JP2010252635A - 細胞処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】閉鎖系内においてTreg細胞をより確実に分離する。
【解決手段】可変容積の下部空間6を有する容器本体4と、該容器本体4の下部空間6の上方において、容器本体4内の空間を上下に区画する位置に配置されたフィルタ7と、容器本体4内のフィルタ7より上方の上部空間5に収容され、Treg細胞を吸着する吸着物質8と、容器本体4内に洗浄液を供給する洗浄液供給口12と、下部空間6から洗浄液を排出する洗浄液排出口13と、下部空間6からTreg細胞を含む細胞懸濁液を排出する細胞排出口14とを備え、フィルタ7が、吸着物質8の通過を制限し、細胞懸濁液の通過を許容する多数の透孔を有する細胞処理装置1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、細胞処理装置に関するものである。
従来、自己抗原あるいは外来抗原に対する有害な免疫反応を抑制する能力を有する細胞としてTreg細胞が知られている。このTreg細胞はその数が少ないため、組織から分離した後に治療に必要な細胞数まで体外で増殖を行う必要がある(例えば、特許文献1参照。)。
特表2008−513014号公報
しかしながら、従来の分離増殖方法では、単に抗体によってTreg細胞を捕獲することはできるもののこれを分離することは困難である。また、Treg細胞の分離、増殖は、塵埃やウィルス等の混入を防止するために外部に対して閉じた閉鎖系において行われることが望まれている。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、閉鎖系内においてTreg細胞をより確実に分離することができる細胞処理装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、可変容積の下部空間を有する容器本体と、該容器本体の前記下部空間の上方において、前記容器本体内の空間を上下に区画する位置に配置されたフィルタと、容器本体内の前記フィルタより上方の上部空間に収容され、Treg細胞を吸着する吸着物質と、前記容器本体内に洗浄液を供給する洗浄液供給口と、前記下部空間から前記洗浄液を排出する洗浄液排出口と、前記下部空間からTreg細胞を含む細胞懸濁液を排出する細胞排出口とを備え、前記フィルタが、吸着物質の通過を制限し、細胞懸濁液の通過を許容する多数の透孔を有する細胞処理装置を提供する。
本発明によれば、容器本体の上部空間にTreg細胞を含む細胞懸濁液を収容した状態で、下部空間の容積を比較的ゆっくりと膨張、収縮させて容積を変動させると、細胞懸濁液が上部空間内に収容されている吸着物質の周囲で流動させられる。これにより、細胞懸濁液内に含まれているTreg細胞が吸着物質によって吸着される。
この状態で、洗浄液供給口から洗浄液を供給し、下部空間に開口する洗浄液排出口から細胞懸濁液を含む洗浄液を排出することで、容器本体内には吸着物質に吸着された状態のTreg細胞を残し、細胞懸濁液の他の部分を排出することができる。そして、洗浄液供給口から再度洗浄液を容器本体内に供給し、今度は、下部空間を比較的急速に膨張、収縮させて容積を変動させる。
これにより、吸着物質の周囲に流動する洗浄液の流速が高められ、吸着物質に吸着されているTreg細胞が、洗浄液の流動によるせん断力によって、吸着物質から剥離され、洗浄液内にTreg細胞のみを含む細胞懸濁液が生成される。そして、下部空間に開口する細胞排出口から細胞懸濁液を排出することにより、Treg細胞のみを分離回収することができる。
上記発明においては、前記吸着物質が、CD4CD25抗体を結合したビーズであることとしてもよい。
このようにすることで、細胞懸濁液内に含まれるTreg細胞をCD4CD25抗体を結合したビーズからなる吸着物質に選択的に吸着させることができ、純度の高いTreg細胞を分離することができる。
また、上記発明においては、前記下部空間の容積を膨張または収縮させる駆動手段を備えていてもよい。
このようにすることで、駆動手段の作動により下部空間の容積を変動させて、吸着物質へのTreg細胞の吸着および吸着物質からのTreg細胞の剥離を行うことができる。
