JP2010254284A - Guide-rail system railroad - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両が通行する軌道の側方に案内軌条を備えた案内軌条式鉄道に関するものである。 The present invention relates to a guide rail type railroad provided with a guide rail on the side of a track on which a vehicle passes.
鉄道とバスとの中間の輸送力を持つ公共交通機関として、新交通システムと呼ばれる中量輸送システムが知られており、この種の中量輸送システムとしては、車両が、専用の軌道に設けた案内軌条(ガイドレール)に誘導されて走行するようにしてある案内軌条式鉄道が多く採用されている。 As a public transportation system with intermediate transportation capacity between railways and buses, a medium-volume transportation system called a new transportation system is known. As this kind of medium-volume transportation system, vehicles are installed on a dedicated track. Many guide rail type railways that are guided by a guide rail (guide rail) to travel.
上記案内軌条式鉄道は、APM(Automated People Mover)とも略称されるもので、案内軌条が、車両を通行させる軌道の側方にある側方案内軌条方式のものと、軌道の中央にある中央案内軌条方式のものがある。 The above-mentioned guide rail type railway is also abbreviated as APM (Automated People Mover), and the guide rail is a side guide rail type on the side of the trajectory through which the vehicle passes, and the center guide at the center of the track. There is a rail type.
図7及び図8は、側方案内軌条方式の案内軌条式鉄道(以下、APMと云う)の概要を示すもので、上記APMの車両1は、本体部である車体2と、ゴムタイヤ製の車輪4で支持された台車3を備えた構成としてある。
7 and 8 show an outline of a side guide rail type guide rail type railway (hereinafter referred to as APM). A vehicle 1 of the APM includes a
又、上記APMの専用の軌道の土木構造物5には、車両1を通行させる軌道8ごと、たとえば、図7に示すように、車両1を対面通行させる個所では、上記軌道の土木構造物5の左右幅方向の2個所に設けてある車両1の軌道8ごとに、軌道床6上に、所要の高さ寸法を有する矩形断面のコンクリート又はモルタルによる走行路7を該軌道の土木構造物5の長手方向に沿って設けてなる構成として、該走行路7の上側を、上記車両1が台車3の車輪4を介して走行するようにしてある。
In addition, the
更に、上記車両1の台車3には、左右の各車輪4を操舵するための左右の案内アーム9が設けてあると共に、該左右の各案内アーム9の外側端部には案内輪10が回転自在に設けてある。
Further, the
更に又、上記軌道の土木構造物5における各軌道8の左右両側には、上記車両1の案内アーム9の案内輪10と対応する高さ位置に、該各軌道8に沿って延びる案内軌条(案内レール)11がそれぞれ設けてある。これにより、上記APMの車両1を軌道8にて走行させるときに、軌道8が直線の場合は、その左右両側に設置してある案内軌条11も直線状に配置されていることから、該左右の案内軌条11に、上記左右の案内アーム9に取り付けてある各案内輪10を転がり接触させることで、上記左右の案内アーム9により上記APMの車両1の車輪4を直進方向へ向けて配置できるようにしてある。
Furthermore, on the left and right sides of each
一方、上記軌道8が左右方向へカーブしている個所では、図8に示すように、上記軌道8に沿って配置してある左右の案内軌条11も左右方向にカーブした形状となっているため、上記車両1のカーブ外側に臨む側の案内アーム9に取り付けられている案内輪10が、カーブ外側に沿って設けられている案内軌条11の内側面に押し付けられながら転がり接触させられるようになり、この案内輪10がカーブ外側の案内軌条11に押し付けられるときの反力により、該案内輪10と案内アーム9を介して台車3の左右の車輪4が上記案内軌条11のカーブに沿うように左右方向へ操舵されることで、車両1を軌道8のカーブに沿わせて走行させることができるようにしてある。
On the other hand, at the place where the
なお、上記したように、上記軌道8の左右両側に沿って配置してある上記各案内軌条11には、車両1の案内輪10を転がり接触させて該車両1の車輪4を操舵させるときの反力が、軌道8側から外向きの荷重として作用するようになることから、該荷重に耐えられるように上記各案内軌条11を強固に支持する必要があり、図7では、上記軌道8の左右両側に設けてある各案内軌条11のうち、軌道8よりも軌道の土木構造物5の幅方向外側寄りに配置された案内軌条11は、該軌道の土木構造物5の幅方向両端縁部に一体に設けてあるコンクリート製の軌道側壁12に支持させるようにしてある。又、上記軌道8よりも軌道の土木構造物5の幅方向中央寄りに配置された案内軌条11は、該軌道の土木構造物5の幅方向中央部に立設したコンクリート製の避難路兼/又は作業者用通路形成部材13に支持させるようにしてある。なお、上記避難路兼/又は作業者用通路形成部材13の上端部は、所要の幅寸法の避難路兼/又は作業者用通路14としてあり、不測の事態による車両1の運行停止時には、図示しない乗客が上記避難路兼/又は作業者用通路14を歩いて近隣の駅まで避難できるようにしてあり、また、図示しない作業者が必要に応じメンテナンス等の目的で通行できるようにしてある。
As described above, when the
15は上記軌道側壁12に沿って設けてある給電装置、16は台車3の走行用モータ、17は集電装置であり、該集電装置17を上記給電装置15に接触させることで車両1側へ電力を受けることができるようにしてある。
18は上記案内アーム9における上記案内輪10の下方に設けた該案内輪10よりも小径の分岐輪であり、軌道の土木構造物5の分岐部分では、該分岐輪18を軌道の土木構造物5の分岐部分の左右両側壁に沿って出し入れ可能に設けてある可動式の直進側又は分岐側のいずれか一方の図示しない可動案内板に引っ掛けるようにしてガイドさせることで、上記車両1を直進側又は分岐側へ走行させることができるようにしてある(たとえば、特許文献1参照)。
なお、車両側方案内式軌道として、左右いずれか片側に案内軌条を有し、案内装置を備えた小型車両及び大型車両をこの案内軌条に沿って走行させる車両側方案内式軌道であって、軌道直線部の案内軌条が設けられた側にカーブする曲率半径の小さい軌道曲線部において、小型車両を内回りに走行案内する内回り案内軌条と、大型車両を外回りに走行案内する外回り案内軌条とを該曲線部内に互いに独立して設け、且つ同曲線部の入口部分及び出口部分に、直線部の案内軌条と上記内回り案内軌条とを接続又は分離する可動案内軌条と、この可動案内軌条を作動させる転てつ器と、大型車両の案内装置を入口部分では直線部案内軌条から上記外回り案内軌条に、出口部分ではその逆に移行させる誘導軌条とを具備せる分岐装置及び合流装置を設けてなる構成を有する形式の車両側方案内式軌道が、従来提案されている(たとえば、特許文献2参照)。 In addition, as a vehicle side guide type track, a vehicle side guide type track that has a guide rail on one of the left and right sides, and runs a small vehicle and a large vehicle with a guide device along the guide rail, In the track curve portion having a small radius of curvature that curves to the side of the track linear portion where the guide rail is provided, the inner guide rail that guides the small vehicle inwardly and the outer guide rail that guides the large vehicle outwardly A movable guide rail that is provided independently of each other in the curved portion and connects or separates the guide rail of the straight portion and the inner guide rail at the inlet portion and the outlet portion of the curved portion, and a roller that operates the movable guide rail. A branching device and a merging device comprising a lever and a guide device for moving a large vehicle guide device from the straight guide rail to the outer guide rail at the entrance portion and vice versa at the exit portion. Only the side of the vehicle guided track of the type having a structure in which a is conventionally proposed (e.g., see Patent Document 2).
