JP2010253979A - コンテンツ再生システム、コンテンツ配信システム、コンテンツ再生システムの列車側装置、コンテンツ配信システムの列車側装置、及びコンテンツ配信システムの地上側装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電車内で乗客にコンテンツを提供するシステムでは、駅到着の通知や運行に関する情報の表示のためにコンテンツの再生の中断があり、またこれを防ぐためコンテンツを十数秒以下の比較的短いものとする必要があった。
【解決手段】列車運行管理システムから取得した運行情報に基づき、コンテンツの再生リストを生成し、これに基づいてコンテンツを提供する。再生リストは次の駅の到着時間に基づき、コンテンツ再生時間と既に提供した回数を考慮して作成する。このため、コンテンツ再生中の中断を防ぐことで、乗客の不快感を低減できる。コンテンツが再生される機会が増加することで、広告媒体としての価値を向上できる。
【選択図】図1
【解決手段】列車運行管理システムから取得した運行情報に基づき、コンテンツの再生リストを生成し、これに基づいてコンテンツを提供する。再生リストは次の駅の到着時間に基づき、コンテンツ再生時間と既に提供した回数を考慮して作成する。このため、コンテンツ再生中の中断を防ぐことで、乗客の不快感を低減できる。コンテンツが再生される機会が増加することで、広告媒体としての価値を向上できる。
【選択図】図1
Description
本発明はコンテンツ再生システム、コンテンツ配信システム、コンテンツ再生システムの列車側装置、コンテンツ配信システムの列車側装置、及びコンテンツ配信システムの地上側装置に係り、特に電車内の表示装置において、運行に関する情報により他のコンテンツが配信を中断される機会を低減したコンテンツ再生システム、コンテンツ配信システム、コンテンツ再生システムの列車側装置、コンテンツ配信システムの列車側装置、及びコンテンツ配信システムの地上側装置に関する。
近年、電車内において到着駅の案内や運行状況に関する情報、ニュースや広告などのコンテンツを放映するシステムが一般に普及し始めている。
たとえば特許文献1では、乗客に対して車内放送をする際、放送の出力タイミングを迅速かつ容易に調整する方法が開示されている。
また特許文献2では、コンテンツの再生時刻や場所に基づきユーザの行動に適したコンテンツを再生する方法として、列車利用時の乗車から降車までの時間で再生可能なコンテンツを選択する方法が開示されている。
たとえば特許文献1では、乗客に対して車内放送をする際、放送の出力タイミングを迅速かつ容易に調整する方法が開示されている。
また特許文献2では、コンテンツの再生時刻や場所に基づきユーザの行動に適したコンテンツを再生する方法として、列車利用時の乗車から降車までの時間で再生可能なコンテンツを選択する方法が開示されている。
しかしながら、前記背景技術で述べた従来のコンテンツ再生システムにあっては、たとえば特許文献1に開示された方法の場合、駅到着の通知や運行に関する情報の表示により、他のコンテンツの再生を中断することがあり、車内で視聴中の乗客に不快感を与える問題、もしくは、コンテンツ再生の中断を防ぐために比較的短い(10〜15秒程度)コンテンツしか配信できないという問題があった。
また、たとえば特許文献2に開示された方法の場合、車両障害の発生や他線との連絡等のために運行遅延が発生すると、コンテンツの再生リストが対応できない問題があった。
また、たとえば特許文献2に開示された方法の場合、車両障害の発生や他線との連絡等のために運行遅延が発生すると、コンテンツの再生リストが対応できない問題があった。
本発明の目的は前記した問題を解決することであり、運行に関する情報により他のコンテンツの配信が中断される機会を低減したコンテンツ再生システム、コンテンツ配信システム、コンテンツ再生システムの列車側装置、コンテンツ配信システムの列車側装置、及びコンテンツ配信システムの地上側装置を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明は、列車内に備えられた表示部に映像コンテンツを表示するための、地上側装置と列車側装置を有するコンテンツ再生システムであって、前記地上側装置は、各駅の発着時間を含む運行情報を管理する列車運行管理システムと、前記列車側システムとの間で情報を通信するための通信部を有し、前記列車側装置は、前記地上側装置の通信部と通信を行なう通信部と、前記地上側装置から受信した前記運行情報を保持する運行情報保持部と、前記映像コンテンツと前記列車側システムで保持する前記映像コンテンツの情報を管理するコンテンツリストを有するコンテンツ保持部と、前記コンテンツリストから選択された前記映像コンテンツの再生順序を記した再生リストを有する再生リスト保持部と、前記再生リストを生成する再生リスト生成処理部を有し前記再生リストの再生順序に従って前記映像コンテンツを再生するコンテンツ再生制御部と、再生された前記映像コンテンツを表示するための表示部を備え、前記再生リスト生成処理部は、前記運行情報から得られる次駅到着までの所要時間と前記映像コンテンツの再生時間に基づいて前記再生リストを生成し、該再生リストに基づき前記映像コンテンツを前記表示部に表示することを特徴としている。