また、上記発明においては、前記細胞排出口に接続された培養容器本体と、該培養容器本体内に収容されたCD3CD28抗体を結合した部材とを備えていてもよい。
このようにすることで、細胞懸濁液から分離された純度の高いTreg細胞を含む細胞懸濁液を培養容器本体内に導入すると、培養容器本体内に収容されている部材に結合されているCD3CD28抗体の作用によって、培養容器本体内に収容されたままの閉鎖系においてTreg細胞の増殖が促進され、所望の細胞数まで簡易に増殖させることができる。
本発明によれば、閉鎖系内においてTreg細胞をより確実に分離することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る細胞処理装置を示す模式図である。 図1の細胞処理装置による処理の前準備段階を説明する図である。 図1の細胞処理装置における細胞懸濁液の供給工程を示す図である。 図3の状態からの細胞の吸着工程を示す図である。 図4と同様に細胞懸濁液を吸着ビーズの周囲に流動させる工程を示す図である。 図5とは逆方向に細胞懸濁液を流動させる工程を示す図である。 図6の後の容器本体内への洗浄液の供給工程を示す図である。 図7の後の容器本体内の洗浄工程を示す図である。 図5とは逆方向に洗浄液を流動させる工程を示す図である。 図9により洗浄されることによって、吸着ビーズから剥離されたTreg細胞の回収工程を示す図である。
本発明の一実施形態に係る細胞処理装置1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る細胞処理装置1は、図1に示されるように、細胞分離部2と、細胞培養部3とを備えている。
細胞分離部2は、脂肪組織内に含まれる単核球細胞を分離して得られた細胞懸濁液Aから、Treg細胞のみを分離抽出するもので、容器本体4と、該容器本体4を上部空間5と下部空間6とに区画する位置に配置されたフィルタ7と、上部空間5に収容された吸着ビーズ8とを備えている。
上部空間5に収容されている吸着ビーズ8は、細胞よりも十分に大きな粒径を有し、その表面に、CD4CD25抗体が結合されている。これにより、吸着ビーズ8には、その周囲を流動させられる単核球細胞の内、Treg細胞のみが選択的に吸着されるようになっている。
下部空間6を構成する容器本体4の部分は、上下方向に伸縮可能な蛇腹9により構成されている。そして、容器本体4の下部には、該容器本体4の下部空間6を構成している蛇腹9を上下方向に伸縮させるように駆動するピストン等の直動機構(駆動手段)10が備えられている。
フィルタ7は、上部空間5に収容されている吸着ビーズ8の外径寸法よりも小さく、細胞懸濁液の自由な通過を許容する程度の口径の多数の透孔(図示略)を有している。これにより、下部空間6の拡大、縮小により、細胞懸濁液が容器本体4内において流動させられても、吸着ビーズ8が上部空間5内に保持されるようになっている。
また、容器本体4の上部空間5には、単核球細胞を含む細胞懸濁液の懸濁液供給口11と、洗浄液を供給する洗浄液供給口12とが開口している。
容器本体4の下部空間6には、容器本体4内を洗浄した後の洗浄液の廃液を排出する洗浄液排出口13と、Treg細胞のみを含む細胞懸濁液を排出するための懸濁液排出口14とが開口している。
細胞培養部3は、細胞分離部2と同様の構造を有し、フィルタ15によって上部空間16と下部空間17とに区画された培養容器本体18と、上部空間16内に収容されたCD3CD28抗体を表面に結合したビーズ19とを備えている。下部空間17は上下方向に伸縮可能な蛇腹20により構成されている。また、培養容器本体18の下部には、該培養容器本体18の下部空間17を構成している蛇腹20を上下方向に伸縮させるように駆動するピストン等の直動機構(駆動手段)21が備えられている。
フィルタ15は、上部空間16に収容されているビーズ19の外径寸法よりも小さく、細胞懸濁液の自由な通過を許容する程度の口径の多数の透孔(図示略)を有している。これにより、下部空間17の拡大、縮小により、細胞懸濁液が培養容器本体18内において流動させられても、ビーズ19が上部空間16内に保持されるようになっている。