ところが、上記APMの軌道の土木構造物5は、都市部に高架橋として設けられることが多いが、このようにAPMの軌道の土木構造物5を高架橋として設ける場合、軌道の土木構造物5の幅が広いと、高架橋の上部構造の重量の増加に繋がり、これを支持する高架橋の下部構造も大型化してしまうため、高架橋全体の大型化により建設コストが嵩むというのが実状である。
However, the
又、上記高架橋として設ける軌道の土木構造物5の幅が広いと、地上から見上げたときの景観上の圧迫感に繋がってしまうため、あまり好ましくないというのが実状である。
Further, if the width of the
しかも、近年では、上記APMは、乗車定員を拡大するために車両1が大型化される傾向にあり、このようにして車両1が大型化されると、軌道の土木構造物5にて車両1の軌道8の左右両側に設けられる各案内軌条11の内側面(車両1の車輪4を案内する面)同士の軌道8幅方向に関する間隔である軌条間寸法も拡大されるようになる。更には、上記車両1の重量が増加すると、軌道8の左右両側の各案内軌条11に車両1の案内輪10を転がり接触させて該車両1の車輪4を操舵させるときに、その反力として各案内軌条11に対して軌道8側から外向きに作用する荷重が増大するため、該荷重に耐え得るように該各案内軌条11を支持するための支持構造も大きくして強固なものとする必要が生じる。よって、ますます軌道の土木構造物5の幅の拡大に繋がってしまい、建設コストが更に嵩むというのが実状である。
Moreover, in recent years, the APM tends to increase the size of the vehicle 1 in order to increase the number of passengers. When the size of the vehicle 1 is increased in this way, the vehicle 1 is moved by the
更に、上記APMにて軌道8の左右両側の案内軌条11の設置のために軌道の土木構造物5の幅への要求が大きくなると、APMの適用可能性自体が制限を受けるようになる可能性も懸念される。
Furthermore, if the demand for the width of the
更に又、軌道8の左右両側に設けてある各案内軌条11同士の軌条間寸法を、車両1の左右の案内アーム9に取り付けた左右の各案内輪10の配置に対応させた所要の寸法に調整、維持するためには、作業員が、上記各案内軌条11の取付ボルト類や専用の治具の取り外し、再取付け等の作業を、該各案内軌条11ごとに、上記軌道8の左右両側の離れた個所で個別に行う必要があるため、軌条間寸法の高い再現性を得るためには多くの手間及び時間を要し、メンテナンスコストが嵩むというのが実状である。
Furthermore, the distance between the
なお、特許文献2に示されたものは、大型車両と小型車両を共に走行させるための車両側方案内式軌道であり、軌道直線部分には、大型車両を案内するために左右両側に案内壁を設けた構成としてあると共に、曲線部には、車両走行個所の両側部に、小型車両を内回りに走行案内する内回り案内軌条と、大型車両を外回りに走行案内する外回り案内軌条とを独立して設ける必要があることから、軌道幅を狭くする構成が何ら示唆されるものではない。
In addition, what was shown by
そこで、本発明は、軌道の幅を狭くすることができるようにし、これにより、軌道の土木構造物の幅をも狭くすることができるようにして、該軌道の土木構造物を高架橋として建設する場合の建設コストの削減化を図ることができると共に、景観上の圧迫感を低減させることが可能であって、APMの適用可能性を高めることができ、更に、部品点数の削減化を図ることができて、コストダウンを図ることができ、しかも、軌道ごとに対をなすように設ける案内軌条同士の軌条間寸法の調整、維持作業の省力化を図ることができて、メンテナンスコストの削減化を図ることが可能な案内軌条式鉄道を提供しようとするものである。 Therefore, the present invention makes it possible to reduce the width of the track, thereby reducing the width of the civil structure of the track and constructing the civil structure of the track as a viaduct. It is possible to reduce the construction cost in some cases, to reduce the feeling of pressure on the landscape, to increase the applicability of APM, and to further reduce the number of parts The cost can be reduced, and the distance between the guide rails provided to form a pair for each track can be adjusted, and maintenance work can be saved, reducing maintenance costs. It is intended to provide a guide rail type railway capable of achieving the above.
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に対応して、軌道を走行させる車両に、該車両の車輪を操舵するための案内アームを備えると共に、該案内アームの端部に、押付用案内輪と引っ掛け用案内輪を回転自在に設け、且つ上記車両の押付用案内輪を押し付けるようにして転がり接触させるための押付用案内輪専用の案内軌条と、上記引っ掛け用案内輪を引っ掛けるようにして転がり接触させるための引っ掛け用案内輪専用の案内軌条とを、共に上記軌道の分岐部を除く部分の片側に備えてなる構成とする。 In order to solve the above-mentioned problems, the present invention, corresponding to claim 1, is provided with a guide arm for steering a wheel of the vehicle in a vehicle traveling on a track, and at an end of the guide arm, A pressing guide wheel and a hooking guide wheel are provided rotatably, and the guide rail dedicated to the pressing guide wheel for rolling and contacting the pressing guide wheel of the vehicle, and the hooking guide wheel are hooked. Thus, the guide rail dedicated to the hooking guide wheel for rolling contact is provided on one side of the portion excluding the branch portion of the track.
