窓に対向する外周部に透光窓を設け、太陽光が前記棒体を通過し、前記半透明スクリーンに到達すると、前記棒体の映像が前記半透明スクリーンに投映され、投映された映像の位置によって指し示される前記模様によって時刻を表示するように構成されたことを特徴とする日照を利用した時刻表示器具を提供するものである。
請求項5に係る発明は、前記棒体の上端部が前記半透明スクリーンの上方に傾斜して固着、又は、揺動自在に設けられていることを特徴とする請求項4記載の日照を利用した時刻表示器具を提供するものである。
請求項6に係る発明は、前記棒体が前記半透明スクリーンに並行に固設されていることを特徴とする請求項4記載の日照を利用した時刻表示器具を提供するものである。
請求項7に係る発明は、前記模様は、時刻を表す数字、符号、デザイン、モチーフ、又は、絵であることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一に記載の日照を利用した時刻表示器具を提供するものである。
請求項8に係る発明は、前記円筒体又は半円筒体に、前記円筒体又は半円筒体を所定高さに位置させる脚部が設けられることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一に記載の日照を利用した時刻表示器具を提供するものである。
本発明の請求項1記載の発明によれば、現在時刻を容易に確認でき、時刻表示の視認性に優れると共に、装飾性や、癒し効果があり、且つ、構造が簡素で誰でも簡単に作成できる、安価な日照を利用した時刻表示器具を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、現在時刻を容易に確認でき、時刻表示の視認性に優れると共に、装飾性や、癒し効果があり、且つ、構造が簡素で誰でも簡単に作成できる、安価な日照を利用した時刻表示器具を提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果に加え、円筒体又は半円筒体を太陽光に合わせて適宜に傾斜させることにより、見やすい映像を見やすい位置に映すことができる。
請求項4記載の発明によれば、現在時刻を容易に確認でき、時刻表示の視認性に優れると共に、装飾性や、癒し効果があり、且つ、構造が簡素で誰でも簡単に作成できる、安価な日照を利用した時刻表示器具を提供することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の発明の効果に加え、棒体を半透明スクリーンに対して傾斜させることにより、半透明スクリーンに投射される棒体の映像を傾斜して表示させることができ、従来のアナログ時計の針に似たような表示が可能である。
請求項6記載の発明によれば、請求項4記載の発明の効果に加え、棒体が半透明スクリーンに並行に固設されているので、半透明スクリーンに投射される棒体の映像を半透明スクリーンの上下方向に表示させることができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項1乃至6のうちいずれか一に記載の発明の効果に加え、模様を、時刻を表す数字、符号、デザイン、モチーフ、又は、絵等で表示することにより、視認性、装飾性、癒し効果等を高めることができる。
請求項8記載の発明によれば、請求項1乃至7のうちいずれか一に記載の発明の効果に加え、脚部が設けられることにより、円筒体又は半円筒体を見やすい高さに位置させることができると共に、映像を見やすい高さに映すことができる。
(a)本発明の第1実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の概念を示す斜視図である。(b)本発明の第1実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の斜視図である。(c)本発明の第1実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の揺動自在に形成した脚部の側面図である。 本発明の第1実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の太陽と、窓と、模様の関係を示す説明図である。 (a)本発明の第1実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の円筒体の製作方法を示す説明図である。(b)本発明の第1実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の円筒体の完成図である。 本発明の第1実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の他の変形例の円筒体の製作方法を示す説明図である。 (a)本発明の第2実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の概念を示す斜視図である。(b)本発明の第2実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の半透明スクリーンに映像が映っている状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の円筒体の製作方法を示す説明図である。 (a)本発明の第3実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の概念を示す斜視図である。(b)本発明の第3実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の斜視図である。(c)本発明の第3実施例に係る半円筒体で構成される日照を利用した時刻表示器具の背面斜め側から見た斜視図である。 (a)本発明の第4実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の概念を示す斜視図である。(b)本発明の第4実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の斜視図である。(c)本発明の第4実施例に係る日照を利用した時刻表示器具の側面から見た斜視図である。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1に於いて1は、本発明の第1実施例の日照を利用した時刻表示器具であり、日照を利用した時刻表示器具1は、非透光性の円筒体2の一外周部3に、外周部3を貫通させて、又は、外周部3を透光させて時刻を表す複数の模様4を周方向に順次並べて形成し、対向する外周部3に、外周部3を貫通する窓5、又は、外周部を透光させる窓5を形成したものである。
前記模様4は、例えば、時刻を表す数字、符号、デザイン、モチーフ、又は、絵(図3及び図4参照)である。又、前記円筒体2に、図1(b)に示す如く、補強用ワイヤ6を取付けても良い。更に、円筒体2を所定高さに位置させる脚部7が設けられても良く、前記円筒体2は、脚部7を介して傾斜自在に設けられても良い。例えば、図1(c)に示す如く、円筒体2から垂設される1又は2本の垂設脚部7aの下端と、脚部基台7bから立設する立設脚部7cの上端との間に加圧状態で回転可能であり、且つ、垂設脚部7aを任意の角度で回転停止状態に維持させる回転部7dを設けても良い。
図2は、日照を利用した時刻表示器具1の窓5と、模様4と、太陽8との位置関係を示したものである。日照を利用した時刻表示器具1の外周部3に模様4を適宜配置することにより、太陽8の光が模様4を透過し、窓5に照射する。窓5を通過した光は、日照を利用した時刻表示器具1の外方に設置される後述する表示体又は壁面等に模様4の映像を表示する。
模様4の配置は、日照を利用した時刻表示器具1を設置する地球上の緯度に於ける、各時刻の太陽の方角を求めて決定することができる。
図3は、日照を利用した時刻表示器具1の円筒体2の一製作例を示している。前記円筒体2は、紙、布、木材、陶器、金属、ガラス、石、樹脂、プラスチック、ゴム等で形成できるが、図3(a)に示すように、所定の硬さと軟らかさを備えた紙、布、木材、金属、樹脂、プラスチック、ゴム等からなる矩形状のシート9から製作しても良い。
その場合、例えば、シート9の中央部に時刻を表す複数の模様4を例えば、図3(a)に於いて「7,8,9…」の如く、横方向に順次並べて形成し、模様4の列の右側方にシート9を貫通する窓5、又は、透光シート等を貼付した半透光窓5を形成し、シート9の図3(a)に示す前面が円筒体2の内側になるようにしてシート9の重ねしろ10を重ねて接合することにより図3(b)に示す円筒形に組み立てると円筒体2が完成する。そして、必要に応じて、適宜、前記脚部(図1に於いて7)を取付けても良い。
而して、次に、図1(a)を用いて、前記日照を利用した時刻表示器具1を用いて時刻表示を行なわせる方法を説明する。
前記日照を利用した時刻表示器具1を窓5が北を向くようにして太陽光が照射する場所に設置し、時刻表示器具1の窓5の傍に、時刻表示器具1から離反させて、表示体13を設置する。表示体13は、新しく設置するものに限定されるものではなく、例えば、既存の壁等、模様4の映像14が映し出されるものであれば他のものでも良い。
この状態で、太陽光が模様4の一つを通過し、窓5を通過し、円筒体2の外方に設けた表示体13に到達すると、光が通過した模様4が表示体13に投映されて映像14が映し出され、映像14によって時刻が表示される。
尚、表示体13の適宜位置に映像14が映し出されるように、予め、太陽光に合わせて円筒体2の設置位置や、円筒体2が傾斜可能な場合、その傾斜角度を適宜調整する。
