JP2010254358A - 二室容器の混合装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1可動壁及び第2可動壁で第1収容室を区画し、第2可動壁上方に第2収容室を区画し、第1可動壁の押し込み時に第2可動壁外周を介して第1収容室内と第2収容室内とが連通する連通凹部を第2収容室内周に凹設した二室容器に対し、それらを使用時に簡単な操作で装着して混合し、また、混合後は簡単に離脱させて混合剤が収容された容器として使用することができる混合装置を提案する。
【解決手段】二室容器Aの上方への抜け出しを防止すべく係止し且つ二室容器Aの離脱が可能に嵌合させた筒状基体B2を台座B1上に回転可能に装着し、台座B1と筒状基体B2との相対回転により、互いに摺動する第1傾斜面54及び第2傾斜面80を備えた内蔵昇降機構により上昇する押圧筒82の先端で第1可動壁A6を押し上げて各収容室内の二剤を混合する如く構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は二室容器の混合装置に関する。
内部に注射液の成分が隔離状態で保たれ、外部からの作用により一緒にして混合しかつ溶解させることができるように構成された注射液成分用の容器を備えた注射装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
前記容器は前端部が貫通可能な膜によりシールされ、貫通可能な膜と前側可動壁部材との間のスペース内に注射液の固形成分を収納し、また前側可動壁部材と後側可動壁部材との間のスペース内に注射液の液体成分を収納し、更に管状壁部に後側可動壁部材を液体及び前側可動壁部材と共に移動するときに液体成分が前側可動壁部材を越えて流通して固形成分と混合するための連絡通路を備えている。
また、上記注射装置は、注射液の成分を一緒にして混合するように内部に容器を固定することができるホルダー手段を備えている。このホルダー手段は容器の外周に二重筒状に設けた管状部材と、該管状部材内周に先端部外周を螺合させた管状部材との2個の管状部材により構成され、一方の管状部材をねじ込んだ際に容器の後部の後側可動壁部材が液体および前側可動壁部材と一緒に前方に移動され、それにより液体が連絡通路を通って固形成分のスペースに流入して液体を固形成分と混合して溶液を調整するような押圧機構を備えている。
特公平06−61361号公報
上記装置は成分を非常に静かにかつ安全に混合することができる優れたものであるが、上記ホルダー手段及び押圧機構を容器と一体に組み入れているため、容器に対してこれらの構造を各々設けていなくてはならず、構造が複雑となるとともに、不経済でもある。
本発明では、上記従来例の如く、第1可動壁及び第2可動壁で区画された第1収容室と、第2可動壁上方に区画された第2収容室とを備え、第1可動壁の押し込み時に第2可動壁外周を介して第1収容室内と第2収容室内とが連通する連通凹部を第2収容室内周に凹設した二室容器に対し、それらを使用時に簡単な操作で装着して混合し、また、混合後は簡単に離脱させて混合剤が収容された容器として使用することができる混合装置を提案する。
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、第1可動壁A6及び第2可動壁A7で第1収容室R1を区画するとともに、第2可動壁A7上方に第2収容室R2を区画し、第1可動壁A6の押し込み時に第2可動壁A7外周を介して第1収容室R1内と第2収容室R2内とが連通する連通凹部13を第2収容室R2内周に凹設した二室容器Aを着脱自在に装着して混合する二室容器の混合装置であって、少なくとも上端部を突出した状態の二室容器Aを離脱が可能且つ上方への抜け出しを防止すべく係止して上部に嵌合させた筒状基体B2を備え、筒状基体B2を台座B1上に回転可能に起立させるとともに、筒状基体B2に対する回転を防止して下方付勢状態で上下動可能に筒状基体B2内に押圧体B3を装着し、円周内に於いて漸次上昇する第1傾斜面54を台座B1上に形成するとともに、押圧体B3に第1傾斜面54と当接摺動する第2傾斜面80を設け、台座B1と筒状基体B2との相対回転により第1傾斜面54が第2傾斜面を摺動上昇させることで上昇する押圧体B3の先端により第1可動壁A6を押し上げて各収容室内の二剤を混合する如く構成した。