又、上記構成において、押付用案内輪専用の案内軌条と、引っ掛け用案内輪専用の案内軌条を、所定の相対位置を保持した状態で共通のブラケットに取り付け、上記各案内軌条を上記ブラケットごと軌道の片側に配設するようにした構成とする。 In the above configuration, the guide rail dedicated to the guide wheel for pressing and the guide rail dedicated to the hook guide wheel are attached to a common bracket while maintaining a predetermined relative position, and each guide rail is tracked together with the bracket. It is set as the structure which was arrange | positioned on one side.
本発明の案内軌条式鉄道によれば、以下のような優れた効果を発揮する。
(1)軌道を走行させる車両に、該車両の車輪を操舵するための案内アームを備えると共に、該案内アームの端部に、押付用案内輪と引っ掛け用案内輪を回転自在に設け、且つ上記車両の押付用案内輪を押し付けるようにして転がり接触させるための押付用案内輪専用の案内軌条と、上記引っ掛け用案内輪を引っ掛けるようにして転がり接触させるための引っ掛け用案内輪専用の案内軌条とを、共に上記軌道の分岐部を除く部分の片側に備えてなる構成としてあるので、軌道の上記各案内軌条を設けた側とは反対側に案内軌条とその支持構造の設置スペースを設ける必要がなくなるため、軌道の両側に案内軌条を設ける場合に比して車両の軌道ごとに必要とされる幅寸法を削減できて、軌道の土木構造物の幅を削減することができる。
(2)したがって、上記軌道を高架橋として設ける場合に、高架橋の上部構造の重量の軽減化を図ることができるようになることから、高架橋の下部構造をより細い構造とすることができて、高架橋全体の建設コストの削減化を図ることが可能になる。又、高架橋として設ける軌道を地上から見上げたときの景観上の圧迫感を低減させることが可能になる。(3)更には、車両の大型化を図る場合であっても、軌道幅の拡大を抑える効果が期待できる。
(4)又、上記軌道をトンネル内に設ける場合であっても、掘削量の削減により建設コストの削減化を図る効果が期待できる。
(5)以上により、APMの適用可能性を高めることができる。
(6)更に、軌道の左右両側に案内軌条を設置する場合に比して、部品点数の削減化を図ることができて、コストダウンを図ることが可能になる。
(7)上記押付用案内輪専用の案内軌条及び引っ掛け用案内輪専用の案内軌条を、軌道の片側に集積させて設置してあることから、該各案内軌条同士の水平方向の軌条間寸法の調整、維持を行うための作業を、上記各案内軌条に対し軌道の片側で同時に行うことができるため、上記各案内軌条の軌条間寸法の調整、維持作業の省力化を図ることができて、メンテナンスコストの削減化を図ることが可能になる。
(8)車両側に備える押付用案内輪と引っ掛け用案内輪を、直径の異なるものに取り替えることで、該押付用案内輪及び引っ掛け用案内輪と、軌道側に設けたそれぞれ対応する押付用案内輪専用の案内軌条及び引っ掛け用案内輪専用の案内軌条との隙間を調整して、車両の乗り心地を、適切な乗り心地となるように調整することが可能になる。
(9)更に、従来の側方案内軌条方式の案内軌条式鉄道の既営業路線で用いられている車両であっても、該車両の案内アームに、軌道側に設けた押付用案内輪専用の案内軌条及び引っ掛け用案内輪専用の案内軌条にそれぞれ対応する配置となるように押付用案内輪及び引っ掛け用案内輪を設けるようにすることにより、本発明の案内軌条式鉄道の車両として使用することが可能になる。
(10)押付用案内輪専用の案内軌条と、引っ掛け用案内輪専用の案内軌条を、所定の相対位置を保持した状態で共通のブラケットに取り付け、上記各案内軌条を上記ブラケットごと軌道の片側に配設するようにした構成とすることにより、予め工場等において上記押付用案内輪専用の案内軌条と、引っ掛け用案内輪専用の案内軌条を、互いの相対位置を決めた状態で上記共通のブラケットに取り付けることができるため、該押付用案内輪専用の案内軌条と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条の距離の精度確保を容易なものとすることができて、各案内軌条の設置現場における設置作業に要する手間を大幅に削減することが可能になる。
(11)更に、軌道の片側に設ける上記押付用案内輪専用の案内軌条と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条を、互いの相対位置を決めた状態で共通のブラケットに取り付けて一体化(ユニット化)できるため、上記各案内軌条同士の軌条間寸法の調整、維持作業の更なる省力化を図ることができて、メンテナンスコストの更なる削減化を図ることが可能になる。
According to the guide rail type railway of the present invention, the following excellent effects are exhibited.
(1) A vehicle that travels on a track is provided with a guide arm for steering the wheels of the vehicle, and a pressing guide wheel and a hooking guide wheel are rotatably provided at an end of the guide arm, and A guide rail dedicated to the guide wheel for pressing so as to make a rolling contact so as to press the guide wheel for pressing of the vehicle, and a guide rail dedicated to the guide wheel for hook used to make a rolling contact so as to hook the above-mentioned hook guide wheel Therefore, it is necessary to provide a guide rail and an installation space for the supporting structure on the opposite side of the track from the side where the guide rails are provided. Therefore, compared with the case where guide rails are provided on both sides of the track, the width required for each track of the vehicle can be reduced, and the width of the civil structure of the track can be reduced.
(2) Therefore, when the track is provided as a viaduct, the weight of the viaduct superstructure can be reduced, so that the viaduct substructure can be made thinner and the viaduct can be reduced. The overall construction cost can be reduced. In addition, it is possible to reduce the feeling of pressure on the landscape when looking up the track provided as a viaduct from the ground. (3) Furthermore, the effect of suppressing the expansion of the track width can be expected even when the size of the vehicle is increased.
(4) Further, even when the track is provided in the tunnel, an effect of reducing the construction cost by reducing the amount of excavation can be expected.