また本発明は、列車内に備えられた表示部に映像コンテンツを表示するための、地上側装置と列車側装置を有するコンテンツ配信システムであって、前記地上側装置は、各駅の発着時間を含む運行情報を管理する列車運行管理システムと、前記映像コンテンツと前記地上側装置で保持する前記映像コンテンツの情報を管理するコンテンツリストを有する第1のコンテンツ保持部と、前記コンテンツリストから選択された前記映像コンテンツの再生順序を記した再生リストを生成し前記再生リストの再生順序に従って前記映像コンテンツを前記列車側装置へ配信するコンテンツ配信制御部と、前記列車側装置との間で情報を通信するための通信部を有し、前記列車側装置は、前記地上側装置の通信部と通信を行なう通信部と、前記地上側装置から受信した前記運行情報を保持する運行情報保持部と、前記映像コンテンツと前記列車側システムで保持する前記映像コンテンツの情報を管理するコンテンツリストを有する第2のコンテンツ保持部と、前記地上側装置の再生リスト生成処理部で生成された前記再生リストを保持する再生リスト保持部と、前記再生リストを前記地上側装置から取得するコンテンツ情報取得部を有し前記再生リストの再生順序に従って前記コンテンツを再生するコンテンツ再生制御部と、再生された前記コンテンツを表示するための表示部を備え、前記再生リスト生成処理部は、前記運行情報から得られる次駅到着までの所要時間と前記映像コンテンツの再生時間に基づいて前記再生リストを生成し、前記コンテンツ再生制御部は、前記映像コンテンツを前記再生リストに基づき前記表示部に表示することを特徴としている。
また本発明は、列車内に備えられた表示部に映像コンテンツを表示するための、地上側装置と列車側装置を有するコンテンツ再生システムの列車側装置であって、前記地上側装置と通信を行なう通信部と、前記地上側装置から受信した前記列車の運行情報を保持する運行情報保持部と、前記映像コンテンツと前記列車側装置で保持する前記映像コンテンツの情報を管理するコンテンツリストを有するコンテンツ保持部と、前記コンテンツリストから選択された前記映像コンテンツの再生順序を記した再生リストを有する再生リスト保持部と、前記再生リストを生成する再生リスト生成処理部を有し前記再生リストの再生順序に従って前記映像コンテンツを再生するコンテンツ再生制御部と、再生された前記映像コンテンツを表示するための表示部を備え、前記再生リスト生成処理部は、前記運行情報から得られる次駅到着までの所要時間と選択されたコンテンツの再生時間に基づいて前記再生リストを生成し、該再生リストに基づき前記映像コンテンツを前記表示部に表示することを特徴としている。
また本発明は、列車内に備えられた表示部に映像コンテンツを表示するための、地上側装置と列車側装置を有するコンテンツ配信システムの列車側装置であって、前記地上側装置の通信部と通信を行なう通信部と、前記地上側装置から受信した前記列車の運行情報を保持する運行情報保持部と、前記映像コンテンツと前記列車側システムで保持する前記映像コンテンツの情報を管理するコンテンツリストを有するコンテンツ保持部と、前記地上側装置で生成された前記再生リストを保持する再生リスト保持部と、前記再生リストを前記地上側装置から取得するコンテンツ情報取得部を有し前記再生リストの再生順序に従って前記映像コンテンツを再生するコンテンツ再生制御部と、再生された前記映像コンテンツを表示するための表示部を備え、前記コンテンツ再生制御部は、前記映像コンテンツを前記再生リストに基づき前記表示部に表示することを特徴としている。
また本発明は、列車内に備えられた表示部に映像コンテンツを表示するための、地上側装置と列車側装置を有するコンテンツ配信システムの地上側装置であって、各駅の発着時間を含む運行情報を管理する列車運行管理システムと、前記映像コンテンツと前記地上側装置で保持する前記映像コンテンツの情報を管理するコンテンツリストを有するコンテンツ保持部と、前記コンテンツリストから選択された前記映像コンテンツの再生順序を記した再生リストを生成し前記再生リストの再生順序に従って前記映像コンテンツを前記列車側装置へ配信するコンテンツ配信制御部と、前記列車側装置との間で情報を通信するための通信部を有したことを特徴としている。
本発明によれば、運行に関する情報により他のコンテンツが配信を中断される機会を低減したコンテンツ再生システム、コンテンツ配信システム、コンテンツ再生システムの列車側装置、コンテンツ配信システムの列車側装置、及びコンテンツ配信システムの地上側装置を提供でき、配信の中断による乗客の不快感を解消し、広告媒体としての価値を向上できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図5は本発明の実施例1の説明図である。
本発明の実施例1は列車運行管理システムから運行情報を取得し、次駅への到着予定に合わせコンテンツの再生リストを生成する場合の例である。
図1は本発明の実施例1における列車内コンテンツ再生システムの構成図である。
本発明の実施例1は列車運行管理システムから運行情報を取得し、次駅への到着予定に合わせコンテンツの再生リストを生成する場合の例である。
図1は本発明の実施例1における列車内コンテンツ再生システムの構成図である。
101は列車の運行を管理し、各列車に運行情報を指示する列車運行管理システムであり、列車の発車時刻や行き先などの案内情報や、輸送障害時の運行情報を有し、駅や列車に通知する。
102は前記列車運行管理システムが各列車に運行情報を配信する通信部であり、通信部102としては列車無線、デジタル無線、WiFi(IEEE802.11a,11b,11g,11n)、PHS(Personal Handy-phone System)、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(Global System for Mobile Communications)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA−2000、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access:IEEE802.16-2004,16e)などの通信方式が使用される。