培養容器本体18の上部空間16には、細胞分離部2において分離されたTreg細胞を含む細胞懸濁液の懸濁液供給口22と、培養液を供給する培養液供給口23とが開口している。
培養容器本体18の下部空間17には、使用後の培養液の廃液を排出する培養液排出口24と、Treg細胞のみを含む細胞懸濁液を排出するための懸濁液排出口25とが開口している。培養液排出口24には、培養液の通過を許容しTreg細胞の通過を禁止するフィルタ26が配置されている。
各供給口11,12,22,23および排出口13,14,24,25には、これらを開閉するバルブ27〜33が設けられている。また、洗浄液排出口13および培養液排出口24にはバルブ30,33を介して廃液容器34,35がそれぞれ接続されている。また、図中、符号36,37は、容器本体4および培養容器本体18内への塵埃の流入を防止しつつ換気を可能とするフィルタである。
このように構成された本実施形態に係る細胞処理装置1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る細胞処理装置1を用いて脂肪組織から分離された単核球細胞から所望の細胞数のTreg細胞を回収するには、まず、図2に示されるように、直動機構10を作動させて容器本体4の下部空間6を膨張させておく。この時点で、全てのバルブ27〜30は閉鎖しておく。以下、図中黒塗りのバルブは閉止状態、白抜きのバルブは開放状態をそれぞれ示している。
次いで、脂肪組織を消化酵素液で分解して得られた脂肪由来細胞内の単核球細胞を公知のフィルタによって分離して得られた細胞懸濁液を、図3に示されるように、バルブ27を開くことにより懸濁液供給口11から容器本体4内に供給する。
容器本体4内への細胞懸濁液の供給量は、下部空間6を最も収縮させた状態における容器本体4の内容積よりも少ない量に設定されている。
この状態で、図4に示されるように、直動機構10を比較的ゆっくりと作動させて下部空間6を収縮させると下部空間6内に収容されていた細胞懸濁液Aがフィルタ7を介して上部空間5内に流入し、上部空間5に収容されている吸着ビーズ8の周辺を流動させられる。
吸着ビーズ8の表面には、CD4CD25抗体が結合されているので、その周囲を流動させられる細胞懸濁液Aとの接触の機会が増大させられて、細胞懸濁液A内に含まれているTreg細胞が選択的に吸着される。この場合に、図5に示されるように、直動機構10の往復動作によって、下部空間6の膨張、収縮を繰り返すことにより、細胞懸濁液A内に含まれているTreg細胞が漏れなく吸着ビーズ8に吸着される。
そして、所定回数あるいは所定の時間にわたる直動機構の往復動作の終了後に、図6に示されるように、洗浄液供給口12のバルブ28を開いて洗浄液を容器本体4内に供給する一方で、洗浄液排出口13のバルブ30を開いて細胞懸濁液A’を排出する。このとき排出される細胞懸濁液A’内には最初の細胞懸濁液AからTreg細胞が取り除かれた他の細胞や組織が含まれているので、これらが、廃液として洗浄液排出口13から排出されることにより、容器本体4内には、吸着ビーズ8に吸着された状態のTreg細胞のみが残される。必要により、洗浄液の供給、下部空間6の膨張、収縮による容器本体4内の洗浄および洗浄液の排出を複数回繰り返すことにより、容器本体4内に残るTreg細胞の純度を向上することができる。
細胞懸濁液A’が排出された時点で、図7に示されるように、洗浄液排出口13のバルブ30を閉止し、洗浄液供給口12のバルブ28を開いて再度洗浄液を供給する。そして、図8に示されるように、直動機構10を作動させて、下部空間6の膨張、収縮を行う。このとき、上述した洗浄工程における直動機構10の動作速度よりも十分に速い動作速度で往復動作を行う。これにより、吸着ビーズ8の周囲における洗浄液の流速を高めて、吸着ビーズ8に吸着されているTreg細胞を剥離させることができる。
そして、図9に示されるように、下部空間6を最大限に膨張させて、容器本体4内のTreg細胞を含む洗浄液からなる細胞懸濁液の多くを下部空間6に収容した状態で、図10に示されるように、バルブ29を開いて細胞懸濁液を容器本体4から排出し、後段に配置されている細胞培養部3の培養容器本体18内に供給する。