(5) From the above, the applicability of APM can be increased.
(6) Furthermore, compared with the case where guide rails are installed on both the left and right sides of the track, the number of parts can be reduced, and the cost can be reduced.
(7) Since the guide rail dedicated to the guide wheel for pressing and the guide rail dedicated to the hook guide wheel are integrated and installed on one side of the track, the horizontal inter-rail dimension of each guide rail is Since the work for adjusting and maintaining can be performed simultaneously on one side of the track with respect to each of the guide rails, the adjustment of the distance between the rails of each of the guide rails, and labor saving of the maintenance work can be achieved. Maintenance costs can be reduced.
(8) By replacing the pressing guide wheel and the hooking guide wheel provided on the vehicle side with ones having different diameters, the pressing guide wheel and the hooking guide wheel, and the corresponding pressing guide provided on the track side, respectively. By adjusting the clearance between the wheel-specific guide rail and the hook guide wheel-specific guide rail, it is possible to adjust the riding comfort of the vehicle to an appropriate riding comfort.
(9) Furthermore, even if the vehicle is used on an already-operated route of the conventional side guide rail type guide rail type railway, a dedicated guide wheel for pressing provided on the track side is provided on the guide arm of the vehicle. Use as a guide rail type railway vehicle of the present invention by providing a pressing guide wheel and a hooking guide wheel so that the guide rail and the hook guide wheel are arranged corresponding to the guide rails respectively. Is possible.
(10) A guide rail dedicated to the guide wheel for pressing and a guide rail dedicated to the hook guide wheel are attached to a common bracket while maintaining a predetermined relative position, and each guide rail is attached to one side of the track together with the bracket. By adopting a configuration in which the guide rail dedicated to the guide wheel for pressing and the guide rail dedicated to the guide wheel for hooking are preliminarily determined relative to each other in a factory or the like, the common bracket is used. Therefore, it is easy to ensure the accuracy of the distance between the guide rail dedicated to the guide wheel for pressing and the guide rail dedicated to the hook guide wheel, and the installation work at the installation site of each guide rail It is possible to greatly reduce the labor required for the operation.
(11) Furthermore, the guide rail dedicated to the guide wheel for pressing and the guide rail dedicated to the hook guide wheel provided on one side of the track are attached to a common bracket in a state where the relative positions thereof are determined and integrated (unitized) Therefore, the adjustment of the dimension between the above-mentioned guide rails and the maintenance work can be further saved, and the maintenance cost can be further reduced.
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
図1及び図2は本発明の案内軌条式鉄道の実施の一形態を示すもので、以下のようにしてある。 1 and 2 show an embodiment of a guide rail type railway of the present invention, which is as follows.
すなわち、図7及び図8に示したと同様の構成としてあるAPMの車両1の台車3に設けてある車輪4操舵用の各案内アーム9の外側端部に、同一のサイズとしてある押付用案内輪19と引っ掛け用案内輪20とを上下方向に異なる高さ位置でそれぞれ回転自在に取り付ける。
That is, the pressing guide wheels having the same size at the outer ends of the
更に、APMの軌道の土木構造物5にて、車両1の軌道8における分岐個所を除く直線部及び曲線部の全長に亘り、該軌道8の左右いずれか一側に、上記押付用案内輪19と対応する高さ位置で軌道8に沿って延びる押付用案内輪専用の案内軌条21と、上記引っ掛け用案内輪20と対応する高さ位置で軌道8に沿って延びる引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22を共に設けて、上記車両1の台車3の左右いずれか一側の案内アーム9に取り付けてある上記各案内輪19,20のうち、押付用案内輪19を、上記軌道の土木構造物5に設けた押付用案内輪専用の案内軌条21における軌道8の中央側に臨む案内面21aに転がり接触させ、且つ引っ掛け用案内輪20を、上記軌道の土木構造物5に設けた引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22における軌道8の外側に臨む案内面22aに転がり接触させた状態で、該車両1を軌道8で走行させることができるようにした構成とする。これにより、上記押付用案内輪専用の案内軌条21は、その案内面21aが上記車両1に設けた押付用案内輪19よりも軌道8の外側寄りに配置されたものとなり、一方、上記引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22は、その案内面22aが上記車両1に設けた引っ掛け用案内輪20よりも軌道8の中央寄りに配置されたものとなる。したがって、上記車両1では、軌道8を走行する車両1の走行位置が該軌道8における上記各案内軌条21,22が設置してある側へ片寄ろうとすると、台車3の案内アーム9に取り付けた押付用案内輪19が、該押付用案内輪19よりも軌道8外側寄りに配置されている上記押付用案内輪専用の案内軌条21の案内面21aに押し付けられた状態で転がり接触するようにしてあり、又、軌道8を走行する車両1の走行位置が該軌道8における上記各案内軌条21,22が設置してある側とは反対側へ片寄ろうとすると、上記車両1の台車3の案内アーム9に設けた引っ掛け用案内輪20が、該引っ掛け用案内輪20よりも軌道8中央寄りに配置されている上記引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の案内面22aに引っ掛けられるように押し付けられた状態で転がり接触するようにしてある。