図4は、日照を利用した時刻表示器具1の前記シート(図3に於いて9)に代えて用いられる変形例のシート11を示し、シート11は前記模様(図3に於いて4)に代えて、古代的数量を表現した模様12が形成されたものである。このように、模様4又は12は、時刻を表すもの、又は、時刻がわかるものであれば、その他の数字、符号、デザイン、モチーフ、又は、絵であっても良い。
図5に於いて21は、本発明の第2実施例の日照を利用した時刻表示器具であり、日照を利用した時刻表示器具21は、前記日照を利用した時刻表示器具(図1に於いて1)の貫通する窓5に半透明スクリーン22を配設したものである。
図6は、前記日照を利用した時刻表示器具21の円筒体23の一製作例を示している。所定の硬さと軟らかさを備えた紙、布、木材、金属、樹脂、プラスチック、ゴム等からなる矩形状のシート9の中央部に時刻を表す複数の模様4、例えば、図6に示す如く、「7,8,9…」等の模様を夫々鏡文字状にした複数の模様4を横方向に順次並べて形成し、模様4の列の側方に半透明スクリーン22を貼付した透光窓5を形成し、シート9の図6に示す前面が円筒体23の内側になるようにシート9の重ねしろ10を重ねて接合することにより円筒形にすると日照を利用した時刻表示器具21の円筒体23が完成する。そして、必要に応じて、円筒体23に適宜、前記脚部(図1に於いて7)を取付ける。
而して、次に、図5を用いて、前記日照を利用した時刻表示器具21を用いて時刻表示を行なわせる方法を説明する。
前記日照を利用した時刻表示器具21を半透明スクリーン22が北を向くようにして太陽光が照射する場所に設置する。
この状態で、太陽光が模様4の一つを通過し、半透明スクリーン22に到達すると、光が通過した模様4が半透明スクリーン22に投映され、鏡文字状の映像24のまま映し出される。日照を利用した時刻表示器具21の外方から半透明スクリーン22を見ると、半透明スクリーン22に投映された映像24を視認でき、映像24は、鏡文字状ではない正常な像で視認できるので、映像24により時刻を知ることができる。
尚、半透明スクリーン22の適宜位置に映像24が投映されるように、予め、円筒体23の設置位置や、円筒体23が傾斜可能な場合、円筒体23の傾斜角度を適宜調整する。
図7に於いて31は、本発明の第3実施例の日照を利用した時刻表示器具であり、日照を利用した時刻表示器具31は、図7(a)に示す非透光性の円筒体32又は図7(b)及び(c)に示す断面視円弧状の半円筒体33の外周部に、外周部を貫通する窓34を設け、窓34に半透明スクリーン35を配設し、円筒体32又は半円筒体33の中心側に軸方向に延びる棒体36を設け、半透明スクリーン35の外周下端近傍に時刻を表す複数の模様37を周方向に順次並べて表示し、外周部が円筒体32である場合は、窓34に対向する外周部に透光窓38を設けたものである。
そして、棒体36は、棒体36の上端部が半透明スクリーン35の上方に傾斜して固着、又は、加圧状態で揺動自在に設けられている。加圧状態で揺動自在に設けられる棒体36は、任意の角度で回転停止状態を維持することができるように構成されている。尚、棒体36は、図7(b)及び(c)に示す例に於いては、脚部も兼用している。
而して、次に、前記日照を利用した時刻表示器具31を用いて時刻表示を行なわせる方法を説明する。
前記日照を利用した時刻表示器具31を半透明スクリーン35が北を向くようにして太陽光が照射する場所に設置する。
この状態で、太陽光が棒体36を通過し、半透明スクリーン35に到達すると、棒体36の映像39が半透明スクリーン35に投映される。日照を利用した時刻表示器具31の外方から半透明スクリーン35を見ると、半透明スクリーン35に投映された映像39を視認でき、映像39の下端が指し示す模様37によって時刻を知ることができる。
この場合、棒体36は、棒体36の上端部が半透明スクリーン35の上方に傾斜して固着、又は、揺動自在に設けられており、傾斜して固着されている場合、又は、揺動により傾斜している場合は、半透明スクリーン35に対して棒体36が傾斜しているので、半透明スクリーン35に投映される棒体39の映像は12時以外は傾斜状態に映し出され、針が時刻を指し示しているように見え、又、映像12は、時間経過と共に、図7(a)に於いて、破線で示す矢印の如く、時計回りに回転するので、従来のアナログ時計の針に似たような表示が可能である。
図8に於いて41は、本発明の第4実施例の日照を利用した時刻表示器具であり、日照を利用した時刻表示器具41は、前記日照を利用した時刻表示器具(図7に於いて31)の棒体(図7に於いて36)に代えて、半透明スクリーン35に並行に棒体42を固設したものである。尚、半透明スクリーン35は、前記半透明スクリーン(図7に於いて35)よりも高さの巾を小さく形成しても良い。