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、第1可動壁A6及び第2可動壁A7で第1収容室R1を区画するとともに、第2可動壁A7上方に第2収容室R2を区画し、第1可動壁A6の押し込み時に第2可動壁A7外周を介して第1収容室R1内と第2収容室R2内とが連通する連通凹部13を第2収容室R2内周に凹設した二室容器Aを着脱自在に装着して混合する二室容器の混合装置であって、上面に漸次上昇する第1傾斜面54を備えた押上筒52を起立した台座B1と、押上筒52外周の台座B1上に下端部を回転可能に連結するとともに、少なくとも上端部を突出した状態の二室容器Aを離脱が可能且つ上方への抜け出しを防止すべく係止して上部に嵌合させた筒状基体B2と、第1傾斜面54上に当接摺動する第2傾斜面80を下面に備えた被押上筒81を、被押上筒81の中央部に起立した押圧筒82と一体に連結し、且つ、筒状基体B2に対する回転を防止して下方付勢状態で上下動可能に装着された押圧体B3とを備え、台座B1と筒状基体B2との相対回転により第1傾斜面54が第2傾斜面を摺動上昇させることで上昇する押圧筒82の先端により第1可動壁A6を押し上げて各収容室内の二剤を混合する如く構成した。
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第2の手段に於いて、押圧筒82の少なくとも上部外周を非円形に形成し、筒状基体B2より延設したフランジ62の内周縁部を押圧筒82の非円形部分が上下動可能に嵌合する相似形状に形成した。
第4の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第2の手段又は第3の手段のいずれかの手段に於いて、上記押圧体B3が、筒状基体B2の下部周壁部60内周に回転可能に嵌合させた押上筒52上の下部周壁部60内周に被押上筒81を回転可能に嵌合させ、被押上筒81の内面に上部を一体に連結した連結筒83の下端縁より内方へ連結板84を延設し、連結板84の内周縁より押圧筒82を起立して構成した。
第5の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第2の手段乃至第4の手段のいずれかの手段に於いて、筒状基体B2の上部周壁部70の上端より、二室容器Aの外周下部に突設した係合突起14が挿通可能な挿通路71を設け、該挿通路71に連続する下向き段部73を上部周壁部70内側に設け、挿通路71の上端より挿通した係合突起14を、二室容器Aの上方への抜け出しを防止すべく下向き段部73に係止し、上部周壁部70に対する相対回転により係合突起14を挿通路71位置に回動することで二室容器Aを離脱が可能に構成した。
本発明によれば、二室容器Aを使用する際に、簡単な操作で二室容器Aを装着して、簡単な操作で二剤の混合ができ、混合後は簡単に外して使用に供することができるため、混合後の二室容器Aを一つの吐出装置を利用して使用することができるので、吐出装置の構造を極力シンプル化して製造コスト、原料コストを極力低下させることができる。
上面に漸次上昇する第1傾斜面54を備えた押上筒52を起立した台座B1と、押上筒52外周の台座B1上に下端部を回転可能に連結するとともに、少なくとも上端部を突出した状態の二室容器Aを離脱が可能且つ上方への抜け出しを防止すべく係止して上部に嵌合させた筒状基体B2と、第1傾斜面54上に当接摺動する第2傾斜面80を下面に備えた被押上筒81を、被押上筒81の中央部に起立した押圧筒82と一体に連結し、且つ、筒状基体B2に対する回転を防止して下方付勢状態で上下動可能に装着された押圧体B3とを備え、台座B1と筒状基体B2との相対回転により第1傾斜面54が第2傾斜面を摺動上昇させることで上昇する押圧筒82の先端により第1可動壁A6を押し上げて各収容室内の二剤を混合する如く構成した場合には、第1傾斜面54及び第2傾斜面80を、それぞれ押上筒52の上面及び被押上筒81の下面に形成しているため、被押上筒81の上下動が安定し、各傾斜面の摺動も円滑に行える利点がある。
押圧筒82の少なくとも上部外周を非円形に形成し、筒状基体B2より延設したフランジ62の内周縁部を押圧筒82の非円形部分が上下動可能に嵌合する相似形状に形成した場合には、押圧体B3の筒状基体B2に対する回転防止機構を特別な部材を必要とせずにコンパクトに形成できる利点がある。