Further, in the
詳述すると、上記押付用案内輪19と引っ掛け用案内輪20は同軸上又は偏心軸上に配置した状態で(図には同軸上に配置した状態が示してある)、上記各案内アーム9の外側端部にそれぞれ回転自在に取り付けてある。なお、上記押付用案内輪19と引っ掛け用案内輪20を同一のサイズとしたのは、後述するように、APMの車両1を走行させるときには、上記押付用案内輪19は上記押付用案内輪専用の案内軌条21に、又、上記引っ掛け用案内輪20は上記引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22にほぼ常に転がり接触するようになることから、上記各案内輪19と20の回転量にあまり差が生じないようにして、該各案内輪19と20の耐久性に差が生じないようにするためである。
More specifically, the
上記押付用案内輪専用の案内軌条21は、たとえば、各フランジが垂直方向に配置された姿勢のH形鋼を用いて、該H形鋼の軌道8の中央側に臨む一方のフランジの表面が上記押付用案内輪19を案内する案内面21aとなるようにしてある。
The
更に、図1に示すように、APMの軌道の土木構造物5にて車両1を対面通行させるために該軌道の土木構造物5の左右幅方向の2個所に車両1の軌道8が設けてある構成において、上記各軌道8ごとに装備する上記押付用案内輪専用の案内軌条21は、たとえば、それぞれの軌道8よりも軌道の土木構造物5の中央寄りとなる側のみに、上記した所定の高さ位置で対応する各軌道8に沿って配置して、該押付用案内輪専用の案内軌条21とするH形鋼の他方のフランジの長手方向所要間隔個所を、軌道の土木構造物5の幅方向中央部における避難路兼/又は作業者用通路形成部材13の近傍の軌道床6に立設した支柱部材23にそれぞれ取り付けて支持させるようにしてある。
Furthermore, as shown in FIG. 1, in order to allow the vehicle 1 to pass through the
なお、上記支柱部材23と押付用案内輪専用の案内軌条21との間には、図2に示すように、調整ボルト24を介装してなる構成として、上記支柱部材23に予め取り付けて位置固定した調整ボルト24に対する上記押付用案内輪専用の案内軌条21の取付位置を、調整ナット25により調整することで、上記軌道8の幅方向中心から、上記押付用案内輪専用の案内軌条21の案内面21aまでの距離寸法を、上記APMの車両1の幅方向中心位置から上記押付用案内輪19の外側端部までの距離寸法に対応した寸法に設定できるようにしてある。
In addition, as shown in FIG. 2, an
上記引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22は、たとえば、片方の辺部が垂直方向に、もう片方の辺部が水平方向に配された山形鋼(アングル)を用いて、該山形鋼の垂直な辺部における軌道8の外側に臨む側面が上記引っ掛け用案内輪20を案内する案内面22aになるようにしてある。
For example, the
更に、上記各軌道8ごとに装備する上記引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22は、それぞれの軌道8について軌道の土木構造物5の中央寄りとなる側のみに設けた上記押付用案内輪専用の案内軌条21の案内面21aよりも上記各案内輪19,20の直径に対応する寸法分、軌道8の中央側へ寄った位置に該引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の案内面22aが位置するようにして、上記した所定の高さ位置で上記軌道8に沿って配置してあり、これにより、軌道8の長手方向に沿って上記押付用案内輪専用の案内軌条21との所定の相対位置が保持された状態で、該引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22とする山形鋼の水平な辺部における長手方向所要間隔個所が、上記軌道床6に所要幅で設けてある走行路7の上面に取り付けてある。これにより、上記軌道の土木構造物5の各軌道8を通行させる各車両1における軌道の土木構造物5の中央寄りに位置する案内アーム9の外側端部に設けてある押付用案内輪19を、上記押付用案内輪専用の案内軌条21の案内面21aの軌道8中央寄り位置に、又、上記各車両1における軌道の土木構造物5の中央寄りに位置する案内アーム9の外側端部に設けてある引っ掛け用案内輪20を、上記引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の案内面22aの軌道8外側寄り位置に配置させることができるようにしてある。
Furthermore, the guide rails 22 dedicated to the hook guide wheels provided for each
なお、上記においては、押付用案内輪専用の案内軌条21を、軌道床6に設置した支柱部材23に取り付けて支持させるようにしてあるため、上記避難路兼/又は作業者用通路形成部材13には、上記押付用案内輪専用の案内軌条21より荷重が作用することはない。そのため、該避難路兼/又は作業者用通路形成部材13は、その上端部に設ける避難路兼/又は作業者用通路14を支持できる強度を確保できる範囲内で、コンクリートの厚み寸法を減じるようして、上記押付用案内輪専用の案内軌条21の支柱部材23を、できるだけ、上記軌道の土木構造物5の左右幅方向の中央に近い位置に設置できるようにしてある。
In the above description, since the
図1では、図示する便宜上、図7に示す車両1側に設けた集電装置17と、軌道の土木構造物5側に設けた給電装置15の記載は省略してある(図3、図4も同様)。その他の構成は図7及び図8に示したものと同様であり、同一のものには同一符号が付してある。
In FIG. 1, for convenience of illustration, the description of the
以上の構成としてある本発明の案内軌条式鉄道の車両1を軌道8にて走行させると、軌道8が直線の場合は、該軌道8について軌道の土木構造物5の中央寄りに設けてある上記押付用案内輪専用の案内軌条21及び引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22も直線状に配置されていることから、該押付用案内輪専用の案内軌条21の案内面21aと、引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の案内面22aに、上記車両1の軌道中央側に位置する案内アーム9に取り付けてある上記押付用案内輪19と、引っ掛け用案内輪20がそれぞれ転がり接触することで、上記案内アーム9を介して上記車両1の車輪4は直進方向に向けて保持される。
When the vehicle 1 of the guide rail type railway of the present invention having the above-described configuration travels on the
次に、上記軌道8が或る方向にカーブして、該軌道8に沿って設けてある上記押付用案内輪専用の案内軌条21及び引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22がカーブの外側に位置するようになる個所では、上記車両1の軌道の土木構造物5中央寄りに位置する案内アーム9に取り付けてある上記押付用案内輪19が、カーブの外側に沿って設けられている上記押付用案内輪専用の案内軌条21の案内面21aに押し付けられながら転がり接触させられるようになり、この押付用案内輪19が、カーブ外側の上記押付用案内輪専用の案内軌条21の案内面21aに押し付けられるときの反力により、上記案内アーム9を介して上記車両1の台車3の左右の車輪4が、上記押付用案内輪専用の案内軌条21のカーブに沿う方向へ操舵される。よって、上記車両1は、上記軌道8のカーブに沿って進行方向が変更されつつ走行するようになる。
Next, the