103は通信部102に接続されたアンテナ、104は配信された運行情報を受信する列車側の通信部、105は通信部104に接続されたアンテナである。
102は前記列車運行管理システムが各列車に運行情報を配信する通信部であり、通信部102としては列車無線、デジタル無線、WiFi(IEEE802.11a,11b,11g,11n)、PHS(Personal Handy-phone System)、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(Global System for Mobile Communications)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA−2000、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access:IEEE802.16-2004,16e)などの通信方式が使用される。
103は通信部102に接続されたアンテナ、104は配信された運行情報を受信する列車側の通信部、105は通信部104に接続されたアンテナである。
108はコンテンツ106およびコンテンツリスト107を保持するコンテンツ保持部であり、コンテンツ保持部108としてはHDD(Hard Disc Drive)やメモリ、メモリカード、デジタルテープなどの保存メディアを有している。
コンテンツ106は広告、ニュース、天気予報、イベント情報や、次駅での降車方向、プラットフォーム見取り図、連絡する他社線図などの静止画や動画のデータであり、データはテキスト、バイナリー、XML(Extensible Markup Language)、動画ファイルフォーマットとしてH.261、H.262、H.263、H.264や、静止画像フォーマットとしてJPEG、JPEG2000などの形式で保持される。
コンテンツ106は広告、ニュース、天気予報、イベント情報や、次駅での降車方向、プラットフォーム見取り図、連絡する他社線図などの静止画や動画のデータであり、データはテキスト、バイナリー、XML(Extensible Markup Language)、動画ファイルフォーマットとしてH.261、H.262、H.263、H.264や、静止画像フォーマットとしてJPEG、JPEG2000などの形式で保持される。
コンテンツリスト107は保持された各コンテンツ106の再生時間や種別の情報が記録されたリストであり、例えば図3に示すようなリストである。コンテンツリスト107のデータはテキストやバイナリー、XMLなどの形式で記述される。図3では5つのコンテンツ情報をリスト化した例を示しており、各コンテンツ106に対してコンテンツNo.とコンテンツ名、コンテンツ再生時間及びコンテンツ種別、放送回数が記されている。コンテンツ種別のニュースは時事ニュースや天気予報等、企業広告はビジネス向けや製品広告である。次駅情報は次駅の名前やホーム階段位置などの情報であり、前記した運行に関する情報に属している。イベントは近隣で催されるイベント等の情報、車内広報は鉄道事業者による車内マナー向上やダイヤ改正通知などのコンテンツである。放送回数は車両の走行中にコンテンツが放送(再生)された回数である。また、各コンテンツ名に記載されているmpg、wmv、mp4、rm、jpgは各ファイルの拡張子であり、ファイル形式をあらわしている。コンテンツNo.5 のファイル形式jpgは静止画であるため、コンテンツ再生時間は規定されない。それ以外のファイル形式(mpg、wmv、mp4、rm)は動画である。
110はコンテンツ再生制御部であり、CPU等の演算装置やメモリなどの記憶装置を含んでいる。111はコンテンツ106の再生順序を示す再生リスト401を保持する再生リスト保持部であり、HDDやメモリ、メモリカードなどを含んでいる。再生リスト401は例えば図4(a)に示すようなリストである。各コンテンツにつき再生順序を規定しており、このほかに図3のコンテンツリストで示した情報のうち、コンテンツNo.、コンテンツ名、コンテンツ再生時間、種別の情報を有している。
112は、後記する次駅までの所要時間情報とコンテンツリスト107から再生リスト401を生成する再生リスト生成処理部であり、ソフトウェアプログラムで処理することが多い。113は列車内でコンテンツ106を表示する表示装置であり、例えば液晶やプラズマディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)などのパネル、表示装置113の電源停止後も映像が残る電子ペーパーや、投射方式、オーバーヘッドディスプレイ等が用いられる。運行情報保持部114は、列車運行情報管理システム101から受信された運行情報を記憶するメモリなどの記憶部である。
コンテンツ再生制御部110は図示のように通信部104、コンテンツ保持部108、再生リスト保持部111、表示装置113と接続されている。コンテンツ再生制御部110では再生リスト保持部111に格納する再生リスト401を生成する再生リスト生成処理部112を設け、本発明のコンテンツ再生制御を行なう。以下、本発明の特徴の一つである再生リスト生成処理部112の詳細を図2に基づいて説明する。
図2は本発明の実施例1における再生リスト生成処理部112の処理の一例を示すフローチャートであり、ここでは、駅到着時に列車運行管理システム101から運行情報を取得し、駅停車時に次駅到着までの所要時間に合わせたコンテンツ再生順序の設定手順を例示する。
ステップS201は駅に到着したか否かを判定する処理であり、駅に到着した場合にはステップS202の運行情報取得処理を行なう。到着していない場合には、同じ判定を繰り返す。
ステップS202では、通信部105を経由して列車運行システム101へ通信接続して運行情報を取得する処理を行なう。