上記押圧体B3が、筒状基体B2の下部周壁部60内周に回転可能に嵌合させた押上筒52上の下部周壁部60内周に被押上筒81を回転可能に嵌合させ、被押上筒81の内面に上部を一体に連結した連結筒83の下端縁より内方へ連結板84を延設し、連結板84の内周縁より押圧筒82を起立して構成した場合には、連結板と筒状基体B2のフランジ62との間に下方付勢手段としてのコイルスプリングsを介在させて押圧体B3を常時下方に付勢させることができ、付勢手段をコンパクトに形成できる。
筒状基体B2の上部周壁部70の上端より、二室容器Aの外周下部に突設した係合突起14が挿通可能な挿通路71を設け、該挿通路71に連続する下向き段部73を上部周壁部70内側に設け、挿通路71の上端より挿通した係合突起14を、二室容器Aの上方への抜け出しを防止すべく下向き段部73に係止し、上部周壁部70に対する相対回転により係合突起14を挿通路71位置に回動することで二室容器Aを離脱が可能に構成した場合には、二室容器Aの係脱及び着脱が極めて容易となる。
二室容器を装着した混合装置の一部切欠正面図である。(実施例1) 押上筒と被押上筒の要部斜視図である。(実施例1) 押圧筒の上端部を示す要部斜視図である。(実施例1) 二室容器を装着した内容物混合後の混合装置の一部切欠正面図である。(実施例1) 二室容器を取り外した状態の混合装置の一部切欠正面図である。(実施例1) 二室容器装着時の混合装置の一部切欠正面図である。(実施例1)
以下、本発明の形態を図面を参照して説明する。
図1に於いてAは二室容器を、Bは二室容器Aの混合装置をそれぞれ示す。
二室容器Aは、本体部A1と、中栓A2と、固定枠A3と、針装着部材A4と、キャップA5と、第1可動壁A6と、第2可動壁A7とを備えている。
本体部A1は、円筒状の内周壁10と、円筒状の外周壁11とを、下端に嵌着した連結筒部材12により嵌合連結し一体化している。また、内周壁10の上下方向中間部所定位置には、上下所定幅を外方へ凹ませた(膨出させた)連通凹部13を形成しており、内周壁10の上端部は縮径した縮径部10a に形成している。また、外周壁11外面下部の対向位置には一対の係合突起14を突設している。
中栓A2は、柔軟で弾力性に富む材質で形成され、周縁部を縮径部10a 上面に載置して縮径部10a 上端開口を閉塞する蓋板部20を備え、蓋板部20の裏面から垂設したシール筒21を縮径部10a 内周に液密に嵌合させて構成している。
固定枠A3は、中栓A2を縮径部に固定する役割を果たす。固定枠A3は、縮径部10a 外周に密嵌した周壁部25の上端より蓋板部20の上面周縁部を押圧するフランジ部26を延設しており周壁部25の外周に螺条を周設している。
針装着部材A4は、周壁部25の外周に螺着した螺筒30の上端より頂板31を延設し、頂板31中央に金属製の針32を嵌着固定しており、固定枠A3に装着する際に、針32の下部を中栓A2の蓋板部20を貫通させて、混合物の注出が可能に構成している。
キャップA5は、針装着部材A4に対して着脱可能に装着している。
第1可動壁A6と第2可動壁A7とは、図1に示す如く、所定の間隔をあけて内周壁10内面にその外周縁をそれぞれ液密摺動可能に嵌合させており、第1可動壁A6と第2可動壁A7との間に第1収容室R1を画成し、第2可動壁A7の上方に第2収容室R2を画成している。第2可動壁A7は連通凹部13より下方所定位置に嵌合されており、言い換えれば連通凹部13は第2可動壁A7より上方所定位置に凹設されている。また、第2可動壁A7周縁部の縦幅は、連通凹部13の縦幅より小さく、第2可動壁A7が連通凹部13の上下中間部分に差し掛かった際に上下が連通する如く構成している。
混合装置Bは、台座B1と、筒状基体B2と、押圧体B3とを備えている。
台座B1は周壁部50を下方へテ−パ状に広げた下端開口の伏皿状をなし、頂板部51の中央分に下端を開口した押上筒52を起立している。押上筒52は、下端部を大径に形成し、この大径部分外周に係止突条53を突周設している。また、押上筒52上には、円周内に於いて漸次上昇する第1傾斜面54を形成している。第1傾斜面54は、図2に示す如く、押上筒52の上端部に形成した垂直面55の下端を基端とし、ここから円筒状の押上筒52の筒壁に沿って漸次上昇して垂直面55の上端に至る上面を形成している。