一方、上記軌道8が上記とは逆方向にカーブして、該軌道8に沿って設けてある上記押付用案内輪専用の案内軌条21及び引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22がカーブの内側に位置するようになる個所では、上記車両1の軌道の土木構造物5中央寄りに位置する案内アーム9に取り付けてある上記引っ掛け用案内輪20が、カーブの内側に沿って設けられている上記引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の案内面22aに引っ掛けられるように押し付けられた状態で転がり接触させられるようになり、この引っ掛け用案内輪20が、カーブ内側の上記引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の案内面22aに押し付けられるときの反力により、上記案内アーム9を介して上記車両1の台車3の左右の車輪4が、上記引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22のカーブに沿う方向へ操舵される。よって、上記車両1は、上記軌道8のカーブに沿って進行方向が変更されつつ走行するようになる。
On the other hand, the
このように、本発明の案内軌条式鉄道によれば、軌道の土木構造物5に設けた各軌道8で車両1を走行させる際に、該軌道8の一側となる軌道の土木構造物5の中央寄りに設けた上記押付用案内輪専用の案内軌条21及び引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22により上記車両1の走行方向を案内できる。よって、上記各軌道8の他側となる該各軌道8よりも軌道の土木構造物5の幅方向外側寄りとなる個所には、案内軌条を設置しなくてよい。したがって、上記各軌道8よりも軌道の土木構造物5の幅方向外側寄りとなる個所には、案内軌条の設置スペースを確保しなくてよく、上記軌道8の外側には、軌道側壁12を近接させて設けることができる。
Thus, according to the guide rail type railway of the present invention, when the vehicle 1 travels on each
しかも、上記軌道側壁12には、上記車両1の走行方向を案内するための力の反力が作用することもないため、該軌道側壁12自体の厚みを薄いものとすることができる。
Moreover, since the reaction force of the force for guiding the traveling direction of the vehicle 1 does not act on the
以上により、本発明の案内軌条式鉄道では、軌道の土木構造物5上で必要とされる幅方向の寸法を、1つの軌道8ごとに、片側の案内軌条とその支持構造を設けるために必要とされる寸法分削減することができることから、軌道の土木構造物5幅を削減することが可能になる。
As described above, in the guide rail type railway according to the present invention, the width dimension required on the
なお、図示してないが、本発明者等の実施した実証試験結果によれば、軌道の土木構造物5に設ける1つの軌道8について、片側の案内軌条とその支持構造を設けるために必要とされる寸法分として、約40cmもの幅寸法の削減化を図ることができるという効果が確認されている。
Although not shown, according to the verification test results conducted by the present inventors, it is necessary to provide a guide rail on one side and its supporting structure for one
したがって、図1に示したような2つの軌道8を備えた軌道の土木構造物5では、該軌道の土木構造物5全体で、上記したような1つの軌道8ごとに得られる幅寸法の削減効果の2倍の幅寸法に応じた軌道の土木構造物5の幅寸法の削減効果を得ることができる。
Therefore, in the
このため、上記軌道の土木構造物5を高架橋として設ける場合には、上部構造の重量の軽減化を図ることができるようになるため、これを支持する高架橋の下部構造を小型化し、より細い構造とすることができて、高架橋全体の建設コストの削減化を図ることが可能になる。
For this reason, when the
又、上記軌道の土木構造物5を高架橋として設ける場合に、地上から見上げたときの景観上の圧迫感を低減させることが可能になる。
Moreover, when providing the
更に、車両1の大型化を図る場合であっても、軌道の土木構造物5の幅の拡大を抑える効果が期待できる。
Furthermore, even when the size of the vehicle 1 is increased, an effect of suppressing the expansion of the width of the
又、上記軌道の土木構造物5をトンネル内に設ける場合は、掘削量の削減により建設コストの削減化を図ることができる。
Further, when the
以上により、APMの適用可能性を高めることが可能になる。 From the above, it becomes possible to increase the applicability of APM.
更に、本発明の案内軌条式鉄道では、上記各軌道8に設ける上記押付用案内輪専用の案内軌条21及び引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22を、該各軌道8の一側である軌道の土木構造物5の中央寄りに集積させて設置してあることから、図7、図8に示した従来の側方案内軌条方式の案内軌条式鉄道のように各軌道8の左右両側に案内軌条11を設置する場合に比して、部品点数の削減化を図ることでコストダウンを図ることが可能になる。
Furthermore, in the guide rail type railway of the present invention, the
しかも、本発明の案内軌条式鉄道では、上記各軌道8に設ける上記押付用案内輪専用の案内軌条21の案内面21aと引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の案内面22a同士の水平方向の間隔(相対配置)である軌条間寸法を、車両1に設けられている押付用案内輪19及び引っ掛け用案内輪20の配置に対応させて調整、維持を行う際、上記各案内軌条21,22の取付ボルト類や専用の治具の取り外し、再取付け等の作業を、図示しない作業員が、上記各案内軌条21及び22が集積して設けてある各軌道8の一側としての軌道の土木構造物5の中央寄りで一度に行うことができるようになる。このため、上記各軌道8に対をなすように設ける上記押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の軌条間寸法の調整、維持作業の省力化を図ることができて、図7、図8に示した従来の側方案内軌条方式の案内軌条式鉄道に比してメンテナンスコストの削減化を図ることが可能になる。
In addition, in the guide rail type railway of the present invention, the
又、車両1側に備える押付用案内輪19と引っ掛け用案内輪20を、直径の異なるものに取り替えるようにすれば、該押付用案内輪19及び引っ掛け用案内輪20と、軌道8側に設置してあるそれぞれ対応する押付用案内輪専用の案内軌条21の案内面21a及び引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の案内面22aとの隙間(クリアランス)を調整することができる。ところで、上記各案内輪19,20と、それぞれ対応する各案内軌条21,22の案内面21a,22aとの隙間の大小は、APMの車両1が走行する際のヨーイングに関するがたつきの大小に直接影響することから、該車両1の乗り心地に影響する。したがって、上記車両1側に備える押付用案内輪19と引っ掛け用案内輪20の径を適宜変更することで、該各案内輪19,20とそれぞれ対応する案内軌条の21,22の案内面21a,22aとの隙間を、車両1に適切な乗り心地をもたらす隙間となるように調整することができ、よって、上記各案内輪19,20として適切な直径のものを用いることで、車両1の乗り心地を、適切な乗り心地となるように調整することが可能になる。
Further, if the
更に、図7、図8に示した従来の側方案内軌条方式の案内軌条式鉄道の既営業路線では、その路線毎に軌道8の左右両側に設けてある各案内軌条11の軌条間寸法が異なっており、したがって、車両1側に設けられている左右の案内アーム9の車輪4の軌道8幅方向の間隔寸法も異なっているが、このような従来の側方案内軌条方式の案内軌条式鉄道の既営業路線で用いられている車両1であっても、該車両1の左右の案内アーム9に、本発明の案内軌条式鉄道における軌道8の一側に集約して設置してある押付用案内輪専用の案内軌条21及び引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22にそれぞれ対応させるための押付用案内輪19及び引っ掛け用案内輪20を、取付部の交換やライナー等による寸法調整、位置調整を行った上で設けることで、本発明の案内軌条式鉄道の軌道8を走行させることが可能になる。