次いで、細胞培養部3においては、直動機構21を比較的ゆっくりした速度で往復動作させて、下部空間17を膨張、収縮させる。これにより、Treg細胞を含む細胞懸濁液がCD3CD28抗体が結合されているビーズ19の周囲において流動させられて、Treg細胞がCD3CD28抗体によって刺激され、増殖が促進される。
バルブ31を開いて培養液供給口23から培養液を供給し、培養液排出口24からバルブ33を介して廃液容器35内に廃液となった使用済みの培養液を排出する。これにより、Treg細胞は、ビーズ19の周囲を流動させられる間に、所望の細胞数まで増殖させられる。
この状態で、バルブ32を開いて懸濁液排出口25から、十分な細胞数のTreg細胞を含む細胞懸濁液を外部に回収することができる。
このように、本実施形態に係る細胞処理装置1によれば、直動機構10の作動により容器本体4の下部空間6の容積を増加、減少させるだけで、吸着ビーズ8にTreg細胞を吸着させ、さらに速い速度で下部空間6の容積を増加、減少させるだけで、吸着ビーズ8に吸着されたTreg細胞を剥離させることができる。したがって、閉鎖された空間内においてTreg細胞のみを選択的に抽出することができ、純度の高いTreg細胞を得ることができる。
さらに、本実施形態に係る細胞処理装置1によれば、直動機構21の作動により培養容器本体18の下部空間17の容積を増加、減少させるだけで、Treg細胞を刺激して増殖促進を図ることができる。したがって、閉鎖された空間内においてTreg細胞を所望の細胞数まで増殖させることができ、治療に必要十分な細胞数のTreg細胞を得ることができる。
なお、本実施形態においては、脂肪組織から単離された単核球細胞を含む細胞懸濁液AからTreg細胞を分離、増殖させる場合について説明したが、細胞ソースはこれに限定されるものではなく、血液、骨髄あるいは臍帯血から単離された単核球細胞を含む細胞懸濁液Aを用いることにしてもよい。
また、CD4CD25抗体およびCD3CD28抗体をビーズ8,19の表面に結合することとしたが、これに代えて、他の任意の部材に結合することとしてもよい。表面積を大きくすることができ、かつその表面にむらなく抗体を結合することができる点でビーズ8,19が好ましいが、多孔質体の外表面および気孔内表面に結合することにしてもよい。
また、容器本体4および培養容器本体18の下部空間6,17を蛇腹9,20によって容積可変に構成したが、これに代えて、容積固定の空間にシリンジ(図示略)を接続してピストンの往復移動によって容積をシリンダ内の空間を含めて容積可変に構成してもよい。
1 細胞処理装置
4 容器本体
5 上部空間
6 下部空間
7 フィルタ
8 吸着ビーズ(吸着物質)
10 ピストン(駆動手段)
12 洗浄液供給口
13 洗浄液排出口
14 細胞排出口
18 培養容器本体
19 ビーズ(部材)
25 細胞排出口

Claims (4)

  1. 可変容積の下部空間を有する容器本体と、
    該容器本体の前記下部空間の上方において、前記容器本体内の空間を上下に区画する位置に配置されたフィルタと、
    容器本体内の前記フィルタより上方の上部空間に収容され、Treg細胞を吸着する吸着物質と、
    前記容器本体内に洗浄液を供給する洗浄液供給口と、
    前記下部空間から前記洗浄液を排出する洗浄液排出口と、
    前記下部空間からTreg細胞を含む細胞懸濁液を排出する細胞排出口とを備え、
    前記フィルタが、吸着物質の通過を制限し、細胞懸濁液の通過を許容する多数の透孔を有する細胞処理装置。
  2. 前記吸着物質が、CD4CD25抗体を結合したビーズである請求項1に記載の細胞処理装置。
  3. 前記下部空間の容積を膨張または収縮させる駆動手段を備える請求項1に記載の細胞処理装置。
  4. 前記細胞排出口に接続された培養容器本体と、
    該培養容器本体内に収容されたCD3CD28抗体を結合した部材とを備える請求項1に記載の細胞処理装置。
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