筒状基体B2は、下部筒状基体B2a と、上部筒状基体B2b の2部材で構成している。下部筒状基体B2a は、下端部を大径にした下部周壁部60を備え、下部周壁部60下端の大径部分内周に突周設した係合突条61を押上筒52外周の係止突条53に乗り越え係合させ、以て上方への抜け出しを防止して回転可能に台座B1に嵌合させている。また、下部周壁部60の上端縁より内方へフランジ62を延設し、フランジ62の上面より上方へ嵌合筒63を起立している。フランジ62の内周縁は図3に示す如く、後述押圧筒の外周面と相似形状の非円形に形成している。
上部筒状基体B2b は、嵌合筒63外周に上部周壁部70の下部を嵌着固定し、また、上部周壁部70の上部は小径部70a に形成し、小径部70a の対向する部位に、内部を上記係合突起14が挿通する挿通路71とした膨出部72を形成している。小径部70a の内径部分は、二室容器Aの下部外径と略同じかやや大きく構成されて二室容器Aの下部が挿通可能であり、また嵌合可能に構成され、その際、二室容器Aの各係合突起14が各挿通路71を通って下降し、最下降位置で二室容器Aを上部周壁部70に対して相対回動させると、各小径部70a 下面が形成する下向き段部73に各係合突起14が係合して二室容器Aの上方への抜け出しを防止する如く構成している。
押圧体B3は、第1傾斜面54上に当接摺動する第2傾斜面80を下面に備えた被押上筒81を、被押上筒81の中央部に起立した押圧筒82と一体に連結している。第2傾斜面80は、図2に示す如く、被押上筒81の下端部に形成した垂直面86の上端を基端とし、ここから円筒状の被押上筒81の筒壁に沿って漸次下降して垂直面86の下端に至る下面を形成している。図示例では、被押上筒81の内面に上部を一体に形成した連結筒83を押上筒52内面に回転可能に嵌合させ、連結筒83の下端縁より内方へフランジ状の連結板84を延設し、連結板84の内周縁より押圧筒82を起立して押圧体B3を構成している。押圧筒82は上端を閉塞した筒状で、その上端部を筒状基体B2のフランジ62上方に貫通突出している。
また、押圧体B3は、筒状基体B2に対する回転を防止して上下動可能に装着されている。図示例では、押圧筒82の上半部外周が、図3に示す如く、外周に周方向等間隔に4個所の縦長凹部85を形成した形態をなしている。そして、この縦長凹部85を形成した部分外周と相似形状のフランジ孔を筒状基体B2のフランジ62内周縁に形成して、押圧体B3を筒状基体B2に対して回転を防止して上下動可能に装着している。更に、押圧体B3は、下方付勢された状態に装着されており、図示例では、連結板84上面とフランジ62下面との間に介在されたコイルスプリングsにより常時下方に付勢されている。
図1は、二室容器Aを混合装置Bに装着した状態を示し、この状態から台座B1及び筒状基体B2を掴んで相互に回転させると、台座B1の回転により押上筒52が回転し、一方押圧体B3は回転しないため、回転する第1傾斜面54により第2傾斜面80が、コイルスプリングsの下方付勢力に抗して、摺動しつつ押し上げられる。上昇した押圧筒B3は第1可動壁A6を押し上げ、それに伴って、第1収容室R1内の内容物が第2可動壁A7を押圧して押し上げる。そして、第2可動壁A7が連通凹部13に差し掛かった際に第1収容室R1内の内容物が第2可動壁A7の外周を通り、第2収容室R2内に導入される。さらに押圧筒B3を上昇させると図4に示す如く、第1可動壁A6が第2可動壁A7の下面に当接するまで上昇し、第1収容室R1内の内容物が第2収容室R2内に移行し第2収容室R2の収容物と混合する。
次いで、筒状基体B2に対して二室容器Aを所定角度回動させることで、各係合突起14を各挿通路71の下方位置に回動させた後、上方へ引き上げれば、図5に示す如く、二室容器Aを混合装置Bから簡単に取り外すことができる。その後コイルスプリングsの下方付勢力により押圧体B3が下方へ押し下げられてもとの状態に戻る。
新たな二室容器Aを装着する場合には、図6に示す如く、各係合突起14を挿通路71に挿通させて二室容器Aを押し込み、最下降位置で混合装置Bに対して二室容器Aを回動させて、下向き段部73に係合突起14を係合させれば良い。
尚、上記各部材を形成する材質は特に限定されないが、合成樹脂を好ましく採用できる。
A…二室容器
A1…本体部
10…内周壁,10a …縮径部,11…外周壁,12…連結筒部材,13…連通凹部,
14…係合突起
A2…中栓
20…蓋板部,21…シール筒
A3…固定枠
25…周壁部,26…フランジ部