ステップS201は駅に到着したか否かを判定する処理であり、駅に到着した場合にはステップS202の運行情報取得処理を行なう。到着していない場合には、同じ判定を繰り返す。
ステップS202では、通信部105を経由して列車運行システム101へ通信接続して運行情報を取得する処理を行なう。
ステップS203は、次駅到着所要時間算出処理であり、ステップS202にて取得した運行情報より次駅到着時刻を読出し、現在時間と比較することで次駅までの所要時間を算出する処理を行なう。
ステップS204はコンテンツリスト取得処理であり、コンテンツ保持部108に保持されたコンテンツリスト107を取得する。
ステップS205はステップS203で算出した前記所要時間に収まるように、ステップS204で取得したコンテンツリスト107から再生するコンテンツを選択し、コンテンツの再生リスト401を生成して、再生リスト保持部111に記録する処理を行なう。終了後はステップS201に戻り、次の駅への到着を待つ。
ステップS204はコンテンツリスト取得処理であり、コンテンツ保持部108に保持されたコンテンツリスト107を取得する。
ステップS205はステップS203で算出した前記所要時間に収まるように、ステップS204で取得したコンテンツリスト107から再生するコンテンツを選択し、コンテンツの再生リスト401を生成して、再生リスト保持部111に記録する処理を行なう。終了後はステップS201に戻り、次の駅への到着を待つ。
次にステップS205のコンテンツの選択処理について図5を用いて説明する。
ステップS500はステップS203にて算出した次駅到着までの所要時間tをコンテンツの再生可能時間Tとして初期設定する処理を行なう。
ステップS501では図3のコンテツリスト107のNo.1からコンテンツ再生時間をチェックし、放送時間がT以下の動画コンテンツを抽出する処理を行なう。ステップS501にて該当するコンテンツが抽出されたら(図中のコンテンツ有り)、ステップS502に進む。
ステップS500はステップS203にて算出した次駅到着までの所要時間tをコンテンツの再生可能時間Tとして初期設定する処理を行なう。
ステップS501では図3のコンテツリスト107のNo.1からコンテンツ再生時間をチェックし、放送時間がT以下の動画コンテンツを抽出する処理を行なう。ステップS501にて該当するコンテンツが抽出されたら(図中のコンテンツ有り)、ステップS502に進む。
ステップS502では抽出コンテンツが複数有るか否かを判定し、複数ではない(1つ)の場合には(図中のNo)、ステップS503にて抽出コンテンツを再生リスト401に追加する処理を行なう。一方ステップS502で複数ある場合には(図中のYes)、ステップS504にて各抽出コンテンツの放送回数をチェックし、再生回数が最も少ない動画コンテンツを選択し、再生リストに記録する。再生回数が同数のコンテンツが複数有る場合はコンテツリストNo.の小さいコンテンツを選択する。この場合、図3に示したようにニュースや次駅情報など、社会性や車内での広報性の大きいコンテンツに対して小さいコンテンツNo.を与えると、いっそう媒体としての価値を高めることができる。
ステップS505では選択されたコンテンツの再生時間をコンテンツリスト107から取得し、再生可能時間T(図中のT1)と差分をとり、結果を改めて再生可能時間T(図中のT2)とする。
その後、ステップS501からステップS505の処理を繰り返し、ステップS501において再生可能時間T以下の動画コンテンツが無くなった場合には(図中のコンテンツ無し)、ステップS506にて、再生可能時間Tに残り時間が有るか否かを判定し、残り時間がある場合には(図中のNo)、ステップS507にて最も再生回数が少ない静止画コンテンツを選択してフローを終了する。なお再生回数が同数のコンテンツが複数有る場合は、コンテツリストNo.の少ないコンテンツを選択する。残り時間がない場合には(ステップS506のYes)、そのままフローを終了する。
前記のフローを用いて図3のコンテンツリストから生成した再生リスト401が図4(a)である。このうち再生順序1〜3の動画コンテンツは図5のステップS504で、再生順序4の静止画コンテンツは図5のステップS507で選択されたものである。コンテンツ再生制御部110では図4(a)の順に各コンテンツを読み出して表示装置113へ出力する。図4(b)は再生リスト401の各コンテンツ再生時間と到着予定時刻(t)との関係を棒グラフによって示している。図示のように到着予定時刻(t)に収まるようコンテンツNo.2、1、3、5が順に再生される。ここで放送回数の少ないコンテンツを優先して選択したのは、乗客を飽きさせないためであり、また放送回数保証型の広告コンテンツに対応するためである。なお、再生リスト401のコンテンツNo.5 (e.jpg)のみが静止画であり、次駅に到着するまでの残り時間に再生できる動画コンテンツがない場合に使用される。この場合、コンテンツNo.2、1、3を放送した後の残り時間では図3のコンテンツNo.4は放送できないため、これを除外してNo.5の静止画を放送している。
前記実施例のコンテンツ再生リストは始発から終着までの全区間を一度に生成してもよい。この場合、各駅での停車時には発着時刻の誤差修正や、変更に基づき再生リスト再度生成する。
以上説明したように実施例1によれば、予め次駅までの運行時間を取得し、コンテンツ再生スケジュールを作成するので、駅到着の通知や運行に関する情報表示による中断なく、比較的長いコンテンツの車内配信が可能となり、乗客への娯楽の提供及び、視聴中の不快感を低減することができる。
図6および図7は本発明の実施例2の説明図である。
本発明の実施例2は、車両障害や他線との連絡等のために発生した遅延に応じて再生リストを再生成する場合の例である。