次に、前記日照を利用した時刻表示器具41を用いて時刻表示を行なわせる方法を説明する。
前記日照を利用した時刻表示器具41を半透明スクリーン35が北を向くようにして太陽光が照射する場所に設置する。
この状態で、太陽光が棒体42を通過し、半透明スクリーン35に到達すると、棒体42の映像43が半透明スクリーン35に投映される。日照を利用した時刻表示器具41の外方から半透明スクリーン35を見た場合、半透明スクリーン35に投映された棒体42の映像43を視認でき、映像43が指し示す模様37によって時刻を知ることができる。
この場合、棒体42は、半透明スクリーン35に並行に固設しているので、棒体42の映像である映像43は、半透明スクリーン35と並行に、即ち、半透明スクリーン35に上下方向に映し出され、時間の経過と共に、映像43は図8(a)及び(b)に於いて、例えば、右から左に略並行移動する{図8(a)に於いては、破線で示す矢印参照}。
本発明の日照を利用した時刻表示器具は、次のような産業上の利用可能性がある。
(1)科学等の学習教材(太陽と地球の位置関係等の実験教材)として利用できる。又、学習教材と利用することにより、子供たちに物理や環境問題への関心を持たせることができる。
(2)学校、公園等の施設や市街地に設置し、時刻表示と共に、オブジェとして利用できる。
(3)市街地や、市街地以外の地域でも災害用の時刻確認用として利用できる。
(4)夜間、日照不足、日照に恵まれない地域に於いて、キャンドルや電球を入れて照らすことにより、環境の雰囲気作り等に利用できる。
1,21,31,41 日照を利用した時刻表示器具
2,23,32 円筒体
3 外周部
4,12,37 模様
5,34 窓
7 脚部
8 太陽
13 表示体
14,24,39,43 映像
22,35 半透明スクリーン
33 半円筒体
36,42 棒体
38 透光窓

Claims (8)

  1. 非透光性の円筒体の一外周部に、前記外周部を貫通させて、又は、前記外周部を透光させて時刻を表す複数の模様を周方向に順次並べて形成し、対向する外周部に、前記外周部を貫通する窓、又は、前記外周部を透光させる窓を形成し、太陽光が前記模様の一つを通過し、前記窓を通過し、前記円筒体の外方に設けた表示体に到達すると、光が通過した前記模様の映像が前記表示体に投映され、投映された映像によって時刻を表示するように構成されたことを特徴とする日照を利用した時刻表示器具。
  2. 非透光性の円筒体の一外周部に、前記外周部を貫通させて、又は、前記外周部を透光させて時刻を表す複数の模様を周方向に順次並べて形成し、対向する外周部に、前記外周部を貫通する窓を設け、前記窓に半透明スクリーンを配設し、太陽光が前記模様の一つを通過し、前記スクリーンに到達すると、光が通過した前記模様の映像が前記半透明スクリーンに投映され、投映された映像によって時刻を表示するように構成されたことを特徴とする日照を利用した時刻表示器具。
  3. 前記円筒体又は半円筒体は、傾斜自在に設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の日照を利用した時刻表示器具。
  4. 非透光性の円筒体又は半円筒体の外周部に、前記外周部を貫通する窓を設け、前記窓に半透明スクリーンを配設し、前記半円筒体の中心側に軸方向に延びる棒体を設け、前記半透明スクリーンの外周下端近傍に時刻を表す複数の模様を順次並べて表示し、前記外周部が円筒体である場合は、前記窓に対向する外周部に透光窓を設け、太陽光が前記棒体を通過し、前記半透明スクリーンに到達すると、前記棒体の映像が前記半透明スクリーンに投映され、投映された映像の位置によって指し示される前記模様によって時刻を表示するように構成されたことを特徴とする日照を利用した時刻表示器具。
  5. 前記棒体の上端部が前記半透明スクリーンの上方に傾斜して固着、又は、揺動自在に設けられていることを特徴とする請求項4記載の日照を利用した時刻表示器具。
  6. 前記棒体が前記半透明スクリーンに並行に固設されていることを特徴とする請求項4記載の日照を利用した時刻表示器具。
  7. 前記模様は、時刻を表す数字、符号、デザイン、モチーフ、又は、絵であることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一に記載の日照を利用した時刻表示器具。
  8. 前記円筒体又は半円筒体に、前記円筒体又は半円筒体を所定高さに位置させる脚部が設けられることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一に記載の日照を利用した時刻表示器具。
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