Furthermore, in the existing operating route of the conventional side guide rail type guide rail type railway shown in FIGS. 7 and 8, the distance between the guide rails 11 provided on the left and right sides of the
次に、図3は本発明の実施の他の形態として、図1及び図2の実施の形態の変形例を示すもので、図1及び図2に示したと同様の構成において、軌道の土木構造物5の左右幅方向に設けてある2つの車両1の軌道8のうち、一方の軌道8、たとえば、図面上左側の軌道8について、該一方の軌道8にて軌道の土木構造物5の中央寄りとなる側に押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22を設けた構成に代えて、上記一方の軌道8にて軌道の土木構造物5の外側寄りとなる側にのみ押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22を設けてなる構成としたものである。
Next, FIG. 3 shows a modification of the embodiment of FIGS. 1 and 2 as another embodiment of the present invention. In the same structure as shown in FIGS. Among the
なお、上記一方の軌道8にて軌道の土木構造物5の外側寄りとなる軌道床6の所要個所に対する上記押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の取り付けは、上記実施の形態と同様の構成としてあるものとする。
It should be noted that the
又、本実施の形態では、図面上左側の上記一方の軌道8については、軌道の土木構造物5の中央寄り側に、押付用案内輪専用の案内軌条21とその支持用の支柱部材23の設置スペースを設ける必要がないことから、該不要になる設置スペースに相当する分、車両1の走行位置を、軌道の土木構造物5の中央寄り側へシフトさせた構成としてある。このように、上記一方の軌道8を走行する車両1の走行位置を軌道の土木構造物5の中央寄りへシフトさせた構成とすることで、対面通行させる車両1同士の間隔が狭くなる。そのため、本実施の形態では、対面通行させる車両1同士の間隔が狭くなることに対応させて、軌道の土木構造物5の幅方向中央部に設けてある避難路兼/又は作業者用通路形成部材13の上側の避難路兼/又は作業者用通路14の幅が狭く設定してある。
In the present embodiment, the one
その他、図1及び図2に示したものと同一のものには同一符号が付してある。 Other components that are the same as those shown in FIGS. 1 and 2 are denoted by the same reference numerals.
更に、図4は本発明の実施の更に他の形態として、図1及び図2の実施の形態の別の変形例を示すもので、図1及び図2に示したと同様の構成において、軌道の土木構造物5の左右幅方向に設けてある2つの車両1の軌道8について軌道の土木構造物5中央寄りとなる側にのみ押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22を設けた構成に代えて、上記各軌道8の軌道床6における軌道の土木構造物5外側寄りとなる側にのみ押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22を設ける構成としたものである。
Furthermore, FIG. 4 shows another modification of the embodiment of FIGS. 1 and 2 as still another embodiment of the present invention. In the same configuration as shown in FIGS. For the
なお、上記各軌道8にて軌道の土木構造物5の外側寄りとなる軌道床6の所要個所に対する上記押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の取り付けは、図1及び図2の実施の形態と同様の構成としてあるものとする。
It should be noted that the guide rails 21 dedicated to the pressing guide wheels and the guide rails 22 dedicated to the hooking guide wheels are attached to the required portions of the
更に又、本実施の形態では、上記各軌道8について、軌道の土木構造物5の中央寄り側に、押付用案内輪専用の案内軌条21とその支持用の支柱部材23の設置スペースを確保しなくてもよいことから、対面通行させる車両1同士で互いに悪影響が生じない範囲内で、上記各軌道8における車両1の走行位置を、共に軌道の土木構造物5の中央寄り側へシフトさせた構成としてある。
Furthermore, in the present embodiment, for each of the
上記のように軌道の土木構造物5上の2つの軌道8を走行する車両1の走行位置を共に軌道の土木構造物5の中央寄りへシフトさせることに伴い、本実施の形態では、軌道の土木構造物5の幅方向中央の避難路兼/又は作業者用通路14を省略した構成としてある。
As described above, according to the present embodiment, the traveling position of the vehicle 1 traveling on the two
その他、図1及び図2に示したものと同一のものには同一符号が付してある。 Other components that are the same as those shown in FIGS. 1 and 2 are denoted by the same reference numerals.
上記図3の実施の形態、及び、図4の実施の形態のいずれによっても、軌道の土木構造物5上の各軌道8ごとに、該各軌道8の片側における案内軌条とその支持構造を設けるのに必要とされるスペースを削減することができることから、上記図1及び図2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
In both the embodiment of FIG. 3 and the embodiment of FIG. 4, a guide rail on one side of each
上記図1及び図2の実施の形態、図3の実施の形態、図4の実施の形態においては、いずれも、押付用案内輪専用の案内軌条21を、軌道床6に立設した支柱部材23に支持させるものとして示したが、上記押付用案内輪専用の案内軌条21は、図5に示す如く、図7に示した従来の案内軌条11と同様に、軌道8よりも軌道の土木構造物5の中央寄りとなる側に設ける場合は、該押付用案内輪専用の案内軌条21を軌道の土木構造物5の幅方向中央部に立設したコンクリート製の避難路兼/又は作業者用通路形成部材13に取り付けて支持させるようにしてもよく、又、軌道8よりも軌道の土木構造物5の幅方向外側寄りとなる側に設ける押付用案内輪専用の案内軌条21は、軌道の土木構造物5の幅方向端縁部に一体に設けてあるコンクリート製の軌道側壁12に取り付けて支持させるようにしてもよい。このように、上記押付用案内輪専用の案内軌条21を避難路兼/又は作業者用通路形成部材13や軌道側壁12に取り付けて支持させる構成とした場合は、上記押付用案内輪専用の案内軌条21により車両1の走行方向を案内するときに該押付用案内輪専用の案内軌条21に作用する反力が、上記避難路兼/又は作業者用通路形成部材13や軌道側壁12に対して軌道8側より外向きの荷重として作用するようになることから、該避難路兼/又は作業者用通路形成部材13や軌道側壁12は、上記荷重に耐え得る強度を確保できるように、たとえば、コンクリートの厚み寸法を増す必要があるが、このコンクリート厚の増加分は、支柱部材23の設置スペースが不要になることで相殺することができる。よって、かかる構成とする場合であっても、軌道の土木構造物5の幅寸法の削減効果を得ることができる。
1 and 2, FIG. 3, and FIG. 4, all of the support members are provided with
なお、図5において、図1及び図2に示したものと同一のものには同一符号が付してある。 In FIG. 5, the same components as those shown in FIGS. 1 and 2 are denoted by the same reference numerals.