本発明の実施例2は、車両障害や他線との連絡等のために発生した遅延に応じて再生リストを再生成する場合の例である。
図6は本実施例の再生リスト生成処理部112の処理例を示すフローチャートであり、ここでは、駅間走行中に遅延通知を受けコンテンツの再生リストを更新する例を示す。なお、システム構成は実施例1の図1とする。また、図7(a)(b)は遅延発生時の再生リスト701と再生リストの時間関係であって、さきの実施例1の図4(a)(b)と同様の形式で示している。402は実施例1の図4(a)で示した再生リストの時間関係を示している。702は運行区間のダイヤ乱れによる遅延通知後に再度生成された再生リストの時間関係を示している。なお、ここでは斜め線の部分は再生リストを再度生成するまでに、既に再生済みであることを示している。
ステップS600はコンテンツを再生する処理であり、予め作成され、再生リスト保持部111に保持された再生リストを参照し、再生リストの再生順序に従ってコンテンツを再生する。本例では再生順序1番目のコンテンツ(b.wmv)の再生中とする。
ステップS601は再生完了を判定する処理であり、現在再生中のコンテンツ(b.wmv)の終了までの時間を再生リスト401から参照し、コンテンツの再生が完了している場合には(図中のYes)、次のステップS602へ遷移する。完了していない場合には(図中のNo)、ステップS600へ戻り再生を継続する。
ステップS601は再生完了を判定する処理であり、現在再生中のコンテンツ(b.wmv)の終了までの時間を再生リスト401から参照し、コンテンツの再生が完了している場合には(図中のYes)、次のステップS602へ遷移する。完了していない場合には(図中のNo)、ステップS600へ戻り再生を継続する。
ステップS602は再生リスト保持部111に保持された再生リスト401を参照し、次のコンテンツの有無を判定する処理であり、次のコンテンツ(ここではa.mpg)が有ると判定した場合には(図中のYes)、次のステップS603へ遷移する。次のコンテンツが無い場合には(図中のNo)、再生動作を終了する。
ステップS603は運行乱れ等の遅延発生の有無を判定するステップであり、列車運行管理システム101は運行乱れが発生すると(図7(b)の黒の矢印)、運行スケジュールを変更し、通信部102、104を介して列車へ送信する。列車では受信した運行スケジュールを運行情報記憶部114に記憶する。ステップS603では、運行情報記憶部114を参照し、遅延の発生有無を判定する。
遅延が発生した場合には(図中のYes)、次のステップS604へ遷移する。ここでは図7(b)で示すように、コンテンツ1(a.mpg)の再生中に運行乱れによる遅延が発生したとする。
遅延が発生した場合には(図中のYes)、次のステップS604へ遷移する。ここでは図7(b)で示すように、コンテンツ1(a.mpg)の再生中に運行乱れによる遅延が発生したとする。
ステップS604は運行乱れが発生している場合の処理であり、再生リスト生成処理部112にて次駅までの残り時間を対象に再生リストを再度生成し、再生リスト保持部111に更新して記録する。この時、再度生成する再生リスト701の開始番号を現在の順序番号であるNに1を加算した番号とする。図7(a)の例の場合、2+1で3を開始番号とする。なお、再生リストの生成方法としては実施例1の図5の説明と同様とする。この処理により遅延後の到着予定時刻(+Tb時間)に対応したコンテンツ再生が可能となる。
ステップS603で遅延が発生していない場合には(図中のNo)、ステップS605へ遷移する。このときは、これまでの再生リスト401をそのまま使用する。
ステップS603で遅延が発生していない場合には(図中のNo)、ステップS605へ遷移する。このときは、これまでの再生リスト401をそのまま使用する。
ステップS606は次のコンテンツ設定の処理であり、現在再生中のコンテンツの順序番号Nに1を加算した番号N+1を次のコンテンツの順序番号として設定する。図7の例の場合、再生順序番号3(=2+1)を設定し、ステップS600に戻って、次コンテンツ3(c.mp4)が再生され、運行遅延による再生リストの再生成処理をしても途切れなくコンテンツを再生可能となる。
なお図7(b)に示したように、再生リストが再度生成された時に、既に斜め線を付した部分だけコンテンツが再生済であれば、コンテンツ1を終わりまで再生した後に、新たな再生リスト701による再生を行なうと良い。
なお図7(b)に示したように、再生リストが再度生成された時に、既に斜め線を付した部分だけコンテンツが再生済であれば、コンテンツ1を終わりまで再生した後に、新たな再生リスト701による再生を行なうと良い。
以上説明したように実施例2によれば、車両障害や他線との連絡等のために発生した運行遅延に応じて再生リストを再度生成することで、運行が乱れた場合においても、走行中にコンテンツ再生が終了をすることを防止できる。これにより、コンテンツ再生の機会を増加させ車内表示装置の広告媒体としての価値を向上させると共に、視聴中の乗客に同一のコンテンツの繰り返しや、コンテンツの中断等の不快感を低減することが可能となる。
図8、図9a、図9bは本発明の実施例3の説明図である。
本発明の実施例3は、地上のコンテンツ配信サーバにて列車内表示装置に配信するコンテンツの再生リストを生成する場合の例である。
本発明の実施例3は、地上のコンテンツ配信サーバにて列車内表示装置に配信するコンテンツの再生リストを生成する場合の例である。
図8は本発明の列車内コンテンツ再生システムの構成例である。801は地上にてコンテンツの再生リストを生成し、またコンテンツを保持するコンテンツ配信サーバである。802はコンテンツ配信制御部であり、CPU等の演算装置やメモリなどの記憶装置を含む構成要素である。コンテンツ配信制御部802は図示のように通信部805、コンテンツ保持部807と接続され、列車内コンテンツ再生システムの地上側に設けられたコンテンツ配信サーバ801の制御を行なう。