A4…針装着部材
30…螺筒,31…頂板,32…針
A5…キャップ
A6…第1可動壁
A7…第2可動壁
R1…第1収容室
R2…第2収容室
B…混合装置
B1…台座
50…周壁部,51…頂板部,52…押上筒,53…係止突条,54…第1傾斜面,
55…垂直面
B2…筒状基体
B2a …下部筒状基体
60…下部周壁部,61…係合突条,62…フランジ,63…嵌合筒
B2b …上部筒状基体
70…上部周壁部,70a …小径部,71…挿通部,72…膨出部,73…下向き段部
B3…押圧体
80…第2傾斜面,81…被押上筒,82…押圧筒,83…連結筒,84…連結板,
85…縦長凹部
s…コイルスプリング

Claims (5)

  1. 第1可動壁A6及び第2可動壁A7で第1収容室R1を区画するとともに、第2可動壁A7上方に第2収容室R2を区画し、第1可動壁A6の押し込み時に第2可動壁A7外周を介して第1収容室R1内と第2収容室R2内とが連通する連通凹部13を第2収容室R2内周に凹設した二室容器Aを着脱自在に装着して混合する二室容器の混合装置であって、少なくとも上端部を突出した状態の二室容器Aを離脱が可能且つ上方への抜け出しを防止すべく係止して上部に嵌合させた筒状基体B2を備え、筒状基体B2を台座B1上に回転可能に起立させるとともに、筒状基体B2に対する回転を防止して下方付勢状態で上下動可能に筒状基体B2内に押圧体B3を装着し、円周内に於いて漸次上昇する第1傾斜面54を台座B1上に形成するとともに、押圧体B3に第1傾斜面54と当接摺動する第2傾斜面80を設け、台座B1と筒状基体B2との相対回転により第1傾斜面54が第2傾斜面を摺動上昇させることで上昇する押圧体B3の先端により第1可動壁A6を押し上げて各収容室内の二剤を混合する如く構成したことを特徴とする二室容器の混合装置。
  2. 第1可動壁A6及び第2可動壁A7で第1収容室R1を区画するとともに、第2可動壁A7上方に第2収容室R2を区画し、第1可動壁A6の押し込み時に第2可動壁A7外周を介して第1収容室R1内と第2収容室R2内とが連通する連通凹部13を第2収容室R2内周に凹設した二室容器Aを着脱自在に装着して混合する二室容器の混合装置であって、上面に漸次上昇する第1傾斜面54を備えた押上筒52を起立した台座B1と、押上筒52外周の台座B1上に下端部を回転可能に連結するとともに、少なくとも上端部を突出した状態の二室容器Aを離脱が可能且つ上方への抜け出しを防止すべく係止して上部に嵌合させた筒状基体B2と、第1傾斜面54上に当接摺動する第2傾斜面80を下面に備えた被押上筒81を、被押上筒81の中央部に起立した押圧筒82と一体に連結し、且つ、筒状基体B2に対する回転を防止して下方付勢状態で上下動可能に装着された押圧体B3とを備え、台座B1と筒状基体B2との相対回転により第1傾斜面54が第2傾斜面を摺動上昇させることで上昇する押圧筒82の先端により第1可動壁A6を押し上げて各収容室内の二剤を混合する如く構成したことを特徴とする二室容器の混合装置。
  3. 押圧筒82の少なくとも上部外周を非円形に形成し、筒状基体B2より延設したフランジ62の内周縁部を押圧筒82の非円形部分が上下動可能に嵌合する相似形状に形成した請求項2記載の二室容器の混合装置。
  4. 上記押圧体B3が、筒状基体B2の下部周壁部60内周に回転可能に嵌合させた押上筒52上の下部周壁部60内周に被押上筒81を回転可能に嵌合させ、被押上筒81の内面に上部を一体に連結した連結筒83の下端縁より内方へ連結板84を延設し、連結板84の内周縁より押圧筒82を起立して構成した請求項2又は請求項3のいずれかに記載の二室容器の混合装置。
  5. 筒状基体B2の上部周壁部70の上端より、二室容器Aの外周下部に突設した係合突起14が挿通可能な挿通路71を設け、該挿通路71に連続する下向き段部73を上部周壁部70内側に設け、挿通路71の上端より挿通した係合突起14を、二室容器Aの上方への抜け出しを防止すべく下向き段部73に係止し、上部周壁部70に対する相対回転により係合突起14を挿通路71位置に回動することで二室容器Aを離脱が可能に構成した請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の混合装置。
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