更に、図6は本発明の実施の更に他の形態として、各軌道8の一側に設ける押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の支持構造の別の例を示すもので、軌道8の一側に設けるための押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22とを、所定の相対位置関係を保持できるように所要のブラケット26を用いて予め一体に連結し、このブラケット26を介して一体化(ユニット化)された上記各案内軌条21と22を、上記ブラケット26ごと軌道8の一側に設置できるようにしたものである。
Further, FIG. 6 shows another example of the support structure of the
具体的には、上記ブラケット26は、上下方向に所要寸法延びる垂直部材26aと、該垂直部材26aの下端部の一側に横方向に所要寸法突出するよう取り付けた水平部材26bとからなる略L字型としてあり、上記垂直部材26aの上端部に上記押付用案内輪専用の案内軌条21を取り付けると共に、上記水平部材26bの突出端部の上側に上記引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22を取り付けることで、押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22を、車両1に設けてある押付用案内輪19と引っ掛け用案内輪20の高さ位置の差に応じて上下方向に所要間隔を隔てて配置できるようにしてあると共に、該押付用案内輪専用の案内軌条21の案内面21aと、引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の案内面22aとの間に、車両1に設けてある押付用及び引っ掛け用の各案内輪19,20の直径に対応する水平方向の間隔を確保できるようにしてある。
Specifically, the
更に、上記ブラケット26は、上記垂直部材26aの他側部に図示しないボルト孔を、上下方向の長穴として設けてなる構成として、該ブラケット26に上記したように押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22を取り付けた状態で、上記垂直部材26aの他側部の図示しないボルト孔を利用して、図1及び図2に示したと同様の支柱部材23に、調整ボルト24と調整ナット25を介して上下方向及び軌道8の幅方向に位置調整可能に取り付ける構成としてある。
Further, the
その他、図1及び図2に示したものと同一のものには同一符号が付してある。 Other components that are the same as those shown in FIGS. 1 and 2 are denoted by the same reference numerals.
したがって、軌道8の一側に、押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22とを個別に設置する場合は、該押付用案内輪専用の案内軌条21又は引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22のいずれか一方を、軌道8の幅方向中心位置から、車両1の各案内輪19,20の車両幅方向中心位置に対する取付位置に対応した所定の距離を隔てた配置となるように位置決めして軌道床6上に前記した所要の支持構造を介して固定した後、上記押付用案内輪専用の案内軌条21又は引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22のいずれか他方を、上記先行して固定してある押付用案内輪専用の案内軌条21又は引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22のいずれか一方に対し所定の相対位置となるように位置決めしてから、軌道床6上に前記した所要の支持構造を介して固定する必要が生じるため、各案内軌条21,22の設置現場にて、該各案内軌条21,22の位置決め作業を、それぞれの案内軌条21,22ごとに行う必要があるため、上記各案内軌条21,22間の距離の精度確保に労力を要するというのが実状であるが、本実施の形態によれば、予め工場等において図示しない治具を用いて上記押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22との相対位置を決めた状態で、該各案内軌条21,22を上記ブラケット26に取り付けることができるため、該押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の距離の精度確保を容易なものとすることができて、各案内軌条21,22の設置現場における案内軌条設置作業に要する手間を大幅に削減することが可能になる。
Therefore, when the
又、上記押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22は、互いの相対位置を決めた状態で上記所要のブラケット26に取り付けて予め一体化(ユニット化)してあるため、軌道8の一側に対をなすように設ける上記押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の軌条間寸法の調整、維持作業の更なる省力化を図ることができて、メンテナンスコストの更なる削減化を図ることが可能になる。
In addition, the
なお、本発明は上記各実施の形態のみに限定されるものではなく、押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22を所定の相対位置を保持した状態で、軌道8の同じ側に設置できるようにしてあれば、各案内軌条21,22の支持構造は図示した以外のものとしてもよい。
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiments, and the
1つ又は3つ以上の軌道8を備えた軌道の土木構造物5に適用してもよい。
You may apply to the
図6の実施の形態における押付用案内輪専用の案内軌条21及び引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22を取り付けてなるブラケット26を、図5に示した押付用案内輪専用の案内軌条21と同様に、軌道側壁12や避難路兼/又は作業者用通路形成部材13に取り付けて支持させるようにしてもよい。
The
車両1に設ける押付用案内輪19と引っ掛け用案内輪20は、必ずしも同軸上の配置でなくてもよい。又、該各案内輪19,20の上下方向の高さ位置は適宜変更してもよい。この場合、上記車両1の各案内輪19,20の取付位置に応じて、軌道の土木構造物5側に設ける押付用案内輪専用の案内軌条21と引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22の設置位置は、図示した以外の配置に変更してもよい。
The
押付用案内輪専用の案内軌条21は、車両1に設けた押付用案内輪19よりも軌道8の外側寄りに配置される案内面21aを備えて、該案内面21aに上記車両1の押付用案内輪19を押し付けて転がり接触させることができるようにしてあれば、H形鋼以外のものとしてもよく、又、引っ掛け用案内輪専用の案内軌条22は、車両1に設けた引っ掛け用案内輪20よりも軌道8の中央寄りに配置される案内面22aを備えて、該案内面22aに上記車両1の引っ掛け用案内輪20を引っ掛けるように押し付けて転がり接触させることができるようにしてあれば、山形鋼以外のものとしてもよい。
The
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。 Of course, various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
1 車両
5 軌道の土木構造物
8 軌道
9 案内アーム
19 押付用案内輪
20 引っ掛け用案内輪
21 押付用案内輪専用の案内軌条
22 引っ掛け用案内輪専用の案内軌条
26 ブラケット
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
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