コンテンツ配信制御部802が含む再生リスト生成処理部803は、本実施例の特徴の一つとなるコンテンツの再生リストの生成処理を行なうプログラムであり、次駅までの所要時間情報とコンテンツリスト809から再生リストを生成する。その特徴は後述する。805は前記コンテンツ配信サーバ801が各列車にコンテンツ情報を配信する通信部であり、通信部805としては通信部102、通信部105と同一もしくは同様の通信方式で構成される。806は通信部805に接続されたアンテナである。807は前記コンテンツ配信サーバ801のコンテンツ保持部であり、HDD、メモリ、メモリカード、デジタルテープなどの保存メディアを含んでいる。
808は広告、ニュース、天気予報、イベント情報や、次駅での降車方向、プラットフォーム見取り図、連絡する他社線図などのコンテンツである。コンテンツ808としては静止画や動画であり、データはテキスト、バイナリー、XML、動画ファイルフォーマットとしてH.261、H.262、H263、H.264、静止画像フォーマットとしてJPEG、JPEG2000などの形式で保持される。コンテンツリスト809はコンテンツ保持部807に保持されたコンテンツの再生時間や種別の情報が記録されたコンテンツリストであり、データはテキストやバイナリー、XMLなどの形式で記述される。109はコンテンツ保持部108に保持されたコンテンツリスト107を読み出すコンテンツ情報取得部である。
なお、図1と同一の構成要素については同番号を記す。
なお、図1と同一の構成要素については同番号を記す。
図9aは本発明の地上側コンテンツ再生制御部802の処理例を示すフローチャート、図9bは列車側のコンテンツ情報取得部109のフローチャートである。ここでは、駅停車時に次駅到着までの所要時間に合わせたコンテンツ再生順序の設定手順を例示する。
ステップS900は列車運行管理システム101から運行情報を取得する処理である。コンテンツ配信サーバ801のコンテンツ生成制御部802は無線もしくは有線通信を用いて最新の運行情報を列車運行管理システム101より取得する。
ステップS900は列車運行管理システム101から運行情報を取得する処理である。コンテンツ配信サーバ801のコンテンツ生成制御部802は無線もしくは有線通信を用いて最新の運行情報を列車運行管理システム101より取得する。
ステップS901は取得した運行情報から再生リスト生成に必要な対象列車の走行区間データを抽出する運行情報解析処理である。既に再生リスト設定済みの場合、地上から取得した運行情報の変更有無を判定する。変更がある場合にはステップS902へ遷移する。変更がない場合には、一定時間の待ち時間を挟んでステップS900に戻る。なお、再生リストがまだ設定されていない場合には、ステップS902へ遷移する。
ステップS902は次駅到着までの時間の算出処理である。再生リスト生成処理部803にて、抽出した走行区間の次駅到着時刻と現在時間とを比較することで次駅までの所要時間を算出する。
ステップS902は次駅到着までの時間の算出処理である。再生リスト生成処理部803にて、抽出した走行区間の次駅到着時刻と現在時間とを比較することで次駅までの所要時間を算出する。
ステップS903はコンテンツリストの取得及び再生リストの生成処理である。再生リスト生成処理部803はコンテンツ保持部807に保持されたコンテンツリスト809を取得し、算出した前記所要時間に収まるように、取得したコンテンツリスト809からコンテンツを選択し、コンテンツの再生リストを生成する。なお、コンテンツの選択方法については実施例1の図5におけるコンテンツの選択方法の説明と同様とする。
ステップS904は列車への再生リスト通知処理である。コンテンツ再生制御部802は、ステップS903にて生成した再生リストを通信部805より対象の列車に送信し通知する。
ステップS904は列車への再生リスト通知処理である。コンテンツ再生制御部802は、ステップS903にて生成した再生リストを通信部805より対象の列車に送信し通知する。
次に、図9bの列車側の処理は以下のようになる。
ステップS905は対象となる列車側での再生リスト受信処理である。コンテンツ再生制御部110では一定時間の待ち時間を挟んでコンテンツ配信サーバ801からの再生リスト通知の受信処理を繰り返す。再生リストの通知があれば、ステップS906へ遷移する。
ステップS906はコンテンツ配信サーバ801から通知された再生リストを、再生リスト保持部111へ保存する処理である。
ステップS905は対象となる列車側での再生リスト受信処理である。コンテンツ再生制御部110では一定時間の待ち時間を挟んでコンテンツ配信サーバ801からの再生リスト通知の受信処理を繰り返す。再生リストの通知があれば、ステップS906へ遷移する。
ステップS906はコンテンツ配信サーバ801から通知された再生リストを、再生リスト保持部111へ保存する処理である。
ステップS907は列車で保有するコンテンツを更新する保有コンテンツ差分更新処理である。コンテンツ情報取得部109は保持された前記再生リストとコンテンツリスト107を比較し、保有していないコンテンツを抽出する。次にコンテンツ再生制御部110はコンテンツ配信サーバ801へ、前記抽出した保有していないコンテンツを通知し、コンテンツ配信サーバ801より対象コンテンツを取得、コンテンツ保持部108へ保持する。
ステップS908はコンテンツリストの更新処理である。コンテンツ情報取得部109は前記取得したコンテンツの情報をコンテンツリスト107へ追加し、更新する。
本実施例のコンテンツ再生リスト生成のタイミングは列車の駅到着時及び、列車運行管理システム101にて運行異常発生を検知した場合でも良い。この場合、図9aにおけるステップS900の運行情報の取得は、運行情報の通知を受けてから行なわれる。
本実施例のコンテンツ再生リスト生成のタイミングは列車の駅到着時及び、列車運行管理システム101にて運行異常発生を検知した場合でも良い。この場合、図9aにおけるステップS900の運行情報の取得は、運行情報の通知を受けてから行なわれる。
本実施例では列車運行管理システム101、コンテンツ保持部807及びコンテンツ配信サーバ801はそれぞれ別事業者が保有しても良い。例えば列車運行管理システムは鉄道事業者が有し、コンテンツ配信サーバ及び、コンテンツ保持部はニュース会社などが有し、ニュースコンテンツを鉄道事業者に販売しても良い。
以上説明したように実施例3によれば、地上側から運行状況に応じたコンテンツ再生リストを提供するので、列車側では地上側から受信される再生リストに従ったコンテンツ再生を行なうだけの簡単な処理だけで本発明の効果を得ることができる。また、車両障害や他線との連絡等のために発生した運行遅延に応じて再生リストを再度生成することで、運行が乱れた場合においても、走行中にコンテンツ再生が終了をすることを防止できる。これにより、コンテンツの再生機会を増加させ広告媒体としての価値を向上させると共に、視聴中の乗客に同一のコンテンツの繰り返しや、コンテンツの中断等の不快感を低減することが可能となる。
なお本発明は、以上開示した実施例に限定されるものではない。このほかにも本発明の趣旨を変更しない範囲で変形をした実施例が考えられるが、いずれも本発明の範疇にある。
なお本発明は、以上開示した実施例に限定されるものではない。このほかにも本発明の趣旨を変更しない範囲で変形をした実施例が考えられるが、いずれも本発明の範疇にある。
101:列車運行管理システム、102:通信部、103:アンテナ、104:通信部、105:アンテナ、106:コンテンツ、107:コンテンツリスト、108:コンテンツ保持部、109:コンテンツ情報取得部、110:コンテンツ再生制御部、111:再生リスト保持部、112:再生リスト生成処理部、113:表示装置、114:運行情報保持部、401:再生リスト、801:コンテンツ配信サーバ、802:コンテンツ再生制御部、803:再生リスト生成処理部、805:通信部、806:アンテナ、807:コンテンツ保持部、808:コンテンツ、809:コンテンツリスト。
Claims (9)
- 列車内に備えられた表示部に映像コンテンツを表示するための、地上側装置と列車側装置を有するコンテンツ再生システムであって、
前記地上側装置は、
各駅の発着時間を含む運行情報を管理する列車運行管理システムと、
前記列車側システムとの間で情報を通信するための通信部を有し、
前記列車側装置は、
前記地上側装置の通信部と通信を行なう通信部と、
前記地上側装置から受信した前記運行情報を保持する運行情報保持部と、
前記映像コンテンツと前記列車側システムで保持する前記映像コンテンツの情報を管理するコンテンツリストを有するコンテンツ保持部と、
前記コンテンツリストから選択された前記映像コンテンツの再生順序を記した再生リストを有する再生リスト保持部と、
前記再生リストを生成する再生リスト生成処理部を有し前記再生リストの再生順序に従って前記映像コンテンツを再生するコンテンツ再生制御部と、
再生された前記映像コンテンツを表示するための表示部を備え、
前記再生リスト生成処理部は、前記運行情報から得られる次駅到着までの所要時間と前記映像コンテンツの再生時間に基づいて前記再生リストを生成し、該再生リストに基づき前記映像コンテンツを前記表示部に表示することを特徴とするコンテンツ再生システム。 - 請求項1に記載のコンテンツ再生システムにおいて、前記再生リスト生成処理部は、前記列車側装置を搭載した列車が駅間を走行中の場合であっても前記列車運行管理システムから運行情報を取得し、次駅到着までの所要時間に変更があった場合には、前記再生リストを再度生成して更新することを特徴とするコンテンツ再生システム。
- 請求項1に記載のコンテンツ再生システムにおいて、前記再生リスト生成処理部は、前記映像コンテンツとして動画像コンテンツを優先して選択し、該動画像コンテンツの再生時間の合計が次駅到着までの所要時間よりも短い場合には、静止画像コンテンツを選択することを特徴とするコンテンツ再生システム。
- 請求項1に記載のコンテンツ再生システムにおいて、前記再生リスト生成処理部は、前記映像コンテンツの再生順序を決定する際に、再生した回数が少ない映像コンテンツを優先して選択することを特徴とするコンテンツ再生システム。
- 列車内に備えられた表示部に映像コンテンツを表示するための、地上側装置と列車側装置を有するコンテンツ配信システムであって、
前記地上側装置は、
各駅の発着時間を含む運行情報を管理する列車運行管理システムと、
前記映像コンテンツと前記地上側装置で保持する前記映像コンテンツの情報を管理するコンテンツリストを有する第1のコンテンツ保持部と、
前記コンテンツリストから選択された前記映像コンテンツの再生順序を記した再生リストを生成し前記再生リストの再生順序に従って前記映像コンテンツを前記列車側装置へ配信するコンテンツ配信制御部と、
前記列車側装置との間で情報を通信するための通信部を有し、
前記列車側装置は、
前記地上側装置の通信部と通信を行なう通信部と、
前記地上側装置から受信した前記運行情報を保持する運行情報保持部と、
前記映像コンテンツと前記列車側システムで保持する前記映像コンテンツの情報を管理するコンテンツリストを有する第2のコンテンツ保持部と、
前記地上側装置の再生リスト生成処理部で生成された前記再生リストを保持する再生リスト保持部と、
前記再生リストを前記地上側装置から取得するコンテンツ情報取得部を有し前記再生リストの再生順序に従って前記コンテンツを再生するコンテンツ再生制御部と、
再生された前記コンテンツを表示するための表示部を備え、
前記再生リスト生成処理部は、前記運行情報から得られる次駅到着までの所要時間と前記映像コンテンツの再生時間に基づいて前記再生リストを生成し、前記コンテンツ再生制御部は、前記映像コンテンツを前記再生リストに基づき前記表示部に表示することを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 請求項5に記載のコンテンツ配信システムにおいて、前記列車側システムのコンテンツ再生制御部は、前記通信部を介して配信された前記第1のコンテンツ保持部のコンテンツリストと前記第2のコンテンツ保持部のコンテンツリストを比較し、第2のコンテンツ保持部が保持しない映像コンテンツが検出された場合には、前記通信部を介して前記映像コンテンツの配信を前記第1のコンテンツ保持部より受け、前記第2のコンテンツ保持部に保持することを特徴とするコンテンツ配信システム。
- 列車内に備えられた表示部に映像コンテンツを表示するための、地上側装置と列車側装置を有するコンテンツ再生システムの列車側装置であって、
前記地上側装置と通信を行なう通信部と、
前記地上側装置から受信した前記列車の運行情報を保持する運行情報保持部と、
前記映像コンテンツと前記列車側装置で保持する前記映像コンテンツの情報を管理するコンテンツリストを有するコンテンツ保持部と、
前記コンテンツリストから選択された前記映像コンテンツの再生順序を記した再生リストを有する再生リスト保持部と、
前記再生リストを生成する再生リスト生成処理部を有し前記再生リストの再生順序に従って前記映像コンテンツを再生するコンテンツ再生制御部と、
再生された前記映像コンテンツを表示するための表示部を備え、
前記再生リスト生成処理部は、前記運行情報から得られる次駅到着までの所要時間と選択されたコンテンツの再生時間に基づいて前記再生リストを生成し、該再生リストに基づき前記映像コンテンツを前記表示部に表示することを特徴とするコンテンツ再生システムの列車側装置。 - 列車内に備えられた表示部に映像コンテンツを表示するための、地上側装置と列車側装置を有するコンテンツ配信システムの列車側装置であって、
前記地上側装置の通信部と通信を行なう通信部と、
前記地上側装置から受信した前記列車の運行情報を保持する運行情報保持部と、
前記映像コンテンツと前記列車側システムで保持する前記映像コンテンツの情報を管理するコンテンツリストを有するコンテンツ保持部と、
前記地上側装置で生成された前記再生リストを保持する再生リスト保持部と、
前記再生リストを前記地上側装置から取得するコンテンツ情報取得部を有し前記再生リストの再生順序に従って前記映像コンテンツを再生するコンテンツ再生制御部と、
再生された前記映像コンテンツを表示するための表示部を備え、
前記コンテンツ再生制御部は、前記映像コンテンツを前記再生リストに基づき前記表示部に表示することを特徴とするコンテンツ配信システムの列車側装置。 - 列車内に備えられた表示部に映像コンテンツを表示するための、地上側装置と列車側装置を有するコンテンツ配信システムの地上側装置であって、
各駅の発着時間を含む運行情報を管理する列車運行管理システムと、
前記映像コンテンツと前記地上側装置で保持する前記映像コンテンツの情報を管理するコンテンツリストを有するコンテンツ保持部と、
前記コンテンツリストから選択された前記映像コンテンツの再生順序を記した再生リストを生成し前記再生リストの再生順序に従って前記映像コンテンツを前記列車側装置へ配信するコンテンツ配信制御部と、
前記列車側装置との間で情報を通信するための通信部
を有したことを特徴とするコンテンツ配信システムの地上側装置。
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JP2009102987A JP2010253979A (ja) | 2009-04-21 | 2009-04-21 | コンテンツ再生システム、コンテンツ配信システム、コンテンツ再生システムの列車側装置、コンテンツ配信システムの列車側装置、及びコンテンツ配信システムの地上側装置 |
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JP2009102987A JP2010253979A (ja) | 2009-04-21 | 2009-04-21 | コンテンツ再生システム、コンテンツ配信システム、コンテンツ再生システムの列車側装置、コンテンツ配信システムの列車側装置、及びコンテンツ配信システムの地上側装置 |
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JP4827999B1 (ja) * | 2011-03-04 | 2011-11-30 | 三菱電機株式会社 | 車内案内表示システムおよび車内案内表示方法 |
KR101190543B1 (ko) | 2012-02-29 | 2012-10-18 | 전상훈 | 열차의 멀티미디어 컨텐츠 제공 시스템 |
WO2012161544A2 (ko) * | 2011-05-26 | 2012-11-29 | 엘지전자 주식회사 | 컨텐츠 제공 및 재생 방법, 그를 이용한 컨텐츠 제공 장치 및 수신 장치 |
JP2013210713A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Jsol Corp | 対話型車内コンテンツ提供システム及びコンテンツ提供方法 |
-
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